B 8941:2012
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 分類······························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 1
B 8941:2012
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本産業
機械工業会(JSIM)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS B 8941:1999は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 8941:2012
立体自動倉庫システム−用語
Automated storage and retrieval system-Vocabulary
序文
この規格は,1991年に制定され,その後2回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1999年に
行われたが,今回,その後のJIS B 8942及びJIS B 8943の改正に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1
適用範囲
この規格は,スタッカクレーン,入出庫ステーション及びラックで構成する立体自動倉庫システムに関
する用語及び定義について規定する。
2
分類
用語は,次のとおり五つに分類する。
a) 全般
b) スタッカクレーン
c) ラック
d) 制御
e) 運用
3
用語及び定義
主な用語及びその定義は,次による。
なお,参考として対応英語を示す。
注記 定義の文章の中で用語の後の丸括弧の数字は,この規格における用語の番号を示す。
a) 全般
1) 用途に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
1001
原材料立体自動倉
庫
製造に用いる原料又は材料を一時保管する立体自動倉庫。
AS/RS for raw
materials
1002
部品立体自動倉庫
加工・組立の工程内で部品を一時保管する立体自動倉庫。
AS/RS for parts
1003
工程間立体自動倉
庫
工程間の需給調整のために,未完成品を一時保管する立体自動倉
庫。
AS/RS in process
1004
製品立体自動倉庫
完成した品物を出荷までの間一時保管する立体自動倉庫。
AS/RS for
products
2
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
1005
流通立体自動倉庫
営業目的の流通過程での保管又は仕分発送を目的とする立体自動
倉庫。
AS/RS in
warehouse
2) 倉庫のレイアウトに関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
1101
入出庫ステーショ
ン
荷を外部からラック(3001)に入出庫するため,スタッカクレー
ン(2001)が荷の受渡しを行う場所。
storage and
retrieval station
1102
入庫ステーション
入庫に使用される入出庫ステーション(1101)。
storage station
1103
出庫ステーション
出庫に使用される入出庫ステーション(1101)。
retrieval station
1104
入出庫台
入出庫ステーション(1101)としての荷受台。
stand type storage
and retrieval
station
1105
片側入出庫方式
スタッカクレーン通路の端部片側に入出庫ステーション(1101)
を設ける方式[図1 a) 参照]。
stations at one side
position type
1106
両側入出庫方式
スタッカクレーン通路の端部両側に入出庫ステーション(1101)
を設ける方式[図1 b) 参照]。
stations at both
side positions
type
1107
中間入出庫方式
スタッカクレーン通路の中間に入出庫ステーション(1101)を設
ける方式[図1 c) 参照]。
stations at middle
position type
1108
同一階入出庫方式
全ての入出庫ステーション(1101)を同一階に設ける方式[図1 d)
参照]。
stations at
single-level type
1109
複数階入出庫方式
入出庫ステーション(1101)を複数階に設ける方式[図1 e) 参照]。 stations at
multi-level type
1110
直線レール方式
走行レール(2107)を直線だけで構成する方式。
straight traveling
rail type
1111
Uターンレール方
式
平行状態に敷設した走行レール(2107)の端部が円弧状に結合す
る方式[図1 f) 参照]。
U-turn traveling
rail type
1112
トラバース方式
平行状態に敷設した走行レール(2107)の端部がスタッカクレー
ン用トラバーサ(2129)で結合する方式[図1 g) 参照]。
aisle transfer type
3) 格納方式に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
1201
シングルストレー
ジ方式
奥行き(1313)方向に一つの荷を格納する方式。
single-depth
storage type
1202
ダブルストレージ
方式
奥行き(1313)方向に二つの荷を格納する方式。
double-depth
storage type
1203
マルチストレージ
方式
奥行き(1313)方向に多数の荷を格納する方式。
multi-depth
storage type
4) 性能に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
1301
最大荷重
立体自動倉庫システムで取り扱う荷の最大質量(パレット質量を
含む。)によって生じる力。
maximum load
1302
平均荷重
立体自動倉庫システムで実際に保管する格納位置(1307)ごとの
荷の質量(パレット質量を含む。)を保管数の比率で加重平均した
質量によって生じる力。
average load
1303
地震荷重
地震によって生じる水平方向の力。
seismic load
3
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
1304
熱荷重
温度変化に伴う部材の伸縮が妨げられることによって生じる力。
thermal load
1305
風荷重
風を受けることによって生じる力。
wind load
1306
立体自動倉庫シス
テム処理能力
立体自動倉庫システムを構成する要素の総合的な能力で,各機器
の処理時間・応答時間・人の作業時間・運用方法など全てを考慮
した単位時間当たりの処理能力。
system throughput
1307
格納位置
ラック(3001)において荷を格納するための単位空間。位置は,
列(1308),奥行き(1313),連(1309),走行番地(1312)及び段
(1310)の組合せで表現する。
location
1308
列
スタッカクレーン(2001)の走行方向と直角な方向におけるラッ
ク(3001)の数え方の単位(図2参照)。
lane
1309
連
スタッカクレーン(2001)の走行方向と平行な方向における一対
の支柱枠(3401)の数え方の単位(図3参照)。
bay
1310
段
高さ方向における荷受材(3406)の数え方の単位(図4参照)。
level
1311
間口
スタッカクレーン(2001)の走行方向と平行な方向における一対
の支柱枠(3401)と高さ方向における荷受材(3406)とで囲まれ
た領域(図5参照)。
cell
1312
走行番地
スタッカクレーン(2001)の走行方向と平行な方向における格納
位置(1307)に対する停止位置の識別(図6参照)。
address of
traveling
1313
奥行き
スタッカクレーン(2001)の走行方向と直角な方向における格納
位置の数え方の単位(図7参照)。
depth
1314
格納数
ラック(3001)内の格納位置の数。
storage capacity
1315
格納率
格納した荷の数を格納数(1314)で除した値。立体自動倉庫シス
テム処理能力(1306)で使用する。
storage efficiency
5) 安全に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
1401
侵入防止柵
人を危険区域[設備の稼動範囲(1407)など]から隔離するため
に設置する柵。
perimeter
enclosure
1402
進入
正規の手順で機械の稼動範囲(1407)に入る行為。
entering
1403
侵入
正規の手順に従わずに,機械の稼動範囲(1407)に入る行為。
break-in
1404
進入扉
侵入防止柵(1401)に設けられた進入及び退出用の扉。
access door
1405
避難扉
避難用で,常用しない退出用扉。
escape door
1406
可動範囲
実際に設備及び/又は装置が動作可能な範囲。
movable area of
machine
1407
稼動範囲
自動運転中の設備のために侵入防止柵(1401)及び/又はインタ
ロック機能で隔離されている範囲。
automatic working
area of machine
b) スタッカクレーン
1) 種類に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
2001
スタッカクレーン
荷を格納位置(1307)及び入出庫ステーション(1101)間で,搬
送するクレーンの総称。
S/R machine
2002
人荷昇降式スタッ
カクレーン
運転室(2109)が荷台(2106)とともに昇降するスタッカクレー
ン(2001)(図8参照)。
S/R machine with
onboard control
booth on the
carriage
4
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
2003
荷昇降式スタッカ
クレーン
荷専用の荷台(2106)が昇降するスタッカクレーン(2001)(図9
参照)。昇降式点検室(2110)をもつものを含む(図10参照)。
S/R machine
without onboard
control booth on
the carriage
2004
懸垂形スタッカク
レーン
上部に配置した走行レール(2107)から懸垂して走行するタイプ
のスタッカクレーン(2001)(図11参照)。
S/R machine
suspended
traveling rail
2005
床上形スタッカク
レーン
下部に配置した走行レール(2107)上を走行するタイプのスタッ
カクレーン(2001)(図12参照)。
S/R machine on
traveling rail
2006
ピッキング式スタ
ッカクレーン
格納位置(1307)に対し,荷台(2106)上の運転室に搭乗した人
の人力で直接荷の出入れを行うタイプのスタッカクレーン
(2001)。
manual picking
load type S/R
machine
2007
フォーク移載式ス
タッカクレーン
フォーク装置(2112)によって荷の移載を行うタイプのスタッカ
クレーン(2001)(図13参照)。
shuttle fork
transfer type S/R
machine
2008
台車移載式スタッ
カクレーン
台車が移動することによって,荷の移載を行うタイプのスタッカ
クレーン(2001)(図14参照)。
vehicle transfer
type S/R
machine
2009
コンベヤ移載式ス
タッカクレーン
コンベヤによって移載を行うタイプのスタッカクレーン(2001)
(図15参照)。
conveyor transfer
type S/R
machine
2010
シングルリーチ式
スタッカクレー
ン
フォーク装置(2112)のストロークが片側1種類のスタッカクレ
ーン(2001)(図16参照)。
single-reach type
S/R machine
2011
ダブルリーチ式ス
タッカクレーン
フォーク装置(2112)のストロークが片側2種類のスタッカクレ
ーン(2001)(図17参照)。
double-reach type
S/R machine
2012
シングルフォーク
式スタッカクレ
ーン
1台のフォーク装置(2112)を備えたスタッカクレーン(2001)。
single shuttle fork
unit type S/R
machine
2013
マルチフォーク式
スタッカクレー
ン
複数台のフォーク装置(2112)を備え複数の荷を別々に入出庫す
ることができるスタッカクレーン(2001)。
multi shuttle fork
unit type S/R
machine
2014
直線レール用スタ
ッカクレーン
直線の走行レール(2107)を走行するタイプのスタッカクレーン
(2001)(図18参照)。
straight traveling
rail type S/R
machine
2015
曲線レール用スタ
ッカクレーン
直線及び曲線の走行レール(2107)を走行するタイプのスタッカ
クレーン(2001)(図19参照)。
curved traveling
rail type S/R
machine
2016
トラバース方式用
スタッカクレー
ン
スタッカクレーン用トラバーサ(2129)上の走行レール(2107)
に乗り込むタイプのスタッカクレーン(2001)(図20参照)。
S/R machine for
transfer device
2017
シングルマスト式
スタッカクレー
ン
主枠(2101)を構成するマスト(2103)が1本のスタッカクレー
ン(2001)(図21参照)。
single mast type
S/R machine
2018
ダブルマスト式ス
タッカクレーン
主枠(2101)を構成するマスト(2103)が2本のスタッカクレー
ン(2001)(図22参照)。
double mast type
S/R machine
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2) 構造に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
2101
主枠
上部フレーム(2102),マスト(2103),下部フレーム(2104)か
ら構成するスタッカクレーン(2001)の構造体。
main frame
2102
上部フレーム
スタッカクレーン(2001)の上部を構成するフレーム(図23参照)。
懸垂形スタッカクレーン(2004)の場合,走行装置(2114)が取
り付く。
upper frame
2103
マスト
上部フレーム(2102)と下部フレーム(2104)とを接続する垂直
部材(図23参照)。
mast
2104
下部フレーム
スタッカクレーン(2001)の下部を構成するフレーム(図23参照)。
床上形スタッカクレーン(2005)の場合,走行装置(2114)が取
り付く。
lower frame
2105
荷台ガイドレール
荷台(2106)の昇降(2302)を安定させるためにマストに沿って
設けるレール。マスト(2103)そのものを荷台ガイドレールとし
て使用するものもある(図23参照)。
guide rail for
carriage
2106
荷台
荷台ガイドレール(2105)又はマスト(2103)に沿って昇降(2302)
する荷を搭載するためのフレーム(図23参照)。
carriage
2107
走行レール
スタッカクレーン(2001)の走行(2301)を案内及びスタッカク
レーン(2001)の質量によって生じる力を支えるためのレール(図
23参照)。
traveling rail
2108
走行ガイドレール
スタッカクレーン(2001)の走行(2301)を案内及びスタッカク
レーンの直立を支持するためのレール(図23参照)。
traveling guide rail
2109
運転室
スタッカクレーン(2001)に設置される搭乗運転用の部屋。荷台
(2106)とともに昇降(2302)する荷台上運転室(図8参照)と
下部フレーム(2104)に固定され,昇降(2302)しない固定運転
室とがある。
onboard control
booth
2110
昇降式点検室
スタッカクレーン(2001)の荷台(2106)とは別系統の昇降装置
(2113)を備えた保守・点検用の部屋(図10参照)。スタッカク
レーンの手動操作機能をもつものを含む。
lift booth for
maintenance
2111
移載装置
荷を搭載し,荷台(2106)と格納位置(1307)などとの間で荷を
移載する装置(図23参照)。代表例として,フォーク装置(2112)
がある。
load transfer
device
2112
フォーク装置
移載装置(2111)の一種で,荷の下面を支持し,荷台(2106)と格
納位置(1307)などとの間で荷を移載する装置(図23参照)。
shuttle fork unit
2113
昇降装置
荷台(2106)又は昇降式点検室(2110)を昇降(2302)させる装
置(図23参照)。
hoist unit
2114
走行装置
スタッカクレーン(2001)本体を走行(2301)させるための装置
(図23参照)。
travel unit
2115
落下防止機能
昇降用ワイヤロープ又はチェーンが切断した場合に,荷台(2106)
又は昇降式点検室(2110)の落下を自動的に制動する機能。
fall detection
function
2116
荷姿異常検知機能
運転中に荷姿異常(4306)を検知した場合に,荷の落下を防止す
るために移載装置(2111)の動作を停止する機能。
incorrect load
dimensions
detection
function
2117
荷位置異常検知機
能
運転中の荷位置異常(4304)を検知した場合に,荷の落下を防止
するために走行(2301)及び昇降(2302)の動作を禁止する機能。
incorrect load
placement
detection
function
2118
オーバラン防止機
能
オーバラン(4301)を検知した場合に,動作を停止する機能。
overrun detection
function
6
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
2119
二重格納防止機能
二重格納(4302)を検知した場合に,荷の落下を防止するために
移載装置(2111)の動作を禁止する機能。
double storage
detection
function
2120
フェースガード
搭乗者とラック(3001),設備又は荷の接触を防止するために設け
る保護枠。
face guard
2121
ヘッドガード
落下物から搭乗者を守るために頭上に設ける保護枠。
overhead guard
2122
緩衝装置
スタッカクレーン(2001)の走行方向の運動エネルギーを吸収す
る装置。
buffer
2123
走行強制減速機能
走行レール(2107)の終端においてスタッカクレーン(2001)の
走行速度を一定値以下にする機能。
forced decelerating
function for
traveling
2124
昇降強制減速機能
荷台ガイドレール(2105)の終端においてスタッカクレーン(2001)
の荷台(2106)及び昇降式点検室(2110)の昇降速度を一定値以
下にする機能。
forced decelerating
function for
hoisting
2125
走行終端限強制停
止機能
走行終端限(4201)において,スタッカクレーン(2001)の走行
装置(2114)の動力を遮断し,急制動する機能。
forced shut-down
function for
traveling
2126
昇降終端限強制停
止機能
昇降終端限(4202)において,荷台(2106)及び昇降式点検室(2110)
の昇降装置(2113)の動力を遮断し,急制動する機能。
forced shut-down
function for
hoisting
2127
緩み検知機能
昇降装置(2113)において,ワイヤロープ又はつりチェーンの緩
みを検知する機能。
slack condition
detection
function
2128
超過速度検知機能
指定速度を超過している状態を検知する機能。
over speed
detection
function
2129
スタッカクレーン
用トラバーサ
スタッカクレーン(2001)を搭載して,スタッカクレーン通路間
を移動する装置。
transfer device
3) 寸法に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
2201
スタッカクレーン
全高
床上形スタッカクレーン(2005)の場合は,走行レール(2107)
設置面からラックの上部はり(3408)の下面までの寸法(図24参
照)。
懸垂形スタッカクレーン(2004)の場合は,上部に配置した走行
レール(2107)上面からスタッカクレーン最下部までの寸法。
overall height of
S/R machine
2202
スタッカクレーン
全長
スタッカクレーン(2001)の走行方向の機体最大突出物間寸法(図
24参照)。
overall length of
S/R machine
2203
スタッカクレーン
全幅
スタッカクレーン(2001)の走行方向に直角方向の機体最大突出
物間寸法(図24参照)。
overall width of
S/R machine
2204
スタッカクレーン
ホイールベース
スタッカクレーン(2001)の走行車輪間中心寸法(図24参照)。
wheel base
2205
走行レール高さ
レール設置面から走行レール(2107)の上面までの寸法(図24参
照)。
height of traveling
rail
2206
スタッカクレーン
揚程
フォーク移載式スタッカクレーン(2007)の場合は,フォーク上
面の上下方向の通常行程(図24参照)。
コンベヤ移載式スタッカクレーン(2009)の場合は,コンベヤ上
面の上下方向の通常行程。
hoisting range
7
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
2207
フォーク下限寸法
フォーク移載式スタッカクレーン(2007)におけるスタッカクレ
ーン揚程(2206)の下限におけるフォーク上面からラック設置面
までの寸法(図24参照)。
lower limit
position of
hoisting
2208
フォーク上限寸法
フォーク移載式スタッカクレーン(2007)におけるスタッカクレ
ーン揚程(2206)の上限におけるフォーク上面からラック上部は
り(3408)の下面までの寸法(図24参照)。
upper limit
position of
hoisting
2209
フォークストロー
ク
フォーク移載式スタッカクレーン(2007)におけるフォーク行程
の長さ(図24参照)。
forking stroke
2210
スタッカクレーン
前方長さ
移載装置(2111)中心からスタッカクレーン(2001)の走行方向前
方の機体最大突出物までの寸法(図24参照)。
frontward length of
S/R machine
2211
スタッカクレーン
後方長さ
移載装置(2111)中心からスタッカクレーン(2001)の走行方向後
方の機体最大突出物までの寸法(図24参照)。
backward length of
S/R machine
4) 動作に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
2301
走行
スタッカクレーン(2001)が水平に移動する動作。
traveling
2302
昇降
荷台(2106)又は昇降式点検室(2110)の上下する動作。
hoisting
2303
フォーキング
荷をフォーク装置(2112)で移載する動作。
forking
2304
入庫動作
入庫ステーション(1102)から荷を荷受し,格納位置(1307)に
格納するまでの一連の動作。
storage motion
2305
出庫動作
格納位置(1307)から荷を荷受し,出庫ステーション(1103)に
払い出すまでの一連の動作。
retrieval motion
5) 性能に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
2401
つり上げ荷重
スタッカクレーン(2001)の構造及び材料に応じて昇降装置が負
荷できる最大の質量によって生じる力。
maximum hoisting
medium load
2402
定格荷重
スタッカクレーン(2001)の搬送可能な質量によって生じる力。
クレーン用語であり,通常は,最大荷重(1301)と等しい。
rated load
2403
垂直動荷重
定格荷重(2402)に荷台(2106)の質量及びつりチェーンの質量
又はスタッカクレーン(2001)の揚程が50 m以上の場合のワイヤ
ロープの質量を加えた質量によって生じる力。
vertical dynamic
load
2404
垂直静荷重
スタッカクレーン(2001)を構成する部分のうち,垂直動荷重
(2403)に含まれない部分の質量によって生じる力。
vertical static load
2405
水平動荷重
スタッカクレーン(2001)又はスタッカクレーン用トラバーサ
(2129)の走行に伴う慣性力,及び車輪の側方力によって生じる
力。
horizontal dynamic
load
2406
衝突荷重
スタッカクレーン(2001)が緩衝装置(2122)に衝突したときに
生じる力。
collision load
2407
車輪荷重
車輪に加わる垂直方向の力。
wheel load
2408
定格速度
定格荷重(2402)における各動作の最高速度。
rated speed
2409
停止精度
スタッカクレーン(2001)の走行(2301),昇降(2302)及びフォ
ーキング(2303)において,定められた停止位置に対するずれの
大きさ。
stopping accuracy
2410
基準入出庫能力
スタッカクレーン(2001)が単独で単位時間当たりに入庫又は出
庫できる荷の数。
reference of S/R
machine
performance
8
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
2411
単一サイクルタイ
ム
入庫又は出庫の一連の動作を行う時間。入庫の場合は,入庫動作
(2304)後に入庫ステーション(1102)へ戻るまでの時間をいい,
出庫の場合は,出庫ステーション(1103)から出庫格納位置に移
動後,出庫動作(2305)を完了するまでの動作時間をいう。
single cycle time
2412
複合サイクルタイ
ム
入庫後,出庫を行う動作時間で,入庫動作(2304),格納位置間移
動(5012),出庫動作(2305)までの一連の動作時間。
なお,入庫ステーション(1102)と出庫ステーション(1103)の位
置が違う場合はその間の移動時間を加算する。
combined cycle
time
c) ラック
1) 種類に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3001
ラック
荷を立体的に格納する構造体。
racking
3002
ユニット式ラック
建築物から切り離され,自立したラック(3001)。
racking in building
3003
ビル式ラック
ラック(3001)の主要構造体に屋根及び壁を取り付け,屋外に設
置するラック(3001)。
racking supported
roof and wall
2) 構造に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3101
アーム式ラック
荷受材(3406)を各々の支柱枠(3401)に独立して設ける方式の
ラック(3001)(図25参照)。
arm type racking
3102
ビーム式ラック
荷受材(3406)を隣り合う支柱枠(3401)で支持する方式のラッ
ク(3001)(図26参照)。
beam type racking
3103
カンチレバーラッ
ク
支柱枠(3401)のスタッカクレーン(2001)側に片持ち構造の荷
受材(3406)を設ける方式のラック(3001)(図27参照)。
cantilever racking
3) 寸法に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3201
ラック全高
ユニット式ラック(3002)の場合は,ラック(3001)設置面から
上部はり(3408)の上面までの寸法(図28参照)。
ビル式ラック(3003)の場合は,ラック(3001)設置面から上部
はり(3408)の下面までの寸法(図29参照)。
overall height of
racking
3202
ラック全長
連方向両端の支柱枠(3401)の中心間寸法(図28及び図29参照)。 overall length of
racking
3203
ラック全幅
列方向両端の支柱枠(3401)の外側の寸法(図28及び図29参照)。 overall width of
racking
3204
最上段高さ
ラック(3001)設置面から最上段の荷受材(3406)の上面までの
寸法(図24参照)。
upper level height
3205
最下段高さ
ラック(3001)設置面から最下段の荷受材(3406)の上面までの
寸法(図24参照)。
lower level height
3206
連寸法
ラック(3001)の隣り合う支柱枠(3401)の中心間寸法(図30参
照)。
bay length
3207
有効連寸法
隣り合う支柱枠(3401)の内寸法(図30参照)。
effective bay space
3208
列寸法
支柱枠(3401)の列方向の外側寸法(図30参照)。
lane width
3209
段寸法
荷受材(3406)の上面から次の段の荷受材の上面までの寸法(図
30参照)。
level pitch
9
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3210
有効段寸法
上段の荷受材(3406)の下面又は水平材(3405)の下面と下段の
荷受材の上面との寸法(図30参照)。
effective level
space
3211
側面隙間
連方向の支柱枠(3401)と最大荷姿寸法(5003)の荷との隙間の
寸法(図30参照)。
side clearance
3212
上部隙間
最大荷姿寸法(5003)の荷と荷受材(3406)又は水平材(3405)
の下面との隙間の寸法(図30参照)。
upper clearance
3213
前面隙間
スタッカクレーン通路のラック端面と最大荷姿寸法(5003)の荷
との隙間の寸法(図30参照)。
frontward
clearance
3214
後面隙間
最大荷姿寸法(5003)の荷とラック後面との隙間の寸法(図30参
照)。
backward
clearance
3215
柱幅
支柱(3402)の連方向の寸法(図30参照)。
column size
3216
水平材厚
水平材(3405)の高さ方向の寸法(図30参照)。
height of
horizontal brace
3217
荷受材厚
荷受材(3406)の高さ方向の寸法(図30参照)。
height of load
support
3218
スタッカクレーン
通路幅
スタッカクレーン(2001)が走行する通路の幅寸法(図30参照)。 width of S/R
machine aisle
3219
パレット支持幅
荷受材がパレットを支持する長さ(図30参照)。
width of load
support
3220
柱間隙間
隣接するラックの支柱間の隙間の寸法(図30参照)。
clearance between
assembling
frame
4) 性能及び強度に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3301
垂直荷重
ラック(3001)にかかるラックの質量,荷の質量などによる垂直
方向の力。
vertical load
3302
水平荷重
ラック(3001)にかかる地震荷重,風荷重,スタッカクレーン(2001)
などによる水平方向の力。
horizontal load
3303
充実率
運用時に保管されている荷の総質量を,保管可能な荷の総質量で
除した比率。ラックの強度計算に使用する。
solidity ratio
5) 部材に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3401
支柱枠
支柱(3402),柱ラチス(3403)などで構成される連ごとに建てら
れる構造体(図31参照)。組立柱という場合もある。
assembling frame
3402
支柱
支柱枠(3401)を構成する垂直材(図31参照)。
column
3403
柱ラチス
支柱枠(3401)を構成する斜め材及び横材(図31参照)。
lattice
3404
ブレース
ラック(3001)の支柱枠(3401)を保持し,かつ,剛性を確保す
るために用いる斜め材。垂直ブレースと水平ブレースとがある(図
31参照)。
brace
3405
水平材
支柱枠(3401)を連方向に連結する部材(図31参照)。
horizontal brace
3406
荷受材
荷を載せる部材(図31参照)。
load support
3407
落下防止材
ラック(3001)から荷が落下して発生する災害を防止するために
人が近づくおそれのある部分に設ける部材又はネット(図31参
照)。
drop prevention
guard
3408
上部はり
支柱枠(3401)を列方向に連結し,走行レール(2107)又は走行
ガイドレール(2108)を保持する部材(図31参照)。
top beam
10
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
d) 制御
1) 盤に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
4001
機上制御盤
スタッカクレーン(2001)本体に搭載する制御盤。
onboard control
board
4002
地上制御盤
スタッカクレーン(2001)を遠隔操作するために地上側に設置す
る制御盤。
external control
board
4003
分電盤
電力を分配するための盤。
distribution board
4004
可搬式操作盤
操作する人が床上,運転室内又は昇降式点検室内でスタッカクレ
ーン(2001)を手動操作するための可搬式の盤。
portable operating
box
4005
機上操作盤
スタッカクレーン(2001)本体に搭載した操作を行うための盤。
onboard operating
panel
4006
地上操作盤
スタッカクレーン(2001)を遠隔操作するため地上側に設置して
操作を行うための盤。
external operating
panel
2) 運転に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
4101
オンライン運転
情報の管理とスタッカクレーン(2001)などの動きとを自動倉庫
管理用コンピュータによってリアルタイムに処理する立体自動倉
庫システム全体の運転方式。
スタッカクレーン(2001)の運転方式は,自動運転(4105)とな
る。
on-line mode
operation
4102
オフライン運転
情報の管理とスタッカクレーン(2001)などの動きとを個別に処
理する立体自動倉庫システム全体の運転方式。
off-line mode
operation
4103
通常運転
荷を出し入れする運転状態及び指示待ち中の停止状態を含む立体
自動倉庫システム全体の運転状態。
スタッカクレーン(2001)の運転方式は,自動運転(4105)又は
遠隔自動運転(4106)となる。
normal operation
4104
非通常運転
点検・調整・復旧時などの立体自動倉庫システム全体の,通常運
転でない運転状態。
maintenance
operation
4105
自動運転
コンピュータ制御によって自動で行うスタッカクレーン(2001)
の運転方式。
automatic
operation
4106
遠隔自動運転
地上操作盤(4006)で操作する人が遠隔操作することによって自
動で行うスタッカクレーン(2001)の運転方式。
remote operation
4107
手動運転
操作する人が直接操作することによって行うスタッカクレーン
(2001)の運転方式。
manual operation
4108
半自動運転
操作する人が手動操作することに加えて,走行(2301),昇降(2302)
の位置決め動作,フォーク装置(2112)の動作などの一部を自動
制御するスタッカクレーン(2001)の運転方式。
semiautomatic
operation
4109
搭乗運転
スタッカクレーンの運転室又は昇降式点検室に人が搭乗して行う
スタッカクレーン(2001)の運転状態。
onboard operation
4110
不搭乗運転
スタッカクレーンに人が搭乗しないで行うスタッカクレーン
(2001)の運転状態。
non-onboard
operation
11
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3) 停止位置に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
4201
走行終端限
スタッカクレーン(2001)が,通常使用する走行端の停止位置を
越えてから緩衝装置(2122)に当たるまでの範囲。
overrun of
traveling
4202
昇降終端限
スタッカクレーン(2001)の荷台(2106)又は昇降式点検室(2110)
の通常使用する昇降端の停止位置を越えて機械式ストッパに当た
るまでの範囲。
overrun of hoisting
4203
フォークストロー
ク出限
フォーク装置の動作におけるフォークストローク(2209)の出限
での通常停止位置。
shuttle fork
extended limit
4204
フォーク装置定位
置
スタッカクレーンが走行可能なフォーク装置(2112)の中央にお
ける停止位置。
home position of
shuttle fork
4205
フォーク下位置
フォーク装置(2112)によって,荷を格納位置(1307)又は入出
庫ステーション(1101)からスタッカクレーン(2001)に移載す
るときの昇降定位置。
lower position of
shuttle fork
transfer
4206
フォーク上位置
フォーク装置(2112)によって,荷をスタッカクレーン(2001)
から格納位置(1307)又は入出庫ステーション(1101)に移載す
るときの昇降定位置。
upper position of
shuttle fork
transfer
4207
走行定位置
スタッカクレーン(2001)の走行(2301)において荷の受渡しを
行うために止まる停止位置。
traveling position
for transfer
4208
ホームポジション
スタッカクレーン(2001)の制御上の原点。
home position
4) 運転異常に関する用語
番号
用語
定義
対応英語(参考)
4301
オーバラン
定位置を越えて走行(2301)及び/又は昇降(2302)した状態。
overrun
4302
二重格納
既に入庫されている格納位置(1307)へ別の荷を入庫しようとし
た状態。
double storage
4303
空出庫
荷が存在しない格納位置(1307)から出庫をしようとした状態。
empty retrieval
4304
荷位置異常
荷を入出庫するときの,荷とスタッカクレーン(2001)とのフォ
ーク装置動作方向の位置ずれ。
incorrect load
placement
4305
オーバタイム
スタッカクレーン(2001)の動作が規定の時間内に動作完了しな
い状態。
over time
4306
荷姿異常
荷姿寸法が仕様範囲外の状態。
incorrect load
dimensions
e) 運用
番号
用語
定義
対応英語(参考)
5001
計算荷姿寸法
荷の仕様寸法を基にした計算上の荷姿寸法。
理論荷姿寸法という場合もある。
theoretical
dimensions of
load
5002
積付け荷姿寸法
荷を実際にパレットに積付けしたときの荷姿寸法。
practical
dimensions of
load
5003
最大荷姿寸法
立体自動倉庫の棚に格納するときの設計荷姿寸法。
maximum
dimensions of
load
5004
混載
一つのパレットなどに複数の属性をもつ荷を積付けた状態。
mixed palletizing
5005
先入れ先出し
先に入庫したものを先に出庫する方式。
first-in first-out
5006
後入れ先出し
後に入庫したものを先に出庫する方式。
last-in first-out
12
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
5007
フリーロケーショ
ン
格納位置(1307)を荷ごとに固定しない方式。
free address of
location
5008
固定ロケーション
格納位置(1307)を荷ごとに固定する方式。
fixed address of
location
5009
入庫位置引当て
入庫する荷の格納位置(1307)の決定。
assignment of
storage address
5010
出庫位置引当て
出庫する荷の格納位置(1307)の決定。
assignment of
retrieval address
5011
格納位置間移載
格納されている荷の格納位置(1307)を替える動作。
relocation
5012
格納位置間移動
スタッカクレーン(2001)が格納位置(1307)間を移動する動作。 moving to other
location
5013
ステーション間移
動
スタッカクレーン(2001)が,複数の入出庫ステーション(1101)
間を移動する動作。
moving to other
station
5014
格納ゾーン区分
ラック(3001)の格納位置(1307)を複数の格納ゾーンに区分し
管理する方式。
storage zone
division
5015
格納ゾーン間移載
異なる格納ゾーンに荷を移し替える動作。
transferring to
other zone
5016
棚卸し出庫
棚卸しのために格納されている荷を出庫する動作。
retrieval
stocktaking
5017
順次出庫
複数のスタッカクレーン(2001)を用いて出庫する荷をあらかじ
め決めた順序に従って出庫する方式。
sequential retrieval
5018
グループ出庫
複数のスタッカクレーン(2001)を用い出庫する荷をグループ化
し,グループ単位に,あらかじめ決めた順序に従って出庫する方
式。
grouping retrieval
5019
再入庫
出庫した荷を再び入庫する方式。
restoring
5020
積増し入庫
出庫した荷に,更に積増しして入庫する方式。
additional
restoring
5021
個別設定
荷の入庫又は出庫の設定を荷ごとに別々に行う方式。
sequential input of
data
5022
一括設定
荷の入庫又は出庫の設定を複数パレット分まとめて事前に一括し
て行う方式。
batch input of data
13
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 片側入出庫方式
b) 両側入出庫方式
c) 中間入出庫方式
d) 同一階入出庫方式
e) 複数階入出庫方式
f) Uターンレール方式
g) トラバース方式
図1−倉庫レイアウト
14
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 奥行き数が1の場合
b) 奥行き数が複数の場合
図2−列の概念
a) 間口一つに荷が1個の場合
図3−連の概念
15
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
b) 間口一つに荷が複数の場合
図3−連の概念(続き)
a) 間口一つに荷が1個の場合
b) 間口一つに荷が複数の場合
図4−段の概念
16
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 間口一つに荷が1個の場合
b) 間口一つに荷が複数の場合
図5−間口の概念
a) 間口一つに荷が1個の場合
図6−走行番地の概念
17
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
b) 間口一つに荷が複数の場合
図6−走行番地の概念(続き)
図7−奥行きの概念
18
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図8−人荷昇降式スタッカクレーン
図9−荷昇降式スタッカクレーン
19
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図10−荷昇降式スタッカクレーン(昇降式点検室付)
図11−懸垂形スタッカクレーン
20
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図12−床上形スタッカクレーン
図13−フォーク移載式スタッカクレーン
21
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図14−台車移載式スタッカクレーン
図15−コンベヤ移載式スタッカクレーン
22
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図16−シングルリーチ式スタッカクレーン
図17−ダブルリーチ式スタッカクレーン
23
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図18−直線レール用スタッカクレーン
図19−曲線レール用スタッカクレーン
24
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図20−トラバース方式用スタッカクレーン
図21−シングルマスト式スタッカクレーン
25
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図22−ダブルマスト式スタッカクレーン
26
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図23−スタッカクレーン各部の名称
27
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 正面図
b) 側面図
事項
記号
スタッカクレーンホイールベース
Wb
スタッカクレーン全長
L
スタッカクレーン前方長さ
L1
スタッカクレーン後方長さ
L2
スタッカクレーン全幅
W
スタッカクレーン通路幅
Wa
フォークストローク
Fs
スタッカクレーン揚程
Hs
フォーク下限寸法
Hd
フォーク上限寸法
Hu
スタッカクレーン全高
Hr
最上段高さ
Hru
最下段高さ
Hrd
走行レール高さ
Rh
図24−スタッカクレーンの寸法
28
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図25−アーム式ラック
a) 間口一つに荷が複数の場合
b) 間口一つに荷が1個の場合
図26−ビーム式ラック
29
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 正面図
b) 側面図
図27−カンチレバーラック
30
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 平面図
b) 連方向断面図
c) 列方向断面図
事項
記号
ラック全長
Lr
ラック全幅
Wr
ラック全高
Hr
図28−ユニット式ラックの寸法
31
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 平面図
b) 連方向断面図
c) 列方向断面図
事項
記号
ラック全長
Lr
ラック全幅
Wr
ラック全高
Hr
図29−ビル式ラックの寸法
32
B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) ラック寸法(連方向,水平材がない場合)
b) ラック寸法(連方向,水平材がある場合)
c) ラック寸法(列方向)
事項
記号
事項
記号
パレット寸法(連方向)
a1
前面隙間
b3
有効連寸法
a2
後面隙間
b4
連寸法
a3
最大荷姿寸法(列方向)
b5
側面隙間
a4
柱間隙間
b6
最大荷姿寸法(連方向)
a5
最大荷姿寸法(段方向)
h1
パレット支持幅
a6
上部隙間
h2
パレット寸法(列方向)
b1
有効段寸法
h3
列寸法
b2
段寸法
h4
図30−ラックの寸法
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B 8941:2012
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図31−ラックの部材
参考文献 JIS B 8942 立体自動倉庫システム−システム設計通則
JIS B 8943 立体自動倉庫システム−スタッカクレーン設計通則
JIS Z 0106 パレット用語
JIS Z 0111 物流用語
JIS Z 0601 プールパレット−一貫輸送用平パレット
JIS Z 0602 平パレット試験方法
JIS Z 0604 木製平パレット
JIS Z 0605 金属製平パレット
JIS Z 0606 プラスチック製平パレット
JIS Z 0610 ボックスパレット
JIS Z 0616 ポストパレット
JIS Z 0650 ユニットロードシステム通則