B 8924 : 1999
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによってJIS B 8924 : 1995は改正され,この規格に置き換えられる。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 8924 : 1999
ハンドリフトトラック−主要寸法
Hand lift trucks−Principal dimensions
序文 この規格は,1975年に第1版として発行されたISO 938, Hand-operated stillage trucks−Principal
dimensionsを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格であるが,
国際規格にはない定義について追加した。
なお,この規格で点線の下線を施してある“箇所”は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,構内・屋内などでスキッドに積載された荷物の運搬に用いる人力昇降の手引
き形ハンドリフトトラック(以下,ハンドリフトという。)の主要寸法について規定する。
備考 ハンドリフトトラックに使用されるスキッドの寸法仕様は,ISO 1756 (Industrial trucks−
Dimensions of stillages−Connection gauge) で規定されている。
2. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) スキッド 脚部(けた部)の高い荷物積載運搬用の単面形パレット(図1参照)。
b) 手引き形ハンドリフトトラック ハンドルをてこにして荷台を上昇させる構造で,ハンドルを引いて
運行するハンドリフト。
c) 揚程 荷台面が最低高さから最高高さまで移動する距離。
図1 スキッド
3. 形状,寸法及び揚程 ハンドリフトの各部の主要寸法は,表1による
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B 8924 : 1999
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表1 手引き形ハンドリフトトラックの主要寸法
単位 mm
部位
記号
寸法
下降時の荷台の最大高
さ
A
160−180−230−280
荷台の最大幅
B
470−560−620−700
荷台の長さ
C
800−1 000−1 200−1 500−1 600
揚程
D
50
75
100
許容差
50+1
−5
50+ 1(1)
−10
75+1
−5
100 (2)
−5
注(1) 1 600kg以上の場合に適用する。
(2) 油圧式の場合を考慮して,上限は決めない。
関連規格 JIS B 8922 産業用車輪
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原案作成委員会 構成表
a) 整合化推進委員会
氏名
所属
(委員長)
梁 瀬 仁
社団法人日本パレット協会
(副委員長)
干 場 哲 郎
中部運搬技研株式会社
浦 田 益太郎
通商産業省機械情報産業局
穐 山 貞 治
工業技術院標準部
福 田 聡 一
財団法人日本品質保証機構
岩 橋 俊 彦
社団法人日本産業車両協会
橋 本 繁 晴
財団法人日本規格協会
梶 村 英 夫
日本チェーンストア協会
中 島 次 登
社団法人日本金属プレス工業協会
佐 藤 泉
パラマウントベッド株式会社
橋 爪 文 彦
有限会社高橋木箱製作所
花 岡 茂
花岡車輌株式会社
角 谷 克 彦
株式会社イノアック車輪
奥 野 勇
株式会社をくだ屋技研
(事務局)
赤 星 静 水
日本運搬車両機器協会
b) 対比検討・原案作成分科会
氏名
所属
(主査)
奥 野 勇
株式会社をくだ屋技研
穐 山 貞 治
工業技術院標準部
橋 本 繁 晴
財団法人日本規格協会
干 場 哲 郎
中部運搬技研株式会社
梅 田 英 三
株式会社スギヤス
吉 住 順 司
コレック株式会社
花 岡 茂
花岡車輌株式会社
(事務局)
赤 星 静 水
日本運搬車両機器協会