B 8803:2008
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲 ························································································································· 1
2 引用規格 ························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 2
4 種類及び記号 ··················································································································· 2
4.1 機能による区分 ············································································································· 2
4.2 形状による区分 ············································································································· 2
5 品質······························································································································· 2
5.1 性能 ···························································································································· 2
5.2 外観 ···························································································································· 2
6 寸法······························································································································· 3
6.1 I形ローラ及びローラ台寸法 ····························································································· 3
6.2 J形ローラ及びローラ台寸法 ···························································································· 3
7 材料······························································································································· 3
8 検査······························································································································· 3
9 製品の呼び方 ··················································································································· 3
9.1 ローラ ························································································································· 3
9.2 ローラ台 ······················································································································ 4
10 表示 ····························································································································· 4
附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表 ································································ 17
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まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本産業
機械工業会(JSIM)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS B 8803:1990は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
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日本工業規格 JIS
B 8803:2008
ベルトコンベヤ用ローラ
Rollers for belt conveyor
序文
この規格は,1975年に第1版として発行されたISO 1537を基に作成した日本工業規格であるが,一部
技術的表記を変更し,これまで我が国で使用されてきたJIS B 8803の技術的内容を追加して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更又は対応国際規格にな
い事項である。変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1
適用範囲
この規格は,主としてばら物(鉱石,土砂,石炭,セメント,穀類など)を運搬するために用いる,定
置形ゴムベルトコンベヤのキャリヤ側及びリターン側に使用するローラ(以下,ベルトコンベヤ用ローラ
という。)及びローラ台について規定する。
注記1 この規格は,主にベルトコンベヤ用ローラの種類及び寸法について規定するものであり,こ
の規定によって適合性評価を行うことは意図していない。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1537:1975,Continuous mechanical handling equipment for loose bulk materials−Troughed belt
conveyors (other than portable conveyors)−Idlers (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを
示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
には適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0140 コンベヤ用語−種類
JIS B 0141 コンベヤ用語−部品・附属機器ほか
JIS B 1001 ボルト穴径及びざぐり径
JIS B 1180 六角ボルト
JIS B 1521 深溝玉軸受
JIS G 3101:1995 一般構造用圧延鋼材
JIS G 3444 一般構造用炭素鋼鋼管
JIS G 3445 機械構造用炭素鋼鋼管
2
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JIS G 3452 配管用炭素鋼管
JIS G 3454 圧力配管用炭素鋼鋼管
ISO 4200 Plain end steel tubes, welded and seamless−General tables of dimensions and masses per unit
length
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0140及びJIS B 0141による。
4
種類及び記号
4.1
機能による区分
機能による種類は,ローラ及びローラ台の機能によって,次のとおり区分する。
a) ローラの種類及び記号は,表1による。
表1−ローラの種類及び記号
種類
記号
キャリヤローラ
CR
リターンローラ
RR
b) ローラ台の種類及び記号は,表2による。
表2−ローラ台の種類及び記号
種類
記号
キャリヤローラ台
CB
リターンローラ台
RB
4.2
形状による区分
形状による種類は,表3のとおり区分する。
表3−形状区分及び記号
区分
記号
形状
I形
I
形状は,6.1による。
J形
J
形状は,6.2による。
5
品質
5.1
性能
ローラは,片手で滑らかに,かつ,軽く回転するものとし,ローラ軸受部は通常の使用状態において,
粉じん,水などが入りにくい構造でなければならない。
5.2
外観
ローラ及びローラ台の外部仕上がりは,良好で,使用上有害な欠点があってはならない。
なお,特にローラの表面は,滑らかで,ひび,割れ,へこみ,及びその他有害な欠点があってはならな
い。
3
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6
寸法
6.1
I形ローラ及びローラ台寸法
ローラ各部の寸法は,表5,表6及び表7による。
ローラ台各部の寸法は,表9,表10及び表11による。
なお,表6に使用してある記号は,図1による。
注記 表8に,I形のローラ径と軸との組合せの推奨例を,参考に示す。
6.2
J形ローラ及びローラ台寸法
ローラの各部の寸法は,表12による。
ローラ台の各部の寸法は,表13,表14及び表15による。
なお,表12に使用してある記号は,図1による。
7
材料
材料は,表4に示すもの,又はこれらと同等以上のものとする。
表4−材料
区分
部品番号
部品名
材料
I形
1
ローラパイプ
ISO 4200
J形
1
ローラパイプ
JIS G 3444
JIS G 3445
JIS G 3452
JIS G 3454
2
軸
JIS G 3101:1995 のSS400
3
軸受
JIS B 1521
8
検査
検査は,品質,寸法及び材料について行い,箇条5〜7の規定を満足しなければならない。
なお,検査は,抜取検査とし,その方式は受渡当事者間の協定による。
9
製品の呼び方
9.1
ローラ
製品の呼び方は,規格番号,種類の記号,形状区分,適用するベルトの幅,ローラ径,ローラ面長及び
ローラ軸径による。
なお,呼び方の具体例は,次による。
4
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9.2
ローラ台
製品の呼び方は,規格番号,ローラの数,種類の記号,形状区分,適用するベルトの幅,トラフ角度及
びローラ軸径による。
なお,呼び方の具体例は,次による。
例 JIS B 88033
CB
1000B
20α
25d
ローラ軸径 25 mm
トラフ角度 20°
適用するベルト幅 1 000 mm
種類 キャリヤローラ台
ローラ本数 3本ローラ
- I
形状区分 I 形
10 表示
製品又は包装(容器,送り状,荷札を含む。)の適切な箇所に,次の事項を表示する。
a) 製品の呼び方による表示
b) 製造業者名又はその略号
c) 製造年又はその略号
d) 製造番号又はロット番号
CR
1000B127D
380l
25d
ローラ軸径 25 mm
ローラ面長 380 mm
ローラ径 127 mm
適用するベルト幅 1 000 mm
種類 キャリヤローラ
例 JIS B 8803
- I
形状区分 I 形
5
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図1−ローラの形状及び組合せ例
6
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表5−ローラ径(I形) 表6−ローラ面長(I形)
単位 mm
単位 mm
ローラ径
d1
ベルト幅
b
キャリヤ
ローラ
l3
リターンローラ
1本ローラ
l1
2本ローラ
l2
63.5
76.1
88.9
101.6
108
127
133
152.4
159
168.3
193.7
219.1
400
160
500
−
500
200
600
−
650
250
750
−
800
315
950
465
1 000
380
1 150
600
1 200
465
1 400
700
1 400
530
1 600
800
1 600
600
1 800
900
1 800
670
2 000
1 000
2 000
750
2 200
1 100
表7−軸端寸法
a) 軸端キャップなし b) 軸端キャップ付
単位 mm
形式
d2
d3
b1
m
n
軸端キャップなし
20
25
30
40
20
25
30
40
14
18
22
32
13
16
16
16
9
12
12
12
軸端キャップ付
35
45
20
25
30
38
14
16
10
12
7
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表8−ローラ径と軸との組合せ例(I形)(参考)
単位 mm
適用する
ベルト幅
b
寸法
d1
d2
b1
n
1本ローラの場合
2本ローラの場合
3本ローラの場合
l1
L1
L01
l2
L2
L02
l3
L3
L03
400
76.1
20
14
9
500
508
526
225
233
251
160
168
186
88.9
101.6
500
76.1
20
14
9
600
608
626
275
283
301
200
208
226
88.9
101.6
650
76.1
20
14
9
750
758
776
365
373
391
250
258
276
88.9
101.6
800
88.9
20
14
9
950
958
976
465
473
491
315
323
341
108
127
1 000
108
20
14
9
1 150
1 158
1 176
600
608
626
380
388
406
25
18
12
1 182
632
412
127
20
14
9
1 176
626
406
25
18
12
1 182
632
412
133
20
14
9
1 176
626
406
25
18
12
1 182
632
412
1 200
127
20
14
9
1 400
1 408
1 426
700
708
726
465
473
491
25
18
12
1 432
732
497
133
20
14
9
1 426
726
491
25
18
12
1 432
732
497
159
20
14
9
1 426
726
491
25
18
12
1 432
732
497
1 400
133
25
18
12
1 600
1 608
1 632
800
808
832
530
538
562
30
22
12
159
25
18
12
30
22
12
168.3
25
18
12
30
22
12
1 600
159
25
18
12
1 800
1 808
1 832
900
908
932
600
608
632
30
22
12
168.3
25
18
12
30
22
12
1 800
159
30
22
12
2 000
2 008
2 032
1 000
1 008
1 032
670
678
702
168.3
30
22
12
40
32
12
8
B 8803:2008
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表8−ローラ径と軸との組合せ例(I形)(参考)(続き)
単位 mm
適用する
ベルト幅
b
寸法
d1
d2
b1
n
1本ローラの場合
2本ローラの場合
3本ローラの場合
l1
L1
L01
l2
L2
L02
l3
L3
L03
2 000
159
30
22
12
2 200
2 208
2 232
1 100
1 108
1 132
750
758
782
168.3
30
22
12
193.7
40
32
12
注記 l,L及びL0の添数字1,2及び3は,それぞれ1本ローラ,2本ローラ及び3本ローラの場合の寸法を示す。
9
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表9−3本ローラキャリヤローラ台寸法(I形)
a) ローラ台寸法 b) ローラ下空き寸法
単位 mm
単位 mm
適用する
ベルト幅
b
トラフ
角度
λ
ローラ
面長
l3
参考寸法
ローラ径
d1
a
(最小値)
M
N
e
適用する
ローラの
軸径
d2
適用する
ボルトの
ねじの呼び
g
63.5〜133
30
152.4〜168.3
38
400
20°
25°
30°
35°
45°
160
640
140
14.5
20
M12
193.7
50
500
200
740
140
14.5
20
219.1
60
650
250
890
150
14.5
20
800
315
1 090
160
14.5
20
1 000
380
1 290
180
14.5
20
18.5
25
1 200
465
1 490
180
14.5
20
18.5
25
1 400
530
1 730
280
18.5
25
M16
22.5
30
1 600
600
1 930
280
18.5
25
22.5
30
1 800
670
2 220
330
22.5
30
25.5
35
2 000
750
2 420
330
22.5
30
25.5
35
10
B 8803:2008
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表10−1本ローラのリターンローラ台寸法(I形)
単位 mm
適用する
ベルト幅
b
ローラ
面長
l1
参考寸法
h
M
N
e
適用する
ローラの
軸径
d2
適用する
ボルトの
ねじの呼び
g
400
500
110
640
60
14.5
20
M12
500
600
110
740
60
14.5
20
650
750
110
890
60
14.5
20
800
950
110
1 090
60
14.5
20
1 000
1 150
130
1 290
100
14.5
20
18.5
25
1 200
1 400
130
1 490
100
14.5
20
18.5
25
1 400
1 600
160
1 730
120
18.5
25
M16
22.5
30
1 600
1 800
160
1 930
120
18.5
25
22.5
30
1 800
2 000
160
2 220
120
22.5
30
25.5
35
2 000
2 200
160
2 420
120
22.5
30
25.5
35
11
B 8803:2008
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表11−2本ローラのリターンローラ台寸法(I形)
単位 mm
適用する
ベルト幅
b
ローラ
面長
l2
参考寸法
h
M
N
e
適用する
ローラの
軸径
d2
適用する
ボルトの
ねじの呼び
g
800
465
80
1 090
60
14.5
20
M12
1 000
600
87
1 290
100
14.5
20
18.5
25
1 200
700
97
1 490
100
14.5
20
18.5
25
1 400
800
114
1 730
120
18.5
25
M16
22.5
30
1 600
900
119
1 930
120
18.5
25
22.5
30
1 800
1 000
134
2 220
120
22.5
30
25.5
35
2 000
1 100
144
2 420
120
22.5
30
25.5
35
12
B 8803:2008
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表12−ローラ径と軸との組合せ(J形)
単位 mm
適用する
ベルト幅
b
寸法
d1
d2
b1
n
1本ローラの場合
2本ローラの場合
3本ローラの場合
l1
L1
L01
l2
L2
L02
l3
L3
L03
400
76.3 20
1405.0
−
8
460
480±0.8
502 225
23305.0
−
255
145
15305.0
−
175
89.1
500
76.3 20
1405.0
−
8
560
580±0.8
602 275
28305.0
−
305
180
18805.0
−
210
89.1
650
76.3 20
1405.0
−
8
710
730±0.8
752 365
37308.0
−
395
225
23305.0
−
255
89.1
800
89.1 20
1405.0
−
8
900
930±0.8
952 440
44808.0
−
470
275
28305.0
−
305
114.3
1 000
114.3 20
1405.0
−
8
1 100 1 130±1.0 1 152 540
55008.0
−
572
350
36008.0
−
382
25
1805.0
−
11
1 160
580
390
139.8 20
1405.0
−
8
1 152
572
382
25
1805.0
−
11
1 160
580
390
1 200
114.3 20
1405.0
−
8
1 300 1 330±1.0 1 352 650
66008.0
−
682
420
43008.0
−
452
25
1805.0
−
11
1 360
690
460
139.8 20
1405.0
−
8
1 352
682
452
25
1805.0
−
11
1 360
690
460
1 400
139.8 25
1805.0
−
11 1 530 1 550±1.0 1 580 730
74008.0
−
770
500
51008.0
−
540
30
2205.0
−
11
165.2 25
1805.0
−
11
30
2205.0
−
11
1 600
139.8 25
1805.0
−
11 1 730 1 750±1.0 1 780 880
89008.0
−
920
580
59008.0
−
620
30
2205.0
−
11
165.2 25
1805.0
−
11
30
2205.0
−
11
13
B 8803:2008
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表12−ローラ径と軸との組合せ(J形)(続き)
単位 mm
適用する
ベルト幅
b
寸法
d1
d2
b1
n
1本ローラの場合
2本ローラの場合
3本ローラの場合
l1
L1
L01
l2
L2
L02
l3
L3
L03
1 800
139.8 30
2205.0
−
11 2 000 2 040±1.0 2 070
950 96008.0
−
990 650
66008.0
−
690
35
2505.0
−
11
165.2 30
2205.0
−
11
35
2505.0
−
11
2 000
139.8 30
2205.0
−
11 2 200 2 240±1.0 2 270 1 060 1 07000.1− 1 100 730
74008.0
−
770
35
2505.0
−
11
165.2 30
2205.0
−
11
35
2505.0
−
11
2 200
165.2 35
2505.0
−
11
−
−
−
1 190 1 20000.1− 1 230 800
81008.0
−
840
40
3205.0
−
11
190.7 35
2505.0
−
11
40
3205.0
−
11
2 400
165.2 35
2505.0
−
11
−
−
−
1 290 1 30000.1− 1 330 880
89008.0
−
920
40
3205.0
−
11
190.7 35
2505.0
−
11
40
3205.0
−
11
2 600
165.2 35
2505.0
−
11
−
−
−
1 400 1 41000.1− 1 440 950
96008.0
−
990
40
3205.0
−
11
190.7 35
2505.0
−
11
40
3205.0
−
11
注記1 l,L及びL0の添数字1,2及び3は,それぞれ1本ローラ,2本ローラ及び3本ローラの場合の寸法を示す。
注記2 許容差のない寸法は,基準寸法を示す。
14
B 8803:2008
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表13−3本ローラのキャリヤローラ台寸法(J形)
単位 mm
適用する
ベルト幅
b
寸法
適用するロ
ーラの軸径
d2
適用する
ボルトの
ねじの呼び
g a)
λ
C3
h
M
N
e
400
20°
25°
30°
35°
40°
45°
153
4.2
0
+
125
640±1.6
140
14.5
20
M12
500
188
4.2
0
+
125
740±1.6
140
14.5
20
650
233
4.2
0
+
140
890±1.6
150
14.5
20
800
283
4.2
0
+
150
1 090±2.0
160
14.5
20
1 000
360
0.4
0
+
180
1 290±2.0
180
14.5
20
18.5
25
1 200
430
0.4
0
+
180
1 490±2.0
180
14.5
20
18.5
25
1 400
510
0.4
0
+
250
1 730±2.5
280
18.5
25
M16
22.5
30
1 600
590
0.4
0
+
250
1 930±2.5
280
18.5
25
22.5
30
1 800
660
0.4
0
+
280
2 220±2.5
330
22.5
30
25.5
35
2 000
740
0.4
0
+
280
2 420±2.5
330
22.5
30
25.5
35
2 200
810
0.4
0
+
305
2 640±3.0
330
25.5
35
M20
32.5
40
2 400
890
0.4
0
+
335
2 850±3.0
400
25.5
35
32.5
40
2 600
960
0.4
0
+
335
3 100±3.0
400
25.5
35
32.5
40
注記1 ローラ台の構造は,その一例を示す。
注記2 許容差のない寸法は,基準寸法を示す。
注a) 適用するボルトのねじの呼びは,JIS B 1180による。
キャリヤローラ台に適用するボルトgの穴径(長穴の場合は,短径寸法をいう。)は,JIS B 1001
の3級を用いる。
キャリヤローラ台を取り付けるコンベヤフレームの穴径は,JIS B 1001の3級を用いる。
15
B 8803:2008
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表14−1本ローラのリターンローラ台寸法(J形)
単位 mm
適用する
ベルト幅
b
寸法
適用する
ローラの
軸径
d2
適用する
ボルトの
ねじの呼び
g a)
C1
h
M
N
e
400
480
110
640±1.6
60
14.5
20
M12
500
580
110
740±1.6
60
14.5
20
650
730
110
890±1.6
60
14.5
20
800
930
110
1 090±2.0
60
14.5
20
1 000
1 130
130
1 290±2.0
100
14.5
20
18.5
25
1 200
1 330
130
1 490±2.0
100
14.5
20
18.5
25
1 400
1 550
160
1 730±2.5
120
18.5
25
M16
22.5
30
1 600
1 750
160
1 930±2.5
120
18.5
25
22.5
30
1 800
2 040
160
2 220±2.5
120
22.5
30
25.5
35
2 000
2 240
160
2 420±2.5
120
22.5
30
25.5
35
注記1 ローラ台の構造は,その一例を示す。
注記2 許容差のない寸法は,基準寸法を示す。
注a) 適用するボルトのねじの呼びは,JIS B 1180による。
リターンローラ台に適用するボルトgの穴径(長穴の場合は,短径寸法をいう。)は,
JIS B 1001の3級を用いる。
リターンローラ台を取り付けるコンベヤフレームの穴径は,JIS B 1001の3級を用い
る。
16
B 8803:2008
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表15−2本ローラのリターンローラ台寸法(J形)
単位 mm
適用する
ベルト幅
b
寸法
適用するロ
ーラの軸径
d2
適用する
ボルトの
ねじの呼び
g a)
λ
C2
h
M
N
e
400 5°
10°
233
4.2
0
+
73
640±1.6
60
14.5
20
M12
500
283
4.2
0
+
78
740±1.6
60
14.5
20
650
373
0.4
0
+
73
890±1.6
60
14.5
20
800
448
0.4
0
+
80
1 090±2.0
60
14.5
20
1 000
550
0.4
0
+
87
1 290±2.0
100
14.5
20
18.5
25
1 200
660
0.4
0
+
97
1 490±2.0
100
14.5
20
18.5
25
1 400
740
0.4
0
+
114
1 730±2.5
120
18.5
25
M16
22.5
30
1 600
890
0.4
0
+
119
1 930±2.5
120
18.5
25
22.5
30
1 800
960
0.4
0
+
134
2 220±2.5
120
22.5
30
25.5
35
2 000
1 070
0.4
0
+
144
2 420±2.5
120
22.5
30
25.5
35
2 200
1 200
0.4
0
+
152
2 640±3.0
150
25.5
35
M20
32.5
40
2 400
1 300
0.4
0
+
162
2 850±3.0
150
25.5
35
32.5
40
2 600
1 410
0.4
0
+
171
3 100±3.0
150
25.5
35
32.5
40
注記1 ローラ台の構造は,その一例を示す。
注記2 許容差のない寸法は,基準寸法を示す。
注a) 適用するボルトのねじの呼びは,JIS B 1180による。
リターンローラ台に適用するボルトgの穴径(長穴の場合は,短径寸法をいう。)は,JIS B 1001の3
級を用いる。
リターンローラ台を取り付けるコンベヤフレームの穴径は,JIS B 1001の3級を用いる。
1
7
B
8
8
0
3
:
2
0
0
8
1
7
B
8
8
0
3
:
2
0
0
8
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JA
(参考)
JISと対応する国際規格との対比表
JIS B 8803:2008 ベルトコンベヤ用ローラ
ISO 1537:1975, Continuous mechanical handling equipment for loose bulk materials−
Troughed belt conveyors (other than portable conveyors)−Idlers
(Ⅰ)JISの規定
(Ⅱ)
国際規格
番号
(Ⅲ)国際規格の規定
(Ⅳ)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(Ⅴ)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号及
び名称
内容
箇条番号
内容
箇条ごとの
評価
技術的差異の内容
1適用範囲
1
一致
2引用規格
3用語及び
定義
この規格で用い
る主な用語を定
義。
−
−
追加
−
J形の追加による用語及び定義を追
加した。
4種類及び
記号
4.1ローラ及びロ
ーラ台の機能に
よる区分。
3
ローラ及びローラ台の
機能によって区分。
追加
ローラ及びローラ台の機能
に区分し記号を追加した。
従来の記号による。
4.2形状による区
分。
−
−
追加
I形(ISO形)及びJ形(JIS
形)に区分し,選択すること
とした。
J形のローラが今なお稼動している
ために,J形を追加した。
5品質
性能及び外観の
品質を規定。
−
−
追加
性能,外観の要求事項を追加
した。
次回ISO規格改正時に提案。
6寸法
ローラ及びロー
ラ台寸法を規定。
4.2
ローラ及びローラ台寸
法を規定。
追加
J形の規定を追加した。
J形のローラが今なお稼動している
ために,J形を追加した。
ローラ軸端部寸
法を規定。
軸端寸法の規定。
変更
表7のm寸法の表記方法を変
更した。
軸端からローラ端部とした。
次回ISO規格改正時に提案。
1
8
B
8
8
0
3
:
2
0
0
8
1
8
B
8
8
0
3
:
2
0
0
8
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(Ⅰ)JISの規定
(Ⅱ)
国際規格
番号
(Ⅲ)国際規格の規定
(Ⅳ)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(Ⅴ)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号及
び名称
内容
箇条番号
内容
箇条ごとの
評価
技術的差異の内容
7材料
使用材料を規定。
4.1
使用材料を規定。
追加/変更
I形で使用する材料(ISO 64)
は,廃止され,ISO 4200に置
き換わっているため,変更し
た。
J形で使用する材料を追加し
た。
技術的差異はない。
箇条4と同じ。
8検査
検査方式を規定。
−
−
追加
検査方法を追加した。
ISO規格の構成に不備があるため
追加。
次回ISO規格改正時に提案。
9製品の呼
び方
ローラ及びロー
ラ台ごとに製品
の呼び方を規定。
−
−
追加
製品の呼び方を追加した。
次回ISO規格改正時に提案。
10表示
製品の表示項目
を規定。
−
−
追加
−
旧JIS B 8803(J形)で引用されて
いた規定を追加した。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 1537:1975:MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致 ················ 技術的差異がない。
− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD ··············· 国際規格を修正している。