B 8400-1:2003 (ISO 15407-1:2000)
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フルードパワー工業会(JFPA)
/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日
本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。
制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 15407-1:2000,Pneumatic fluid power
−Five-port directional control valves,sizes 18 mm and 26 mm−Part 1: Mounting interface surfaces without electrical
connectorを基礎として用いた。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 8400-1:2003
(ISO 15407-1:2000)
空気圧−5ポート方向制御弁(サイズ18mm及び
26mm)−第1部:電気コネクタなしインタフェー
ス取付面
Pneumatic fluid power−Five-port directional control valves, sizes 18mm
and 26mm−Part 1: Mounting interface surfaces without electrical connector
序文 この規格は,2000年に第1版として発行されたISO 15407-1,Pneumatic fluid power−Five-port
directional control valves,sizes 18 mm and 26 mm−Part 1 : Mounting interface surfaces without electrical connector
を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,最高使用圧力1.6 MPaの空気圧用5ポート方向制御弁(サイズ18 mm及び26
mm)の電気コネクタなしインタフェース取付面に適用する。
−インタフェースの寸法と許容差
−ポートの識別
−オペレータ操作結果の識別
インタフェースの機能的特性には適用しない。
参考 この規格でいうインタフェース取付面とは,ボディとサブベース間のサブベース側の取付面を
表す。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 15407-1:2000, Pneumatic fluid power−Five-port directional control valves, sizes 18 mm and 26
mm−Part 1: Mounting interface surfaces without electrical connector (IDT)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0021 製品の幾何特性仕様(GPS)−幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方
式
備考 ISO/DIS 1101:1983 Geometrical Product Specifications (GPS)−Geometrical Tolerancing−
Tolerances of form,orientation,location and run-outが,この規格と一致している。
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B 8400-1:2003 (ISO 15407-1:2000)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
JIS B 0031 製図−面の肌の図示方法
備考 ISO 1302:1992 Technical drawings−Method of indicating surface texture on drawingsからの引用事
項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 0142 油圧及び空気圧用語
備考 ISO 5598:1985 Fluid power systems and components−Vocabularyからの引用事項は,この規格の
該当事項と同等である。
JIS B 8380 空気圧用制御弁及び他機器のポート及び制御機構の識別
備考 ISO 11727:1999 Pneumatic fluid power−Identification of ports and control mechanisms of control
valves and other componentsが,この規格と一致している。
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0142による。
4. 要求寸法と許容差
4.1
サイズ18 mm及びサイズ26 mmの要求寸法は,付図1及び付表1による。
4.2
インタフェースの形状及び位置の主な寸法及び許容差は,付図2及び付図3による。
4.3
付図1のインタフェース取付面の,表面の許容差は次による。
−表面粗さ:Ra=1.6 μm
(JIS B 0031参照)
−平面度 :100 mmにつき0.1 mm
(JIS B 0021参照)
4.4
インタフェース取付面は,図上で示した以外のオリフィスを含まない。インタフェースで示した流
路は,サブベースに接続する。
5. ポートとオリフィスの識別
5.1
インタフェース取付面のオリフィスと,これらのオリフィスに供給するポートは,次のように示す
(付図3参照)。
− ポート“1”,“2”,“3”,“4”,“5”は,主要な流路である。
− ポート“12”及び“14”は,駆動用流路である。
備考 単一ポートから,パイロット供給する場合は,ポート14を用いる。
5.2
単動バルブの場合,バルブの決められたノーマル位置は,付図4のように,制御機構12による制御
結果と一致する。
5.3
圧力信号がポート12に供給されたとき,ポート1はポート2(4は5へ)へ接続され,圧力信号がポー
ト14に供給されたとき,ポート1はポート4(2は3へ)へ接続する(JIS B 8380参照)。
5.4
サブベース上のポート1,2,3,4,5と制御機構12及び14との関連づけを付図5に示す。
6. 規格適合表示 この規格に従っている場合には,試験報告書,カタログ及び販売資料に,次の表示を
用いる。
“インタフェース取付寸法は,JIS B 8400-1 空気圧用5ポート方向制御弁(サイズ18 mm,26 mm)−第
1部:電気コネクタなしインタフェース取付面 に適合する。”
3
B 8400-1:2003 (ISO 15407-1:2000)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
照号
1 位置決め穴φU,深さV
付図 1 取付面−サイズ18 mm,26 mm
付表 1 取付面の寸法−サイズ18 mm,26 mm
単位 mm
サイズ
A
B
D
F G(1) G1
G2
L1
最小
LT
最小
P
T
U
V
W
最小
X
X1
Y(2)
幅A溝部
の面積
mm2
18
3.5
7
6.25
3
2
8
6
25
50
6
M3 φ3.2
4
18
6.5
5.25
19
20
26
5.5 9.5 9.5
5
3
13
9
33
66
8.5
M4 φ3.2
4
26
9
8.5
27
43
注(1) 幅Gのオリフィスの最小深さは,Gと同じ。
(2) Yは並列ブロック上にあり,同サイズのインタフェース取付面の連続軸間最小距離を示す。
4
B 8400-1:2003 (ISO 15407-1:2000)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
付図 2 インタフェースの寸法と許容差
5
B 8400-1:2003 (ISO 15407-1:2000)
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単位 mm
注(3) サイズ18 mmに適用
(4) サイズ26 mmに適用
付図 3 取付面の主要な作動ポートの識別及び位置の許容差
付図 4 単動バルブのノーマル位置
付図 5 パイロット制御でのポート間情報