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B 8387:2018 (ISO 7790:2013) 

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 1 

3 用語及び定義 ··················································································································· 2 

4 図記号···························································································································· 2 

5 許容差···························································································································· 2 

6 寸法······························································································································· 2 

7 使用圧力························································································································· 3 

8 規格適合表示 ··················································································································· 3 

参考文献 ····························································································································· 4 

B 8387:2018 (ISO 7790:2013) 

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本

フルードパワー工業会(JFPA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本

工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本

工業規格である。 

これによって,JIS B 8387:2000は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 8387:2018 

(ISO 7790:2013) 

油圧−4ポート形モジュラスタック形弁及び 

4ポート形方向制御弁−締付寸法 

Hydraulic fluid power-Four-port modular stack valves and four-port 

directional control valves-Clamping dimensions 

序文 

この規格は,2013年に第3版として発行されたISO 7790を基に,技術的内容及び構成を変更すること

なく作成した日本工業規格である。 

適用範囲 

この規格は,4ポート形モジュラスタック形弁及び4ポート形方向制御弁のサイズ02,03,05,07,08

及び10の締付寸法について規定する。取付面の形状及び寸法はJIS B 8355に従い,締結部品の種類の増

加を防ぐとともに取付面の互換性を保つようにする。 

この規格は,現在使用されている4ポート形モジュラスタック形弁及び4ポート形方向制御弁の締付寸

法に適用する。一般的に,これらのバルブは産業用機器に適用できる。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 7790:2013,Hydraulic fluid power−Four-port modular stack valves and four-port directional 

control valves, sizes 02, 03, 05, 07, 08 and 10−Clamping dimensions(IDT) 

なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ

とを示す。 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 0142 油圧・空気圧システム及び機器−用語 

注記 対応国際規格:ISO 5598,Fluid power systems and components−Vocabulary(MOD) 

JIS B 8355 油圧−サブプレート取付形4ポート電磁切換弁 

注記 対応国際規格:ISO 4401,Hydraulic fluid power−Four-port directional control valves−Mounting 

surfaces(MOD) 

JIS B 8665 油圧−バルブ取付面及びカートリッジ形弁取付穴形状の識別コード 

注記 対応国際規格:ISO 5783,Hydraulic fluid power−Code for identification of valve mounting 

surfaces and cartridge valve cavities(IDT) 

background image

B 8387:2018 (ISO 7790:2013) 

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142による。 

図記号 

この規格で使用する図記号の意味は,次による。 

a) H1は,方向制御弁の取付けのための締付高さを表す。 

b) H2は,モジュラスタック形弁の全高を示す。 

許容差 

他のモジュラスタック形弁又は方向制御弁を組み合わせたモジュラスタック形弁の許容差や関連する寸

法については,JIS B 8355による。 

寸法 

JIS B 8665による4ポート形のモジュラスタック形弁及び方向制御弁のサイズ02,03,05,07,08及び

10の締付寸法は,図1,表1及び表2による。表1は推奨寸法であり,新規設計品に適用する。表2は現

在使用されているものではあるが非推奨寸法であり,新規設計品には適用しない。取付面の寸法は,JIS B 

8355による。 

方向制御弁 

モジュラスタック形弁 

注a) 寸法H1は,六角穴付きボルトを使用した場合の締付高さ(固定ボルトの締付高さ)である。スタッド形ボルト

を使用する場合は,スタッドボルトの長さを決めるに当たり,バルブの高さをカタログ又は販売資料から確認
する。 

b) 寸法H2は,モジュラスタック形弁の全高を表し,Oリングプレートが必要な場合にはその厚さを含む。 

図1−4ポート形方向制御弁及び4ポート形モジュラスタック形弁 

−締付寸法(取付面はJIS B 8355による) 

H

1

a

H

2

b

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B 8387:2018 (ISO 7790:2013) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1−4ポート形方向制御弁及び4ポート形モジュラスタック形弁 

−推奨締付寸法(取付面はJIS B 8355による) 

単位 mm 

バルブタイプ 

寸法 

サイズ02 

サイズ03 

サイズ05 

サイズ07 

サイズ08 

サイズ10 

方向制御弁 

H1 

3220

− 

2220

− 

3020

− 

3420

− 

4220

− 

4920

− 

モジュラスタック形弁 

H2 a) 

30

5.00

40

3.00

50

3.00

50

5.00

60

5.00

70

5.00

注a) 寸法H2が設計上の理由で受け入れられない場合,高さについての増減は10 mmの単位とする。 

表2−4ポート形方向制御弁及び4ポート形モジュラスタック形弁 

−非推奨締付寸法(取付面はJIS B 8355による) 

単位 mm 

バルブタイプ 

寸法 

サイズ02 

サイズ03 

サイズ05 

サイズ07 

サイズ08 

サイズ10 

方向制御弁 

H1 

− 

4220

− 

5020

− 

4320

− 

5720

− 

3720

− 

モジュラスタック形弁 

H2 

− 

− 

− 

55

5.00

55

5.00

− 

85

5.00

使用圧力 

最高使用圧力の指示については,製造業者が,バルブ,サブプレート及びマニホールドブロックに対し

て,決めなければならない。 

規格適合表示 

この規格に適合していることを,試験報告書,カタログ及び販売資料に記載する場合には,次の文言を

用いる。 

“締付寸法は,JIS B 8387(油圧−4ポート形モジュラスタック形弁及び4ポート形方向制御弁−締付寸

法)に適合する。” 

B 8387:2018 (ISO 7790:2013) 

  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

参考文献 

[1] JIS B 0021 製品の幾何特性仕様(GPS)−幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示

方式 

注記 対応国際規格:ISO 1101,Geometrical product specifications (GPS)−Geometrical tolerancing−

Tolerances of form, orientation, location and run-out(IDT) 

[2] JIS B 0031 製品の幾何特性仕様(GPS)−表面性状の図示方法 

注記 対応国際規格:ISO 1302,Geometrical Product Specifications (GPS)−Indication of surface texture 

in technical product documentation(IDT) 

[3] JIS B 0209-1 一般用メートルねじ−公差−第1部:原則及び基礎データ 

注記 対応国際規格:ISO 965-1,ISO general-purpose metric screw threads−Tolerances−Part 1: 

Principles and basic data(IDT) 

[4] JIS B 0401-1 製品の幾何特性仕様(GPS)−長さに関わるサイズ公差のISOコード方式−第1部:サ

イズ公差,サイズ差及びはめあいの基礎 

注記 対応国際規格:ISO 286-1,Geometrical product specifications (GPS)−ISO code system for 

tolerances on linear sizes−Part 1: Basis of tolerances, deviations and fits(IDT) 

[5] JIS Z 8317-1 製図−寸法及び公差の記入方法−第1部:一般原則 

注記 対応国際規格:ISO 129-1,Technical drawings−Indication of dimensions and tolerances−Part 1: 

General principles(IDT)