B 8367-1:2009
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 3
4 寸法······························································································································· 3
4.1 一般 ···························································································································· 3
4.2 基準寸法 ······················································································································ 3
4.3 ポートの記号及び寸法 ···································································································· 3
4.4 取付寸法 ······················································································································ 3
5 内径寸法························································································································· 3
6 ストローク許容差 ············································································································· 3
7 取付形式························································································································· 3
8 ピストンロッド ················································································································ 4
8.1 ピストンロッド径記号 ···································································································· 4
8.2 ピストンロッド先端形状 ································································································· 4
8A 製品の呼び方 ················································································································ 4
9 規格準拠表示 ··················································································································· 4
附属書JA(参考)参考文献 ··································································································· 15
附属書JB(参考)JISと対応する国際規格との対比表 ································································ 17
B 8367-1:2009
(2)
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まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フル
ードパワー工業会(JFPA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS B 8367-1:2002は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
JIS B 8367(油圧シリンダ取付寸法)の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 8367-1 第1部:片ロッド−16 MPaシリーズ−丸カバー形−溶接フランジ式及びねじ込みフラ
ンジ式(内径25 mm〜500 mm)
JIS B 8367-2 第2部:片ロッド−16 MPaシリーズ−角カバー形−タイロッド締付式(内径25 mm〜
200 mm)
JIS B 8367-3 第3部:片ロッド−16 MPaシリーズ−角カバー形−タイロッド締付式(内径250 mm〜
500 mm)
JIS B 8367-4 第4部:片ロッド−25 MPaシリーズ−丸カバー形−溶接又はねじ込みフランジ式(内
径50 mmから320 mmまで)
JIS B 8367-5 第5部:片ロッド−10 MPaシリーズ−角カバー形−タイロッド締付式(内径40 mm〜
200 mm)
JIS B 8367-6 第6部:片ロッド−10 MPaシリーズ−薄形(内径32 mmから100 mmまで)
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日本工業規格
JIS
B 8367-1:2009
油圧シリンダ取付寸法−
第1部:片ロッド−16 MPaシリーズ−
丸カバー形−溶接フランジ式及びねじ込みフランジ式
(内径25 mm〜500 mm)
Hydraulic fluid power-Mounting dimensions for cylinders-Part 1: Single
rod, 16 MPa series-Round cover types with welded or threaded flange
(Bores from 25 mm to 500 mm)
序文
この規格は,2007年に第3版として発行されたISO 6020-1を基に作成した日本工業規格であるが,技
術的内容を変更して作成した日本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
1
適用範囲
この規格は,互換性に必要な次の油圧シリンダの取付寸法について規定する。規定する油圧シリンダは,
片ロッド,16 MPaシリーズ−丸カバー形,溶接フランジ式及びねじ込みフランジ式(内径25 mm〜500 mm)
のはん(汎)用シリンダとする。
注記1 この規格は,取付寸法を規定するもので,定格圧力に基づいた性能,また,技術の発展を阻
害するおそれのある内容(構造,特性など)は規定していない。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6020-1:2007,Hydraulic fluid power−Mounting dimensions for single rod cylinders, 16 MPa
(160 bar) series−Part 1: Medium series (MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0142:1994 油圧及び空気圧用語
注記 対応国際規格:ISO 5598:1985,Fluid power systems and components−Vocabulary (NEQ)
2
B 8367-1:2009
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JIS B 0203 管用テーパねじ
JIS B 0209-3 一般用メートルねじ−公差−第3部:構造体用ねじの寸法許容差
JIS B 2351-1 油圧・空気圧用及び一般用途用金属製管継手−第1部:24°くい込み式管継手
JIS B 2355-1 油圧・空気圧用及び一般用途用金属製管継手−Oリングシールによるメートルねじポー
ト及び継手端部−第1部:Oリングシールポート
注記 対応国際規格:ISO 6149-1:1993,Connections for fluid power and general use−Ports and stud ends
with ISO 261 threads and O-ring sealing−Part 1: Ports with O-ring seal in truncated housing (IDT)
JIS B 8366-1 油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第1部:シリンダ
内径及びピストンロッド径
注記 対応国際規格:ISO 3320:1987,Fluid power systems and components−Cylinder bores and piston
rod diameters−Metric series (IDT)
JIS B 8366-3 油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第3部:標準ピス
トンストローク
JIS B 8366-4 油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第4部:ピストン
ロッド先端ねじ寸法及び形状
注記 対応国際規格:ISO 4395:1978,Fluid power systems and components−Cylinders−Piston rod
thread dimensions and types (IDT)
JIS B 8366-5 油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第5部:識別記号
注記 対応国際規格:ISO 6099:2001,Fluid power systems and components−Cylinders−Identification
code for mounting dimensions and mounting types (IDT)
JIS B 8404-1 油圧シリンダ附属金具寸法−16 MPa及び25 MPaシリーズ・丸カバー形−第1部:プレ
ンロッドアイ
JIS B 8404-2 油圧シリンダ附属金具寸法−16 MPa及び25 MPaシリーズ・丸カバー形−第2部:スフ
ェリカルロッドアイ
JIS B 8404-3 油圧シリンダ附属金具寸法−16 MPa及び25 MPaシリーズ・丸カバー形−第3部:ロッ
ドエンド及びブラケット
注記 対応国際規格:ISO 8132:1986,Hydraulic fluid power−Single rod cylinders, 160 bar (16 MPa)
medium and 250 bar (25 MPa) series−Mounting dimensions for accessories (MOD)
ISO 1179-1,Connections for general use and fluid power−Ports and stud ends with ISO 228-1 threads with
elastomeric or metal-to-metal sealing−Part 1: Threaded ports
ISO 6162-1,Hydraulic fluid power−Flange connectors with split or one-piece flange clamps and metric or
inch screws−Part 1: Flange connectors for use at pressures of 3.5 MPa (35 bar) to 35 MPa (350 bar), DN
13 to DN 127
ISO 6162-2,Hydraulic fluid power−Flange connectors with split or one-piece flange clamps and metric or
inch screws−Part 2: Flange connectors for use at pressures of 35 MPa (350 bar) to 40 MPa (400 bar), DN
13 to DN 51
ISO 6164,Hydraulic fluid power−Four-screw, one-piece square-flange connections for use at pressures of 25
MPa and 40 MPa (250 bar and 400 bar)
3
B 8367-1:2009
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3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0142によるほか,次による。
3.1
取付け (mounting)
シリンダを取り付ける,又はシリンダに附属品を取り付ける部位。
3.2
ロッド側
ピストンロッドが出ている側。
3.3
キャップ側
ピストンロッドが出ていない側。
4
寸法
4.1
一般
この規格の取付形式及び取付寸法の記号は,JIS B 8366-5による。
4.2
基準寸法
シリンダの基準寸法及びその許容差は,表1による。
4.3
ポートの記号及び寸法
ポートの記号及び寸法は,表2及び表3による。
4.4
取付寸法
取付寸法及びその許容差は,表4〜表8による。
なお,ストロークに関係する取付寸法の許容差は,表9による。
5
内径寸法
内径寸法は,JIS B 8366-1から選択し,次の呼び寸法とする(単位mm)。
25,32,40,50,63,80,100,125,160,200,250,320,400及び500
6
ストローク許容差
ストロークの許容差は,表10による。
なお,ストロークは,JIS B 8366-3から選ぶのがよい。
7
取付形式
取付形式は,JIS B 8366-5に規定する取付形式及び識別記号とし,次による。
MS2: 軸直角方向フート取付形式
(表4参照)
MF1: ロッド側長方形フランジ取付形式
(表5参照)
MF2: キャップ側長方形フランジ取付形式
(表5参照)
MF3: ロッド側丸形フランジ取付形式
(表6参照)
MF4: キャップ側丸形フランジ取付形式
(表6参照)
MP3: キャップアイ取付形式
(表7参照)
MP4: キャップ側分離アイ取付形式
(表7参照)
4
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MP5: キャップスフェリカルアイ取付形式
(表7参照)
MP6: キャップ側分離スフェリカルアイ取付形式 (表7参照)
MT4: 中間トラニオン取付形式
(表8参照)
8
ピストンロッド
8.1
ピストンロッド径記号
内径とピストンロッド径との組合せ表示の便宜のために,ピストンロッド径に記号を与え,ピストンロ
ッドとシリンダとの面積比が1/2のピストンロッドを“A”,約1/3.2のピストンロッドを“B”とする。
8.2
ピストンロッド先端形状
a) ピストンロッド先端形状は,JIS B 8366-4の中の“おねじ−肩当たり形状”とする(表1参照)。
なお,この規格以外の先端形状(おねじ又はめねじともに)を使用する場合もJIS B 8366-4の中か
ら選択する。
b) ロッド先端金具は,JIS B 8404-1,JIS B 8404-2及びJIS B 8404-3から選択する。
また,ねじの公差域クラスはJIS B 0209-3によって,おねじは公差域クラス6g,及びめねじは公差
域クラス6Hとする。
8A
製品の呼び方
油圧シリンダの呼び方は,規格番号,シリンダ内径,ピストンロッド径,取付形式記号及びストローク
の長さによる。
例 JIS B 8367-1-63-45-MP3-200
例は,規格番号JIS B 8367-1,内径63 mm,ピストンロッド径45 mm,キャップアイ取付形式,
ストローク200 mmの油圧シリンダであることを表す。
9
規格準拠表示
この規格に従っていることを,試験報告書,カタログ及び販売資料に記載する場合は,次の文言を用い
る。
“取付寸法は,JIS B 8367-1[油圧シリンダ取付寸法−第1部:片ロッド−16 MPaシリーズ−丸カバー
形−溶接フランジ式及びねじ込みフランジ式(内径25 mm〜500 mm)]に準拠する。”
5
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表1−基準寸法及びその許容差
単位 mm
内径
VE
最大
WF c)
ZJ+a)
KK
公差域クラス
6g
ロッド径
A
最大
Y c)
PJ+a)
D
最大
OH b)
記号 MM
25
15
28
150
M12×1.25
M12×1.25
M14×1.5
B
A
A
14
18
18
16
16
18
58
77
56
25.5±1
32
19
32
170
M14×1.5
M14×1.5
M16×1.5
B
A
A
18
22
22
18
18
22
64
89
67
30±1
40
19
32
190
M16×1.5
M16×1.5
M20×1.5
B
A
A
22
28
28
22
22
28
71
97
78
35±1.25
50
24
38
205
M20×1.5
M20×1.5
M27×2
B
A
A
28
36
36
28
28
36
72
111
95
44±1.25
63
29
45
224
M27×2
M27×2
M33×2
B
A
A
36
45
45
36
36
45
82
117
116
54±1.5
80
36
54
250
M33×2
M33×2
M42×2
B
A
A
45
56
56
45
56
56
91
134
130
62±1.5
100
37
57
300
M42×2
M42×2
M48×2
B
A
A
56
70
70
56
56
63
108
162
158
75±1.5
125
37
60
325
M48×2
M48×2
M64×3
B
A
A
70
90
90
63
63
85
121
174
192
92±1.75
160
41
66
370
M64×3
M64×3
M80×3
B
A
A
90
110
110
85
85
95
143
191
238
115±1.75
200
45
75
450
M80×3
M80×3
M100×3
B
A
A
110
140
140
95
95
112
190
224
285
138±2
250
64
96
550
M100×3
M100×3
M125×4
B
A
A
140
180
180
112
112
125
−
−
365
−
6
B 8367-1:2009
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表1−基準寸法及びその許容差(続き)
単位 mm
内径
VE
最大
WF c)
ZJ+a)
KK
公差域クラス
6g
ロッド径
A
最大
Y c)
PJ+a)
D
最大
OH b)
記号 MM
320
71
108
660
M125×4
M125×4
M160×4
B
A
A
180
220
220
125
125
160
−
−
455
−
400
90
130
740
M160×4
M160×4
M200×4
B
A
A
220
280
280
160
160
200
−
−
565
−
500
110
163
890
M200×4
M200×4
M250×6
B
A
A
280
360
360
200
200
250
−
−
645
−
注a) +記号は,ストロークを加算する箇所を示し,ストローク加算後の長さの許容差は,表9による。
b) OHはねじ継手の場合に適用し,フランジ継手の場合はフランジが取り付く寸法とする。
c) 許容差は,表9による。
d) ポートの記号及び寸法は,表2及び表3による。
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表2−ねじ込み式ポートの記号及び寸法
単位 mm
記号
M
G
O
R
規格
JIS B 2355-1
ISO 1179-1
JIS B 2351-1
JIS B 0203
ポート
形状
内径
EE
公差域クラス
6H
EC
L1
最小
EE
A級
EC
L1
最小
EE
A級
L1
最小
EE
L1
25
M14×1.5
7.5
11.5
G 1/4
7.5
12.5
G 1/4
12
Rc 1/4
6.7
32
M18×1.5
11
14.5
G 3/8
9
12.5
G 3/8
12
Rc 3/8
7.0
40
50
M22×1.5
14
15.5
G 1/2
14
15
G 1/2
16
Rc 1/2
9.1
63
80
M27×2
18
19
G 3/4
18
16.5
G 3/4
17
Rc 3/4
10.2
100
125
M33×2
23
19
G 1
23
19
G 1
21
Rc 1
11.6
160
200
M42×2
30
19.5
G 11/4
30
21.5
G 11/4
21.4
Rc 11/4
13.4
250
320
M48×2
36
22
G 11/2
36
22.5
G 11/2
21.4
Rc 11/2
13.4
400
500
M60×2
44
24.5
−
−
−
−
−
−
−
注記1 ねじポートの場合,下ぎりが貫通しないときのねじ下穴の深さは,それぞれの規格を参照。
注記2 ねじポートは,記号M及びGを優先して使用するのがよい。
8
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表3−フランジ式ポートの記号及び寸法
単位 mm
記号
F
MM
規格
ISO 6164(25 MPa シリーズ)
ISO 6162-1
ポート
形状
内径
呼び
フランジ
記号
FF
EA
±0.25
ED
公差域クラス
6H
呼び
フランジ
記号
FF
EA
±0.25
EB
±0.25
ED
公差域クラス
6H
63
80
DN13
15
29.7
M8×1.25×15
DN13
12.7
17.5
38.1
M8×1.25×12.5
100
125
DN19
20
35.4
M8×1.25×15
DN19
19.1
22.3
47.6
M10×1.5×16.5
160
200
DN25
25
43.8
M10×1.5×16
DN25
25.4
26.2
52.4
M10×1.5×16.5
250
320
DN32
32
51.6
M12×1.75×20
DN32
31.8
30.2
58.7
M10×1.5×16.5
400
500
DN38
38
60.1
M16×2×25
DN38
38.1
35.7
69.9
M12×1.75×19.5
管フランジ選定上の注意 特にピストンロッドが太い場合には,外力による引張作用及び/又は増圧作用で,ロッ
ド側の内圧は動作圧力の2倍又はそれ以上の圧力になることがある。この場合,このフランジ式ポートの規定に対
応する管フランジでは強度上不十分な場合があるため,配管及び管フランジの強度は十分に配慮する必要があり,
受渡当事者間で使用方法を確認の上,協定する必要がある。管フランジは,より高圧に対応可能なISO 6162-2及び
ISO 6164(40 MPaシリーズ)があり,この中から選択できる。
0
−1.5
0
−1.5
9
B 8367-1:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表4−MS2の取付寸法及びその許容差
単位 mm
内径
S
公差域
クラス
js13
XS b) SS+a)
TE
公差域
クラス
js13
TS
公差域
クラス
js13
US
最大
SB
公差域
クラス
H13
EH
最大
LH c)
公差域
クラス
h10
ST c)
最大
KC d)
最小
CO d)
公差域
クラス
N9
LC d)
最小
25
32
40
50
63
80
100
125
160
200
20
25
25
32
32
40
50
56
60
72
18
19.5
19.5
22
29
34
32
32
36
39
142
163
183
199
211
236
293
321
364
447
56
67
78
95
116
130
158
192
238
285
75
90
100
120
150
170
205
245
295
350
92
110
120
145
180
210
250
300
350
415
9
11
11
14
18
22
26
33
33
39
60
72
82
100
120
135
161
196
238
288
32
38
43
52
62
70
82
100
119
145
32
38
43
52
62
70
82
100
119
145
3.5
4
4
4.5
4.5
5
6
6
8
9
6
8
8
10
10
14
16
18
22
28
12
17
17
20
20
28
34
37
78
122
注a) +記号は,ストロークを加算する箇所を示し,ストローク加算後の長さの許容差は,表9による。
b) 許容差は,表9による。
c) 寸法LHは,取付面からシリンダの中心高さを示し,寸法STは,取付金具の脚の高さを示す。
d) キー溝加工は,受渡当事者間の協定による。また,寸法LCはキー溝の有効最小寸法を示す。
10
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表5−MF1及びMF2の取付寸法及びその許容差
MF1
MF2
単位 mm
内径
W c)
TF
公差域
クラス
js13
FB
公差域
クラス
H13
R
公差域
クラス
js13
ZF+a) ZB+a), b)
最大
VD
最小
BA
公差域
クラス
H8
B
公差域
クラス
f8
UF
最大
E
最大
MF
公差域
クラス
js13
25
32
40
50
63
80
100
125
16
16
16
18
20
22
25
28
69.2
85
98
116.4
134
152.5
184.8
217.1
6.6
9
9
11
13.5
17.5
22
22
28.7
35.2
40.6
48.2
55.5
63.1
76.5
90.2
162
186
206
225
249
282
332
357
158
178
198
213
234
260
310
335
3
3
3
4
4
4
5
5
32
40
50
60
70
85
106
132
32
40
50
60
70
85
106
132
85
105
115
140
160
185
225
255
60
70
80
100
120
135
160
195
12
16
16
20
25
32
32
32
注a) +記号は,ストロークを加算する箇所を示し,ストローク加算後の長さの許容差は,表9による。
b) ZBの基準点と反対側に記されている二点鎖線の位置は,タイロッドナットの高さなどシリンダが占有する最
も外側の位置である。
c) 許容差は,表9による。
11
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表6−MF3及びMF4の取付寸法及びその許容差
MF3
MF4
単位 mm
内径
VD
最小
WC c)
FB
公差域
クラス
H13
FC
公差域
クラス
js13
ZP+a)
ZB+a), b)
最大
BA
公差域
クラス
H8
B
公差域
クラス
f8
UC
最大
NF
公差域
クラス
js13
25
32
40
50
63
80
100
125
160
200
250
320
400
500
3
3
3
4
4
4
5
5
5
5
8
8
10
10
16
16
16
18
20
22
25
28
30
35
40
45
50
63
8×φ 6.6
8×φ 9
8×φ 9
8×φ 11
8×φ 13.5
8×φ 17.5
8×φ 22
8×φ 22
8×φ 22
8×φ 26
8×φ 33
8×φ 39
8×φ 45
12×φ 45
75
92
106
126
145
165
200
235
280
340
420
520
640
720
162
186
206
225
249
282
332
357
406
490
606
723
820
990
158
178
198
213
234
260
310
335
380
480
580
710
790
940
32
40
50
60
70
85
106
132
160
200
250
320
400
500
32
40
50
60
70
85
106
132
160
200
250
320
400
500
90
110
125
150
170
195
240
275
320
385
490
600
730
810
12
16
16
20
25
32
32
32
36
40
56
63
80
100
注a) +記号は,ストロークを加算する箇所を示し,ストローク加算後の長さの許容差は,表9による。
b) ZBの基準点と反対側に記されている二点鎖線の位置は,タイロッドナットの高さなどシリンダが占有する最
も外側の位置である。
c) 許容差は,表9による。
12
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表7−MP3,MP4,MP5及びMP6の取付寸法及びその許容差
MP3,MP4
MP5,MP6
単位 mm
内径
CD
公差域クラス
H9
CX
公差域クラス
H7
EW及びEX
公差域クラス
h12
L及びLT
最小
MR及びMS
最大
XC+a),XD+a),XO+a)
及びXN+a)
Z b)
最小
25
32
40
50
63
80
100
125
160
200
250
320
400
500
12
16
20
25
32
40
50
63
80
100
125
160
200
250
12
16
20
25
32
40
50
63
80
100
125
160
200
250
12
16
20
25
32
40
50
63
80
100
125
160
200
250
16
20
25
32
40
50
63
71
90
112
160
200
250
320
16
20
25
32
40
50
63
71
90
112
160
200
250
320
178
206
231
257
289
332
395
428
505
615
773
930
990
1 210
4°
注a) +記号は,ストロークを加算する箇所を示し,ストローク加算後の長さの許容差は,表9による。
b) Zはスフェリカルアイの揺動角度を表す。
13
B 8367-1:2009
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表8−MT4の取付寸法及びその許容差
単位 mm
内径
TD
公差域クラス
f8
TL
公差域クラス
js13
TM
公差域クラス
h12
ZB+a), b)
最大
25
32
40
50
63
80
100
125
160
200
250
320
400
500
12
16
20
25
32
40
50
63
80
100
125
160
200
250
10
12
16
20
25
32
40
50
63
80
100
125
160
250
63
75
90
105
120
135
160
195
240
295
370
470
570
700
158
178
198
213
234
260
310
335
380
480
580
710
790
940
注a) +記号は,ストロークを加算する箇所を示し,ストローク加算後の長さの許容差は,表9
による。
b) ZBの基準点と反対側に記されている二点鎖線の位置は,タイロッドナットの高さなどシリ
ンダが占有する最も外側の位置である。
c) XVは受渡当事者間の協定によって寸法を定める。
14
B 8367-1:2009
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表9−ストロークに関係する取付寸法の許容差
単位 mm
取付寸法表示記号
Y
PJ+
WF
ZJ+
WC
W
XS
SS+
XC+
取付形式表示記号
(表1参照)
MF3
MF1
MS2
MS2
MP3
ストローク
許容差
ストローク≦1 250
±2
±1.5
±2
±1.5
±2
±2
±2
±1.5
±1.5
1 250<ストローク≦3 150
±4
±3
±4
±3
±4
±4
±4
±3
±3
3 150<ストローク≦8 000
±8
±5
±8
±5
±8
±8
±8
±5
±5
単位 mm
取付寸法表示記号
XD+
XO+
XN+
XV
ZF+
ZP+
ZB+
取付形式表示記号
MP4
MP5
MP6
MT4
MF2
MF4
MF1
MF3
MT4
ストローク
許容差
ストローク≦1 250
±1.5
±1.5
±1.5
±2
±1.5
±1.5
最大
1 250<ストローク≦3 150
±3
±3
±3
±4
±3
±3
3 150<ストローク≦8 000
±5
±5
±5
±8
±5
±5
表10−ストロークの許容差
単位 mm
ストローク
許容差
ストローク≦1 250
+2
0
1 250<ストローク≦3 150
+5
0
3 150<ストローク≦8 000
+8
0
15
B 8367-1:2009
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附属書JA
(参考)
参考文献
JIS B 0202:1999 管用平行ねじ
注記 対応国際規格:ISO 228-1:1994,Pipe threads where pressure-tight joints are not made on the threads
−Part 1: Dimensions, tolerances and designation (MOD)
JIS B 0401-2:1998 寸法公差及びはめあいの方式−第2部:穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表
注記 対応国際規格:ISO 286-2:1988,ISO system of limits and fits−Part 2: Tables of standard tolerance
grades and limit deviations for holes and shafts (IDT)
JIS B 1001:1985 ボルト穴径及びざぐり径
注記 対応国際規格:ISO 273:1979,Fasteners−Clearance holes for bolts and screws (MOD)
JIS B 1002:1985 二面幅の寸法
注記 対応国際規格:ISO 272,Fasteners−Hexagon products−Widths across flats (MOD)
JIS B 2401:2005 Oリング
注記 対応国際規格:ISO 3601-1:2002,Fluid power systems−O-rings−Part 1: Inside diameters,
cross-sections, tolerances and size identification code (MOD)
JIS B 8366-2:2000 油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第2部:呼び
圧力
JIS B 8377-2:2002 油圧・空気圧システム及び機器−シリンダの試験・検査−第2部:油圧シリンダ受
渡検査
注記 対応国際規格:ISO 10100:2001,Hydraulic fluid power−Cylinders−Acceptance tests (MOD)
JIS B 8394-1:2000 油圧−組合せシール用ハウジング−寸法及び許容差−第1部:ピストンシール用ハ
ウジング
注記 対応国際規格:ISO 7425-1:1988,Hydraulic fluid power−Housings for elastomer-energized,
plastic-faced seals−Dimensions and tolerances−Part 1: Piston seal housings (IDT)
JIS B 8394-2:2000 油圧−組合せシール用ハウジング−寸法及び許容差−第2部:ロッドシール用ハウ
ジング
注記 対応国際規格:ISO 7425-2:1989,Hydraulic fluid power−Housings for elastomer-energized,
plastic-faced seals−Dimensions and tolerances−Part 2: Rod seal housings (IDT)
JIS B 8395:2000 油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−往復動用ワイパリングのハウジング−寸
法及び許容差
注記 対応国際規格:ISO 6195:1986,Fluid power systems and components−Cylinders−Housings for rod
wiper rings in reciprocating applications−Dimensions and tolerances (IDT)
JIS B 8396:2000 油圧−シリンダ−往復動用ピストン及びロッドシールのハウジング−寸法及び許容差
注記 対応国際規格:ISO 5597:1987,Hydraulic fluid power−Cylinders−Housings for piston and rod seals
in reciprocating applications−Dimensions and tolerances (IDT)
JIS B 8663:2001 油圧−シリンダ−ピストン及びロッド用ウェアリングのハウジング寸法
注記 対応国際規格:ISO 10766:1996,Hydraulic fluid power−Cylinders−Housing dimensions for
16
B 8367-1:2009
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
rectangular-section-cut bearing rings for pistons and rods (IDT)
ISO 4394-1:1980,Fluid power systems and components−Cylinder barrels−Part 1: Requirements for steel tubes
with specially finished bores
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JB
(参考)
JISと対応する国際規格との対比表
JIS B 8367-1:2009 油圧シリンダ取付寸法−第1部:片ロッド−16 MPaシリーズ−
丸カバー形−溶接フランジ式及びねじ込みフランジ式(内径25 mm〜500 mm)
ISO 6020-1:2007,Hydraulic fluid power−Mounting dimensions for single rod
cylinders, 16 MPa (160 bar) series−Part 1: Medium series
(Ⅰ)JISの規定
(Ⅱ)
国際規格
番号
(Ⅲ)国際規格の規定
(Ⅳ)JISと国際規格との技術的差異の箇条ご
との評価及びその内容
(Ⅴ)JISと国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策
箇条番号及
び名称
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
3 用語及び
定義
3.1 取付け
−
−
追加
国内で使用している用語の定義
が不十分であり,また,JIS B 0142
に定義がないため追加した。
JIS B 0142の見直し後に削除を
検討する。
3.2 ロッド側
−
−
追加
国内で普及度が高く,また,国外
で使用される定義と異なるため
規定した。
ISO 5598の見直し後に検討を
行う。
3.3 キャップ側
−
−
追加
国内で普及している用語と異な
るため規定した。
4 寸法
取付寸法及びその
許容差並びにポー
ト寸法を規定。
4
JISとほぼ同じ
追加
国内では,ISO規格に適合した継
手の普及度は低く,継手の入手困
難のため,JISでは,普及度の高
いインチ寸法の平行ねじ及びテ
ーパねじの2種類のポートを追加
した。
ISO規格の継手の普及に努力
し,普及した時点でJISを改正
する。
6 ストロー
ク許容差
ストローク許容差
を規定。
6
JISとほぼ同じ
追加
ストロークの選択について追加
した。
見直し時にISOへ提案する。
8 ピストン
ロッド
8.1 内径に対応す
るロッド径の記号
を規定。
−
−
追加
国内での普及率が高く,ロッドの
太さの認識に便利なため追加し
た。
見直し時にISOに提案する。
4
B
8
3
6
7
-1
:
2
0
0
9
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(Ⅰ)JISの規定
(Ⅱ)
国際規格
番号
(Ⅲ)国際規格の規定
(Ⅳ)JISと国際規格との技術的差異の箇条ご
との評価及びその内容
(Ⅴ)JISと国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策
箇条番号及
び名称
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
8 ピストン
ロッド(続
き)
8.2 b) 附属金具の
寸法の規格及びね
じの公差域クラス
について規定。
8.3
JISとほぼ同じであるが,
一部異なる。
追加
当該規格のシリンダに使用する
附属金具のISO規格が改正され
たため,ISOでは改正された規格
を使っているがJISでは旧ISO規
格に対応したJISを使っている。
また,JISでは,安全確保のため
ねじの公差域クラスを追加した。
当該JISの改正時に,ISO規格
に整合させる予定である。
8A 製品の
呼び方
規格番号,シリン
ダ内径,ピストン
ロッド径,取付形
式記号及びストロ
ーク長さで呼ぶこ
とを推奨。
−
−
追加
呼び名であり,技術的な差異はな
い。
見直し時にISOへ提案する。
表1〜10
シリンダの基準寸
法・取付寸法・許
容差等を規定
Table
1〜9
Figure
1〜6
JISとほぼ同じ
変更
取付形式の順番を,最初に固定形
取付方式,次に揺動形取付方式に
した。そのため,固定形取付方式
のMS2の順番を変更した。
見直し時にISOへ提案する。
追加
箇条4及び8.1の変更に伴うポー
トと記号の追加等を行った。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 6020-1:2007,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更………………国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD…………… 国際規格を修正している。
4
B
8
3
6
7
-1
:
2
0
0
9