B 8366-4 : 2000 (ISO 4395 : 1978)
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。これによってJIS B 8366 : 1990は廃止され,JIS B 8366-1〜5に置き換えられる。
JIS B 8366は,次に示す部編成となっている。これらの規格には“油圧・空気圧システム及び機器−シ
リンダ−構成要素及び識別記号”という共通主タイトルを用いた。
第1部:シリンダ内径及びピストンロッド径
第2部:呼び圧力
第3部:標準ピストンストローク
第4部:ピストンロッド先端ねじ寸法及び形状
第5部:識別記号
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 8366-4 : 2000
(ISO 4395 : 1978)
油圧・空気圧システム及び機器−
シリンダ−構成要素及び識別記号−
第4部:ピストンロッド先端ねじ寸法及び形状
Fluid power systems and components−Cylinders−
Elements and identification code−
Part 4 : Piston rod thread dimension and types
序文 この規格は,1978年に発行されたISO 4395, Fluid power systems and components−Cylinders−Piston
rod thread dimension and typesを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工
業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,油圧及び空気圧シリンダに使用するピストンロッド先端ねじ(以下,先端ね
じという。)の寸法及び形状について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成
するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その最
新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0142 油圧及び空気圧用語
備考 ISO 5598 : 1985, Fluid power systems and components−Vocabularyからの引用事項は,この規格
の該当事項と同等である。
JIS B 0207 メートル細目ねじ
JIS B 8366-5 油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及び識別記号−第5部:識別記号
3. 定義
ピストンロッド先端ねじ シリンダの附属品をシリンダに取り付けるためのピストンロッド先端のね
じ。
4. 先端ねじ寸法及び形状
4.1
先端ねじの形状は,図1,図2及び図3による。
2
B 8366-4 : 2000 (ISO 4395 : 1978)
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図1 めねじ形状
図2 おねじ−肩[ねじ逃げ溝のロッド側の側面(以下,肩という。)]当たり形状
図3 おねじ−肩当たりなし形状
3
B 8366-4 : 2000 (ISO 4395 : 1978)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4.2
先端ねじの呼び及び寸法は,表1による。
表1 先端ねじの呼び及び寸法
単位mm
ねじの呼び
ねじの寸法(1)
短い形式
(おねじA又はめねじAF)
長い形式(2)
(おねじAM)
M3×0.35
6
9
M4×0.5(3)
8
12
M5×0.5
10
15
M6×0.75(3)
12
16
M8×1(3)
12
20
M10×1.25
14
22
M12×1.25
16
24
M14×1.5
18
28
M16×1.5
22
32
M18×1.5
25
36
M20×1.5
28
40
M22×1.5
30
44
M24×2
32
48
M27×2
36
54
M30×2
40
60
M33×2
45
66
M36×2
50
72
M42×2
56
84
M48×2
63
96
M56×2
75
112
M64×3
85
128
M72×3
85
128
M80×3
95
140
M90×3
106
140
M100×3
112
−
M110×3
112
−
M125×4
125
−
M140×4
140
−
M160×4
160
−
M180×4
180
−
M200×4
200
−
M220×4
220
−
M250×6
250
−
M280×6
280
−
注(1) 先端ねじのめねじ寸法は最小寸法,おねじ寸法は最大寸法を示す。
(2) 調整のためにロックナットを使用するときは,長い形式を使用する。
(3) 特別に空気圧シリンダ用として,次のねじを使用する。
M4×0.7,M6×1及びM8×1.25
5. 規格適合表示(この規格を使用する場合) この規格に従っている場合には,試験報告書,カタログ
及び販売資料に,次の表示を使用する。
“ピストンロッド先端ねじ寸法及び形式は,JIS B 8366-4(油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−
構成要素及び識別記号−第4部:ピストンロッド先端ねじ寸法及び形状)に適合する。”
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B 8366-4 : 2000 (ISO 4395 : 1978)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
整合化本委員会 構成表
氏名
所属
(委員長)
竹 中 俊 夫
東京工業大学名誉教授
島 田 公 雄
中央大学
中 嶋 誠
通商産業省機械情報産業局
本 間 清
工業技術院標準部
橋 本 繁 晴
財団法人日本規格協会
村 井 孝 宣
財団法人機械振興協会
吉 松 英 昭
株式会社神戸製鋼所
渡 並 直
トヨタ自動車株式会社
荒 木 義 昭
株式会社日平トヤマ
岡 安 英 雄
社団法人日本工作機械工業会
黒 部 昌 徳
東芝機械株式会社
藤 田 勝
石川島汎用機械株式会社
中 西 康 二
黒田精工株式会社
手 塚 昂 宏
カヤバ工業株式会社
門 泰 一
太陽鉄工株式会社
石 井 進
内田油圧機器工業株式会社
山 崎 一 彦
山信工業株式会社
平 野 謙 一
油研工業株式会社
木 原 和 幸
株式会社トキメック
二 見 安 亮
CKD株式会社
根 本 圭 介
三菱電線工業株式会社
小 池 一 夫
イハラサイエンス株式会社
小曽戸 博
内田油圧機器工業株式会社
(事務局)
三 浦 吉 成
社団法人日本油空圧工業会
堀 切 俊 彦
社団法人日本油空圧工業会