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B 8366-3 : 2000 (ISO 4393 : 1978) 

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日

本工業規格である。これによってJIS B 8366 : 1990は廃止され,JIS B 8366-1〜5に置き換えられる。 

JIS B 8366は,次に示す部編成となっている。これらの規格には“油圧・空気圧システム及び機器−シ

リンダ−構成要素及び識別記号”という共通主タイトルを用いた。 

第1部:シリンダ内径及びピストンロッド径 

第2部:呼び圧力 

第3部:標準ピストンストローク 

第4部:ピストンロッド先端ねじ寸法及び形状 

第5部:識別記号

日本工業規格          JIS 

B 8366-3 : 2000 

(ISO 4393 : 1978) 

油圧・空気圧システム及び機器− 

シリンダ−構成要素及び識別記号− 

第3部:標準ピストンストローク 

Fluid power systems and components−Cylinders− 

Elements and identification code− 

Part 3 : Basic series of piston strokes 

序文 この規格は,1978年に発行されたISO 4393, Fluid power systems and components−Cylinders−Basic 

series of piston strokesを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格で

ある。 

なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。 

1. 適用範囲 この規格は,油圧及び空気圧シリンダの単動及び複動シリンダに使用される標準ストロー

クについて規定する。 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで、発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構

成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その

最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 0142 油圧及び空気圧用語 

備考 ISO 5598 : 1985, Fluid power systems and components−Vocabularyからの引用事項は,この規格

の該当事項と同等である。 

JIS Z 8401 数値の丸め方 

JIS Z 8601 標準数 

備考 ISO 497, Guide to the choice of series of preferred numbers and of series containing more rounded 

values of preferred numbersからの引用事項は,これら2規格の該当事項と同等である。 

3. 寸法 標準ピストンストロークは,表1による。 

background image

B 8366-3 : 2000 (ISO 4393 : 1978) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1 標準ピストンストローク 

注(1) Sは,ピストンストロークを示す。 

単位 mm 

25 

50 

80 

100 

125 

160 

200 

250 

320 

400 

500 

備考 もし上記ストローク以外の値の要求があった場合には,JIS Z 8601で

JIS Z 8401によって丸められたR10数列の中から採用する。 

4. 規格適合表示(この規格を使用する場合) この規格に従っている場合には,試験報告書,カタログ

及び販売資料に次の表示を使用する。 

“ピストンロッドの標準系列は,JIS B 8366-3(油圧・空気圧システム及び機器−シリンダ−構成要素及

び識別記号−第3部:標準ピストンストローク)の標準系列に適合する。” 

整合化本委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

竹 中 俊 夫 

東京工業大学名誉教授 

島 田 公 雄 

中央大学 

中 嶋   誠 

通商産業省機械情報産業局 

本 間   清 

工業技術院標準部 

橋 本 繁 晴 

財団法人日本規格協会 

村 井 孝 宣 

財団法人機械振興協会 

吉 松 英 昭 

株式会社神戸製鋼所 

渡 並   直 

トヨタ自動車株式会社 

荒 木 義 昭 

株式会社日平トヤマ 

岡 安 英 雄 

社団法人日本工作機械工業会 

黒 部 昌 徳 

東芝機械株式会社 

藤 田   勝 

石川島汎用機械株式会社 

中 西 康 二 

黒田精工株式会社 

手 塚 昂 宏 

カヤバ工業株式会社 

門   泰 一 

太陽鉄工株式会社 

石 井   進 

内田油圧機器工業株式会社 

山 崎 一 彦 

山信工業株式会社 

平 野 謙 一 

油研工業株式会社 

木 原 和 幸 

株式会社トキメック 

二 見 安 亮 

CKD株式会社 

根 本 圭 介 

三菱電線工業株式会社 

小 池 一 夫 

イハラサイエンス株式会社 

小曽戸   博 

内田油圧機器工業株式会社 

(事務局) 

三 浦 吉 成 

社団法人日本油空圧工業会 

堀 切 俊 彦 

社団法人日本油空圧工業会 

B 8366-3 : 2000 (ISO 4393 : 1978) 

第7原案作成委員会 構成表 

氏名 

所属 

(主査) 

門   泰 一 

太陽鉄工株式会社 

本 間   清 

工業技術院標準部 

橋 本 繁 晴 

財団法人日本規格協会 

赤 井 英 夫 

太陽鉄工株式会社 

小 石 隆 彦 

株式会社堀内機械製作所 

武   雅 兄 

株式会社トキメック 

寺 尾 行 雄 

SMC株式会社 

恒 川 田 一 

CKD株式会社 

(事務局) 

堀 切 俊 彦 

社団法人日本油空圧工業会