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B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって,JIS B 8357 : 1994は改正され,この規格に置き換えられる。 

JIS B 8357には,次に示す附属書がある。 

附属書1(参考) 参考文献 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 8357 : 2000 

(ISO 6263 : 1997) 

油圧用圧力補償付流量調整弁− 

取付面及び取付寸法 

Hydraulic fluid power−Compensated flow-control valves− 

Mounting surfaces 

序文 この規格は,1997年に第2版として発行されたISO 6263, Hydraulic fluid power−Compensated 

flow-control valves−Mounting surfacesを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成し

た日本工業規格である。 

なお,この規格で点線の下線を施してある“箇所”は原国際規格にはない事項である。 

1. 適用範囲 この規格は一般機械に用いられる圧力補償付流量調整弁のうち,ガスケット取付形のもの

について,その取付面及び取付寸法を規定する。この規格によって,バルブとしての互換性が保証される。 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構

成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その

最新版(追補も含む。)を適用する。 

JIS B 0021 製品の幾何特性仕様 (GPS) −幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示

方式 

備考 ISO 1101:1983, Technical drawings−Geometrical tolerancing−Tolerance of form, orientation, 

location, and run-out−Generalities, definitions, symbols, indications on drawingsが,この規格

と一致している。 

JIS B 0031 製図−面の肌の図示方法 

備考 ISO 1302:1992, Technical drawings−Method of indicating surface texture. が,この規格と一致

している。 

JIS B 0125 油圧及び空気圧用図記号 

備考 ISO 1219-1:1991, Fluid power system and components−Graphic symbols and circuit diagrams−

Part 1:Graphic symbolsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 

JIS B 0142 油圧及び空気圧用語 

備考 ISO 5598:1985, Fluid power system and components−Vocabularyからの引用事項は,この規格

の該当事項と同等である。 

JIS B 0601 表面粗さ−定義及び表示 

備考 ISO 468:1982, Surface roughness−Parameters, their values and general rules for specifying 

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

requirementsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 

ISO 4401:1994 Hydraulic fluid power−Four port directional control valves−Mounting surfaces 

ISO 5783:1995 Hydraulic fluid power−Code for identification of valve mounting surface and cartridge 

valve cavities 

3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0142による。 

4. 記号 

4.1 

この規格に使用されている記号の意味は,次のとおりである。 

a) A,B,L,P,T及びVは,ポートを表す。 

b) F1,F2,F3及びF4は,取付ボルトを表す。 

c) G,G1及びG2は,位置決めピンを表す。 

d) Dは,取付ボルトの直径を表す。 

e) γmaxは,取付面のコーナーの半径を表す。 

4.2 

この規格の図に用いられている図記号は,JIS B 0125による。 

4.3 

この規格で使用されている呼び記号は,ISO 5783による。 

5. 許容差 

5.1 

次の数値が取付面に適用される。 

表面粗さ Ra≦0.8μm(JIS B 0031及びJIS B 0601参照) 

平面度 100mmの距離当たり0.01mm以下(JIS B 0021参照) 

位置決めピン穴の公差 H12 

5.2 

付図に示されるx,y寸法に対する公差は,次のとおりである。 

位置決めピン穴 ±0.1mm 

取付ボルト穴 

±0.1mm 

ポート穴 

±0.2mm 

6. 寸法 

6.1 

油圧用圧力補償付流量調整弁の取付面寸法は,6.2から6.9で示される図及び表から選択される。 

6.2 

最大ポート径4.5mmの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-02-01-*-97)の取付面寸法を,付図1に

示す。 

6.3 

最大ポート径7.5mmの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-03-03-*-97)の取付面寸法を,付図3に

示す。 

6.4 

最大ポート径14.7mmの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-06-05-*-97)の取付面寸法を,付図5に

示す。 

6.5 

最大ポート径14.7mmの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-06-07-*-97)の取付面寸法を,付図7に

示す。 

6.6 

最大ポート径17.5mmの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-07-09-*-97)の取付面寸法を,付図9に

示す。 

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

6.7 

最大ポート径17.5mmの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-07-11-*-97)の取付面寸法を,付図11

に示す。 

6.8 

最大ポート径23.4mmの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-08-13-*-97)の取付面寸法を,付図13

に示す。 

6.9 

最大ポート径23.4mmの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-08-15-*-97)の取付面寸法を,付図15

に示す。 

7. ポート記号 

7.1 

油圧用圧力補償付流量調整弁のポート記号は,7.2から7.9で示される図から選択される。 

7.2 

最大ポート径4.5mmの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-02-01-*-97)のポート記号を,付図2に

示す。 

7.3 

最大ポート径7.5mmの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-03-03-*-97)のポート記号を,付図4に

示す。 

7.4 

最大ポート径14.7mmでポート数二つの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-06-05-*-97)のポート記

号を,付図6に示す。 

7.5 

最大ポート径14.7mmでポート数三つの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-06-07-*-97)のポート記

号を,付図8に示す。 

7.6 

最大ポート径17.5mmでポート数二つの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-07-09-*-97)のポート記

号を,付図10に示す。 

7.7 

最大ポート径17.5mmでポート数三つの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-07-11-*-97)のポート記

号を,付図12に示す。 

7.8 

最大ポート径23.4mmでポート数二つの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-08-13-*-97)のポート記

号を,付図14に示す。 

7.9 

最大ポート径23.4mmでポート数三つの圧力補償付流量調整弁(呼び:6263-08-15-*-97)のポート記

号を,付図16に示す。 

8. モジュラースタック形バルブ モジュラースタック形バルブの取付面とポート記号については,ISO 

4401に示される。 

9. 作動圧力 作動圧力の最高限度の表示については,付図1,付図3,付図5,付図7,付図9,付図11,

付図13及び付図15の備考1を参照のこと。 

10. 規格適合表示 この規格に従っている場合には,試験報告書,カタログ,及び販売資料に,次の表示

を使用する。 

“取付面及び取付寸法は,JIS B 8357油圧用圧力補償付流量調整弁−取付面及び取付寸法に適合する。” 

background image

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

注(1) 最小ねじ深さはボルト径Dの1.5倍である。バルブ間の互換性を容易にし,そして取付ボルト長

さを最小にするための推奨ねじ深さは,2D+6mmである。取付部が鉄の場合の推奨ねじ締結長

さは,1.25Dである。 

(2) 図中に一点鎖線で示される範囲は,取付面の最小寸法である。四角形のコーナーは丸くなるが,

その最大半径γmaxは取付ボルト径に等しい。取付ボルトから取付面のコーナー端までの距離は,

それぞれの座標軸に沿って等距離である。 

(3) この寸法は取付面としてバルブに要求される最小のスペースを表すと同時に,同一なバルブを

2台マニホールドブロックに取り付けた場合の中心線間の距離を表す。バルブの製造業者は,

バルブが完全に組み立てた状態において,いかなる部品もこの寸法から出ないように,注意を

払うべきである。 

(4) バルブの取付ピンのために,貫通していない穴を設ける。この最小深さは4mmである。 

備考1. 供給者は,サブプレート及びマニホールドブロックに対する最高使用圧力を明示しなければ

ならない。 

2. 図記号は,付図2参照。 

単位 mm 

座標軸 

F1 

F2 

F3 

F4 

φ4.5 

最大 

φ4.5 

最大 

φ4.5 

最大 

φ4.5 

最大 

φ3.4 

最大 

M5 

M5 

M5 

M5 

 12 

  4.3 

 12 

 19.7 

 25.5 

 24 

 24 

  0 

 20.25  11.25   2.25  11.25  17.75 

−0.75  23.25  22.5 

付図1 取付面寸法 最大ポート径4.5mmの圧力補償付流量調整弁 

(サイズ:02) 

background image

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ISO 5783による 

オプション 

表示 

内部ドレン 

外部ドレン 

2ポート形 
圧力補償付流量調整弁 

2ポート形 
バイパスチェック弁付 
圧力補償付流量調整弁 

3ポート形 
圧力補償付流量調整弁 

付図2 図記号 最大ポート径4.5mmの圧力補償付流量調整弁 

(呼び:6263-02-01-*-97) 

background image

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

注(1) 最小ねじ深さはボルト径Dの1.5倍である。バルブ間の互換性を容易にし,そして取付ボルト長

さを最小にするための推奨ねじ深さは,2D+6mmである。取付部が鉄の場合の推奨ねじ締結長

さは,1.25Dである。 

(2) 図中に一点鎖線で示される範囲は,取付面の最小寸法である。四角形のコーナーは丸くなるが,

その最大半径γmaxは取付ボルト径に等しい。取付ボルトから取付面のコーナー端までの距離は,

それぞれの座標軸に沿って等距離である。 

(3) この寸法は取付面としてバルブに要求される最小のスペースを表すと同時に,同一なバルブを

2台マニホールドブロックに取り付けた場合の中心線間の距離を表す。バルブの製造業者は,

バルブが完全に組み立てた状態において,いかなる部品もこの寸法から出ないように,注意を

払うべきである。 

(4) バルブの取付ピンのために,貫通していない穴を設ける。この最小深さは4mmである。 

備考1. 供給者は,サブプレート及びマニホールドブロックに対する最高使用圧力を明示しなければ

ならない。 

2. 図記号は,付図4参照。 

単位 mm 

座標軸 

F1 

F2 

F3 

F4 

φ7.5 

最大 

φ7.5 

最大 

φ7.5 

最大 

φ7.5 

最大 

φ4 

M5 

M5 

M5 

M5 

21.5 

12.7 

21.5 

30.2 

 33 

 40.5 

 40.5 

   0 

25.9 

15.5 

 5.1 

15.5 

 31.75 

−0.75  31.75   31 

付図3 取付面寸法 最大ポート径7.5mmの圧力補償付流量調整弁 

(サイズ:03) 

ISO 5783による 

オプション 

表示 

内部ドレン 

外部ドレン 

2ポート形 
圧力補償付流量調整弁 

2ポート形 
バイパスチェック弁付 
圧力補償付流量調整弁 

background image

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ISO 5783による 

オプション 

表示 

内部ドレン 

外部ドレン 

3ポート形 
圧力補償付流量調整弁 

付図4 図記号 最大ポート径7.5mmの圧力補償付流量調整弁 

(呼び:6263-03-03-*-97) 

注(1) 最小ねじ深さはボルト径Dの1.5倍である。バルブ間の互換性を容易にし,そして取付ボルト長

さを最小にするための推奨ねじ深さは,2D+6mmである。取付部が鉄の場合の推奨ねじ締結長

さは,1.25Dである。 

(2) 図中に一点鎖線で示される範囲は,取付面の最小寸法である。四角形のコーナーは丸くなるが,

その最大半径γmaxは取付ボルト径に等しい。取付ボルトから取付面のコーナー端までの距離は,

それぞれの座標軸に沿って等距離である。 

(3) この寸法は取付面としてバルブに要求される最小のスペースを表すと同時に,同一なバルブを

2台マニホールドブロックに取り付けた場合の中心線間の距離を表す。バルブの製造業者は,

バルブが完全に組み立てた状態において,いかなる部品もこの寸法から出ないように,注意を

払うべきである。 

(4) バルブの取付ピンのために,貫通していない穴を設ける。この最小深さは4mmである。 

background image

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

備考1. 供給者は,サブプレート及びマニホールドブロックに対する最高使用圧力を明示しなければ

ならない。 

2. 図記号は,付図6参照。 

単位 mm 

座標軸 

F1 

F2 

F3 

F4 

φ14.7 

最大 

φ14.7 

最大 

φ7.5 

M8 

M8 

M8 

M8 

 54 

  9.5 

 79.4 

 76.2 

76.2 

  0 

 11.1 

 52.4 

 23.8 

  0 

82.6 

 82.6 

付図5 取付面寸法 最大ポート径14.7mmの圧力補償付流量調整弁 

(サイズ:06) 

ISO 5783による 

オプション 

表示 

内部ドレン 

2ポート形 
圧力補償付流量調整弁 

2ポート形 
バイパスチェック弁付 
圧力補償付流量調整弁 

付図6 図記号 最大ポート径14.7mmの2ポート形圧力補償付流量調整弁 

(呼び:6263-06-05-*-97) 

background image

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

注(1) 最小ねじ深さはボルト径Dの1.5倍である。バルブ間の互換性を容易にし,そして取付ボルト長

さを最小にするための推奨ねじ深さは,2D+6mmである。取付部が鉄の場合の推奨ねじ締結長

さは,12.5Dである。 

(2) 図中に一点鎖線で示される範囲は,取付面の最小寸法である。四角形のコーナーは丸くなるが,

その最大半径γmaxは取付ボルト径に等しい。取付ボルトから取付面のコーナー端までの距離は,

それぞれの座標軸に沿って等距離である。 

(3) この寸法は取付面としてバルブに要求される最小のスペースを表すと同時に,同一なバルブを

2台マニホールドブロックに取り付けた場合の中心線間の距離を表す。バルブの製造業者は,

バルブが完全に組み立てた状態において,いかなる部品もこの寸法から出ないように,注意を

払うべきである。 

(4) バルブの取付ピンのために,貫通していない穴を設ける。この最小深さは4mmである。 

備考1. 供給者は,サブプレート及びマニホールドブロックに対する最高使用圧力を明示しなければ

ならない。 

2. 図記号は,付図8参照。 

単位 mm 

座標軸 

G1 

G2 

F1 

F2 

F3 

F4 

φ14.7 

最大 

φ14.7 

最大 

φ14.7 

最大 

φ11.1 

最大 

φ6.3 

最大 

φ7.5 

φ7.5 

M8 

M8 

M8 

M8 

 38 

 19 

 57 

 38 

 11.8 

 −3.2 

79.4 

 76.2 

 76.2 

  0 

  9.5 

 73.8 

 73.8 

 46.8 

 12 

  23.8 

23.8 

  0 

 82.6 

 82.6 

付図7 取付面寸法 最大ポート径14.7mmの圧力補償付流量調整弁 

(サイズ:06) 

background image

10 

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ISO 5783による 

オプション 

表示 

内部ドレン 

外部ドレン 

3ポート形 
圧力補償付流量調整弁 
(外部パイロット) 

3ポート形 
圧力補償付流量調整弁 
(内部パイロット) 

付図8 図記号 最大ポート径14.7mmの3ポート形圧力補償付流量調整弁 

(呼び:6263-06-07-*-97) 

注(1) 最小ねじ深さはボルト径Dの1.5倍である。バルブ間の互換性を容易にし,そして取付ボルト長

さを最小にするための推奨ねじ深さは,2D+6mmである。取付部が鉄の場合の推奨ねじ締結長

background image

11 

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

さは,1.25Dである。 

(2) 図中に一点鎖線で示される範囲は,取付面の最小寸法である。四角形のコーナーは丸くなるが,

その最大半径γmaxは取付ボルト径に等しい。取付ボルトから取付面のコーナー端までの距離は,

それぞれの座標軸に沿って等距離である。 

(3) この寸法は取付面としてバルブに要求される最小のスペースを表すと同時に,同一なバルブを

2台マニホールドブロックに取り付けた場合の中心線間の距離を表す。バルブの製造業者は,

バルブが完全に組み立てた状態において,いかなる部品もこの寸法から出ないように,注意を

払うべきである。 

(4) バルブの取付ピンのために,貫通していない穴を設ける。この最小深さは4mmである。 

備考1. 供給者は,サブプレート及びマニホールドブロックに対する最高使用圧力を明示しなければ

ならない。 

2. 図記号は,付図10参照。 

単位 mm 

座標軸 

G1 

G2 

F1 

F2 

F3 

F4 

φ17.5 

最大 

φ17.5 

最大 

φ11.1 

最大 

φ10.4 

φ10.4 

M10 

M10 

M10 

M10 

 75 

20.6 

50.8 

 −0.8  102.4 

 101.6 

101.6    0 

 11.1 

86.5 

58.7 

  28.6   28.6 

   0 

101.6  101.6 

付図9 取付面寸法 最大ポート径17.5mmの圧力補償付流量調整弁 

(サイズ:07) 

ISO 5783による 

オプション 

表示 

内部ドレン 

外部ドレン 

圧力補償付流量調整弁 

バイパスチェック弁付 
圧力補償付流量調整弁 

付図10 図記号 最大ポート径17.5mmの2ポート形圧力補償付流量調整弁 

(呼び:6263-07-09-*-97) 

background image

12 

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

注(1) 最小ねじ深さはボルト径Dの1.5倍である。バルブ間の互換性を容易にし,そして取付ボルト長

さを最小にするための推奨ねじ深さは,2D+6mmである。取付部が鉄の場合の推奨ねじ締結長

さは,12.5Dである。 

(2) 図中に一点鎖線で示される範囲は,取付面の最小寸法である。四角形のコーナーは丸くなるが,

その最大半径γmaxは取付ボルト径に等しい。取付ボルトから取付面のコーナー端までの距離は,

それぞれの座標軸に沿って等距離である。 

(3) この寸法は取付面としてバルブに要求される最小のスペースを表すと同時に,同一なバルブを

2台マニホールドブロックに取り付けた場合の中心線間の距離を表す。バルブの製造業者は,

バルブが完全に組み立てた状態において,いかなる部品もこの寸法から出ないように,注意を

払うべきである。 

(4) バルブの取付ピンのために,貫通していない穴を設ける。この最小深さは4mmである。 

備考1. 供給者は,サブプレート及びマニホールドブロックに対する最高使用圧力を明示しなければ

ならない。 

2. 図記号は,付図12参照。 

background image

13 

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

単位 mm 

座標軸 

G1 

G2 

F1 

F2 

F3 

F4 

φ17.5 

最大 

φ17.5 

最大 

φ17.5 

最大 

φ11.1 

最大 

φ7.9 

最大 

φ10.4 

φ10.4 

M10 

M10 

M10 

M10 

50.8 

23.8 

77.8 

50.8 

50.8 

 −0.8  102.4    0 

 101.6 

101.6    0 

12.7 

88.9 

88.9 

58.7 

95.3 

  28.6   28.6    0 

   0 

101.6  101.6 

付図11 取付面寸法 最大ポート径17.5mmの圧力補償付流量調整弁 

(サイズ:07) 

ISO 5783による 

オプション 

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内部ドレン 

外部ドレン 

3ポート形 
圧力補償付流量調整弁 
(外部パイロット) 

3ポート形 
圧力補償付流量調整弁 
(内部パイロット) 

付図12 図記号 最大ポート径17.5mmの3ポート形圧力補償付流量調整弁 

(呼び:6263-07-11-*-97) 

background image

14 

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

注(1) 最小ねじ深さはボルト径Dの1.5倍である。バルブ間の互換性を容易にし,そして取付ボルト長

さを最小にするための推奨ねじ深さは,2D+6mmである。取付部が鉄の場合の推奨ねじ締結長

さは,1.25Dである。 

(2) 図中に一点鎖線で示される範囲は,取付面の最小寸法である。四角形のコーナーは丸くなるが,

その最大半径γmaxは取付ボルト径に等しい。取付ボルトから取付面のコーナー端までの距離は,

それぞれの座標軸に沿って等距離である。 

(3) この寸法は取付面としてバルブに要求される最小のスペースを表すと同時に,同一なバルブを

2台マニホールドブロックに取り付けた場合の中心線間の距離を表す。バルブの製造業者は,

バルブが完全に組み立てた状態において,いかなる部品もこの寸法から出ないように,注意を

払うべきである。 

(4) バルブの取付ピンのために,貫通していない穴を設ける。この最小深さは4mmである。 

備考1. 供給者は,サブプレート及びマニホールドブロックに対する最高使用圧力を明示しなければ

ならない。 

2. 図記号は,付図14参照。 

単位 mm 

座標軸 

G1 

G2 

F1 

F2 

F3 

F4 

φ23.4 

最大 

φ23.4 

最大 

φ11.1 

最大 

φ16.5 

φ16.5 

M16 

M16 

M16 

M16 

 104.8   22.2  73 

  1.6 

 144.5 

 146 

 146 

   0 

  12.7  104.8  85.7 

 41.3 

  41.3 

   0 

 133.4  133.4 

付図13 取付面寸法 最大ポート径23.4mmの圧力補償付流量調整弁 

(サイズ:08) 

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15 

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ISO 5783による 

オプション 

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内部ドレン 

外部ドレン 

圧力補償付流量調整弁 

バイパスチェック弁付 
圧力補償付流量調整弁 

付図14 図記号 最大ポート径23.4mmの2ポート形圧力補償付流量調整弁 

(呼び:6263-08-13-*-97) 

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16 

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

注(1) 最小ねじ深さはボルト径Dの1.5倍である。バルブ間の互換性を容易にし,そして取付ボルト長

さを最小にするための推奨ねじ深さは,2D+6mmである。取付部が鉄の場合の推奨ねじ締結長

さは,1.25Dである。 

(2) 図中に一点鎖線で示される範囲は,取付面の最小寸法である。四角形のコーナーは丸くなるが,

その最大半径γmaxは取付ボルト径に等しい。取付ボルトから取付面のコーナー端までの距離は,

それぞれの座標軸に沿って等距離である。 

(3) この寸法は取付面としてバルブに要求される最小のスペースを表すと同時に,同一なバルブを

2台マニホールドブロックに取り付けた場合の中心線間の距離を表す。バルブの製造業者は,

バルブが完全に組み立てた状態において,いかなる部品もこの寸法から出ないように,注意を

払うべきである。 

(4) バルブの取付ピンのために,貫通していない穴を設ける。この最小深さは4mmである。 

備考1. 供給者は,サブプレート及びマニホールドブロックに対する最高使用圧力を明示しなければ

ならない。 

2. 図記号は,付図16参照。 

単位 mm 

座標軸 

G1 

G2 

F1 

F2 

F3 

F4 

φ23.4 

最大 

φ23.4 

最大 

φ23.4 

最大 

φ11.1 

最大 

φ7.9 

最大 

φ16.5 

φ16.5 

M16 

M16 

M16 

M16 

 73 

  30.2 

115.9  73 

  73 

  1.6 

 144.5 

 146 

 146 

   0 

 12.7 

 104.8 

104.8  85.7 

 133.4  41.3 

  41.3 

   0 

 133.4  133.4 

付図15 取付面寸法 最大ポート径23.4mmの圧力補償付流量調整弁 

(サイズ:08) 

ISO 5783による 

オプション 

表示 

内部ドレン 

外部ドレン 

3ポート形 
圧力補償付流量調整弁 
(外部パイロット) 

3ポート形 
圧力補償付流量調整弁 
(内部パイロット) 

付図16 図記号 最大ポート径23.4mmの3ポート形圧力補償付流量調整弁 

(呼び:6263-08-15-*-97) 

17 

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書1(参考) 参考文献 

この規格の使用に当たっては,以下の文書が参考になる。 

ISO 129:1985 Technical drawing−Dimensioning−General principles, definitions, Methods of execution 

and special indications 

ISO 286-1:1988  ISO system of limits and fits−Part 1:Bases of tolerances, deviations and fits 

ISO 965-1:1998 ISO general-purpose metric screw threads−Tolerances−Part 1:Principles and basic data 

整合化本委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

竹 中 俊 夫 

東京工業大学名誉教授 

島 田 公 雄 

中央大学理工学部 

中 嶋   誠 

通商産業省機械情報産業局 

本 間   清 

工業技術院標準部 

橋 本 繁 晴 

財団法人日本規格協会技術部 

村 井 孝 宣 

財団法人機械振興協会技術研究所 

岡 安 英 夫 

社団法人日本工作機械工業会技術部 

吉 松 英 昭 

株式会社神戸製鋼所 

渡 並   直 

トヨタ自動車株式会社 

荒 木 義 昭 

株式会社日平トヤマ 

黒 部 昌 徳 

東芝機械株式会社 

藤 田   勝 

石川島汎用機械株式会社 

(分科会主査) 

○ 石 井   進 

内田油圧機器工業株式会社 

小 池 一 夫 

イハラサイエンス株式会社 

門   泰 一 

太陽鉄工株式会社 

木 原 和 幸 

株式会社トキメック 

小曽戸   博 

内田油圧機器工業株式会社 

手 塚 昂 宏 

カヤバ工業株式会社 

中 西 康 二 

黒田精工株式会社 

平 野 謙 一 

油研工業株式会社 

二 見 安 亮 

CKD株式会社 

山 崎 一 彦 

山信工業株式会社 

根 本 圭 介 

三菱電線工業株式会社 

(事務局) 

三 浦 吉 成 

社団法人日本油空圧工業会第1技術部 

○ 堀 切 俊 彦 

社団法人日本油空圧工業会第2技術部 

○印は、分科会委員を兼ねる。 

18 

B 8357 : 2000 (ISO 6263 : 1997) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

原案作成分科会 構成表 

氏名 

所属 

高 橋 昭 男 

株式会社トキメック 

会 田 和 男 

株式会社不二越 

野 瀬   寛 

油研工業株式会社 

石 井 清 治 

川崎重工株式会社 

坂 井 宏 彰 

株式会社ナブコ 

小 嶋 敏 朗 

株式会社廣瀬製作所 

水 谷 憲 夫 

廣瀬バルブ工業株式会社 

丸 山   純 

株式会社コマツ 

西 村 良 純 

日立建機株式会社 

堀 内   均 

ダイキン工業株式会社 

中 込 幸 明 

カヤバ工業株式会社 

亀 田   豊 

日本スピンドル製造株式会社 

杉 山   優 

豊興工業株式会社 

田 村 博 久 

東京精密測器株式会社 

杉 村 佳 春 

日本ムーグ株式会社 

(文責 石井 進)