B 8325:2013
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
追補1のまえがき
このJIS B 8325の追補1は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣
がJIS B 8325:2003を改正した内容だけを示すものである。
JIS B 8325:2003は,この追補1の内容の改正がされ,JIS B 8325:2013となる。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 8325:2013
設備排水用水中モータポンプ
(追補1)
Submersible motor pumps for sump
(Amendment 1)
JIS B 8325:2003を,次のように改正する。
2.(引用規格)のJIS B 2238 鋼製管フランジ通則を,JIS B 2220 鋼製管フランジに置き換える。
2.(引用規格)のJIS B 2239 鋳鉄製管フランジ通則を,JIS B 2239 鋳鉄製管フランジに置き換える。
2.(引用規格)のJIS C 8201-4-1 低圧開閉装置及び制御装置−第4部:接触器及びモータスタータ−第1
節:電気機械式接触器及びモータスタータを,JIS C 8201-4-1 低圧開閉装置及び制御装置−第4-1部:接
触器及びモータスタータ:電気機械式接触器及びモータスタータに置き換える。
2.(引用規格)のJIS G 3444 一般構造用炭素鋼管を,JIS G 3444 一般構造用炭素鋼鋼管に置き換える。
2.(引用規格)のJIS H 3250 銅及び銅合金棒を,JIS H 3250 銅及び銅合金の棒に置き換える。
2.(引用規格)の“JIS H 5120 銅及び銅合金鋳物”の次に,“JIS K 5551 構造物用さび止めペイント”
を追加し,“JIS K 5639 塩化ゴム系塗料”及び“JIS K 5664 タールエポキシ樹脂塗料”を削除する。
7.(寸法及びはめあい)の7.1(ポンプ本体)のb) の1) の“JIS B 2238及びJIS B 2239の呼び圧力10 K”
を,“JIS B 2220及びJIS B 2239の呼び圧力10 K及び10 K薄形”に置き換える。
8.(外観)のb) を,次の文に置き換える。
“ポンプ本体内外面は,JIS K 5551に規定するエポキシ樹脂系塗料,JIS K 5582に規定する塩化ビニル
樹脂エナメル,その他塩化ゴム系塗料又はそれらと同等以上の品質の塗料で十分なさび止め塗装を施す。
ただし,水中でさびるおそれがない材料には,塗装を省略してもよい。”
9.(材料)の表8(材料)を,次の表に置き換える。
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B 8325:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表8 材料
部品名
材料
ケーシング
アダプタ
吸込フレーム
吸込カバー
JIS G 5501のFC150,JIS H 5120のCAC406,CAC202,JIS G 4305のSUS304,JIS G 5121
のSCS13,SCS13A,SCS14,SCS14A,JIS G 3101のSS400(13)又は合成樹脂(14)
羽根車
JIS H 5120のCAC406,CAC502A,JIS G 5501のFC150,JIS G 4305のSUS304,JIS G 5121
のSCS13,SCS13A,SCS14,SCS14A又は合成樹脂(14)
ライナリング
JIS H 5120のCAC406,CAC202,JIS G 5501のFC150,JIS G 4303のSUS403,合成樹脂又
は合成ゴム
ポンプ軸
JIS G 4303のSUS403,SUS420J1,SUS420J2,SUS431,SUS304
軸継手
JIS G 4303のSUS403,SUS420J2,SUS304,JIS G 4051のS35C又はJIS G 5501のFC200
インペラナット
羽根車止めボルト
JIS H 5120のCAC406,CAC202,JIS H 3250のC3604BE,C3604BD又はJIS G 4303のSUS304,
SUS316
水中軸受
特殊青銅,セラミックス,超硬合金又は合成樹脂
吸込ケーシング
JIS G 5501のFC150,JIS G 3101のSS400(13),JIS G 3452のSGP(13),JIS G 3454のSTPG(13),
JIS G 4305のSUS304,JIS G 5121のSCS13,SCS13A,SCS14,SCS14A又は合成樹脂
ストレーナ
JIS G 4305のSUS304,JIS G 3101のSS400(13),JIS G 5501のFC150又は合成樹脂(14)
キー
JIS G 4303のSUS403,SUS420J1,SUS420J2,SUS304
ボルト・ナット類
JIS G 4303のSUS304又はJIS H 3250のC3604BE,C3604BD
注(13) 防食めっき又はその他の方法で,十分な防食を施す。
(14) この合成樹脂は,十分な強度と耐久性をもつものとし,受渡当事者間の協定による。
附属書(設備排水用水中誘導電動機)の5.(構造)の5.6(その他の部分)の5.6.3(単相の始動装置)を,
次の文に置き換える。
“単相電動機には,コンデンサ始動形電動機の場合,始動後,始動巻線を電源から切り放すための開閉
器を設ける。コンデンサ誘導形電動機の場合は,開閉器はなくてもよい。”
附属書(設備排水用水中誘導電動機)の7.(外観)のb) を,次の文に置き換える。
“電動機本体外面は,JIS K 5551に規定するエポキシ樹脂系塗料,JIS K 5582に規定する塩化ビニル樹脂
エナメル,その他塩化ゴム系塗料又はそれらと同等以上の品質の塗料で十分なさび止め塗装を施す。ただ
し,水中でさびるおそれがない材料には,塗装を省略してもよい。”
附属書(設備排水用水中誘導電動機)の8.(材料)の附属書表6(材料)を,次の表に置き換える。
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B 8325:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書表6 材料
部品名
材料
電動機フレーム
JIS G 5501のFC150,JIS G 3444のSTK290(6),JIS G 3445のSTKM11A(6),JIS G 3454の
STPG370(6),JIS G 3101のSS400(6),JIS G 3131のSPHC(6),JIS G 4305のSUS304又はJIS G
5121のSCS13
キャン
JIS G 4305のSUS304
ブラケット
JIS G 5501のFC150
電動機軸
JIS G 4303のSUS403,SUS420J1,SUS420J2,SUS431,SUS304
水中軸受(水封式及
びキャンド式)
特殊青銅,合成樹脂,カーボン又はセラミックス
スラスト受(水封式
及びキャンド式)
水中軸受に適する特殊青銅,合成樹脂,カーボン,超硬合金又はセラミックス
スラスト円板(水封
式及びキャンド式)
JIS G 4303のSUS403,SUS420J2
ボルト・ナット
JIS G 4303のSUS304又はJIS H 3250のC3604BE,C3604BD
注(6) 防食処理を施すこと。特に排水と接触する箇所は,十分な防食性及び耐油性をもたせる。