B 8324:2013
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
追補1のまえがき
このJIS B 8324の追補1は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣
がJIS B 8324:2003を改正した内容だけを示すものである。
JIS B 8324:2003は,この追補1の内容の改正がされ,JIS B 8324:2013となる。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 8324:2013
深井戸用水中モータポンプ
(追補1)
Submersible motor pumps for deep well
(Amendment 1)
JIS B 8324:2003を,次のように改正する。
2.(引用規格)のJIS B 2238 鋼製管フランジ通則を,JIS B 2220 鋼製管フランジに置き換える。
2.(引用規格)のJIS B 2239 鋳鉄製管フランジ通則を,JIS B 2239 鋳鉄製管フランジに置き換える。
2.(引用規格)のJIS G 3444 一般構造用炭素鋼管を,JIS G 3444 一般構造用炭素鋼鋼管に置き換える。
2.(引用規格)のJIS G 3448 一般配管用ステンレス鋼管を,JIS G 3448 一般配管用ステンレス鋼鋼管に
置き換える。
2.(引用規格)の“JIS G 4303 ステンレス鋼棒”の次に,“JIS G 4304 熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼
帯”を追加する。
2.(引用規格)のJIS H 3250 銅及び銅合金棒を,JIS H 3250 銅及び銅合金の棒に置き換える。
7.(寸法及びはめあい)の7.1(ポンプ本体)a) の表5(フランジ部の実口径及びねじ込み部の寸法)のポ
ンプの呼び径“65”のねじ(9)込み部の寸法欄の“21/4”を,“21/2”に置き換える。
7.(寸法及びはめあい)の7.6(その他の部分)b) の表11(ポンプ外径)のポンプ本体番号“P10”のB
寸法欄の“242”を,“244”に置き換える。
9.(材料)の表12(材料)を,次の表に置き換える。
2
B 8324:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表12 材料
部品名
材料
吸込フレーム
中間ケーシング
上部ケーシング
弁ケーシング
JIS H 5120のCAC402,CAC406,JIS G 5501のFC200,JIS G 5121のSCS13,SCS13A,SCS14,
SCS14A又はJIS G 4305のSUS304,SUS316
外ケーシング
JIS G 3452のSGP,JIS G 3448のSUS304TPD,JIS G 5121のSCS13,SCS13A,SCS14,SCS14A
又はJIS G 4305のSUS304,SUS316
羽根車
JIS H 5120のCAC406,CAC502A,CAC901,JIS G 4305のSUS304,SUS316,JIS G 5121の
SCS13,SCS13A,SCS14,SCS14A又は合成樹脂(15)
水中軸受
特殊青銅,合成樹脂,ゴム,カーボン(16),セラミックス又は超硬合金
バランスピストン
JIS H 5120のCAC406又はJIS G 4303のSUS403
バランスブシュ
JIS H 5120のCAC406,CAC603,JIS G 4303のSUS403又はJIS G 5121のSCS2
案内羽根
JIS H 5120のCAC406,CAC901,JIS G 5501のFC150,JIS G 4305のSUS304,SUS316,JIS
G 5121のSCS13,SCS13A,SCS14,SCS14A又は合成樹脂(17)
ポンプ軸
JIS G 4303のSUS403,SUS420J1,SUS420J2,SUS431,SUS304,SUS316
ライナリング及び
中間ブシュ
JIS H 5120のCAC406,JIS G 4303のSUS304,SUS316,JIS G 4305のSUS304,SUS316,JIS
G 5501のFC200又は合成樹脂
軸継手
JIS G 4303のSUS403,SUS420J1,SUS420J2,SUS303,SUS304,SUS316,JIS H 5120のCAC406,
CAC202,JIS H 3250のC3604BE,C3604BD,C6191BF又はJIS G 4051のS45C
ストレーナ
JIS G 4305のSUS304,SUS316,SUS430
弁体
JIS G 5501のFC150,JIS G 4303のSUS304,SUS316,JIS G 4305のSUS304,SUS316,JIS G
5121のSCS13,JIS H 5120のCAC406又はゴム
弁棒
JIS H 3250のC3771BE,C3771BD,JIS G 4303のSUS403,SUS420J1,SUS420J2,SUS303,
SUS304,SUS316,JIS H 5120のCAC406,JIS G 5121のSCS13
弁座
JIS H 5120のCAC406,JIS G 5501のFC150,JIS G 4303のSUS403,SUS304,SUS316,JIS
G 5121のSCS13又はゴム
ボルト・ナット
JIS G 4303のSUS304,SUS316,JIS H 3250のC3604BE,C3604BD又はJIS G 4051のS20C
(防食めっきを施したもの)
吐出し曲管
JIS G 5501のFC200,JIS G 3452のSGP,JIS G 3448のSUS304TPD,SUS316TPD,JIS G 5121
のSCS13又はJIS G 5705のFCMB
井戸ふた
JIS G 5501のFC150,JIS G 4304のSUS304,SUS316,JIS G 4305のSUS304,JIS G 5121の
SCS13,SCS13A又はJIS G 3101のSS400
取付バンド
JIS G 3101のSS400又はJIS G 4305のSUS403,SUS304,SUS316
注(15) これらの材料は,ポンプ本体番号P4S又はP4に限るものとし,受渡当事者間の協定による。
(16) この材料の軸受は,防砂構造が完全に設けられている場合に限る。
(17) この合成樹脂は,十分な強度と耐久性をもつものとして,受渡当事者間の協定による。
10.(附属品)の表13(附属品)の注(18) のb) の“吐出し曲管の吐出し口の継手は,JIS B 2238又はJIS B
2239のフランジとする。”を,“吐出し曲管の吐出し口の継手は,JIS B 2220又はJIS B 2239のフランジと
する。”に置き換える。
附属書1(深井戸用水中三相誘導電動機)の5.(構造)の5.4(口出し線)の“JIS C 3312に規定するビニ
ルキャブタイヤケーブル,JIS C 3327に規定するクロロプレンキャブタイヤケーブル又は品質が同等以上
で耐水性,耐油性があるものを使用する。”を,“JIS C 3312に規定する600 Vビニル絶縁ビニルキャブタ
イヤケーブル,JIS C 3327に規定するクロロプレンゴムキャブタイヤケーブル又は品質が同等以上で耐水
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B 8324:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
性,耐油性があるものを使用する。”に置き換える。
附属書1(深井戸用水中三相誘導電動機)の8.(材料)の附属書1表7(材料)を,次の表に置き換える。
附属書1表7 材料
部品名
材料
電動機フレーム
JIS G 5501のFC150,JIS G 3444のSTK290(6),JIS G 3445のSTKM11A(6),JIS G 3454の
STPG370(6),JIS G 3101のSS400(6),JIS G 3131のSPHC(6)又はJIS G 4305のSUS304,SUS316
キャン
JIS G 4305のSUS304,SUS316
上部ブラケット
下部ブラケット
JIS G 5501のFC150,JIS G 4303のSUS304,SUS316又はJIS G 5121のSCS13,SCS13A,
SCS14,SCS14A
電動機軸
JIS G 4303のSUS403,SUS420J2,SUS431,SUS303,SUS630
水中軸受
特殊青銅,合成樹脂,カーボン,超硬合金又はセラミックス
スラスト受
水中軸受に適する特殊青銅,合成樹脂,カーボン,超硬合金又はセラミックス
スラスト円板
JIS G 4303のSUS403,SUS420J2又はJIS G 5121のSCS13
スラスト受ケース
JIS G 5501のFC150,JIS G 4303のSUS304,SUS316又はJIS G 5121のSCS13,SCS13A,
SCS14,SCS14A
ボルト・ナット
JIS G 4303のSUS304,SUS316又はJIS H 3250のC3604BE,C3604BD
注(6) 防食処理を施すこと。