B 8319:2013
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
追補1のまえがき
このJIS B 8319の追補1は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣
がJIS B 8319:2003を改正した内容だけを示すものである。
JIS B 8319:2003は,この追補1の内容の改正がされ,JIS B 8319:2013となる。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
B 8319:2013
小形多段遠心ポンプ
(追補1)
Small size multi-stage centrifugal pumps
(Amendment 1)
JIS B 8319:2003を,次のように改正する。
2.(引用規格)のJIS B 1514 転がり軸受−精度を,JIS B 1514-1 転がり軸受−軸受の公差−第1部:ラ
ジアル軸受及びJIS B 1514-3 転がり軸受−軸受の公差−第3部:面取寸法の最大値に置き換える。
2.(引用規格)のJIS B 1521 深溝玉軸受を,JIS B 1521 転がり軸受−深溝玉軸受に置き換える。
2.(引用規格)のJIS B 1522 アンギュラ玉軸受を,JIS B 1522 転がり軸受−アンギュラ玉軸受に置き換
える。
2.(引用規格)のJIS B 1523 自動調心玉軸受を,JIS B 1523 転がり軸受−自動調心玉軸受に置き換える。
2.(引用規格)のJIS B 2238 鋼製管フランジ通則を,JIS B 2220 鋼製管フランジに置き換える。
2.(引用規格)のJIS B 2239 鋳鉄製管フランジ通則を,JIS B 2239 鋳鉄製管フランジに置き換える。
2.(引用規格)の“JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材”の次に,“JIS G 3201 炭素鋼鍛鋼品”を追加する。
2.(引用規格)の“JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材”の次に,“JIS G 4053 機械構造用合金鋼鋼材”
を追加する。
2.(引用規格)の“JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品”の次に,“JIS G 5502 球状黒鉛鋳鉄品”を追加する。
2.(引用規格)のJIS H 3250 銅及び銅合金棒を,JIS H 3250 銅及び銅合金の棒に置き換える。
6.(構造)の6.2(本体)のb) の“フランジは,JIS B 2238若しくはJIS B 2239の2.1(フランジの種類)
の呼び圧力10 K,20 K,又はJIS B 2238若しくはJIS B 2239の附属書のPN10〜PN40による。”を,“フラ
ンジは,JIS B 2220の箇条9(流体の温度と最高使用圧力との関係),若しくはJIS B 2239の7.(流体の温
2
B 8319:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
度と最高使用圧力との関係)の呼び圧力10 K又は10 K薄形による。”に置き換える。
7.(寸法及びはめあい)の7.13(各部のはめあい)の表8(各部のはめあい)の注(11)の“JIS B 1514に規
定する0級”を,“JIS B 1514-1に規定する0級及びJIS B 1514-3”に置き換える。
9.(材料)の表9(材料)を,次の表に置き換える。
表9 材料
部品名
材料
ポンプ本体
JIS G 5501のFC200,JIS G 5502のFCD400,JIS G 4305のSUS304,SUS316又はJIS G 5121
のSCS13,SCS13A,SCS14,SCS14A
羽根車
JIS H 5120のCAC406,CAC901,JIS G 5501のFC150(12),JIS G 5502のFCD400,JIS G 4305
のSUS304,SUS316,JIS G 4303のSUS304,SUS316,JIS G 5121のSCS13,SCS13A,SCS14,
SCS14A又は合成樹脂(13)
案内羽根
JIS H 5120のCAC406,CAC901,JIS G 5501のFC150,JIS G 4305のSUS304,SUS316,JIS
G 5121のSCS13,SCS13A,SCS14,SCS14A又は合成樹脂
軸受ハウジング
JIS G 5501のFC150
すべり軸受
JIS H 5120のCAC406,JIS G 4303のSUS304,SUS316,JIS G 5121のSCS13,SCS14,JIS G
5501のFC150にJIS H 5401のWJ6裏張り又は超硬合金,セラミックス
バランスディスク
又はバランスピス
トン
JIS H 5120のCAC406,JIS G 5501のFC150又はJIS G 4303のSUS304,SUS316,SUS630
バランスシート
JIS H 5120のCAC406,CAC202,JIS G 5501のFC200(12)又はJIS G 4303のSUS304,SUS316
主軸
JIS G 4051のS30C,JIS G 4053のSCM440(12)又はJIS G 4303のSUS403,SUS420J1,SUS420J2,
SUS431,SUS304,SUS316
キー
JIS G 4051のS45C,JIS G 4053のSCM440(12)又はJIS G 4303のSUS403,SUS420J2,SUS304,
SUS316
ライナリング及び
ブシュ類
JIS H 5120のCAC406,CAC202又はJIS G 5501のFC150(12),JIS G 4303のSUS304,SUS316,
JIS G 4305のSUS304,SUS316又は合成樹脂
スリーブ
JIS H 5120のCAC406,JIS G 5501のFC150(12)又はJIS G 4303のSUS403,SUS304,SUS316
主軸ナット
JIS H 5120のCAC406,CAC202,JIS G 3101のSS400(12),JIS H 3250のC3604BE,C3604BD,
又はJIS G 4303のSUS403,SUS304,SUS316
パッキン押さえ
JIS H 5120のCAC406,CAC202,JIS G 5501のFC150,JIS G 4303のSUS403,SUS304,SUS316
又はJIS G 5121のSCS13,SCS14
パッキン押さえボ
ルト・ナット
JIS H 3250のC3604BE,C3604BD,JIS H 5120のCAC202,JIS G 3101のSS400(12)(さび止
め処理を施したもの)又はJIS G 4303のSUS403,SUS304,SUS316
呼び水じょうご(必
要な場合)
JIS G 5501のFC150,JIS G 3101のSS400又は合成樹脂
コック類(必要な場
合)
JIS H 5120のCAC406,CAC202,JIS H 3250のC3604BE,C3604BD,JIS G 4303のSUS304,
SUS316又はJIS G 5121のSCS13,SCS14
共通ベース
JIS G 5501のFC150又はJIS G 3101のSS400
軸継手
JIS G 5501のFC200,JIS G 3201のSF440A又はJIS G 4051のS25C
締付ボルト及びナ
ット
JIS G 3101のSS400又はJIS G 4303のSUS403,SUS420J2,SUS304,SUS316
注(12) これらの材料を使用する場合には,受渡当事者間の協定による。
(13) この合成樹脂は,十分な強度と耐久性をもつものとして,受渡当事者間の協定による。
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B 8319:2013
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
10.(附属品)の表10(附属品)の注(14)の“JIS B 2238若しくはJIS B 2239の呼び圧力10 K,20 K又は
PN10〜PN40のフランジ以外の場合に付ける。”を,“フランジは,JIS B 2220の箇条9(流体の温度と最高
使用圧力との関係),若しくはJIS B 2239の7.(流体の温度と最高使用圧力との関係)の呼び圧力10 K又
は10 K薄形のフランジ以外の場合に付ける。”に置き換える。
附属書1(スタフィングボックスの寸法)の1.(適用範囲)の備考の“JIS B 2405の5.2(試験装置)”を,
“JIS B 2405の5.2(軸封部の主要寸法及びメカニカルシールの呼び寸法)”に置き換える。
附属書2(ポンプの呼び要目及び主要寸法)の附属書2表1(ポンプの呼び要目)の注(1)の“吸込口フラン
ジは,JIS B 2238若しくはJIS B 2239の呼び圧力10 K又はPN10,PN16による。”を,“吸込口フランジ
は,JIS B 2220の箇条9(流体の温度と最高使用圧力との関係),若しくはJIS B 2239の7.(流体の温度と
最高使用圧力との関係)の呼び圧力10 K又は10 K薄形による。”に置き換える。
附属書2(ポンプの呼び要目及び主要寸法)の附属書2表1(ポンプの呼び要目)の注(2)の“吐出し口フラ
ンジは,最高使用圧力が1.4 MPa以下の場合にはJIS B 2238若しくはJIS B 2239の呼び圧力10 K,又は
PN10,PN16とし,2.75 MPa以下の場合には,呼び圧力20 K又はPN16〜PN40とする。”を,“吐出し口フ
ランジは,最高使用圧力が1.4 MPa以下の場合にはJIS B 2220又はJIS B 2239の呼び圧力10 Kとし,2.75
MPa以下の場合には,呼び圧力20 Kとする。”に置き換える。