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B 8121:2009  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

1 適用範囲 ························································································································· 1 

2 用語及び定義 ··················································································································· 1 

2.1 システム一般 ················································································································ 1 

2.2 環境 ···························································································································· 4 

2.3 システム計画及び運用 ···································································································· 5 

2.4 運転制御 ······················································································································ 6 

2.5 システムの構成装置 ······································································································· 7 

B 8121:2009  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人天然ガス

導入促進センター(CPNG)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改

正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格であ

る。 

これによって,JIS B 8121:2001は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 8121:2009 

コージェネレーションシステム用語 

Terms and definitions of cogeneration systems 

適用範囲 

この規格は,コージェネレーションに関して用いる用語のうち,システム一般,環境,計画及び運用,

運転制御,構成装置などに関する主な用語について規定する。 

用語及び定義 

用語及び定義は,次による。 

なお,参考のために対応英語を示す。 

注記 参考欄の注記は,用語の理解を深めるために付記した。 

2.1 

システム一般 

a) 一般 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

注記 

1101 

コージェネレーション 単一又は複数のエネルギー資源か

ら,電力及び/又は動力,並びに有
効な熱を同時に発生させる操作。 

cogeneration 

1102 

ガスエンジンコージェ

ネレーション 

ガス機関を原動機に使用して運転す
るコージェネレーション。 

gas engine driven cogeneration 

1103 

ガスタービンコージェ

ネレーション 

ガスタービンを原動機に使用して運
転するコージェネレーション。 

gas turbine driven cogeneration 

1104 

ディーゼルエンジンコ

ージェネレーション 

ディーゼル機関を原動機に使用して
運転するコージェネレーション。 

diesel engine driven cogeneration  

1105 

コージェネレーション

ユニット 
 CGU 

単一又は複数のエネルギー資源か
ら,電力及び/又は動力,並びに有
効な熱を同時に発生させる装置。原
動機(ガス機関,ガスタービン,デ
ィーゼル機関など)・発電機・排熱
回収装置などからなる装置。 

cogeneration unit 

1106 

コージェネレーション

パッケージ 
 CGP 

CGUのうち,構成機器のすべてをエ
ンクロージャに納めたタイプ。発電
機盤及び/又は熱回収装置を別置き
にしたタイプ。 

packaged cogeneration system 

1107 

コージェネレーション

システム 
 CGS 

単一又は複数のエネルギー資源か
ら,電力及び/又は動力,並びに有
効な熱を同時に発生させ,供給及び
利用するシステム。 
主要機器としてCGU,系統連系装
置,排熱利用装置などからなるシス
テム。 

cogeneration system 

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B 8121:2009  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

注記 

1108 

蒸気回収コージェネレ

ーション 

有効な熱回収の手段として,蒸気を
発生させるコージェネレーション。 

cogeneration providing steam  

1109 

温水回収コージェネレ

ーション 

有効な熱回収の手段として,温水を
発生させるコージェネレーション。 

cogeneration providing hot water  

1110 

蒸気・温水回収コージェ

ネレーション 

有効な熱回収の手段として,蒸気及
び温水を発生させるコージェネレー
ション。 

cogeneration providing steam and 

hot water 

1111 

従来システム 

CGSの導入効果を算定するために
比較対象とするシステム。例えば,
商用電力・ボイラ・冷凍機などを組
み合わせたシステム。 

alternative conventional system 

1112 

蒸気噴射サイクル 

ガスタービンCGUにおいて,排熱
回収蒸気発生器で発生させた蒸気の
一部又は全部をガスタービンの燃焼
器に噴射し,燃焼ガスと蒸気との混
合ガスによって,タービンを作動さ
せるサイクル。 

steam injection cycle 

1113 

コンバインドサイクル 高温の熱機関サイクルと低温の熱機

関サイクルとを直列に組み合わせた
サイクル。例えば,ガスタービンと
蒸気タービンとを組み合わせたコン
バインドサイクルがある。 

combined cycle 

1114 

コージェネレーション

ユニット補機 

CGUの運転に必要な補助設備(例え
ば,熱回収ポンプ・冷却塔設備)を
いう。 

essential auxiliary of CGU 
 

1115 

省エネルギー率 

従来システムで運用する場合のエネ
ルギー量とCGS採用の場合のエネ
ルギー量との削減率であり,次の式
によって求める。 

(%)

100

1

2

1

sf

×

=

H

H

H

E

ここに,Esf :省エネルギー率(%) 

H1:従来システムで運用す

る場合のエネルギー量
(MJ) 

H2:CGS採用の場合のエネ

ルギー量 (MJ) 

rate of saving energy, 
energy saving ratio 

1116 

熱電可変形ガスタービ

ンコージェネレーシ
ョン 

排熱によって発生した蒸気をタービ
ンに噴射させて発電電力を増加する
システムで,電気と蒸気との比率を
可変できるコージェネレーション。 

flexible heat and power gas 

turbine 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

b) 出力 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

注記 

1201 

コージェネレーション

ユニット発電出力 

CGUの発電機端での電力 (Pout)。 

electric output of cogeneration 

unit 

発電端出力
ともいう。 

1202 

コージェネレーション

ユニット補機電力 

CGUの補機の運転に必要な電力 
(Paux)。 

auxiliary power of cogeneration 

unit 

1203 

コージェネレーション

ユニット電気出力 

CGUの発電機端で発生する電力か
ら,ユニット内で使用される補機電
力を差し引いた電力 (Pe)。 

electric power of cogeneration 

unit 

送電端出力
ともいう。 

1204 

コージェネレーション

ユニット熱出力 

CGUの熱出力 (He)。 
 

heat of cogeneration unit 

1205 

コージェネレーション

ユニット呼称出力 

受渡当事者間で定めた条件で,CGU
を運転する場合の電気出力及び熱出
力における計画又は保証出力。 

declared power of cogeneration 

unit 

1206 

コージェネレーション

ユニット定格発電出
力 

標準大気条件でのCGU発電出力。 rated electric output of 

cogeneration unit 

JIS B 8003
参照 

1207 

回収温度 

CGUの熱回収温度について,受渡当
事者間で定めた温度。 

specified temperature of heat 

recovery 

c) 特性(性能の表示) 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

注記 

1301 

コージェネレーション

ユニット発電効率 

CGU発電出力(Pout)とPoutの発生に必
要な熱入力との比率であり,次の式
によって求める。 

(%)

100

in

out

out

×

=H

P

η

ここに,

out

η:CGU発電効率(%) 

Pout:CGU発電出力(kW) 

Hin:Poutの発生に必要な熱

入力 (kW) 

electric output efficiency of 

cogeneration unit 

発電端効率
ともいう。 

Hinについて

は,低位発
熱量(真発
熱量)を使
用する。 

1302 

コージェネレーション

ユニット電気効率 

CGU電気出力(Pe)とPeの発生に必要
な熱入力との比率であり,次の式に
よって求める。 

(%)

100

in

e

e

×

=HP

η

ここに,

eη:CGU電気効率(%) 

Pe:CGU電気出力(kW) 

Hin:Peの発生に必要な熱入

力 (kW) 

power efficiency of cogeneration 

unit 

送電端効率
ともいう。 

Hinについて

は,低位発
熱量(真発
熱量)を使
用する。 

 
 
 
 
 
 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

注記 

1303 

コージェネレーション

ユニット熱出力効率 

CGUにおいて,規定温度以上の回収
された熱量とその発生に必要な入熱
量との比率であり,次の式によって
求める。 

(%)

100

in

e

h

×

=HH

η

ここに,

hη:CGU熱出力効率(%) 

He:CGUにおいて,規定温

度以上の回収された熱
量 (MJ) 

Hin:Heの発生に必要な入熱

量 (MJ) 

heat efficiency of cogeneration 

unit 

CGU熱回収
率ともい
う。Hinにつ
いては,低
位発熱量
(真発熱
量)を使用
する。 

1304 

コージェネレーション

ユニット総合効率
(発電端又は送電
端) 

総合効率は発電端又は送電端につい
て次の式で定義する。 

h

out

t.out

η

η

η

+

=

(発電端) 

又は,

h

e

t.e

η

η

η

+

=

(送電端) 

ここに,ηt.out:CGU発電端総合効率

(%) 

out

η:CGU発電効率(%) 

hη:CGU熱出力効率(%) 

ηt.e:CGU送電端総合効率 

(%) 

eη:CGU電気効率(%) 

total efficiency of cogeneration 

unit 

Hinについて

は,低位発
熱量(真発
熱量)を使
用する。 

2.2 

環境 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

注記 

2101 

許容室温 

機器の性能を維持し,かつ,運転保守上
許容される室温。 

allowable maximum room 

temperature 

2102 

換気量 

燃焼用空気量,許容温度などによって決
まる空気量。 

air quantity of ventilation 

2103 

排ガス処理装置 

原動機の排ガスから,環境に対し有害な
物質を除去又は低減するための装置。 

pollution abatement equipment  

for exhaust gas 

2104 

エンクロージャ 

屋内・屋外を問わず天候及び/又は騒音
などの対策として遮へい(蔽)する構造
物。 

enclosure 

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2.3 

システム計画及び運用 

a) 計画 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

注記 

3101 

電力需要 

建物又は施設の電力必要量。 

electric demands 

時間別,日
別,月別な
どがある。 

3102 

熱需要 

建物又は施設の熱必要量。 

heat demands 

時間別,日
別,月別な
どがある。 

3103 

熱電比 

建物又は施設の熱需要と電力需要との
比(熱需要を電力需要で除した値)。 
なお,コージェネレーション(システム)
の熱出力と電気出力との比にも利用さ
れる。 

heat to power ratio 

3104 

最大電力需要 

建物又は施設の電力需要の最大のもの。 maximum power demand ,  

instantaneous peak power demand 

3105 

最大熱需要 

建物又は施設の熱需要の最大のもの。 

maximum heat demand , 
instantaneous peak heat demand 

3106 

保全停止時間 

構成機器の点検整備作業のための停止
時間。 

non-running time for maintenance  

3107 

保有稼働時間 

ある期間の運転可能時間。 

possible running time 

3108 

稼働時間 

ある期間の運転累積時間。 

cumulative run hours 

3109 

稼働率 

ある期間の稼働時間とその期間におけ
る総時間数との比。 

rate of operation 

3110 

電力負荷率 

ある期間の稼働時間における平均電気
出力と呼称電気出力との比。 

power output factor 

3111 

保全間隔 

システムを維持・管理するための点検周
期。 

maintenance interval 

3112 

回収熱利用率 

CGUにおいて,規定温度以上の回収さ
れた熱量とそのうち有効に利用される
熱量との比率であり,次の式によって求
める。 

(%)

100

e

r

re

×

=HH

η

ここに,

re

η:回収熱利用率(%) 

He:CGUにおいて,規定温度

以上の回収された熱量 
(MJ) 

Hr:Heのうち有効に利用され

た熱量 (MJ) 

heat capacity factor 

b) 運用 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

注記 

3201 

ピークカット運転 

需要電力のピーク負荷部分に発電電力
を供給する運転方式。 

receiving power peak shaving 

operation 

3202 

ベース運転 

需要電力の基底負荷部分に発電電力を
供給する運転方式。 

base load power operation 

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番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

注記 

3203 

独立運転 

商用電力系統と常時接続しない発電機
の単機又は発電機相互の運転状態。 

stand alone operation 

3204 

単独運転 

発電設備などが連系している電力系統
が,事故などによって系統電源と切り離
された状態において,連系している発電
設備などの運転だけで発電を継続し,線
路負荷に有効電力を供給している状態。 

islanding, 
isolated operation 

3205 

自立運転 

発電設備などが電力系統から解列され
た状態において,当該発電設備など設置
者の構内負荷だけに電力を供給してい
る状態。 

autonomous operation 

3206 

並列運転 

2台以上の発電セットを電気的に接続し
て,共通の負荷に電力を供給する状態。 

parallel operation 

3207 

系統連系 

商用電力系統に接続して,発電機を運転
している状態。 

grid connected operation, 
system interconnected operation 

3208 

ブラックアウトス

タート 

商用電力系統の停電時などで,補機電力
供給のない状態において原動機を始動
させること。 

black out start 

3209 

逆潮流 

構内から商用電力系統へ向かう有効電
力の流れ。 

reverse power flow 

2.4 

運転制御 

a) 種類及び方式 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

注記 

4101 

電力負荷追従運転 

電力需要を基準に,CGSを運転する運
転制御方式。 

operation controlled to follow 

electric demands, 

power oriented operation of 

cogeneration system 

4102 

熱負荷追従運転 

熱需要を基準に,CGSを運転する運転
制御方式。 

operation controlled to follow 

heat demands, 

heat oriented operation of 

cogeneration system 

4103 

発電出力一定運転 

系統連系する発電機の運転において,発
電出力を一定にするように制御する運
転方式。 

constant generating power  

operation 

4104 

受電電力一定運転 

系統連系する発電機の運転において,受
電電力を一定にするように発電出力を
制御する運転方式。 

constant importing power 

operation 

4105 

発電機力率一定運

転 

系統連系する発電機の力率を,一定にす
るように制御する運転方式。 

constant power factor operation of 

generator 

4106 

発電機無効電力一

定運転 

系統連系する発電機の無効電力を,一定
にするように制御する運転方式。 

constant reactive power operation 

of generator 

4107 

逆潮流運転 

系統連系する発電機の運転において,逆
潮流が生じている運転。 

interconnected operation with 

reverse power flow 

4108 

台数制御運転 

複数台の発電機の運転において,運転台
数を制御する運転方式。 
 

sets control operation 

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B 8121:2009  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

注記 

4109 

負荷選択遮断 

系統又は他の発電機に異常が起こった
場合,発電機の過負荷停止などを避ける
ため,発電機容量に見合った負荷以外を
選択し遮断すること。 

selective load shedding 

4110 

負荷移行 

系統連系及び/又は並列運転において,
発電機の負荷を,電力系統又は他の発電
機間で相互に移行する操作。 

load sharing control 

4111 

有効電力制御 

系統連系する発電機の運転において,発
電機の有効電力を決められた条件に従
い制御する制御方式。 

active power control 

4112 

無効電力制御 

系統連系する発電機の運転において,発
電機の無効電力を決められた条件に従
い制御する制御方式。 

reactive power control 

4113 

周波数一定制御 

周波数を一定にするために,調速機を制
御する方式。 

constant frequency control 

4114 

同期投入 

発電機を商用電力系統又は他の発電機
と並列運転するために,周波数,電圧及
び位相を調整した上で遮断器を投入す
る操作。 

synchronous running 

2.5 

システムの構成装置 

a) 原動機・熱回収装置 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

注記 

5101 

沸騰冷却エンジン 

エンジンジャケットの冷却に,過熱水を
用いるガス機関。 

ebullient engine 

5102 

排熱回収装置 

原動機の排ガス熱又は冷却水の保有熱
から,有用な熱を回収するための装置。 

exhaust heat recovery facility 

5103 

排ガス熱交換器 

原動機の排ガスの保有熱を回収するた
めの熱交換器。 

exhaust gas heat exchanger 

5104 

排熱回収蒸気発生

器 

原動機の排ガスを熱源として,蒸気を発
生させる熱回収装置。 

exhaust heat recovery steam 

generator 

5105 

温水熱交換器 

エンジンジャケットなどの冷却水から
熱を回収するための熱交換器。 

hot water exchanger 

5106 

放熱用熱交換器 

エンジン冷却水系の熱回収において,排
熱利用設備での熱利用が減少した場合
に,放熱するための熱交換器。 

cooler 

5107 

冷却塔 

大気との熱交換によって,冷却水を冷却
する装置。 

cooling tower 

熱交換の方
式によっ
て,乾式(伝
熱管を介在
させる),湿
式(直接接
触)があり,
通風方法に
よって,強
制通風式,
自然通風式
がある。 

background image

B 8121:2009  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

注記 

5108 

ラジエータ 

冷却流体を冷却する空冷式熱交換器。 

radiator 

b) 制御・保護装置 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

注記 

5201 

系統連系保護装置 

系統連系に必要な保護継電装置。 

protective switchgear for grid 

interconnection 

 
 

5202 

単独運転検出装置 

系統連系中に商用電力系統側の事故な
どで単独運転状態に移行したことを検
出する装置。 

detective device for isolated 

operation 

5203 

保護装置 

CGUを保護する装置。 

protective relay 

5204 

開閉装置 

CGU電気出力を開閉する装置。主回路
遮断器などを含む配電盤。 

switchgear 

c) 熱利用装置 

番号 

用語 

定義 

参考 

対応英語 

注記 

5301 

吸着冷凍機 

吸収冷凍サイクルにおいて,液体吸収剤
の代わりに固体吸着剤を使用し,複数の
吸着塔を切り換えて冷水を生じさせる
装置。 

adsorption refrigerating machine 

5302 

排熱投入形吸収冷

温水機 

冷凍機の再生器又は高温再生器の加熱
源として,CGUからの排熱(排ガス及
び/又は温水)を用いる吸収冷温水機。 

absorption chiller heater with 

exhaust heat recovery 

JIS B 8622
参照 

5303 

蒸気吸収冷凍機 

冷凍機の再生器又は高温再生器の加熱
源として,CGUからの蒸気を用いる吸
収冷凍機。 

steam driven absorption 
 refrigerating machine 

JIS B 8622
参照 

5304 

温水吸収冷凍機 

冷凍機の再生器の加熱源として,CGU
からの温水を用いる吸収冷凍機。 

hot water driven 
 absorption refrigerating 
 machine 

JIS B 8622
参照 

参考文献 JIS B 8003 内燃機関−機関出力の決定方法及び測定方法−共通要求事項 

JIS B 8622 吸収式冷凍機