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B 8032-7:2018  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1 適用範囲························································································································· 1 

2 引用規格························································································································· 1 

3 リングのタイプ及び呼び方 ································································································· 1 

3.1 タイプR−ストレートフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 ································ 1 

3.2 タイプB−バレルフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 ······································ 2 

3.3 タイプBA−非対称バレルフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 ··························· 3 

3.4 タイプM−テーパフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 ····································· 4 

4 共通諸元························································································································· 5 

4.1 タイプR−ストレートフェースレクタンギュラリングの共通諸元 ············································ 5 

4.2 タイプB−バレルフェースレクタンギュラリングの共通諸元 ·················································· 6 

4.3 タイプBA−非対称バレルフェースレクタンギュラリングの共通諸元 ······································· 7 

4.4 タイプM−テーパフェースレクタンギュラリングの共通諸元 ················································· 8 

4.5 タイプR,B,BA及びM(正ねじれ形) ·········································································· 10 

4.6 タイプM(逆ねじれ形) ································································································ 10 

4.7 タイプR,B,BA及びMリングの外周及び内周面取り························································ 11 

4.8 タイプR,B,BA及びMリング(外周全面及びインレイド)のコーティング厚さ ···················· 11 

4.9 タイプR,B,BA及びMリングの窒化層深さ ··································································· 12 

5 張力補正係数 ·················································································································· 13 

6 寸法······························································································································ 13 

附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 20 

B 8032-7:2018  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本

陸用内燃機関協会(LEMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業

規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業

規格である。これによって,JIS B 8032-7:1998は改正され,この規格に置き換えられた。 

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。 

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。 

JIS B 8032(内燃機関−小径ピストンリング)の規格群には,次に示す部編成がある。 

JIS B 8032-1 第1部:用語 

JIS B 8032-2 第2部:測定方法 

JIS B 8032-3 第3部:材料 

JIS B 8032-4 第4部:一般仕様 

JIS B 8032-5 第5部:品質要求事項 

JIS B 8032-6 第6部:鋳鉄製レクタンギュラリング 

JIS B 8032-7 第7部:スチール製レクタンギュラリング 

JIS B 8032-8 第8部:鋳鉄製スクレーパリング 

JIS B 8032-9 第9部:鋳鉄製キーストンリング 

JIS B 8032-10 第10部:鋳鉄製ハーフキーストンリング 

JIS B 8032-11 第11部:オイルコントロールリング 

JIS B 8032-12 第12部:コイルエキスパンダ付きオイルコントロールリング 

JIS B 8032-13 第13部:スチール組合せオイルコントロールリング 

JIS B 8032-14 第14部:スチール製キーストンリング 

JIS B 8032-15 第15部:スチール製ハーフキーストンリング 

JIS B 8032-16 第16部:コイルエキスパンダ付き鋳鉄製薄幅オイルコントロールリング 

JIS B 8032-17 第17部:コイルエキスパンダ付きスチール製オイルコントロールリング 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 8032-7:2018 

内燃機関−小径ピストンリング− 

第7部:スチール製レクタンギュラリング 

Internal combustion engines-Small diameter piston rings- 

Part 7: Rectangular rings made of steel 

序文 

この規格は,2013年に第2版として発行されたISO 6622-2を基とし,我が国の実情に合わせて技術的

内容を変更して作成した日本工業規格である。 

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。 

適用範囲 

この規格は,往復動内燃機関に使用する呼び径200 mm以下のピストンリング(以下,リングという。)

のスチール製レクタンギュラリングのタイプR,B,BA及びMの基本的寸法及び特性について規定する。 

なお,この規格は,類似した状態で作動する圧縮機用リングなどに適用してもよい。 

注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。 

ISO 6622-2:2013,Internal combustion engines−Piston rings−Part 2: Rectangular rings made of steel

(MOD) 

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”

ことを示す。 

引用規格 

対象となる引用規格はない。 

リングのタイプ及び呼び方 

3.1 

タイプR−ストレートフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 

3.1.1 

一般諸元 

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B 8032-7:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

リングの一般諸元は,図1による。 

各部の寸法及び張力,並びに記号は,表13による。 

単位 mm 

図1−タイプR 

3.1.2 

呼び方 

リングの呼び方は,次の例による。 

呼び径d1=60 mm,リング幅h1=1.2 mmでスチール(材料小分類62)製で,図1に示す一般諸元をも

ち,厚さ0.1 mm以上の外周全面クロムめっきを施したものの呼び方は,次による。 

ピストンリング JIS B 8032-7 R-60×1.2-MC62/CR2 

3.2 

タイプB−バレルフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 

3.2.1 

一般諸元 

リングの一般諸元は,図2及び表1による。 

各部の寸法及び張力,並びに記号は,表13による。 

図2−タイプB 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表1−バレル幅(h8)及びバレル量(t2,t3) 

単位 mm 

幅 
h1 

バレル幅 

h8 

バレル量 

t2,t3 

リング幅中心とバレル頂点とのずれ 

0.8 

0.4 

0.001〜0.010 

0.15以下 

1.0 

0.5 

0.001〜0.011 

1.2 

0.6 

0.002〜0.012 

0.20以下 

1.5 

0.8 

0.003〜0.015 

0.25以下 

1.75 

1.0 

0.30以下 

2.0 

1.2 

2.5 

1.6 

0.40以下 

3.0 

2.0 

0.005〜0.020 

0.50以下 

3.5 

2.4 

3.2.2 

呼び方 

リングの呼び方は,次の例による。 

呼び径d1=60 mm,リング幅h1=1.2 mmでスチール(材料小分類62)製で,図2に示す一般諸元をも

ち,厚さ0.1 mm以上の外周全面クロムめっきを施したものの呼び方は,次による。 

ピストンリング JIS B 8032-7 B-60×1.2-MC62/CR2 

3.3 

タイプBA−非対称バレルフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 

3.3.1 

一般諸元 

リングの一般諸元は,図3及び表2による。 

各部の寸法及び張力,並びに記号は,表13による。 

図3−タイプBA 

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表2−バレル幅(h25,h27),頂点位置(h26)及びバレル量(t2,t3) 

単位 mm 

幅 
h1 

下面 

バレル幅 

h25a) 

バレル 

頂点位置 

h26 

頂点位置 

許容差 

上面 

バレル幅 

h27 

下面 

バレル量 

t2b) 

上面 

バレル量 

t3b) 

1.2 

0.20 c) 

0.35 c) 

±0.15 

0.80 c) 

0〜0.005 

0.005〜0.016 

0.28 

0.43 

0.90 

1.5 

0.35 

0.50 

1.15 

0〜0.006 

0.007〜0.022 

1.75 

0.35 

0.55 

±0.20 

1.35 

0〜0.007 

0.008〜0.025 

2.0 

0.40 

0.60 

1.50 

0.009〜0.030 

2.5 

0.45 

0.70 

±0.25 

1.80 

0〜0.008 

0.011〜0.035 

3.0 

0.55 

0.80 

2.10 

0.012〜0.038 

3.5 

0.60 

0.90 

±0.30 

2.40 

0〜0.009 

0.012〜0.040 

注a) 下面側面取寸法を小さくした場合,その面取寸法を下回らない範囲でh25は小さくしてもよい。 

b) t2及び/又はt3については,受渡当事者間の協定で規定してもよい。 

c) 下面側面取が0.20 mm以下の場合に適用する。 

3.3.2 

呼び方 

リングの呼び方は,次の例による。 

呼び径d1=80 mm,リング幅h1=1.5 mmでスチール(材料小分類66)製で,図3に示す一般諸元をも

ち,外周窒化層深さ0.05 mm以上,上下面に窒化層深さ0.015 mm以上の窒化を施したものの呼び方は,

次による。 

ピストンリング JIS B 8032-7 BA-80×1.5-MC66/NT050 

3.4 

タイプM−テーパフェースレクタンギュラリングのタイプ及び呼び方 

3.4.1 

一般諸元 

リングの一般諸元は,図4及び表3による。 

各部の寸法及び張力,並びに記号は,表13による。 

図4−タイプM 

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表3−テーパ角度及び許容差 

テーパ 

記号 

窒化処理及びコーティング付き(Crめっき又は溶射コーティング) 

外周面研磨加工ありc) 

IF,a)上面 

IFU,a),d)下面 

許容差 

許容差 

許容差b) 

M2 

 30' 

00

6′

+

 30' 

00

6′

+

− 

− 

M3 

 60' 

 60' 

 60' 

00

6′

+

M4 

 90' 

 90' 

 90' 

M5 

120' 

120' 

120' 

注a) コードIF及びIFUについては,図18及び図19を参照。 

b) タイプM(逆ねじれ形)のM3,M4及びM5については,そのねじれ角は最小テーパ角度

の90 %以下とする。 

c) コーティング付きテーパリングで外周研磨なしのものについては,その許容差を10'広げる。 

例 M3=60'では

00

6′

+

IF及びIFU付きMでは

00

7′

+

となる。 

d) h1が1.2 mm以下のリングには適用しない。 

3.4.2 

呼び方 

リングの呼び方は,次の例による。 

呼び径d1=60 mm,リング幅h1=1.5 mmでスチール(材料小分類62)製で,図4に示すテーパ角度M3

=60'の一般諸元をもち,厚さ0.1 mm以上の外周面クロムめっきを施したものの呼び方は,次による。 

ピストンリング JIS B 8032-7 M3-60×1.5-MC62/CR2 

共通諸元 

4.1 

タイプR−ストレートフェースレクタンギュラリングの共通諸元 

4.1.1 

窒化及びPVD付きリング 

リングの共通諸元は,図5による。 

注記 “PVD”は,Physical Vapor Deposition(物理蒸着コーティング)の略号である。 

図5−窒化及びPVD付きタイプRリング 

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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

4.1.2 

コーティング付きリング(クロムめっき又は溶射コーティング) 

リングの共通諸元は,図6及び図7による。 

a) 外周全面コーティング付き 

図6−外周全面コーティング付きタイプRリング 

b) インレイドコーティング付き 

図7−インレイドコーティング付きタイプRリング 

4.2 

タイプB−バレルフェースレクタンギュラリングの共通諸元 

4.2.1 

窒化及びPVD付きリング 

リングの共通諸元は,図8による。 

図8−窒化及びPVD付きタイプBリング 

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4.2.2 

コーティング付きリング(クロムめっき又は溶射コーティング) 

リングの共通諸元は,図9及び図10による。 

a) 外周全面コーティング付き 

図9−外周全面コーティング付きタイプBリング 

b) インレイドコーティング付き 

図10−インレイドコーティング付きタイプBリング 

4.3 

タイプBA−非対称バレルフェースレクタンギュラリングの共通諸元 

4.3.1 

窒化及びPVD付きリング 

リングの共通諸元は,図11による。 

図11−窒化及びPVD付きタイプBAリング 

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4.3.2 

コーティング付きリング(クロムめっき又は溶射コーティング) 

リングの共通諸元は,図12及び図13による。 

a) 外周全面コーティング付き 

図12−外周全面コーティング付きタイプBAリング 

b) インレイドコーティング付き 

図13−インレイドコーティング付きタイプBAリング 

4.4 

タイプM−テーパフェースレクタンギュラリングの共通諸元 

4.4.1 

全面テーパフェース 

4.4.1.1 

窒化及びPVD付きリング 

リングの共通諸元は,図14による。 

図14−コーティングなしタイプMリング 

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4.4.1.2 

コーティング付きリング(クロムめっき又は溶射コーティング) 

リングの共通諸元は,図15及び図16による。 

a) 外周全面コーティング付き 

図15−外周全面コーティング付きタイプMリング 

b) インレイドコーティング付き(h1≧1.2 mm,クロムめっきには適用しない) 

図16−インレイドコーティング付きタイプMリング 

4.4.2 

機械加工(LM)又はラッピング(LP)した当たり出し仕上げ外周面をもつテーパフェースレクタ

ンギュラリング 

リングの機械加工(LM)又はラッピング(LP)した当たり出し仕上げ外周面は,図17及び表4による。 

図17−当たり出し仕上げタイプMリング 

表4−当たり出し面(h24)の寸法 

単位 mm 

幅 
h1 

当たり出し面 

h24 a) 

当たり出し面 

(合い口の両側30°以下) 

h24 

1.0 

0.4以下 

0.7以下 

1.2 

0.4以下 

0.8以下 

1.5 

0.5以下 

1.0以下 

1.75 

0.6以下 

1.2以下 

2.0 

0.7以下 

1.4以下 

2.5 

0.8以下 

1.6以下 

3.0 

1.0以下 

2.0以下 

3.5 

1.2以下 

2.3以下 

注a) 当たり出し仕上げ外周面は,可視状態でなければならない。 

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10 

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4.5 

タイプR,B,BA及びM(正ねじれ形) 

リングの上面インターナルベベルの共通諸元は,図18及び表5による。 

a) 上面インターナルベベル(h1≧1.2 mm) 

b) 上面インターナルベベル(h1<1.2 mm) 

図18−上面インターナルベベル(IF) 

表5−上面インターナルベベル残り幅(h19)寸法 

単位 mm 

呼び径 

d1 

残り幅 

h19 

許容差 

30≦d1<100 

0.6×h1 

25

.00

4.6 

タイプM(逆ねじれ形) 

リングの下面インターナルベベルの共通諸元は,図19及び表6による。 

図19−下面インターナルベベル(IFU) 

表6−下面インターナルベベル残り厚さ(a3)寸法 

単位 mm 

呼び径 

d1 

残り幅 

a3 

許容差 

30≦d1<80 

0.8×a1 

2.00

80≦d1≦160 

0.8×a1 

3.00

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11 

B 8032-7:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

4.7 

タイプR,B,BA及びMリングの外周及び内周面取り 

リングの外周R面取り及び内周R面取りの共通諸元は,図20,図21及び表7による。 

図20−外周R面取り及び内周R面取り 

図21−図20の詳細 

表7−外周及び内周面取り寸法hx,hy 

単位 mm 

リング幅 

h1 

外周面取り 

hx 

内周面取り 

hy 

0.8≦h1<1.5 

0.25以下 

0.30以下 

h1≧1.5 

0.30以下 

0.40以下 

4.8 

タイプR,B,BA及びMリング(外周全面及びインレイド)のコーティング厚さ 

リングのコーティング厚さの共通諸元は,図22,表8及び表9による。 

a) 外周全面 

b) インレイド 

図22−コーティング厚さ 

コーティング厚さ

PC001〜PC040 

CRF〜CR4 

MO1〜MO4 

コーティング厚さ

PC001〜PC040 

MO1〜MO4 

h

x

h

y

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12 

B 8032-7:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表8−コーティング厚さ 

単位 mm 

クロムめっき記号 

溶射コーティング記号 

コーティング厚さ 

CRF 

− 

0.005以上 

CR1 

MO1 

0.050以上 

CR2 

MO2 

0.100以上 

CR3 

MO3a) 

0.150以上 

CR4 

MO4a) 

0.200以上 

注a) h1≦1.2 mmのリングには適用しない。 

表9−PVDコーティング厚さ 

単位 mm 

PVD記号 

PVD厚さ 

PC001 

0.001以上 

PC003 

0.003以上 

PC006 a) 

0.006以上 

PC010 a) 

0.010以上 

PC020 a) 

0.020以上 

PC030 a) 

0.030以上 

PC040 a) 

0.040以上 

注a) DLC(diamond-like carbon)コーティングには適用しない。 

4.9 

タイプR,B,BA及びMリングの窒化層深さ 

リングの窒化層深さの共通諸元は,図23及び表10による。 

図23−表面窒化リング 

表10−窒化層深さ 

単位 mm 

窒化記号 

窒化層深さ 

外周面 

側面 

NT030 

0.030以上 

0.010以上 

NT050 

0.050以上 

0.015以上 

NT070 

0.070以上 

0.020以上 

NT090 

0.090以上 

0.020以上 

NT110 

0.110以上 

0.030以上 

NT130 

0.130以上 

0.030以上 

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13 

B 8032-7:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

張力補正係数 

表13に規定する接線張力(Ft)及び直径張力(Fd)は,特殊追加特性を使用する場合は補正が必要であ

る。 

共通諸元に対しては,表11及び表12の補正係数を使用しなければならない。 

表11−IF及びテーパ付きタイプR,B,BA及びMリングの張力補正係数 

テーパ 

M2及びM3 

テーパ 

M4及びM5 

IF 

0.98 

0.96 

0.88 

表12−窒化処理及びコーティング付き(外周全面及びインレイド) 

タイプR,B,BA及びMリングの張力補正係数 

呼び径 

d1 

(mm) 

張力補正係数 

CRF/ 

PC001〜PC030 

CR1/ 

PC040 

CR2/ 
MO1 

CR3 

MO2 

CR4/ 
MO3 

MO4 

NT030 

〜NT130 

30≦d1<50 

0.80 

0.71 

− 

0.63 

− 

− 

1.03 

50≦d1<75 

0.87 

0.81 

0.75 

0.75 

0.69 

0.64 

1.03 

75≦d1<100 

0.91 

0.86 

0.82 

0.82 

0.78 

0.74 

1.03 

100≦d1<125 

0.93 

0.89 

0.86 

0.86 

0.82 

0.79 

1.03 

125≦d1≦160 

0.94 

0.91 

0.89 

0.89 

0.86 

0.83 

1.03 

寸法 

リングの寸法は,表13による。 

background image

14 

B 8032-7:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表13−タイプR,B,BA及びMスチール製レクタンギュラリング 

単位 mm 

呼び径 

d1 

リング厚さ 

(標準) 

a1 

リング幅 

h1 

合い口隙間 

s1 

接線張力 

Ft(N) 

直径張力 

Fd(N) 

許容差 

区分 

許容差 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

 30 

1.1 

±0.15 

リング 

1本内 

ばらつき 

0.15以下 

0.8 1.0 1.2 

− 

−  −  − 

−0.010 

−0.025 

表面処理 

POりん酸塩 

皮膜処理後 

−0.025 

0.15 +0.2 

− 

− 

 3.0 

− 

− 

− 

− 

Ft<10 N 

の場合 

±30 % 

Ft≧10 N 

の場合 

±20 % 

 4.3  5.4  6.5 

− 

− 

− 

− 

Fd<21.5 N 

の場合 

±30 % 

Fd≧21.5 N 

の場合 

±20 % 

 31 

 3.0 

 4.3  5.4  6.5 

 32 

 3.0 

 4.3  5.4  6.5 

 33 

− 

 4.2  5.2  6.2 

 34 

1.3 

 3.4 

 4.8  6.0  7.3 

 35 

− 

 3.4 

 5.0  6.2  7.3 

 36 

 3.4 

 5.0  6.2  7.3 

 37 

 3.5 

 5.0  6.2  7.5 

 38 

 3.4 

 4.8  6.0  7.3 

 39 

1.5 

 3.3  3.9 

 5.7  7.1  8.4 

 40 

 3.3  3.9 

 5.7  7.1  8.4 

 41 

 3.3  3.9 

 5.7  7.1  8.4 

 42 

 3.3  3.9 

 5.7  7.1  8.4 

 43 

 3.3  3.9 

 5.7  7.1  8.4 

 44 

 3.2  3.9 

 5.5  6.9  8.4 

 45 

1.7 

 3.1  3.8  4.5 

 6.6  8.2  9.7 

 46 

 3.1  3.8  4.5 

 6.6  8.2  9.7 

 47 

− 

 3.7  4.5 

 6.4  8.0  9.7 

 48 

 3.7  4.5 

 6.4  8.0  9.7 

 49 

 3.7  4.5 

 6.4  8.0  9.7 

 50 

1.5 

 3.0  3.7  4.4  5.6 

 6.4  8.0  9.5 12.0 

 51 

1.9 

 3.4  4.3  5.1  6.4 

 7.4  9.2 11.0 13.8 

 52 

 3.4  4.2  5.1  6.4 

 7.2  9.0 11.0 13.8 

1

4

B

 8

0

3

2

-7

2

0

1

8

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

background image

15 

B 8032-7:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表13−タイプR,B,BA及びMスチール製レクタンギュラリング(続き) 

単位 mm 

呼び径 

d1 

リング厚さ 

(標準) 

a1 

リング幅 

h1 

合い口隙間 

s1 

接線張力 

Ft(N) 

直径張力 

Fd(N) 

許容差 

区分 

許容差 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

 53 

1.9 

±0.15 

リング 

1本内 

ばらつき 

0.15以下 

0.8 1.0 1.2 1.5 

−  −  − 

−0.010 

−0.025 

表面処理 

POりん酸塩 

皮膜処理後 

−0.025 

0.15 

+0.2 

 3.4  4.2  5.1  6.4 

− 

− 

− Ft<10 N 

の場合 

±30 % 

Ft≧10 N 

の場合 

±20 % 

 7.2  9.0 11.0 13.8 

− 

− 

− Fd<21.5 N 

の場合 

±30 % 

Fd≧21.5 N 

の場合 

±20 % 

 54 

 3.4  4.2  5.0  6.3 

 7.2  9.0 10.8 13.5 

 55 

 3.4  4.2  5.0  6.3 

 7.2  9.0 10.8 13.5 

 56 

 3.3  4.1  5.0  6.2 

 7.0  8.8 10.8 13.3 

 57 

2.1 

 3.8  4.8  5.7  7.2 

 8.2 10.3 12.3 15.5 

 58 

 3.8  4.7  5.7  7.1 

 8.1 10.1 12.3 15.3 

 59 

 3.7  4.6  5.6  7.0 

 7.9  9.9 12.0 15.1 

 60 

−0.010 

−0.030 

表面処理 

POりん酸塩 

皮膜処理後 

−0.030 

0.2 

 3.7  4.6  5.5  6.9 

 7.9  9.9 11.8 14.8 

 61 

 3.6  4.5  5.4  6.8 

 7.8  9.7 11.6 14.6 

 62 

2.3 

 4.2  5.2  6.2  7.8 

 9.0 11.2 13.3 16.8 

 63 

 4.1  5.1  6.2  7.7 

 8.8 11.0 13.3 16.6 

 64 

 4.1  5.1  6.1  7.7 

 8.8 11.0 13.1 16.6 

 65 

 4.0  5.0  6.1  7.6 

 8.6 10.8 13.1 16.3 

 66 

 4.0  5.0  6.0  7.5 

 8.6 10.8 12.9 16.1 

 67 

 3.9  4.9  5.9  7.4 

 8.4 10.5 12.7 15.9 

 68 

2.5 

 4.6  5.7  6.8  8.6 

 9.8 12.3 14.6 18.5 

 69 

 4.5  5.6  6.8  8.5 

 9.6 12.0 14.6 18.3 

 70 

1.75 2.0 2.5 

 4.5  5.6  6.7  8.4  9.8 11.2 14.1 

 9.6 12.0 14.4 18.1 21.1 24.1 30.2 

 71 

 4.4  5.5  6.6  8.3  9.7 11.1 13.9 

 9.4 11.8 14.2 17.8 20.9 23.9 29.9 

 72 

 4.3  5.4  6.5  8.2  9.6 11.0 13.7 

 9.3 11.6 14.0 17.6 20.6 23.7 29.6 

 73 

 4.3  5.4  6.5  8.1  9.5 10.8 13.6 

 9.3 11.6 14.0 17.4 20.4 23.2 29.2 

 74 

2.7 

 5.0  6.2  7.4  9.3 10.9 12.5 15.6 

10.6 13.3 15.9 20.0 23.4 26.9 33.5 

 75 

 4.9  6.1  7.3  9.2 10.7 12.3 15.3 

10.5 13.1 15.7 19.8 23.0 26.4 33.0 

1

4

B

 8

0

3

2

-7

2

0

1

8

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

background image

16 

B 8032-7:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表13−タイプR,B,BA及びMスチール製レクタンギュラリング(続き) 

単位 mm 

径 

d1 

リング厚さ 

(標準) 

a1 

リング幅 

h1 

合い口隙間 

s1 

接線張力 

Ft(N) 

直径張力 

Fd(N) 

  許容差 

区分 

許容差 

許容

差 

h1区分欄に対応 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

76 

2.7 

±0.15 

リング 

1本内 

ばらつ

き0.15

以下 

0.8 

1.0 1.2 1.5 1.75 2.0 2.5 

− 

−0.010 

−0.030 

表面処理 

POりん

酸塩 

皮膜処理

後 

−0.030 

0.25 +0.25 

4.8  6.0  7.2  9.0 10.5 12.0 15.1 

− 

Ft<10 N 

の場合 

±30 % 

Ft≧10 N 

の場合 

±20 % 

10.3 12.9 15.5 19.4 22.6 25.8 32.4 

− 

Fd<21.5 N 

の場合 

±30 % 

Fd≧21.5 N 

の場合 

±20 % 

77 

4.6  5.8  7.0  8.8 10.3 11.8 14.8 

10.0 12.5 15.1 18.9 22.1 25.4 31.8 

78 

4.6  5.7  6.9  8.7 10.1 11.6 14.5 

 9.8 12.3 14.8 18.7 21.7 24.9 31.2 

79 

2.9 

5.3  6.6  7.9  9.9 11.6 13.3 16.7 

11.4 14.2 17.0 21.3 24.9 28.6 35.8 

80 

− 

− 

6.5  7.8  9.8 11.5 13.1 16.5 

− 

14.0 16.8 21.1 24.7 28.2 35.4 

81 

6.4  7.7  9.7 11.4 13.0 16.3 

13.8 16.6 20.9 24.5 28.0 35.0 

82 

6.3  7.6  9.6 11.2 12.8 16.1 

13.5 16.3 20.6 24.1 27.5 34.5 

83 

6.3  7.5  9.5 11.1 12.7 15.8 

13.5 16.1 20.4 23.9 27.3 34.1 

84 

6.2  7.4  9.3 10.9 12.5 15.6 

13.3 15.9 20.0 23.4 26.9 33.6 

85 

3.1 

7.1  8.5 10.7 12.5 14.3 17.9 

15.3 18.3 23.0 26.9 30.7 38.5 

86 

7.0  8.4 10.6 12.3 14.1 17.7 

15.1 18.1 22.8 26.4 30.3 38.1 

87 

6.9  8.3 10.4 12.2 14.0 17.5 

14.8 17.8 22.4 26.2 30.1 37.6 

88 

6.8  8.2 10.3 12.0 13.8 17.2 

14.6 17.6 22.1 25.8 29.7 37.1 

89 

6.7  8.1 10.1 11.9 13.6 17.0 

14.4 17.4 21.7 25.6 29.2 36.5 

90 

3.0 

0.3 +0.25 

6.6  8.0 10.0 11.7 13.4 16.7 20.1 

14.2 17.2 21.5 25.2 28.8 35.9 43.2 

91 

3.3 

7.6  9.1 11.4 13.4 15.3 19.2 23.1 

16.3 19.6 24.5 28.8 32.9 41.3 49.6 

92 

7.4  9.0 11.2 13.1 15.0 18.8 22.6 

16.0 19.4 24.1 28.2 32.3 40.4 48.6 

93 

7.3  8.8 11.0 12.9 14.7 18.5 22.2 

15.7 18.9 23.7 27.7 31.6 39.8 47.7 

94 

7.1  8.6 10.8 12.6 14.4 18.1 21.7 

15.3 18.5 23.2 27.1 31.0 38.9 46.7 

95 

7.0  8.4 10.5 12.3 14.1 17.7 21.2 

15.0 18.1 22.6 26.4 30.3 38.1 45.6 

96 3.5 

8.0  9.6 12.1 14.1 16.2 20.2 24.3 

17.2 20.6 26.0 30.3 34.8 43.4 52.3 

1

4

B

 8

0

3

2

-7

2

0

1

8

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

background image

17 

B 8032-7:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表13−タイプR,B,BA及びMスチール製レクタンギュラリング(続き) 

単位 mm 

呼び径 

d1 

リング厚さ 

(標準) 

a1 

リング幅 

h1 

合い口隙間 

s1 

接線張力 

Ft(N) 

直径張力 

Fd(N) 

許容差 

区分 

許容差 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

 97 

3.5 

±0.20 

リング 

1本内 

ばらつき 

0.20以下 

1.0 

1.2 1.5 1.75 2.0 2.5 3.0 

−0.010 

−0.030 

表面処理 

POりん酸塩 

皮膜処理後 

−0.030 

0.3 +0.25 

 7.9  9.5 11.9 13.9 15.9 20.0 24.0 

Ft<10 N 

の場合 

±30 % 

Ft≧10 N 

の場合 

±20 % 

17.0 20.4 25.6 29.9 34.2 43.0 51.6 

Fd<21.5 N 

の場合 

±30 % 

Fd≧21.5 N 

の場合 

±20 % 

 98 

 7.8  9.4 11.7 13.7 15.7 19.7 23.7 

16.7 20.2 25.2 29.5 33.8 42.4 50.9 

 99 

 7.7  9.2 11.6 13.5 15.5 19.4 23.3 

16.5 19.8 24.9 29.0 33.3 41.7 50.1 

100 

− 

− 

 8.5 11.4 13.3 15.2 19.1 22.9 

− 

18.3 24.5 28.6 32.7 41.1 49.2 

101 

 8.3 11.2 13.1 15.0 18.8 22.6 

17.9 24.1 28.2 32.3 40.4 48.6 

102 

3.7 

 9.7 12.8 15.0 17.2 21.5 25.8 

20.8 27.5 32.3 37.0 46.2 55.5 

103 

 9.5 12.7 14.8 16.9 21.2 25.5 

20.4 27.3 31.8 36.3 45.6 54.8 

104 

 9.3 12.5 14.6 16.7 20.9 25.1 

20.0 26.9 31.4 35.9 44.9 54.0 

105 

 9.1 12.3 14.4 16.4 20.6 24.7 

19.5 26.4 31.0 35.3 44.3 53.1 

106 

 8.9 12.1 14.1 16.2 20.2 24.3 

19.1 26.0 30.3 34.8 43.4 52.2 

107 

 8.8 11.9 13.9 15.9 19.9 23.9 

18.9 25.6 29.9 34.2 42.8 51.4 

108 

3.9 

10.1 13.6 15.9 18.2 22.8 27.4 

21.7 29.2 34.2 39.1 49.0 58.9 

109 

 9.9 13.3 15.6 17.8 22.3 26.8 

21.3 28.6 33.5 38.3 47.9 57.6 

110 

1.75 2.0 2.5 3.0 3.5 −  − 

0.35 +0.25 

15.2 17.4 21.8 26.2 30.6 

− 

− 

32.7 37.4 46.9 56.3 65.8 

− 

− 

111 

14.9 17.0 21.3 25.6 29.9 

32.0 36.6 45.8 55.0 64.3 

112 

14.5 16.6 20.8 25.0 29.2 

31.2 35.7 44.7 53.8 62.8 

113 

4.1 

16.6 19.0 23.8 28.6 33.4 

35.7 40.9 51.2 61.5 71.8 

114 

16.4 18.7 23.5 28.2 32.9 

35.2 40.2 50.5 60.6 70.7 

115 

16.1 18.4 23.1 27.8 32.4 

34.6 39.6 49.7 59.8 69.7 

116 

15.9 18.1 22.7 27.3 31.9 

34.1 38.9 48.8 58.7 68.6 

117 

15.6 17.8 22.3 26.8 31.4 

33.5 38.3 47.9 57.6 67.5 

118 

15.3 17.5 21.9 26.4 30.8 

32.9 37.6 47.1 56.8 66.2 

119 

4.3 

17.5 20.0 25.1 30.1 35.2 

37.6 43.0 54.0 64.7 75.7 

120 

17.2 19.7 24.7 29.7 34.7 

37.0 42.4 53.1 63.9 74.6 

121 

17.0 19.4 24.3 29.2 34.1 

36.5 41.7 52.2 62.8 73.3 

1

4

B

 8

0

3

2

-7

2

0

1

8

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

background image

18 

B 8032-7:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表13−タイプR,B,BA及びMスチール製レクタンギュラリング(続き) 

単位 mm 

呼び径 

d1 

リング厚さ 

(標準) 

a1 

リング幅 

h1 

合い口隙間 

s1 

接線張力 

Ft(N) 

直径張力 

Fd(N) 

許容差 

区分 

許容差 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

122 

4.3 

±0.20 

リング 

1本内 

ばらつき 

0.20以下 

1.75 2.0 

2.5 

3.0 3.5 − 

− 

−0.010 

−0.030 

表面処理 

POりん酸塩 

皮膜処理後 

−0.030 

0.35 +0.25 

16.7 19.1 23.9 28.7 33.5 

− 

− 

Ft<10 N 

の場合 

±30 % 

Ft≧10 N 

の場合 

±20 % 

35.8 41.1 51.4 61.7 72.0 

− 

− 

Fd<21.5 N 

の場合 

±30 % 

Fd≧21.5 N 

の場合 

±20 % 

123 

16.4 18.8 23.5 28.2 33.0 

35.2 40.4 50.5 60.6 71.0 

124 

16.1 18.4 23.1 27.7 32.4 

34.6 39.6 49.7 59.6 69.7 

125 

4.5 

18.4 21.0 26.4 31.7 37.0 

39.5 45.2 56.8 68.2 79.6 

126 

18.0 20.6 25.8 31.0 36.2 

38.7 44.3 55.5 66.7 77.8 

127 

17.6 20.1 25.2 30.3 35.4 

37.8 43.2 54.2 65.1 76.1 

128 

17.2 19.6 24.6 29.6 34.5 

36.9 42.1 52.9 63.6 74.2 

129 

16.7 19.2 24.0 28.8 33.7 

36.0 41.3 51.6 61.9 72.5 

130 

4.7 

− 

− 

0.4 +0.25 

− 

− 

27.4 32.9 38.5 

− 

− 

58.9 70.7 82.8 

131 

27.0 32.4 37.8 

58.0 69.7 81.3 

132 

26.5 31.9 37.2 

57.0 68.6 80.0 

133 

26.1 31.3 36.6 

56.0 67.3 78.7 

134 

25.6 30.7 35.9 

55.0 66.0 77.2 

135 

25.1 30.2 35.2 

54.0 64.9 75.7 

136 

4.9 

28.7 34.4 40.2 

61.6 74.0 86.4 

137 

28.2 33.9 39.6 

60.6 72.9 85.1 

138 

27.7 33.3 38.9 

59.6 71.6 83.6 

139 

27.2 32.7 38.2 

58.6 70.3 82.1 

140 

26.7 32.1 37.5 

57.5 69.0 80.6 

141 

− 

26.2 31.5 36.8 

56.4 67.7 79.1 

142 

5.1 

29.9 36.0 42.0 

64.4 77.4 90.3 

143 

29.4 35.4 41.3 

63.3 76.1 88.8 

144 

28.9 34.8 40.6 

62.2 74.8 87.3 

1

4

B

 8

0

3

2

-7

2

0

1

8

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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19 

B 8032-7:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

表13−タイプR,B,BA及びMスチール製レクタンギュラリング(続き) 

単位 mm 

呼び径 

d1 

リング厚さ 

(標準) 

a1 

リング幅 

h1 

合い口隙間 

s1 

接線張力 

Ft(N) 

直径張力 

Fd(N) 

許容差 

区分 

許容差 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

h1区分欄に対応 

許容差 

145 

146 

147 

148 

149 

5.1 

±0.20 

リング 

1本内 

ばらつき 

0.15以下 

−  −  − 3.0 3.5 −  − 

−0.010 

−0.030 

表面処理 

POりん酸塩 

皮膜処理後 

−0.030 

0.4 +0.25 

− 

− 

28.4 

27.9 

27.3 

31.2 

30.5 

34.1 

33.5 

32.9 

37.5 

36.6 

39.9 

39.1 

38.4 

43.8 

42.8 

− 

− 

Ft<10 N 

の場合 

±30 % 

Ft≧10 N 

の場合 

±20 % 

− 

− 

61.1 

59.9 

58.8 

67.1 

65.5 

73.3 

72.0 

70.7 

80.6 

78.7 

85.8 

84.1 

82.6 

94.2 

92.0 

− 

− 

Fd<21.5 N 

の場合 

±30 % 

Fd≧21.5 N 

の場合 

±20 % 

5.3 

150 

−0.010 

−0.035 

表面処理 

POりん酸塩 

皮膜処理後 

−0.035 

0.5 +0.3 

− 

35.8 41.8 

− 

77.0 89.9 

151 

34.9 40.7 

75.0 87.5 

152 

34.0 39.7 

73.1 85.4 

153 

5.5 

38.8 45.3 

83.4 97.4 

154 

38.1 44.5 

81.9 95.7 

155 

37.4 43.7 

80.4 94.0 

156 

36.7 42.9 

78.9 92.2 

157 

36.0 42.1 

77.4 90.5 

158 

35.3 41.2 

75.9 88.6 

159 

5.7 

40.3 47.0 

86.6 101.1 

160 

39.3 45.9 

84.5 98.7 

注記1 

リングの呼び径が表中の中間サイズ(例えば,補修品のサイズ)の場合は,小径側のリング厚さを適用する。 

注記2 

Ft及びFdの値は,標準弾性率(En)が210 GN/m2で熱処理なしのスチール製に適用する。 

Ft及びFdの値は,リングの呼び厚さ(a1)及び平均リング幅(h1)で計算したものである。 

注記3 

この規格だけに使用する目的で,Fd/Ftの平均値を2.15と仮定している。ただし,呼び径が50 mm未満のFdとFtとの比率は,受渡当事者間の協定による。 

参考文献 JIS B 0021 製品の幾何特性仕様(GPS)−幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方式 

注記 対応国際規格:ISO/DIS 1101:1996,Geometrical product specifications(GPS)−Geometrical tolerancing−Tolerancing of form, orientation, 

location and run-out(IDT) 

1

4

B

 8

0

3

2

-7

2

0

1

8

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

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B 8032-7:2018  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書JA 

(参考) 

JISと対応国際規格との対比表 

JIS B 8032-7:2018 内燃機関−小径ピストンリング−第7部:スチール製レクタ
ンギュラリング 

ISO 6622-2:2013,Internal combustion engines−Piston rings−Part 2: Rectangular rings 
made of steel 

(I)JISの規定 

(II)国際 
規格番号 

(III)国際規格の規定 

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容 

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策 

箇条番号 
及び題名 

内容 

箇条番号 

内容 

箇条ごと 
の評価 

技術的差異の内容 

3.2.1 一般
諸元 

図2 タイプB 
表1 バレル幅(h8)
及びバレル量(t2,t3) 

4.2.1 

バレル量は下面基準
としている 

変更 

バレル量の定義について,ISO規格
では下面基準とし,バレル頂点基準
は参考扱いとしている。JISではバ
レル頂点基準とした。 

我が国ではバレル量の定義につい
て,バレル頂点基準としているの
で,このまま従来のJISを踏襲す
る。 

4.8 タイプ
R,B,BA
及びMリ
ング(外周
全面及びイ
ンレイド)
のコーティ
ング厚さ 

図22及び表8 

Figure 21 
Table 8 

溶射コードは“SC1
〜SC4” 

変更 

溶射コードをJISでは“MO1〜
MO4”とした。 

現状の他のJISと整合させた。他
のJISをISO規格相当に改正する
ときに整合を図る。 

5 張力補正
係数 

表12 

Table 12 

溶射コードは“SC1
〜SC4” 

変更 

溶射コードをJISでは“MO1〜
MO4”とした。 

現状の他のJISと整合させた。他
のJISをISO規格相当に改正する
ときに整合を図る。 

JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 6622-2:2013,MOD 

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。 

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

− MOD ··············· 国際規格を修正している。 

1

4

B

 8

0

3

2

-7

2

0

1

8

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。