B 8032-14:2014
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲 ························································································································· 1
2 引用規格 ························································································································· 1
3 リングのタイプ及び呼び方の例 ··························································································· 1
3.1 タイプT−ストレートフェースキーストンリング6°のタイプ及び呼び方 ································· 1
3.2 タイプTB−バレルフェースキーストンリング6°のタイプ及び呼び方 ····································· 2
3.3 タイプTBA−非対称バレルフェースキーストンリング6°のタイプ及び呼び方 ·························· 4
3.4 タイプTM−テーパフェースキーストンリング6°のタイプ及び呼び方 ···································· 5
3.5 タイプK−ストレートフェースキーストンリング15°のタイプ及び呼び方 ······························· 6
3.6 タイプKB−バレルフェースキーストンリング15°のタイプ及び呼び方 ··································· 7
3.7 タイプKBA−非対称バレルフェースキーストンリング15°のタイプ及び呼び方 ························ 8
3.8 タイプKM−テーパフェースキーストンリング15°のタイプ及び呼び方 ·································· 9
4 仕様······························································································································ 10
4.1 タイプT,TB,TBA及びTM,又はタイプK,KB,KBA及びKMリングの外周R面取り
並びに内周R面取り······································································································· 10
4.2 タイプT,TB,TBA及びTM,又はタイプK,KB,KBA及びKMリングの
上面インターナルベベル寸法 ··························································································· 11
4.3 タイプTM又はKM−機械加工(LM)又はラッピング(LP)した当たり出し仕上げ外周面 ······· 11
4.4 タイプT,TB,TBA及びTM,又はタイプK,KB,KBA及びKMリング
(外周全面及びインレイド)のコーティング厚さ ································································ 12
4.5 タイプT,TB,TBA及びTM,又はタイプK,KB,KBA及びKMリングの窒化層深さ ··········· 13
5 張力補正係数 ·················································································································· 14
6 寸法······························································································································ 15
附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 22
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(2)
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まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本陸用内燃機関協会(LEMA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 8032(内燃機関−小径ピストンリング)の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 8032-1 第1部:用語
JIS B 8032-2 第2部:測定方法
JIS B 8032-3 第3部:材料
JIS B 8032-4 第4部:仕様の一般規定
JIS B 8032-5 第5部:要求品質
JIS B 8032-6 第6部:レクタンギュラリング
JIS B 8032-7 第7部:薄幅レクタンギュラリング
JIS B 8032-8 第8部:スクレーパリング
JIS B 8032-9 第9部:キーストンリング
JIS B 8032-10 第10部:鋳鉄製ハーフキーストンリング
JIS B 8032-11 第11部:オイルコントロールリング
JIS B 8032-12 第12部:コイルエキスパンダ付きオイルコントロールリング
JIS B 8032-13 第13部:スチール組合せオイルコントロールリング
JIS B 8032-14 第14部:スチール製キーストンリング
JIS B 8032-15 第15部:スチール製ハーフキーストンリング
JIS B 8032-16 第16部:コイルエキスパンダ付き鋳鉄製薄幅オイルコントロールリング
JIS B 8032-17 第17部:コイルエキスパンダ付きスチール製オイルコントロールリング
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日本工業規格 JIS
B 8032-14:2014
内燃機関−小径ピストンリング−
第14部:スチール製キーストンリング
Internal combustion engines-Small diameter piston rings-
Part 14: Keystone rings made of steel
序文
この規格は,2001年に第1版として発行されたISO 6624-3を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1
適用範囲
この規格は,往復動内燃機関に使用する呼び径200 mm以下のピストンリング(以下,リングという。)
のスチール製キーストンリングのタイプT,TB,TBA,TM,K,KB,KBA及びKMの基本的寸法及び特
性について規定する。
なお,この規格は,類似した状態で作動する圧縮機用リングなどに適用してもよい。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6624-3:2001,Internal combustion engines−Piston rings−Part 3: Keystone rings made of steel
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。
ISO 6621-4:2003,Internal combustion engines−Piston rings−Part 4: General specifications
3
リングのタイプ及び呼び方の例
3.1
タイプT−ストレートフェースキーストンリング6°のタイプ及び呼び方
3.1.1
一般諸元
リングの一般諸元は,図1による。
各部の寸法及び張力は,表12による。
2
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注a) 呼びリング幅
b) t=0.006×h1
c) 製造方法によっては,側面角の許容差は,累加値にはならない。
図1−タイプT
3.1.2
呼び方の例
リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=90 mm,リング幅h1=2.5 mm,スチール(材料小分類MC62)製で図1に示す一般諸元をも
ち,厚さ0.1 mm以上の外周全面クロムめっきを施したものの呼び方は,次による。
ピストンリング JIS B 8032-14 T-90×2.5-MC62 CR2
3.2
タイプTB−バレルフェースキーストンリング6°のタイプ及び呼び方
3.2.1
一般諸元
リングの一般諸元は,図2及び表1による。
各部の寸法及び張力は,表12による。
3
B 8032-14:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注a) 呼びリング幅
b) t=0.006×h1
c) 製造方法によっては,側面角の許容差は,累加値にはならない。
図2−タイプTB
表1−バレル幅(h8)及びバレル量(t2,t3)
単位 mm
リング幅
h1
バレル幅
h8
バレル量
t2,t3
リング幅中心からの
バレル頂点のずれ
2.0
1.2
0.003〜0.015
0.30以下
2.5
1.6
0.40以下
3.0
2.0
0.005〜0.020
0.50以下
3.5
2.4
4.0
2.8
0.005〜0.023
0.60以下
3.2.2
呼び方の例
リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=90 mm,リング幅h1=2.5 mm,スチール(材料小分類MC65)製で図2に示す一般諸元をも
ち,外周表面に0.070 mm以上の窒化層,側面に0.020 mm以上の窒化層を施したものの呼び方は,次によ
る。
ピストンリング JIS B 8032-14 TB-90×2.5-MC65 NT070
4
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3.3
タイプTBA−非対称バレルフェースキーストンリング6°のタイプ及び呼び方
3.3.1
一般諸元
リングの一般諸元は,図3及び表2による。
各部の寸法及び張力は,表12による。
注a) 呼びリング幅
b) t=0.006×h1
c) 製造方法によっては,側面角の許容差は,累加値にはならない。
図3−タイプTBA
5
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表2−非対称バレル寸法
単位 mm
h1
h25a)
h26
h27
t2b)
t3b)
許容差
2.0
0.40
0.60
0.20以下
1.50
0〜0.007
0.009〜0.030
2.5
0.45
0.70
0.25以下
1.80
0〜0.008
0.011〜0.035
3.0
0.55
0.80
2.10
0.012〜0.038
3.5
0.60
0.90
0.30以下
2.40
0〜0.009
0.012〜0.040
4.0
0.65
0.95
2.80
0.013〜0.045
注a) 外周R面取り寸法が小さいリングのh25寸法は,小さくしてもよい。
b) t2とt3とのいずれか又は両方については,受渡当事者間の協定による。
3.3.2
呼び方の例
リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=90 mm,リング幅h1=2.5 mm,スチール(材料小分類MC66)製で図3に示す一般諸元をも
ち,外周表面に0.070 mm以上の窒化層,側面に0.020 mm以上の窒化層を施したものの呼び方は,次によ
る。
ピストンリング JIS B 8032-14 TBA-90×2.5-MC66 NT070
3.4
タイプTM−テーパフェースキーストンリング6°のタイプ及び呼び方
3.4.1
一般諸元
リングの一般諸元は,図4及び表3による。
各部の寸法及び張力は,表12による。
注a) 呼びリング幅
b) t=0.006×h1
c) 製造方法によっては,側面角の許容差は,累加値にはならない。
図4−タイプTM
6
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表3−テーパ寸法
記号
テーパ
許容差a)
逆ねじれ形状
許容差a)
M1 b)
10′
+50′
0
+60′
0
M2
30′
+60′
0
+70′
0
M3
60′
M4
90′
M5
120′
注a) コーティング付きテーパリングで外周研磨なしのものについては,その許容差を10′拡大する。
例 M3=60′では
700
+,逆ねじれ形状のM3では
800
+となる。
b) 当たり出し仕上げ外周面のあるリングは除く。
3.4.2
呼び方の例
リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=90 mm,リング幅h1=2.5 mm,スチール(材料小分類MC65)製で図4に示す一般諸元をも
ち,厚さ0.1 mm以上の外周全面クロムめっきを施したM=10′のものの呼び方は,次による。
ピストンリング JIS B 8032-14 TM1-90×2.5-MC65 CR2
3.5
タイプK−ストレートフェースキーストンリング15°のタイプ及び呼び方
3.5.1
一般諸元
リングの一般諸元は,図5による。
各部の寸法及び張力は,表13による。
7
B 8032-14:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注a) 呼びリング幅
b) t=0.006×h1
c) 製造方法によっては,側面角の許容差は,累加値にはならない。
図5−タイプK
3.5.2
呼び方の例
リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=90 mm,リング幅h1=2.5 mm,スチール(材料小分類MC61)製で,図5に示す一般諸元を
もち,厚さ0.1 mm以上の外周全面クロムめっきを施したものの呼び方は,次による。
ピストンリング JIS B 8032-14 K-90×2.5-MC61 CR2
3.6
タイプKB−バレルフェースキーストンリング15°のタイプ及び呼び方
3.6.1
一般諸元
リングの一般諸元は,図6及び表1による。
各部の寸法及び張力は,表13による。
8
B 8032-14:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注a) 呼びリング幅
b) t=0.006×h1
c) 製造方法によっては,側面角の許容差は,累加値にはならない。
図6−タイプKB
3.6.2
呼び方の例
リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=90 mm,リング幅h1=2.5 mm,スチール(材料小分類MC66)製で図6に示す一般諸元をも
ち,外周表面に0.090 mm以上の窒化層,側面に0.020 mm以上の窒化層を施したものの呼び方は,次によ
る。
ピストンリング JIS B 8032-14 KB-90×2.5-MC66 NT090
3.7
タイプKBA−非対称バレルフェースキーストンリング15°のタイプ及び呼び方
3.7.1
一般諸元
リングの一般諸元は,図7及び表2による。
各部の寸法及び張力は,表13による。
9
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注a) 呼びリング幅
b) t=0.006×h1
c) 製造方法によっては,側面角の許容差は,累加値にはならない。
図7−タイプKBA
3.7.2
呼び方の例
リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=90 mm,リング幅h1=2.5 mm,スチール(材料小分類MC66)製で,図7に示す一般諸元を
もち,外周表面に0.070 mm以上の窒化層,側面に0.020 mm以上の窒化層を施したものの呼び方は,次に
よる。
ピストンリング JIS B 8032-14 KBA-90×2.5-MC66 NT070
3.8
タイプKM−テーパフェースキーストンリング15°のタイプ及び呼び方
3.8.1
一般諸元
リングの一般諸元は,図8及び表3による。
各部の寸法及び張力は,表13による。
10
B 8032-14:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注a) 呼びリング幅
b) t=0.006×h1
c) 製造方法によっては,側面角の許容差は,累加値にはならない。
図8−タイプKM
3.8.2
呼び方の例
リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=90 mm,リング幅h1=2.5 mm,スチール(材料小分類MC61)製で,図8に示す一般諸元を
もち,厚さ0.1 mm以上の外周全面クロムめっきを施したM=10′のものの呼び方は,次による。
ピストンリング JIS B 8032-14 KM1-90×2.5-MC61 CR2
4
仕様
4.1
タイプT,TB,TBA及びTM,又はタイプK,KB,KBA及びKMリングの外周R面取り並びに内
周R面取り
リングの外周R面取り及び内周R面取りは,図9及び表4による。
図9−外周R面取り及び内周R面取り
11
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表4−hx及びhyの寸法
h1
hx
hy
2≦h1<2.5
0.30以下
0.35以下
2.5≦h1
0.30以下
0.40以下
4.2
タイプT,TB,TBA及びTM,又はタイプK,KB,KBA及びKMリングの上面インターナルベベ
ル寸法
リングの上面インターナルベベルは,図10及び表5による。
ただし,表13のh1の第1列に対しては,15°キーストンリングは推奨しない。
図10−上面インターナルベベル(IF)
表5−a3の寸法
単位 mm
d1
a3
許容差
70≦d1≦160
0.8×a1
0
−0.3
4.3
タイプTM又はKM−機械加工(LM)又はラッピング(LP)した当たり出し仕上げ外周面
リングの機械加工(LM)又はラッピング(LP)した当たり出し仕上げ外周面は,図11及び表6による。
ただし,テーパM1を除く。
図11−当たり出し仕上げ外周面
12
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表6−h24の寸法
単位 mm
h1
h24
h24
合い口の両側30°以内
2.0
0.7以下
1.4以下
2.5
0.8以下
1.6以下
3.0
1.0以下
2.0以下
3.5
1.2以下
2.3以下
4.0
1.3以下
2.6以下
注記 当たり出し仕上げ外周面は,目視で確認できる。
4.4
タイプT,TB,TBA及びTM,又はタイプK,KB,KBA及びKMリング(外周全面及びインレイ
ド)のコーティング厚さ
コーティング付きリングは,外周全面及びインレイドごとに,図12,図13及び表7による。ただし,
セミインレイドは推奨しない。
a) タイプT又はK
b) タイプTB又はKB
c) タイプTBA又はKBA
d) タイプTM又はKM
図12−外周全面コーティングリング
13
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) タイプT又はK
b) タイプTB又はKB
c) タイプTBA又はKBA
d) タイプTM又はKM
クロムめっきリングには推奨しない。
図13−インレイドコーティングリング
表7−コーティング厚さ
単位 mm
クロムめっき記号
溶射記号
厚さ
CRF
−
0.005以上
CR1
MO1
0.05以上
CR2
MO2
0.10以上
CR3
MO3
0.15以上
CR4
MO4
0.20以上
4.5
タイプT,TB,TBA及びTM,又はタイプK,KB,KBA及びKMリングの窒化層深さ
表面窒化リングの仕様は,図14,表8及び表9による。
a) タイプT又はK
b) タイプTB又はKB
c) タイプTBA又はKBA
d) タイプTM又はKM
図14−表面窒化リング
14
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表8−外周窒化層深さ
単位 mm
窒化記号
窒化層深さ
NP030
0.030以上
NP050
0.050以上
NP070
0.070以上
NP090
0.090以上
NP110
0.110以上
NP130
0.130以上
注記 側面及び内周面の窒化層深さは規定しない。
表9−外周面及び側面の窒化層深さ
単位 mm
窒化記号
窒化層深さ
外周面
側面
NT030
0.030以上
0.010以上
NT050
0.050以上
0.015以上
NT070
0.070以上
0.020以上
NT090
0.090以上
0.020以上
NT110
0.110以上
0.030以上
NT130
0.130以上
0.030以上
注記 内周面の窒化層深さは規定しない。
5
張力補正係数
表12及び表13に示す接線張力及び直径張力は,一般的特性以外の特性が付加された場合は補正を必要
とする。
共通仕様に対しては,表10及び表11に示す張力補正係数並びにISO 6621-4:2003に規定する比m/(d1−
a1)の値に対応する張力補正係数を使用する。
表10−コーティング付き(外周全面及びインレイド)又は窒化タイプT,TB,TBA,TM,
K,KB,KBA及びKMに特性IF並びにテーパが付加された場合の張力補正係数
張力補正係数
テーパ
M2又はM3
テーパ
M4又はM5
インターナルベベル
IF
0.98
0.96
0.88
表11−コーティング付き(外周全面及びインレイド)又は窒化タイプT,TB,
TBA,TM,K,KB,KBA及びKMに対する張力補正係数
呼び径
d1
mm
張力補正係数
CRF
CR1
CR2/MO1
CR3/MO2
CR4/MO3
MO4
NP030〜NP130
NT030〜NT130
70≦d1<100
1
0.91
0.86
0.82
0.78
0.74
1.03
100≦d1<125
1
0.93
0.89
0.86
0.82
0.79
125≦d1≦160
1
0.94
0.91
0.89
0.86
0.83
15
B 8032-14:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
6
寸法
リングの寸法は,表12及び表13による。
なお,表12及び表13に記載のない呼び径の扱いは,受渡当事者間の協定による。
表12−タイプT,TB,TBA及びTMキーストンリング6°の寸法
単位 mm
呼び径
リング厚さ
呼び
リング幅
A法
B法
合い口
すきま
接線張力
Ft
N
直径張力
Fd
N
測定値
測定値
d1
a1
h1
a6
h3
h3
a6
s1
h1
h1
許容差
1
2
1
2
1
2
許容差
1
2
許容差
1
2
許容差
70
2.5
±0.15
リング
1本内
0.15以下
2.0 2.5 1.5
1.832
0
−0.024
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.024
2.332
0
−0.024
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.024
1.8 2.32
1.61
0
−0.22
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.09
−0.22
0.20 +0.20
0
10.4 13.2
Ft<
10 N
の場合
±30 %
22.3 28.4 Fd<
21.5 N
の場合
±30 %
71
10.3 13.1
22.0 28.1
72
10.1 12.9
21.8 27.7
73
10.0 12.7
21.5 27.4
74
2.7
11.4 14.6
24.6 31.3
75
0.25 +0.25
0
11.3 14.4
24.3 31.0
76
11.1 14.1
23.8 30.3
77
10.8 13.8
23.2 29.6
78
10.7 13.6
23.0 29.3
79
2.9
12.1 15.4
26.0 33.2
80
12.0 15.3
25.7 32.8
81
11.8 15.1
25.5 32.5
82
11.7 15.0
25.2 32.2
83
11.6 14.8
24.9 31.8
84
11.4 14.5
24.4 31.2
85
3.1
13.0 16.6
27.9 35.7
86
12.9 16.5
27.7 35.4
87
12.6 16.1
27.1 34.7
88
12.5 16.0
26.9 34.4
89
12.3 15.7
26.3 33.7
90
2.5 3.0 2.0
2.278
0
−0.024
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.024
2.778
0
−0.024
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.024
2.27 2.77
2.08
0
−0.22
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.09
−0.22
0.30
15.5 18.9
33.4 40.7
91
3.3
17.7 21.6
38.1 46.4
92
17.3 21.1
37.2 45.4
93
17.0 20.8
36.7 44.7
94
16.7 20.3
35.8 43.6
95
16.3 19.8
34.9 42.6
96
3.5
18.5 22.6
39.9 48.6
97
18.3 22.3
39.3 48.0
98
18.0 22.0
38.7 47.3
99
17.8 21.7
38.2 46.6
16
B 8032-14:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表12−タイプT,TB,TBA及びTMキーストンリング6°の寸法(続き)
単位 mm
呼び径
リング厚さ
呼び
リング幅
A法
B法
合い口
すきま
接線張力
Ft
N
直径張力
Fd
N
測定値
測定値
d1
a1
h1
a6
h3
h3
a6
s1
h1
h1
許容差
1
2
1
2
1
2
許容差
1
2
許容差
1
2
許容差
100
3.5
±0.20
リング
1本内
0.20以下
2.5 3.0 2.0
2.278
0
−0.024
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.024
2.778
0
−0.024
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.024
2.27 2.77
2.08
0
−0.22
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.09
−0.22
0.30 +0.25
0
17.5 21.3
Ft<
10 N
の場合
±30 %
37.6 45.8 Fd<
21.5 N
の場合
±30 %
101
17.2 21.0
37.1 45.2
102
3.7
19.7 24.0
42.3 51.6
103
19.3 23.6
41.6 50.7
104
19.1 23.3
41.1 50.1
105
18.8 22.9
40.3 49.2
106
18.5 22.6
39.8 48.6
107
18.2 22.2
39.1 47.7
108
3.9
20.7 25.3
44.5 54.4
109
20.3 24.8
43.6 53.2
110
0.35
19.8 24.2
42.6 52.1
111
19.4 23.7
41.6 50.9
112
18.9 23.1
40.6 49.7
113
4.1
21.5 26.3
46.3 56.6
114
21.2 26.0
45.7 55.9
115
20.9 25.6
44.9 54.9
116
20.5 25.1
44.1 54.0
117
20.2 24.7
43.4 53.0
118
19.8 24.2
42.6 52.1
119
4.3
22.6 27.7
48.6 59.5
120
22.2 27.2
47.8 58.5
121
21.9 26.8
47.0 57.6
122
21.5 26.3
46.2 56.6
123
21.1 25.9
45.5 55.7
124
20.8 25.5
44.7 54.7
125
4.5
3.0 3.5 2.5
2.724
0
−0.024
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.024
3.224
0
−0.024
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.024
2.71 3.21
2.63
0
−0.22
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.09
−0.22
29.0 34.3
62.3 73.8
126
28.3 33.5
60.9 72.1
127
27.7 32.7
59.5 70.4
128
27.0 32.0
58.0 68.7
129
26.3 31.2
56.6 67.1
17
B 8032-14:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表12−タイプT,TB,TBA及びTMキーストンリング6°の寸法(続き)
単位 mm
呼び径
リング厚さ
呼び
リング幅
A法
B法
合い口
すきま
接線張力
Ft
N
直径張力
Fd
N
測定値
測定値
d1
a1
h1
a6
h3
h3
a6
s1
h1
h1
許容差
1
2
1
2
1
2
許容差
1
2
許容差
1
2
許容差
130
4.7
±0.20
リング
1本内
0.20以下
3.0 3.5 2.5
2.724
0
−0.024
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.024
3.224
0
−0.024
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.024
2.71 3.21
2.63
0
−0.22
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.09
−0.22
0.40 +0.25
0
29.9 35.5
Ft<
10 N
の場合
±30 %
Ft≧
10 N
の場合
±20 %
64.4 76.3 Fd<
21.5 N
の場合
±30 %
Fd≧
21.5 N
の場合
±20 %
131
29.5 35.0
63.4 75.2
132
29.0 34.3
62.3 73.8
133
28.5 33.8
61.3 72.7
134
28.0 33.2
60.2 71.3
135
27.4 32.5
59.0 69.9
136
4.9
31.2 37.0
67.2 79.6
137
30.7 36.4
66.0 78.2
138
30.2 35.7
64.8 76.9
139
29.6 35.1
63.7 75.5
140
29.1 34.5
62.5 74.1
141
28.5 33.8
61.3 72.7
142
5.1
32.4 38.5
69.7 82.7
143
31.9 37.8
68.5 81.3
144
31.3 37.2
67.3 79.9
145
30.8 36.5
66.2 78.5
146
30.2 35.9
65.0 77.1
147
29.6 35.1
63.6 75.5
148
5.3
33.7 40.0
72.4 86.0
149
32.9 39.1
70.8 84.0
150
2.724
0
−0.029
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.029
3.224
0
−0.029
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.029
2.63
0
−0.26
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.09
−0.27
0.50 +0.30
0
32.1 38.2
69.1 82.1
151
31.3 37.1
67.2 79.9
152
30.5 36.2
65.6 77.9
153
5.5
34.7 41.2
74.6 88.6
154
34.0 40.5
73.2 87.0
155
33.4 39.7
71.8 85.3
156
32.9 39.1
70.7 84.0
157
32.2 38.3
69.3 82.3
158
31.6 37.5
67.9 80.7
159
5.7
35.8 42.6
77.0 91.6
160
35.0 41.6
75.2 89.4
この規格だけに使用する目的で,Fd/Ftの平均的な値を2.15としている。
A法は,a6基準,h3測定値とし,B法は,h3基準,a6測定値とする。
リングの呼び径が表中の中間のサイズ(例えば,補修品のサイズ)の場合は,小径側のリング厚さを適用する。
Ft及びFdの値は,標準弾性率(En)210 GN/m2のスチールに適用する。平均張力は,リングの呼び厚さ(a1)と平
均リング幅(h3)とで算出した値である。
18
B 8032-14:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表13−タイプK,KB,KBA及びKMキーストンリング15°の寸法
単位 mm
呼び径
リング厚さ
呼び
リング幅
A法
B法
合い口
すきま
接線張力
Ft
N
直径張力
Fd
N
測定値
測定値
d1
a1
h1
a6
h3
h3
a6
s1
h1
h1
許容差
1
2
1
2
1
2
許容差
1
2
許容差
1
2
許容差
70
2.5
±0.15
リング
1本内
0.15以下
2.5 3.0 1.5
2.097
0
−0.029
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.029
2.597
0
−0.029
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.029
2.10 2.60
1.49
0
−0.11
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.04
−0.11
0.20 +0.20
0
11.9 14.7
Ft<
10 N
の場合
±30 %
Ft≧
10 N
の場合
±20 %
25.6 31.7 Fd<
21.5 N
の場合
±30 %
Fd≧
21.5 N
の場合
±20 %
71
11.8 14.6
25.3 31.3
72
11.6 14.4
25.0 30.9
73
11.5 14.2
24.7 30.6
74
2.7
13.0 16.2
27.9 34.7
75
0.25 +0.25
0
12.9 16.0
27.6 34.4
76
12.6 15.6
27.0 33.6
77
12.3 15.3
26.4 32.9
78
12.2 15.1
26.1 32.5
79
2.9
13.6 17.0
29.3 36.6
80
13.5 16.8
29.0 36.2
81
13.4 16.7
28.7 35.8
82
13.2 16.5
28.4 35.5
83
13.1 16.3
28.2 35.1
84
12.8 16.0
27.6 34.4
85
3.1
14.5 18.2
31.3 39.1
86
14.4 18.0
31.0 38.7
87
14.1 17.7
30.4 38.0
88
14.0 17.5
30.1 37.6
89
13.7 17.2
29.5 36.9
90
0.30
13.6 17.0
29.2 36.6
91
3.3
15.4 19.3
33.0 41.4
92
15.0 18.8
32.3 40.5
93
14.8 18.5
31.8 39.9
94
14.4 18.1
31.0 39.0
95
14.1 17.7
30.3 38.0
96
3.5
15.9 20.0
34.2 43.1
97
15.7 19.8
33.7 42.5
98
15.5 19.5
33.2 41.9
99
15.2 19.2
32.8 41.3
19
B 8032-14:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表13−タイプK,KB,KBA及びKMキーストンリング15°の寸法(続き)
単位 mm
呼び径
リング厚さ
呼び
リング幅
A法
B法
合い口
すきま
接線張力
Ft
N
直径張力
Fd
N
測定値
測定値
d1
a1
h1
a6
h3
h3
a6
s1
h1
h1
許容差
1
2
1
2
1
2
許容差
1
2
許容差
1
2
許容差
100
3.5
±0.20
リング
1本内
0.20以下
3.0 3.5 2.0
2.463
0
−0.034
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.034
2.963
0
−0.034
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.034
2.45 2.95
2.05
0
−0.13
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.04
−0.13
0.30 +0.25
0
18.8 22.7
Ft<
10 N
の場合
±30 %
Ft≧
10 N
の場合
±20 %
40.5 48.8 Fd<
21.5 N
の場合
±30 %
Fd≧
21.5 N
の場合
±20 %
101
18.6 22.4
40.0 48.2
102
3.7
21.1 25.5
45.3 54.7
103
20.7 25.0
44.5 53.8
104
20.5 24.7
44.0 53.2
105
20.1 24.3
43.2 52.2
106
19.9 24.0
42.7 51.6
107
19.5 23.5
41.9 50.6
108
3.9
22.0 26.7
47.4 57.4
109
21.5 26.1
46.3 56.1
110
0.35
21.1 25.5
45.3 54.9
111
20.6 24.9
44.3 53.6
112
20.1 24.3
43.2 52.3
113
4.1
22.7 27.6
48.8 59.3
114
22.4 27.2
48.2 58.5
115
22.1 26.8
47.4 57.5
116
21.7 26.3
46.6 56.5
117
21.3 25.8
45.8 55.6
118
20.9 25.4
44.9 54.6
119
4.3
23.7 28.8
50.9 61.9
120
23.3 28.3
50.0 60.9
121
22.9 27.9
49.2 59.9
122
22.5 27.4
48.4 58.9
123
22.1 27.0
47.6 57.9
124
21.8 26.5
46.8 57.0
125
4.5
3.5 4.0 2.5
2.830
0
−0.034
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.034
3.330
0
−0.034
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.034
2.8
3.3
2.61
0
−0.13
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.04
−0.13
30.0 35.3
64.4 76.0
126
29.3 34.5
63.0 74.3
127
28.6 33.7
61.5 72.5
128
27.9 32.9
60.0 70.8
129
27.2 32.1
58.6 69.1
20
B 8032-14:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表13−タイプK,KB,KBA及びKMキーストンリング15°の寸法(続き)
単位 mm
呼び径
リング厚さ
呼び
リング幅
A法
B法
合い口
すきま
接線張力
Ft
N
直径張力
Fd
N
測定値
測定値
d1
a1
h1
a6
h3
h3
a6
s1
h1
h1
許容差
1
2
1
2
1
2
許容差
1
2
許容差
1
2
許容差
130
4.7
±0.20
リング
1本内
0.20以下
3.5 4.0 2.5
2.830
0
−0.034
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.034
3.330
0
−0.034
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.034
2.80 3.30
2.61
0
−0.13
表面処理
PO(りん
酸塩皮膜
処理)後
+0.04
−0.13
0.40 +0.25
0
30.8 36.4
Ft<
10 N
の場合
±30 %
Ft≧
10 N
の場合
±20 %
66.2 78.2 Fd<
21.5 N
の場合
±30 %
Fd≧
21.5 N
の場合
±20 %
131
30.3 35.8
65.2 77.0
132
29.8 35.2
64.0 75.6
133
29.3 34.6
63.0 74.5
134
28.8 34.0
61.8 73.0
135
28.2 33.3
60.6 71.6
136
4.9
31.9 37.7
68.5 81.2
137
31.3 37.1
67.4 79.7
138
30.8 36.4
66.2 78.3
139
30.2 35.8
65.0 76.9
140
29.7 35.1
63.8 75.5
141
29.1 34.5
62.6 74.1
142
5.1
32.8 39.0
70.6 83.8
143
32.3 38.3
69.4 82.4
144
31.7 37.7
68.3 81.0
145
31.2 37.0
67.1 79.6
146
30.6 36.4
65.9 78.2
147
30.0 35.6
64.5 76.5
148
5.3
33.9 40.3
72.9 86.6
149
33.1 39.4
71.2 84.7
150
0.50 +0.30
0
32.4 38.5
69.6 82.7
151
31.5 37.4
67.7 80.5
152
30.7 36.5
66.1 78.6
153
5.5
34.7 41.3
74.6 88.8
154
34.0 40.5
73.2 87.2
155
33.4 39.8
71.8 85.5
156
32.9 39.1
70.6 84.1
157
32.2 38.4
69.2 82.5
158
31.6 37.6
67.9 80.8
159
5.7
35.5 42.4
76.4 91.2
160
34.7 41.4
74.6 89.1
この規格だけに使用する目的で,Fd/Ftの平均的な値を2.15としている。
A法は,a6基準,h3測定値とし,B法は,h3基準,a6測定値とする。
リングの呼び径が表中の中間のサイズ(例えば,補修品のサイズ)の場合は,小径側のリング厚さを適用する。
Ft及びFdの値は,標準弾性率(En)210 GN/m2のスチールに適用する。平均張力は,リングの呼び厚さ(a1)と平
均リング幅(h3)とで算出した値である。
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B 8032-14:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
参考文献
JIS B 0021 製品の幾何特性仕様(GPS)−幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方
式
注記 対応国際規格:ISO/DIS 1101:1996,Geometrical product specifications (GPS)−Geometrical
tolerancing−Tolerancing of form, orientation, location and run-out(IDT)
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B 8032-14:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS B 8032-14:2014 内燃機関−小径ピストンリング−第14部:スチール製キー
ストンリング
ISO 6624-3:2001 Internal combustion engines−Piston rings−Part 3: Keystone rings
made of steel
(I)JISの規定
(II)
国際
規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条
番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
1 適用範囲
1
JISにほぼ同じ
変更
呼び径について,ISO規格では70
mm〜160 mmであるが,JISでは
200 mm以下とした。
ISO規格は適用範囲の呼び径を規
格ごとに個々に規定しているが,
現状のJISは全て200 mm以下と
している。今回の改正では現状JIS
と一致させるため呼び径は変更な
しとした。他のJISをISO規格相
当に改正するときに整合を図る。
3 リングの
タイプ及び
呼び方の例
3.2.1 一般諸元
4.2.1
JISにほぼ同じ
変更
バレル量の定義について,ISO規格
では下面基準とし,バレル頂点基準
は参考扱いとしている。JISではバ
レル頂点基準とした。
現状の他のJISと整合させるため
バレル頂点基準とした。他のJIS
をISO規格相当に改正するときに
整合を図る。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 6624-3:2001,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD ··············· 国際規格を修正している。
2
B
8
0
3
2
-1
4
:
2
0
1
4
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。