B 8032-10:2014
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 リングのタイプ及び呼び方の例 ··························································································· 1
3.1 タイプHK−ストレートフェースハーフキーストンリング7°のタイプ及び呼び方 ····················· 1
3.2 タイプHKB−バレルフェースハーフキーストンリング7°のタイプ及び呼び方 ························· 2
4 仕様······························································································································· 4
4.1 タイプHK及びHKB−ハーフキーストンリング ·································································· 4
4.2 タイプHK及びHKBリングの外周面取り(KA)及び内周面取り(KI)·································· 5
4.3 タイプHK及びHKBリング(外周全面,セミインレイド及びインレイド)のコーティング厚さ ··· 5
5 張力補正係数 ··················································································································· 6
6 寸法······························································································································· 6
附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 12
B 8032-10:2014
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
陸用内燃機関協会(LEMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業
規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業
規格である。
これによって,JIS B 8032-10:1998は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 8032(内燃機関−小径ピストンリング)の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 8032-1 第1部:用語
JIS B 8032-2 第2部:測定方法
JIS B 8032-3 第3部:材料
JIS B 8032-4 第4部:仕様の一般規定
JIS B 8032-5 第5部:要求品質
JIS B 8032-6 第6部:レクタンギュラリング
JIS B 8032-7 第7部:薄幅レクタンギュラリング
JIS B 8032-8 第8部:スクレーパリング
JIS B 8032-9 第9部:キーストンリング
JIS B 8032-10 第10部:鋳鉄製ハーフキーストンリング
JIS B 8032-11 第11部:オイルコントロールリング
JIS B 8032-12 第12部:コイルエキスパンダ付きオイルコントロールリング
JIS B 8032-13 第13部:スチール組合せオイルコントロールリング
JIS B 8032-14 第14部:スチール製キーストンリング
JIS B 8032-15 第15部:スチール製ハーフキーストンリング
JIS B 8032-16 第16部:コイルエキスパンダ付き鋳鉄製薄幅オイルコントロールリング
JIS B 8032-17 第17部:コイルエキスパンダ付きスチール製オイルコントロールリング
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 8032-10:2014
内燃機関−小径ピストンリング−
第10部:鋳鉄製ハーフキーストンリング
Internal combustion engines-Small diameter piston rings-
Part 10: Half keystone rings made of cast iron
序文
この規格は,2003年に第1版として発行されたISO 6624-2を基とし,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1
適用範囲
この規格は,往復動内燃機関に使用する呼び径200 mm以下のピストンリング(以下,リングという。)
の鋳鉄製ハーフキーストンリングのタイプHK及びHKBの基本的寸法及び特性について規定する。
なお,この規格は,類似した状態で作動する圧縮機用リングなどに適用してもよい。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6624-2:2003,Internal combustion engines−Piston rings−Part 2: Half keystone rings made of cast
iron(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用
規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。
ISO 6621-4:2003,Internal combustion engines−Piston rings−Part 4: General specifications
3
リングのタイプ及び呼び方の例
注記 ハーフキーストンリングの角度については,キーストンリングと同じ定義及び測定方法を適用
する(JIS B 8032-2参照)。
3.1
タイプHK−ストレートフェースハーフキーストンリング7°のタイプ及び呼び方
3.1.1
一般諸元
リングの一般諸元は,図1による。
各部の寸法及び張力は,表6による。
h3の値は,h1+0.05 mmに基づいて算出する。
2
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注a) 呼びリング幅
b) t=0.006×h1
図1−タイプHK
3.1.2
呼び方の例
リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=90 mm,リング幅h1=1.5 mm,熱処理ありのマルテンサイト球状黒鉛鋳鉄(材料小分類MC53)
製で,図1に示す一般諸元をもち,厚さ0.1 mm以上の外周全面クロムめっきを施したものの呼び方は,
次による。
ピストンリング JIS B 8032-10 HK-90×1.5-MC53 CR2
3.2
タイプHKB−バレルフェースハーフキーストンリング7°のタイプ及び呼び方
3.2.1
一般諸元
リングの一般諸元は,図2及び表1による。
各部の寸法及び張力は,表6による。
h3の値は,h1+0.05 mmに基づいて算出する。
3
B 8032-10:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注a) 呼びリング幅
b) t=0.006×h1
図2−タイプHKB
表1−バレル幅(h8)及びバレル量(t2,t3)
単位 mm
リング幅
h1
バレル幅
h8
バレル量
t2,t3
リング幅中心からの
バレル頂点のずれ
1.0
0.50
0.003〜0.012
0.15以下
1.2
0.60
0.20以下
1.5
0.80
0.003〜0.015
0.25以下
1.75
1.00
0.30以下
2.0
1.20
2.5
1.60
0.40以下
3.0
2.00
0.005〜0.020
0.50以下
3.5
2.40
3.2.2
呼び方の例
リングの呼び方は,次による。
呼び径d1=90 mm,リング幅h1=1.5 mm,熱処理なしのねずみ鋳鉄(材料小分類MC12)製で,図2に
示す一般諸元をもち,厚さ0.1 mm以上の外周全面クロムめっきを施したものの呼び方は,次による。
ピストンリング JIS B 8032-10 HKB-90×1.5-MC12 CR2
4
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4
仕様
4.1
タイプHK及びHKB−ハーフキーストンリング
4.1.1
無処理リング
無処理リングは,図3による。
a) タイプHK
b) タイプHKB
図3−無処理リング
4.1.2
クロムめっき又は溶射リング
コーティング付きリングは,外周全面,セミインレイド及びインレイドごとに,図4〜図6による。
a) タイプHK
b) タイプHKB
図4−外周全面コーティングリング
a) タイプHK
b) タイプHKB
図5−セミインレイドコーティングリング
a) タイプHK
b) タイプHKB
クロムめっきリングには推奨しない。
図6−インレイドコーティングリング
5
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4.2
タイプHK及びHKBリングの外周面取り(KA)及び内周面取り(KI)
リングの外周面取り及び内周面取りは,図7及び表2による。
a) タイプHK
b) タイプHKB
図7−外周面取り(KA)及び内周面取り(KI)
表2−外周面取り(KA)及び内周面取り(KI)の寸法
単位 mm
呼び径
d1
外周面取り
KA
内周面取り
KI
38≦d1<50
0.2以下
0.2以下
50≦d1<125
0.3±0.1
0.3±0.15
125≦d1<160
0.4±0.1
0.4±0.15
4.3
タイプHK及びHKBリング(外周全面,セミインレイド及びインレイド)のコーティング厚さ
リングのコーティング厚さは,図8及び表3による。
a) 外周全面
b) セミインレイド
c) インレイド
図8−コーティング厚さ
6
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表3−コーティング厚さ
単位 mm
クロムめっき記号
溶射記号
厚さ
CRF
−
0.005以上
CR1
MO1
0.05以上
CR2
MO2
0.10以上
CR3 a)
MO3 a)
0.15以上
CR4 a)
MO4 a)
0.20以上
注a) h1≦1.5のリングには推奨しない。
5
張力補正係数
表6に示す接線張力及び直径張力は,一般的特性以外の特性が付加された場合及び/又は標準弾性率が
100 GN/m2であるねずみ鋳鉄以外の材料を使用する場合は,補正を必要とする。
共通諸元に対しては,表4及び表5に示す張力補正係数並びにISO 6621-4:2003に規定する張力補正係
数を使用する。
表4−外周面取りKA及び内周面取りKI付きの,
HK及びHKBリングの張力補正係数
張力補正係数
外周面取り
KA
内周面取り
KI
0.98
0.98
表5−コーティング付き(外周全面,セミインレイド及びインレイド)
HK及びHKBリングの張力補正係数
呼び径
d1
mm
張力補正係数
CRF
CR1
CR2/MO1
CR3/MO2
CR4/MO3
MO4
38≦d1<50
1
0.81
0.70
0.64
−
−
50≦d1<75
1
0.90
0.85
0.81
0.75
0.71
75≦d1<100
1
0.92
0.88
0.85
0.81
0.77
100≦d1<125
1
0.94
0.91
0.88
0.86
0.83
125≦d1≦160
1
0.95
0.92
0.90
0.88
0.85
6
寸法
リングの寸法は,表6による。
なお,表6に記載のない呼び径の扱いは,受渡当事者間の協定による。
7
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表6−タイプHK及びHKBハーフキーストンリングの寸法
単位 mm
呼び
径
リング厚さ
呼びリング幅
A法
B法
合い口すきま
接線張力
直径張力
呼び
径
d1
a1
h1
a6
a7
測定値h3 a)
h3(基準)
測定値
Ft
N
Fd
N
d1
許容差
区分
(基
準)
h1の区分欄に対応
許容差
区分
a6 許容差 s1
許容差
h1の区分欄に対応
許容差
h1の区分欄に対応
許容差
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
38
1.6
±0.15
リング
1本内
0.15
以下
1.2
−
−
−
−
0.6
0.5
以下
1.16
9
−
−
−
−
0
−0.024
表面処
理PO
(りん酸
塩皮膜
処理)後
+0.01
−0.024
1.16
−
− −
−
0.69
0
−0.19
表面処
理PO
(りん酸
塩皮膜
処理)後
+0.08
−0.19
0.15
+0.2
0
−
−
−
−
−
Ft<10 N
の場合
±30 %
Ft≧10 N
の場合
±20 %
7.3 −
−
−
−
Fd<
21.5 N
の場合
±30 %
Fd≧
21.5 N
の場合
±20 %
38
39
1.65
7.7
39
40
1.65
0.8
1.14
3
1.13
0.90
7.3
−
40
41
1.7
7.5
41
42
1.75
8.0
42
43
1.8
8.4
43
44
1.85
8.6
44
45
1.9
8.8
−
45
46
1.9
8.4
46
47
1.95
8.6
47
48
2
8.8
48
49
2.05
9.2
49
50
2.1
1.5
1.0
1.11
8
1.41
8
1.11 1.41
1.10
4.4 5.6
9.5 12.0
50
51
2.15
4.5 5.8
9.7 12.5
51
52
2.15
4.3 5.5
9.2 11.8
52
53
2.2
4.5 5.8
9.7 12.5
53
54
2.25
4.6 5.9
9.9 12.7
54
55
2.3
4.7 6.1
10.1 13.1
55
56
2.35
4.8 6.2
10.3 13.3
56
57
2.4
5.0 6.4
10.8 13.8
57
58
2.4
4.8 6.2
10.3 13.3
58
59
2.45
4.9 6.3
10.5 13.5
59
60
2.5
0.6
以下
1.11
6
1.41
6
1.10 1.40
1.09
0.2
5.0 6.5
10.8 14.0
60
61
2.55
5.2 6.6
11.2 14.2
61
62
2.6
5.3 6.8
11.4 14.6
62
63
2.65
5.4 7.0
11.6 15.1
63
64
2.65
5.2 6.7
11.2 14.4
64
65
2.7
5.3 6.9
11.4 14.8
65
66
2.75
5.4 7.0
11.6 15.1
66
67
2.8
5.6 7.2
12.0 15.5
67
68
2.85
5.7 7.4
12.3 15.9
68
69
2.9
5.8 7.5
12.5 16.1
69
70
2.9
1.75 2.0
1.5 0.7
以下
1.05
3
1.35
3
1.60
3
1.85
3
1.04 1.34 1.59 1.84
1.60
5.6 7.3 8.6 10.0
12.0 15.7 18.5 21.5
70
71
2.95
5.8 7.5 8.9 10.3
12.5 16.1 19.1 22.1
71
72
3
5.9 7.6 9.1 10.5
12.7 16.3 19.6 22.6
72
73
3.05
6.0 7.8 9.2 10.7
12.9 16.8 19.8 23.0
73
74
3.1
6.1 7.9 9.4 10.9
13.1 17.0 20.2 23.4
74
7
B
8
0
3
2
-1
0
:
2
0
1
4
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表6−タイプHK及びHKBハーフキーストンリングの寸法(続き)
単位 mm
呼び
径
リング厚さ
呼びリング幅
A法
B法
合い口すきま
接線張力
直径張力
呼び
径
d1
a1
h1
a6
a7
測定値h3 a)
h3(基準)
測定値
Ft
N
Fd
N
d1
許容差
区分
(基
準)
h1の区分欄に対応
許容差
区分
a6 許容差 s1
許容差
h1の区分欄に対応
許容差
h1の区分欄に対応
許容差
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
75
3.15
±0.15
リング
1本内
0.15
以下
1.2
1.5 1.75 2.0
− 1.5
0.7
以下
1.05
3
1.35
3
1.60
3
1.85
3
−
0
−0.024
表面処
理PO
(りん酸
塩皮膜
処理)後
+0.01
−0.024
1.04 1.34 1.59 1.84 − 1.60
0
−0.19
表面処
理PO
(りん酸
塩皮膜
処理)後
+0.08
−0.19
0.25
+0.25
0
6.2 8.0 9.5 11.1
−
Ft<10 N
の場合
±30 %
Ft≧10 N
の場合
±20 %
13.3 17.2 20.4 23.9
−
Fd<
21.5 N
の場合
±30 %
Fd≧
21.5 N
の場合
±20 %
75
76
3.15
6.0 7.8 9.3 10.8
12.9 16.8 20.0 23.2
76
77
3.2
6.2 8.0 9.5 11.1
13.3 17.2 20.4 23.9
77
78
3.25
6.3 8.1 9.7 11.2
13.5 17.4 20.9 24.1
78
79
3.3
6.4 8.3 9.8 11.4
13.8 17.8 21.1 24.5
79
80
3.35
6.4 8.4 10.0 11.6
13.8 18.1 21.5 24.9
80
81
3.4
6.6 8.6 10.3 11.9
14.2 18.5 22.1 25.6
81
82
3.4
6.4 8.4 10.0 11.6
13.8 18.1 21.5 24.9
82
83
3.45
6.5 8.5 10.1 11.8
14.0 18.3 21.7 25.4
83
84
3.5
6.6 8.6 10.3 12.0
14.2 18.5 22.7 25.8
84
85
3.55
6.8 8.8 10.5 12.3
14.6 18.9 22.6 26.4
85
86
3.6
6.8 8.9 10.7 12.4
14.6 19.1 23.0 26.7
86
87
3.65
6.9 9.1 10.9 12.6
14.8 19.6 23.4 27.1
87
88
3.65
6.8 8.9 10.6 12.3
14.6 19.1 22.8 26.4
88
89
3.7
6.9 9.0 10.8 12.6
14.8 19.4 23.2 27.1
89
90
3.75
−
2.5
2.0
− 1.28
9
1.53
9
1.78
9
2.28
9
− 1.28 1.53 1.78 2.28
2.07
0.3
−
9.1 10.9 12.7 16.3
−
19.6 23.4 27.3 35.0
90
91
3.8
9.2 11.0 12.9 16.5
19.8 23.7 27.7 35.5
91
92
3.85
9.4 11.2 13.1 16.8
20.2 24.1 28.2 36.1
92
93
3.9
9.5 11.4 13.3 17.1
20.4 24.5 28.6 36.8
93
94
3.9
9.3 11.1 13.0 16.7
20.0 23.9 28.0 35.9
94
95
3.95
−
9.5 11.3 13.2 17.0
−
20.4 24.3 28.4 36.6
95
96
4
9.6 11.5 13.5 17.3
20.6 24.7 29.0 37.2
96
97
4.05
9.7 11.7 13.6 17.5
20.9 25.2 29.2 37.6
97
98
4.1
9.9 11.9 13.9 17.8
21.3 25.6 29.9 38.3
98
99
4.15
10.0 12.0 14.0 18.0
21.5 25.8 30.1 38.7
99
100 4.15
±0.20
リング
1本内
0.20
以下
1.75 2.0 2.5 3.0 −
1.53
9
1.78
9
2.28
9
2.78
9
−
1.53 1.78 2.28 2.78 −
11.8 13.7 17.7 21.6
−
25.3 29.5 38.1 46.4
−
100
101
4.2
11.9 13.9 17.9 21.9
25.6 29.9 38.5 47.1
101
102 4.25
12.1 14.1 18.2 22.3
26.0 30.3 39.1 47.9
102
103 4.25
12.2 14.3 18.4 22.5
26.3 30.7 39.6 48.4
103
104
4.3
12.0 14.0 18.1 22.1
25.8 30.1 38.9 47.5
104
105 4.35
12.1 14.2 18.3 22.3
26.0 30.5 39.3 47.9
105
106
4.4
12.2 14.3 18.5 22.6
26.3 30.7 39.8 48.6
106
107
4.4
12.0 14.0 18.1 22.2
25.8 30.1 38.9 47.7
107
108 4.45
12.1 14.2 18.3 22.4
26.1 30.5 39.3 48.2
108
109
4.5
12.2 14.3 18.5 22.7
26.3 30.7 39.8 48.8
109
8
B
8
0
3
2
-1
0
:
2
0
1
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 8032-10:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表6−タイプHK及びHKBハーフキーストンリングの寸法(続き)
単位 mm
呼び
径
リング厚さ
呼びリング幅
A法
B法
合い口すきま
接線張力
直径張力
呼び
径
d1
a1
h1
a6
a7
測定値h3 a)
h3(基準)
測定値
Ft
N
Fd
N
d1
許容差
区分
(基
準)
h1の区分欄に対応
許容差
区分
a6 許容差 s1
許容差
h1の区分欄に対応
許容差
h1の区分欄に対応
許容差
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
110 4.55
±0.20
リング
1本内
0.20
以下
−
2.0
2.5 3.0 3.5 2.0
0.7
以
下
−
1.78
9
2.28
9
2.78
9
3.28
9
0
−0.024
表面処
理PO
(りん酸
塩皮膜
処理)後
+0.010
−0.024
−
1.78
2.28 2.78 3.28 2.07
0
−0.19
表面処
理PO
(りん酸
塩皮膜
処理)後
+0.08
−0.19
0.35
+0.25
0
−
14.5 18.7 22.9 27.1
Ft<10 N
の場合
±30 %
Ft≧10 N
の場合
±20 %
−
31.2 40.2 49.2 58.3
Fd<
21.5 N
の場合
±30 %
Fd≧
21.5 N
の場合
±20 %
110
111 4.55
14.2 18.4 22.5 26.6
30.5 39.6 48.4 57.2
111
112
4.6
14.4 18.6 22.8 27.0
31.0 40.0 49.0 58.1
112
113 4.65
14.6 18.8 23.1 27.3
31.4 40.4 49.7 58.7
113
114
4.7
14.7 19.1 23.4 27.7
31.6 41.1 50.3 59.6
114
115
4.7
−
14.5 18.7 23.0 27.2
−
31.2 40.2 49.5 58.5
115
116 4.75
14.6 18.9 23.1 27.4
31.4 40.6 49.7 58.9
116
117
4.8
14.8 19.1 23.4 27.8
31.8 41.1 50.3 59.8
117
118 4.85
14.5 18.7 23.0 27.2
31.2 40.2 49.5 58.5
118
119 4.85
14.7 19.0 23.3 27.6
31.6 40.9 50.1 59.3
119
120
4.9
−
14.8 19.2 23.6 28.0
−
31.8 41.3 50.7 60.2
120
121 4.95
15.0 19.5 23.9 28.3
32.3 41.9 51.4 60.8
121
122 4.95
14.7 19.1 23.5 27.8
31.6 41.1 50.5 59.8
122
123
5
14.9 19.3 23.8 28.2
32.0 41.5 51.2 60.6
123
124 5.05
15.0 19.5 23.9 28.4
32.3 41.9 51.4 61.1
124
125 5.05
−
14.7 19.1 23.5 27.9
−
31.6 41.1 50.5 60.0
125
126
5.1
14.9 19.4 23.8 28.2
32.0 41.7 51.2 60.6
126
127 5.15
15.1 19.6 24.1 28.6
32.5 42.1 51.8 61.5
127
128
5.2
15.3 19.8 24.4 29.0
32.9 42.6 52.5 62.4
128
129
5.2
15.0 19.5 24.0 28.4
32.3 41.9 51.6 61.1
129
130 5.25
−
−
−
0.4
−
−
19.6 24.2 28.7
−
−
42.2 51.9 61.7
130
131
5.3
19.9 24.4 29.0
42.7 52.6 62.4
131
132
5.3
19.5 24.0 28.5
41.9 51.6 61.3
132
133 5.35
19.7 24.2 28.7
42.3 52.0 61.7
133
134
5.4
19.9 24.5 29.1
42.8 52.7 62.6
134
135
5.4
−
−
19.5 24.1 28.6
−
−
42.0 51.7 61.5
135
136 5.45
19.8 24.4 28.9
42.5 52.4 62.1
136
137
5.5
20.0 24.6 29.3
43.0 53.0 63.0
137
138
5.5
19.6 24.2 28.8
42.2 52.1 61.9
138
139 5.55
19.9 24.5 29.1
42.7 52.7 62.6
139
140
5.6
−
−
20.1 24.7 29.4
−
−
43.1 53.2 63.2
140
141 5.65
20.2 25.0 29.7
43.5 53.7 63.9
141
142 5.65
19.9 24.5 29.2
42.8 52.7 62.8
142
143
5.7
20.1 24.8 29.5
43.1 53.3 63.4
143
144 5.75
20.3 25.1 29.8
43.7 53.9 64.1
144
9
B
8
0
3
2
-1
0
:
2
0
1
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
10
B 8032-10:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表6−タイプHK及びHKBハーフキーストンリングの寸法(続き)
単位 mm
呼び
径
リング厚さ
呼びリング幅
A法
B法
合い口すきま
接線張力
直径張力
呼び
径
d1
a1
h1
a6
a7
測定値h3 a)
h3(基準)
測定値
Ft
N
Fd
N
d1
許容差
区分
(基
準)
h1の区分欄に対応
許容差
区分
a6 許容差 s1
許容差
h1の区分欄に対応
許容差
h1の区分欄に対応
許容差
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
145 5.75
±0.20
リング
1本内
0.20
以下
−
−
2.5
3.0 3.5 2.0
0.7
以
下
−
−
2.28
9
2.78
9
3.28
9
0
−0.024
表面処
理PO
(りん酸
塩皮膜
処理)後
+0.01
−0.024
−
−
2.28
2.78 3.28 2.07
0
−0.19
表面処
理PO
(りん酸
塩皮膜
処理)後
+0.08
−0.19
0.4 +0.25
0
−
−
20.0 24.6 29.3
Ft<10 N
の場合
±30 %
Ft≧10 N
の場合
±20 %
−
−
42.9 53.0 63.0
Fd<
21.5 N
の場合
±30 %
Fd≧
21.5 N
の場合
±20 %
145
146
5.8
20.1 24.9 29.6
43.3 53.5 63.6
146
147 5.85
20.3 25.1 29.9
43.7 54.0 64.3
147
148 5.85
20.0 24.8 29.5
43.1 53.2 63.4
148
149
5.9
20.2 25.0 29.8
43.5 53.7 64.1
149
150 5.95
−
−
−
0.5 +0.3
0
−
−
−
25.0 29.8
−
−
−
53.9 64.1
150
151 5.95
25.0 29.8
53.9 64.1
151
152
6
24.9 29.7
53.6 63.9
152
153
6
24.9 29.7
53.6 63.9
153
154 6.05
24.8 29.5
53.3 63.4
154
155
6.1
−
−
−
25.0 29.8
−
−
−
53.8 64.1
155
156 6.15
25.3 30.1
54.3 64.7
156
157 6.15
25.3 30.1
54.3 64.7
157
158
6.2
25.1 30.0
54.1 64.5
158
159
6.2
25.1 30.0
54.1 64.5
159
160 6.25
−
−
− 25.0 29.8
−
−
− 53.8 64.1
160
この規格だけに使用する目的で,Fd/Ftの平均的な値を2.15としている。ただし,呼び径が50 mm未満のFdとFtとの比率は,受渡当事者間の協定による。
A法は,a6基準,h3測定値とし,B法は,h3基準,a6測定値とする。
リングの呼び径が表中の中間サイズ(例えば,補修品のサイズ)の場合は,小径側のリング厚さを適用する。
Ft及びFdの値は,標準弾性率(En)が100 GN/m2で熱処理なしのねずみ鋳鉄製に適用する。これと異なる弾性率(En)の場合は,ISO 6621-4:2003に規定する補正係
数を乗じる。Ft及びFdの値は,リングの呼び厚さ(a1)及び平均リング幅(h1)で計算したものである。
注a) h3の値はh1+0.05 mmに基づいて算出する。
1
0
B
8
0
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2
-1
0
:
2
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4
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 8032-10:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
参考文献 JIS B 0021 製品の幾何特性仕様(GPS)−幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公
差表示方式
注記 対応国際規格:ISO/DIS 1101:1996,Geometrical product specifications (GPS)−Geometrical
tolerancing−Tolerancing of form, orientation, location and run-out(IDT)
JIS B 8032-2 内燃機関−小径ピストンリング−第2部:測定方法
注記 対応国際規格:ISO 6621-2:1984,Internal combustion engines−Piston rings−Part 2:
Inspection measuring principles(MOD)
12
B 8032-10:2014
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS B 8032-10:2014 内燃機関−小径ピストンリング−第10部:鋳鉄製ハーフキー
ストンリング
ISO 6624-2:2003 Internal combustion engines−Piston rings−Part 2: Half keystone
rings made of cast iron
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
1 適用範
囲
1
JISにほぼ同じ
変更
呼び径について,ISO規格では
38 mm〜160 mmであるが,JIS
では200 mm以下とした。
ISO規格は規格ごとに適用範囲の
呼び径を個々に規定しているが,
現状のJISは全て200 mm以下と
している。今回の改正では現状
JISと一致させるため呼び径は変
更なしとした。他のJISをISO規
格相当に改正するときに整合を
図る。
3 リング
のタイプ
及び呼び
方の例
3.2.1 一般諸元
4.2.1
JISにほぼ同じ
変更
バレル量の定義について,ISO
規格では下面基準とし,バレル
頂点基準は参考扱いとしてい
る。JISではバレル頂点基準と
した。
現状の他のJISと整合させるため
バレル頂点基準とした。他のJIS
をISO規格相当に改正するとき
に整合を図る。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 6624-2:2003,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD…………… 国際規格を修正している。
1
2
B
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0
3
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-1
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:
2
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。