B 7996:2020
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追補1のまえがき
このJIS B 7996の追補1は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣
がJIS B 7996:2018を改正した内容だけを示すものである。
JIS B 7996:2018は,この追補1の内容の改正がされ,JIS B 7996:2020となる。
日本産業規格 JIS
B 7996:2020
排ガス中のダスト濃度自動計測器の性能評価方法
(追補1)
Performance evaluation test method of automated concentration monitoring
instrument of dust in flue gas
(Amendment 1)
JIS B 7996:2018を,次のように改正する。
箇条3(用語及び定義)に3.9として次を追加する。
3.9
試験ダクト
性能試験を実施するため,送風機,粉体供給装置などを用いることによって,安定かつ一定に保たれた
ガス流速及びダスト濃度を得ることが可能なダクト。
4.4.1.1(試験風洞を使用した相関係数の求め方)の全体(図1を含む。)を,次に置き換える。
4.4.1.1
試験ダクトを使用した相関係数の求め方
試験ダクトによって,計測器の測定レンジの範囲内で,製造業者が指定した同一の試験粉体を3点以上
の任意のダスト濃度で流し,JIS Z 8808に規定する測定を実施して得られたダスト濃度と計測器の測定値
との相関係数を求める。JIS Z 8808に規定する測定及び計測器による測定のための試験ダクトの構成例を,
図1に示す。
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B 7996:2020
図1−JIS Z 8808に規定する測定及び計測器による測定のための試験ダクトの構成例