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B 7410 : 1997 

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによってJIS B 7410-1982は改正され,この規格に置き換えられる。 

JIS B 7410には,次に示す附属書がある。 

附属書(規定) 補正試験方法 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格          JIS 

B 7410 : 1997 

石油類試験用ガラス製温度計 

Liquid-in-glass thermometers for testing of petroleum product 

1. 適用範囲 この規格は,石油類の試験に用いるガラス製棒状温度計(以下,温度計という。)について

規定する。 

備考 この規格は,温度計の安全な使用方法をすべて規定しているわけではないので,この温度計の

使用者は,適切な安全上及び健康上の禁止事項を決めておかなければならない。 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。この引用規格は,その最新版を適用する。 

JIS Z 8103 計測用語 

3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 8103によるほか,次による。 

a) 浸没 (immersion)  温度計を,測る温度に保つ状態を表し,全浸没と部分浸没とがある。 

備考 全浸没は,温度計の液柱頂部までを,測る温度に保つ状態をいう。部分浸没は,球部下端から

指定された位置までを,測る温度に保つ状態をいう。 

b) 膨張室 (expansion chamber)  温度計を最高目盛温度以上に加熱した場合に破損しないように,温度

計の毛細管の頂部を膨らませて設けた室。 

c) 収縮室 (contraction chamber)  温度計を低い温度に保ったとき,封入液体が球部に全部引き込まれ,

液切れなどが生じることを避けるために,球部の近くに毛細管を膨らませて設けた室。 

d) 膨らみ (stem enlargement)  温度計を試験器に取り付けるときの便宜のために,太くした幹部の一部

分。 

4. 種類 温度計の種類は,付表1に示す92種類とする。 

5. 温度目盛 温度計の目盛は,次による。 

a) 度量衡総会によって採択された,国際温度目盛の現行定義で定められたセルシウス度目盛及びSI単位

とする。 

b) 温度計は,それぞれ付表1の浸没条件に従い,次のいずれかによって目盛る。 

1) 全浸没は,温度計の液柱頂部が測ろうとする温度媒体の表面から2目盛以上露出しない状態で使用

したとき,温度計の示度が温度媒体の温度と一致するように目盛る。 

2) 部分浸没は,温度計の球部の下端から付表1に規定された浸没線の位置まで温度計を温度媒体に浸

没させ,温度媒体から露出している部分の液柱の平均温度が付表2に規定した露出部の平均温度の

とき,温度計の示度が温度計媒体の温度と一致するように目盛る。 

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B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

6. ガラス 幹部は適切な温度計用ガラス(1)で,その断面はほぼ円形とし,正面は透明で,背面は特に指

定のない限り乳白色とする。毛細管の内壁は滑らかで,内径は均一でなければならない。球部は,幹部の

ガラスと同等以上の品質で,適切な熱処理によって安定化されていなければならない。 

a) 球部及び幹部のガラスの中のひずみは,熱的及び機械的な衝撃による破損の可能性を最小にしなけれ

ばならない。 

b) ガラス中の不純物,気泡,きず,継ぎ目の切れなどによるメニスカス又はその像のひずみは,できる

限り少なくしなければならない。 

注(1) エナ16IIIガラス若しくはこれと同等の膨張係数をもつもの,又はエナ59IIIガラス若しくはこれ

と同等の膨張係数をもつもの。 

7. 封入液体 付表1で特に指定しているもの以外は,水銀とする。 

8. 封入気体 封入液体が水銀の場合,封入気体は窒素,アルゴン又は適切な不活性ガスとする。 

9. 構造及び寸法 温度計の構造及び寸法は,図1,図2及び付表1による。 

球部の長さDは,図2に示すように,球部の内部直径が小さくなり始める点(球部と幹部との接合部)

から球部下端までの長さをいう。 

図1 温度計の寸法 

図2 温度計の球部 

10. 目盛及び標識 

10.1 一般 目盛及び標識は明りょうに表示し,顔料は適切に処理されて,耐久性がよく,見やすく明示

しなければならない。 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

10.2 目盛線 目盛線は,均一に目幅の1/5を超えない太さで,示度の読取りに差し障りがないように,付

表1に従って刻む。 

10.3 浸没線 部分浸没の温度計は,幹部の正面に,温度計の球部の下端から付表1に示された寸法(許

容差)±0.5mmの位置に恒久的に消えない線を付ける。 

10.4 目盛数字 目盛数字は,完全数字又は略数字(例えば,最小けた数だけ)によって付表1に従って

表示する。上下両端の目盛数字は,完全数字とする。ただし,これに隣接する目盛数字が完全数字の場合,

及び次の温度計の場合には,略数字にしてもよい。 

a) VAP-2,VAP-89 

b) GOS-6 

c) VIS-14〜VIS-24,VIS-88,VIS-92〜VIS-96,VIS-98,VIS-99 

d) SFV-1,SFV-81〜SFV-87 

備考 目盛が0℃の上下にわたるときは,次のいずれかの方法によって正負温度を区別する。ただし,

DIST-7,DIST-8,COC-32,DP-38,GUM-49,SP-74,VIS-14〜VIS-24,IOS-26,AEL-27,TTS-63,

SG-64,VIS-88,VIS-92〜VIS-96及びVIS-98についてはこの限りではない。 

a) 目盛線の色を変える。 

b) 目盛数字の字体を変える。 

c) 負の温度数字の前に負記号 (−) を付ける。 

10.5 標識など 見やすい位置に表示事項を記入し,浸没線には“浸”又は“没”の文字を記入する。 

11. 外観 外観は真直で,液柱(水銀)の反射方向は著しく偏ってはならない。 

12. 最大許容誤差 目盛の誤差は,補正試験を行ったとき付表1に示す最大許容誤差以内とする。 

備考 補正試験は,附属書に規定する方法によって行う。 

なお,付表1に試験温度が規定されているものは,その温度で行う。 

13. 温度計の呼び方 温度計の呼び方は,付表1に示す温度計記号及び温度計番号による。 

例 DIST-7 

14. 表示 温度計には,次の事項を,耐久性がよく,かつ,見やすく表示しなければならない。 

a) 温度単位の記号,“℃” 

b) 温度計記号及び番号 

c) 製造業者名又はその略号 

d) 日本工業規格番号 

e) 幹部の材質 エナ16IIIガラス又はこれと同等の膨張係数をもつ場合には“エナ16III”と表記し,エ

ナ59IIIガラス又はこれと同等の膨張係数をもつ場合には“エナ59III”と表記する。 

f) 

製造年又は識別番号若しくは製造番号 

関連規格 ASTM E 1-95 Standard Specification for ASTM Thermometers 

IP APPENDIX A Specification−IP Standard Thermometers (1996) 

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B 7410 : 1997  

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付表1 温度計の種類 


名称 

セーボルト粘度用 

蒸気圧用 

ガソリン酸化安定度用 

温度計記号 

SFV 

VAP 

GOS 

温度計番号 

目盛範囲 ℃ 

19〜27 

34〜42 

95〜103 

試験温度 ℃ 

21.1及び25 

37.8 

100 

浸没A mm 

全浸没 

全浸没 

全浸没 


目量 ℃ 

0.1 

0.1 

0.1 

長目盛線 ℃ 

0.5ごと 

0.5ごと 

0.5ごと 

目盛数字 ℃ 

21を除き1ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.1 

0.1 

0.1 



温度計許容加熱温度 ℃ 

100 

100 

155 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

270〜280 

270〜280 

270〜280 

直径C mm 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 

6.0〜8.0 


長さD mm 

25〜35 

25〜35 

25〜35 

直径E mm 

幹部より太くなく5.0以上 

幹部より太くなく5.0以上 

幹部より太くなく5.0以上 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

19℃まで135〜150 

34℃まで130〜150 

95℃まで135〜150 

目盛部の長さG mm 

67〜101 

60〜90 

70〜100 


目盛範囲 ℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

60以下 

60以下 

60以下 

形状 

− 

細長形 

細長形 

0℃における水銀の位置 

− 

室内 

室内 



直径K mm 

8.0〜10.0 

8.0〜10.0 

8.0〜10.0 

長さL mm 

4.0〜7.0 

4.0〜7.0 

4.0〜7.0 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

112〜116 

112〜116 

112〜116 

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B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

低分留用 

高分留用 

高流動点用 

温度計記号 

DIST 

DIST 

PP 

温度計番号 

目盛範囲 ℃ 

−2〜+300 

−2〜+400 

−38〜+50 

試験温度 ℃ 

− 

− 

− 

浸没A mm 

全浸没 

全浸没 

108 


目量 ℃ 

長目盛線 ℃ 

5ごと 

5ごと 

5ごと 

目盛数字 ℃ 

10ごと 

10ごと 

10ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

150℃まで0.5 

150℃を超えるとき1 

300℃まで1 

300℃を超えるとき1.5 

0.5 



温度計許容加熱温度 ℃ 

− 

− 

100 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め 

全長B mm 

380〜390 

380〜390 

225〜235 

直径C mm 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 


長さD m 

10〜15 

10〜15 

7〜10 

直径E mm 

幹部より太くなく5.0以上 

幹部より太くなく5.0以上 

幹部より太くなく5.5以上 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

0℃まで100〜110 

0℃まで30〜40 

−38℃まで120〜130 

目盛部の長さG mm 

225〜255 

290〜330 

65〜85 


目盛範囲 ℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

− 

− 

− 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さL mm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

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B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

低流動点用(2) 

動粘度用(3) 

動粘度用 

温度計記号 

PP 

VIS 

VIS 

温度計番号 

10 

14 

15 

目盛範囲 ℃ 

−80〜+20 

−51.6〜−34 

−19.4〜−16.6 

試験温度 ℃ 

− 

− 

−17.8 

浸没A mm 

76 

全浸没 

全浸没 


目量 ℃ 

0.1 

0.05 

長目盛線 ℃ 

5ごと 

0.5ごと 

0.1及び0.5ごと 

目盛数字 ℃ 

10ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

 −33℃まで1 

 −33℃を超えるとき2 

0.1 

−17.8℃において0.1 



温度計許容加熱温度 ℃ 

60 

105(4) 

105 

頂部形状 

丸止め 

環状 

環状 

全長B mm 

225〜235 

410〜425 

300〜310 

直径C mm 

6.0〜8.0 

7.0〜8.0 

6.0〜8.0 


長さD mm 

7〜10 

30〜40 

45〜55 

直径E mm 

幹部より太くなく5.0以上 

6.0〜7.0 

幹部より太くないこと 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

−70℃まで100〜120 

−51.6℃まで60〜90 

−19.4℃まで80〜110 

目盛部の長さG mm 

70〜100 

140〜225 

40〜90 


目盛範囲 ℃ 

− 

−0.6〜+0.6 

−0.3〜+0.3 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

290以上(5) 

180以上 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

− 

310以下 

205以下 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さL mm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

注(2) 封入液体には,赤色染料を加えたトルエンを用いる。 

(3) 温度計の封入液体として適当な水銀−タリウム合金を用いる。 
(4) 膨張室は,全長10〜20mmの細長形で,室下端とこれに隣接する目盛線までの毛細管の長さは,10mm以上と

する。 

(5) 収縮室下端とこれに隣接する目盛線までの毛細管の長さは,10mm以上とする。 

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B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

動粘度用 

動粘度用 

動粘度用 

温度計記号 

VIS 

VIS 

VIS 

温度計番号 

16 

17 

18 

目盛範囲 ℃ 

18.6〜21.4 

23.6〜26.4 

28.6〜31.4 

試験温度 ℃ 

20.0 

25.0 

30.0 

浸没A mm 

全浸没 

全浸没 

全浸没 


目量 ℃ 

0.05 

0.05 

0.05 

長目盛線 ℃ 

0.1及び0.5ごと 

0.1及び0.5ごと 

0.1及び0.5ごと 

目盛数字 ℃ 

1ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

20.0℃において0.1 

25.0℃において0.1 

30.0℃において0.1 



温度計許容加熱温度 ℃ 

105 

105 

105 

頂部形状 

環状 

環状 

環状 

全長B mm 

300〜310 

300〜310 

300〜310 

直径C mm 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 


長さD mm 

45〜55 

45〜55 

45〜55 

直径E mm 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

18.6℃まで145〜165 

23.6℃まで145〜165 

28.6℃まで145〜165 

目盛部の長さG mm 

40〜90 

40〜90 

40〜90 


目盛範囲 ℃ 

−0.3〜+0.3 

−0.3〜+0.3 

−0.3〜+0.3 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

100以上 

100以上 

100以上 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

125以下 

125以下 

125以下 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さL mm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

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B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

動粘度用 

動粘度用 

動粘度用 

温度計記号 

VIS 

VIS 

VIS 

温度計番号 

19 

20 

21 

目盛範囲 ℃ 

36.6〜39.4 

48.6〜51.4 

52.6〜55.4 

試験温度 ℃ 

37.8 

50.0 

54.4 

浸没A mm 

全浸没 

全浸没 

全浸没 


目量 ℃ 

0.05 

0.05 

0.05 

長目盛線 ℃ 

0.1及び0.5ごと 

0.1及び0.5ごと 

0.1及び0.5ごと 

目盛数字 ℃ 

1ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

37.8℃において0.1 

50.0℃において0.1 

54.4℃において0.1 



温度計許容加熱温度 ℃ 

105 

105 

105 

頂部形状 

環状 

環状 

環状 

全長B mm 

300〜310 

300〜310 

300〜310 

直径C mm 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 


長さD mm 

45〜55 

45〜55 

45〜55 

直径E mm 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

36.6℃まで145〜165 

48.6℃まで145〜165 

52.6℃まで145〜165 

目盛部の長さG  mm 

40〜90 

40〜90 

40〜90 


目盛範囲 ℃ 

−0.3〜+0.3 

−0.3〜+0.3 

−0.3〜+0.3 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

100以上 

100以上 

100以上 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

125以下 

125以下 

125以下 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さL mm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

background image

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

動粘度用 

動粘度用 

動粘度用 

温度計記号 

VIS 

VIS 

VIS 

温度計番号 

22 

23 

24 

目盛範囲 ℃ 

73.5〜76.5 

78.6〜81.4 

98.6〜101.4 

試験温度 ℃ 

75.0 

80.0 

98.9及び100.0 

浸没A mm 

全浸没 

全浸没 

全浸没 


目量 ℃ 

0.05 

0.05 

0.05 

長目盛線 ℃ 

0.1及び0.5ごと 

0.1及び0.5ごと 

0.1及び0.5ごと 

目盛数字 ℃ 

1ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

75.0℃において0.1 

80.0℃において0.1 

98.9℃及び100.0℃において 

0.1 



温度計許容加熱温度 ℃ 

105 

105 

130 

頂部形状 

環状 

環状 

環状 

全長B mm 

300〜310 

300〜310 

300〜310 

直径C mm 

6.5〜8.0 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 


長さD mm 

45〜55 

20〜35 

45〜55 

直径E mm 

6.0〜7.0 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

73.5℃まで137〜157 

80℃まで170〜210 

98.6℃まで145〜165 

目盛部の長さG mm 

36〜81 

40〜90 

40〜90 


目盛範囲℃ 

−0.3〜+0.3 

−0.3〜+0.3 

−0.3〜+0.3 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

100以上 

100以上 

100以上 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

125以下 

125以下 

125以下 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さL mm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

background image

10 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

絶縁油蒸発量用 

絶縁油酸化安定度用 

アスファルト蒸発量用 

温度計記号 

IOEL 

IOS 

AEL 

温度計番号 

25 

26 

27 

目盛範囲 ℃ 

80〜150 

95〜155 

155〜170 

試験温度 ℃ 

98.0及び140.0 

120.0 

− 

浸没A mm 

90 

全浸没 

全浸没 


目量 ℃ 

0.5 

0.2 

0.5 

長目盛線 ℃ 

1及び5ごと 

1ごと 

1及び5ごと(6) 

目盛数字 ℃ 

10ごと及び98℃ 

2ごと 

155℃,160℃,165℃及び

170℃ 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

98.9℃及び140.0℃において

0.5 

120.0℃において0.2 

0.5 



温度計許容加熱温度 ℃ 

180 

180 

200 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

290〜300 

374〜384 

150〜160 

直径C mm 

6.0〜7.0 

7.0〜8.0 

5.5〜7.0 


長さD mm 

15〜20 

10〜20 

10〜15 

直径E mm 

5.0〜6.0 

6.0〜7.0 

幹部より太くなく5.0以上 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

80℃まで120〜130 

95℃まで115〜135 

155℃まで50〜60 

目盛部の長さG mm 

55〜115 

189〜229 

40〜60 


目盛範囲 ℃ 

− 

−1〜+1 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

45〜55 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

65以上 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

35以下 

85以下 

30以下 

形状 

細長形 

− 

細長形 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さL mm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

注(6) アスファルト蒸発量用温度計の長目盛線で0℃,155℃,160℃,163℃,165℃及び170℃の各目盛線は,1℃ご

との目盛線より長くする。 

background image

11 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

P-M低引火点用タグ密閉式

高引火点用 

P-M高引火点用 

C-O引火点用 

温度計記号 

PMF 

PMF 

COC 

温度計番号 

30 

31 

32 

目盛範囲 ℃ 

〜5〜+110 

90〜370 

−6〜+400 

試験温度℃ 

− 

− 

− 

浸没A mm 

57 

57 

25 


目量 ℃ 

0.5 

長目盛線 ℃ 

1及び5ごと 

10ごと 

10ごと 

目盛数字 ℃ 

5ごと 

20ごと 

20ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.5 

 260℃まで1  

 260℃を超えるとき2 

 260℃まで2  

 260℃を超えるとき4 



温度計許容加熱温度 ℃ 

160 

370 

400 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

285〜295 

285〜295 

305〜315 

直径C mm 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 

6.0〜8.0 


長さD mm 

9〜13 

7〜10 

7〜10 

直径E mm 

幹部より太くなく5.5以上 

部幹より太くなく4.5以上 

幹部より太くなく4.5以上 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

0℃まで85〜95 

90℃まで80〜90 

0℃まで45〜55 

目盛部の長さG mm 

140〜175 

145〜180 

210〜240 


目盛範囲 ℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

− 

− 

− 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

7.5〜8.5 

7.5〜8.5 

− 

長さL mm 

2.5〜5.0 

2.5〜5.0 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

64〜66 

64〜66 

− 

background image

12 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

低軟化点用 

高軟化点用 

パラフィン融点用 

温度計記号 

SP 

SP 

MP 

温度計番号 

33 

34 

35 

目盛範囲 ℃ 

−2〜+80 

30〜200 

38〜82 

試験温度 ℃ 

− 

− 

− 

浸没A mm 

全浸没 

全浸没 

79 


目量 ℃ 

0.2 

0.5 

0.1 

長目盛線 ℃ 

1ごと 

1及び5ごと 

0.5ごと 

目盛数字 ℃ 

2ごと 

5ごと 

1ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.2 

0.3 

0.1 



温度計許容加熱温度 ℃ 

130 

250 

100 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め 

全長B mm 

390〜400 

390〜400 

370〜380 

直径C mm 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 


長さD mm 

9〜14 

9〜14 

18〜28 

直径E mm 

4.5〜5.5 

4.5〜5.5 

5.0〜6.0 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

0℃まで75〜90 

30℃まで75〜90 

40℃まで115〜125 

目盛部の長さG mm 

245〜285 

245〜280 

210〜240 


目盛範囲℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

− 

− 

41以下 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さL mm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

background image

13 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

パラフィン油分用 

ペトロラタム融点用 

グリース滴点用 

温度計記号 

WOC 

MP 

DP 

温度計番号 

36 

37 

38 

目盛範囲 ℃ 

−37〜+21 

32〜127 

−5〜+300 

試験温度 ℃ 

− 

− 

− 

浸没A mm 

76 

79 

76 


目量℃ 

0.5 

0.2 

長目盛線 ℃ 

1及び5ごと 

1ごと 

5ごと 

目盛数字 ℃ 

5ごと 

2ごと 

10ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.2 

0.2 



温度計許容加熱温度 ℃ 

105 

150 

− 

頂部形状 

丸止め 

丸止め 

丸止め又は環状 

全長B mm 

350〜360 

375〜385 

385〜395 

直径C mm 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 

6.0〜7.0 


長さD mm 

15〜20 

18〜28(7) 

10〜15 

直径E mm 

6.0〜7.0 

5.0〜6.0 

5.0〜6.0 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

−37℃まで170〜185 

32℃まで105〜115 

0℃まで100〜110 

目盛部の長さG mm 

105〜140 

200〜240 

225〜265 


目盛範囲℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

− 

41以下 

− 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さL mm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

注(7) ペトロラタム融点用温度計の球部下端は,半球状とする。 

background image

14 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

低アニリン点用 

中アニリン点用 

高アニリン点用 

温度計記号 

AP 

AP 

AP 

温度計番号 

39 

40 

41 

目盛範囲 ℃ 

−38〜+42 

25〜105 

90〜170 

試験温度 ℃ 

− 

− 

− 

浸没A mm 

50 

50 

50 


目量 ℃ 

0.2 

0.2 

0.2 

長目盛線 ℃ 

1ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛数字 ℃ 

2ごと 

2ごと 

2ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.2 

0.2 

0.4 



温度計許容加熱温度 ℃ 

100 

150 

220 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

415〜425 

415〜425 

415〜425 

直径C mm 

6.0〜7.5 

6.0〜7.5 

6.0〜7.5 


長さD mm 

10〜20 

10〜20 

10〜20 

直径E mm 

幹部より太くなく5.0以上 

幹部より太くなく5.0以上 

幹部より太くなく5.0以上 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

−35℃まで100〜125 

25℃まで100〜115 

90℃まで100〜115 

目盛部の長さG mm 

240〜280 

240〜280 

240〜280 


目盛範囲 ℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

− 

− 

35以下 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

ほぼ中央 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さL mm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

background image

15 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

比重浮ひょう法用 

比重瓶法用 

航空機用潤滑油酸化安定度用 

温度計記号 

SG 

SG 

AOS 

温度計番号 

42 

44 

46 

目盛範囲 ℃ 

−20〜+102 

−1〜+38 

195〜205 

試験温度 ℃ 

− 

− 

200.0 

浸没A mm 

全浸没 

全浸没 

100 


目量 ℃ 

0.2 

0.1 

0.1 

長目盛線 ℃ 

1ごと 

0.5ごと 

0.5ごと 

目盛数字 ℃ 

2ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.15 

0.1 

200℃において0.2 



温度計許容加熱温度 ℃ 

150 

100 

230 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

415〜425 

430〜450 

290〜310 

直径C mm 

6.0〜8.0 

5.5〜8.0 

5.0〜8.0 


長さD mm 

15〜20 

15〜25 

25〜35 

直径E mm 

幹部より太くなく6.0以上 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

−20℃まで35〜50 

−1℃まで45〜65 

195℃まで160以上 

目盛部の長さG mm 

305〜350 

295〜345 

70〜110 


目盛範囲 ℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

− 

− 

− 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さL mm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

background image

16 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

タービン油酸化安定度用 

ボンベ熱量計用 

実在ガム用 

温度計記号 

TOS 

CAL 

GUM 

温度計番号 

46 

48 

49 

目盛範囲 ℃ 

72〜126 

19〜35 

−5〜+400 

試験温度 ℃ 

− 

− 

− 

浸没A mm 

100 

全浸没 

76 


目量℃ 

0.2 

0.02 

長目盛線 ℃ 

1ごと 

0.1ごと 

5ごと 

目盛数字 ℃ 

2ごと 

0.2ごと 

10ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.2 

0.10(8) 

 301℃まで1 

 301℃を超えるとき1.5 



温度計許容加熱温度 ℃ 

150 

66 

− 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

390〜400 

570〜600 

410〜420 

直径C mm 

6.0〜8.0 

7.0〜8.0 

6.0〜7.5 


長さD mm 

15〜20 

35〜55 

10〜15 

直径E mm 

幹部より太くないこと 

7.0〜8.0(9) 

5.0〜6.0 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

72℃まで125〜145 

19℃まで165〜187 

0℃まで100〜110 

目盛部の長さG mm 

190〜235 

323〜385 

250〜290 


目盛範囲℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

35以下 

76以下 

− 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

下端に近いこと 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さLmm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

注(8) ボンベ熱量計用温度計の相隣れる2℃ごとの誤差の差(隔差)は,0.02℃を超えないこと。 

(9) ボンベ熱量計用温度計の球部の直径は,幹部より0.5mm以上太くないこと。 

background image

17 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

タグ密閉式低引火点用 

溶剤蒸留用 

溶剤蒸留用 

温度計記号 

TAG 

DIST 

DIST 

温度計番号 

50 

51 

52 

目盛範囲 ℃ 

−20〜+50 

48〜102 

−2〜+52 

試験温度 ℃ 

− 

− 

− 

浸没A mm 

57 

100 

100 


目量℃ 

0.5 

0.2 

0.2 

長目盛線 ℃ 

1及び5ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛数字 ℃ 

5ごと 

2ごと 

2ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.5 

0.2 

0.2 



温度計許容加熱温度 ℃ 

100 

130 

80 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

282〜292 

390〜400 

390〜400 

直径C mm 

6.0〜7.0 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 


長さD mm 

9〜13 

15〜20 

15〜20 

直径E mm 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

−20℃まで75〜90 

48℃まで125〜145 

−2℃まで125〜145 

目盛部の長さG mm 

143〜177 

190〜235 

190〜235 


目盛範囲℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

− 

35以下 

− 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

室内 

− 



直径K mm 

7.5〜8.5 

− 

− 

長さLmm 

2.5〜5.0 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

64〜66 

− 

− 

background image

18 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

溶剤蒸留用 

溶剤蒸留用 

溶剤蒸留用 

温度計記号 

DIST 

DIST 

DIST 

温度計番号 

53 

54 

55 

目盛範囲 ℃ 

24〜78 

98〜152 

95〜255 

試験温度 ℃ 

− 

− 

− 

浸没A mm 

100 

100 

100 


目量℃ 

0.2 

0.2 

0.5 

長目盛線 ℃ 

1ごと 

1ごと 

1及び5ごと 

目盛数字 ℃ 

2ごと 

2ごと 

5ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.2 

0.3 



温度計許容加熱温度 ℃ 

105 

180 

280 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

390〜400 

390〜400 

390〜400 

直径C mm 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 


長さD mm 

15〜20 

15〜20 

15〜20 

直径E mm 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

24℃まで125〜145 

98℃まで125〜145 

95℃まで125〜145 

目盛部の長さG mm 

190〜235 

190〜235 

190〜235 


目盛範囲℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

− 

35以下 

35以下 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

室内 

室内 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さLmm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

background image

19 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

凝固点用 

凝固点用 

凝固点用 

温度計記号 

SOP 

SOP 

SOP 

温度計番号 

56 

57 

58 

目盛範囲 ℃ 

−20〜+10 

0〜30 

20〜50 

試験温度 ℃ 

− 

− 

− 

浸没A mm 

76 

76 

76 


目量℃ 

0.1 

0.1 

0.1 

長目盛線 ℃ 

0.5ごと 

0.5ごと 

0.5ごと 

目盛数字 ℃ 

1ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.1 

0.1 

0.1 



温度計許容加熱温度 ℃ 

60 

80 

100 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

365〜375 

365〜375 

365〜375 

直径C mm 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 


長さD mm 

18〜28 

18〜28 

18〜28 

直径E mm 

幹部より太くなく5.0以上 

幹部より太くなく5.0以上 

幹部より太くなく5.0以上 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

−20℃まで116〜130 

0℃まで116〜130 

20℃まで116〜130 

目盛部の長さG mm 

185〜219 

185〜219 

185〜219 


目盛範囲℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

− 

− 

41以下 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さLmm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

background image

20 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

凝固点用 

油槽用 

油槽用 

温度計記号 

SOP 

TOT 

TOT 

温度計番号 

59 

60 

61 

目盛範囲 ℃ 

40〜70 

−34〜+49 

−18〜+82 

試験温度 ℃ 

− 

− 

− 

浸没A mm 

76 

全浸没 

全浸没 


目量℃ 

0.1 

0.5 

0.5 

長目盛線 ℃ 

0.5ごと 

1及び5ごと 

1及び5ごと 

目盛数字 ℃ 

1ごと 

5ごと 

5ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.1 

0.5 

0.5 



温度計許容加熱温度 ℃ 

110 

100 

100 

頂部形状 

丸止め又は環状 

− 

− 

全長B mm 

365〜375 

300〜305 

300〜305 

直径C mm 

6.0〜7.0 

5.0〜8.0(10) 

5.0〜8.0(10) 


長さD mm 

18〜28 

15〜25 

15〜25 

直径E mm 

幹部より太くなく5.0以上 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

40℃まで116〜130 

−34℃まで75〜90 

−18℃まで65〜80 

目盛部の長さG mm 

185〜219 

165〜205 

175〜210 


目盛範囲℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

41以下 

− 

− 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さLmm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

注(10) 

油槽用温度計の幹部は,プリズム形とし,直径は図3による。 

図3 幹部(プリズム形)の直径 

background image

21 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

油槽用 

タービン油熱安定度用 

比重瓶法用 

温度計記号 

TOT 

TTS 

SG 

温度計番号 

62 

63 

64 

目盛範囲 ℃ 

77〜260 

165〜180 

13.5〜16.5 

試験温度 ℃ 

− 

− 

15.0 

浸没A mm 

全浸没 

全浸没 

全浸没 


目量℃ 

0.5 

0.05 

長目盛線 ℃ 

5ごと 

1及び5ごと 

0.1及び0.5ごと 

目盛数字 ℃ 

10ごと 

5ごと 

1ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.5 

15.0℃において0.1 



温度計許容加熱温度 ℃ 

− 

200 

105 

頂部形状 

− 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

300〜305 

164〜174 

300〜310 

直径C mm 

5.0〜8.0(10) 

6.0〜7.0 

6.5〜8.0 


長さD mm 

15〜25 

10〜15 

45〜55 

直径E mm 

幹部より太くないこと 

5.0〜6.0 

6.0〜7.0 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

77℃まで105〜120 

165℃まで70〜80 

13.5℃まで137〜157 

目盛部の長さG mm 

135〜170 

40〜64 

36〜81 


目盛範囲℃ 

− 

− 

−0.3〜+0.3 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

100以上 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

− 

65以下 

125以下 

形状 

− 

細長形 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さLmm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

注(10) 油槽用温度計の幹部は,プリズム形とし,直径は図3による。 

background image

22 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 湿度計の種類(続き) 


名称 

オクタン価試験機冷却器用 

オクタン価試験機吸入気用 

オクタン価試験機オリフィ

ス用 

温度計記号 

FRE 

FRA 

FRO 

温度計番号 

65 

66 

67 

目盛範囲 ℃ 

−15〜+105 

15〜70 

25〜80 

試験温度 ℃ 

− 

51.7及び65.6 

51.7 

浸没A mm 

30 

40 

249 


目量℃ 

長目盛線 ℃ 

5ごと 

5ごと 

5ごと 

目盛数字 ℃ 

10ごと 

10ごと 

10ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 



温度計許容加熱温度 ℃ 

126 

100 

100 

頂部形状 

丸止め 

丸止め 

丸止め 

全長B mm 

159〜165 

168〜174 

378〜387 

直径C mm 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 


長さD mm 

6〜11 

6〜11 

6〜11 

直径E mm 

5.0〜6.5 

5.0〜6.5 

5.0〜6.5 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

−15℃まで62〜70 

15℃まで71〜78 

25℃まで284〜292 

目盛部の長さG mm 

65〜81 

64〜81 

62〜79 


目盛範囲℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

− 

− 

− 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

8.0〜9.0 

8.0〜9.0 

8.0〜9.0 

長さLmm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

28〜32 

38〜42 

247〜251 

background image

23 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

オクタン価試験機サージタ

ンク用 

オクタン価試験機混合気用 

オクタン価試験機冷却器用 

温度計記号 

FRS 

FRM 

FRC 

温度計番号 

68 

69 

70 

目盛範囲 ℃ 

40〜150 

95〜175 

150〜205 

試験温度 ℃ 

107.2 

104.4及び148.9 

190.6 

浸没A mm 

181 

35 

40 


目量℃ 

長目盛線 ℃ 

5ごと 

5ごと 

5ごと 

目盛数字 ℃ 

10ごと 

10ごと 

10ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 



温度計許容加熱温度 ℃ 

170 

195 

225 

頂部形状 

丸止め 

丸止め 

丸止め 

全長B mm 

305〜314 

164〜170 

169〜175 

直径C mm 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 


長さD mm 

6〜11 

6〜11 

6〜11 

直径E mm 

5.0〜6.5 

5.0〜6.5 

5.0〜6.5 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

40℃まで213〜221 

95℃まで67〜75 

150℃まで72〜80 

目盛部の長さG mm 

54〜77 

58〜81 

59〜82 


目盛範囲℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

− 

22以下 

21以下 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

8.0〜9.0 

8.0〜9.0 

8.0〜9.0 

長さLmm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

179〜183 

33〜37 

38〜42 

background image

24 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

析出点用(11) 

タービン油さび止め性能用 

内燃機関用潤滑油酸化安定

度用 

温度計記号 

FP 

TRP 

ISO 

温度計番号 

71 

72 

73 

目盛範囲 ℃ 

−80〜+20 

57〜65 

148〜202 

試験温度 ℃ 

− 

60.0 

− 

浸没A mm 

全浸没 

全浸没 

全浸没 


目量℃ 

0.5 

0.2 

0.5 

長目盛線 ℃ 

1及び5ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛数字 ℃ 

5ごと 

1ごと 

5ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.2 

0.5 



温度計許容加熱温度 ℃ 

45 

115 

250 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

295〜305 

250〜260 

245〜255 

直径C mm 

60〜80 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 


長さD mm 

8〜16 

25〜35 

10〜15 

直径E mm 

幹部より太くなく5.0以上 

幹部より太くなく5.0以上 

4.5〜5.5 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

−80℃まで50〜70 

57℃まで138〜153 

148℃まで91〜101 

目盛部の長さG mm 

170〜210 

64〜98 

98〜118 


目盛範囲℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

− 

60以下 

− 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

室内 

− 



直径K mm 

− 

8.0〜10.0 

− 

長さLmm 

− 

4.0〜7.0 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

112〜116 

− 

注(11) 封入液体は,赤色染料を加えたトルエンを用いる。 

background image

25 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

軟化点用 

溶剤蒸留用 

溶剤蒸留用 

温度計記号 

SP 

DIST 

DIST 

温度計番号 

74 

75 

76 

目盛範囲 ℃ 

−1〜+175 

123〜177 

148〜202 

試験温度 ℃ 

− 

− 

− 

浸没A mm 

全浸没 

100 

100 


目量℃ 

0.5 

0.2 

0.2 

長目盛線 ℃ 

1ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛数字 ℃ 

5ごと 

2ごと 

2ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.5 

0.3 

0.4 



温度計許容加熱温度 ℃ 

225 

200 

225 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

400〜410 

390〜400 

390〜400 

直径C mm 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 


長さD mm 

10〜15 

15〜20 

15〜20 

直径E mm 

4.5〜5.5 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

0℃まで80〜90 

123℃まで125〜145 

148℃まで125〜145 

目盛部の長さG mm 

250〜290 

190〜235 

190〜235 


目盛範囲℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

− 

35以下 

35以下 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

下端に近いこと 

下端に近いこと 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さLmm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

background image

26 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

溶剤蒸留用 

溶剤蒸留用 

溶剤蒸留用 

温度計記号 

DIST 

DIST 

DIST 

温度計番号 

77 

78 

79 

目盛範囲 ℃ 

173〜227 

198〜252 

223〜277 

試験温度 ℃ 

− 

− 

− 

浸没A mm 

100 

100 

100 


目量℃ 

0.2 

0.2 

0.2 

長目盛線 ℃ 

1ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛数字 ℃ 

2ごと 

2ごと 

2ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.4 

0.6 

0.8 



温度計許容加熱温度 ℃ 

250 

275 

300 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

390〜400 

390〜400 

390〜400 

直径C mm 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 


長さD mm 

15〜20 

15〜20 

15〜20 

直径E mm 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

173℃まで125〜145 

198℃まで125〜145 

223℃まで125〜145 

目盛部の長さG mm 

190〜235 

190〜235 

190〜235 


目盛範囲℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

35以下 

35以下 

35以下 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

下端に近いこと 

下端に近いこと 

下端に近いこと 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さLmm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

background image

27 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

溶剤蒸留用 

セーボルト・フロール粘度用  セーボルト・フロール粘度用 

温度計記号 

DIST 

SFV 

SFV 

温度計番号 

80 

81 

82 

目盛範囲 ℃ 

248〜302 

118〜130 

132〜144 

試験温度 ℃ 

− 

121.0 

135.0 

浸没A mm 

100 

全浸没 

全浸没 


目量℃ 

0.2 

0.2 

0.2 

長目盛線 ℃ 

1ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛数字 ℃ 

2ごと 

2ごと 

2ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

1.0 

0.2 

0.2 



温度計許容加熱温度 ℃ 

325 

160 

175 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

390〜400 

270〜280 

270〜280 

直径C mm 

6.0〜8.0 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 


長さD mm 

15〜20 

25〜35 

25〜35 

直径E mm 

幹部より太くないこと 

幹部より太くなく5.0以上 

幹部より太くなく5.0以上 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

248℃まで125〜145 

118℃まで135〜150 

132℃まで135〜150 

目盛部の長さG mm 

190〜235 

67〜101 

67〜101 


目盛範囲℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

35以下 

60以下 

60以下 

形状 

− 

細長形 

細長形 

0℃における水銀の位置 

下端に近いこと 

室内 

室内 



直径K mm 

− 

8.0〜10.0 

8.0〜10.0 

長さLmm 

− 

4.0〜7.0 

4.0〜7.0 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

112〜116 

112〜116 

background image

28 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

セーボルト・フロール粘度用 

セーボルト・フロール粘度用  セーボルト・フロール粘度用 

温度計記号 

SFV 

SFV 

SFV 

温度計番号 

83 

84 

85 

目盛範囲 ℃ 

146〜158 

160〜172 

174〜186 

試験温度 ℃ 

149.0 

162.8 

176.6 

浸没A mm 

全浸没 

全浸没 

全浸没 


目量℃ 

0.2 

0.2 

0.2 

長目盛線 ℃ 

1ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛数字 ℃ 

2ごと 

2ごと 

2ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.3 

0.3 

0.4 



温度計許容加熱温度 ℃ 

185 

200 

215 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

270〜280 

270〜280 

270〜280 

直径C mm 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 


長さD mm 

25〜35 

25〜35 

25〜35 

直径E mm 

幹部より太くなく5.0以上 

幹部より太くなく5.0以上 

幹部より太くなく5.0以上 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

146℃まで135〜150 

160℃まで135〜150 

174℃まで135〜150 

目盛部の長さG mm 

67〜101 

67〜101 

67〜101 


目盛範囲℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

60以下 

60以下 

60以下 

形状 

細長形 

細長形 

細長形 

0℃における水銀の位置 

室内 

室内 

室内 



直径K mm 

8.0〜10.0 

8.0〜10.0 

8.0〜10.0 

長さLmm 

4.0〜7.0 

4.0〜7.0 

4.0〜7.0 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

112〜116 

112〜116 

112〜116 

background image

29 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

セーボルト・フロール粘度用 

セーボルト・フロール粘度用 

動粘度用 

温度計記号 

SFV 

SFV 

VIS 

温度計番号 

86 

87 

88 

目盛範囲 ℃ 

202〜214 

230〜242 

38.6〜41.4 

試験温度 ℃ 

204.4 

232.2 

40.0 

浸没A mm 

全浸没 

全浸没 

全浸没 


目量℃ 

0.2 

0.2 

0.05 

長目盛線 ℃ 

1ごと 

1ごと 

0.1及び0.5ごと 

目盛数字 ℃ 

2ごと 

2ごと 

1ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.4 

0.4 

40.0℃において0.1 



温度計許容加熱温度 ℃ 

245 

270 

105 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

環状 

全長B mm 

270〜280 

270〜280 

300〜310 

直径C mm 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 

6.0〜8.0 


長さD mm 

25〜35 

25〜35 

45〜55 

直径E mm 

幹部より太くなく5.0以上 

幹部より太くなく5.0以上 

幹部より太くないこと 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

202℃まで135〜150 

230℃まで135〜150 

38.6℃まで145〜165 

目盛部の長さG mm 

67〜101 

67〜101 

40〜90 


目盛範囲℃ 

− 

− 

−0.3〜+0.3 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

100以上 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

60以下 

60以下 

125以下 

形状 

細長形 

細長形 

− 

0℃における水銀の位置 

室内 

室内 

− 



直径K mm 

8.0〜10.0 

8.0〜10.0 

− 

長さLmm 

4.0〜7.0 

4.0〜7.0 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

112〜116 

112〜116 

− 

background image

30 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

蒸気圧用 

不凍液凍結温度用 

不凍液凍結温度用 

温度計記号 

VAP 

AFF 

AFF 

温度計番号 

89 

90 

91 

目盛範囲 ℃ 

47〜57 

−54〜−15 

−37〜+2 

試験温度 ℃ 

− 

− 

− 

浸没A mm 

全浸没 

100 

100 


目量℃ 

0.1 

0.2 

0.2 

長目盛線 ℃ 

0.5ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛数字 ℃ 

1ごと 

2ごと 

2ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

0.1 

0.4 

0.2 



温度計許容加熱温度 ℃ 

115 

60 

60 

頂部形状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

丸止め又は環状 

全長B mm 

270〜280 

403〜413 

403〜413 

直径C mm 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 


長さD mm 

25〜35 

20〜30 

20〜30 

直径E mm 

幹部より太くなく5.0以上 

5.0〜6.0 

5.0〜6.0 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

47℃まで114〜129 

−54℃まで200〜230 

−37℃まで200〜230 

目盛部の長さG mm 

91〜125 

116〜162 

116〜162 


目盛範囲℃ 

− 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

60以下 

− 

− 

形状 

細長形 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

室内 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さLmm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

background image

31 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

動粘度用 

動粘度用 

動粘度用 

温度計記号 

VIS 

VIS 

VIS 

温度計番号 

92 

93 

94 

目盛範囲 ℃ 

118.0〜122.0 

138.0〜142.0 

158.0〜162.0 

試験温度 ℃ 

120.0 

140.0 

160.0 

浸没A mm 

全浸没 

全浸没 

全浸没 


目量℃ 

0.05 

0.05 

0.05 

長目盛線 ℃ 

0.1及び0.5ごと 

0.1及び0.5ごと 

0.1及び0.5ごと 

目盛数字 ℃ 

1ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

120.0℃において0.1 

140.0℃において0.15 

160.0℃において0.15 



温度計許容加熱温度 ℃ 

160 

175 

195 

頂部形状 

環状 

環状 

環状 

全長B mm 

300〜310 

300〜310 

300〜310 

直径C mm 

6.5〜8.0 

6.5〜8.0 

6.5〜8.0 


長さD mm 

45〜55 

45〜55 

45〜55 

直径E mm 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

118.0℃まで137〜157 

138.0℃まで137〜157 

158.0℃まで137〜157 

目盛部の長さG mm 

36〜81 

36〜81 

36〜81 


目盛範囲℃ 

−0.3〜+0.3 

−0.3〜+0.3 

−0.3〜+0.3 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

100以上 

100以上 

100以上 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

125以下 

125以下 

125以下 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さLmm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

background image

32 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

動粘度用 

動粘度用 

回転ボンベ酸化安定度用 

温度計記号 

VIS 

VIS 

RBOT 

温度計番号 

95 

96 

97 

目盛範囲 ℃ 

178.0〜182.0 

198.0〜202.0 

120〜150 

試験温度 ℃ 

180.0 

200.0 

150.0 

浸没A mm 

全浸没 

全浸没 

76 


目量℃ 

0.05 

0.05 

0.1 

長目盛線 ℃ 

0.1及び0.5ごと 

0.1及び0.5ごと 

0.5ごと 

目盛数字 ℃ 

1ごと 

1ごと 

1ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

180.0℃において0.2 

200.0℃において0.2 

0.2 



温度計許容加熱温度 ℃ 

215 

245 

190 

頂部形状 

環状 

環状 

丸止め 

全長B mm 

300〜310 

300〜310 

365〜375 

直径C mm 

6.5〜8.0 

6.5〜8.0 

6.0〜7.0 


長さD mm 

45〜55 

45〜55 

18〜28 

直径E mm 

6.0〜7.0 

6.0〜7.0 

幹部より太くなく5.0以上 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

178.0℃まで137〜157 

198.0℃まで137〜157 

120℃まで116〜130 

目盛部の長さG mm 

36〜81 

36〜81 

185〜219 


目盛範囲℃ 

−0.3〜+0.3 

−0.3〜+0.3 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

100以上 

100以上 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

125以下 

125以下 

41以下 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さLmm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

background image

33 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

動粘度用 

動粘度用 

フラースぜい化点用 

温度計記号 

VIS 

VIS 

BP 

温度計番号 

98 

99 

100 

目盛範囲 ℃ 

−21.4〜−18.6 

148.6〜151.4 

−38〜+30 

試験温度 ℃ 

−20.0 

− 

− 

浸没A mm 

全浸没 

全浸没 

250 


目量℃ 

0.05 

0.05 

0.5 

長目盛線 ℃ 

0.1及び0.5ごと 

0.1及び0.5ごと 

1及び5ごと 

目盛数字 ℃ 

1ごと 

1ごと 

5ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

−20.0℃において0.1 

0.2 

0.5 



温度計許容加熱温度 ℃ 

105 

185 

80 

頂部形状 

環状 

環状 

− 

全長B mm 

300〜310 

300〜310 

360〜380 

直径C mm 

6.0〜8.0 

6.0〜8.0 

6.0〜7.0 


長さD mm 

45〜55 

45〜55 

10〜16 

直径E mm 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 

幹部より太くないこと 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

−21.4℃まで80〜110 

148.6℃まで160〜180 

− 

目盛部の長さG mm 

40〜90 

40〜90 

60以上 


目盛範囲℃ 

−0.3〜+0.3 

−0.3〜+0.3 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

180以上 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

205以下 

− 

− 

形状 

− 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

− 

長さLmm 

− 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

− 

background image

34 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表1 温度計の種類(続き) 


名称 

エングラー粘度用 

RF引火点用 

温度計記号 

EGV 

RF 

温度計番号 

101 

102 

目盛範囲 ℃ 

18〜28 

0〜110 

試験温度 ℃ 

25 

− 

浸没A mm 

90 

44 


目量℃ 

0.2 

長目盛線 ℃ 

1ごと 

5ごと 

目盛数字 ℃ 

2ごと及び25ごと 

10ごと 

目盛の最大許容誤差 ℃ 

25℃で0.1 

0.5 



温度計許容加熱温度 ℃ 

100 

120 

頂部形状 

ボタン(釦)状 

− 

全長B mm 

207〜217 

195〜200 

直径C mm 

5.5〜6.5 

6.0〜7.0 


長さD mm 

13〜19 

10〜14 

直径E mm 

5.5〜6.5 

4〜6 





球部下端から指定目盛線まで

の距離F mm 

18℃まで108〜118 

0℃まで48〜52 

目盛部の長さG mm 

42〜69 

115〜135 


目盛範囲℃ 

− 

− 

球部下端から氷点までの距離

H mm 

− 

− 



球部下端から室下端までの距

離I mm 

− 

− 

球部下端から室上端までの距

離J mm 

60以下 

− 

形状 

− 

− 

0℃における水銀の位置 

− 

− 



直径K mm 

− 

− 

長さLmm 

− 

− 

球部下端から膨らみ下端まで

の距離M mm 

− 

− 

background image

35 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

付表2 部分浸没温度計の露出部の平均温度 

単位 ℃ 

温度計の種類 

測定する温度 

露出部の平均の温度 

PP-9 

目盛範囲の全部 

21 

PP-10 

目盛範囲の全部 

21 

IOEL-25 

98 

48 

140 

85 

PMF-30 

19 

20 

20 

40 

31 

70 

40 

100 

48 

PMF-31 

100 

61 

150 

65 

200 

71 

250 

78 

300 

87 

350 

99 

COC-32 

18 

50 

34 

100 

44 

150 

54 

200 

64 

250 

77 

300 

91 

350 

108 

MP-35 

目盛範囲の全部 

25 

WOC-66 

目盛範囲の全部 

21 

MP-37 

目盛範囲の全部 

25 

DP-38 

19 

50 

35 

100 

49 

150 

61 

200 

70 

250 

76 

300 

80 

AP-39 

−35 

−20 

15 

20 

20 

25 

40 

30 

AP-40 

25 

25 

50 

40 

75 

45 

100 

45 

AP-41 

100 

70 

130 

60 

160 

50 

AOS-45 

目盛範囲の全部 

40 

TOS-46 

目盛範囲の全部 

30 

background image

36 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

単位 ℃ 

温度計の種類 

測定する温度 

露出部の平均の温度 

GUM-49 

19 

100 

50 

200 

75 

300 

89 

400 

94 

TAG-50 

目盛範囲の全部 

25 

DIST-51 

目盛範囲の全部 

30 

DIST-52 

目盛範囲の全部 

25 

DIST-53 

目盛範囲の全部 

25 

DIST-54 

100 

30 

125 

35 

150 

35 

DIST-55 

100 

30 

150 

35 

200 

40 

250 

45 

SOP-56 

目盛範囲の全部 

15 

SOP-57 

目盛範囲の全部 

20 

SOP-58 

目盛範囲の全部 

25 

SOP-59 

目盛範囲の全部 

25 

FRE-65 

目盛範囲の全部 

71 

FRA-66 

目盛範囲の全部 

35 

FRO-67 

目盛範囲の全部 

27 

FRS-68 

目盛範囲の全部 

54 

FRM-69 

目盛範囲の全部 

99 

FRC-70 

目盛範囲の全部 

132 

DIST-75 

目盛範囲の全部 

35 

DIST-76 

目盛範囲の全部 

35 

DIST-77 

180 

35 

200 

40 

220 

40 

DIST-78 

目盛範囲の全部 

40 

DIST-79 

230 

40 

250 

40 

270 

45 

DIST-80 

目盛範囲の全部 

45 

AFF-90 

−54 

−4 

−34 

13 

−15 

24 

AFF-91 

−37 

13 

−18 

18 

24 

RBOT-97 

目盛範囲の全部 

35 

BP-100 

目盛範囲の全部 

15 

EGV-101 

20 

22 

25 

25 

RF-102 

目盛範囲の全部 

30 

37 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書(規定) 補正試験方法 

1. 適用範囲 この附属書は,石油類試験用ガラス製温度計の目盛検査をする方法を規定する。 

なお,一般用ガラス製棒状温度計の補正方法にも適用する。 

備考 この補正試験方法は,安全な使用方法をすべてにわたって規定しているわけではないので,こ

の補正試験方法の使用者は,適切な安全上及び健康上の禁止事項を決めておかなければならな

い。 

2. 試験の原理 標準温度計又は校正された浸没線付温度計,若しくは浸没線付目盛検査用温度計と受検

温度計とを同一の熱的温度条件の状態にして,標準温度計又は校正された浸没線付温度計,若しくは浸没

線付目盛検査用温度計の指示値と受検温度計の指示値とを比較して目盛検査を行う。 

3. 目盛検査器具 

3.1 

標準温度計 標準温度計は,計量法による温度基準器又はこれと同等の精度をもつものとし,受検

温度計の目量と同等又はそれより細かい目量のものとする。ただし,目量が0.1℃より細かい受検温度計に

は,目量0.1℃の標準温度計でよい。 

3.2 

校正された浸没線付温度計 校正された浸没線付温度計は,浸没線付温度計の目盛の検査に使用す

るものであって,次の構造及び寸法をもつものとする。 

a) 受検温度計と同等の膨張係数をもつガラスで構成され,浸没線から温度計頂部まで同一の形状及び寸

法のもので,かつ,露出部の平均温度が本体付表2に示す値のとき,正しい示度が得られるように校

正されていなければならない。 

b) 本体で規定するものと同一種類の浸没線付温度計であること。 

c) 本体付表1に試験温度が指定されている温度計については,その目盛の補正値,指定されていない温

度計については,目盛範囲の中央部及び両端部付近の目盛の補正値を記入した検査成績書が添付され

ていなければならない。 

なお,目盛の補正値は4.2による。 

3.3 

浸没線付目盛検査用温度計 浸没線付目盛検査用温度計は,全浸没目盛及び浸没線付目盛の両目盛

を備え,次の構造及び寸法をもつものとする。ただし,その浸没線付目盛は,露出部の平均温度が本体付

表2に示す値のときに正しい示度が得られるように目盛られたものでなければならない。 

a) 受検温度計と同等の膨張係数をもつガラスで構成され,かつ,同一の形状・寸法のものであって,浸

没線付目盛を表示する前に,受検温度計の目盛範囲を全浸没目盛で表示する。この目盛の刻入位置は,

温度計の球部を下にして直立させたとき,正面に向かって左側とする。 

b) 全浸没目盛の右側には,浸没線から上の封入液体を本体付表2に示す露出部の平均温度に保ったとき

の封入液体の液柱頂部を次によって求め,その対応関係を満たす浸没線付目盛を刻み,かつ,規定の

位置に浸没線を刻み,“浸”又は“没”の文字を記入する。 

温度Tに対応する浸没線付目盛の位置は,露出部の補正値C1によってT-C1として全浸没目盛上に

求められる。この露出部の補正値C1は,式(1)によって算出する。 

C1=n1K (T−ts) ·········································································· (1)  

38 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

ここに, C1: 露出部の補正値 (℃)  
 

n1: 浸没線から感温液柱の頂部までの長さを,その温度計の全浸

没目盛における1℃に相当する長さで除した値。 

K: 封入液体のガラスに対する見掛けの膨張係数 

T: 温槽の温度 (℃)  

ts: 規定の露出部の平均温度 (℃)  

c) 本体で規定するものと同一種類の浸没線付温度計であること。 

d) 全浸没目盛及び浸没線付目盛のそれぞれに対し,本体付表1に試験温度が指定されているものについ

ては,その目盛の補正値,指定されていないものについては,目盛範囲の中央部及び両端部付近の目

盛の補正値を記入した検査成績表が添付されていること。 

なお,全浸没目盛の補正値は,4.1によって求め,浸没線付目盛の補正値は,浸没線付目盛の式(1)

に基づく全浸没目盛との関係位置の計算値からのずれに対する補正値に,全浸没目盛の補正値を加算

して求める。 

3.4 

温槽 次の構造及び性能をもつもので,使用温度範囲によって附属書付図1〜4にその例を示す。 

a) 温度媒体である液体をかき混ぜる能力があること。 

b) 温槽の内部の温度媒体の温度分布は,水温槽では0.02℃以内,油温槽では0.05℃以内,硝石槽では0.1℃

以内,低温槽では0.03℃以内とする。 

c) 温度媒体の温度を徐々に上昇させることができ,かつ,所要の温度でほぼ一定に保つ機能があること。 

d) 側面から透視できない構造の低温槽,水温槽又は油温槽でふたを設ける場合,ふたは熱伝導率の小さ

い材質を使用し,ふたの下面と温度媒体の表面(液面)との間は,常に10mm以内に保つことができ

る構造とする。このふたには,標準温度計,又は,校正された浸没線付温度計若しくは浸没線付目盛

検査用温度計と受検温度計とを支持する栓をはめるための穴を設ける。穴の周囲は,ふたの面から約

10mmより高くならないこと。また,栓を穴にはめたとき,栓の下面はふたの下面から3mmより深く

ならないこと(附属書付図5参照)。 

e) 側面から透視できる構造の温槽でふたを設ける場合には,全浸没によって温度計を検査するときは,

標準温度計及び受検温度計を垂直に保持し,読み取ろうとする温度目盛まで液中に浸すことができる

構造とする。 

f) 

硝石槽にふたを設ける場合には,温度計の支持に耐熱性の材料を用いるほかは,d)による。 

g) 温槽にふたを設けない場合には,標準温度計又は校正された浸没線付温度計若しくは浸没線付目盛検

査用温度計と受検温度計とを並べて支持し,全浸没の場合は,読み取ろうとする温度目盛まで,部分

浸没の場合には,浸没線まで液中に挿入して正しく鉛直に保つことができなければならない。 

4. 目盛検査方法 

4.1 

全浸没温度計 全浸没温度計の目盛検査は,次による。 

a) 標準温度計によって温槽内の温度媒体(以下,液体という。)の温度を所要の温度に保ち,受検温度計

が十分に温度を感じるのを待つ。 

b) 目盛の比較は,温槽内の液体の温度が徐々に上昇するときに行い,温度計を全浸没の状態にした場合,

温槽の側面が透明なものでは,その示度は側壁を通して観測し,側壁が不透明なものでは,温度計の

液柱頂部が見えるまで温度計を引き上げて直ちに示度を観測し,観測後は直ちに元の位置に戻す。 

また,標準温度計の液柱頂部が栓(液体の上部にふたがない場合には,液体の表面。)からわずかに

露出した状態のままで観測する場合には,その露出した度数と同程度に受検温度計を露出させて示度

39 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

を観測する。 

次の,c)及びd)の観測と観測との間の時間は,できる限り等しい時間とし,記録した示度の間に著

しい不同がある場合には,その観測をやり直す。 

なお,この観測は,2人によって交互に行うことが望ましい。 

c) 示度の観測方法は,受検温度計が1本の場合には,標準温度計をS,受検温度計をaとすると,その

示度の観測は,S,a,S,a,Sの順に行い,次による。 

1) 標準温度計の示度を観測し,その値S1を記録する。 

2) 受検温度計の示度を観測し,その値a1を記録する。 

3) 標準温度計の示度を観測し,その値S2を記録する。 

4) 受検温度計の示度を観測し,その値a2を記録する。 

5) 標準温度計の示度を観測し,その値S3を記録する。 

6) [(S1+S2+S3) /3] +補正値(1)=S4を計算する。 

7) [(a1+a2) /2] −S4が温度計aの誤差である。 

注(1) 標準温度計の検査成績書に器差が記載されているものについては,その器差の符号を逆にした

値。 

d) 受検温度計の数が多い場合には,例えば,3本を一組とし,標準温度計をS,受検温度計をa,b,c

とすると,その示度の観測は,S,a,b,c,S,c,b,a,Sの順に行い,次による。 

1) 標準温度計の示度を観測し,その値S1を記録する。 

2) 受検温度計の示度をa,b,cの順に観測し,その値a1,b1,c1を記録する。 

3) 標準温度計の示度を観測し,その値S2を記録する。 

4) 受検温度計の示度を前と逆の順に観測し,その値c2,b2,a2を記録する。 

5) 標準温度計の示度を観測し,その値S3を記録する。 

6) [(S1+S2+S3) /3] +補正値(1)=S4を計算する。 

7) [(a1+a2) /2] −S4が温度計aの誤差である。 

8) [(b1+b2) /2] −S4が温度計bの誤差である。 

9) [(c1+c2) /2] −S4が温度計cの誤差である。 

4.2 

部分浸没温度計 部分浸没温度計の目盛検査は,次による。 

a) 標準温度計と示度比較を行う方法 受検温度計と標準温度計とを全浸没の状態で並べて温槽に差し込

む。目盛の比較は,4.1の規定を準用し,まず全浸没の状態での誤差(補正値)を求める。この値から

式(2)で算出した露出部の補正値C2を減じて,規定の浸没条件における目盛の誤差を求める。 

C2=n2K (T−ts) ·········································································· (2)  

ここに, C2: 露出部の補正値 (℃)  
 

n2: 浸没線から封入液体の頂部までの露出度数(温度計の示度と浸

没線の位置に相当する温度値との差) 

T: 温槽の温度 (℃)  

ts: 規定の露出部の平均の温度 (℃)(本体付表2参照) 

K: 封入液体のガラスに対する見掛けの膨張係数(附属書付表1参

照)。 

b) 校正された浸没線付温度計と示度比較を行う方法 受検温度計と校正された浸没線付温度計とを並

べ,浸没線はふたを使用しない場合には温度媒体の液面に,ふたを使用する場合には栓の下面に一致

するように温槽に差し込む。目盛の比較は,4.1の規定を準用する。ただし,この規定で標準温度計と

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40 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

あるところは校正された浸没線付温度計と読み替える。 

なお,この方法で疑義を生じた場合には,a)の方法による。 

c) 浸没線付目盛検査用温度計と示度比較を行う方法 受検温度計と浸没線付目盛検査用温度計とを並

べ,浸没線はふたを使用しない場合には温度媒体の液面に,ふたを使用する場合には栓の下面に一致

するように温槽に差し込む。目盛の比較は,4.1の規定を準用する。ただし,この規定で標準温度計と

あるところは,浸没線付目盛検査用温度計の浸没線付目盛と,補正値とあるところは,浸没線付目盛

検査用温度計の浸没線付目盛の検査成績書に記載された補正値と読み替える。 

なお,この方法で疑義を生じた場合は,a)の方法による。 

附属書付表1 封入液体のガラスに対する見掛けの膨張係数K 

単位 10−4℃−1 

(

)

st

T+

2

1

エナ16III又は同等のもの 

エナ59III又は同等のもの 

水銀 

トルエン 

水銀 

−80 

− 

9.0 

− 

−40 

− 

10.0 

− 

1.58 

10.0 

1.64 

20 

1.58 

11.0 

1.64 

100 

1.58 

− 

1.64 

200 

1.59 

− 

1.67 

300 

1.64 

− 

1.74 

400 

− 

− 

1.82 

500 

− 

− 

1.95 

備考 Tは,温槽の温度 (℃),tsは温度計の露出部の平均の温度 (℃) を表す。 

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41 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書付図1 水温槽の一例 

附属書付図2 油温槽の一例 

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42 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書付図3 硝石槽の一例 

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43 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書付図4 低温槽の一例 

附属書付図5 ふたの穴の部分 

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44 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書参考図1 浸没線付目盛検査用温度計 

45 

B 7410 : 1997  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

JIS B 7410 原案作成委員会 構成表 

氏名 

所属 

(委員長) 

桑 山 重 光 

計量研究所標準供給技術室 

(幹事) 

○ 佐 藤 公 一 

計量研究所標準供給技術室 

(原 田 克 彦)  

(委員) 

馬 場 秀 俊 

通商産業省機械情報産業局 

(池 谷 裕之輔)  

(委員) 

○ 菊 池 正 明 

社団法人日本計量士会 

(委員) 

本 間   清 

工業技術院標準部機械規格課 

(大 嶋 清 治)  

(委員) 

山 村 修 蔵 

財団法人日本規格協会技術部 

(委員) 

石 橋 無味雄 

国立衛生試験所薬品部 

(委員) 

鈴 木 政 治 

財団法人鉄道総合技術研究所技術開発事業本部 

(委員) 

神 代   啓 

社団法人日本化学工業協会 

(委員) 

○ 林     明 

ゼネラル石油株式会社中央研究所(石油連盟) 

(委員) 

長谷川   宏 

日本石油株式会社中央研究所トライボロジー研究室 

(社団法人日本アスファルト協会) 

(分科会長) 

○ 渡 部   勉 

株式会社渡部計器製作所 

(委員) 

○ 三 須 義 次 

株式会社三須計量器製作所 

(委員) 

○ 岸     昭 

新日本計測株式会社 

(委員) 

○ 横 山 真 一 

株式会社東亜計器製作所 

(委員) 

○ 大 森 道 昭 

株式会社離合社 

(委員) 

○ 佐 藤 昭 一 

日本計量器工業株式会社 

(委員) 

○ 奈良部   尤 

全日本硝子製温度計工業組合 

備考 ○印が付けてあるものは,分科会委員も兼ねる。