B 7261:2005 (ISO 10109-4:2001)
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本望遠鏡工業会(JTMA)/財団法
人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標
準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。
制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 10109-4:2001,Optics and optical
instruments−Environmental requirements−Part 4:Test requirements for telescopic systemsを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
B 7261:2005 (ISO 10109-4:2001)
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1. 適用範囲 ························································································································ 1
2. 引用規格 ························································································································ 1
3. 定義 ······························································································································ 2
4. 装置グループの細区分 ······································································································ 2
5. 環境要求事項の呼称及び試験環境の呼称 ·············································································· 2
6. 技術的要求事項及び該当試験環境の仕様 ·············································································· 2
6.1 自由落下の加速度 ·········································································································· 2
6.2 双眼鏡,単眼鏡及びスポッティングスコープ(装置形式番号01及び02)································· 3
6.3 ライフルスコープ(装置形式番号03,04及び05) ································································ 6
6.4 天体望遠鏡(装置形式番号06及び07) ··············································································· 9
7. 手順 ····························································································································· 11
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 7261:2005
(ISO 10109-4:2001)
望遠鏡試験方法−試験環境
Optics and optical instruments-Environmental requirements-
Test requirements for telescopic systems
序文 この規格は,2001年に第1版として発行されたISO 10109-4,Optics and optical instruments−
Environmental requirements−Part 4:Test requirements for telescopic systemsを翻訳し,技術的内容を変更する
ことなく作成した日本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,双眼鏡,単眼鏡,スポッティングスコープ,ライフルスコープ,アマチュア
天体望遠鏡及び光学部品をもつ附属品の試験環境について規定する。ただし,この規格は,各装置の包装
に対する要求事項は含まない。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 10109-4:2001,Optics and optical instruments−Environmental requirements−Part 4:Test
requirements for telescopic systems (IDT)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7155 天体望遠鏡−特性
備考 ISO/DIS 14134,Optics and optical instruments−Telescopic systems−Specifications for
astronomical telescopesからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 7156 ライフルスコープ−特性
備考 ISO 14135-1,Optics and optical instruments−Specifications for telescopic sights−Part 1:
General-purpose instrumentsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 7157 望遠鏡用語
ISO 9022-1 Optics and optical instruments−Environmental test methods−Part 1: Definitions,extent of
testing
ISO 9022-2 Optics and optical instruments−Environmental test methods−Part 2: Cold,heat,and humidity
ISO 9022-3 Optics and optical instruments−Environmental test methods−Part 3: Mechanical stress
ISO 9022-4 Optics and optical instruments−Environmental test methods−Part 4: Salt mist
ISO 9022-7 Optics and optical instruments−Environmental test methods−Part 7: Drip,rain
ISO 9022-8 Optics and optical instruments−Environmental test methods−Part 8: High pressure,low
2
B 7261:2005 (ISO 10109-4:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
pressure,immersion
ISO 9022-9 Optics and optical instruments−Environmental test methods−Part 9: Solar radiation
ISO 9022-12 Optics and optical instruments−Environmental test methods−Part 12: Contamination
ISO 10109-1 Optics and optical instruments−Environmental requirements−Part 1: General information,
definitions,climatic zones and their parameters
ISO/DIS 14133-1 Optics and optical instruments−Specifications for binoculars,monoculars and spotting
scopes−Part 1: General purpose instruments
ISO/DIS 14133-2 Optics and optical instruments−Specifications for binoculars,monoculars and spotting
scopes−Part 2: High performance instruments
ISO 14135-2 Optics and optical instruments−Part 2: High-performance telescopic sights
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 7157及びISO 10109-1による。
4. 装置グループの細区分 装置グループの細区分は,表1に示す形式番号によって,装置形式ごとに細
区分する。
なお,望遠鏡システムのグループ番号は,03である。
表 1 装置グループの細区分
形式番号
装置形式
01
旅行者,スポーツ観戦者などが,通常の環境の中で時々使用するように設計した,双眼鏡,
単眼鏡及びスポッティングスコープ。
02
救急要員,船長,森林隊員などが業務用として,やや過酷な環境の中で常時使用するよう
に設計した,双眼鏡,単眼鏡及びスポッティングスコープ。
03
空気銃上に取り付けられ,通常の環境の中で,主としてスポーツに使用されるように設計
した,空気銃用ライフルスコープ。
04
ライフル銃及び拳銃上に取り付けられ,通常の環境の中で,狩猟に使用されるように設計
した,ライフル銃及び拳銃用ライフルスコープ。
05
ライフル銃及び拳銃上に取り付けられ,また,過酷な環境条件において使用するように設
計した,ライフル銃用及び拳銃用ライフルスコープ。
06
通常の環境の中で時々使用されるように設計した,アマチュア用天体望遠鏡。
07
やや過酷な環境の中で常時使用されるように設計した,アマチュア用天体望遠鏡。
5. 環境要求事項の呼称及び試験環境の呼称 関連仕様書及びその他の技術文書で適用する環境要求事項
及び試験環境の呼称は,ISO 10109-1に規定する呼称を用いる。
例 望遠鏡システム環境要求事項の呼称:グループ番号03,装置形式の形式番号02,試験範囲Tの
場合は,次のように表す。
環境要求事項 ISO 10109-03-02-T
関連仕様書及びその他の技術文書において,この規格で規定する要求事項に従って実施する試験環境は,
ISO 9022-1で規定している環境試験コードによって指定する。
6. 技術的要求事項及び該当試験環境の仕様
6.1
自由落下の加速度 自由落下の加速度は,g = 9.81 m/s2とする。
3
B 7261:2005 (ISO 10109-4:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
6.2
双眼鏡,単眼鏡及びスポッティングスコープ(装置形式番号01及び02) 双眼鏡,単眼鏡及びスポ
ッティングスコープの試験範囲T(形式試験又はサンプル試験)の技術的要求事項及び対応試験環境は,
表2による。
表2によって試験した後,装置は,ISO/DIS 14133-1又はISO/DIS 14133-2のいずれかの仕様に合致して
いなければならない。
シリーズ試験(試験範囲S)は,関連仕様書で規定する。
なお,表3は,表2に規定しているISO 9022の各部における試験の要約を示したものである。
4
B 7261:2005 (ISO 10109-4:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表 2 試験範囲Tの双眼鏡,単眼鏡及びスポッティングスコープの環境要求事項
通し
番号
ISO 9022
操作状態
形式番号
01
02
部
検査
方法
0
1
2
0
1
2
1
2
10
冷間
技術的要求事
項
温度 ℃
-40
-
-10
-40
-
-25
厳しさの度合い
08
-
02
08
-
05
コメント
−
2
2
11
乾熱
技術要求事項
温度 ℃
55
-
55
70
-
55
厳しさの度合い
03
-
03
05
-
03
コメント
−
3
2
12
湿熱
技術的要求事
項
温度 ℃
相対湿度%
-
-
40
92
-
-
-
-
55
92
-
-
厳しさの度合い
-
01
-
-
07
-
コメント
−
4
2
15
温度
ショッ
ク
技術的要求事
項
温度℃ t2
t1
-
-
20
-10
-
-
-
-
40
-25
-
-
厳しさの度合い
-
01
-
-
02
-
コメント
−
5
9
20
日射
技術的要求事
項
放射照度
kW/m2
-
1.1まで
-
-
1.1まで
-
厳しさの度合い
-
02
-
-
02
-
コメント
−
6
3
30
衝撃
技術的要求事
項
加速度 g
時間 ms
-
-
30
6
-
-
-
-
100
6
-
-
厳しさの度合い
-
03
-
-
07
-
コメント
−
7
3
31
衝突
技術的要求事
項
加速度 g
時間 ms
-
-
10
6
-
-
-
-
25
6
-
-
厳しさの度合い
-
01
-
-
05
-
コメント
−
8
3
32
落下及
び転倒
技術的要求事
項
転倒高さ
mm
-
転倒
-
-
転倒
-
厳しさの度合い
-
04
-
-
04
-
コメント
−
9
3
33
自由落
下
技術的要求事
項
落下高さ
mm
-
-
-
250
-
-
厳しさの度合い
-
-
-
04
-
-
コメント
−
5
B 7261:2005 (ISO 10109-4:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表2 試験範囲Tの双眼鏡,単眼鏡及びスポッティングスコープの環境要求事項(続き)
通し
番号
ISO 9022
操作状態
形式番号
01
02
部
検査
方法
0
1
2
0
1
2
10
3
36
正弦波
振動(掃
引周波
数)
技術的要求
事項
周波数 Hz
加速度 g
-
-
10〜150
2
-
-
-
-
10〜150
2
-
-
厳しさの度合い
-
03
-
-
03
-
コメント
−
11
4
40
塩水
噴霧
技術的要求
事項
耐食性
取扱説明書に従って保守及び手入れを行えば,5
年以上の使用が可能。
厳しさの度合い
-
01
-
-
03
-
コメント
部品(材料)を試験する。
12
7
73
雨水
技術的要求
事項
雨量
mm/分
-
5
-
-
20
-
厳しさの度合い
-
01
-
-
02
-
コメント
この要求事項は,防水性がうたわれた装置に適用
する。
13
8
80
高内圧
技術的要求
事項
大気圧との
差 hPa
-
-
-
-
100
-
厳しさの度合い
-
-
-
-
02
-
コメント
この要求事項は,防水性がうたわれた装置に適用
する。
14
8
81
低内圧
技術的要求
事項
大気圧との
差 hPa
-
-
-
100
-
厳しさの度合い
-
-
-
-
04
-
コメント
この要求事項は,防水性がうたわれた装置に適用
する。
15
8
82
浸せき
技術的要求
事項
浸せき深さ
m
-
-
-
-
4
-
厳しさの度合い
-
-
-
-
02
-
コメント
この要求事項は,防水性がうたわれた装置に適用
する。
16
12
86
化粧品
及び汗
技術的要求
事項
取扱説明書に従って保守及び手入れを行えば,5年以上の使用が可
能。
厳しさの度合い
-
03
-
-
03
-
コメント
−
6
B 7261:2005 (ISO 10109-4:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表 3 双眼鏡,単眼鏡及びスポッティングスコープの試験の要約
環境要求事項
ISO 10109-03-01-T
環境要求事項
ISO 10109-03-02-T
ISO 9022の部
環境試験ISO 9022
10-08-0
10-02-2
11-03-0
11-03-2
12-01-1
15-01-1
10-08-0
10-05-2
11-05-0
11-03-2
12-07-1
15-02-1
2
20-02-1
20-02-1
9
30-03-1
31-01-1
32-04-1
36-03-1
30-07-1
31-05-1
32-04-1
33-04-0
36-03-1
3
40-01-1
40-03-1
4
73-01-1
73-02-1
7
80-02-1
81-04-1
82-02-1
8
86-03-1
86-03-1
12
6.3
ライフルスコープ(装置形式番号03,04及び05) ライフルスコープの試験範囲T(形式試験又は
サンプル試験)の技術的要求事項及び対応試験環境は,表4による。
表4によって試験したとき,装置は,ISO 14135-1又はISO 14135-2のいずれかの仕様に適合しなければ
ならない。
シリーズ試験(試験範囲S)は,関連仕様書で規定する。
なお,表5は,表4に規定しているISO 9022の各部における試験の要約を示したものである。
7
B 7261:2005 (ISO 10109-4:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表 4 ライフルスコープの環境要求事項
通し
番号
ISO 9022
操作状態
形式番号
03
04
05
部
検査
方法
0
1
2
0
1
2
0
1
2
1
2
10
冷間(1)
技術的要
求事項
温度 ℃
-40
-
0
-40
-
-10
-40
-
-25
厳しさの度合い
08
-
01
08
-
02
08
-
05
コメント
−
2
2
11
乾熱(1)
技術的要
求事項
温度 ℃
55
-
40
55
-
55
70
-
55
厳しさの度合い
03
-
02
03
-
03
05
-
03
コメント
−
3
2
12
湿熱(1)
技術的要
求事項
温度 ℃
相対湿
度 %
-
-
40
92
-
-
-
-
40
92
-
-
-
-
55
92
-
-
厳しさの度合い
-
01
-
-
01
-
-
07
-
コメント
−
4
2
15
温度ショ
ック(1)
技術的要
求事項
温度 ℃
t2
t1
-
-
20
-10
-
-
-
-
40
-25
-
-
-
-
55
-40
-
-
厳しさの度合い
-
01
-
-
02
-
-
03
-
コメント
−
5
2
16
湿熱循環
(1)
技術的要
求事項
温度 ℃
相対湿
度 %
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
40
92
-
-
温度 ℃
相対湿
度 %
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
23
83
-
-
厳しさの度合い
-
-
-
-
-
-
-
02
-
コメント
−
6
3
30
衝撃(2)
技術的要
求事項
加速度
g
時間ms
-
-
-
-
30
6
-
-
-
500
1
-
-
-
-
500(4)
1
厳しさの度合い
-
-
03
-
-
08
-
-
08
コメント
火器の衝撃方向だけに適用。
衝撃回数:2 000回
7
3
31
衝突(3)
技術的要
求事項
加速度
g
時間ms
-
-
10
6
-
-
-
-
25
6
-
-
-
-
40
6
-
-
厳しさの度合い
-
01
-
-
05
-
-
07
-
コメント
−
8
3
36
正弦波振
動(掃引周
波数)(3)
技術的要
求事項
周波数
Hz
加速度
g
-
-
-
-
-
-
-
-
10-150
20
-
-
-
-
10-500
2
-
-
厳しさの度合い
-
-
-
-
03
-
-
04
-
コメント
−
8
B 7261:2005 (ISO 10109-4:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表 4 ライフルスコープの環境要求事項(続き)
通し
番号
ISO 9022
操作状態
形式番号
03
04
05
部
検査
方法
0
1
2
0
1
2
0
1
2
9
4
40
塩水
噴霧(3)
技術的要
求事項
耐食性
-
-
-
-
-
-
取扱説明書に従っ
て保守及び手入れ
を行えば,5年以上
の使用が可能。
厳しさの度合い
-
-
-
-
-
-
04
コメント
部品(材料)を試験する
10
7
73
雨水(3)
技術的要
求事項
雨
量
mm/分
-
-
-
-
5
-
-
20
-
厳しさの度合い
-
-
-
-
01
-
-
02
-
コメント
−
11
8
80
高内圧(1)
技術的要
求事項
大気圧
との差
hPa
-
-
-
-
100
-
-
100
-
厳しさの度合い
-
-
-
-
04
-
-
04
-
コメント
−
12
8
81
低内圧(1)
技術的要
求事項
大気圧
との差
hPa
-
-
-
-
100
-
-
100
-
厳しさの度合い
-
-
-
-
04
-
-
04
-
コメント
13
8
82
浸せき(1)
技術的要
求事項
浸せき
深
さ
m
-
-
-
-
-
-
-
4
-
厳しさの度合い
-
-
-
-
-
-
-
02
-
コメント
−
14
9
20
日射(3)
技術的要
求事項
放射照
度
kW/m2
-
-
-
-
1.1
まで
-
-
1.1
まで
-
厳しさの度合い
-
-
-
-
01
-
-
02
-
コメント
−
15
12
86
化粧品
及び汗(3)
技術的要
求事項
取扱説明書に従って保守及び手入れを行えば,5年以上の使用
が可能。
厳しさの度合い
-
03
-
-
01
-
-
03
-
コメント
代表的サンプルだけの試験。同一の仕上げ塗装がなされた同
一の材料及び/又は構造の試験を,同一又はそれを超える検査
方法を用いて,その他の装置形式に行われている場合,試験
は要求されない。
注(1) 形式試験又はサンプル試験及びシリーズ試験
(2) 形式試験又はサンプル試験又はシリーズ試験
(3) 形式試験又はサンプル試験だけ
(4) 製造業者の関連仕様書に従って,1 000 gまで
9
B 7261:2005 (ISO 10109-4:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表 5 ライフルスコープの試験の要約
環境要求事項
ISO 10109-03-03-T/S
環境要求事項
ISO 10109-03-04-T/S
環境要求事項
ISO 10109-03-05-T/S
ISO 9022
の部
環境試験ISO 9022
10-08-0 (1)
10-01-2 (1)
11-03-0 (1)
11-02-2 (1)
12-01-1 (1)
15-01-1 (1)
10-08-0 (1)
10-02-2 (1)
11-03-0 (1)
11-03-2 (1)
12-01-1 (1)
15-02-1 (1)
10-08-0 (1)
10-05-2 (1)
11-05-0 (1)
11-03-2 (1)
12-07-1 (1)
15-03-1 (1)
16-02-1 (1)
2
20-01-1 (3)
20-02-1 (3)
9
30-03-2 (2)
31-01-1 (3)
30-08-2 (2)
31-05-1 (3)
36-03-1 (3)
30-08-2 (2)
31-07-1 (3)
36-04-1 (3)
3
40-04-1 (3)
4
73-01-1 (3)
73-02-1 (3)
7
80-04-1 (1)
80-04-1 (1)
80-04-1 (1)
81-04-1 (1)
82-02-1 (1)
8
86-03-1 (3)
86-01-1 (3)
86-03-1 (3)
12
注(5) 形式試験又はサンプル試験及びシリーズ試験
(6) 形式試験又はサンプル試験又はシリーズ試験
(7) 形式試験又はサンプル試験だけ
6.4
天体望遠鏡(装置形式番号06及び07) 天体望遠鏡の試験範囲T(形式試験又はサンプル試験)の
技術的要求事項及び対応試験環境は,表6による。
表6によって試験した後,装置は,ISO 14134の仕様に合致していなければならない。
シリーズ試験(試験範囲S)は,関連仕様書で規定する。
なお,表7は,表6に規定しているISO 9022の各部における試験の要約を示したものである。
10
B 7261:2005 (ISO 10109-4:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表 6 試験範囲Tの天体望遠鏡の環境要求事項
通し
番号
ISO 9022
操作状態
形式番号
06
07
部
検査
方法
0
1
2
0
1
2
1
2
10
冷間
技術的要求事項
温度 ℃
-25
-
-10
-40
-
-25
厳しさの度合い
05
-
02
08
-
05
コメント
−
2
2
11
乾熱
技術的要求事項
温度 ℃
55
-
55
70
-
55
厳しさの度合い
03
-
03
05
-
03
コメント
−
3
2
12
湿熱
技術的要求事項
温度 ℃
相対湿度 %
-
-
40
92
-
-
-
-
55
92
-
-
厳しさの度合い
-
01
-
-
07
-
コメント
−
4
2
15
温度シ
ョック
技術的要求事項
温度 ℃ t2
t1
-
-
-
-
-
-
-
-
20
-10
-
-
厳しさの度合い
-
-
-
-
01
-
コメント
−
5
9
20
日射
技術的要求事項
放射照度
kW/m2
-
1.1まで
-
-
1.1まで
-
厳しさの度合い
-
02
-
-
02
-
コメント
−
10
3
36
正弦波
振動(掃
引周波
数)
技術的要求事項
周波数 Hz
加速度 g
-
-
10〜150
2
-
-
-
-
10〜150
2
-
-
厳しさの度合い
-
03
-
-
03
-
コメント
−
11
B 7261:2005 (ISO 10109-4:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表 7 天体望遠鏡の試験の要約
環境要求事項
ISO 10109-03-06-T
環境要求事項
ISO 10109-03-07-T
ISO 9022の部
環境テストISO 9022
10-05-0
10-02-2
11-03-0
11-03-2
12-01-1
10-08-0
10-05-2
11-05-0
11-03-2
12-07-1
15-01-1
2
20-02-1
20-02-1
9
36-03-1
36-03-1
3
7. 手順 試験は,ISO 9022の各部の規定によって実施する。
なお,特に規定がなければ,試験順序はとわない。