B 6912:2010
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この追補は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,工業標準原案を具
して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正
したもので,これによって,JIS B 6912:2002は改正され,一部が置き換えられた。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
B 6912:2010
鉄鋼の高周波焼入焼戻し加工
(追補1)
Process of induction hardening and tempering of iron and steel
(Amendment 1)
JIS B 6912:2002を,次のように改正する。
5.(加工材料)の表2(加工材料の種類)を,次の表に置き換える。
表2 加工材料の種類
規格番号
種類の記号
a) 機械構造用炭素鋼・
合金鋼
JIS G 4051
S20C,S22C,S25C,S28C,S30C,S33C,S35C,S38C,S40C,S43C,S45C,S48C,
S50C,S53C,S55C,S58C
JIS G 4052
SMn433H,SMn438H,SMn443H
SMnC443H
SCr430H,SCr435H,SCr440H
SCM435H,SCM440H,SCM445H
SNC631H
JIS G 4053
SMn433,SMn438,SMn443
SMnC443
SCr430,SCr435,SCr440,SCr445
SCM430,SCM432,SCM435,SCM440,SCM445
SNC236,SNC631,SNC836
SNCM240,SNCM431,SNCM439,SNCM447,SNCM625,SNCM630
b) 特殊用途鋼
JIS G 4303
SUS403,SUS420J1,SUS420J2
JIS G 4311
SUH1,SUH3,SUH4
JIS G 4401
SK140,SK120,SK105,SK95,SK90,SK85,SK80,SK75,SK70,SK65,SK60
JIS G 4404
SKS2,SKS5,SKS51,SKS4,SKS41,SKS43,SKS44,SKS3,SKS31
JIS G 4801
SUP6,SUP7,SUP9,SUP9A,SUP10,SUP11A
JIS G 4805
SUJ2,SUJ3,SUJ4,SUJ5
2
B 6912:2010
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表2 加工材料の種類(続き)
規格番号
種類の記号
c) 鋳鍛造品
JIS G 3201
SF440A,SF490A,SF540A,SF590A,SF540B,SF590B,SF640B
JIS G 5101
SC410,SC450,SC480
JIS G 5111
SCC3,SCC5
SCMn1,SCMn2,SCMn3,SCMn5
SCSiMn2
SCMnCr2,SCMnCr3,SCMnCr4
SCMnM3
SCCrM1,SCCrM3
SCMnCrM2,SCMnCrM3
SCNCrM2
JIS G 5121
SCS2,SCS2A
JIS G 5501
FC200,FC250,FC300,FC350
JIS G 5502
FCD400,FCD450,FCD500,FCD600,FCD700,FCD800
JIS G 5705
FCMP44-06,FCMP49-04,FCMP54-03,FCMP59-03,FCMP65-02
d) 機械構造部品用焼結
材料
JIS Z 2550
SMF4030,SMF4040,SMF5030
5.(加工材料)の5.4(加工材料の確認)の“必要があれば,JIS G 0565,JIS G 0566及びJIS Z 2343によ
る方法”を,“必要があれば,JIS G 0566,JIS Z 2320-1,JIS Z 2343-1及びJIS Z 2501による方法”に置き
換える。
8.(加工品の品質)の項目名の(3)を,削除する。
9.(加工品の試験方法)の項目名の(3)を,(4)に置き換える。
9.(加工品の試験方法)の9.1(外観試験)の“目視又はJIS G 0565及びJIS Z 2343のいずれかの”を,“目
視又はJIS Z 2320-1及びJIS Z 2343-1のいずれかの”に置き換える。
9.(加工品の試験方法)の9.4(金属組織試験)の“JIS G 0551,JIS G 0552及びJIS G 0558のいずれかの”
を,“JIS G 0551及びJIS G 0558のいずれかの”に置き換える。
付表1(引用規格)を,次の表に置き換える。
3
B 6912:2010
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付表1 引用規格
規格番号
名称
JIS B 0122
加工方法記号
JIS B 0621
幾何偏差の定義及び表示
JIS B 6901
金属熱処理設備−有効加熱帯及び有効処理帯試験方法
JIS B 6905
金属製品熱処理用語
JIS B 7503
ダイヤルゲージ
JIS B 7514
直定規
JIS B 7524
すきまゲージ
JIS B 7725
ビッカース硬さ試験−試験機の検証及び校正
JIS B 7726
ロックウェル硬さ試験−試験機の検証及び校正
JIS B 7727
ショア硬さ試験−試験機の検証
JIS B 7734
ヌープ硬さ試験−試験機の検証
JIS G 0551
鋼−結晶粒度の顕微鏡試験方法
JIS G 0558
鋼の脱炭層深さ測定方法
JIS G 0559
鋼の炎焼入及び高周波焼入硬化層深さ測定方法
JIS G 0566
鋼の火花試験方法
JIS G 3201
炭素鋼鍛鋼品
JIS G 4051
機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4052
焼入性を保証した構造用鋼鋼材(H鋼)
JIS G 4053
機械構造用合金鋼鋼材
JIS G 4303
ステンレス鋼棒
JIS G 4311
耐熱鋼棒
JIS G 4401
炭素工具鋼鋼材
JIS G 4404
合金工具鋼鋼材
JIS G 4801
ばね鋼鋼材
JIS G 4805
高炭素クロム軸受鋼鋼材
JIS G 5101
炭素鋼鋳鋼品
JIS G 5111
構造用高張力炭素鋼及び低合金鋼鋳鋼品
JIS G 5121
ステンレス鋼鋳鋼品
JIS G 5501
ねずみ鋳鉄品
JIS G 5502
球状黒鉛鋳鉄品
JIS G 5705
可鍛鋳鉄品
JIS K 2242
熱処理油
JIS Z 2244
ビッカース硬さ試験−試験方法
JIS Z 2245
ロックウェル硬さ試験−試験方法
JIS Z 2246
ショア硬さ試験−試験方法
JIS Z 2251
ヌープ硬さ試験−試験方法
JIS Z 2320-1
非破壊試験−磁粉探傷試験−第1部:一般通則
JIS Z 2343-1
非破壊試験−浸透探傷試験−第1部:一般通則:浸透探傷試験方法及び浸透指示模様の分類
JIS Z 2501
焼結金属材料−密度,含油率及び開放気孔率試験方法
JIS Z 2550
焼結金属材料−仕様