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日本工業規格          JIS 

 

B 6550-1991 

 

 

バンド乾燥機−試験及び検査方法 

Band dryer−Test and inspection methods 

 

 

1. 適用範囲 この規格は,金網の幅2 500mm以上4 200mm以下,段数2段以上,加熱セクション数5

以上で,形式が直進形(1),1回折返し形(2)及び2回折返し形(3)の単板用バンド乾燥機の,構造,呼び寸法,

機能試験,運転試験,精度検査及び工作精度検査方法について規定する。 

注(1) 工作物が乾燥機内を直進して搬送されるもの(略号D形)。 

(2) 工作物が乾燥機内を1回折り返して搬送されるもの(略号U形)。 

(3) 工作物が乾燥機内を2回折り返して搬送されるもの(略号S形)。 

備考1. この規格の引用規格を,次に示す。 

JIS B 6521 木材加工機械の騒音測定方法 

2. この規格の中で { } を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,

参考として併記したものである。 

 

2. 構造 バンド乾燥機の各部分は,熱による変形を考慮したうえで,それぞれ十分な剛性をもち,工作

精度に悪影響を及ぼさないものでなければならない。 

 

3. 呼び寸法 バンド乾燥機の呼び寸法は,金網の幅 (mm) で表し,表1による。 

表1 呼び寸法 

単位mm 

呼び寸法 

金網の幅 

 

寸法 

許容差 

2 500 

2 500 

±50 

2 800 

2 800 

 

3 000 

3 000 

 

3 200 

3 200 

 

3 400 

3 400 

 

4 200 

4 200 

 

備考 バンド乾燥機の呼び方は,名

称,呼び寸法,段数(形式)
及び加熱セクション数によ
る。 

例 バンド乾燥機 2 800×4 (S+D) 

×10 

 

4. 機能試験方法 バンド乾燥機の機能試験は,表2による。 


B 6550-1991  

表2 機能試験 

番号 

試験項目 

試験方法 

電気装置 

運転試験の前後に,各1回絶縁状態を試験する。 

送り装置 

機能の確実さ,円滑さ及び表示の正確さとを試験する。 

工作物の送り 

機能の確実さ及び円滑さを試験する。 

送風装置 

機能の円滑さを試験する。 

加熱装置 

バルブ,トラップなどの機能の確実さを試験する。 

保温装置 

機能の確実さ及び熱風漏れを試験する。 

吸気−排気装置 

機能の円滑さを試験する。 

安全装置 

作業者に対する安全機能と機械防護機能の確実さとを試験する。 

潤滑装置 

機能の円滑さと確実さとを試験する。 

10 

附属装置 

機能の確実さを試験する。 

備考 その機能をもたないバンド乾燥機では,表2中のこれに該当する試験項目を省略する。 

 

5. 運転試験方法 機内が使用温度(4)に達した後,使用送り速度(4)で所要電力及び騒音を測定し,表3記

録様式1に規定する各項について記録するとともに,異常振動を感触によって観察する。 

なお,騒音の測定は,JIS B 6521による。 

注(4) 使用温度及び使用送り速度は,受渡当事者間の協議によって決定する。 

表3 記録様式1 

番号 測定

時刻 

使用

温度 

使用

送り

速度

送風機 

加熱装置 

所要電力 

騒音 室温 金網

走行

状態

記事 

加熱 

冷却 

蒸気 

その他 排気

孔開

度 

加熱セ

クショ

ン温度 

(5)℃ 

電圧 

電流A 

入力 

風量 

 

風圧 

Pa 

軸受

温度

風量 風圧 

Pa  

軸受

温度 

圧力 

MPa  

使用

量 

燃料

名 

使用

量 

搬送

装置 

加熱

送風

機 

冷却

送風

機 

 時分 ℃ m/s 

m3/ 

min 

mm 

Aq 

℃ 

m3/ 

min 

mm 

Aq 

℃ 

kgf/ 

cm2 

kg/ 

  h 

 

 

 

 

kW 

A特性 

dB 

℃ 

 

 

左 右 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注(5) 加熱セクション温度の測定位置は,ネットの端面から約300mm内側とする。 
備考 騒音測定条件については,記事欄に記録する。 

 

6. 精度検査方法 バンド乾燥機の精度検査は,表4による。 


B 6550-1991  

表4 精度検査 

単位mm 

番号 

検査項目 

測定方法 

測定方法図 

許容値 

受けロールの長

さの相互差 

各受けロールに鋼製巻尺を平行に当て

て,受けロールの長さを測定し,読みの

最大差を測定値とする。 

 

受けロールの振

れ 

両端を図のように支持した受けロールに

テストインジケータを当てて,受けロー

ルを手動回転させ,回転中のテストイン

ジケータの読みの最大差を測定値とす

る。この場合,少なくとも受けロールの

中央及び両端の3か所で測定する。 

 

ロールの長さ 

3 400 

以下 

3 400 

を超え

るもの  

各段の受けロー

ルの平面度 

任意の6本以上の受けロール上に直定規

を送り方向に当てて,受けロールと直定

規とのすきまをすきまゲージで測定す

る。この測定は,各受けロールの両端付

近で行い,その最大値を測定値とする。 

 

1.5 

2.0 

エンドロールの

振れ 

両端を図のように支持したエンドロール

にテストインジケータを当てて,エンド

ロールを手動回転させ,回転中のテスト

インジケータの読みの最大差を測定値と

する。この場合,少なくともエンドロー

ルの中央及び両端の3か所で測定する。 

 

備考 最大差とは,指定された測定方法によって得られた最大値と最小値との差をいう。 

 

7. 工作精度検査方法 バンド乾燥機の工作精度検査は,表5による。 

表5 工作精度検査 

番号 

検査項目 

測定方法 

許容値 

仕上がり含水

率のばらつき 

単板(6)を長さ10m以上乾燥し,裁断後(7)2時間放置してから単板の対角線上の中央

及び両端の3点の含水率を測定し,その総平均値に対する各位置ごとの平均値の最

大と最小との差の比で表す。この測定は,各形式について行う。 

0.25 

裂け(8) 

品質中位の単板を形式の長さ以上乾燥し,裂けの有無を調べる。 

裂けがないこと 

注(6) 試験単板は,同一樹種で類似条件のものとする。 

(7) 裁断幅は約0.9〜1.2mとする。 
(8) 連続単板が繊維方向全長にわたって分離している状態をいう。 

備考 試験単板は,正常な稼動状態において挿入するものとする。 

 


B 6550-1991  

制定原案作成委員会構成員名簿(順不同,敬称略) 

 

 

氏名 

所属 

(委員長) 

 

林   大九郎 

東京農業大学農学部 

 

 

田 辺 俊 彦 

通商産業省機械情報産業局 

 

 

山 崎 宗 重 

工業技術院標準部 

 

 

木 下 敍 幸 

林野庁農林業試験場 

 

 

高 橋   久 

日本合板組合連合会 

 

 

望 月 善 治 

野田合板株式会社資材部 

 

 

佐 藤 孟 志 

西北ベニヤ工業株式会社 

 

 

桜 井   昭 

開成産業株式会社 

 

 

谷 尻 正 三 

株式会社中国機械製作所 

 

 

大 友 静 正 

株式会社ウロコ製作所 

 

 

竹 田 正 義 

株式会社太平製作所合板産業機械事業部 

 

 

正 木 康 雄 

南機械株式会社 

 

 

村 上   勝 

社団法人全国木工機械工業会 

(事務局) 

 

佐久間 章 雄 

社団法人全国木工機械工業会