B 6420:2017
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目 次
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序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 図記号の表し方 ················································································································ 1
3.1 図記号の形状・寸法 ······································································································· 1
3.2 図記号の組合せ ············································································································· 1
4 分類······························································································································· 1
B 6420:2017
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まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鍛圧機械工業会(JFMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規
格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規
格である。これによって,JIS B 6420:1992は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
日本工業規格 JIS
B 6420:2017
プレス機械−操作表示用図記号
Press machinery-Graphical symbols for operations
序文
この規格は,1992年に制定され,既に25年が経過している。その間1997年,2002年,2008年,さら
に,2012年の確認を経て現在に至る。鍛圧機械の表示用図記号としてISO/IECとの整合を考慮しながら
改正した。
1
適用範囲
この規格は,主として金属のプレス工業において一般に用いるプレス機械1)及びこれらに関係する周辺
装置に関する操作表示用図記号(以下,図記号という)について規定する。
注1) プレス機械とは,2個以上の対をなす工具を用い,それらの工具間に加工材を置いて工具に関
係運動を行わせ,工具によって加工材に力を加えることによって加工材を成形加工する機械で,
かつ,工具間に発生する力の反力を機械自体で支えるように設計されている機械である。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
ISO 7000,Graphical symbols for use on equipment−Registered symbols
IEC 60417,Graphical symbols for use on equipment
3
図記号の表し方
3.1
図記号の形状・寸法
図記号は,基本の形状を規定するもので,その大きさ・寸法を規定するものではない。ただし,表示の
際の図記号の大きさは,この規格で示す図の形状にほぼ比例したものとすることが望ましい。
3.2
図記号の組合せ
図記号は,適宜組み合わせて使用してもよい。
4
分類
図記号は,次のように分類する。
a) 操作対象要素
b) 操作
c) その他
2
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a) 操作対象要素
番号
図名称
図記号
出典
対応英語(参考)
1.1
電動機
ISO 7000-0011
electric motor, general
1.2
スライド
ISO 7000-0280
press slide
1.3
金型
ISO 7000-0305
press tools, die set
b) 操作
番号
図名称
図記号
出典
対応英語(参考)
2.1
操作準備完了
IEC 60417-5009
stand-by
2.2
入(電源)
IEC 60417-5007
on
2.3
切(電源)
IEC 60417-5008
off
2.4
非常停止
IEC 60417-5638
emergency stop
2.5
急停止
IEC 60417-5178
protective stop
2.6
停止
IEC 60417-5110A
stop
2.7
手動操作
ISO 7000-0096
manual control
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番号
図名称
図記号
出典
対応英語(参考)
2.8
寸動a)
注記1 (a)はクランク軸の動きで
表す場合。
注記2 (b)はスライドの動きで表
す場合。
上死点から下死点まで
の間だけ正逆の寸動運転
の場合は,次の例による。
inching
2.9
一行程a)
注記1 (a)はクランク軸の動きで
表す場合。
注記2 (b)はスライドの動きで表
す場合。
single stroke
2.10
安全一行程a)
注記1 (a)はクランク軸の動きで
表す場合。
注記2 (b)はスライドの動きで表
す場合。
single stroke with muting
2.11
連続行程b)
注記1 (a)はクランク軸の動きで
表す場合。
注記2 (b)はスライドの動きで表
す場合。
continuous stroke
2.12
リセット
ISO 7000-1027
reset
注a) ISO 7000及びIEC 60417には規定されていない。
b) 同じ記号がISO 7000-0003で規定されている。意味が異なるので注意が必要。
c) その他
番号
図名称
図記号
出典
対応英語(参考)
3.1
クッション
ISO 7000-0352
pressure cushion