1
B
6
2
1
6
:
1
9
9
8
解
説
JISと対応する国際規格との対比表
JIS B 6216 : 1998 ホブ盤−精度検査
ISO 6545 : 1992 歯車ホブ盤の受取り検査−精度試験
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(1) 適用範囲
○ ホブ盤の静的精度検査,運動
学的精度検査及び工作精度
検査を規定
ISO 6545
○ ホブ盤の静的精度検査,運動学的
精度検査及び工作精度検査を規
定
≡
(3) 一般事項
○ 7項目を規定
○ 7項目を規定
≡ 寸法はmm,許容値及び数式.
はμm表示,JISは許容値及び
数式に0.001を乗じたことの
“参考”を追加
表示をmmに統一したまで
で実質整合。ISOの改正時に
修正を申し入れる。
(4) 機械各部の
名称
○ 21項目を規定
○ 19項目を規定
= 名称の相違
JISは6.及び7.の説明上必要
なので追加。ISOの改正時に
追加を申し入れる。
(5) 記号
○ 5項目を規定
○ 5項目を規定
≡
(6) 静的精度検
査
○ 13項目を規定
○ 13項目を規定
=
(7) 運動学的精
度検査
○ 3項目及び注意事項を規定
○ 3項目及び注意事項を規定
=
一部の規定文を内容を変更
せず規定欄の移動を行った
だけであるため,実質整合で
ある。
(8) 工作精度検
査
○ 一般事項,設計,許容値など
を規定
○ 一般事項,設計,許容値などを規
定
= ISOの8.2では静的精度及び
運動学的精度検査の代わり
に工作精度検査を行ってよ
いとしているが,JISは運動
学的精度検査の代わりに工
作精度検査を行ってもよい
とするとともに8.に移した。
ISOの8.2は,7.1と矛盾す
る。本来は7.1の考え方が正
しいのでJISは7.1に準じ
た。ISOの改正時に修正を求
める。
附属書1(参考)
○ ホブ盤−運転試験方法
−
備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合,“−”は規定していない場合を示す。
2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。
“≡”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。
“=”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。