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B 6016-2 : 1998 解説
解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表
JIS B 6016-2 : 1998 工作機械−潤滑システム
ISO 5170 : 1977 工作機械−潤滑システム
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内
容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の
規定内容
(IV) JISと国際規
格との相違点
(V) JISと国際規格との整合
が困難な理由及び今後の
対策
(1) 適用範囲
○ 分類,構成要
素,制御及び
監視,配置及
び保守
ISO 5170
○ 分類,構成要
素,制御及び
監視,配置及
び保守
≡
(2) 定義
○ 潤滑箇所,作
業箇所
○ 潤滑箇所,作
業箇所
≡
(3) 潤滑方法
○ 全損方式,循
環方式
○ 全損方式,循
環方式
≡
(4) システムの
種類
○ 9種類
○ 9種類
≡
(5) 構成部品の
仕様
○ タンク,ポン
プ,配管,管
継手など
○ タンク,ポン
プ,配管,管
継手など
≠ ISOは単に
ISOねじ,JIS
はISOと該
当番号を併
記
ISOに規格番号明記の提案
が必要。
(6) システム構
成部品
○ タンク,ポン
プ,配管,管
継手など
○ タンク,ポン
プ,配管,管
継手など
≠ ISOは潤滑箇
所,給油口の
高さを500〜
1 200と規定,
JISは推奨値
機械の大きさなどにより
一律規定はふさわしくな
いので推奨値とするよう
ISOへの提案が必要。
(7) 潤滑剤
○ ISO/TR 3498
又はJIS B
6016-1の附
属書2
○ ISO/TR 3498 ADP
ISO/TR 3498がまだIS化
されておらず,実態にそぐ
わない。JISを元にした
ISOへの提案が必要。
(8) 附属書1
(規定)
○ 潤滑システ
ムの分類チ
ャート
○ 潤滑システ
ムの分類チ
ャート
=
(9) 附属書2
(規定)
○ 集中潤滑方
式の回路図
○ 集中潤滑方
式の回路図
=
(10) 附属書3
(参考)
○ 潤滑油の使
用方法及び
供給方式
−
附属書3を元にしたISOへ
の提案が必要。
(11) 附属書4
(規定)
○ 潤滑回路用
図記号
−
附属書4を元にしたISOへ
の提案が必要。
(12) 附属書5
(参考)
○ 潤滑回路用
図記号の組
合せ例
−
附属書5を元にしたISOへ
の提案が必要。
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B 6016-2 : 1998 解説
備考1. 対比項目(Ⅰ)及び(Ⅲ)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合,“−”は規定していない場合
を示す。
2. 対比項目(Ⅳ)の小欄の記号の意味は,次による。
“≡”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。
“=”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
“ADP”(ADOPTIQNの略):JISは,国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用して
いる。ただし,採用した部分において,JISとして必要な規定内容を追加
し,又は適用範囲,規定項目及び/又は規定内容の一部を不採用としてい
る。
“≠”:JISは,国際規格と技術的内容が同等でない。ただし“ADP”に該当する場合を除く。