B 5060: 2000
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本金型
工業会 (JDMA) /財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日本工業規格である。
今回の改正では,全面的に見直し,ISO 11415 : 1997,Tools for pressing−Die setsとの整合化を図るため
の改正,及び名称を“プレス型用スチールダイセット”から“プレス型用ダイセット”に改正を行った。
これによってJIS B 5060 : 1995は改正され,また,JIS B 5013 : 1994,プレス型用鋳鉄製ダイセットは廃
止・統合され,この規格に置き換えられる。
JIS B 5060には,次に示す附属書がある。
附属書1(参考) プレス金型用ダイセットの平板部品
附属書2(参考) JISと対応するISO規格との対比表
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 5060: 2000
プレス型用ダイセット
Die sets for press dies
序文 この規格は,1997年に第1版として発行されたISO 11415,Tools for pressing−Die setsを翻訳して,
技術的内容を一部追加して作成した日本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧表
をその説明を付けて,附属書に示す。
1. 適用範囲 この規格は,プレス型に用いられるダイセットの主要寸法と名称を規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を示す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 11415 : 1997 Tools for pressing−Die sets (MOD)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成
するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない規格は,その最新版
(追補を含む。)を適用する。
JIS B 5007 プレス型用ガイドポスト及びガイドブシュ
備考 ISO 9182-2 Tools for pressing−Guide pillar−Part 2 : Type A1 and A2, straight pillars
ISO 9182-3 Tools for pressing−Guide pillar−Part 3 : Type B, end locking pillars
ISO 9182-4 Tools for pressing−Guide pillar−Part 4 : Type C, pillars with taper lead and bush
ISO 9182-5 Tools for pressing−Guide pillar−Part 5 : Type D, end-locking pillars with flange
ISO 9448-2 Tools for pressing−Guide bushes−Part 2 : Form A, gliding bushes, plain, type 1
ISO 9448-3 Tools for pressing−Guide bushes−Part 3 : Form B, ball cage bushes, plain, type 1
ISO 9448-4 Tools for pressing−Guide bushes−Part 4 : Form C, gliding bushes, headed, type 1
ISO 9448-5 Tools for pressing−Guide bushes−Part 5 : Form D, ball cage bushes, headed, type 1
ISO 9448-6 Tools for pressing−Guide bushes−Part 6 : Form E, gliding bushes, flanged, type 1
ISO 9448-7 Tools for pressing−Guide bushes−Part 7 : Form F, ball cage bushes, flanged, type 1
ISO 9448-11 Tools for pressing−Guide bushes−Part 11 : Form F, ball cage bushes, flanged, type 2
からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS B 5031 プレス型用ダイセット−精度及び測定方法
ISO 6753-1 : 1994 Tools for pressing and mould−Machined plates−Part 1 : Machined plates for press tools,
jigs and fixtures(この規格を翻訳し,附属書1に添付した。)
2
B 5060: 2000
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3. 構成 この規格は,次の部品で構成される。
− JIS B 5007のPA1形,PA2形,PB形,PC形,PD形及びPJ3形で規定されているガイドポスト
− JIS B 5007のBA1形,BB1形,BC1形,BD1形,BE1形,BF1形及びBF2形で規定されている
ガイドブシュ
− ISO 6753-1 : 1994で規定された平板部品(附属書1参照)
図1
4
形状・寸法
4.1
2本ガイドのセンターポスト形ダイセット
4.1.1
A1形 パンチガイドプレートなし(図2,表1及び表2を参照)
4.1.2
A2形 パンチガイドプレート付き(図2,表1及び表2を参照)
3
B 5060: 2000
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注(1) 6.2を参照。
図2
4.2. 2本ガイドのバックポスト形ダイセット
4.2.1
B1形 パンチガイドプレートなし(図3,表1及び表2参照)
4
B 5060: 2000
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図3
4.3. 2本ガイドの対角ポスト形ダイセット
4.3.1
C1形 パンチガイドプレートなし(図4,表1及び表2を参照)
4.3.2
C2形 パンチガイドプレート付き(図4,表1及び表2を参照)
5
B 5060: 2000
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注(1) 6.2を参照。
図4
4.3.3
C3形 パンチガイドプレートなし(図5,表1及び表2を参照)
4.3.4
C4形 パンチガイドプレート付き(図5,表1及び表2を参照)
6
B 5060: 2000
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注(1) 6.2を参照。
図5
7
B 5060: 2000
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表1 JIS B 5007のBA1形,BB1形,BC1形,BD1形,BE1形,BF1形ガイドブシュを組み込んだ
2本ガイド(A1,A2,B1,C1,C2,C3及びC4形)ダイセットの寸法
単位 mm
A1×B1
C1
C2
C3
D1
E1
E2
E3
S1
S2
S3
160×80
32
32
25
32
20
100
−
30
60×80
−
−
160×100
−
60×100 160×50
−
160×125
−
60×125 160×75
−
160×160
100
60×160
160×110 160×60
200×100
32
40
32
40
25
32
25
120
−
40
72×100
−
−
200×125
−
72×125 200×61
−
200×160
32
40
32
40
25
32
25
120
−
40
72×160 200×96
−
200×200
120
72×200
200×136 200×72
250×125
32
40
32
40
25
32
25
170
−
40
122×125 250×61
−
250×160
−
122×160 250×96
−
250×200
120
122×200
250×136 250×72
250×250
170
122×250
250×186
250×122
315×160
40
50
40
50
32
40
32
225
−
45
169×160 315×87
−
315×200
110
169×200
315×127 315×54
315×250
160
169×250
315×177
315×104
315×315
225
169×315
315×242
315×169
400×200
40
50
40
50
32
40
32
310
110
45
254×200
400×127 400×54
400×250
160
254×250
400×177
400×104
400×315
225
254×315
400×242
400×169
400×400
310
254×400
400×327
400×254
500×250
40
50
40
50
32
40
40
400
150
50
334×250
500×167 500×84
500×315
215
334×315
500×232
500×149
500×400
300
334×400
500×317
500×234
500×500
400
334×500
500×417
500×334
630×315
50
63
50
63
32
40
50
50
510
195
60
430×315
630×215
630×115
630×400
280
430×400
630×300
630×200
630×500
380
430×500
630×400
630×300
630×630
510
430×630
630×530
630×430
710×400
50
63
50
63
32
40
50
50
590
280
60
510×400
710×300
710×200
710×500
380
510×500
710×400
710×300
710×630
510
510×630
710×530
710×430
800×400
50
63
50
63
32
40
50
50
680
280
60
600×400
800×300
800×200
800×500
380
600×500
800×400
800×300
800×630
510
600×630
800×530
800×430
備考 S1,S2及びS3は下表のYの値を用いて計算されている。
ガイドポストの寸法
D
20
25
32
40
50
JIS B 5007のBA1形〜BF1形ブシュを組込み時
Y
20
24
28
33
40
JIS B 5007のBF2形ブシュを組込み時
Y
−
28
31.5
35.5
45
備考 組み間違い防止のためのD2寸法は,基本寸法D1と同じ寸法を使ってY寸法を求めた。
8
B 5060: 2000
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表2 JIS B 5007のBF2形ガイドブシュを組み込んだ2本ガイド
(A1,A2,B1,C1,C2,C3及びC4形)ダイセットの寸法
単位 mm
A1×B1
C1
C2
C3
D1
E1
E2
E3
S1
S2
S3
200×100
32
40
32
40
25
32
25
120
−
40
64×100
−
−
200×125
−
64×125 200×57
−
200×160
−
64×160 200×92
−
200×200
120
64×200
200×132 200×64
250×125
32
40
32
40
25
32
25
170
−
40
114×125 250×57
−
250×160
−
114×160 250×92
−
250×200
120
114×200
250×132 250×64
250×250
170
114×250
250×182
250×114
315×160
40
50
40
50
32
40
32
225
−
45
162×160 315×83.5
−
315×200
−
162×200 315×123.5
−
315×250
40
50
40
50
32
40
32
225
160
45
162×250 315×173.5 315×97
315×315
225
162×315 315×238.5 315×162
400×200
40
50
40
50
32
40
32
310
110
45
247×200 400×123.5
−
400×250
160
247×250 400×173.5 400×97
400×315
225
247×315 400×238.5 400×162
400×400
310
247×400 400×323.5 400×247
500×250
40
50
40
50
32
40
40
400
150
50
329×250 500×164.5 500×79
500×315
215
329×315 500×229.5 500×144
500×400
300
329×400 500×314.5 500×229
500×500
400
329×500 500×414.5 500×329
630×315
50
63
50
63
32
40
50
50
510
195
60
420×315
630×210
630×105
630×400
280
420×400
630×295
630×190
630×500
380
420×500
630×395
630×290
630×630
510
430×630
630×525
630×420
710×400
50
63
50
63
32
40
50
50
590
280
60
500×400
710×295
710×190
710×500
380
500×500
710×395
710×290
710×630
510
500×630
710×525
710×420
800×400
50
63
50
63
32
40
50
50
680
280
60
590×400
800×295
800×190
800×500
380
590×500
800×395
800×290
800×630
510
590×630
800×525
800×420
備考 S1, S2及びS3は下表のYの値を用いて計算されている。
ガイドポストの寸法
D
20
25
32
40
50
JIS B 5007のBA1形〜BF1形ブシュを組込み時
Y
20
24
28
33
40
JIS B 5007のBF2形ブシュを組込み時
Y
−
28
31.5
35.5
45
備考 組み間違い防止のためのD2寸法は,基本寸法D1と同じ寸法を使ってY寸法を求めた。
4.4. 4本ガイドのダイセット
4.4.1. D1形 パンチガイドプレートなし(図6,表3及び表4を参照)
4.4.2. D2形 パンチガイドプレート付き(図6,表3及び表4を参照)
9
B 5060: 2000
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図6
10
B 5060: 2000
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表3 JIS B 5007のBA1形,BB1形,BC1形,BD1形,BE1形,BF1形ガイドブシュを
組み込んだ4本ガイド(D1及びD2形)ダイセットの寸法
単位 mm
A1×B1
C1
C2
C3
D1
E1
E2
E3
S4
S5
160×80
32
32
25
32
16
100
−
30
64×80
−
160×100
−
64×100
−
160×125
−
64×125
−
160×160
100
64×160 160×64
200×100
32
40
32
40
25
32
20
140
−
30
100×100
−
200×125
−
100×125
−
200×160
100
100×160 200×60
200×200
140
100×200
200×100
250×125
32
40
32
40
25
32
20
190
−
30
150×125
−
250×160
100
150×160 250×60
250×200
140
150×200
250×100
250×250
190
150×250
250×150
315×160
40
50
40
50
32
40
25
235
−
40
187×160
−
315×200
120
187×200 315×72
315×250
170
187×250
315×122
315×315
235
187×315
315×187
400×200
40
50
40
50
32
40
25
320
120
40
272×200 400×72
400×250
170
272×250
400×122
400×315
235
272×315
400×187
400×400
320
272×400
400×272
500×250
40
50
40
50
32
40
32
410
160
45
354×250
500×104
500×315
225
354×315
500×169
500×400
310
354×400
500×254
500×500
400
354×500
500×354
630×315
50
63
50
63
32
40
50
40
530
215
50
464×315
630×149
630×400
300
464×400
630×234
630×500
400
464×500
630×334
630×630
530
464×630
630×464
710×400
50
63
50
63
32
40
50
40
610
300
50
544×400
710×234
710×500
400
544×500
710×334
710×630
530
544×630
710×464
800×400
50
63
50
63
32
40
50
40
700
300
50
634×400
800×234
800×500
400
634×500
800×334
800×630
530
634×630
800×464
備考 S4及びS5は下表のYの値を用いて計算されている。
ガイドポストの寸法
D
16
20
25
32
40
JIS B 5007のBA1形〜BF1形ブシュを組込み時
Y
18
20
24
28
33
JIS B 5007のBF2形ブシュを組込み時
Y
−
−
28
31.5
35.5
11
B 5060: 2000
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表4 JIS B 5007のBF2形ガイドブシュを組み込んだ
4本ガイド(D1及びD2形)ダイセットの寸法
単位 mm
A1×B1
C1
C2
C3
D1
E1
E2
E3
S4
S5
315×160
40
50
40
50
32
40
25
235
−
40
187×160
−
315×200
120
187×200 315×72
315×250
170
187×250
315×122
315×315
235
187×315
315×187
400×200
40
50
40
50
32
40
25
320
120
40
272×200 400×72
400×250
170
272×250
400×122
400×315
235
272×315
400×187
400×400
320
272×400
400×272
500×250
40
50
40
50
32
40
32
410
160
45
354×250
500×104
500×315
225
354×315
500×169
500×400
310
354×400
500×254
500×500
400
354×500
500×354
630×315
50
63
50
63
32
40
50
40
530
215
50
464×315
630×149
630×400
50
63
50
63
32
40
50
40
530
300
50
464×400
630×234
630×500
400
464×500
630×334
630×630
530
464×630
630×464
710×400
50
63
50
63
32
40
50
40
610
300
50
544×400
710×234
710×500
400
544×500
710×334
710×630
530
544×630
710×464
800×400
50
63
50
63
32
40
50
40
700
300
50
634×400
800×234
800×500
400
634×500
800×334
800×630
530
634×630
800×464
備考 S4及びS5は下表のYの値を用いて計算されている。
ガイドポストの寸法
D
25
32
40
JIS B 5007のBA1形〜BF1形ブシュを組込み時
Y
24
28
33
JIS B 5007のBF2形ブシュを組込み時
Y
28
31.5
35.5
5. プレートの材料及び硬さ ISO 6753−1に規定されているプレートは,鋼又はアルミニウム合金であ
り,鋳鉄は含まない。硬さは,受渡当事者間の協議による。
6. 構造
6.1
ガイドポスト及びガイドブシュ ダイセットにはJIS B 5007に規定しているさまざまなガイドポス
ト及びガイドブシュを組み込むことができる。
6.2
上下プレートの正しい組立 ダイセットの上下プレートの組違い防止のための提案は,次のとおり。
A1, A2, C1, C2, C3, C4形:図2,図4及び図5に示した直径D2はD1より細くする。そして,そ
の寸法は,受渡当事者間の協議による。
D1及びD2形:1〜2本のガイドポストを外側にずらす。又は,A形やC形と同じ様に,ガイドポスト
の1〜2本をDより細くして,位置はずらさなくともよい。
7. 組立精度
7.1
プレートの表面とガイドポストの組立垂直精度
12
B 5060: 2000
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図7
7.2
その他の必要な精度は,JIS B 5031による。
8. 表示 この規格に適合するダイセットには,次の表示をする。
a) 規格名称
b) 規格番号
c) その形式
d) A1寸法
e) B1寸法
f) C1寸法
g) C2寸法
h) C3寸法(A2,C2,C4及びD2形の場合)
i)
D2寸法(A1,A2,C1,C2,C3及びC4形の場合)
例1. ダイセットJIS B 5060-A2-200×100×32×40×25×20
例2. ダイセットJIS B 5060-D1-250×125×40×32
13
B 5060: 2000
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書1(参考) プレス型用ダイセットの平板部品
序文 この附属書は,この規格が引用しているISO 6753-1 : 1994 (Tools for pressing and mould−Machined
plates−Part 1 : Machined plates for press tools, jigs and fixtures) を翻訳し,作成したものである。
1. 適用範囲 この規格はプレス型,ジグ及び取付具に用いられる平板部品の寸法及び許容差について規
定する。また,その材料,硬さ及びその表示について指針を示す。
2. 寸法・形状 平板部品の寸法・形状は,附属書1図1及び附属書1表1による。
3. 材料及びその硬さ 材料及び硬さは,製造業者に一任する。
4. 表示 この規格に適合するプレス型用の平板部品は,次のような表示をする。
a) 規格名称
b) 規格の番号
c) その側面加工方法(ガス切断,ウォータージェット切断など:1,ミーリング加工:2)
d) 長さ (L)
e) 幅 (B)
f)
厚さ (T )
例 ガス切断品,長さ160mm,幅80mm,板の厚さ20mmの場合
平板部品 ISO 6753-1 1-160×80×20
附属書1図1
14
B 5060: 2000
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書1表1
単位 mm
板のサイズ
L×B
T
20
25
32
40
50
63
80
160×80
○
○
○
160×100
○
○
○
160×125
○
○
○
160×160
○
○
○
200×100
○
○
○
200×125
○
○
○
200×160
○
○
○
200×200
○
○
○
250×125
○
○
○
250×160
○
○
○
250×200
○
○
○
250×250
○
○
○
315×160
○
○
○
315×200
○
○
○
315×250
○
○
○
315×315
○
○
○
400×200
○
○
○
400×250
○
○
○
400×315
○
○
○
400×400
○
○
○
500×250
○
○
○
500×315
○
○
○
500×400
○
○
○
500×500
○
○
○
630×315
○
○
○
○
630×400
○
○
○
○
630×500
○
○
○
○
630×630
○
○
○
○
710×400
○
○
○
○
710×500
○
○
○
○
710×630
○
○
○
○
800×400
○
○
○
○
800×500
○
○
○
○
800×630
○
○
○
○
900×500
○
○
○
○
900×630
○
○
○
○
900×710
○
○
○
○
1 000×500
○
○
○
1 000×630
○
○
○
1 000×710
○
○
○
1 000×800
○
○
○
1 120×630
○
○
○
1 120×710
○
○
○
1 120×800
○
○
○
ミーリング仕上げ品:L及びBの許容差 L,B≦630
4.02.0
++
15
B 5060: 2000
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ミーリング仕上げ品:L及びBの許容差 L, B>630
6.02.0
++
ガス切断,ウォータージェット切断品:L及びBの許容差 L, B42
++
1
6
B
5
0
6
0
: 2
0
0
0
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書2(参考) JISと対応する国際規格との対比表
JIS B 5060 : 2000 プレス型用ダイセット
ISO 11415 : 1997 Tools for pressing−Die sets(プレス型用ダイセット)
(I) JISの規定
(II) 国際規格
番号
(III) 国際規格の規定
(IV) JISと国際規格との技術的差異
の項目ごとの評価及びその内容
(V) JISと国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策
項目番号
内容
項目番号
内容
項目ごと
の評価
技術的差異の内容
(1)適用範囲
ダイセットの主要寸法と
製品の表示を規定。
(1)適用範囲
ダイセットの主要寸法と
製品の表示を規定。
IDT
(2)引用規格
規格の名称と規格番号を
規定。
(2)引用規格
規格の名称と規格番号を
規定。
IDT
(3)構成
構成部品の規格を表示。
(3)構成
構成部品の規格を表示。
IDT
(4)形状・寸法
種類に対応した構造と構
成部品の基本寸法及び取
付位置等を規定。
(4)寸法
種類に対応した構造と構
成部品の基本寸法及び取
付位置等を規定。
IDT
(5)プレートの
材料及び
硬さ
材料は鋼又はアルミニウ
ム合金とし,硬さは受渡
当事者間の協議による。
(5)プレートの
材料及び
硬さ
材料は鋼又はアルミニウ
ム合金とし,硬さは製造
業者の任意とする。
IDT
(6)構造
(6.1)ガイドポス
ト及びガ
イドブシュ
JIS B 5007に規定してい
る部品を組み込む。
(6)ガイド部品
(6.1)ガイドポス
ト及びガ
イドブシュ
参照標準のガイド部品を
組み込む。
IDT
(6.2)上下プレ
ートの正
しい組立
組違い防止の手段を提案
している。
(6.2)上下プレ
ートの正
しい組立
組違い防止の手段を提案
している。
MOD/追加 4本ガイドポスト形の場
合,ISOは同径を使用し
て,1〜2本の位置をずら
す。JISは1〜2本の径を
変えることも可とした。
現在のJISは左右のガイド径を
変えているので,これを併記し,
将来はISOへの提案を検討する。
(目的が組み違い防止であり,視
覚的に判別しやすいため)
(I) JISの規定
(II) 国際規格
番号
(III) 国際規格の規定
(IV) JISと国際規格との技術的差異
の項目ごとの評価及びその内容
(V) JISと国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策
1
7
B
5
0
6
0
: 2
0
0
0
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
項目番号
内容
項目番号
内容
項目ごと
の評価
技術的差異の内容
(7)組立精度
プレートとガイドポスト
の垂直度を1/100mmと規
定。その他はJIS B 5031
を適用。
(7)プレート表
面とガイド
ポストの組
立精度
プレートとガイドポスト
の垂直度を1/100mmと規
定。その他は規定をして
いない。
MOD/追加 ダイセットの精度は,ガ
イドポストの垂直精度だ
けでは高精度型に対応で
きないため,従来のJIS
を適用する。
同左
(8)表示
規格名称,番号,呼称寸
法などを規定。
(8)表示
規格名称,番号,呼称寸
法などを規定。
IDT
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
− IDT……………… 技術的差異がない。
− MOD/追加…… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
2. JISと国際規格との対応程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
− MOD…………… 国際規格を修正している。
18
B 5060: 2000
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
JIS B 5060(プレス型用ダイセット)改正原案作成委員会 構成表
氏名
所属
(委員長)
村 田 良 司
東京理科大学理工学部
(幹事)
国 枝 正 典
東京農工大学工学部
(委員)
橋 本 進
財団法人日本規格協会
黒 田 武 夫
社団法人日本鍛圧機械工業会
中 島 次 登
社団法人日本金属プレス工業協会
金 子 昌 雄
社団法人日本ダイカスト協会
安 達 治 喜
昭和精機工業株式会社
池 田 振一郎
株式会社オギハラ
石 川 一 成
昭和精工株式会社
石 川 雅 也
池上金型工業株式会社
坂 西 伸 一
黒田精工株式会社
下 辻 和 美
大機金型工業株式会社
坪 内 英 明
岐阜精機工業株式会社
中 川 輝 男
株式会社京浜金型製作所
広 瀬 洋 吉
立松モールド工業株式会社
米 村 成 行
株式会社積水工機製作所
飯 塚 栄 治
パンチ工業株式会社
犬 飼 治
双葉電子工業株式会社
嶋 田 卓 也
日本デイトンプログレス株式会社
末 永 裕 之
日本金型材株式会社
武 居 雅 夫
株式会社ミスミ
並 木 邦 夫
大同特殊鋼株式会社
浜小路 正 博
日立金属株式会社
比留間 弘
大同アミスター株式会社
吉 田 興 二
日本金型部品工業株式会社
(事務局)
萬 克 己
社団法人日本金型工業会