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B 4634 : 1998
解説
解説表
1
改正規格と対応する
ISO
規格の対比
JIS B 4634
: 1998
ドリルチャック
ISO 239
: 1974
ドリルチャックテーパ
対比項目
規定項目
(1)
JIS
の規定内容
(2)
国 際 規 格 の 規 定 内
容
(3) JIS
と国際規格との相
違点
(4)
JIS
と国際規格と
の一致が困難な理
由及び今後の対策
1.
適用範囲
○
ドリルチャック及び
そのハンドルについ
て規定。
○ ドリルチャックのテ
ーパの寸法について
だけ規定。
ADP
ISO
はテーパ部だけ
を規定している寸法
規格であり,
JIS
は製
品規格である。
ISO
をすべて採用す
るが,
JIS
はマーク品
の製品規格であるた
め,従来の
JIS
の規定
を残し,製品規格とし
て存続させる。
2.
引用規格
○
JIS B 0208
などを引
用することと規定。
−
3.
種 類 及 び 記
号
○
ドリルチャックの種
類及び記号について
規定。
−
4.
形 状 及 び 寸
法
○
ドリルチャック及び
そのハンドルの形状
及び寸法について規
定。
○ ジャコブス及びモー
ルステーパの寸法に
ついて規定。
ADP
JIS
は各部詳細寸法に
ついて規定し,テーパ
の寸法,テーパゲージ
の許容差及びユニフ
ァイ細目ねじ部の寸
法については,附属書
に規定している点が
相違している。
ISO
を従来の
JIS
と同
様に,附属書にすべて
採用するが,
JIS
は製
品規格であるため,各
部詳細寸法について
の規定も残した。
附属書
○
ジャコブス及びモー
ルステーパの寸法,ジ
ャコブス及びモール
ステーパゲージの許
容差及びユニファイ
細目ねじ部の寸法に
ついて規定。
5.
品質
○
外観,機能,硬さ,テ
ーパ大径部の寸法許
容差と穴部の当たり,
ユニファイ細目ねじ
部の寸法,把握力及び
円周振れについて規
定。
−
6.
試験方法
○
硬さ,テーパ穴部の当
たり,ユニファイ細目
ねじ部の寸法,把握力
及び円周振れの試験
方法を規定。
−
7.
検査
○
形状・寸法及び品質に
ついて,それぞれの項
目に適合することと
規定。
−
9.
製 品 の 呼 び
方
○
チャックの呼び方に
ついて規定。
−
10.
表示
○
チャックの表示方法
について規定。
−
備考
1.
表中の
(1)
及び
(2)
欄にある
○
印は,該当する規定項目を規定していることを示し, −
は,規定して
いないことを示す。
2.
表中の
(3)
欄にある
ADP
は,国際規格を
JIS
として技術的内容の変更なしに採用したほか,さらに
JIS
として必要な規定内容を追加していることを示す。