1
B 4406
: 19
99
解
説
JIS
と対応する国際規格との対比表
JIS B 4406
: 1999
シェルリーマ
ISO 2402
: 1972
Shell reamers with plain bore (taper bore 1 : 30 (included) ) with slot drive and arbors for shell reamers
(シェルリーマ)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格
番号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相違点
(V)
JIS
と国際規格との一致が
困難な理由及び今後の対策
(1)
適応範囲
○ 直径
19.9mm
を超え
101.6mm
以
下のテーパボア(
1:30
)のシェ
ルリーマについて規定
附属書で
J
型シェルリーマ〔テ
ーパボア(
1:50
)
〕について規定
ISO 2402
○ 直径
19.9mm
を超え
101.6mm
以下のテーパボア(
1:30
)の
シェルリーマについて規定
ADP
ISO
にはテーパボア(
1:50
)
のシェルリーマの規定なし。
テーパボア(
1:30
)のシェル
リーマは,
ISO
に整合化し
た。
実体により
JIS
に
J
形シェルリ
ーマ附属書(規定)として残
すものの,今後
5
年以内に整
合化の方向で見直す。
(2)
引用規格
○
JIS
の引用規格を記載
ISO 2402
○
ISO 236
,
240
,
521
,
522
(3)
定義
○
JIS B 0173
(リーマ用語)
による。
ISO 2402
−
ISO
になし
ISO
にないが追加した。
(4)
種類・等級
○ 刃溝のねじれによって直刃及び
ねじれ刃の
2
種類
ISO 2402
○ 切れ刃のねじれについての
規定なし(図は直刃)
。
=
JIS
では,ねじれによって直
刃及びねじれ刃の種類を設
けた。
JIS
では,ねじれ刃も規定する
ため,種類で区分した。
(5)
形状・寸法
○ 直径
D
の許容差は
m5
(
A
級)
及び
m6
(
B
級)
ISO 2402
○ 直径
D
の許容差は
m6 ADP
ISO
には直径の許容差
m5
(
A
級)なし。
今後
5
年以内に
ISO
に提案す
る方向で検討する。
○
D
には原則として長さ
100mm
につき
0.03mm
のバックテーパ
をつける。
− バックテーパの規定はない
が,各国で規定してもよい。
−
附属書
1
(規定) ○
J
形シェルリーマについて規定
−
−
本体と形状・寸法の相違する
J
形を規定
今後
5
年以内に
ISO
に提案す
る方向で検討する。
備考
1.
対比項目
(I)
及び
(III)
の小欄で, ○
は該当する項目を規定している場合, −
は規定していない場合を示す。
2.
対比項目
(IV)
の小欄の記号の意味は,次による。
= :
JIS
と国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
ADP
(
ADOPTION
の略)
:
JIS
は,国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用している。
ただし,採用した部分において,
JIS
として必要な規定内容を追加し,又は適用範囲規定項目及び/又は規定内容の一部を不採
用としている。
− :該当項目がない場合。