B 4305 : 2002 (ISO 3292 : 1995)
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本工具工業会
(JSCTA) /財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これによって,
JIS B 4305 : 1998は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,日本工業規格を国際規格と整合させるために,ISO 3292 : 1995, Extra-long parallel shank
twist drillsを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
B 4305 : 2002 (ISO 3292 : 1995)
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1. 適用範囲 ························································································································ 1
2. 引用規格 ························································································································ 1
3. 形状・寸法 ····················································································································· 1
4. 技術仕様 ························································································································ 1
5. 製品の呼び方 ·················································································································· 1
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 4305 : 2002
(ISO 3292 : 1995)
ストレートシャンクロングドリル
Extra-long parallel shank twist drills
序文 この規格は,1995年に第2版として発行されたISO 3292, Extra-long parallel shank twist drillsを翻訳
し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格である。
1. 適用範囲 この規格は,直径2〜14mm,全長125〜400mmのストレートシャンクロングドリル(以下,
ドリルという。)の寸法について規定する。
この規格は,推奨寸法表で示す。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 3292 : 1995 Extra-long parallel shank twist drills (IDT)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 4313:高速度工具鋼ドリル−技術仕様
備考 ISO 10899 : 1996 , High-speed steel two-flute twist drills−Technical specificationsからの引用事項
は,この規格の該当事項と同等である。
3. 形状・寸法 ドリルの形状及び寸法は,図1及び表1による。
4. 技術仕様 ドリルの技術仕様は,特に指定がない場合は,JIS B 4313の規定による。
5. 製品の呼び方 ドリルの呼び方は,次による。
a) “ストレートシャンクロングドリル”
b) 規格番号
c) 直径
d) 全長
例 ストレートシャンクロングドリル 直径10mm,全長250mmの場合
ストレートシャンクロングドリル JIS B 4305-10-250
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B 4305 : 2002 (ISO 3292 : 1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図1 ストレートシャンクロングドリルの形状
表1 ストレートシャンクロングドリルの推奨寸法
単位 mm
推奨直径
D
(h8)
全長 L
125
160
200
250
315
400
溝長 l
80
100
150
200
250
300
2
○
○
2.5
○
○
3
○
○
3.5
○
○
○
4
○
○
○
○
4.5
○
○
○
○
5
○
○
○
○
5.5
○
○
○
○
6
○
○
○
○
6.5
○
○
○
○
7
○
○
○
○
7.5
○
○
○
○
8
○
○
○
8.5
○
○
○
9
○
○
○
9.5
○
○
○
10
○
○
○
10.5
○
○
○
11
○
○
○
11.5
○
○
○
12
○
○
○
12.5
○
○
○
13
○
○
○
13.5
○
○
○
14
○
○
○
直径範囲 2以上2.65
以下
2以上4.75
以下
2.65を超え
7.5以下
3.35を超え
14以下
3.75を超え
14以下
4.75を超え
14以下
参考 直径の許容差は,JIS B 0401-1に規定するh8に基づく数値とする。
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B 4305 : 2002 (ISO 3292 : 1995)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業標準調査会標準部会 機械要素技術専門委員会 構成表
氏名
所属
(委員会長)
大 園 成 夫
東京電機大学
(委員)
加 藤 伸 一
社団法人自動車技術会
川 口 俊 充
日本工具工業会
黒 澤 富 蔵
産業技術総合研究所
桑 田 浩 志
有限会社桑田設計標準化研究所
清 水 雄 輔
社団法人日本バルブ工業会
庄 野 敏 臣
社団法人日本工作機械工業会
筒 井 康 賢
産業技術総合研究所
真 弓 透
社団法人日本ベアリング工業会
丸 山 一 男
工学院大学
望 月 正 紀
社団法人日本ねじ工業会