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解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表 

JIS B 4217 : 1998 T溝フライス 

ISO 3337 : 1978 T-slot cutters with plain or flatted parallel shanks and with Morse taper shanks having tapped hole−Metric series(T溝フ

ライス) 

対比項目 

 
規定項目 

(I) JISの規定内容 

(II) 国際規格番号 (III) 国際規格の規定内容 

(IV) JISと国際規格との相

違点 

(V) JISと国際規格との一致が困難な

理由及び今後の対策 

(1)適用範囲 

○ JIS B 0952に規定する呼び寸法5

〜54mmのT溝の加工に用いるT
溝フライス 

ISO 3337 

○ ISO 299に規定する呼び寸

法5〜54mmのT溝の加工
に用いるT溝フライス 

=  

(2)引用規格 

○ 21規格を適用 

ISO 3337 

○ ISO 296,ISO 299,ISO 

3338/I,ISO 3338/II 

  

(3) 定嚢 

○ JIS B 0172(フライス用語)による。  

  

  

(4) 種類・等級 ○ シャンクの形状によって,プレイ

ンストレートシャンク,フラット
付きストレートシャンク及びテー
パシャンクの3種類 

ISO 3337 

○ シャンクの形状によって,

プレインストレートシャ
ンク,フラット付きストレ
ートシャンク及びモール
ステーパシャンクの3種
頚 

≡  

(5) 形状・寸法 ○ 外径に11〜95mm,刃幅は3.5〜

44mm 

ISO 3337 

○ 外径は11〜95mm,刃幅は

3.5〜44mm 

ADP 呼び寸法4サイズ追

加。 
ISOの範囲を包含し
ている。 

今後5年以内に,この規格が基づ
いている製品規格の改廃に従い見
直す。 

○ 外径及び刃幅の許容差はh12 

ISO 3337 

○ 外径及び刃幅の許容差は

h12 

≡  

○ ストレートシャンク径の許容差

は,プレインストレートシャンク
ではh8,フラット付きストレート
シャンクではh6 

ISO 3337 

○ ストレートシャンク径の

許容差は,プレインストレ
ートシャンクではh8,フ
ラット付きストレートシ
ャンクではh6 

≡  

○ コーナ面の大きさは底刃側で0.6

〜1.0mm,シャンク側で1.0〜
2.5mm 

ISO 3337 

○ コーナ面の大きさは底刃

側で0.6〜1.0mm,シャン
ク側で1.0〜2.5mm 

≡  

(6) 品質 

○ 外観,表面粗さ,硬さ,振れにつ

いて規定 

− 規定なし 

  

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解説付表1 JISと対応する国際規格との対比表(続き) 

JIS B 4217 : 1998 T溝フライス 

ISO 3337 : 1978 T-slot cutters with plain or flatted parallel shanks and with Morse taper shanks having tapped hole−Metric series(T溝フ

ライス) 

対比項目 

 
規定項目 

(I) JISの規定内容 

(II) 国際規格番号 (III) 国際規格の規定内容 

(IV) JISと国際規格との相

違点 

(V) JISと国際規格との一致が困難な

理由及び今後の対策 

(7) 材料 

○ JIS G 4403(高速度工具鋼鋼材)

に規定するSHK51又はこれと同
等以上の性能をもつもの。 
溶接エンドミルのシャンク材料
は,JIS G 4051(機械構造用炭素
鋼鋼材)に規定するS55C又はこ
れと同等以上の性能をもつもの。 

− 規定なし 

  

(8) 試験方法 

○ 表面粗さ,硬さ,振れについて規

定 

− 規定なし 

  

(9) 検査 

○ 形状・寸法,外観,表面粗さ,硬

さ,振れについて規定 

− 規定なし 

  

(10) 製品の呼び

方 

○ 製品の呼び方について規定 

− 規定なし 

  

(11) 表示 

○ 製品の表示及び包装の表示につい

て規定 

− 規定なし 

  

備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合,“−”は規定していない場合を示す。 

2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。 

“≡”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。 
“=”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある 
“ADP”(ADOPTIONの略):JISは,国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用している。ただし,採用した部分において,JISとして必

要な規定項目を追加し,又は適用範囲,規定項目及び/又は規定内容の一部を不採用としている