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解
説
解説表1 JISと対応する国際規格との対比表
JIS B 4211 : 1998 ストレート刃エンドミル
ISO 1641-1 : 1978 End mills and slot drills−Part 1 : Milling cutters with parallel shanks
(エンドミル−1部:ストレートシャンクエンドミル)
ISO 1641-2 : 1978 End mills and slot drills−Part 2 : Milling cutters with Morse taper shanks
(エンドミル−2部:モールステーパシャンクエンドミル)
ISO 1641-3 : 1978 End mills and slot drills−Part 3 : Milling cutters with 7/24 taper shanks
(エンドミルー3部:7/24テーパシャンクェンドミル)
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との一致
が困難な理由及び今後の
対策
(1)適用範囲
○ 外径が0.95mmを超え,
118mm以下のストレート
刃エンドミル
ISO 1641-1
○ 外径が1.9mmを超え,75mm以下
のストレート刃エンドミル
ADP 外径の寸法範囲が相違。
ISOの範囲を包含してい
る。
JIS B 1301に規定するキー溝
のうち,平行キーの呼び寸
法が2×2〜25×14に対す
るキー溝を加工するのに
用いるストレートシャン
クキー溝エンドミル
ISO 1641-2
○ 外径が5mmを超え,75mm以下
のストレート刃エンドミル
ISO 1641-3
○ 外径が23.6mmを超え,95mm以
下のストレート刃エンドミル
(2)引用規格
○ 24規格を適用
ISO 1641-1
○ ISO 523, ISO 3338-1,ISO
3338-2, ISO 3855
ISO 1641-2
○ ISO 296, ISO 523, ISO 3855,
ISO 5413
ISO 1641-3
○ ISO 297, ISO 523, ISO 2583,
ISO 3855
(3)定義
○ JIS B 0172(フライス用語)
による。
(4)種類・等級
○ 用途別に,標準エンドミル,
キー溝エンドミル,荒削りエ
ンドミルの3種類
ISO 1641-1
ISO 1641-2
ISO 1641-3
○ 標準エンドミル1種類
ADP ISOにはキー溝エンドミ
ル,荒削りエンドミルの
規定なし。ISOの範囲を包
含している。
今後5年以内にISOに提案
する方向で検討する。
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解説表1 JISと対応する国際規格との対比表(続き)
JIS B 4211 : 1998 ストレート刃エンドミル
ISO 1641-1 : 1978 End mills and slot drills−Part 1 : Milling cutters with parallel shanks
(エンドミル−1部:ストレートシャンクエンドミル)
ISO 1641-2 : 1978 End mills and slot drills−Part 2 : Milling cutters with Morse taper shanks
(エンドミル−2部:モールステーパシャンクエンドミル)
ISO 1641-3 : 1978 End mills and slot drills−Part 3 : Milling cutters with 7/24 taper shanks
(エンドミルー3部:7/24テーパシャンクェンドミル)
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との一致
が困難な理由及び今後の
対策
○ シャンク形状別に,プレイン
ストレートシャンク,フラッ
ト付きストレートシャンク,
モールステーパシャンク,
7/24テーパシャンク,BTシ
ャンクの5種頬
○ シャンク形状別に,プレインスト
レートシャンク,フラット付きス
トレートシャンク,モールステー
パシャンク,7/24テーパシャンク
の4種類
ADP ISOには,BTシャンクの
規定なし。
ISOの範囲を包含してい
る。
今後5年以内にISOに提案
する方向で検討する。
○ 刃数別に,2枚刃と多刃
底刃形状は,スクエアエンド
とボールエンド
○ 刃数別に,2枚刃と多刃
底刃形状は,スクエアエンドとボ
ールエンド
≡
○ 刃長別に,標準エンドミル
は,S形,R形,M形,L形,
E形の5種頬
荒削りエンドミルは,R形,
M形,L形,E形の4種類
○ 刃長別に,S形,R形,L形の3
種類
ADP ISOには,M形,E形の規
定なし。
ISOの範囲を包含してい
る。
今後5年以内にISOに提案
する方向で検討する。
○ キー溝エンドミルは,外径の
許容差によってH形,J形,
N形,P形の4種類
− 規定なし
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説
解説表1 JISと対応する国際規格との対比表(続き)
JIS B 4211 : 1998 ストレート刃エンドミル
ISO 1641-1 : 1978 End mills and slot drills−Part 1 : Milling cutters with parallel shanks
(エンドミル−1部:ストレートシャンクエンドミル)
ISO 1641-2 : 1978 End mills and slot drills−Part 2 : Milling cutters with Morse taper shanks
(エンドミル−2部:モールステーパシャンクエンドミル)
ISO 1641-3 : 1978 End mills and slot drills−Part 3 : Milling cutters with 7/24 taper shanks
(エンドミルー3部:7/24テーパシャンクェンドミル)
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との一致
が困難な理由及び今後の
対策
(5)形状・寸法
○ 外径の寸法範囲は,標準エン
ドミルでは,プレインストレ
ートシャンク,フラット付き
ストレートシャンク0.95mm
を超え118mm以下モールス
テーパシャンク4.75mmを超
え118mm以下
7/24テーパシャンク,BTシ
ャンク23.6mmを超え118mm
以下
ISO 1641-1
ISO 1641-2
ISO 1641-3
○ 外径の寸法範囲は,
外径が1.9mmを超え,75mm以下
外径が5mmを超え,75mm以下
外径が23.6mmを超え,95mm以
下
ADP 外径の寸法範囲が相違。
ISOの範囲を包含してい
る。
外径の寸法範囲については,
今後5年以内に整合化の方
向で見直す。
キー溝エンドミルでは,
プレインストレートシャン
ク,フラット付きストレート
シャンク2mm以上,25mm以
下
− 規定なし
ADP
荒削りエンドミルでは,
プレインストレートシャン
ク,フラット付きストレート
シャンク4.75mmを超え
118mm以下モールステーパ
シャンク4.75mmを超え
118mm以下
7/24テーパシャンク,BTシ
ャンク23.6mmを超え118mm
以下
− 規定なし
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解説表1 JISと対応する国際規格との対比表(続き)
JIS B 4211 : 1998 ストレート刃エンドミル
ISO 1641-1 : 1978 End mills and slot drills−Part 1 : Milling cutters with parallel shanks
(エンドミル−1部:ストレートシャンクエンドミル)
ISO 1641-2 : 1978 End mills and slot drills−Part 2 : Milling cutters with Morse taper shanks
(エンドミル−2部:モールステーパシャンクエンドミル)
ISO 1641-3 : 1978 End mills and slot drills−Part 3 : Milling cutters with 7/24 taper shanks
(エンドミルー3部:7/24テーパシャンクェンドミル)
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との一致
が困難な理由及び今後の
対策
○ 外径の許容差は,2枚刃は
h10,多刃はjs14
ISO 1641-1
ISO 1641-2
ISO 1641-3
○ 外径の許容差は,2枚刃はe8,多
刃はj814
ADP 2枚刃のJIS原案はh10で
あるが,ISOのe8を包含
している。
今後5年以内に整合化の方
向で見直す。
○ シャンク径の許容差は,
プレインストレートシャン
クはh8,フラットきストレー
トシャンクはh6
ISO 1641-1
○ シャンク径の許容差は,
プレインストレートシャンクは
h8,フラット付きストレートシャ
ンクはh6
≡
○ モールステーパシャンクの
モールステーパ番号1〜6
ISO 1641-2
○ モールステーパシャンクのモー
ルステーパ番号1〜5
ADP テーパ番号の範囲が相
違。ISOの範囲を包含して
いる。
今後5年以内に整合化の方
向で見直す。
(6)品質
○ 外観,表面粗さ,硬さ,振れ
について規定
− 規定なし
(7)材料
○ JIS G 4403に規定する
SKH51又はこれと同等以上
の性能をもつもの。溶接エン
ドミルのシャンク材料は,
JIS G 4051に規定するS55C
又はこれと同等以上の性能
をもつもの。
− 規定なし
(8)試験方法
○ 表面粗さ,硬さ,振れについ
て規定
− 規定なし
(9)検査
○ 形状・寸法,外観,表面粗さ,
硬さ,振れについて規定
− 規定なし
(10)製品の呼び
方
○ 製品の呼び方について規定
− 規定なし
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解説表1 JISと対応する国際規格との対比表(続き)
JIS B 4211 : 1998 ストレート刃エンドミル
ISO 1641-1 : 1978 End mills and slot drills−Part 1 : Milling cutters with parallel shanks
(エンドミル−1部:ストレートシャンクエンドミル)
ISO 1641-2 : 1978 End mills and slot drills−Part 2 : Milling cutters with Morse taper shanks
(エンドミル−2部:モールステーパシャンクエンドミル)
ISO 1641-3 : 1978 End mills and slot drills−Part 3 : Milling cutters with 7/24 taper shanks
(エンドミルー3部:7/24テーパシャンクェンドミル)
対比項目
規定項目
(I) JISの規定内容
(II) 国際規格番
号
(III) 国際規格の規定内容
(IV) JISと国際規格との相違点
(V) JISと国際規格との一致
が困難な理由及び今後の
対策
(11)表示
○ 製品の表示及び包装の表示
について規定
− 規定なし
備考1. 対比項目(I)及び(III)の小欄で,“○”は該当する項目を規定している場合,“−”は規定していない場合を示す。
2. 対比項目(IV)の小欄の記号の意味は,次による。
“≡”:JISと国際規格との技術的内容は同等である。
“ADP”(ADOPTIONの略):JISは,国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用している。