1
B 4151
: 19
98
解
説
解説表
2
JIS
と対応する国際規格との対比表
JIS B 4151
: 1998
完成バイト
ISO 5421
: 1977 Ground high speed steel tool bits
(高速度鋼製バイト)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格
番号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
国際規格との相
違点
(V)
JIS
と国際規格との一致
が困難な理由及び今後の
対策
(1)
適用範囲
○ 金属加工用に高速度工具鋼製バイト
○ 高速度鋼製バイト
=
同等
(2)
用語・記号
○
JIS B 0107
による。
− 規定なし
(3)
種類・等級
○ 断面形状によって,方形,長方形,板,
台形形状のステッキ,ステッキ
J
,丸
及び丸
J
形バイトの
7
種窺を規定
○ 断面形状によって,丸,方形,長
方形及び片側クリアランス付き
台形バイトの
4
種類を規定
ADP
ISO
に板バイトな
し
(4)
形状・寸法及
び 寸 法 許 容
差
○ 方形バイト
4
×
50
〜
25
×
200
の
32
サイズ
端面の角度
0
〜
15
°
○ 方形バイト
4
×
63
〜
25
×
200
の
28
サイズ
端面の角度 ユーザと取り決
め
ADP
≠
JIS
は
4
×
50
,
5
×
50
,
16
×
125
も親定
ISO
に一致させる。
JIS
独自
寸法に独自規定として残す。
○ 長方形バイト
4
×
6
×
100
〜
6
×
25
×
200
の
22
サイズ
及び
6
×
14
×
140
,
4
×
10
×
120
を親定
端面の角度
0
〜
15
°
○ 長方形バイト
4
×
6
×
100
〜
12
×
25
×
200
の
20
サイズ及び
6
×
14
×
140
,
4
×
10
×
120
を規定
端面の角度 規定なし
ADP
≠
10
×
12
×
160
,
10
×
12
×
200
は
ISO
な
し
ISO
に一致させる。
JIS
独自
寸法は独自規定として残す。
○ 板バイト
3
×
12
×
160
〜
5
×
19
×
200
の
10
サイ
ズ
端面の角度
0
〜
15
°
− 板バイト規定なし
JIS
独自の規定として残す。
○ ステッキバイト
3
×
12
×
85
〜
6
×
25
×
250
の
14
サイズ
端面の角度 ユーザと取り決め
取付部の角度
15
°
○ ステッキバイト
3
×
12
×
85
〜
6
×
25
×
250
の
14
サ
イズ
端面の角度 ユーザと取り決
め
取付部の角度
15
°
=
同等
○ ステッキバイト
J
形
3.2
×
12.7
×
90
〜
6.4
×
25.4
×
165
の
4
サイズ
端面の角度
0
〜
15
°
取付部の角度
30
°
− ステッキバイト
J
形 規定なし
JIS
独自の規定として残す。
2
B 4151
: 19
98
解
説
解説表
2
JIS
と対応する国際規格との対比表(続き)
JIS B 4151
: 1998
完成バイト
ISO 5421
: 1977 Ground high speed steel tool bits
(高速度鋼製バイト)
対比項目
規定項目
(I)
JIS
の規定内容
(II)
国 際 規 格
番号
(III)
国際規格の規定内容
(IV)
JIS
と国際規格との相
違点
(V)
JIS
と国際規格との一致
が困難な理由及び今後の
対策
○ 丸バイト
4
×
63
〜
20
×
200
の
24
サイズ
外径の許容差
h9
○ 丸バイト
4
×
63
〜
20
×
200
の
24
サイズ
外径の許容差
h9
=
同等
○ 丸バイト
J
形
4
×
40
〜
20
×
200
の
32
サイズ
外径の許容差
h8
○ 丸バイト
J
形 規定なし
独自の規定として残す。
○ 幅,高さの許容差
h13
○ 幅,高さの許容差
h13
=
○ 全長の許容差 ±
2
○ 全長の許容差 ±
2
=
(5)
品質
○ 外観,表面粗さ,硬さ,曲がり,直角
度及び切削能力を規定。
− 規定なし
JIS
独自の規定として残す。
(6)
材料
○
JIS G 4403
に規定する
SKH57
,
SKH4
及び
SKH51
又はこれらと同等以上の
性能をもつもの。
− 規定なし
JIS
独自の規定として残す。
(7)
試験方法
○ 表面粗さ,硬さ,寸法・角度・曲がり・
直角度,切削能力について規定。
− 規定なし
JIS
独自の規定として残す。
(8)
検査
○ 形状・寸法,外観,表面粗さ,硬さ,
曲がり,直角度及び切削能力について
規定。
− 規定なし
JIS
独自の規定として残す。
(9)
呼び方
○ 規格番号(規格名称)
,種類,呼び及び
材料によるか,製品名称,呼び及び材
料による。
− 規定なし
JIS
独自の規定として残す。
(10)
表示
○ 製品の表示:呼び,材料記号及び製造
業者名又はその略号を規定
− 規定なし
JIS
独自の規定として残す。
○ 包装の表示:規格名称及び製品の表示
項目について規定。
3
B 4151
: 19
98
解
説
備考
1.
対比項目
(I)
及び
(III)
の小欄で, ○
は該当する項目を規定している場合, −
は規定していない場合を示す。
2.
対比項目
(IV)
の小欄の記号の意味は,次による。
= :
JIS
と国際規格との技術的内容は同等である。ただし,軽微な技術上の差異がある。
ADP
(
ADOPTION
の略)
:
JIS
は,国際規格と対応する部分を国際規格そのまま変更なしで採用している。ただし,採用した部分において,
JIS
として必
要な規定内容を追加し,又は適用範囲,規定項目及び
/
又は規定内容の一部を不採用としている。
≠ :
JIS
は,国際規格と技術的内容が同等でない。ただし
ADP
に該当する場合を除く。