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B 3700-225:2003  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人 日本情報処理開発協会(JIPDEC)/

財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本

工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 10303-225:1999,Industrial 

automation systems and integration-Product data representation and exchange-Part 225 : Application protocol : 

Building elements using explicit shape representationを基礎として用いた。 

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。主務大臣及び日本工業標準調査会は,

このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登

録出願にかかわる確認について,責任はもたない。 

JIS B 3700-225 には,次に示す附属書がある。 

附属書 A  

(規定)AIM EXPRESS展開一覧  

附属書 B  

(規定)AIMエンティティの短縮名  

附属書 C (規定) 実装法に特有の要件 

附属書 D (規定)  PICS様式 

附属書 E  

(規定)  

情報オブジェクトの登録  

附属書 F  

(参考)  

アプリケーション活動モデル 

附属書 G (参考)  アプリケーション参照モデル 

附属書 H (参考)  AIM EXPRESS-G 

附属書 J  

(参考)  

AIM EXPRESS一覧 

附属書 K (参考)  アプリケーションプロトコル使用要領 

附属書 L  

(参考)  

参考文献 

附属書 1  

(参考)  

ISO 10303-225 : 1999  

B 3700-225:2003  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1. 適用範囲 ························································································································ 1 

2. 引用規格 ························································································································ 2 

3. 定義及び略号 ·················································································································· 3 

4. 情報要件 ························································································································ 3 

5. アプリケーション翻案モデル ····························································································· 3 

6. 適合性要件 ····················································································································· 3 

附属書1(参考) ISO 10303-225 : 1999 ····················································································· 5 

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格             JIS 

B 3700-225:2003 

産業オートメーションシステム及びその統合− 

製品データの表現及び交換− 

第225部:アプリケーションプロトコル: 

建物要素の明示的形状表現 

Industrial automation systems and integration-Product data representation 

and exchange-Part 225 : Application protocol :  

Building elements using explicit shape representation 

序文 この規格は,1999年に第1版として発行されたISO 10303-225,Industrial automation systems and 

integration-Product data representation and exchange-Part 225 : Application protocol : Building elements using 

explicit shape representationについて,技術的内容を変更することなく日本工業規格として採用するために

作成されたものであり,1.については原国際規格の同項目を全文翻訳し,2.以降については,それぞれ原国

際規格の同項目の内容を引用するものとした。 

1. 適用範囲 この規格は,明示的な形状表現を伴うアプリケーションシステム間で,建物要素の形状,

特性及び空間構成に関する情報を交換するために,適用領域及び情報要件に必要な統合リソースの使い方

を規定する。建物要素は,構造要素,囲み要素・分離要素,設備要素,備品・装置及び空間といった,一

つの建物がそれらで構成されている実体的なものとする。 

備考1. これらの用語及び概念の定義は,3.3による。 

2. この規格の対応国際規格を,次に示す。 

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修

正している),NEQ(同等でない)とする。 

ISO 10303-225:1999,Industrial automation systems and integration-Product data representation and 

exchange-Part 225 : Application protocol : Building elements using explicit shape representation 

(IDT) 

建物要素の形状,特性及び空間配置に関する情報要件は,設計プロセス,施工及び維持保全を含んだ建

物のライフサイクルの全段階で用いられる。この規格で規定する建物要素の形状,特性及び空間配置に関

する情報要件は,次の行為を支援する。 

− 同時並行的な設計プロセス又は建築設計の繰返し 

− 設計解析を可能とするための建築構造設計及び建築設備設計の統合 

− 建築設計の可視化 

B 3700-225:2003  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

− 施工及び維持保全のための仕様規定 

− 解析及び評価 

備考 これらの行為の“支援”とは,条件を充足させることを意味したものではない。例えば,施工

のための情報要件の充足には完全な建築設計が必要となる。この規格は,単にこの行為の一部

の情報要件を満足させる。 

例 ある設計解析機能は,構造要素と配管及び空調要素との間の干渉を調べるために,建築構造設計

と,空調(HVAC)及び配管のための建築設備設計とを結びつけている。 

備考 附属書Fのアプリケーション活動モデルは,この規格の適用範囲の定義の基礎となるプロセス

及び情報の流れの図式的表現を与えている。 

次の事項は,この規格の適用範囲内とする。 

− B-rep(境界表現)ソリッドモデル,掃引ソリッドモデル又はCSGモデルを用いた建物要素の3次元

形状の明示的表現 

− 集合体としての建物を構成している建物要素の空間形態 

− 単一の複合建物の一部となっている単体の建物を表現する建築構造 

− 建物を囲む又は建物内の領域を分割する非構造要素 

− 建物にサービスを供する装置及び設備要素の形状並びに配置 

例 設備要素は,鉛管工事,ダクト工事,水道管工事などの項目を含んでいる。装置はコンプレッサ,

炉,給湯器などの項目を含んでいる。 

− 建物内の備品の形状及び配置 

例 備品は,家具,ドアの取っ手などの取付け具のような項目を含んでいる。 

− 空間及び階レベルの仕様 

例 空間は,部屋,通路及び広間を含んでいる。階レベルは,建物の一般階及び中間階のような概念

を含んでいる。 

− 建物が建つことになる敷地の形状 

− 材料構成を含む,建物要素の特性の仕様 

− 分類情報の仕様 

例 要素は,コスト分析,音響,安全などの観点で分類される。 

− 特性及び分類情報の建物要素に対する関連付け 

− 建物要素の形状,特性及び空間配置情報に対する変更 

− 建物要素の形状,特性及び空間配置情報に対する承認 

− 建物の竣工記録 

次の事項は,この規格の適用範囲外とする。 

− 2次元の形状表現及び図面表現 

− 建築基準の内容 

− 標準的パラメタの選択による,建物要素の非明示的な表現 

− 解析に必要な荷重及び接合材料特性を含んだ建物構造の構造解析 

− 建物の熱解析 

− 建物要素の組立てプロセス,接合方法及び詳細な納まり 

− 建物保全にかかわる履歴,要求条件及び指示事項 

− 承認,改定,改版及び設計変更の履歴 

B 3700-225:2003  

(3) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

− 明示的形状表現のない建物要素 

− 数量表 

備考 建設(AEC)以外の産業においては,数量表はしばしば材料表と呼ばれる。 

2. 引用規格 ISO 10303-225 : 1999の2. Normative referencesによる。 

備考 次の引用規格については,対応する日本工業規格がある。 

− ISO 10303-1 : 1994 (JIS B 3700-1 : 1996  産業オートメーションシステム及びその統合―製

品データの表現及び交換―第1部:概要及び基本原理) 

− ISO 10303-11 : 1994 (JIS B 3700-11 : 1996  産業オートメーションシステム及びその統合―

製品データの表現及び交換―第11部:記述法:EXPRESS言語) 

− ISO 10303-21 : 1994 (JIS B 3700-21 : 1996  産業オートメーションシステム及びその統合―

製品データの表現及び交換―第21部:実装法:交換構造のクリアテキスト符号化) 

− ISO 10303-31 : 1994 (JIS B 3700-31 : 1996  産業オートメーションシステム及びその統合―

製品データの表現及び交換―第31部:適合性試験の方法及び枠組み:一般概念) 

− ISO 10303-41 : 1994 (JIS B 3700-41 : 1996  産業オートメーションシステム及びその統合―

製品データの表現及び交換―第41部:統合総称リソース:製品記述の基本要素) 

− ISO 10303-42 : 1994 (JIS B 3700-42 : 1996  産業オートメーションシステム及びその統合―

製品データの表現及び交換―第42部:統合総称リソース:幾何及び位相の表現) 

− ISO 10303-44 : 1994 (JIS B 3700-44 : 1997  産業オートメーションシステム及びその統合―

製品データの表現及び交換―第44部:統合総称リソース:製品構造形態) 

3. 定義及び略号 ISO 10303-225 : 1999の3. Definitions and abbreviationsによる。 

4. 情報要件 ISO 10303-225 : 1999の4. Information requirementsによる。 

5. アプリケーション翻案モデル ISO 10303-225 : 1999の5. Application interpreted modelによる。 

6. 適合性要件 ISO 10303-225 : 1999の6. Conformance requirementsによる。 

附属書A (規定)  AIM EXPRESS展開一覧 ISO 10303-225 : 1999のAnnex A (normative)  AIM EXPRESS 

expanded listingによる。 

附属書 B (規定)  AIM エンティティの短縮名 ISO 10303-225 : 1999のAnnex B (normative)  AIM short 

names of entities による。 

附属書C (規定)  実装法に特有の要件 ISO 10303-225 : 1999のAnnex C (normative)  Implementation 

method specific requirementsによる。 

附属書D (規定)  PICS様式 ISO 10303-225 : 1999のAnnex D (normative)  Protocol Implementation 

Conformance Statement (PICS) proforma による。 

B 3700-225:2003  

(4) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書E (規定)  情報オブジェクトの登録 ISO 10303-225 : 1999のAnnex E (normative)  Information 

object registration による。 

附属書F (参考)  アプリケーション活動モデル ISO 10303-225 : 1999のAnnex F (informative)  Application 

activity model による。 

附属書G (参考)  アプリケーション参照モデル ISO 10303-225 : 1999のAnnex G (informative)  

Application reference model による。 

附属書H (参考)  AIM EXPRESS-G ISO 10303-225 : 1999のAnnex H (informative)  AIM EXPRESS-G に

よる。 

附属書J (参考)  AIM EXPRESS一覧 ISO 10303-225 : 1999のAnnex J (informative)  AIM EXPRESSによ

る。 

附属書K (参考)  参考文献 ISO 10303 -225 : 1999のAnnex K (informative)  Bibliography による。 

附属書1(参考) ISO 10303‐225 : 1999 

B 3700-225:2003  

(5) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書1(参考)ISO 10303‐225:1999 

(Industrial automation systems and integration─Product data representation and exchange─ 

Part 225:Application protocol :Building elements using explicit shape representation ) 

この附属書(参考)は,規定の一部ではない。