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B 3700-224:2003  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人 日本情報処理開発協会(JIPDEC)/

財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本

工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 10303-224:2001,Industrial 

automation systems and integration― Product data representation and exchange―Part 224 : Application protocol : 

Mechanical product definition for process planning using machining featuresを基礎として用いた。 

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。主務大臣及び日本工業標準調査会は,

このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登

録出願にかかわる確認について,責任はもたない。 

JIS B 3700-224 には,次に示す附属書がある。 

附属書 A  (規定) AIMのEXPRESS拡張リスト 

附属書 B (規定) AIMの短縮名 

附属書 C  

(規定)実装方式に固有な要件 

附属書 D  

(規定)プロトコル実装適合性宣言(様式)  

附属書 E  

(規定)情報オブジェクトの登録  

附属書 F  (参考) アプリケーション活動モデル  

附属書 G (参考) アプリケーション参照モデル 

附属書 H  

(参考)AIMのEXPRESS-G  

附属書 J  (参考) 計算機が解釈可能なリスト 

附属書 K (参考) アプリケーションプロトコルの使用手引  

附属書 L  (参考) 技術的な検討  

附属書 1  (参考) ISO 10303-224 : 2001  

B 3700-224:2003  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

目 次 

ページ 

序文 ··································································································································· 1 

1. 適用範囲 ························································································································ 1 

2. 引用規格 ························································································································ 2 

3. 用語,定義及び略号 ········································································································· 3 

4. 情報要件 ························································································································ 3 

5. アプリケーション翻案モデル ····························································································· 3 

6. 適合性要件 ····················································································································· 3 

附属書1(参考)ISO 10303-224:2001 ······················································································ 5 

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格            JIS 

B 3700-224:2003 

産業オートメーションシステム及びその統合− 

製品データの表現及び交換− 

第224部:アプリケーションプロトコル: 

加工形状特徴を用いた工程設計のための 

機械製品定義 

Industrial automation systems and integration- 

Product data representation and exchange- 

Part 224 : Application protocol : Mechanical product definition for process 

planning using machining features 

序文 この規格は,2001年に第2版として発行されたISO 10303-224,Industrial automation systems and 

integration― Product data representation and exchange―Part 224 : Application protocol : Mechanical product 

definition for process planning using machining featuresについて,技術的内容を変更することなく日本工業規

格として採用するために作成されたものであり,1. については原国際規格の同項目を全文翻訳し,2. 以降

については,それぞれ原国際規格の同項目の内容を引用するものとした。 

1. 適用範囲 この規格は,機械部品の単体又は組立品の製造を対象とした製品データを定義するために,

情報の表現及び交換に関連する統合リソースの使い方を規定する。この製品データは,加工形状特徴を用

いて表現された幾何形状をもつ部品設計データを基とする。この規格は,コンピュータ統合生産(Computer 

Integrated Manufacturing)のためのディジタルな表現を可能にする。 

備考1. 附属書Fのアプリケーション活動モデルでは,この規格の適用範囲である処理及び情報の流

れを,図式表現している。 

2. この規格の対応国際規格を,次に示す。 

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修

正している),NEQ(同等でない)とする。 

ISO 10303-224:2001,Industrial automation systems and integration― Product data representation and 

exchange―Part 224 : Application protocol : Mechanical product definition for process planning 

using machining features (IDT) 

次の事項は,この規格の適用範囲内とする。 

− 機械部品単体の製造及び加工目的のための組立品の製造 

B 3700-224:2003  

(2) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

− フライス加工又は旋削加工で加工される部品 

− 加工に必要とされる形状を定義するための加工形状特徴 

備考 加工形状特徴は,この規格で定義する。 

− 境界表現による加工形状特徴の3次元形状の明示的な表現 

− 標準パラメタによる加工形状特徴の暗黙的な表現 

− 加工形状特徴を生成するための定義要素 

− 製造現場への部品製造指令の受取り状況を追跡するための顧客発注管理データ。 

ただし,製造過程における指令の追跡は含まない。 

− 部品製造を許可するための承認データ 

− 要求を確認し,部品の製造に必要とされる材料及び機器の状態を追跡するための要求管理データ 

− 部品の状態を追跡及び識別するための製造指示データ 

− 部品の加工履歴を文書化するための素材状態の記録 

− 部品の設計改善通知の記録 

備考 設計改善通知は,部品形状を記述するために用いられる加工形状特徴の中の問題点と関係する。 

次の事項は、この規格の適用範囲外とする。 

− 工程設計の結果 

− 工程設計システム内でのデータ交換 

− 加工形状特徴の順序 

− 設計又は部品構成表のための組立品の表現 

− 複合材料部品の表現 

− シートメタル部品の表現 

− 部品履歴の表現 

− 部品の設計形状特徴 

− 製造工程で加工指示を完遂するための日程計画 

− 部品の形態管理 

2. 引用規格 ISO 10303-224 : 2001の2. Normative referencesによる。 

備考 次の引用規格については,対応する日本工業規格がある。 

− ISO 286-1 : 1988 (JIS B 0401-1 : 1998 寸法公差及びはめあいの方式−第1部:公差,寸法

及びはめあいの基礎)  

− ISO 286-2 : 1988 (JIS B 0401-2 : 1998 寸法公差及びはめあいの方式−第2部:穴及び軸の

公差等級並びに寸法公差の表) 

− ISO 1101 : 1983 (JIS B 0621 : 1984 幾何偏差の定義及び表示)  

− ISO 5459 : 1981 (JIS B 0022 : 1984 幾何公差のためのデータム)  

− ISO 10303-1 : 1994 (JIS B 3700-1 : 1996 産業オートメーションシステム及びその統合―製

品データの表現及び交換―第1部:概要及び基本原理) 

− ISO 10303-11 : 1994 (JIS B 3700-11 : 1996 産業オートメーションシステム及びその統合―

製品データの表現及び交換―第11部:記述法:EXPRESS言語) 

− ISO 10303-21 : 1994(JIS B 3700-21 : 1996 産業オートメーションシステム及びその統合―

製品データの表現及び交換―第21部:実装法:交換構造のクリアテキスト符号化) 

B 3700-224:2003  

(3) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

− ISO 10303-31 : 1996(JIS B 3700-31 : 1996 産業オートメーションシステム及びその統合―

製品データの表現及び交換―第31部:適合性試験の方法及び枠組み:一般概念) 

− ISO 10303-41 : 1994(JIS B 3700-41 : 1996 産業オートメーションシステム及びその統合―

製品データの表現及び交換―第41部:統合総称リソース:製品記述の基本要素) 

− ISO 10303-42 : 1994 (JIS B 3700-42 : 1996 産業オートメーションシステム及びその統合―

製品データの表現及び交換―第42部:統合総称リソース:幾何及び位相の表現) 

− ISO 10303-43 : 1994(JIS B 3700-43 : 1996 産業オートメーションシステム及びその統合―

製品データの表現及び交換―第43部:統合総称リソース:表現構造) 

− ISO 10303-44 : 1994(JIS B 3700-44 : 1997 産業オートメーションシステム及びその統合―

製品データの表現及び交換―第44部:統合総称リソース:製品構造形態) 

− ISO 10303-45 : 1998(JIS B 3700-45 : 1999 産業オートメーションシステム及びその統合―

製品データの表現及び交換―第45部:統合総称リソース:材料) 

− ISO 10303-47 : 1997(JIS B 3700-47 : 1999 産業オートメーションシステム及びその統合―

製品データの表現及び交換―第47部:統合総称リソース:形状に関する公差) 

3. 用語,定義及び略号 ISO 10303-224 : 2001の3. Terms, definitions and abbreviationsによる。 

4. 情報要件 ISO 10303-224 : 2001の4. Information requirementsによる。 

5. アプリケーション翻案モデル ISO 10303-224 : 2001の5. Application interpreted modelによる。 

6. 適合性要件 ISO 10303-224 : 2001の6. Conformance requirementsによる。 

附属書A (規定) AIMのEXPRESS拡張リスト ISO 10303-224 : 2001のAnnex A (Normative)  AIM 

EXPRESS expanding listingによる。  

附属書B (規定) AIMの短縮名 ISO 10303-224 : 2001のAnnex B (Normative) AIM short namesによる。  

附属書C (規定) 実装方式に固有な要件 ISO 10303-224 : 2001のAnnex C (Normative)  Implementation 

method specific requirementsによる。  

附属書D (規定) プロトコル実装適合性宣言(様式) ISO 10303-224 : 2001のAnnex D (Normative)  

Protocol Implementation Conformance Statement(proforma) による。  

附属書E (規定) 情報オブジェクトの登録 ISO 10303-224 : 2001のAnnex E (Normative) Information object 

registrationによる。 

附属書F (参考) アプリケーション活動モデル ISO 10303-224 : 2001のAnnex F (Informative)  Application 

activity modelによる。 

B 3700-224:2003  

(4) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書G (参考) アプリケーション参照モデル ISO 10303-224 : 2001のAnnex G (Informative) 

Application reference modelによる。 

附属書H (参考) AIMのEXPRESS-G ISO 10303-224 : 2001のAnnex H (Informative)  AIM EXPRESS-G

による。  

附属書J (参考) 計算機が解釈可能なリスト ISO 10303-224 : 2001のAnnex J (Informative) Computer 

interpretable listingによる。 

附属書K (参考) アプリケーションプロトコルの使用手引 ISO 10303-224 : 2001のAnnex K (Informative)  

Application protocol usage guideによる。 

附属書L (参考) 技術的な検討 ISO 10303-224 : 2001のAnnex L (Informative)  Technical discussionによる。  

附属書1 (参考) ISO 10303 224 : 2001 

B 3700-224:2003  

(5) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

附属書1(参考)ISO 10303‐224:2001 

(Industrial automation systems and integration ─ 

Product data representation and exchange ─ 

Part 224:Application protocol : 

Mechanical product definition for process planning using machining features) 

この附属書(参考)は,規定の一部ではない。