B 3700-101 : 2002 (ISO 10303-101 : 1994/Cor.1 : 1999)
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本情報
処理開発協会 (JIPDEC) /財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格であ
る。これによって,JIS B 3700-101 : 1996の規定内容は,この追補によって変更される。
この追補は,1999年に発行されたISO 10303-101 : 1994, Industrial automation systems and integration−
Product data representation and exchange−Part 101 : Integrated application resources : DraughtingのTechnical
corrigendum 1を翻訳し,技術的内容及び追補の様式を変更することなく作成した日本工業規格の追補であ
る。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 3700-101 : 2002
(ISO 10303-101 : 1994/Cor.1 : 1999)
産業オートメーションシステム及びその統合−
製品データの表現及び交換−
第101部:統合アプリケーションリソース:製図
(追補1)
Industrial automation systems and integration−
Product data representation and exchange−
Part 101 : Integrated application resources : Draughting
(Technical corrigendum 1)
序文 この追補は,ISO 10303-101 : 1994, Industrial automation systems and integration−Product data
representation and exchange−Part 101 : Integrated application resources : Draughtingに対して1999年に発行さ
れたTechnical corrigendum 1について,技術的内容及び追補の様式を変更することなくJIS B 3700-101 :
1996の追補1として作成したものである。
JIS B 3700-101 : 1996を,次のように改正する。
JIS B 3700-101 : 1996の訂正
7ページ
4.4.6
図面シートリビジョン用法 (drawing̲sheet̲revision̲usage) のEXPRESSによる定義は,WHERE制約
に論理的誤りがある。WR1は,適切に評価するためにはもう一組の括弧が必要である。WR1を次のWR1
と置き換える。
WR1:('DRAWING̲DEFINITION̲SCHEMA.DRAWING̲SHEET̲REVISION'IN
TYPEOF(SELF\area̲in̲set.area))
AND
('DRAWING̲DEFINITION̲SCHEMA.DRAWING̲REVISION'
IN TYPEOF(SELF\area̲in̲set.in̲set));
12ページ
5.4.1
寸法線 (dimension̲curve) のEXPRESSによる定義及び形式的要件は,WHERE制約に誤りがある。寸
法線 (dimension̲curve) のEXPRESSによる定義を次と置き換える。
2
B 3700-101 : 2002 (ISO 10303-101 : 1994/Cor.1 : 1999)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ENTITY dimension̲curve
SUBTYPE OF (annotation̲curve̲occurrence);
WHERE
WR1:(SIZEOF(
QUERY(dct <* USEDIN(SELF,'DRAUGHTING̲ELEMENT̲SCHEMA.'+
'TERMINATOR̲SYMBOL. ANNOTATED̲CURVE')
|(('DRAUGHTING̲ELEMENT̲SCHEMA.'+
'DIMENSION̲CURVE̲TERMINATOR'IN TYPEOF(dct))
))
)<=2);
WR2:SIZEOF(
QUERY(dcdc <* USEDIN(SELF,'DRAUGHTING̲ELEMENT̲SCHEMA.'+
'DRAUGHTING̲CALLOUT.CONTENTS')|
('DRAUGHTING̲ELEMENT̲SCHEMA.'+
'DIMENSION̲CURVE̲DIRECTED̲CALLOUT'IN TYPEOF(dcdc)))
)>=1;
WR3:(SIZEOF(
QUERY(dct1 <* USEDIN(SELF,'DRAUGHTING̲ELEMENT̲SCHEMA.'+
'TERMINATOR̲SYMBOL.ANNOTATED̲CURVE')
|(('DRAUGHTING̲ELEMENT̲SCHEMA.'+
'DIMENSION̲CURVE̲TERMINATOR'IN TYPEOF(dct1))
AND(dct1.role=origin)))
)<=1)
AND
(SIZEOF(
QUERY(dct2 <* USEDIN(SELF,'DRAUGHTING̲ELEMENT̲SCHEMA.'+
'TERMINATOR̲SYMBOL.ANNOTATED̲CURVE')
|(('DRAUGHTING̲ELEMENT̲SCHEMA.'+
'DIMENSION̲CURVE̲TERMINATOR'IN TYPEOF(dct2))
AND(dct2.role=target)))
)<=1);
END ENTITY ;
形式的要件では,WR1を次と置き換える。
WR1:寸法線 (dimension̲curve) は,0〜2個の寸法終端記号 (dimension̲curve̲terminator) によって注
記する。
13ページ
5.4.2
引出し線 (leader̲curve) のEXPRESSによる定義は,WHERE制約に誤りがある。引出し線
(leader̲curve) のEXPRESSによる定義を次と置き換える。
3
B 3700-101 : 2002 (ISO 10303-101 : 1994/Cor.1 : 1999)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
ENTITY leader̲curve
SUBTYPE OF (annotation̲curve̲occurrence);
WHERE
WR1:SIZEOF(
QUERY(ldc <* USEDIN(SELF,'DRAUGHTING̲ELEMENT̲SCHEMA.'+
'DRAUGHTING̲CALLOUT. CONTENTS')
|'DRAUGHTING̲ELEMENT̲SCHEMA.'+
'LEADER̲DIRECTED̲CALLOUT'IN TYPEOF(ldc)))>=1;
END̲ENTITY;
24ページ
附属書B.1
この追補での変更にともない,JIS B 3700-101 : 1996のオブジェクト識別子が変更された。オブジェク
ト識別子を次と置き換える。
{ iso standard 10303 part(101) version(2)}
附属書B.2.1
この追補での変更にともない,図面定義スキーマ (drawing̲definition̲schema) のオブジェクト識別子
が変更された。図面定義スキーマ (drawing̲definition̲schema) のオブジェクト識別子を次と置き換える。
{ iso standard 10303 part(101) version(2) object(1) drawing-definition-schema(1)}
附属書B.2.2
この追補での変更にともない,製図要素スキーマ (draughting̲element̲schema) のオブジェクト識別子
が変更された。製図要素スキーマ (draughting̲element̲schema) のオブジェクト識別子を次と置き換える。
{ iso standard 10303 part(101) version(2) object(1) draughting-element-schema(1)}
25ページ
附属書C
この追補での変更にともない,ディスケットに含まれるEXPRESSによる定義は,もはや正しくない。
附属書の内容をすべて削除し,次と置き換える。
この附属書は,この規格に定めたEXPRESSエンティティ名及び対応する短縮名の一覧を示す。ま
た,この規格で定めたEXPRESSスキーマ全体のリストを示す。ただし,注記,その他の説明文は含
まれていない。この附属書は,計算機可読形式で提供され,次のURLで見ることができる。
短縮名:http://www.mel.nist.gov.div826/subject/apde/snr/
EXPRESS:http://www.mel.nist.gov/step/parts/part101/is/tc1/
これらのサイトに接続するのが困難な場合には,ISO中央事務局へ連絡するか,又は
sc4sec@cme.nist.govのISO/TC 184/SC 4事務局へ直接連絡する。
備考 上のURLで計算機可読形式で提供する情報は参考とする。この規格本体に記述されているもの
を本来の規定とする。