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B3521:2004  

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まえがき 

この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人 日本電機工業会(JEMA)から団体

規格(JEM 1479:2002)を元に作成した工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,

日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。 

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。主務大臣及び日本工業標準調査会は,

このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登

録出願にかかわる確認について,責任はもたない。 

JIS B 3521には,次に示す附属書がある。 

附属書1(参考)FAリンクプロトコル状態遷移図 

附属書2(参考)ログデータ 

 

 

 

 

 

 

 


 

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目 次 

ページ 

序文  1 

1. 適用範囲  2 

2. 引用規格  2 

3. 定義  2 

3.1 JIS X 5003の用語  2 

3.2 JIS X 0001の用語  3 

3.3 JIS X 0005の用語  3 

3.4 JIS X 0009の用語  3 

3.5 JIS B 3500の用語  3 

3.6 この規格で定義した用語  3 

3.7 この規格で用いる表記  5 

4. 略語  5 

5. 基本仕様  7 

5.1 OSI基本参照モデルとFL-net(OPCN-2)との関係  7 

5.2 接続ノード数  7 

6. サービス  8 

6.1 コモンメモリ  8 

6.1.1 概要  8 

6.1.2 コモンメモリの割付け  9 

6.1.3 データ共有機能  9 

6.1.4 データの送信  10 

6.1.5 データの受信  11 

6.2 メッセージ伝送  12 

6.2.1 概要  12 

6.2.2 サービスの種類  13 

6.2.3 バイトブロックリードサービス  13 

6.2.4 バイトブロックライトサービス  15 

6.2.5 ワードブロックリードサービス  16 

6.2.6 ワードブロックライトサービス  18 

6.2.7 ネットワークパラメータリードサービス  19 

6.2.8 ネットワークパラメータライトサービス  21 

6.2.9 停止指令サービス  22 

6.2.10 運転指令サービス  23 

6.2.11 プロファイルリードサービス  24 

6.2.12 透過形メッセージサービス  26 


 

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6.2.13 ログデータリードサービス  26 

6.2.14 ログデータクリアサービス  27 

6.2.15 メッセージ折返しサービス  28 

6.2.16 ベンダ固有メッセージサービス  29 

6.3 ネットワーク管理サービス 30 

6.3.1 コンフィギュレーション用パラメータの設定  31 

6.3.2 自ノード管理情報パラメータの読出し  31 

6.3.3 参加ノード管理情報パラメータの読出し  32 

6.3.4 ネットワーク管理情報パラメータの読出し  32 

6.3.5 メッセージ通番管理テーブルの読出し  33 

6.3.6 ノード状態の読出し  33 

6.4 下位層へのサービス  34 

6.4.1 送信用SAPの機能  34 

6.4.2 サイクリック伝送受信用SAPの機能  34 

6.4.3 メッセージ伝送受信用SAPの機能  35 

6.4.4 参加要求受信用SAPの機能  35 

7. 機能  35 

7.1 ノード番号  35 

7.2 プロトコルデータ単位  35 

7.3 バイトオーダ  36 

7.4 タイマ  37 

7.4.1 トークン監視時間(TW)  37 

7.4.2 トークン保持時間(THT)  38 

7.4.3 最小許容フレーム間隔(MFT)  38 

7.4.4 リフレッシュサイクル許容時間(RCT)  38 

7.4.5 リフレッシュサイクル測定時間(RMT)  38 

7.4.6 加入トークン検出時間(TDT)  38 

7.4.7 参加要求フレーム送信待ち時間(PWT) 38 

7.4.8 参加要求フレーム受付時間(PAT)  39 

7.4.9 トリガフレーム送信待ち時間(TrWT)  39 

7.4.10 トークン3周待ち時間(3CWT)  39 

7.4.11 ACK待ち時間(AWT)  39 

8. 動作  39 

8.1 送信権管理  39 

8.1.1 概要  39 

8.1.2 トークンの流れ  39 

8.1.3 トークンの再発行  40 

8.1.4 トークンの多重化防止  41 

8.2 ノードの加入及び離脱  41 


 

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8.2.1 加入するノード  41 

8.2.2 加入されるノード  44 

8.2.3 離脱管理  44 

8.2.4 自ノードあてトークン監視  44 

8.3 ノード間のデータ通信  45 

8.3.1 データ通信の種類  45 

8.3.2 サイクリック伝送  45 

8.3.3 メッセージ伝送  47 

8.3.4 トークン及びデータ  49 

9. FAリンクフレームフォーマット 50 

9.1 ヘッダフォーマット  50 

9.1.1 FAリンクヘッダの基本構造  50 

9.1.2 トークンヘッダ  54 

9.1.3 サイクリックヘッダ  56 

9.1.4 メッセージヘッダ  57 

9.1.5 参加要求フレームヘッダ及びトリガフレームヘッダ 61 

9.2 ACKデータ  63 

9.3 使用者データ  65 

9.3.1 サイクリックデータ  65 

9.3.2 メッセージデータ  65 

 

附属書1(参考) FAリンクプロトコルの状態遷移図  74 

1. プロトコル全体に関する状態遷移  74 

1.1 状態定義  74 

1.2 状態遷移図  74 

1.3 状態遷移表  75 

2. メッセージ送信に関する状態遷移  80 

2.1 状態定義  80 

2.2 状態遷移図  81 

2.3 状態遷移表  81 

3. メッセージ受信に関する状態遷移  82 

3.1 状態定義  82 

3.2 状態遷移図  82 

3.3 状態遷移表  83 

 

附属書2(参考) ログデータ  86 

 

 


 

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白   紙 


 

 

日本工業規格          JIS 

 

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FAコントロールネットワーク標準 

−プロトコル仕様 

Protocol specification for FA control network standard 

 

序文 この規格の目的は,工場のCIMにおいて,生産システムにおけるプログラマブルコントローラ[以

下,PLC(1)という。],ロボットコントローラ(以下,RCという。),数値制御装置(以下,NCという。)など

の制御装置とFAコントローラ又は制御用パーソナルコンピュータ(以下,パソコンという。)との間におけ

るデータ交換を効率的に行うためのコントローラレベルのプロトコル仕様を提供することである。 

注(1) JIS B 3500では,プログラマブルコントローラの略称を“PC”としているが,2003年に改正さ

れたIEC 61131-1において“PLC”としていることから,この規格においても“PLC”とした。 

図1にこの規格の対象となるFAコントロールネットワークのOSI/CIMモデルにおける位置付けを示す。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図1 OSI/CIMモデルにおける位置付け 

 

CIMモデルによる表現 

レベル6 

経営 

レベル5 

工場 

レベル4 

エリア 

レベル3 

セル 

レベル2 

ステーション 

レベル1 

装置 

本社ホストコンピュータ 

工場ホスト 
コンピュータ 

管理 

コンピュータ 

FAコンピュータ 

FAパソコン 

センサ 

トランスジューサ 

PLCリモート 

I/O 

バックボーンネットワーク 

セルネットワーク 

ステーションネットワーク 

FAコントロールネットワーク[FL-net (OPCN-2) ] 

装置ネットワーク 

マニホールド 

電磁弁 

IDカードコントローラ 

バーコードリーダ 

インバータ 

サーボ 

インテリジェント 

表示器 

PLC 

RC 

NC 

パソコン 

FAコントローラ 


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1. 適用範囲 この規格は,PLC,RC,NCとFAコントローラ又はパソコン間通信ネットワークを実現す

るコントローラレベルのネットワーク[以下,FL-net(OPCN-2)(2)という。]のプロトコル仕様を規定す

る。 

この規格は,FAネットワークのサービス,プロトコルなどのネットワーク仕様を規定したものであり,

この規格を装置及び/又は機器に実装することによって,FL-net(OPCN-2)の適合性が達成される。ただし,

実装した製品の適合性及び相互接続性の検証については,この規格の適用範囲外である。 

注(2) FA Link network (Open Programmable Controller Network -revel2)の略。 

 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成

するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その最

新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS B 3500 プログラマブルコントローラ 用語 

JIS X 0001 情報処理用語−基本用語 

備考 ISO/IEC 2382-1:1993 Data processing-Vocabulary - Part 1:Fundamental termsが,この規格と一

致している。 

JIS X 0005 情報処理用語(データの表現) 

備考 ISO 2382-5:2000 Information technology - Vocabulary - Part 5:Representation of dataからの引用

事項は,この規格の該当事項と同等である。 

JIS X 0009 情報処理用語(データ通信) 

備考 ISO/IEC 2382-9:1995 Information technology - Vocabulary - Part 25:Data communicationが,こ

の規格と一致している。 

JIS X 5003 開放形システム間相互接続の基本参照モデル 

備考 ISO 7498:1984  Information Processing Systems ‒ Open Systems Interconnection ‒ Basic 

Reference Modelからの引用事項は、この規格の該当事項と同等である。 

JIS X 5252 ローカルエリアネットワーク−CSMA/CDアクセス方式及び物理層仕様 

備考 ISO/IEC 8802-3:1996 Information technology - Telecommunications and information exchange 

between systmes - Local and metropolitan area networks - Specific requirements -Part 3 : Carrier 

sense multiple access with collision detection (CSMA/CD) access method and physical layer 

specificationsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。 

 

3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 3500,JIS X 0001,JIS X 0005,JIS X 0009及びJIS 

X 5003の定義によるほか,次による。 

3.1 

JIS X 5003の用語 この規格では,JIS X 5003で規定した次の用語を用いる。 

a) <N>層(<N>-layer) 

b) 応用層(application layer) 

c) プレゼンテーション層(presentation layer) 

d) セッション層(session layer) 

e) トランスポート層(transport layer) 

f) 

ネットワーク層(network layer) 


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g) データリンク層(data link layer) 

h) 物理層(physical layer) 

i) 

<N>サービス(<N>-service) 

j) 

<N>サービスアクセスポイント(<N>-service-access-point) 

k) <N>サービスデータ単位(<N>-service-data-unit) 

l) 

<N>プロトコル(<N>-protocol) 

m) <N>プロトコルデータ単位(<N>-protocol-data-unit) 

n) <N>インタフェース制御情報(<N>-interface-control-information) 

o) <N>プロトコル制御情報(<N>-protocol-control-information) 

p) <N>コネクション(<N>-connection) 

q) パケットの分割・組立て(packet segmenting/reassembling) 

3.2 

JIS X 0001の用語 この規格では,JIS X 0001で定義した次の用語を用いる。 

a) ハードウェア(hardware) 

b) ソフトウェア(software) 

3.3 

JIS X 0005の用語 この規格では,JIS X 0005で定義した次の用語を用いる。 

a) MSB(most significant bit:最大有効ビット) 

b) LSB(least significant bit:最小有効ビット) 

3.4 

JIS X 0009の用語 この規格では,JIS X 0009で定義した次の用語を用いる。 

a) インタフェース(interface) 

b) データ伝送(data transmission) 

c) データ通信(data communication) 

d) 伝送路(transmission line) 

e) データ回線透過性(data circuit transparency) 

f) 

プロトコル(protocol) 

g) データ信号速度(data signaling rate) 

h) フェーズ(phase) 

i) 

ポーリング(polling) 

j) 

セレクティング(selecting) 

k) パケット(packet) 

l) 

タイムアウト(time out) 

3.5 

JIS B 3500の用語 この規格では,JIS B 3500で定義した次の用語を用いる。 

a) 実行(execution) 

b) 内部故障(internal failure) 

c) モジュール(module) 

d) ユニット(unit) 

e) 周辺装置(peripheral) 

3.6 

この規格で定義した用語 この規格で独自に用いる用語の定義は次による。 

a) FAリンクプロトコル(FA link protocol) このネットワークを実行するために定義したプロトコル。FA

リンクプロトコルは,トランスポート層とアプリケーション層との間に位置し,各ノードが平等に送

信できるようにトークン管理,サイクリック伝送及びメッセージ伝送のプロトコルを規定している。 


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b) FAリンク(FA link) FAリンクプロトコルを実行するエンティティ。 

c) FAリンクヘッダ(FA link header) FAリンクプロトコルで定義するフレームのヘッダ情報部。 

d) トークン(token) ネットワークの一時的な媒体使用の権利。トークンは,あるノードから別のノード

に順次渡される。 

e) リンク確立状態(valid linking state) ネットワーク上の複数のノード間でトークンが周回している状

態。 

f) 

ネットワーク初期状態(network startup state) リンク確立状態でないときに,ネットワークに参加し

ようとしているノードの状態。 

g) 途中参加状態(in-ring startup state) リンク確立状態で,ネットワークに参加しようとしているノード

の状態。 

h) サイクリック伝送(cyclic transmission) ノードが,トークン取得時ごとに指定されたコモンメモリエ

リアに格納されているデータを一斉同報通信で全ノードへ送信する周期的な伝送方式。詳細は8.3.2

参照。 

i) 

メッセージ伝送(message transmission) ノード間に発生するイベントを通知するための非周期的な伝

送方式。詳細は8.3.3参照。 

j) 

サイクリックフレーム(cyclic frame) サイクリック伝送を行うときに用いるフレーム。 

k) トークンフレーム(token frame)  トークンをノード間で授受するためのフレーム。 

l) 

メッセージフレーム(message frame) メッセージ伝送を行うときに用いるフレーム。 

m) トリガフレーム(trigger frame) ノードが,ネットワーク初期状態で,各ノードの参加要求フレーム送

信待ち時間タイマ起動を通知するフレーム。 

n) 参加要求フレーム(participation request frame) ノードがネットワークに参加するときに,自ノードの

存在を通知するフレーム。 

o) ACK(message acknowledge) メッセージフレームの送達確認のために用いる情報。 

p) 通番バージョン番号(version of sequence number) 受信したメッセージデータが先回受信したものか

どうかを判断するために用いる番号。通番バージョン番号は,ノードがFL-net(OPCN-2)に参加する

ときに作成し,次にそのノードがネットワークから離脱するまでその値を保持する。 

q) 通番(sequence number) 受信したメッセージデータが先回受信したものかどうかを判断するために

用いる番号。通番は,立上げのときに初期化し,その後メッセージ送信が終了するごとにインクリメ

ントする。 

r) トランザクションコード(TCD:transaction code) このネットワークで定義する各フレームを識別す

るコード。トランザクションコードには,FAリンクプロトコルで予約している番号及び使用者が自由

に定義できる番号がある。詳細は7.2参照。 

s) 

ノード(node) このネットワークで用いるデータステーション(局)。 

t) 

ノード番号(node number) このネットワークに接続しているノードを識別するための番号。1から

254まで指定可能。FAリンクプロトコル上この番号をFAリンクヘッダ内の送信先アドレス及び発信

元アドレス情報として用いる。 

u) コモンメモリ(common memory) このネットワークで定義するサイクリック伝送のための仮想メモ

リ。領域1及び領域2の二種類があり,それぞれ512ワード及び8 192ワードのサイズをもつ。詳細

は6.1参照。 

v) ワード(word) データ量を表す単位。1ワードは2バイトを意味する。 


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w) 仮想アドレス空間(virtual address space) メッセージ伝送においてアクセス可能なメモリ空間。 

x) トークンモード(token mode) 単独トークンフレームに対応するかどうかを示す。 

y) メジャーバージョン(major version) FAリンクプロトコルのバージョンのうち,小数点以下を除く整

数値をメジャーバージョンとして,4ビットにて表す。ただし,0の場合は1とみなす。 

例1. Ver.1.00 メジャーバージョンは0又は1 

例2. Ver.2.00 メジャーバージョンは2 

z) マイナーバージョン(minor version) FAリンクプロトコルのバージョンのうち,小数点以下の値をマ

イナーバージョンとして,4ビットにて表す。 

例1. Ver.2.01 マイナーバージョンは1 

例2. Ver.2.10 マイナーバージョンは10 

aa) ダブルワード(double word) データ量を表す単位。1ダブルワードは4バイトを意味する。 

ab) 最終サイクリックフレーム(final cyclic frame) トークンフレームの直前に送信されるサイクリック

フレーム。 

ac) サーバ機能(server function) メッセージ伝送において,要求メッセージを受信し,応答メッセージを

送信する機能。 

ad) クライアント機能(client function) メッセージ伝送において,要求メッセージを送信し,応答メッセ

ージを受信する機能。 

ae) プロトコルタイプ(protocol type) 類似プロトコルと区別するための情報。 

3.7 

この規格で用いる表記 

a) この規格の中で特に指示しない数字は,10進表記とする。16進表記は,数字の先頭に“16#”を付加

する。 

例1. 10進数  

−12 

 0 

 4782 

例2. 16進数  

16#FF 

16#00 

16#12AE  

b) この規格の中で用いるノード番号の数字の前に#を付加する。 

例 ノード番号1  ノード #1 

c) この規格の中で規定するプロトコル仕様のバージョンをVer.*.*と表記する。*は任意の0から15まで

の10進数値を表し,小数点以下を除く整数値をメジャーバージョン,小数点以下の値をマイナーバー

ジョンとする。 

なお,マイナーバージョンは,2けた表記とする。 

 

4. 略語 表1にこの規格で用いる略語を示す。 


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表1 略語一覧 

略語 

英語名称 

日本語名称 

3CWT 

three circulation waiting time 

トークン周回3周待ち時間 

AWT 

message acknowledge waiting time 

ACK待ち時間 

BCT 

broadcast transmission 

“1対n”の伝送を示すフラグ 

BSIZE 

current block size 

カレントブロック長 

CBN 

current fragment block number 

カレントフラグメントブロック番号 

C̲AD1 

common memory area 1 data top address 

コモンメモリにおける領域1の先頭アドレス 

C̲AD2 

common memory area 2 data top address 

コモンメモリにおける領域2の先頭アドレス 

C̲SZ1 

common memory area 1 data size 

コモンメモリにおける領域1のデータサイズ 

C̲SZ2 

common memory area 2 data size 

コモンメモリにおける領域2のデータサイズ 

DA 

destination address 

送信先アドレス 

DNA 

node address of destination side 

送信先ノード番号 

H̲TYPE 

header type 

ヘッダタイプ 

LKS 

FA link status 

FAリンク状態 

MAJ̲VER FA link protocol version (major version) 

FAリンクプロトコルバージョン(メジャーバージョ
ン) 

MFT 

allowable minimum frame interval time 

最小許容フレーム間隔 

MIN̲VER FA link protocol version (minor version)  

FAリンクプロトコルバージョン(マイナーバージョ
ン) 

MODE 

FA link protocol version (major version, minor 
version),token mode 

FAリンクプロトコルバージョン(メジャーバージョ
ン,マイナーバージョン),トークンモード 

MSN 

manufacturer model name of node information 

製造業者形式 

M̲ADD 

message offset-address in virtual address space 

メッセージ仮想アドレス空間におけるアドレス 

M̲CTL 

message control 

メッセージコントロール 

M̲RLT 

message result 

応答メッセージの結果(正常/異常) 

M̲SZ 

message data size in virtual address space 

メッセージ仮想アドレス空間におけるデータサイズ 

NDN 

node name of node information 

ノード名(設備名) 

PAT 

participation request frame acceptance time 

参加要求フレーム受付時間 

PDU 

protocol data unit 

プロトコルデータ単位 

PPT 

peer to peer transmission 

“1対1”の伝送を示すフラグ 

PRI 

message priority 

メッセージプライオリティ 

PWT 

participation request frame transmission waiting time 

参加要求フレーム送信待ち時間 

P̲TYPE 

protocol type 

プロトコルタイプ 

RCT 

allowable refresh cycle time 

リフレッシュサイクル許容時間 

RMT 

refresh cycle measurement time 

リフレッシュサイクル測定時間 

RPA 

response data by ACK 

送達確認(ACK)データの存在を示すフラグ 

SA 

source address 

発信元アドレス 

SDU 

service data unit 

サービスデータ単位 

SEQ 

sequence number 

通番 

SNA 

node address of source side 

発信元ノード番号 

TBN 

total fragment block number  

トータルフラグメントブロック数 

TCD 

transaction code 

トランザクションコード 

TDT 

joining token detection time 

加入トークン検出時間 

TFL 

total frame octet length of header and data 

トータルフレーム長(ヘッダ部とデータ部を合わせた
オクテット長) 

TM 

token mode 

トークンモード 

TW 

token watchdog time 

トークン監視時間 

TrWT 

trigger frame transmission waiting time 

トリガフレーム送信待ち時間 


B 3521:2004  

 

表1 略語一覧(続き) 

略語 

英語名称 

日本語名称 

ULS 

upper layer status 

上位層の状態 

VDN 

vender code of node information 

ベンダ名 

VER 

program version 

プログラムバージョン 

V̲SEQ 

version of sequence number 

通番バージョン番号 

 

5. 基本仕様 

5.1 

OSI基本参照モデルとFL-net(OPCN-2)との関係 図2にOSI基本参照モデルとFL-net(OPCN-2)

のプロトコル規定との関係を示す。適用範囲である制御システムの属性によって,OSIの基本参照モデル

で規定しているプレゼンテーション層及びセッション層は,この規格では用いない。この規格では,トラ

ンスポート層,ネットワーク層及びデータリンク層をFAリンク下位層と定義する。FAリンク下位層は,

一斉同報通信機能をもつ以外,その機能を規定しない。 

物理層は,JIS X 5252を用いる。 

この規格では,それらの上位層としてFAリンク層を定義する。FAリンクは,ネットワーク管理機能の

ほかに一定周期で各ノードのデータを収集配信するサイクリック伝送及びイベントを通知するメッセージ

伝送を規定する。FAリンクの上位層として上位アプリケーションがある。この規格で記述する上位層は,

上位アプリケーションを示す。 

 

図2 OSI基本参照モデルとFL-net(OPCN-2)のプロトコル規定との関係 

5.2 

接続ノード数 ネットワークに接続可能なノード数は,最大254ノードとする。 

 

アプリケーション 

FAリンク層 

JIS X 5252 

トランスポート層 

ネットワーク層 

データリンク層 

物理層 

FAリンク下位層 

上位アプリケーション 

セッション層 

プレゼンテーション層 

応用層 

1層 

2層 

3層 

4層 

5層 

6層 

7層 

(FL-netのプロトコル規定) 

(OSI基本参照モデル) 


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6. サービス ここでは,FL-net(OPCN-2)が提供するサービス及び要求するサービスについて規定する。

ここで規定するサービスを次に示す。 

a) 上位層へのサービス 

1) コモンメモリデータへのリード及びライト 

2) メッセージ 

− バイトブロックリードサービス 

− バイトブロックライトサービス 

− ワードブロックリードサービス 

− ワードブロックライトサービス 

− ネットワークパラメータリードサービス 

− ネットワークパラメータライトサービス 

− 停止指令サービス 

− 運転指令サービス 

− プロファイルリードサービス 

− 透過形メッセージサービス 

− ログデータリードサービス 

− ログデータクリアサービス 

− メッセージ折返しサービス 

− ベンダ固有メッセージサービス 

3) ネットワーク管理 

− コンフィギュレーション用パラメータの設定 

− 自ノード管理情報パラメータ読出し 

− 参加ノード管理情報パラメータ読出し 

− ネットワーク管理情報パラメータ読出し 

− メッセージ通番管理テーブル読出し 

− ノード状態の読出し 

b) 下位層へのサービス 

− 送信用SAP 

− サイクリック伝送用SAP 

− メッセージ伝送受信用SAP 

− 参加要求受信用SAP 

6.1 

コモンメモリ 

6.1.1 

概要 コモンメモリは,サイクリック伝送を行うノード間で,共通のグローバルメモリとして扱う

ことができる機能を提供する。このサービスを実装するかどうかは任意とする。 

コモンメモリは,領域1及び領域2の2種類の領域をもち,それぞれの領域は,領域1が512ワード,

領域2は8 192ワードのデータ容量をもつ。1ノードの通信部が用意するコモンメモリのための容量は,8 

192ビット+8 192ワード=8 704ワードの固定サイズとする。ただし,このサービスを実装しないノードは,

コモンメモリを用意する必要はない。 

コモンメモリの領域のうち,1ノードの送信領域として領域1及び領域2とも最大領域の範囲内で,任

意のサイズを指定することができる。 


B 3521:2004  

 

6.1.2 

コモンメモリの割付け ノードは,コモンメモリの領域1及び領域2のそれぞれに送信領域を割り

付けることができる。それぞれのノードの送信領域は,他ノードの送信領域と重複してはならない。 

各ノードは,領域1として0〜512ワード,領域2として0〜8 192ワードの範囲で任意のサイズをワー

ド単位でそのノードの送信領域として設定できる。各ノードの送信領域の設定は,領域の先頭アドレス及

びサイズによって行う。 

図3にコモンメモリの割付けの例を示す。 

 

 

備考 ビット長は,16ビットとする。 

図3 コモンメモリの割付けの例 

 

6.1.3 

データ共有機能 各ノードは,コモンメモリ上に割り付けたそのノードの送信領域のデータを一定

周期で一斉同報することによって,システム全体で同じデータを共有する機能を提供する。ネットワーク

上の各ノードは,コモンメモリをノードごとの送信領域が互いに重複しないように割り付けて用いる。 

コモンメモリの動作において,あるノードに割り付けたコモンメモリ上の領域は,そのノードの送信領

域となり,他ノードにとっては受信領域となる(図4参照)。また,ノードはコモンメモリを受信領域だけ

に用いてもよい(例:図5のノード#01)。 

コモンメモリを実装しないノードは,受信したデータをすべて破棄する(例:図6のノード #01)。 

MSB 

LSB 

領域1 

領域2 

先頭のアドレス 

サイズ 

MSB 

LSB 

16#1FF 

16#1FFF 

サイズ 

先頭のアドレス 

 

 


10 

B 3521:2004 

 

 

ノード #01の 

コモンメモリ 

 

ノード #02の 

コモンメモリ 

 

ノード #03の 

コモンメモリ 

 

ノード #04の 

コモンメモリ 

 

(送信) 

 

 

(受信) 

 

 

(受信) 

 

 

(受信) 

 

(受信) 

 

 

(送信) 

 

 

(受信) 

 

 

(受信) 

・ 
・ 

 

・ 
・ 

 

・ 
・ 

 

・ 
・ 

 

(受信) 

 

 

(受信) 

 

 

(受信) 

 

 

(送信) 

・ 
・ 

 

・ 
・ 

 

・ 
・ 

 

・ 
・ 

 

(受信) 

 

 

(受信) 

 

 

(送信) 

 

 

(受信) 

図4 データ共有機能の例 

 

ノード #01の 

コモンメモリ 

 

ノード #02の 

コモンメモリ 

 

ノード #05の 

コモンメモリ 

(受信) 

 

(受信) 

 

(送信) 

 

 

 

 

 

(受信) 

 

(送信) 

 

(受信) 

 

 

 

 

 

図5 受信だけを行うノードの例 

 

ノード #01の 

コモンメモリ 

 

ノード #02の 

コモンメモリ 

 

ノード #05の 

コモンメモリ 

(破棄) 

 

(受信) 

 

(送信) 

 

 

 

 

 

(破棄) 

 

(送信) 

 

(受信) 

 

 

 

 

 

図6 コモンメモリをもたないノードの例 

6.1.4 

データの送信 

a) コモンメモリへのライト要求 上位層は,コモンメモリの該当領域に対してライト要求を行うことに

よってコモンメモリ上にデータをセットする。ライト要求のパラメータを次に示す。 

− コモンメモリのアドレス 

− データサイズ 

− データ 


11 

B 3521:2004  

 

b) 送信要求 上位層は,コモンメモリ内の送信領域上のデータをFAリンク層に送信することを要求す

る。 

送信要求を受けたFAリンク層は,コモンメモリ上に割り付けられたノードのデータを送信バッフ

ァに転送し,送信準備を行い,そのノードがトークンを獲得したときに順次送信する。送信ノードの

データサイズが1フレームで送信できるサイズ(1024バイト)より大きいとき,バッファのデータを複

数のフレームに分割して送信する。各ノードは,トークンを獲得するごとにコモンメモリ上の全送信

データを送信する。図7にコモンメモリ上のデータの流れの例を示す。 

6.1.5 

データの受信 

a) コモンメモリへのリード要求 上位層は,コモンメモリの該当領域に対してリード要求を行うことに

よってコモンメモリ上のデータを読み込む。リード要求のパラメータを次に示す。 

− コモンメモリ上のアドレス 

− データサイズ 

b) 受信要求 上位層は,FAリンク層に対して受信データをコモンメモリ内の該当領域に転送することを

要求する。 

各ノードは,サイクリックフレームを受信したとき,コモンメモリ上の該当領域にそのデータを転

送する。このとき,受信ノードは,一つのノードからのサイクリックデータをすべて受信完了した時

点で,上位層と同期をとりながら対応する領域を更新する。すなわち,サイクリックデータが複数の

フレームに分割して送信されてくるときも,コモンメモリ領域へのデータ転送は,一つのノードから

送信されるフレームをすべて受信終了した時点で行う。そのノードから分割されて送られてくるフレ

ームがすべてそろわなかったときは,そのノードから送られた全データを破棄する。図7にコモンメ

モリ上のデータの流れの例を示す。 

 


12 

B 3521:2004 

 

送信ノード 

受信ノード 

上位層 

FAリンク層 

下位層 

下位層 

FAリンク層 

上位層 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

[1] 送信ノードの上位層は,コモンメモリへのライト要求によって,コモンメモリ上の送信領域に対し

てデータの書込みを行う。 

[2] 送信ノードの上位層は,送信領域にデータをすべて書込みした時点でFAリンク層に対して送信要

求を行う。 

[3] FAリンク層は,上位層から送信要求を受け付けたときに,送信領域のデータを送信バッファに一括

転送する。 

[4] FAリンク層は,自ノードがトークンを受信しトークンを保持した状態となったとき,送信バッファ

上のデータをサイクリックフレームとして他ノードへ一斉同報で送信する。このとき,送信データ

量が1024バイトより大きいときは,バッファ上のデータを複数のフレームに分割して送信する。

受信ノードのFAリンク層は,受信したサイクリックフレームをすべていったん受信バッファに蓄

える。 

[5] 受信ノードの上位層は,FAリンク層に対して受信要求を行う。 

[6] 受信ノードのFAリンク層は,上位層からの受信要求によって,受信バッファのデータを該当する

受信領域に一括転送する。 

[7] 受信ノードの上位層は,コモンメモリへのリード要求によって,コモンメモリ上の受信領域に対し

てデータの読出しを行う。 

図7 コモンメモリ上のデータの流れの例 

6.2 

メッセージ伝送 

6.2.1 

概要 メッセージ伝送は,ノード間に発生する非周期的なデータ交換をする機能である。1回で送

信できる最大のメッセージデータ量は,1 024バイトである。 

メッセージ伝送には,送信する相手ノードを指定する1対1の伝送及びすべてのノードに対する1対n

の一斉同報の機能がある。1対1のメッセージ伝送には,相手先がデータを受け取ったかどうかを確認す

る送達確認の機能及び応答メッセージが規定されおり,メッセージデータの送達の信頼性を確保する。 

コモンメモリへ

のライト要求 

[1] 

[3] 

[2] 

[6] 

[7] 

コモンメモリ 

コモンメモリ 

送信領域 

受信領域 

受信 
バッファ 

送信 
バッファ 

一括転送 

一括転送 

サイクリックフレームN 

サイクリックフレーム1 

サイクリックフレーム2 

N個に分割 

コモンメモリへ

のリード要求 

送信要求 

受信要求 

[4] 

[5] 


13 

B 3521:2004  

 

6.2.2 

サービスの種類 この規格では,メッセージ伝送としてa)からn)のサービスを提供する。この提

供サービスのうち,透過形メッセージサービス,ログデータクリアサービス及びベンダ固有メッセージサ

ービスについては,1対1及び1対n伝送を規定しており,それ以外は1対1伝送だけを規定する。透過

形メッセージサービスを除いて,それぞれのメッセージ伝送のサービスには,要求及び応答を定義する。

それぞれのメッセージの種類は,トランザクションコードで定義する。また,それぞれのメッセージには,

要求用及び応答用の二つトランザクションコードをもつ。ただし,透過形メッセージに関して,要求用/

応答用のトランザクションコードは,使用者が必要に応じて定義する。 

この規格で定義するサービスを次に示す。 

a) バイトブロックリードサービス 

b) バイトブロックライトサービス 

c) ワードブロックリードサービス 

d) ワードブロックライトサービス 

e) ネットワークパラメータリードサービス 

f) 

ネットワークパラメータライトサービス 

g) 停止指令サービス 

h) 運転指令サービス 

i) 

プロファイルリードサービス 

j) 

透過形メッセージサービス 

k) ログデータリードサービス 

l) 

ログデータクリアサービス 

m) メッセージ折返しサービス 

n) ベンダ固有メッセージサービス 

6.2.3 

バイトブロックリードサービス 

a) 機能 このサービスは,要求元のノードから応答先のノードのバイトブロックデータを読み出す。こ

のサービスでは,仮想アドレス空間で定義する領域を用いる。 

図8にバイトブロックの仮想アドレス空間を示す。仮想アドレス空間は,32ビットアドレス空間で,

その内容は各ノードによって定義する。 

 

図8 バイトブロックの仮想アドレス空間 

b) プロトコル 図9にバイトブロックリードサービスのシーケンスを示す。 

 

 

バイトブロック 

1アドレスのデータ長を 

8ビットとする。 

 

MSB 

LSB 

16#FFFFFFFF 


14 

B 3521:2004 

 

要求ノード 

応答ノード 

上位層 

FAリンク層 

下位層 

下位層 

FAリンク層 

上位層 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

[1] 

要求ノードの上位層は,次のパラメータを設定してFAリンク層に対しバイトブロックリードの要

求を行う。 

− 要求先ノード番号:DNA 

− 要求するバイトブロックのオフセットアドレス(仮想アドレス空間に対するアドレス):M̲ADD 

− 要求するバイトブロックのサイズ(仮想アドレス空間に対するデータサイズ):M̲SZ 

[2] 

要求ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(要求)をSDUとして取り込み,下位層に送信要

求する。 

[3] 

応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(指示)に対するACKを下位層に対し送

信要求するとともに,上位層にPDU(指示)を引き渡す。 

 

  なお,応答ノードの応答処理が応答ノードのトークン獲得前に完了した場合,要求に対するACK

送信前に次の[6],[7]及び[8]の処理を先行してもよい。 

[4] 

応答ノードの上位層は,PDU(指示)をSDUとして取り込み,要求に対する処理を開始する。 

[5] 

要求ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって応答ノードが要求を受信したかどう

かの確認を行う。 

[6] 

応答ノードの上位層はバイトブロックリードの処理完了によって,次のパラメータを設定してFA

リンク層に対しバイトブロックリード要求に対する応答を行う。 

− 要求元ノード番号:DNA 

− 応答するバイトブロックのオフセットアドレス(仮想アドレス空間に対するアドレス):M̲ADD 

− 応答するバイトブロックのサイズ(仮想アドレス空間に対するデータサイズ):M̲SZ 

− 応答メッセージの結果:M̲RLT 

− 応答データ(読み出したバイトブロックデータ):data 

[7] 

応答ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(応答)をSDUとして取り込み,下位層に送信要

求する。 

図9 バイトブロックリードサービスのシーケンス 

 

バイトブロック 

リード(確認) 

[5] 

[9] 

バイトブロック 

リード(要求) 

バイトブロック 

リード(指示) 

[1] 

[2] 

[3] 

バイトブロック 

リード(応答) 

バイトブロック 

リード(確認) 

[4] 

[6] 

[7] 

[8] 

ACK 

ACK 

バイトブロック 

リード(確認) 

[10] 


15 

B 3521:2004  

 

[8] 

要求ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(応答)に対するACKを下位層に対し送

信要求するとともに,上位層にPDU(確認)を引き渡す。ACKは応答データを含まない。 

[9] 

要求ノードの上位層は,PDU(確認)をSDUとして取り込み,バイトブロックリード要求に対する

応答データを受け取る。 

[10] 応答ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって要求ノードが応答データを受信した

かどうかの確認を行う。 

図9 バイトブロックリードサービスのシーケンス(続き) 

6.2.4 

バイトブロックライトサービス 

a) 機能 このサービスは,要求元のノードから相手先のノードに対してバイトブロックデータを書き込

む。 

このサービスでは,仮想アドレス空間で定義する領域を用いる。仮想アドレス空間については,6.2.3

を参照。 

b) プロトコル 図10にバイトブロックライトサービスのシーケンスを示す。 

要求ノード 

応答ノード 

上位層 

FAリンク層 

下位層 

下位層 

FAリンク層 

上位層 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

[1] 

要求ノードの上位層は,次のパラメータを設定してFAリンク層に対しバイトブロックライトの要

求を行う。 

− 要求先ノード番号:DNA 

− 要求するバイトブロックのオフセットアドレス(仮想アドレス空間に対するアドレス位置):

M̲ADD 

− 要求するバイトブロックのサイズ(仮想アドレス空間に対するデータサイズ):M̲SZ 

− 要求データ(書き込みを行うバイトブロックデータ):data 

[2] 

要求ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(要求)をSDUとして取り込み,下位層に送信要

求する。 

[3] 

応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(指示)に対するACKを下位層に対し送

信要求するとともに,上位層にPDU(指示)を引き渡す。このとき,ACKは要求データを含まない。 

図10 バイトブロックライトサービスのシーケンス 

バイトブロック 

ライト(要求) 

バイトブロック 

ライト(指示) 

バイトブロック 

ライト(確認) 

[1] 

[2] 

[3] 

バイトブロック 

ライト(応答) 

バイトブロック 

ライト(確認) 

[4] 

[5] 

[6] 

[7] 

[8] 

ACK 

ACK 

バイトブロック 

ライト(確認) 

[9] 

[10] 


16 

B 3521:2004 

 

 

  なお,応答ノードの応答処理が応答ノードのトークン獲得前に完了した場合,要求に対するACK

送信前に次の[6],[7]及び[8]の処理を先行してもよい。 

[4] 

応答ノードの上位層は,PDU(指示)をSDUとして取り込み,要求に対する処理を開始する。 

[5] 

要求ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって応答ノードが要求を受信したかどう

かの確認を行う。 

[6] 

応答ノードの上位層はバイトブロックライトの処理完了によって,次のパラメータを設定してFA

リンク層に対しバイトブロックライト要求に対する応答を行う。 

− 要求元ノード番号:DNA 

− 応答したバイトブロックのオフセットアドレス(仮想アドレス空間に対するアドレス位置):

M̲ADD 

− 応答したバイトブロックのサイズ(仮想アドレス空間に対するデータサイズ):M̲SZ 

− 応答メッセージの結果:M̲RLT 

[7] 

応答ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(応答)をSDUとして取り込み,下位層に送信要

求する。 

[8] 

要求ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(応答)に対するACKを下位層に対し送

信要求するとともに,上位層にPDU(確認)を引き渡す。 

[9] 

要求ノードの上位層は,PDU(確認)をSDUとして取り込み,バイトブロックライト要求に対する

処理完了を受け取る。 

[10] 応答ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって要求ノードが処理完了を受信したか

どうかの確認を行う。 

図10 バイトブロックライトサービスのシーケンス(続き) 

6.2.5 

ワードブロックリードサービス 

a) 機能 このサービスは,要求元のノードから相手先のノードのワードブロックデータを読み出す。こ

のサービスでは,仮想アドレス空間で定義する領域を用いる。図11にワードブロックの仮想アドレス

空間を示す。仮想アドレス空間は,32ビットアドレス空間で,その内容は,各ノードによって定義す

る。 

 

図11 ワードブロックの仮想アドレス空間 

b) プロトコル 図12にワードブロックリードサービスのシーケンスを示す。 

 

 

ワードブロック 

1アドレスのデータ長を 

16ビットとする。 

すること 

MSB 

LSB 

 0 

16#FFFFFFFF 


17 

B 3521:2004  

 

要求ノード 

応答ノード 

上位層 

FAリンク層 

下位層 

下位層 

FAリンク層 

上位層 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

[1] 

要求ノードの上位層は,次のパラメータを設定してFAリンク層に対しワードブロックリードの要

求を行う。 

− 要求先ノード番号:DNA 

− 要求するワードブロックのオフセットアドレス(仮想アドレス空間に対するアドレス):M̲ADD 

− 要求するワードブロックのサイズ(仮想アドレス空間に対するデータサイズ):M̲SZ 

[2] 

要求ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(要求)をSDUとして取り込み,下位層に送信要

求する。 

[3] 

応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(指示)に対するACKを下位層に対し送

信要求するとともに,上位層にPDU(指示)を引き渡す。 

 

  なお,応答ノードの応答処理が応答ノードのトークン獲得前に完了した場合,要求に対するACK

送信前に次の[6],[7]及び[8]の処理を先行してもよい。 

[4] 

応答ノードの上位層は,PDU(指示)をSDUとして取り込み,要求に対する処理を開始する。 

[5] 

要求ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって応答ノードが要求を受信したかどう

かの確認を行う。 

[6] 

応答ノードの上位層はワードブロックリードの処理完了によって,次のパラメータを設定してFA

リンク層に対しワードブロックリード要求に対する応答を行う。 

− 要求元ノード番号:DNA 

− 応答するワードブロックのオフセットアドレス(仮想アドレス空間に対するアドレス):M̲ADD 

− 応答するワードブロックのサイズ(仮想アドレス空間に対するデータサイズ):M̲SZ 

− 応答メッセージの結果:M̲RLT 

− 応答データ(読み出したワードブロックデータ): data 

[7] 

応答ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(応答)をSDUとして取り込み,下位層に送信要

求する。 

図12 ワードブロックリードサービスのシーケンス 

 

ワードブロック 

リード(要求) 

ワードブロック 

リード(指示) 

ワードブロック 

リード(確認) 

[1] 

[2] 

[3] 

ワードブロック 

リード(応答) 

ワードブロック 

リード(確認) 

[4] 

[5] 

[6] 

[7] 

[8] 

ACK 

ACK 

ワードブロック 

リード(確認) 

[9] 

[10] 


18 

B 3521:2004 

 

[8] 

要求ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(応答)に対するACKを下位層に対し送

信要求するとともに,上位層にPDU(確認)を引き渡す。ACKは応答データを含まない。 

[9] 

要求ノードの上位層は,PDU(確認)をSDUとして取り込み,ワードブロックリード要求に対する

応答データを受け取る。 

[10] 応答ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって要求ノードが応答データを受信した

かどうかの確認を行う。 

図12 ワードブロックリードサービスのシーケンス(続き) 

6.2.6 

ワードブロックライトサービス 

a) 機能 このサービスは,要求元のノードから相手先のノードに対してワードブロックデータを書き込

む。このサービスでは,仮想アドレス空間で定義する領域を用いる。仮想アドレス空間については,

6.2.5を参照。 

b) プロトコル 図13にワードブロックライトサービスのシーケンスを示す。 

要求ノード 

応答ノード 

上位層 

FAリンク層 

下位層 

下位層 

FAリンク層 

上位層 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

[1] 要求ノードの上位層は,次のパラメータを設定してFAリンク層に対しワードブロックライトの要

求を行う。 

− 要求先ノード番号:DNA 

− 要求するワードブロックのオフセットアドレス(仮想アドレス空間に対するアドレス位置):

M̲ADD 

− 要求するワードブロックのサイズ(仮想アドレス空間に対するデータサイズ):M̲SZ 

− 要求データ(書込みを行うワードブロックデータ):data 

[2] 要求ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(要求)をSDUとして取り込み,下位層に送信要求

する。 

[3] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(指示)に対するACKを下位層に対し送信

要求するとともに,上位層にPDU(指示)を引き渡す。このとき,ACKは要求データを含まない。 

図13 ワードブロックライトサービスのシーケンス 

ワードブロック 

ライト(要求) 

ワードブロック 

ライト(指示) 

ワードブロック 

ライト(確認) 

[1] 

[2] 

[3] 

ワードブロック 

ライト(応答) 

ワードブロック 

ライト(確認) 

[4] 

[5] 

[6] 

[7] 

[8] 

ACK 

ACK 

ワードブロック 

ライト(確認) 

[9] 

[10] 


19 

B 3521:2004  

 

 

  なお,応答ノードの応答処理が応答ノードのトークン獲得前に完了した場合,要求に対するACK

送信前に次の[6],[7]及び[8]の処理を先行してもよい。 

[4] 

応答ノードの上位層は,PDU(指示)をSDUとして取り込み,要求に対する処理を開始する。 

[5] 要求ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって応答ノードが要求を受信したかどう

かの確認を行う。 

[6] 

応答ノードの上位層はワードブロックライトの処理完了によって,次のパラメータを設定してFA

リンク層に対しワードブロックライト要求に対する応答を行う。 

− 要求元ノード番号:DNA 

− 応答したワードブロックのオフセットアドレス(仮想アドレス空間に対するアドレス位置):

M̲ADD 

− 応答したワードブロックのサイズ(仮想アドレス空間に対するデータサイズ):M̲SZ 

− 応答メッセージの結果:M̲RLT 

[7] 

応答ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(応答)をSDUとして取り込み,下位層に送信要

求する。 

[8] 

要求ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(応答)に対するACKを下位層に対し送

信要求するとともに,上位層にPDU(確認)を引き渡す。 

[9] 

要求ノードの上位層は,PDU(確認)をSDUとして取り込み,ワードブロックライト要求に対する

処理完了を受け取る。 

[10] 応答ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって要求ノードが処理完了を受信したか

どうかの確認を行う。 

図13 ワードブロックライトサービスのシーケンス(続き) 

6.2.7 

ネットワークパラメータリードサービス 

a) 機能 このサービスは,要求元のノードから相手先ノードのネットワークパラメータを読み出す。 

b) プロトコル 図14にネットワークパラメータリードサービスのシーケンスを示す。 

要求ノード 

応答ノード 

上位層 

FAリンク層 

下位層 

下位層 

FAリンク層 

上位層 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

図14 ネットワークパラメータリードサービスのシーケンス 

ネットワークパラメータ 

リード(要求) 

ネットワークパラメータ 

リード(指示) 

ネットワークパラメータ 

リード(確認) 

[1] 

[2] 

[3] 

ネットワークパラメータ 

リード(応答) 

ネットワークパラメータ 

リード(確認) 

[4] 

[5] 

[6] 

[7] 

[8] 

ACK 

ACK 

ネットワークパラメータ 

リード(確認) 

[9] 

[10] 


20 

B 3521:2004 

 

 

[1] 要求ノードの上位層は,次のパラメータを設定してFAリンク層に対しネットワークパラメータリ

ードの要求を行う。 

− 要求先ノード番号:DNA 

[2] 要求ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(要求)をSDUとして取り込み,下位層に送信要求

する。 

[3] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(指示)に対するACKを下位層に対し送信

要求するとともに,上位層にPDU(指示)を引き渡す。 

 

  なお,応答ノードの応答処理が応答ノードのトークン獲得前に完了した場合,要求に対するACK

送信前に次の[6],[7]及び[8]の処理を先行してもよい。 

[4] 応答ノードの上位層は,PDU(指示)をSDUとして取り込み,要求に対する処理を開始する。 

[5] 要求ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって応答ノードが要求を受信したかどう

かの確認を行う。 

[6] 応答ノードの上位層はネットワークパラメータリードの処理完了によって,次のパラメータを設

定してFAリンク層に対しネットワークパラメータリード要求に対する応答を行う。 

− 要求元ノード番号:DNA 

− 応答メッセージの結果:M̲RLT 

− 応答データ(自ノードのネットワークパラメータ):data 

− ノード名(設備名):使用者が任意に設定する 

− ベンダ名:ベンダが任意に設定する 

− 製造業者形式:製造業者が任意に設定する 

− 領域1の先頭アドレス 

− 領域1のサイズ 

− 領域2の先頭アドレス 

− 領域2のサイズ 

− トークン監視時間 

− 最小許容フレーム間隔 

− FAリンクの状態 

− プロトコルタイプ 

− 上位層の状態 

− リフレッシュサイクル許容時間設定値 

− リフレッシュサイクル測定値(現在値) 

− リフレッシュサイクル測定値(最大値) 

− リフレッシュサイクル測定値(最小値) 

[7] 応答ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(応答)をSDUとして取り込み,下位層に送信要

求する。 

[8] 要求ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(応答)に対するACKを下位層に対し送

信要求するとともに,上位層にPDU(確認)を引き渡す。ACKは応答データを含まない。 

図14 ネットワークパラメータリードサービスのシーケンス(続き) 


21 

B 3521:2004  

 

[9] 要求ノードの上位層は,PDU(確認)をSDUとして取り込み,ネットワークパラメータリード要求

に対する応答データを受け取る。 

[10] 応答ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって要求ノードが応答データを受信した

かどうかの確認を行う。 

図14 ネットワークパラメータリードサービスのシーケンス(続き) 

6.2.8 

ネットワークパラメータライトサービス 

a) 機能 このサービスは,要求元のノードから相手先のノードに対してネットワークパラメータを書き

込む。 

b) プロトコル 図15にネットワークパラメータライトサービスのシーケンスを示す。 

 

要求ノード 

応答ノード 

上位層 

FAリンク層 

下位層 

下位層 

FAリンク層 

上位層 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

[1] 要求ノードの上位層は,次のパラメータを設定してFAリンク層に対しネットワークパラメータ

ライトの要求を行う。 

− 要求先ノード番号:DNA 

− 要求データ(書込みを行うネットワークパラメータ):data 

− 設定パラメータフラグ: 

− 16#01:領域1,領域2の先頭アドレス及びサイズだけ書き込む場合。 

− 16#02:ノード名(設備名)だけ書き込む場合。 

− 16#03:領域1及び領域2の先頭アドレス,サイズ及びノード名(設備名)を書き込む場合。 

− 領域1の先頭アドレス 

− 領域1のサイズ 

− 領域2の先頭アドレス 

− 領域2のサイズ 

− ノード名(設備名):使用者が任意に設定する。 

図15 ネットワークパラメータライトサービスのシーケンス 

ネットワークパラメータ 

ライト(要求) 

ネットワークパラメータ 

ライト(指示) 

ネットワークパラメータ 

ライト(確認) 

[1] 

[2] 

[3] 

ネットワークパラメータ 

ライト(応答) 

ネットワークパラメータ 

ライト(確認) 

[4] 

[5] 

[6] 

[7] 

[8] 

ACK 

ACK 

ネットワークパラメータ 

ライト(確認) 

[9] 

[10] 


22 

B 3521:2004 

 

 

[2] 要求ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(要求)をSDUとして取り込み,下位層に送信

要求する。 

[3] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(指示)に対するACKを下位層に対し

送信要求するとともに,上位層にPDU(指示)を引き渡す。このとき,ACKは要求データを含ま

ない。 

 

  なお,応答ノードの応答処理が応答ノードのトークン獲得前に完了した場合,要求に対する

ACK送信前に次の[6],[7]及び[8]の処理を先行してもよい。 

[4] 応答ノードの上位層は,PDU(指示)をSDUとして取り込み,要求に対する処理を開始する。 

[5] 要求ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって応答ノードが要求を受信したか

どうかの確認を行う。 

[6] 応答ノードの上位層は,ネットワークパラメータライトの処理完了によって,次のパラメータ

を設定してFAリンク層に対しネットワークパラメータライト要求に対する応答を行う。 

− 要求元ノード番号:DNA 

− 応答メッセージの結果:M̲RLT 

[7] 応答ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(応答)をSDUとして取り込み,下位層に送信

要求する。 

[8] 要求ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(応答)に対するACKを下位層に対し

送信要求するとともに,上位層にPDU(確認)を引き渡す。 

[9] 要求ノードの上位層は,PDU(確認)をSDUとして取り込み,ネットワークパラメータライト要

求に対する処理完了を受け取る。 

[10] 応答ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって要求ノードが処理完了を受信し

たかどうかの確認を行う。 

図15 ネットワークパラメータライトサービスのシーケンス(続き) 

6.2.9 

停止指令サービス 

a) 機能 このサービスは,要求元のノードから相手先のノードに対し,停止指令を要求する。 

b) プロトコル 図16に停止指令サービスのシーケンスを示す。 

要求ノード 

応答ノード 

上位層 

FAリンク層 

下位層 

下位層 

FAリンク層 

上位層 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

図16 停止指令サービスのシーケンス 

停止指令(要求) 

停止指令(指示) 

停止指令(確認) 

[1] 

[2] 

[3] 

停止指令(応答) 

停止指令(確認) 

[4] 

[5] 

[6] 

[7] 

[8] 

ACK 

ACK 

停止指令(確認) 

[9] 

[10] 


23 

B 3521:2004  

 

[1] 要求ノードの上位層は,次のパラメータを設定してFAリンク層に対し停止指令の要求を行う。 

 

要求先ノード番号:DNA 

[2] 要求ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(要求)をSDUとして取り込み,下位層に送信

要求する。 

[3] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(指示)に対するACKを下位層に対し

送信要求するとともに,上位層にPDU(指示)を引き渡す。 

 

  なお,応答ノードの応答処理が,応答ノードのトークン獲得前に完了した場合,要求に対す

るACK送信前に次の[6],[7],[8]の処理を先行してもよい。 

[4] 応答ノードの上位層は,PDU(指示)をSDUとして取り込み,要求に対する処理を開始する。 

[5] 要求ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって応答ノードが要求を受信したかど

うかの確認を行う。 

[6] 応答ノードの上位層は,停止指令の処理完了によって,次のパラメータを設定してFAリンク層

に対し停止指令要求に対する応答を行う。 

− 要求元ノード番号:DNA 

− 応答メッセージの結果:M̲RLT 

[7] 応答ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(応答)をSDUとして取り込み,下位層に送信

要求する。 

[8] 要求ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(応答)に対するACKを下位層に対し

送信要求するとともに,上位層にPDU(確認)を引き渡す。 

[9] 要求ノードの上位層は,PDU(確認)をSDUとして取り込み,停止指令要求に対する処理完了を

受け取る。 

[10] 応答ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって要求ノードが処理完了を受信した

かどうかの確認を行う。 

図16 停止指令サービスのシーケンス(続き) 

6.2.10 運転指令サービス 

a) 機能 このサービスは,要求元のノードから相手先のノードに対し,運転指令を要求する。 

b) プロトコル 図17に運転指令サービスのシーケンスを示す。 

要求ノード 

応答ノード 

上位層 

FAリンク層 

下位層 

下位層 

FAリンク層 

上位層 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

図17 運転指令サービスのシーケンス 

運転指令(要求) 

運転指令(指示) 

運転指令(確認) 

[1] 

[2] 

[3] 

運転指令(応答) 

運転指令(確認) 

[4] 

[5] 

[6] 

[7] 

[8] 

ACK 

ACK 

運転指令(確認) 

[9] 

[10] 


24 

B 3521:2004 

 

[1] 要求ノードの上位層は,次のパラメータを設定してFAリンク層に対し運転指令の要求を行う。 

 

要求先ノード番号:DNA 

[2] 要求ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(要求)をSDUとして取り込み,下位層に送信

要求する。 

[3] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(指示)に対するACKを下位層に対し

送信要求するとともに,上位層にPDU(指示)を引き渡す。 

 

  なお,応答ノードの応答処理が応答ノードのトークン獲得前に完了した場合,要求に対する

ACK送信前に次の[6],[7]及び[8]の処理を先行してもよい。 

[4] 応答ノードの上位層は,PDU(指示)の処理完了によって,次のパラメータを設定してFAリンク

層に対し運転指令要求に対する応答を行をSDUとして取り込み,要求に対する処理を開始する。 

[5] 要求ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって応答ノードが要求を受信したかど

うかの確認を行う。 

[6] 応答ノードの上位層は,運転指令う。 

− 要求元ノード番号:DNA 
− 応答メッセージの結果:M̲RLT 

[7] 

応答ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(応答)をSDUとして取り込み,下位層に送信

要求する。 

[8] 

要求ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(応答)に対するACKを下位層に対し

送信要求するとともに,上位層にPDU(確認)を引き渡す。 

[9] 

要求ノードの上位層は,PDU(確認)をSDUとして取り込み,運転指令要求に対する処理完了を

受け取る。 

[10] 応答ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって要求ノードが処理完了を受信した

かどうかの確認を行う。 

図17 運転指令サービスのシーケンス(続き) 

6.2.11 プロファイルリードサービス 

a) 機能 このサービスは,要求元のノードから相手先ノードのプロファイルを読み出す。 

b) プロトコル 図18にプロファイルリードサービスのシーケンスを示す。 


25 

B 3521:2004  

 

要求ノード 

応答ノード 

上位層 

FAリンク層 

下位層 

下位層 

FAリンク層 

上位層 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

[1] 要求ノードの上位層は,次のパラメータを設定してFAリンク層に対しプロファイルリードの要

求を行う。 

 

要求先ノード番号:DNA 

[2] 要求ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(要求)をSDUとして取り込み,下位層に送信

要求する。 

[3] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(指示)に対するACKを下位層に対し

送信要求するとともに,上位層にPDU(指示)を引き渡す。 

なお,応答ノードの応答処理が応答ノードのトークン獲得前に完了した場合,要求に対する

ACK送信前に次の[6],[7]及び[8]の処理を先行してもよい。 

[4] 応答ノードの上位層は,PDU(指示)をSDUとして取り込み,要求に対する処理を開始する。 

[5] 要求ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって応答ノードが要求を受信したかど

うかの確認を行う。 

[6] 応答ノードの上位層は,プロファイルリード処理完了によって,次のパラメータを設定してFA

リンク層に対しプロファイルリード要求に対する応答を行う。 

− 要求元ノード番号:DNA 

− 応答メッセージの結果:M̲RLT 

− 応答データ(読み出したプロファイル):data 

 

データの内容については,この規格の範囲外である。 

[7] 応答ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(応答)をSDUとして取り込み,下位層に送信

要求する。 

[8] 要求ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(応答)に対するACKを下位層に対し

送信要求するとともに,上位層にPDU(確認)を引き渡す。ACKは応答データを含まない。 

[9] 要求ノードの上位層は,PDU(確認)をSDUとして取り込み,プロファイルリード要求に対する

応答データを受け取る。 

[10] 応答ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって要求ノードが応答データを受信し

たかどうかの確認を行う。 

図18 プロファイルリードサービスのシーケンス 

プロファイル 

リード(要求) 

プロファイル 

リード(指示) 

プロファイル 

リード(確認) 

[1] 

[2] 

[3] 

プロファイル 

リード(応答) 

プロファイル 

リード(確認) 

[4] 

[5] 

[6] 

[7] 

[8] 

ACK 

ACK 

プロファイル 

リード(確認) 

[9] 

[10] 


26 

B 3521:2004 

 

6.2.12 透過形メッセージサービス 

a) 機能 このサービスは,要求元のノードから相手先のノードに対して,使用者定義のサービスを送信

する。このサービスは,応答を定義していない。応答を行う場合は,使用者定義によって透過形メッ

セージを用いる。 

b) プロトコル 図19に透過形メッセージのシーケンスを示す。 

要求ノード 

応答ノード 

上位層 

FAリンク層 

下位層 

下位層 

FAリンク層 

上位層 

 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

[1] 要求ノードの上位層は,次のパラメータを設定してFAリンク層に対し透過形メッセージの要求を

行う。 

− 伝送形態:1対1伝送(PPT)/1対n伝送(BCT) 

− 要求先ノード番号:DNA 

− 使用者データ(使用者が任意に定義):data 

[2] 要求ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(要求)をSDUとして取り込み,下位層に送信要

求する。 

[3] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(指示)に対するACKを下位層に対し送

信要求するとともに,上位層にPDU(指示)を引き渡す。 

[4] 応答ノードの上位層は,PDU(指示)をSDUとして取り込み,要求に対する処理を開始する。 

[5] 要求ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって応答ノードが要求を受信したかどう

かの確認を行う。 

 

備考 1対n伝送の場合は,ACK([3])及び透過形メッセージ(確認)([5])はない。 

 

図19 透過形メッセージサービスのシーケンス 

6.2.13 ログデータリードサービス 

a) 機能 このサービスは,要求元のノードから相手先のログデータを読み出す。 

b) プロトコル 図20にログデータリードサービスのシーケンスを示す。 

透過形メッセージ(要求) 

透過形メッセージ(指示) 

透過形メッセージ(確認) 

[3] 

[2] 

[4] 

[5] 

ACK 

[1] 


27 

B 3521:2004  

 

要求ノード 

応答ノード 

上位層 

FAリンク層 

下位層 

下位層 

FAリンク層 

上位層 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

[1] 要求ノードの上位層は,次のパラメータを設定してFAリンク層に対しログデータリードの要求

を行う。 

要求先ノード番号:DNA 

[2] 要求ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(要求)をSDUとして取り込み,下位層に送信要

求する。 

[3] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(指示)に対するACKを下位層に対し送

信要求する。 

 

  なお,応答処理が応答ノードのトークン獲得前に完了した場合,要求に対するACK送信前に

次の[5]及び[6]の処理を先行してもよい。 

[4] 要求ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって応答ノードが要求を受信したかど

うかの確認を行う。 

[5] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(指示)をSDUとして取り込み,ログデ

ータリード要求に対する処理を行い,ログデータリードの処理完了によって次のパラメータを設

定して下位層に対し送信要求を行う。 

− 要求元ノード番号:DNA 

− 応答メッセージの結果:M̲RLT 

− 応答データ(読み出したログデータ):data 

− データの内容については,附属書2を参照。 

[6] 要求ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(応答)に対するACKを下位層に対し送

信要求するとともに,上位層にPDU(確認)を引き渡す。ACKは応答データを含まない。 

[7] 要求ノードの上位層は,PDU(確認)をSDUとして取り込み,ログデータリード要求に対する応答

データを受け取る。 

[8] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったACKを破棄する。 

図20 ログデータリードサービスのシーケンス 

6.2.14 ログデータクリアサービス 

a) 機能 このサービスは,要求元のノードから相手先のログデータをクリアする。 

ログデータ 

リード(要求) 

 

ログデータ 

リード(確認) 

[1] 

[2] 

[3] 

ログデータ 

リード(応答) 

ログデータ 

リード(確認) 

[4] 

[5] 

[6] 

[7] 

[8] 

ACK 

ACK 

ログデータ 

リード(指示) 


28 

B 3521:2004 

 

b) プロトコル 図21にログデータクリアサービスのシーケンスを示す。 

要求ノード 

応答ノード 

上位層 

FAリンク層 

下位層 

下位層 

FAリンク層 

上位層 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

[1] 要求ノードの上位層は,次のパラメータを設定してFAリンク層に対しログデータクリアの要求

を行う。 

− 伝送形態:1対1伝送(PPT)/1対n伝送(BCT) 

− 要求先ノード番号:DNA 

[2] 要求ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(要求)をSDUとして取り込み,下位層に送信要

求する。 

[3] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(指示)に対するACKを下位層に対し送

信要求する。 

 

  なお,応答ノードの応答処理が応答ノードのトークン獲得前に完了した場合,要求に対する

ACK送信前に次の[5]及び[6]の処理を先行してもよい。 

[4] 要求ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって応答ノードが要求を受信したかど

うかの確認を行う。 

[5] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(要求)をSDUとして取り込み,ログデ

ータクリア要求に対する処理を行い,ログデータクリアの処理完了によって次のパラメータを設

定して下位層に対し送信要求を行う。 

− 要求元ノード番号:DNA 

− 応答メッセージの結果:M̲RLT 

 [6] 要求ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(応答)に対するACKを下位層に対し送

信要求するとともに,上位層にPDU(確認)を引き渡す。ACKは応答データを含まない。 

 [7] 要求ノードの上位層は,PDU(確認)をSDUとして取り込み,ログデータクリア要求に対する応答

データを受け取る。 

 [8] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったACKを破棄する。 

 

備考 

1対n伝送の場合は,ACK([3],[4])及び応答([5]及び[6]以降)はない。 

 

図21 ログデータクリアサービスのシーケンス 

6.2.15 メッセージ折返しサービス 

a) 機能 このサービスは,受信したメッセージデータを折返し送信し,この規格を実装した機器のメッ

ログデータ 

クリア(要求) 

ログデータ 

クリア(確認) 

[1] 

[2] 

ログデータ 

クリア(応答) 

ログデータ 

クリア(確認) 

[3] 

[5] 

[6] 

[7] 

[8] 

ACK 

ACK 

[4] 

ログデータ 

クリア(指示) 


29 

B 3521:2004  

 

セージ伝送テストを行う。 

b) プロトコル 図22にメッセージ折返しサービスのシーケンスを示す。 

要求ノード 

応答ノード 

上位層 

FAリンク層 

下位層 

下位層 

FAリンク層 

上位層 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

[1] 要求ノードの上位層は,次のパラメータを設定してFAリンク層に対しメッセージ折返しの要求を

行う。 

− 要求先ノード番号:DNA 

− 折返しデータ:data 

[2] 要求ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(要求)をSDUとして取り込み,下位層に送信要

求する。 

[3] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(指示)に対するACKを下位層に対し送

信要求する。 

 

  なお,応答ノードの応答処理が応答ノードのトークン獲得前に完了した場合,要求に対する

ACK送信前に次の[5]及び[6]の処理を先行してもよい。 

[4] 要求ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって応答ノードが要求を受信したかどう

かの確認を行う。 

[5] 応答ノードの下位層は,次のパラメータを設定して下位層に対しメッセージ折返し要求に対する

応答を行う。 

− 要求元ノード番号:DNA 

− 応答メッセージの結果:M̲RLT 

− 折返しデータ:data 

[6] 要求ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(応答)に対するACKを下位層に対し送

信要求するとともに,上位層にPDU(確認)を引き渡す。ACKは,応答データを含まない。 

[7] 要求ノードの上位層は,PDU(確認)をSDUとして取り込み,メッセージ折返し要求に対する応答

データを受け取る。 

[8] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったACKを破棄する。 

図22 メッセージ折返しサービスのシーケンス 

6.2.16 ベンダ固有メッセージサービス 

メッセージ折返し 

(要求) 

メッセージ折返し 

(応答) 

メッセージ折返し 

(確認) 

メッセージ折返し 

(確認) 

[3] 

[2] 

[4] 

[5] 

[6] 

[7] 

[8] 

ACK 

ACK 

[1] 

メッセージ折返し 

(指示) 


30 

B 3521:2004 

 

a) 機能 このサービスは,要求元のノードから相手先のノードに対し,ベンダ固有のメッセージを要求

する。 

b) プロトコル 図23にベンダ固有メッセージサービスのシーケンスを示す。 

要求ノード 

応答ノード 

上位層 

FAリンク層 

下位層 

下位層 

FAリンク層 

上位層 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

[1] 要求ノードの上位層は,次のパラメータを設定してFAリンク層に対しベンダ固有メッセージの要

求を行う。 

− 伝送形態:1対1伝送(PPT)/1対n伝送(BCT) 

− 要求先ノード番号:DNA 

− ベンダ名:VDN 

− サブコード:SCODE 

− メッセージデータ:data 

[2] 要求ノードのFAリンク層は,上位層からのPDU(要求)をSDUとして取り込み,下位層に送信要

求する。 

[3] 応答ノードのFAリンク層は,下位層から受け取ったPDU(指示)に対するACKを下位層に対し送

信要求するとともに,上位層にPDU(指示)を引き渡す。 

 

  なお,応答ノードの応答処理が応答ノードのトークン獲得前に完了した場合,要求に対する

ACK送信前に次の[6],[7],[8]の処理を先行してもよい。 

[4] 応答ノードの上位層は,PDU(指示)をSDUとして取り込み,要求に対する処理を開始する。 

[5] 要求ノードの上位層は,下位層から受け取ったACKによって応答ノードが要求を受信したかどう

かの確認を行う。 

[6] 応答ノードの上位層は,ベンダ固有メッセージの処理完了によって,次のパラメータを設定して

FAリンク層に対し,ベンダ固有メッセージ要求に対する応答を行う。 

− 要求元ノード番号:DNA 

− 応答メッセージの結果:M̲RLT 

− ベンダ名:VDN 

− サブコード:SCODE 

− メッセージデータ:data 

 

備考 

1対n伝送の場合は,ACK([3],[5])及び応答([6]以降)はない。 

 

図23 ベンダ固有メッセージサービスのシーケンス 

6.3 

ネットワーク管理サービス ネットワーク管理サービスは,6.3.1〜6.3.6のサービスから構成される。 

ベンダ固有メッセージ(要求) 

ベンダ固有メッセージ(指示) 

[1] 

[2] 

[3] 

ベンダ固有メッセージ(応答) 

[4] 

[5] 

[6] 

[7] 

[8] 

ACK 

ACK 

ベンダ固有メッセージ(確認) 

[9] 

[10] 

ベンダ固有メッセージ(確認) 

ベンダ固有メッセージ(確認) 


31 

B 3521:2004  

 

6.3.1 

コンフィギュレーション用パラメータの設定 コンフィギュレーション用パラメータは,FAリン

クの動作を規定するために用いる。 

a) ノード番号 初期値として上位層がFAリンク層に対してノード番号を設定する。ノード番号の範囲

は,1〜254とする。ノード番号が設定されていない場合,ノードはネットワークへの参加動作を行わ

ない。また,ネットワークに参加途中にノード番号の重複を検知したときは,そのノードはいかなる

フレームも送信しない。また,そのノードがネットワークに参加状態のときは,このパラメータを変

更してはならない。 

b) コモンメモリの領域1及び領域2の先頭アドレス及びサイズ 上位層からの設定及びネットワークか

らの設定が可能である。そのノードがネットワークに参加状態のときは,このパラメータを変更して

はならない。 

FAリンク層は,このパラメータを上位層から設定されなければ,そのノードに送信領域がないもの

としてネットワークへの参加を行う。ネットワークからネットワークパラメータライトサービスを用

いて,このパラメータを設定するときには,そのノードはメッセージを受信後,いったんネットワー

クから離脱し,途中参加状態でネットワークに再加入する。 

コモンメモリの領域1及び領域2の先頭アドレス及びサイズの範囲は,次による。これらの情報が

設定されると,FAリンク層は,FAリンクの状態にコモンメモリ設定完了フラグをセットする。 

1) コモンメモリの領域1先頭アドレス(0〜16#1FF) 

2) コモンメモリの領域1データサイズ(0〜16#200) 

3) コモンメモリの領域2先頭アドレス(0〜16#1FFF) 

4) コモンメモリの領域2データサイズ(0〜16#2000) 

c) ノード名(設備名) 上位層からの設定及びネットワークからの設定が可能である。 

ネットワークからネットワークパラメータライトサービスを用いて,このパラメータを設定すると

きには,そのノードは,メッセージを受信後,いったんネットワークから離脱し,途中参加状態でネ

ットワークに再加入する。ノード名だけの変更の場合,ネットワークから離脱せずにそのまま通信を

続ける。 

ノード名は,ASCII文字で最大10文字を設定する。 

d) トークン監視時間 この時間は,ノード固有の値であり,ノードに初期値としてFAリンク上位層か

ら設定してもよい。設定されていないときには,ノードはネットワークへの参加動作を行わない。ま

た,そのノードがネットワークに参加状態のときには,このパラメータを変更してはならない。 

トークン監視時間は,1 ms単位で1〜255を設定する。 

e) 最小許容フレーム間隔 この間隔は,ノード固有の値であり,ノードに初期値としてFAリンク上位

層から設定してもよい。設定されていないときには,ノードはネットワークへの参加動作を行わない。

また,そのノードがネットワークに参加状態のときには,このパラメータを変更してはならない。 

最小許容フレーム間隔は,100 

最ヿ帀

〰銊

定する。 

6.3.2 

自ノード管理情報パラメータの読出し 自ノード管理情報パラメータは,ノードを立ち上げるとき

にFAリンク層の上位層又はネットワークパラメータライトサービスによって設定された,自ノードの設

定及び動作に関するデータを提供する。 

FAリンク層は,自ノード管理情報パラメータの情報を参加要求フレーム,及びネットワークパラメータ

リードの情報として用いる。(  )内はデータ長を示す。 

a) パラメータ 


32 

B 3521:2004 

 

1) ノード番号 

(1バイト) :1〜254 

2) コモンメモリの領域1先頭アドレス (2バイト) :ワードアドレス(0〜16#1FF) 

3) コモンメモリの領域1データサイズ (2バイト) :サイズ(0〜16#200) 

4) コモンメモリの領域2先頭アドレス (2バイト) :ワードアドレス(0〜16#1FFF) 

5) コモンメモリの領域2データサイズ (2バイト) :サイズ 

(0〜16#2000) 

6) 上位層の状態 

(2バイト) :運転情報,エラー情報など。 

 

   

 

  詳細は6.3.6 a)参照。 

7) トークン監視時間 

(1バイト) :1〜255:1 ms単位 

8) 最小許容フレーム間隔 

(1バイト) :0〜50:100 

9) ベンダ名 

(10バイト) :ベンダの名称。 

10) ベンダ形式 

(10バイト) :ベンダの形式。 

11) ノード名(設備名) 

(10バイト) :使用者設定によるノードの名称。 

12) プロトコルタイプ 

(1バイト) :16#80固定 

13) FAリンクの状態 

(1バイト) :参加/離脱など。詳細は6.3.6 b)参照。 

14) 自ノードの状態 

(1バイト) :ノード番号重複検知など。詳細は6.3.6 c)参照。 

6.3.3 

参加ノード管理情報パラメータの読出し 参加ノード管理情報パラメータは,ネットワークに参加

している各ノードの状態情報を提供する。FAリンク層は,このパラメータをネットワークに参加している

ノードに関してノード単位でデータを管理する。 

a) パラメータ 

1) ノード番号 

(1バイト):1〜254 

2) 上位層の状態 

(2バイト):運転情報,エラー情報など。詳細は6.3.6 a)参照。 

3) コモンメモリの領域1先頭アドレス (2バイト):ワードアドレス(0〜16#1FF) 

4) コモンメモリの領域1データサイズ (2バイト):サイズ(0〜16#200) 

5) コモンメモリの領域2先頭アドレス (2バイト):ワードアドレス(0〜16#1FFF) 

6) コモンメモリの領域2データサイズ (2バイト):サイズ 

(0〜16#2000) 

7) リフレッシュサイクル許容時間 

(2バイト):0〜65535:1 ms単位 

8) トークン監視時間 

(1バイト):1〜255:1 ms単位 

9) 最小許容フレーム間隔 

(1バイト):0〜50:100 

10) FAリンクの状態 

(1バイト):参加/離脱情報など。詳細は6.3.6 b)参照。 

パラメータの情報は,10)のFAリンクの状態内に含まれる参加離脱及び通信無効検知情報を除いて,各

ノードが受信するフレームに含まれる。各ノードは,参加要求フレーム又は未認識ノードから最終サイク

リックフレームを受信したときに参加ノード管理情報パラメータを更新する。ただし,“2) 上位層の状態”,

“7) リフレッシュサイクル許容時間”は,最終サイクリックフレームを受信したときに常に更新する。 

ノードは,各ノードからの参加要求フレーム受信又はトークンフレームを受信したとき,該当ノードの

FAリンクの状態内に含まれる参加離脱及び通信無効検知情報を参加状態にする。また,各ノードからのト

ークンフレームの受信タイムアウトの連続3回検出によってノードの離脱を認識したときには,該当ノー

ドのFAリンクの状態内に含まれる参加離脱情報を離脱状態にする。 

6.3.4 

ネットワーク管理情報パラメータの読出し ネットワーク管理情報パラメータは,ネットワークの

共通な状態に関する情報を提供する。 

a) パラメータ 


33 

B 3521:2004  

 

1) トークン保持ノード番号 

(1バイト) :現在トークンを保持しているノードの番号 

 

   

 

  (1〜254) 

2) 最小許容フレーム間隔 

(1バイト) :0〜50:100 

3) リフレッシュサイクル許容時間 

(2バイト) :0〜65535:1 ms単位 

4) リフレッシュサイクル測定時間(現在値) (2バイト) :0〜65535:1 ms単位 

5) リフレッシュサイクル測定時間(最大値) (2バイト) :0〜65535:1 ms単位 

6) リフレッシュサイクル測定時間(最小値) (2バイト) :0〜65535:1 ms単位 

6.3.5 

メッセージ通番管理テーブルの読出し メッセージ通番管理テーブルは,メッセージ伝送における

通番及び通番バージョン番号情報を提供する。 

a) 送信用 送信用のテーブルは,次のものを用意する。 

1) 通番バージョン番号 (4バイト) 

:1〜16#FFFFFFFF 

2) 通番(1対n送信) 

(4バイト) 

:1〜16#FFFFFFFF 

3) 通番(1対1送信) 

(4バイト)×256 

:1〜16#FFFFFFFF 

b) 受信用 受信用のテーブルは,次の12バイトのテーブルをノード数分の254個用意する。 

通番が“0”の場合は,受信が一度もされていない状態を示す。 

1) 通番バージョン番号 (4バイト) 

:0〜16#FFFFFFFF 

2) 通番(1対n送信) 

(4バイト) 

:0〜16#FFFFFFFF 

3) 通番(1対1送信) 

(4バイト) 

:0〜16#FFFFFFFF 

6.3.6 

ノード状態の読出し ノードの状態には,上位層の状態,FAリンクの状態及び自ノードの状態が

ある。 

a) 上位層の状態 上位層の状態は,上位層の運転情報及び上位層のエラー情報からなる(表2参照)。 

1) 上位層の動作情報 

1.1) RUN “上位層のプログラム”が動作中である状態を示す。 

1.2) STOP “上位層のプログラム”が停止中である状態を示す。 

備考1. “上位層のプログラム”とは,コントローラ(例:PC)などFAリンクの上位層とインタフェ

ースをもつものをいう。 

2. 動作中,停止中の定義は,上位層で決めるものとし,この規格の範囲外とする。 

2) 上位層のエラー情報 

2.1) NORMAL 上位層が正常であり,サイクリックデータ及びメッセージデータが有効である状態を

示す。 

2.2) WARNING 上位層において動作を継続可能な異常が発生しているが,サイクリックデータ及び

メッセージデータが有効である状態を示す。 

2.3) ALARM 上位層において動作を継続できないような異常が発生しており,サイクリックデータ及

びメッセージデータが有効でない状態を示す。 

2.4) 上位層のエラー内容 “上位層のプログラム”の異常内容を示す。 


34 

B 3521:2004 

 

表2 上位層の状態 

エラー情報 

動作情報 

 

RUN 

STOP 

NORMAL 

“上位層のプログラム”が動作中でサイク
リックデータ及びメッセージデータが有
効である状態。 

“上位層のプログラム”が停止中でサイク
リックデータ及びメッセージデータが有
効である状態。 

WARNING 

“上位層のプログラム”が動作中で異常が
あるが,サイクリックデータ及びメッセー
ジデータが有効である状態。 

“上位層のプログラム”が停止中で異常が
あるが,サイクリックデータ及びメッセー
ジデータが有効である状態。 

ALARM  

サイクリックデータ及びメッセージデー
タが有効でない状態。 

サイクリックデータ及びメッセージデー
タが有効でない状態。 

b) FAリンクの状態 FAリンクの状態情報のうち,各ノードの参加離脱及び通信無効検知は,各ノード

単位で管理する。これ以外の情報は,ネットワーク上でフレームに含まれる情報である。フレーム構

成上の配置は,9.1.1参照。 

1) アドレス重複検知フラグ ネットワークに接続したノードのコモンメモリの領域設定に,重複があ

る状態を示す。 

2) コモンメモリ設定完了フラグ ノードのコモンメモリの設定が完了している状態を示す。 

3) コモンメモリデータ有効通知フラグ サイクリックデータが有効である状態を示す。 

4) 上位層動作信号エラーフラグ 上位層の生存信号の更新が確認できない状態を示す。 

5) 通信無効検知フラグ トークンモードの異なるフレームがネットワーク上に存在する状態を示す。 

6) ノードの参加離脱フラグ ノードがネットワークに参加しているか,離脱している状態を示す。 

c) 自ノードの状態 自ノードに関わる状態を上位層に提供するための情報である。 

1) ノード番号重複フラグ 自ノードの設定と同じノード番号をもつノードがネットワークに存在する

状態を示す。 

2) トークン監視時間エラーフラグ 自ノードに設定されているトークン監視時間内に送信処理が終了

しない状態を示す。 

3) 受信待ち状態フラグ ネットワークの初期化において一つのフレームも受信せずに,フレームの受

信待ち状態を示す。 

4) 初期化エラーフラグ 初期設定,又は再設定のパラメータにエラーがあった状態を示す。 

6.4 

下位層へのサービス FAリンク層がプロトコルデータ単位を同位FAリンクエンティティと交換す

るためのFAリンク層と下位層との間のインタフェース上のサービスを提供する。 

下位層では,FAリンク層との間に送信,サイクリック伝送受信,メッセージ伝送受信,参加要求受信の

4種類のSAPを用意しなければならない。FAリンク層と下位層はそのSAPに対して要求及び指示を行う

ことで相互の情報のやりとりを行う。 

6.4.1 

送信用SAPの機能 FAリンク層は,送信用SAPに対して送信要求を与える。 

a) パラメータ 

1) 相手先アドレス 

2) 相手先SAP 

3) SDU 

6.4.2 

サイクリック伝送受信用SAPの機能 FAリンク層は,サイクリック伝送受信用SAPからサイク

リックフレーム受信指示を受ける。 


35 

B 3521:2004  

 

a) パラメータ 

1) SDU 

6.4.3 

メッセージ伝送受信用SAPの機能 FAリンク層は,メッセージ伝送受信用SAPからメッセージ

データ受信指示を受ける。 

a) パラメータ 

1) SDU 

6.4.4 

参加要求受信用SAPの機能 FAリンク層は,参加要求受信用SAPから参加要求フレーム受信指

示を受ける。 

a) パラメータ 

1) SDU 

 

7. 機能 

7.1 

ノード番号 FL-net(OPCN-2)では,各ノードを個々に識別するためにノード番号を規定する。ノ

ード番号は,FAリンクヘッダ内の“SNA”,“DNA”の情報として用いる(9.1参照)。 

− FL-net(OPCN-2)ではノード番号は“1〜254”を用いる。ただし,ノード番号“250〜254”は,メン

テナンス用に予約する。 

− ノード番号の“0”は,用いてはならない。 

− “255”は,1対nメッセージのときの“DNA”に用いる。 

− トークンフレームでは,次のトークン送信先ノード番号として“DNA”を用いる。 

7.2 

プロトコルデータ単位 FAリンクプロトコルでは,プロトコルデータ単位(PDU)としてフレームを

用いる。 

ネットワークで送受信されるデータは,ネットワークの各層ごとに規定されている。図24にフレーム構

成を示す。 

ネットワーク上に流れるフレームの正当性は,トランスポート層以下の下位層で保証する。したがって,

この規格では,FAリンクの情報(FAリンクヘッダ)だけの正当性を検出し,正当なフレームかどうかを判

断する。フレームの種類は,FAリンクヘッダ内のTCDによって決まる。表3にFAリンクで規定するフ

レーム構成を示す。 

FAリンクヘッダの内容に関しては,9.1参照。 

 

図24 フレーム構成 

トレーラ 

下位層ヘッダ 

ユーザデータ 

FAリンクヘッダ 

ユーザデータ 

1024オクテット以内 

フレーム 

FAリンク部 

1500オクテット以内 


36 

B 3521:2004 

 

 

表3 FAリンクで規定するフレーム 

名称 

トランザクションコード 

(予約) 

0〜9999 

透過形メッセージフレーム 

10000〜59999 

(予約) 

60000〜64999 

トークンフレーム 

65000 

サイクリックフレーム 

65001 

参加要求フレーム 

65002 

バイトブロックリードフレーム(要求) 

65003 

バイトブロックライトフレーム(要求) 

65004 

ワードブロックリードフレーム(要求) 

65005 

ワードブロックライトフレーム(要求) 

65006 

ネットワークパラメータリードフレーム(要求) 

65007 

ネットワークパラメータライトフレーム(要求) 

65008 

停止指令フレーム(要求) 

65009 

運転指令フレーム(要求) 

65010 

プロファイルリードフレーム(要求) 

65011 

トリガフレーム 

65012 

ログデータリードフレーム(要求) 

65013 

ログデータクリアフレーム(要求) 

65014 

メッセージ折返しフレーム(要求) 

65015 

ベンダ固有メッセージフレーム(要求) 

65016 

(予約)(将来の拡張用) 

65017〜65202 

バイトブロックリードフレーム(応答) 

65203 

バイトブロックライトフレーム(応答) 

65204 

ワードブロックリードフレーム(応答) 

65205 

ワードブロックライトフレーム(応答) 

65206 

ネットワークパラメータリードフレーム(応答) 

65207 

ネットワークパラメータライトフレーム(応答) 

65208 

停止指令フレーム(応答) 

65209 

運転指令フレーム(応答) 

65210 

プロファイルリードフレーム(応答) 

65211 

(予約) 

65212 

ログデータリードフレーム(応答) 

65213 

ログデータクリアフレーム(応答) 

65214 

メッセージ折返しフレーム(応答) 

65215 

ベンダ固有メッセージフレーム(応答) 

65216 

(予約)(将来の拡張用) 

65217〜65399 

(予約) 

65400〜65535 

7.3 

バイトオーダ 図25にFAリンクで規定するフレームのバイトオーダを示す。 

a) ヘッダ部のバイトオーダ 

− トークンフレームのヘッダ部のバイトオーダは,ビッグエンディアンである 

− サイクリックフレームのヘッダ部のバイトオーダは,ビッグエンディアンである。 

− メッセージフレームのヘッダ部のバイトオーダは,ビッグエンディアンである。 

− 参加要求フレームのバイトオーダは,ビッグエンディアンである。 


37 

B 3521:2004  

 

− トリガフレームのバイトオーダは,ビッグエンディアンである。 

− ACKデータ及びデータのバイトオーダは,ビッグエンディアンである。 

b) データ部のバイトオーダ 

− サイクリックフレームのデータ部のバイトオーダは,リトルエンディアンである。 

− メッセージフレームのデータ部のバイトオーダは,リトルエンディアンである。 

ただし,プロファイルのリードでのデータ部であるシステムパラメータは,ビッグエンディアンで

ある。 

 

図25 FAリンクで使うフレームのバイトオーダ 

7.4 

タイマ 

7.4.1 

トークン監視時間(TW) あるノードがトークンを獲得してからそのトークンを発行するまでの最

大時間である。各ノードがもつトークン監視時間は,フレームヘッダの情報として全ノードに通知される。

各ノードは,そのフレーム上のトークン監視時間の値を,対応するノードがトークン獲得から発行するま

での監視時間として用いる。 

ACKデータがない場合 

サイクリックヘッダ 

領域1 

サイクリックヘッダ 

領域2 

ACKデータがある場合 

ACKデータ 

領域1 

領域2 

 

 

メッセージヘッダ 

メッセージデータ 

メッセージフレーム 

サイクリックフレーム 

参加要求ヘッダ 

トリガヘッダ 

参加要求フレーム 

トリガフレーム 

:ビッグエンディアン 

:リトルエンディアン 

トークンヘッダ 

トークンフレーム 


38 

B 3521:2004 

 

トークン監視時間の値は,1〜255 ms(1 ms単位)とする。 

7.4.2 

トークン保持時間(THT) ノードがトークンの発行を保証する時間である。この時間以内に各ノー

ドはトークンを発行しなければならない。この時間以上に内部処理が伸びるときには,トークンの多重化

を防止するためトークンの発行をしない。トークン保持時間の値は,トークン監視時間を超えない値(1 ms

単位)でなければならない。 

7.4.3 

最小許容フレーム間隔(MFT) 前フレームの終了から次のフレームの送信までに確保する最小間

隔。 

次の二つの場合に用いる。 

a) 自ノードあてトークン受信から,何らかのフレームを自ノードが送信するまでの時間。 

b) 自ノードのフレーム送信からフレーム送信(サイクリックの分割,メッセージの送信)までの時間(前フ

レームの末尾から,次フレームの先頭まで。)。 

各ノードのもつ最小許容フレーム間隔の値は,フレームのヘッダ情報として全ノードに通知される。各

ノードはその情報を基にその最大値を求め,最小許容フレーム間隔の値として用いる。最小許容フレーム

間隔の値は,0〜5 000 

100 

栰夰謰

トークンフレームと直前のサイクリックフレームとの間には,最小許容フレーム間隔を適用しない。こ

の間は最小になるようにする。 

7.4.4 

リフレッシュサイクル許容時間(RCT) あるノードがそのノードあてのトークンを獲得してから,

次にそのノードあてのトークンを獲得するまでの間に一つもメッセージフレームを受信しなかったときに

は,このトークンが1周する時間の120 %の値をリフレッシュサイクル許容時間とする。 

ネットワーク初期状態のときは,自ノードのフレーム上のリフレッシュサイクル許容時間は“0”として

おく。自ノードあてのトークンフレームを3回受信した時点からリフレッシュサイクル許容時間の値をフ

レームに設定する。このため,トークンが3周するまでメッセージ伝送を行わない。 

途中参加状態で加入するノードも,自ノードあてのトークンフレームを3回受信した時点からリフレッ

シュサイクル許容時間の値をフレームに設定する。ただし,リフレッシュサイクル許容時間の値を特定で

きない場合は,最後に受信した最終サイクリックフレームのリフレッシュサイクル許容時間を用いる。 

上記の監視処理によって,リフレッシュサイクル許容時間は,ネットワークに加入するノード数によっ

て動的に決定される。リフレッシュサイクル許容時間の値は,1 ms単位とする。 

7.4.5 

リフレッシュサイクル測定時間(RMT) あるノードがそのノードあてのトークンを獲得してから,

次にそのノードあてのトークンを獲得するまでの時間である。リフレッシュサイクル測定時間の値は,1 ms

単位とする。 

7.4.6 

加入トークン検出時間(TDT) ノードがネットワークに参加するときに,リンク確立状態かどうか

を監視する時間である。トークンフレーム又はトリガフレームを受信したとき以外は,この時間を超える

までノードはすべてのフレームを送信しない。加入トークン検出時間の値は,固定値(3 000 ms)とする。 

7.4.7 

参加要求フレーム送信待ち時間(PWT) ノードがネットワーク初期状態で,トリガフレームを受信

又は送信してから,参加要求フレームを送信するまでの時間である。参加要求フレームの送信は,新規に

参加する他ノードと重複しないように,各ノードでノード番号に依存したタイマ値をもつ。 

PWT=n×4 

ここに, PWT: 参加要求フレーム送信待ち時間 (ms) 
 

n: ノード番号 


39 

B 3521:2004  

 

7.4.8 

参加要求フレーム受付時間(PAT) ノードがネットワーク初期状態で,トリガフレームを受信又は

送信してから,他ノードが参加要求フレームを送信するまでの待ち時間である。参加要求フレーム受付時

間の値は,固定値(1200 ms)とする。 

7.4.9 

トリガフレーム送信待ち時間(TrWT) 加入トークン検出時間を超えてから,そのノードがトリガ

フレームを送信するまでの時間である。 

TrWT=R×4 

ここに, TrWT: トリガフレーム送信待ち時間 (ms) 
 

R: ノード番号を8で除したときの余り 

7.4.10 トークン3周待ち時間(3CWT) ノードが途中参加状態でネットワークに参加するとき,トークン

が3周するのを待つが,そのトークンが3周するまでを監視する時間である。トークン3周待ち時間の値

は,固定値(3 000 ms)とする。 

7.4.11 ACK待ち時間(AWT) 1対1メッセージを送信してから,送信先ノードからACKが返ってくるま

での待ち時間である。ACK待ち時間の値は,固定値(100 ms) とする。 

 

8. 動作  

8.1 

送信権管理 

8.1.1 

概要 FL-net(OPCN-2)上へのアクセスの制御は,トークンによって行う。ノードが送信を行え

るのは,基本的にそのノードがトークンを保持しているときである。 

ノードが,トークンを保持していないときに送信するのは,トークン消滅時のトークン再発行の場合,

又はネットワークに参加しようとしているときの参加要求フレーム送信の場合だけとする。 

− FL-net(OPCN-2)では,ネットワークに参加しているノード間で一つのトークンが周回する。ノード

は,このトークンを受け取ってから,次のノードにトークンを引き渡すまで,ネットワークに対する

送信権を保持する。このときトークンを保持する時間は,トークン保持時間を超えてはならない。 

− トークンを保持しているときに送信できるフレームは,複数のサイクリックフレーム及び1以下のメ

ッセージフレームとする。 

− 送信権を放棄する場合は,トークンフレームを送信する。 

− トークンは,各ノードのタイマによって監視され,一定時間ネットワークに流れないと自動的に再発

行する。 

− トークンがネットワーク上に二つ以上あるとき,一つに統一する機能をもつ。 

8.1.2 

トークンの流れ トークンは,ネットワークに一つだけ存在する。トークンフレームには,トーク

ンの送信先ノード番号(DNA)及びトークン発信元ノード番号(SNA)をもつ。各ノードは,受信したトークン

フレームの送信先ノード番号が自ノードの番号と一致したときに,トークン保持ノードとなる。 

トークンのローテーションの順番は,ノード番号によって決まる。ネットワークに参加している各ノー

ドは,そのノード番号の昇順でトークンの周回を行う。ノード番号昇順最後の最大ノード番号のノードは,

最小ノード番号のノードにトークンを渡す。図26にトークンの流れを示す。 


40 

B 3521:2004 

 

 

図26 トークンの流れ 

8.1.3 

トークンの再発行 トークンの再発行は,次の二つの監視時間がともにタイムアウトしたときに行

う。 

a) リフレッシュサイクル測定時間による監視 各ノードは,自ノードあてのトークンを獲得してから次

に自ノードあてのトークンを獲得するまでの時間を監視する(リフレッシュサイクル測定時間)。 

この時間がリフレッシュサイクル許容時間を超えたとき,タイムアウトと判断する。 

b) トークン監視時間による監視 トークン監視時間による監視は,ネットワーク上に最後にトークンが

流れてからの時間を測定する。 

この時間が,“トークン保持ノードから自ノードまでの各ノードそれぞれのトークン監視時間の総

和”を超えたときタイムアウトと判断する。 

参加していないノードからのトークンフレームを受信したとき,トークン監視時間を255 msとして

処理を行う。ただし,離脱したノードのときは,そのノードの参加していたときの値を用いる。 

図27に,トークンの再発行の流れを示す。 

ノード #1 

ノード #2 

ノード #n 

ノード #3 

ノード #4 

トークン 

:FL-netの回線 

 

:FL-netに参加しているノード(ノード番号=n) 

 

 

:ノード間のトークンの受渡し 

:トークンの経路 

ノード #n 

トークン 

備考 

(最小ノード番号) 

(最大ノード番号) 

(次トークン保持ノード) 

(トークン保持ノード) 


41 

B 3521:2004  

 

 

図27 トークンの再発行の流れ 

8.1.4 

トークンの多重化防止 ノードがトークンを保持している状態のときに別のノードあてのトーク

ンフレームを受信したときには,ノードは,ノード番号が小さい方を優先する。すなわち,自ノード番号

が受信フレームのトークン送信先ノード番号よりも小さいときには,受信したトークンを破棄し,自ノー

ドがトークンを保持している状態を維持する。また逆に,自ノード番号が受信フレームのトークン送信先

ノード番号よりも大きいときには,自ノードのトークンを破棄し,トークンを保持している状態からトー

クン待ち状態に遷移する。 

8.2 

ノードの加入及び離脱 

8.2.1 

加入するノード 各ノードは,立ち上がるとき,それぞれ加入トークン検出時間がタイムアウトす

るまでネットワークを監視する。 

この場合,トークンフレームを検知しなかったときには,ネットワーク初期状態と判定しa)の処理を行

い,トークンフレームを検知したときには,途中参加状態と判定し,b)の処理を行う。 

[1] ノード#1からノード#2にトークンを送信する。 

[2] ノード#2からノード#3にトークンを送信する。 

[3] ノード#3がFL-netから離脱したため,ノード#4からノード#nに対しトークンを再発行する。 

[4] ノード#nからノード#1にトークンを送信する。 

[5] ノード#1からノード#2にトークンを送信する。 

[6] ノード#3が離脱しているので,ノード#2からノード#4にトークンを送信する。 

[7] ノード#4からノード#nにトークンを送信する。以降は,[4]〜[7]の繰り返し。 

[4] 

ノード #1 

ノード #2 

ノード #n 

ノード #3 

ノード #4 

トークン 

[1] 

[3] 

[5] 

[6] 

:FL-netの回線 

 

:FL-netに参加しているノード(ノード番号=n) 

 

:離脱ノード 

:ノード間のトークンの受渡し 

:トークンの経路 

ノード #n 

トークン 

備考 

ノード #n 

[2] 

[7] 


42 

B 3521:2004 

 

a) トークンフレームを受信しなかった場合(ネットワーク初期状態) 図28 a)にネットワーク初期状態の

加入のときに他ノードと同時に立ち上がった場合を,図28 b)にネットワーク初期状態の加入のときに

1台だけで立ち上がった場合を示す。 

各ノードは,加入トークン検出時間を経過してもトークンフレームを検知しないときには,トリガフレ

ームの送信準備をする。トリガフレームは,トリガ送信待ち時間(TrWT)後に送信する[図28 b)参照]。各ノ

ードは,トリガフレームの送信前に他ノードからのトリガフレームを受信したときには,トリガフレーム

を送信しない[図28 a)参照]。 

ノードは,トリガフレームを受信又は送信した時点から参加要求フレーム受付時間(1 200 ms)の間,ノー

ド番号,コモンメモリの領域の重複検出及び参加ノード管理テーブルの更新を行いながら,全ノードが参

加要求フレームを送信するのを待つ。重複検出は,認識しているすべてのノードの領域に対して行う。 

参加要求フレームは,トリガフレームを受信又は送信した時点から参加要求フレーム送信待ち時間

(PWT)経過後に送信する。参加要求フレーム受付時間が終了した時点で最小ノード番号のノードが,最初

にトークンを発行する。 

他ノードの参加要求フレームによってノード番号の重複を認識したノードは,ネットワークへ参加せず,

すべての送受信を行わない。ノード番号重複のエラー情報は自ノードの状態情報のノード番号重複フラグ

をセットして上位層に通知する。また,アドレスの重複を認識したノードは,ネットワークへの参加は行

うが,領域1及び領域2のコモンメモリ先頭アドレス,コモンメモリサイズを“0”にし,サイクリックデ

ータは送信しない。このとき,FAリンクの状態情報中のアドレス重複検知フラグをセットし,コモンメモ

リデータ有効通知フラグをリセットする。ノード番号の重複及びアドレスの重複検出は,自ノードがトー

クンを受信するまで行う。 

参加要求フレーム受付時間のタイムアウト以前に一つのフレームも受信しなかったとき,これらの処理

を自ノード以外の参加要求フレーム又は,トークンフレームを受信するまで繰り返す。参加要求フレーム

を3回再送後の参加要求フレーム受付時間のタイムアウトまでに他ノードの存在を認識しなかったとき,

自ノードの状態情報の受信待ち状態フラグをセットする。 


43 

B 3521:2004  

 

 

図28 ネットワーク初期状態の加入 

b) トークンフレームを受信した場合(途中参加状態) 図29に,途中参加状態時の加入の処理を示す。ノ

ードは,加入トークン検出時間内にトークンフレームを検知した場合,既にリンクが確立していると

認識する。このとき,そのノードは,最小ノード番号あてトークンフレームを受信したときを周回の

基準として,トークンが3周するまで参加要求フレームの送信を待つ。ノードは,その間受信したフ

レームによって,ノード番号及びコモンメモリアドレスの領域の重複検出を行い,また,参加ノード

管理情報の更新を行う。重複検出は,認識しているすべてのノードの領域に対して行う。 

この場合,ノード番号の重複がなかったときには,ノードは,参加要求フレーム送信待ち時間経過

後,参加要求フレームを送信し,ネットワークに参加する。参加要求フレームは,トークンの保持と

は無関係に送信する。 

ノード番号の重複があったときには,参加要求フレームの送信を行わず,ネットワークに参加しな

a) 他ノードと同時に立ち上がった場合の例 

ノードの監視開始 

時間 

加入トークン 
検出時間(TDT) 
(3000 ms) 

参加要求フレーム受付時間 
(PAT) (1200 ms) 

 受信 

 送信 

参加要求フレーム
送信待ち時間(PWT) 

 受信 

 受信 

トリガフレーム送信
待ち時間(TrWT) 

ノードの監視開始 

時間 

TDT 

TrWT 

PAT 

 送信 

 送信 

PWT 

TDT 

TrWT 

PAT 

 送信 

 送信 

PWT 

b) 自ノードだけで立ち上がった場合の例 

備考 

:トークンフレーム 

:参加要求フレーム 

:トリガフレーム 


44 

B 3521:2004 

 

い。ノード番号の重複エラーは,自ノードの状態情報のノード番号重複フラグをセットして上位層に

通知する。 

アドレスの重複を検出したときには,ネットワークへ参加するが,領域1及び領域2のコモンメモ

リ先頭アドレス,コモンメモリサイズを“0”とし,サイクリックデータは送信しない。このとき,FA

リンクの状態情報のアドレス重複検知フラグをセットし,コモンメモリデータ有効通知フラグをリセ

ットする。 

なお,ノード番号の重複及びアドレスの重複検出は,ネットワークに未参加のときに行う。 

参加要求フレームによるネットワーク加入後,3周期待って自ノードあてのトークンフレームを受

信しないときには,再度加入処理を行う。また,参加要求フレーム送信してから,トークン3周待ち

時間が終了するまでにトークンフレームを受信しないときにも,再度加入処理を行う。 

 

図29 途中参加状態時の加入 

8.2.2 

加入されるノード ネットワークに参加しているノードが,参加要求フレームを受信したとき又は

未認識のノードから最終サイクリックフレームを受信したときに,各ノードは対応するノードの参加ノー

ド管理情報を作成する。 

参加ノード管理情報を作成するときにコモンメモリの領域の重複を検出する。 

8.2.3 

離脱管理 各ノードは,トークンフレーム受信ごとに発信元ノード番号を確認し,3回連続してあ

るノードからのトークンフレームを受信しなければ,そのノードは離脱する。 

これらのように,あるノードがネットワークから離脱したと判断したときには,参加ノード管理情報内

のFAリンクの状態をそのノードが離脱した状態にする。また,トークン周回中に他ノードが脱落して自

ノードだけになったときには,8.2.1の加入シーケンスに移行する。 

8.2.4 

自ノードあてトークン監視 各ノードは,自ノードあてのトークン監視を行う。すなわち,トーク

ンが正常にネットワーク上で周回している状態で,自ノードあてのトークンを3周連続して受信しなかっ

たときには,自ノードは離脱したものと判断する。この後,離脱したノードは再度8.2.1の加入シーケン

スに移行する。 

トークン周回 

(1周期目) 

トークン周回 

(2周期目) 

トークン周回 

(3周期目) 

参加要求フレーム送信 

待ち時間(PWT) 

加入トークン検出 

時間(TDT) 以内 

ノードの監視開始 

備考 

:参加要求フレーム    :トークンフレーム 

2→3 3→4 

4→1 

時間 

1→2 

1→2 2→3 3→4 


45 

B 3521:2004  

 

8.3 

ノード間のデータ通信 

8.3.1 

データ通信の種類 FAリンクは,二つのデータ伝送方式を規定する。 

− 周期的なデータの伝送を行うサイクリック伝送。 

− 非周期的なデータの伝送を行うメッセージ伝送。 

8.3.2 

サイクリック伝送 

a) 概要 サイクリック伝送は,各ノードがコモンメモリ上に割り付けられた自分の送信領域のデータを,

一斉同報送信を用いて他ノードに通知する機能である。 

サイクリック伝送は,ノードがトークンを保持しているときに毎回実行し,送信すべきコモンメモ

リ上のデータをすべて送信する。 

ネットワークに参加するノードでサイクリックデータ送信を行わないものも認める。 

b) データ量及びフレーム数 サイクリック伝送では,送信するデータ量によってフレームを複数に分割

する。したがって,サイクリック伝送のフレーム構成は,領域1データ及び領域2データを合わせた

データ量によって異なる。 

1) 1 024オクテット以下の場合 領域1及び領域2を合わせた送信領域容量が1 024オクテットを超え

ないとき, 領域1及び領域2のデータを合わせて1フレームで送信する(図30参照)。 

 

図30 送信データが1 024オクテット以下のときのフレーム構成 

2) 1 024オクテットより大きい場合 ノードの領域1及び領域2を合わせた送信領域が,1 024オクテ

ットより大きい場合は,複数のフレームに分割してデータを送信する。このとき,先頭のサイクリ

送信データ 

 

領域2データ 

領域1データ 

FAリンクヘッダ 

1024オクテット以下 

サイクリックフレーム 

 

領域2 

送信データ 

 

 

コモンメモリ 

領域1 


46 

B 3521:2004 

 

ックフレームには,領域1のデータすべてと領域2のデータのうち,領域1のデータサイズとを合

わせて1 024オクテットのデータを送信する。2番目以降のフレームは,送信領域のデータすべてが

終了するまで1 024オクテット単位でデータを送信し,最後のフレームだけ1 024オクテット以下の

データサイズになる。図31に,送信データが1 024オクテットより大きいときのフレーム構成の例

(3フレームに分割して送信するときのフレーム構成)を示す。 

 

図31 送信オクテットが1 024オクテットより大きいときのフレーム構成 

2フレーム以上に分割されたサイクリックフレームは,ノードがトークンを保持している状態で

連続して送られる。 

分割されたサイクリックフレームには,TBN,CBN,BSIZEの情報を添付する。このほかに,各

サイクリックフレームには,コモンメモリにおける領域1のアドレスの先頭及びサイズ,領域2の

アドレスの先頭及びサイズを添付する。 

領域1及び領域2のアドレスの先頭及びサイズは,分割された各サイクリックフレームとも同じ

値が入る。 

サイクリックフレームの分割及び組立てに関しては,TBN,CBN,BSIZEで管理する。 

受信ノードでサイクリックフレームが分割しているかどうかは,ヘッダ内にあるTBNの情報によ

って判断する。受信ノードは,分割されたブロックを順次バッファに格納していく。分割されたサ

送信データ 

 

領域2データ 

領域1データ 

FAリンクヘッダ 

1024オクテット 

1回目のサイクリックフレーム 

 2回目のサイクリックフレーム 

領域2データ 

FAリンクヘッダ 

1024オクテット 

 

 最後のサイクリックフレーム 

領域2データ 

FAリンクヘッダ 

1024オクテット以下 

領域2 

送信データ 

 

 

コモンメモリ 

領域1 


47 

B 3521:2004  

 

イクリックフレームすべてを受信完了後,コモンメモリにおける領域1及び領域2のそれぞれの先

頭アドレス及びサイズをもとに,コモンメモリに書き込む。ノードは,あるノードから分割されて

送られてきたサイクリックフレームすべてが受信できなかったときは,その送信ノードからのその

時点の全受信データを破棄する。 

8.3.3 

メッセージ伝送 

a) 概要 メッセージ伝送の動作概要を次に示す。 

− ノードがトークンを受信したとき,サイクリックフレーム送信の前に最大1メッセージフレームだけ

送信することができる。 

− 1回の送信で送信できるデータは,1 024オクテット以内とする(ヘッダを除く)。 

− メッセージ伝送には,送信する相手ノードを指定する1対1の伝送方式,及びすべてのノードに対す

る1対nの一斉同報の機能がある。1対1のメッセージ伝送は,送信先ノード番号に相手のノード番

号を指定し,また,1対nのメッセージ伝送は,送信先ノード番号を“255”にして送信を行う。受信

ノードは,受け取ったメッセージの送信先ノード番号が“255”のとき,そのメッセージが1対nのメ

ッセージ伝送によるものと判断する。 

− 1対1のメッセージ伝送は送達確認の機能をもち,1対nのメッセージ伝送は送達確認の機能をもたな

い。 

表4にメッセージ伝送の種類及び送達確認の機能の一覧を示す。 

表4 メッセージ伝送の種類及び送達確認機能の一覧 

メッセージの種類 

送達確認(ACK応答) 

メッセージフレームの再送 

通番管理 

1:1のメッセージ伝送 

あり 

あり 

あり 

1:nのメッセージ伝送 

なし 

なし 

あり 

b) メッセージ送信のタイミング ノードは,トークンを獲得したときに,次に示す条件によってサイク

リックフレーム送信の前に最大1フレームだけメッセージフレームを送信できる。 

1) リフレッシュサイクル測定時間(RMT)がリフレッシュサイクル許容時間(RCT)の90 %以下のとき

は,メッセージフレームを1フレーム送信することができる。 

2) RMTがRCTの90 %よりも大きく,RCTよりも小さいときは,前回メッセージ伝送を行っていな

いことを条件にメッセージフレームを1フレーム送信することができる。 

3) RMTがRCT以上のときは,メッセージフレームの送信を行わない。 

c) 送達確認(ACK応答) 1対1のメッセージ伝送には,送達確認の機能がある。この機能は,ACK応答

によって実現する。メッセージフレームが正常に受信ノードに送達されたことを送信ノードに知らせ

るために,受信ノードはACKを送信ノードに返す。ACKは,サイクリック伝送のフレームで送信す

る。図32にACKによる送達確認のシーケンスを示す。 


48 

B 3521:2004 

 

 

図32 ACKによる送達確認のシーケンス 

d) 再送機能 送信ノードは1対1メッセージフレーム送信後に,受信したACKのステータスが異常で

あったときと,ACK待ち時間(AWT)が経過し,かつ,メッセージフレームを送信してから,自ノード

あてトークンを3回受信するまでに送信先ノードからACKを受信していないときには,メッセージ

フレームを再送する。 

再送は最大3回まで行い,3回の再送においてメッセージフレームの送信先ノードからACKを受信

していないときには,メッセージ伝送が失敗したことを上位層に知らせる。 

e) 通番管理 1対1のメッセージ伝送では,メッセージに通番を付けることによって,メッセージを識

別・管理することができる。通番によって受信ノードは,メッセージが再送されたものかどうかを判

断する。 

通番管理は,通番バージョン番号及び通番の二つの番号をもって行う。 

1) 送信ノードでの通番及び通番バージョンの管理 通番バージョン番号は,各送信ノードがそれぞれ

一つの値を保持する。通番バージョン番号は,ノードが立ち上がるたびに,各ノードが時刻データ,

乱数又はそれと同等のランダムデータを用いて作成する。 

以後,各ノードはメッセージを送信するときに,その通番バージョン番号の値をメッセージフレ

ームのヘッダに格納して送信する。 

通番は,メッセージを送信するときにメッセージフレームのヘッダに設定する。通番は立ち上げ

たときに初期化され,初期値“1”から順にインクリメントしていく。通番の値は,1から順にイン

クリメントしていくが,16#FFFFFFFFの次は1とする。 

通番は,送信が正常に終了したとき,すなわちACKを正常に受信し,送信したメッセージフレ

ームを受信ノードで正常に受信されたと判断したとき,及びメッセージを送信した場合にACKが

戻ってこなかったとき,又はACKのステータスが異常の場合などの再送後,3回の再送を失敗した

ときにインクリメントする。 

2) 受信ノードでの通番及び通番バージョンの確認 受信ノードは,全ノードごとに通番バージョン情

報及び通番情報を管理する。各ノードは,ネットワークに加入する前にそれらの管理情報をすべて

“0”に初期化する。 

受信ノードは,受信メッセージのヘッダにある通番バージョン番号が,対応するノードの通番バ

ージョン情報と異なるとき,その値を通番バージョンとして登録する。このとき,そのメッセージ

フレームを破棄し,ACKのステータスとして通番バージョンのエラーを返す。管理している通番バ

メッセージ1 

送信ノード 

受信ノード 

ACK 1 

ACKは,受信が行われたことを送

信ノードに伝える。 

ACK 2 

送達確認 

メッセージ2 

送達確認 


49 

B 3521:2004  

 

ージョン番号が,初期値“0”のときは,受信メッセージのヘッダ内にある通番バージョン番号をチ

ェックしないでそのメッセージフレームを有効とするとともに,その値を通番バージョンとして登

録する。 

次に受信メッセージのヘッダにある通番が対応するノードの通番情報と同じときには,受信ノー

ドは再送メッセージと認識し,受信データは既に処理したものとして破棄するが,そのメッセージ

が1対1のときには,ACKのステータスを正常受信として送信する。 

メッセージのヘッダにある通番が受信ノードの管理するものと異なるときには,新規のメッセー

ジとして認識し,そのメッセージデータを取り込むとともに,その通番を登録する。 

8.3.4 

トークン及びデータ ノードがトークンを保持しているときに送信するフレームは,次の6種類の

パターンがある(図33参照)。 

a) サイクリックデータもメッセージデータもないとき,データなしのサイクリックフレームを送信後,

トークンフレームを送信する。 

b) サイクリックデータだけのとき,サイクリックフレームを送信後,トークンフレームを送信する。 

c) サイクリックデータだけで,サイクリックデータを分割して送信するとき,サイクリックフレームを

分割して送信し,最後のサイクリックフレームを送信後,トークンフレームを送信する。 

d) データがメッセージデータだけのとき,メッセージフレームを送信し,次にデータなしのサイクリッ

クフレームを送信後,トークンフレームを送信する。 

e) データがサイクリックデータとメッセージデータのとき,メッセージフレームを送信し,サイクリッ

クフレームを送信後,トークンフレームを送信する。 

f) 

データがサイクリックデータ及びメッセージデータで,サイクリックデータを分割して送信するとき,

メッセージフレームを送信し,次にサイクリックデータを分割して送信し,最後のサイクリックフレ

ームを送信後,トークンフレームを送信する。 

 

図33 トークン及びデータ 

 

a) 

b) 

d) 

e) 

メッセージフレーム 

c) 

f) 

サイクリックフレーム 

サイクリックフレーム 

メッセージフレーム 

メッセージフレーム 

サイクリックフレーム 

トークンフレーム 

サイクリックフレーム 

サイクリックフレーム(サイクリックデータなし) 

トークンフレーム 

サイクリックフレーム 

トークンフレーム 

サイクリックフレーム(サイクリックデータなし) 

トークンフレーム 

サイクリックフレーム 

トークンフレーム 

トークンフレーム 


50 

B 3521:2004 

 

9. FAリンクフレームフォーマット 図34にFAリンクフレームの構成を示す。 

9.1 

ヘッダフォーマット FAリンクヘッダは,64から96オクテットの大きさをもつ。 

 

図34 FAリンクフレームの構成 

FAリンクヘッダの基本構造を次に示す。FAリンクヘッダは,FAリンクプロトコルにおけるすべてのフ

レームの先頭に付ける。また,ヘッダの番地は,ネットワーク上で流れるデータ位置である。ビット位置

も同様にネットワーク上に流れる順に表記している。 

9.1.1 

FAリンクヘッダの基本構造 図35にFAリンクヘッダの基本構造を,表5に基本項目を示す。 

 

図35 FAリンクヘッダの基本構造 

 

FAリンクヘッダ 

サイクリック/メッセージデータ 

FAリンクデータ 

下位層ヘッダ 

64〜96オクテット

1024オクテット以下 

1500オクテット以下 

H̲TYPE 

M̲CTL 

M̲ADD 

ULS 

MFT 

M̲RLT 

SEQ 

V̲SEQ 

TFL 

DA 

SA 

M̲SZ 

reserved 

VER 

C̲SZ1 
C̲SZ2 

P̲TYPE 

PRI 

BSIZE 

RCT 

TCD 

C̲AD1 
C̲AD2 

MODE 

CBN 

LKS 

TW 

TBN 

31 

12 
16 
20 
24 
28 
32 
36 
40 
44 
48 
52 
56 
60 

M̲CTL 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

BCT PPT 

RPL 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

0x00 

0x00 

0x00 

0x00 

DNA 

0x00 

0x01 

0x00 

0x01 

0x00 

SNA 

reserved 

reserved 

DA 

SA 


51 

B 3521:2004  

 

表5 FAリンクヘッダの基本項目 

記号 

サイズ 

(オクテット) 

項目 

設定値 

H̲TYPE 

ヘッダタイプ 

“FACN”FL-net(OPCN-2)を示
す。 

TFL 

ヘッダ及びデータを合わせたオクテット長 

16-31の2オクテットに格納する 
0-15は,16#0000にする。 

SNA 

発信元ノード番号 

− 

DNA 

送信先ノード番号 

− 

V̲SEQ 

通番バージョン番号 

− 

SEQ 

通番 
16#FFFFFFFFの次は,16#00000001に戻る。 
通番の0は使えない 

− 

BCT 

1ビット 

1:nの伝送 

− 

PPT 

1ビット 

1:1の伝送 

− 

RPL 

1ビット 

ACKデータの存在 

− 

ULS 

上位層の状態 
(RUN/STOP/ALARM/WARNING/NORMAL) 

− 

M̲SZ 

仮想アドレス空間に要求するデータのデータサ
イズ 

− 

M̲ADD 

仮想アドレス空間のオフセットアドレス 

− 

MFT 

最小許容フレーム間隔 

− 

M̲RLT  

応答メッセージの結果(正常,異常) 

応答メッセージの場合 
0:正常,1:異常,2:未実装 

TCD  

トランザクションコード 

− 

VER 

プログラムバージョン 

16#0000固定 

C̲AD1 

コモンメモリ(領域1)先頭アドレス 

− 

C̲SZ1 

コモンメモリ(領域1)サイズ 

− 

C̲AD2 

コモンメモリ(領域2)先頭アドレス 

− 

C̲SZ2 

コモンメモリ(領域2)サイズ 

− 

MODE 

FAリンクプロトコル(メジャーバージョン,マイ
ナーバージョン),トークンモード 

− 

P̲TYPE 

プロトコルタイプ 

16#80固定 

PRI 

メッセージプライオリティ 

16#00固定 

CBN 

カレントフラグメントブロック番号 

− 

TBN 

トータルフラグメントブロック数 

− 

BSIZE  

カレントブロック長 (オクテット) 

− 

LKS  

リンクの状態(FAリンクの状態) 

− 

TW 

トークン監視時間 

− 

RCT 

リフレッシュサイクル許容時間 

− 

a) ULS ULSのデータは,上位層の状態を示し,1ビットのRUN/STOP,Reserved,WARNING,ALARM

及び12ビットのコードから構成される(図36参照)。 

上位層の状態は,16ビットで定義する。 


52 

B 3521:2004 

 

 

備考 U̲ERR̲CODE(上位層エラーコード)の定義は,ベンダが決定する。 

6.3.6を参照。 

図36 ULSのデータ 

b) LKS LKSのデータは,ネットワークのFAリンクの状態を示す(図37参照)。リンクの状態は,8ビ

ットで定義する。 

 

備考 6.3.6を参照。 

図37 LKSのデータ 

c) TCD 表6にTCDの一覧を示す。 

2

3

4

5

6

7

0

0

1

0

0

0

rserved
上位層動作信号エラー

0:エラーなし 
1:エラーあり 

コモンメモリデータ有効通知 

0:コモンメモリデータ無効
1:コモンメモリデータ有効

コモンメモリ(アドレス・サイズ) 
設定完了 

0:コモンメモリデータ設定未完了
1:コモンメモリデータ設定完了 

アドレス重複検知 

0:エラーなし
1:エラーあり

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9 101112 131415

0

U̲ERR̲CODE 

上位層で定義 

WORNING 

0:エラーなし
1:エラーあり 

ALARM 

0:エラーなし 
1:エラーあり 

RUN/STOP 

0:STOP
1:RUN 

reserved 


53 

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表6 TCD一覧 

 

トランザクションコード 

フレーム 

0〜9999 

(予約) 

10000〜59999 

透過形メッセージフレーム 

60000〜64999 

(予約) 

65000 

トークンフレーム 

65001 

サイクリックフレーム 

65002 

参加要求フレーム 

65003 

バイトブロックリードフレーム(要求) 

65004 

バイトブロックライトフレーム(要求) 

65005 

ワードブロックリードフレーム(要求) 

10 

65006 

ワードブロックライトフレーム(要求) 

11 

65007 

ネットワークパラメータリードフレーム(要求) 

12 

65008 

ネットワークパラメータライトフレーム(要求) 

13 

65009 

停止指令フレーム(要求) 

14 

65010 

運転指令フレーム(要求) 

15 

65011 

プロファイルリードフレーム(要求) 

16 

65012 

トリガフレーム 

17 

65013 

ログデータリードフレーム要求) 

18 

65014 

ログデータクリアフレーム(要求) 

19 

65015 

メッセージ折返しフレーム(要求) 

20 

65016 

ベンダ固有メッセージフレーム(要求) 

21 

65017〜65202 

(予約)(将来の拡張用) 

22 

65203 

バイトブロックリードフレーム(応答) 

23 

65204 

バイトブロックライトフレーム(応答) 

24 

65205 

ワードブロックリードフレーム(応答) 

25 

65206 

ワードブロックライトフレーム(応答) 

26 

65207 

ネットワークパラメータリードフレーム(応答) 

27 

65208 

ネットワークパラメータライトフレーム(応答) 

28 

65209 

停止指令フレーム(応答) 

29 

65210 

運転指令フレーム(応答) 

30 

65211 

プロファイルリードフレーム(応答) 

31 

65212 

(予約) 

32 

65213 

ログデータリードフレーム(応答) 

33 

65214 

ログデータクリアフレーム(応答) 

34 

65215 

メッセージ折返しフレーム(応答) 

35 

65216 

ベンダ固有メッセージフレーム(応答) 

36 

65217〜65399 

(予約)(将来の拡張用) 

37 

65400〜65535 

(予約) 

d) TFL 各フレームの分割前のヘッダ部,及び使用者データを合わせたオクテット長を示す。 

− 参加要求フレーム:ヘッダ部のオクテット長を示す16#00000060(96) 

− トリガフレーム:ヘッダ部のオクテット長を示す16#00000060(96) 

− トークンフレーム:ヘッダ部のオクテット長を示す16#00000040(64) 

− メッセージフレーム:ヘッダ部及びデータ部を合わせたのオクテット長を示す 

− サイクリックフレーム:ヘッダ部及び分割前のデータ部を合わせたオクテット長[(領域1のサイズ+領

域2のサイズ)×2]を示す。 


54 

B 3521:2004 

 

TFLには,ACKのデータ長を含める。 

e) M̲RLT 応答フレームのときのM̲RLTを次に示す。 

1) 16#00:正常の応答  

2) 16#01:異常の応答 16#01の異常の応答は,要求されたメッセージの実装はしているが,そのメッ

セージのパラメータに何らかのエラーがあったことを示す。このとき,データ部にはエラーコード

を設定する。このコードはベンダが任意に定義できる。 

3) 16#02:未実装 16#02の未実装応答は,要求されたメッセージの処理機能を実装していないことを

示している。このとき,データ部のサイズは,0にする。 

f) 

BSIZE 各フレームのヘッダを含めたデータサイズを示す。BSIZEには,ACKのデータ長を含める。

分割しない場合,TFL及びBSIZEの値は同値となる(ACKがあるときも同様である。)。 

g) SNA SNAは,すべてのフレームにおいて発信元のノード番号を設定する。 

h) DNA 各フレームのDNAは,次の値を設定する。 

− トークンフレーム:トークンを渡す先のノード番号 

− サイクリックフレーム:トークンを渡す先のノード番号 

− 参加要求フレーム及びトリガフレーム:16#FF 

− 1対1メッセージ:送信先ノード番号 

− 1対nメッセージ:16#FF 

i) 

MODE MODEのデータは,FAリンクプロトコル(メジャーバージョン,マイナーバージョン),トー

クンモードの状態を示す(図38参照)。 

 

図38 MODEのデータ 

9.1.2 

トークンヘッダ 図39にトークンヘッダのフォーマットを,表7にトークンヘッダの項目を示す。 

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9101112131415

0

0

0

0

0

0

0

1

予約

マイナバージョン 

0〜15:マイナバージョン

メジャーバージョン 

0:Ver.1.00 
2〜15:Ver.2.00以降

トークンモード 

1:固定


55 

B 3521:2004  

 

 

図39 トークンヘッダのフォーマット 

 

表7 トークンヘッダの項目 

記号 

サイズ 

(オクテット) 

項目 

設定値 

H̲TYPE 

ヘッダタイプ 

FACN

FL-net

(OPCN-2)を示す。 

TFL 

ヘッダ及びデータを合わせたオクテット長 

16#00000040固定 

SNA 

発信元ノード番号 

− 

DNA 

送信先ノード番号 

− 

V̲SEQ 

通番バージョン番号 

− 

ULS 

上位層の状態 (RUN/STOP/ALARM/WARNING/NORMAL) 

− 

MFT 

最小許容フレーム間隔 

− 

TCD 

トランザクションコード 

16#FDE8 固定 

VER 

プログラムバージョン 

16#0000 固定 

C̲AD1 

コモンメモリ(領域1)先頭アドレス 

− 

C̲SZ1 

コモンメモリ(領域1)サイズ 

− 

C̲AD2 

コモンメモリ(領域2)先頭アドレス 

− 

C̲SZ2 

コモンメモリ(領域2)サイズ 

− 

MODE 

FAリンクプロトコル(メジャーバージョン,マイナーバージ
ョン),トークンモード 

− 

P̲TYPE 

プロトコルタイプ 

16#80 固定 

PRI 

メッセージプライオリティ 

16#00 固定 

CBN 

カレントフラグメントブロック番号 

16#01 固定 

TBN 

トータルフラグメントブロック数 

16#01 固定 

BSIZE 

カレントブロック長 (オクテット) 

16#0040固定 

LKS 

リンクの状態(FAリンクの状態) 

− 

TW 

トークン監視時間 

− 

RCT 

リフレッシュサイクル許容時間 

− 

H̲TYPE 

M̲CTL 

M̲ADD(用いない) 

ULS 

MFT 

M̲RLT 

(用いない) 

SEQ(用いない) 

V̲SEQ 

TFL 

DA 

SA 

M̲SZ(用いない) 

reserved 

VER 

C̲SZ1 
C̲SZ2 

P̲TYPE 

PRI 

BSIZE 

M̲CTL 

RCT 

TCD 

C̲AD1 
C̲AD2 

MODE 

CBN 

LKS 

TW 

TBN 

31 

12 
16 
20 
24 
28 
32 

36 

40 
44 
48 
52 
56 
60 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

BCT PPT 

RPL 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

0x00 

0x00 

0x00 

0x00 

DNA 

0x00 

0x01 

0x00 

0x01 

0x00 

SNA 

reserved 

reserved 

DA 

SA 

用いない 

用いない 


56 

B 3521:2004 

 

 

9.1.3 

サイクリックヘッダ 送信するACKがある場合,RPLのフラグをセットし,後述するACKデー

タをヘッダ及びサイクリックデータの間に付加する。 

図40にサイクリックヘッダのフォーマットを,表8にサイクリックヘッダの項目を示す。 

 

図40 サイクリックヘッダのフォーマット 

 

H̲TYPE 

M̲CTL 

M̲ADD(用いない) 

ULS 

MFT 

M̲RLT 

(用いない) 

SEQ(用いない) 

V̲SEQ 

TFL 

DA 

SA 

M̲SZ(用いない) 

reserved 

VER 

C̲SZ1 
C̲SZ2 

P̲TYPE 

PRI 

BSIZE 

RCT 

TCD 

C̲AD1 
C̲AD2 

MODE 

CBN 

LKS 

TW 

TBN 

31 

12 
16 
20 
24 
28 
32 

36 

40 
44 
48 
52 
56 
60 

M̲CTL 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

BCT PPT 

RPL 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

0x00 

0x00 

0x00 

0x00 

DNA 

0x00 

0x01 

0x00 

0x01 

0x00 

SNA 

reserved 

reserved 

DA 

SA 

用いない 


57 

B 3521:2004  

 

表8 サイクリックヘッダの項目 

記号 

サイズ 

(オクテット) 

項目 

設定値 

H̲TYPE 

ヘッダタイプ 

“FACN”FL-net(OPCN-2)
を示す。 

TFL 

ヘッダ及びデータを合わせたオクテット長 

16-31の2オクテットに格
納する0-15は,16#0000
にする。 

SNA 

発信元ノード番号 

− 

DNA 

送信先ノード番号 

− 

V̲SEQ 

通番バージョン番号 

− 

RPL 

1ビット 

ACKデータの存在 

ACKデータがあるとき1 

ULS 

上位層の状態 (RUN/STOP/ALARM/WARNING/NORMAL) 

− 

MFT 

最小許容フレーム間隔 

− 

TCD 

トランザクションコード 

16#FDE9 固定 

VER 

プログラムバージョン 

16#0000 固定 

C̲AD1 

コモンメモリ(領域1)先頭アドレス 

− 

C̲SZ1 

コモンメモリ(領域1)サイズ 

− 

C̲AD2 

コモンメモリ(領域2)先頭アドレス 

− 

C̲SZ2 

コモンメモリ(領域2)サイズ 

− 

MODE 

FAリンクプロトコル(メジャーバージョン,マイナーバージ
ョン),トークンモード 

− 

P̲TYPE 

プロトコルタイプ 

16#80 固定 

表8 サイクリックヘッダの項目(続き) 

記号 

サイズ 

(オクテット) 

項目 

設定値 

PRI 

メッセージプライオリティ 

16#00 固定 

CBN 

カレントフラグメントブロック番号 

− 

TBN 

トータルフラグメントブロック数 

− 

BSIZE 

カレントブロック長 (オクテット) 

− 

LKS 

リンクの状態(FAリンクの状態) 

− 

TW 

トークン監視時間 

− 

RCT 

リフレッシュサイクル許容時間 

− 

9.1.4 

メッセージヘッダ 

a) 仮想アドレス空間を用いるメッセージのとき メッセージのサービスの内,バイトブロックリード/

ライトサービス及びワードブロックリード/ライトサービスで仮想アドレス空間を用いる。図41に仮

想アドレス空間を用いるメッセージヘッダのフォーマットを,表9に仮想アドレス空間を用いるメッ

セージヘッダの項目を示す。 


58 

B 3521:2004 

 

 

図41 仮想アドレス空間を用いるメッセージヘッダのフォーマット 

 

H̲TYPE 

M̲CTL 

M̲ADD 

ULS(用いない) 

M̲RLT 

MFT 

(用いない) 

SEQ 

V̲SEQ 

TFL 

DA 

SA 

M̲SZ 

reserved 

VER 

C̲SZ1(用いない) 
C̲SZ2(用いない) 

P̲TYPE 

PRI 

BSIZE 

RCT(用いない) 

TCD 

C̲AD1(用いない) 
C̲AD2(用いない) 

MODE 

CBN 

LKS 

(用いない) 

TW 

(用いない) 

TBN 

31 

12 
16 
20 
24 
28 
32 

36 

40 
44 
48 
52 
56 

60 

M̲CTL 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

BCT PPT 

RPL 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

0x00 

0x00 

0x00 

0x00 

DNA 

0x00 

0x01 

0x00 

0x01 

0x00 

SNA 

reserved 

reserved 

DA 

SA 

用いない 


59 

B 3521:2004  

 

表9 仮想アドレス空間を用いるメッセージヘッダの項目 

記号 

サイズ 

(オクテット) 

項目 

設定値 

H̲TYPE 

ヘッダタイプ 

“FACN”FL-net(OPCN-2)を示
す。 

TFL 

ヘッダ及びデータを合わせたオクテット長 

16-31の2オクテットに格納する 
0-15は,16#0000にする。 

SNA 

発信元ノード番号 

− 

DNA 

送信先ノード番号 

− 

V̲SEQ 

通番バージョン番号 

− 

SEQ 

通番(16#FFFFFFFF)の次は,(16#00000001)に戻る。通
番の0は使えない。 

− 

BCT 

1ビット 

1:nの伝送 

1:nの伝送時に1 

PPT 

1ビット 

1:1の伝送 

1:1の伝送時に1 

M̲SZ 

仮想アドレス空間に要求するデータサイズ 

− 

M̲ADD 

仮想アドレス空間のオフセットアドレス 

− 

M̲RLT 

応答メッセージの結果(正常,異常) 

応答メッセージの場合 
0:正常,1:異常,2:未実装 

TCD 

トランザクションコード 

FL−net(OPCN-2)のヘッダ種類 

VER 

プログラムバージョン 

16#0000 固定 

MODE 

FAリンクプロトコル(メジャーバージョン,マイナー
バージョン),トークンモード 

− 

P̲TYPE 

プロトコルタイプ 

16#80 固定 

PRI 

メッセージプライオリティ 

16#00 固定 

CBN 

カレントフラグメントブロック番号 

16#01 固定 

TBN 

トータルフラグメントブロック数 

16#01 固定 

BSIZE 

カレントブロック長 (オクテット) 

− 

b) 仮想アドレス空間を用いないメッセージのとき 図42に仮想アドレス空間を用いないメッセージヘ

ッダのフォーマットを,表10に仮想アドレス空間を用いないメッセージヘッダの項目を示す。 


60 

B 3521:2004 

 

 

図42 仮想アドレス空間を用いないメッセージヘッダのフォーマット 

表10 仮想アドレス空間を用いないメッセージヘッダの項目 

記号 

サイズ 

(オクテット) 

項目 

設定値 

H̲TYPE 

ヘッダタイプ 

“FACN”FL-net(OPCN-2)を示
す。 

TFL 

ヘッダ及びデータを合わせたオクテット長 

16-31の2オクテットに格納する 
0-15は,16#0000にする。 

SNA 

発信元ノード番号 

− 

DNA 

送信先ノード番号 

− 

V̲SEQ 

通番バージョン番号 

− 

SEQ 

通番(16#FFFFFFFF)の次は,(16#00000001)に戻る。通
番の0は使えない。 

− 

BCT 

1ビット 

1:nの伝送 

1:nの伝送時に1 

PPT 

1ビット 

1:1の伝送 

1:1の伝送時に1 

M̲RLT 

応答メッセージの結果(正常,異常) 

応答メッセージの場合 
0:正常,1:異常,2:未実装 

TCD 

トランザクションコード 

FL−net(OPCN-2)のヘッダ種類 

VER 

プログラムバージョン 

16#0000 固定 

MODE 

FAリンクプロトコル(メジャーバージョン,マイナー
バージョン),トークンモード 

− 

P̲TYPE 

プロトコルタイプ 

16#80 固定 

PRI 

メッセージプライオリティ 

16#00 固定 

CBN 

カレントフラグメントブロック番号 

16#01 固定 

TBN 

トータルフラグメントブロック数 

16#01 固定 

BSIZE 

カレントブロック長 (オクテット) 

− 

c) ベンダ固有メッセージのとき 図43にベンダ固有メッセージヘッダのフォーマットを,表11にベン

ダ固有メッセージの項目を示す。 

H̲TYPE 

M̲CTL 

M̲ADD(用いない) 

ULS(用いない) 

M̲RLT 

MFT 

(用いない) 

SEQ 

V̲SEQ 

TFL 

DA 

SA 

M̲SZ(用いない) 

reserved 

VER 

C̲SZ1(用いない) 
C̲SZ2(用いない) 

P̲TYPE 

PRI 

BSIZE 

RCT(用いない) 

TCD 

C̲AD1(用いない) 
C̲AD2(用いない) 

MODE 

CBN 

LKS 

(用いない) 

TW 

(用いない) 

TBN 

31 

12 
16 
20 
24 
28 
32 

36 

40 
44 
48 
52 
56 

60 

M̲CTL 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

BCT PPT 

RPL 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

0x00 

0x00 

0x00 

0x00 

DNA 

0x00 

0x01 

0x00 

0x01 

0x00 

SNA 

reserved 

reserved 

DA 

SA 

用いない 


61 

B 3521:2004  

 

 

図43 ベンダ固有メッセージヘッダのフォーマット 

 

M̲CTL 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

BCT PPT 

RPL 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

7 8 

15 16 

23 24 

31 

0x00 

0x00 

0x00 

0x00 

DNA 

0x00 

0x01 

0x00 

0x01 

0x00 

SNA 

reserved 

reserved 

DA 

SA 

用いない 

H̲TYPE 

M̲CTL 

M̲ADD(用いない) 

ULS(用いない) 

M̲RLT 

MFT 

(用いない) 

SEQ 

V̲SEQ 

TFL 

DA 

SA 

M̲SZ(用いない) 

reserved 

VER 

C̲SZ1(用いない) 
C̲SZ2(用いない) 

P̲TYPE 

PRI 

BSIZE 

RCT(用いない) 

TCD 

C̲AD1(用いない) 
C̲AD2(用いない) 

MODE 

CBN 

LKS 

(用いない) 

TW 

(用いない) 

TBN 

31 

12 
16 
20 
24 
28 
32 

36 

40 
44 
48 
52 
56 

60 
64 
68 
72 

VDN 

SCODE 

76 


62 

B 3521:2004 

 

表11 ベンダ固有メッセージヘッダの項目 

記号 

サイズ 

(オクテット) 

項目 

設定値 

H̲TYPE 

ヘッダタイプ 

“FACN”FL-net(OPCN-2)を
示す。 

TFL 

ヘッダ及びデータを合わせたオクテット長 

16-31の2オクテットに格納する 
0-15は,16#0000にする。 

SNA 

発信元ノード番号 

− 

DNA 

送信先ノード番号 

− 

V̲SEQ 

通番バージョン番号 

− 

SEQ 

通番(16#FFFFFFFF)の次は,(16#00000001)に戻る。通
番の0は使えない。 

− 

BCT 

1ビット 

1:nの伝送 

1:nの伝送時に1 

PPT 

1ビット 

1:1の伝送 

1:1の伝送時に1 

M̲RLT 

応答メッセージの結果(正常,異常) 

応答メッセージの場合 
0:正常,1:異常,2:未実装 

TCD 

トランザクションコード 

FL−net(OPCN-2)のヘッダ種類 

VER 

プログラムバージョン 

16#0000 固定 

MODE 

FAリンクプロトコル(メジャーバージョン,マイナー
バージョン),トークンモード 

− 

P̲TYPE 

プロトコルタイプ 

16#80 固定 

PRI 

メッセージプライオリティ 

16#00 固定 

CBN 

カレントフラグメントブロック番号 

16#01 固定 

TBN 

トータルフラグメントブロック数 

16#01 固定 

BSIZE 

カレントブロック長 (オクテット) 

− 

VDN 

10 

ベンダ名 

− 

SCODE 

サブコード 

ベンダが管理するコード 

9.1.5 

参加要求フレームヘッダ及びトリガフレームヘッダ 図44に参加要求フレームヘッダ及びトリガ

フレームヘッダのフォーマットを,表12に参加要求フレームヘッダ及びトリガフレームヘッダの項目を示

す。 


63 

B 3521:2004  

 

 

図44 参加要求フレームヘッダ及びトリガフレームヘッダのフォーマット 

76

80

84

88

92

H̲TYPE 

TFL 

31

0

SA 

DA 

V̲SEQ 

SEQ(用いない) 

M̲CTL(用いない) 

12 

16 

20 

24 

28

32

ULS(用いない) 

M̲SZ(用いない) 

M̲ADD(用いない) 

SA

0x00 

0x01 

0x00 

SNA 

DA

0x00 

0x01 

0x00 

DNA 

0

8

16

24

MFT 

M̲RLT 

(用いない) 

reserved 

TCD 

VER 

C̲AD1 

C̲SZ1 

MODE 

P̲TYPE 

PRI 

 

36

40

44

48

C̲AD2 

C̲SZ2 

CBN 

(用いない) 

TBN 

(用いない) 

LKS 

(用いない) 

TW 

BSIZE 

RCT(用いない) 

52

56

60

NDN 

VDN 

64

68

72

MSN 

0 reserved 

7

15

23

31

0

8

16

24

7

15

23

31


64 

B 3521:2004 

 

表12 参加要求フレームヘッダ及びトリガフレームヘッダの項目 

記号 

サイズ 

(オクテット) 

項目 

設定値 

H̲TYPE 

ヘッダタイプ 

“FACN”FL-net(OPCN-2)
を示す。 

TFL 

ヘッダのオクテット長 

16#00000060 固定 

SNA 

発信元ノード番号 

− 

DNA 

送信先ノード番号 

− 

V̲SEQ 

通番バージョン番号 

− 

MFT 

最小許容フレーム間隔 

− 

TCD 

トランザクションコード 

FL−net(OPCN-2)のヘッダ
種類 

VER 

プログラムバージョン 

16#0000 固定 

C̲AD1 

コモンメモリ(領域1)先頭アドレス 

− 

C̲SZ1 

コモンメモリ(領域1)サイズ 

− 

C̲AD2 

コモンメモリ(領域2)先頭アドレス 

− 

C̲SZ2 

コモンメモリ(領域2)サイズ 

− 

MODE 

FAリンクプロトコル(メジャーバージョン,マイナーバ
ージョン),トークンモード 

− 

P̲TYPE 

プロトコルタイプ 

16#80 固定 

PRI 

メッセージプライオリティ 

16#00 固定 

BSIZE 

カレントブロック長 (オクテット) 

16#0060 固定 

TW 

トークン監視時間 

− 

NDN 

10 

ノード情報:ノード名(設備名) 

− 

VDN 

10 

ノード情報:ベンダ名 

− 

MSN 

10 

ノード情報:製造業者形式 

− 

9.2 

ACKデータ 

a) 基本仕様 メッセージ伝送によるACKは,サイクリック伝送するときに送信される。 

ACKの集まりであるACKデータは,サイクリック伝送において,サイクリックヘッダ及びサイク

リックデータの間に付加される。 

サイクリックデータを分割して送信するとき,ACKデータは分割された最後のフレームに付けて送

信する。図45にACKデータの送信位置を示す。 

 

図45 ACKデータの送信位置 

ACKデータの大きさは,可変長で20〜132オクテットとなる。1回のサイクリック伝送で送信でき

るACKの数は最大8個である。 

サイクリックヘッダ 

サイクリックデータ 

ACKデータがない場合 

サイクリックヘッダ 

サイクリックデータ 

ACKデータがある場合 

ACKデータ 


65 

B 3521:2004  

 

b) ACKデータ 図46にACKデータのフォーマットを,表13にACKデータの項目を示す。 

 

備考 この図は,ACKが8個あるときのものである。ACK

データは,16オクテット単位で大きさが変化する。 

図46 ACKデータのフォーマット 

 

表 13 ACKデータの項目 

記号 

サイズ 

(オクテット) 

項目 

設定値 

A̲VER 

ACKデータのバージョン 

16#00 固定 

A̲NUM 

ACKの個数(最大8) 

− 

R̲STSx 

ACKの状態フラグ,エラーなどを返す 

− 

R̲TCDx 

送信するACKに対応するメッセージのTCD 

受信したTCD 

R̲NAx 

ACKの送信先ノード番号 

− 

R̲VSEQx 

受信した通番バージョン番号 

− 

R̲SEQx 

受信した通番 

− 

R̲STSxの値の意味を次に示す。 

− 16#01は,応答ノードがメッセージを正常に受信したことを示す。 

− 16#02は,応答ノードのメッセージ用の受信バッファが満杯であることを示す。 

− 16#03は,応答ノードのメッセージ受信処理の初期化が終了していないことを示す。 

0         78    15

16    23

24       31 

0

A̲VER

A̲NUM

4

reserved

R̲STS1

8

0x00

0x01

0x00

R̲NA1

12

16

20

reserved

R̲STS2

24

0x00

0x01

0x00

R̲NA2

28

32

36

reserved

R̲STS3

40

0x00

0x01

0x00

R̲NA3

44

48

116

reserved

R̲STS8

120

0x00

0x01

0x00

R̲NA8

124

128

reserved

R̲TCD1 

R̲TCD2

R̲VSEQ2

R̲SEQ2

R̲SEQ8

R̲TCD8

R̲VSEQ1

R̲SEQ1

R̲TCD3

R̲VSEQ3

R̲SEQ3

R̲VSEQ8


66 

B 3521:2004 

 

− 16#05は,応答ノードが通番バージョン番号エラーを検知したことを示す。 

− 16#06は,応答ノードがフォーマット異常を検知したことを示す。 

− 16#10は,要求ノードからのACKがなく,要求ノードが受信タイムアウトを検知したことを示す。 

− 16#14は,要求ノードがACKの通番エラーを検知したことを示す。 

− 16#15は,要求ノードがACKの通番バージョン番号エラーを検知したことを示す。 

備考 16#10,16#14,16#15は,要求ノードで検知する内容であり,ネットワークに流れることはな

い。 

9.3 

使用者データ 

9.3.1 

サイクリックデータ 図47にサイクリック伝送によるサイクリックフレームのフォーマットを示

す。サイクリック伝送におけるフレームには,領域1,領域2の順番にデータを書き込んで送信する。ACK

データがあるときには,サイクリックヘッダの後に挿入する。 

サイクリックデータが1 024バイトよりも大きいときは,複数のフレームに分割して送信する。分割さ

れたフレームの最初のものには,領域1及び領域2のデータが,2番目以降のものには,領域2のデータ

が書き込まれる。 

 

図47 サイクリックフレームのフォーマット 

9.3.2 

メッセージデータ 図48にメッセージ伝送によるメッセージフレームのフォーマットを示す。 

 

図48 メッセージフレームのフォーマット 

サイクリックヘッダ 

領域1 

ACKデータがない場合 

サイクリックヘッダ 

領域2 

ACKデータがある場合 

ACKデータ 

領域1 

領域2 

メッセージヘッダ 

メッセージデータ 


67 

B 3521:2004  

 

a) バイトブロックリード 表14にバイトブロックリードのデータ部を示す。 

表14 バイトブロックリードのデータ部 

項目 

データ部内容 

要求 

なし 

正常応答 
(M̲RLT=0) 

 

異常応答 
(M̲RLT=1) 

 

未実装応答 
(M̲RLT=2) 

なし 

b) バイトブロックライト 表15にバイトブロックライトのデータ部を示す。 

表15 バイトブロックライトのデータ部 

項目 

データ部内容 

要求 

 

正常応答 
(M̲RLT=0) 

なし 

異常応答 
(M̲RLT=1) 

 

未実装応答 
(M̲RLT=2) 

なし 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

ライトデータ 

サイズは,1024オクテットまでの大きさで任意。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

エラーコード 

エラーコードは,ベンダが定義する。サイズは,1024オ

クテットまでの大きさで任意。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

リードデータ 

サイズは,1024オクテットまでの大きさで任意。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

エラーコード 

エラーコードは,ベンダが定義する。サイズは,1024オ

クテットまでの大きさで任意。 


68 

B 3521:2004 

 

c) ワードブロックリード 表16にワードブロックリードのデータ部を示す。 

表16 ワードブロックリードのデータ部 

項目 

データ部内容 

要求 

なし 

正常応答 
(M̲RLT=0) 

 

異常応答 
(M̲RLT=1) 

 

未実装応答 
(M̲RLT=2) 

なし 

d) ワードブロックライト 表17にワードブロックライトのデータ部を示す。 

表17 ワードブロックライトのデータ部 

項目 

データ部内容 

要求 

 

正常応答 
(M̲RLT=0) 

なし 

異常応答 
(M̲RLT=1) 

 

未実装応答 
(M̲RLT=2) 

なし 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

リードデータ 

サイズは,1024オクテットまでの大きさで任意。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

エラーコード 

エラーコードは,ベンダが定義する。サイズは,1024オ

クテットまでの大きさで任意。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

ライトデータ 

サイズは,1024オクテットまでの大きさで任意。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

エラーコード 

エラーコードは,ベンダが定義する。サイズは,1024オ

クテットまでの大きさで任意。 


69 

B 3521:2004  

 

e) ネットワークパラメータリード 表18にネットワークパラメータリードのデータ部を示す。 

表18 ネットワークパラメータリードのデータ部 

項目 

データ部内容 

要求 

なし 

正常応答 
(M̲RLT=0) 

 

異常応答 
(M̲RLT=1) 

 

f) 

ネットワークパラメータライト 表19にネットワークパラメータライトのデータ部を示す。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

エラーコード 

エラーコードは,ベンダが定義する。サイズ

は,1024オクテットまでの大きさで任意。 

領域1の先頭アドレス 
領域1のサイズ 
領域2の先頭アドレス 
領域2のサイズ 

製造業者形式 

ベンダ名 

ノード名(設備名) 

15 

8  7 

予備 

トークン監視タイムアウト時間 

予備 

最小許容フレーム間隔 

予備 

リンクの状態 

予備 

プロトコルタイプ 

上位層の状態 
リフレッシュサイクル許容時間設定値 
リフレッシュサイクル測定値(現在値) 
リフレッシュサイクル測定値(最大値) 
リフレッシュサイクル測定値(最小値) 

0ffset+0 

 +4 
 +5 

 

 +9 
+10 

 

+14 
+15 
+16 
+17 
+18 
+19 
+20 
+21 
+22 
+23 
+24 
+25 
+26 
+27 


70 

B 3521:2004 

 

表19 ネットワークパラメータライトのデータ部 

項目 

データ部内容 

要求 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
設定パラメータフラグが16#01のときは,アドレス及びサイズの設定
だけが書き込まれる。 
設定パラメータフラグが16#02のときは,ノード名の設定だけが書き
込まれる。 
設定パラメータフラグが16#03のときは,アドレスの設定とノード名
の設定の両方が書き込まれる。 

正常応答 
(M̲RLT=0) 

なし 

異常応答 
(M̲RLT=1) 

 

未実装応答 
(M̲RLT=2) 

なし 

g) 停止指令 表20に停止指令サービスのデータ部を示す。 

表20 停止指令サービスのデータ部 

項目 

データ部内容 

要求 

なし 

正常応答 
(M̲RLT=0) 

なし 

異常応答 
(M̲RLT=1) 

 

未実装応答 
(M̲RLT=2) 

なし 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

エラーコード 

エラーコードは,ベンダが定義する。サイズは,1024オ

クテットまでの大きさで任意。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

エラーコード 

エラーコードは,ベンダが定義する。サイズは,1024オ

クテットまでの大きさで任意。 

 

設定パラメータフラグ 

領域1の先頭アドレス 
領域1のサイズ 
領域2の先頭アドレス 
領域2のサイズ 
ノード名(設備名) 

0ffset +0 

15 

8 7 

+1 
+2 
+3 
+4 
+5 
 
+9 


71 

B 3521:2004  

 

h) 運転指令 表21に運転指令サービスのデータ部を示す。 

表21 運転指令サービスのデータ部 

項目 

データ部内容 

要求 

なし 

正常応答 
(M̲RLT=0) 

なし 

異常応答 
(M̲RLT=1) 

 
 
 
 
 
 
 

未実装応答 
(M̲RLT=2) 

なし 

i) 

プロファイルリード 表22にプロファイルリードのデータ部を示す。 

表22 プロファイルリードのデータ部 

項目 

データ部内容 

要求 

なし 

正常応答 
(M̲RLT=0) 

 
 
 
 
 
 
 

異常応答 
(M̲RLT=1) 

 
 
 
 
 
 
 

j) 

透過形メッセージ 表23に透過形メッセージサービスのデータ部を示す。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

エラーコード 

エラーコードは,ベンダが定義する。サイズは,1024オ

クテットまでの大きさで任意。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

リードデータ 

データについては,この規定の範囲外。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

エラーコード 

エラーコードは,ベンダが定義する。サイズは,1024オ

クテットまでの大きさで任意。 


72 

B 3521:2004 

 

表23 透過形メッセージサービスのデータ部 

項目 

データ部内容 

要求 

 

k) ログデータリード 表24にログデータリードのデータ部を示す。 

表24 ログデータリードのデータ部 

項目 

データ部内容 

要求 

なし 

正常応答 
(M̲RLT=0) 

 

異常応答 
(M̲RLT=1) 

 

l) 

ログデータのクリア 表25にログデータクリアのデータ部を示す。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

透過形メッセージサービスのデータ 

サイズは,1024オクテットまでの大きさで任意。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

リードデータ 

データについては,附属書2参照。サイズは,512オク

テット。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

エラーコード 

エラーコードは,ベンダが定義する。サイズは,512オク

テットまでの大きさで任意。 


73 

B 3521:2004  

 

表25 ログデータクリアのデータ部 

項目 

データ部内容 

要求 

なし 

正常応答 
(M̲RLT=0) 

なし 

異常応答 
(M̲RLT=1) 

 
 
 
 
 
 
 

m) メッセージ折返し 表26にメッセージ折返しサービスのデータ部を示す。 

表 26 メッセージ折返しサービスのデータ部 

項目 

データ部内容 

要求 

 

正常応答 
(M̲RLT=0) 

 

n) ベンダ固有メッセージ 表27にベンダ固有メッセージのデータ部を示す。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

エラーコード 

エラーコードは,ベンダが定義する。サイズは,512オク

テットまでの大きさで任意。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

データ 

データについては,使用者任意。サイズは,1024オクテ

ットまでの大きさで任意。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

データ 

データは,要求のときと同じ。サイズは,1024オクテッ

トまでの大きさで任意。 

 


74 

B 3521:2004 

 

表27 ベンダ固有メッセージのデータ部 

項目 

データ部内容 

要求 

 

正常応答 
(M̲RLT=0) 

 

異常応答 
(M̲RLT=1) 

 

未実装応答 
(M̲RLT=2) 

なし  

備考 ベンダ固有メッセージの未実装の場合に加えて,サポートしていないベン

ダ名の要求を受けた場合,未実装応答とする。 

 

 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

データ 

データについては,使用者任意。サイズは,1024オクテ

ットまでの大きさで任意。 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

データ 

データについては,使用者任意。サイズは,1024オクテ

ットまでの大きさで任意。 

 

Offset +0 

 

+1 

 

+2 

15 

エラーコード 

エラーコードは,ベンダが定義する。サイズは,1024オ

クテットまでの大きさで任意。 


75 

B 3521:2004  

 

附属書1(参考) FAリンクプロトコルの状態遷移図 

この附属書は,FAリンクプロトコルの状態遷移図について記述するものであり,規格の一部ではない。 

 

1. プロトコル全体に関する状態遷移 

1.1 

状態定義 

a) 初期化要求待ち状態 自ノード番号など,ネットワークの参加に必要な初期化情報を,上位層が設定

するのを待っている状態。 

b) 加入トークン検出時間待ち状態 ネットワークのリンクが確立しているかどうかを判定している状態。 

この時間内に一回でもトークンフレームを受信したときは,ネットワークはリンク確立状態である

と判定する。 

c) トリガフレーム送信待ち時間待ち状態 ノードが立ち上がるときのトリガフレーム送信の待ち状態。 

d) 参加要求フレーム受付時間待ち状態 新規加入するとき,トリガによって同期をとった参加要求受付

時間に参加要求フレームによるネットワーク情報の確立を行う状態。 

e) トークン周回3周待ち状態 途中加入するとき,最終サイクリックフレームによってネットワークの

情報を収集している状態。 

f) 

参加要求フレーム送信待ち状態 途中加入するとき,ネットワークの情報の収集が終了後,参加要求

フレームの送信を待っている状態。 

g) トークン待ち状態 ネットワーク参加状態でトークンを保持していない状態。自ノードあてのトーク

ンの受信を待ち,他ノードの監視を行う。 

h) トークン保持状態 自ノードあてのトークンフレームを受信してから,次ノードあてのトークンフレ

ームを送信するまでの状態。 

備考 加入トークン検出時間待ち状態でリンク確立状態でなかったときは,トリガフレーム送信待ち

時間待ち状態から参加要求フレーム受付時間待ち状態に遷移するが,このトリガフレーム送信

待ち時間待ち状態又は参加要求フレーム受付時間待ち状態を“ネットワーク初期状態”という。

また,リンク確立状態を認識して,トークン周回3周待ちから,参加要求フレーム送信待ち状

態へ遷移するが,このトークン周回3周待ち状態又は参加要求フレーム送信待ち状態を“途中

参加状態”という。 

1.2 

状態遷移図 附属書1図1に,FAリンクプロトコル全体の状態遷移図を示す。 


76 

B 3521:2004 

 

 

附属書1図1 FAリンクプロトコル全体の状態遷移図 

1.3 

状態遷移表 附属書1表2にプロトコル全体の状態遷移表を示す。状態遷移表の見方は,附属書1

表1による。 

(2) 

加入トークン検出

時間待ち 

(1) 

初期化要求待ち 

(5) 

トークン周回3周 

待ち 

(3) 

トリガフレーム 

送信待ち時間待ち 

(7) 

トークン待ち 

(8) 

トークン保持 

開始 

(6) 

参加要求フレーム 

送信待ち 

(4) 

参加要求フレーム 

受付時間待ち 

トークン3周 

TDTタイムアウト 

トークン検知 

初期化要求 

―PATタイムアウト及び

自ノードだけ 

―トークン検知 

―PATタイムアウト及び(自ノ

ード=最小ノード番号) 

―自ノードあてトークン検知 

ノード番号 

重複検出 

トークン検知 

3CWTタイムアウト 

ノード番号 

重複検出 

―トークン発行 

―THTタイムアウト 

―他ノードあてトークン受信 

PWTタイム

アウト 

―自ノードあてトークン検知  

―TWタイムアウト及び 

 (次ノード=自ノード) 

―RMTタイムアウト及び 

 (次ノード=自ノード) 

―自ノード3周連続ぬけ 

―TWタイムアウト及び

自ノードだけ 

―RMTタイムアウト及び

自ノードだけ 

―PATタイムアウト及び(自ノード≠

最小ノード番号) 

―他ノードあてトークン検知 

ノード番号重複検出 

―TrWTタイムアウト 

―トリガフレーム受信 

トリガフレーム受信 


77 

B 3521:2004  

 

附属書1表1 状態遷移表の見方 

状態 

イベント 

 

イベント名 

状態名称 

処理内容 

(状態番号) 

遷移先 

備考 遷移先は,==>(状態番号)で示す。 

 

附属書1表2 FAリンク状態遷移表 

状態 

 

イベント 

 

 

上位層からの初期化要求 

参加要求フレーム受信 

トリガフレーム受信 

初期化要求待ち 
(1) 

TDTタイマスタート 

無処理 

無処理 

 

 ==>(2) 

 ==>(1) 

 ==>(1) 

加入トークン検出時間 
(TDT)待ち 
(2) 

TDTタイマスタート(*) 

無処理 
 

―TDTタイマストップ 
―PWTタイマスタート 
―PATタイマスタート 

 

 ==>(2) 

 ==>(2) 

 ==>(4) 

トリガフレーム送信待ち
時間(TrWT)待ち 
(3) 

TDTタイマスタート(*) 

無処理 

―TrWTタイマストップ 
―PWTタイマスタート 
―PATタイマスタート 

 

 ==>(2) 

 ==>(3) 

 ==>(4) 

参加要求フレーム受付時
間(PAT)待ち 
(4) 

TDTタイマスタート(*) 

―参加ノード管理情報更新 
―アドレス重複検出処理 
―ノード番号重複検出処理 

無処理 

 

 ==>(2) 

ノード番号異常==>(1) 
その他==>(4) 

 ==>(4) 

トークン周回3周待ち 
(5) 

TDTタイマスタート(*) 

―参加ノード管理情報更新 
―アドレス重複検出処理 
―ノード番号重複検出処理 

無処理 

 

 ==>(2) 

ノード番号異常==>(1) 
その他==>(5) 

 ==>(5) 

参加要求フレーム送信待
ち 
(6) 

TDTタイマスタート(*) 

―参加ノード管理情報更新 
―アドレス重複検出処理 
―ノード番号重複検出処理 

無処理 

 

 ==>(2) 

ノード番号異常==>(1) 
その他==>(6) 

 ==>(6) 

トークン待ち 
(7) 

TDTタイマスタート(*) 

参加ノード管理情報更新 

無処理 

 

 ==>(2) 

 ==>(7) 

 ==>(7) 

トークン保持 

無処理 

参加ノード管理情報更新 

無処理 

(8) 

 ==>(8) 

 ==>(8) 

 ==>(8) 

注* 

上位層からの初期化要求の受付は任意とする。 

  


78 

B 3521:2004 

 

附属書1表2 FAリンク状態遷移表(続き) 

状態 

イベント 

 

他ノードあてトークン受信 

自ノードあてトークン受信 

初期化要求待ち 
(1) 

無処理 

無処理 

 

 ==>(1) 

 ==>(1) 

加入トークン検出時間 
(TDT)待ち 
(2) 

3CWTタイマスタート 

3CWTタイマスタート 

 

 ==>(5) 

 ==>(5) 

トリガフレーム送信待ち時
間(TrWT)待ち 
(3) 

3CWTタイマスタート 

3CWTタイマスタート 

 

 ==>(5) 

 ==>(5) 

参加要求フレーム受付時間
(PAT)待ち 
(4) 

a)参加要求フレーム送信後: 
 TWタイマスタート  
b)参加要求フレーム送信前: 
 TDTタイマスタート 

a)参加要求フレーム送信後: 
 TWタイマスタート  
b)参加要求フレーム送信前: 
 TDTタイマスタート 

 

a)のとき==>(7) 
b)のとき==>(2) 

a)のとき==>(8) 
b)のとき==>(2) 

トークン周回3周待ち 
(5) 

―ノード番号重複検出処理 

―ノード番号重複検出処理 

 

トークン3周==>(6) 
ノード番号異常 ==>(1) 
トークン3周未==>(5) 

トークン3周==>(6) 
ノード番号異常 ==>(1) 
トークン3周未==>(5) 

参加要求フレーム送信待ち 
(6) 

―ノード番号重複検出処理 

―ノード番号重複検出処理 

 

ノード番号異常==>(1) 
異常なし==>(6) 

ノード番号異常==>(1) 
異常なし==>(6) 

トークン待ち 
(7) 

―TWタイマスタート 
―他ノード離脱監視  
―自ノードあてトークン監視 

―THTタイマスタート 
―MFTタイマスタート 
―RMTタイマスタート 

 

自ノード3周連続抜け==>(2) 
上記以外==>(7) 

 ==>(8) 

トークン保持 
(8) 

a) 自ノード番号が送信先ノード番号より大

きいとき,自ノードのトークン破棄 

 

THTタイマストップ 

b) 自ノード番号が送信先ノード番号より小

さいとき,受信したトークンを無視 

無処理 

 

a)のとき ==>(7) 
b)のとき ==>(8) 

 ==>(8) 

 


79 

B 3521:2004  

 

附属書1表2 FAリンク状態遷移表(続き) 

状態 

 

イベント 

 

 

サイクリックフレーム受信
(TBN≠CBN) 

最終サイクリックフレーム受信 

(TBN=CBN) 

メッセージフレーム受信 

初期化要求待ち 
(1) 

無処理 

無処理 

無処理 

 

 ==>(1) 

 ==>(1) 

 ==>(1) 

加入トークン検出時間 
(TDT)待ち 
(2) 

無処理 

無処理 

無処理 

 

 ==>(2) 

 ==>(2) 

 ==>(2) 

トリガフレーム送信待ち
時間(TrWT)待ち 
(3) 

無処理 

無処理 

無処理 

 

 ==>(3) 

 ==>(3) 

 ==>(3) 

参加要求フレーム受付時
間(PAT)待ち 
(4) 

無処理 

―参加ノード管理情報更新 
―アドレス重複検出処理 
―ノード番号重複検出処理 

無処理 

 

 ==>(4) 

ノード番号異常==>(1) 
異常なし==>(4) 

 ==>(4) 

トークン周回3周待ち 
(5) 

無処理 

―参加ノード管理情報更新 
―アドレス重複検出処理 
―ノード番号重複検出処理 

無処理 

 

 ==>(5) 

ノード番号異常==>(1) 
異常なし==>(5) 

 ==>(5) 

参加要求フレーム送信待
ち 
(6) 

無処理 

―参加ノード管理情報更新 
―アドレス重複検出処理 
―ノード番号重複検出処理 

無処理 

 

 ==>(6) 

ノード番号異常==>(1) 
異常なし==>(6) 

 ==>(6) 

トークン待ち 
(7) 

サイクリックデータ処理 

―参加ノード管理情報更新 
―サイクリックデータ処理 

メッセージ受信処理 

 

 ==>(7) 

 ==>(7) 

 ==>(7) 

トークン保持 
(8) 

無処理 

無処理 

無処理 

 

 ==>(8) 

 ==>(8) 

 ==>(8) 

 


80 

B 3521:2004 

 

附属書1表2 FAリンク状態遷移表(続き) 

状態 

イベント 

 

TDTタイムアウト 

TWタイムアウト 

RMTタイムアウト  PWTタイムアウト TrWTタイムアウト 

初期化要求待ち 
(1) 

― 

― 

― 

― 

― 

加入トークン検
出時間 
(TDT)待ち 

TrWTタイマ 
スタート 

― 

― 

― 

― 

(2) 

 ==>(3) 

 

 

 

 

トリガフレーム
送信待ち時間
(TrWT)待ち 
(3) 

― 

― 

― 

― 

―トリガ送信 
―PWTタイマ 
スタート 
―PATタイマスター
ト 

 

 

 

 

 

 ==>(4) 

参加要求フレー
ム受付時間
(PAT)待ち 

― 

― 

― 

参加要求フレーム送
信 

― 

(4) 

 

 

 

 ==>(4) 

 

トークン周回3
周待ち 
(5) 

― 

― 

― 

― 

― 

参加要求フレー
ム送信待ち 
(6) 

― 

― 

― 

―参加要求フレーム
送信 
―TWタイマスター
ト 

― 

 

 

 

 

 ==>(7) 

 

トークン待ち 
(7) 

― 

a) 次ノード=自ノー

ドの場合 

 ==>THTタイマ 
 スタート 
b)自ノードだけの場

合 

 ==>TDTタイマ 
 スタート 

a) 次ノード=自ノー

ドの場合 

 ==>THTタイマ 
 スタート 
b)自ノードだけの場

合 

 ==>TDTタイマ 
 スタート 

― 

― 

 

 

a)のとき==>(8) 
b)のとき==>(2) 

a)のとき==>(8) 
b)のとき==>(2) 

 

 

トークン保持 
(8) 

― 

― 

― 

― 

― 

 


81 

B 3521:2004  

 

附属書1表2 FAリンク状態遷移表(続き) 

状態 

イベント 

 

PATタイムアウト 

3CWTタイムアウト 

MFTタイムアウト THTタイムアウト 

初期化要求待ち 

― 

― 

― 

― 

(1) 

 

 

 

 

加入トークン検出時間 
(TDT)待ち 

― 

― 

― 

― 

(2) 

 

 

 

 

トリガフレーム送信待
ち時間(TrWT)待ち 

― 

― 

― 

― 

(3) 

 

 

 

 

参加要求フレーム受付
時間(PAT)待ち 
(4) 

最小ノード確認 
a)自ノード=最小ノード 
 THTタイマスタート 
b)自ノード≠最小ノード 
 TWタイマスタート 
c)自ノードだけ 
 TDTタイマスタート 

― 

― 

― 

 

a)のとき==>(8) 
b)のとき==>(7) 
c)のとき==>(2) 

 

 

 

トークン周回3周待ち 

― 

TDTタイマスタート 

― 

― 

(5) 

 

 ==>(2) 

 

 

参加要求フレーム送信
待ち 
 

― 

― 

― 

― 

(6) 

 

 

 

 

トークン待ち 
 

― 

― 

― 

― 

(7) 

 

 

 

 

トークン保持 
(8) 

― 

― 

a)最終送信データ 

−次ノードあてトー

クンフレーム送信 

−THTタイマストッ

プ 

b)最終送信データで

ない 

−フレーム送信 
−MFTタイマスター

ト 

TWタイマスター
ト 

 

 

 

a)のとき==> (7) 

b)のとき==> (8) 

 ==>(7) 

備考 ハイフン(−)は,あり得ない状態を示す。 

  

2. メッセージ送信に関する状態遷移  

2.1 

状態定義 

a) メッセージ送信要求待ち状態 上位層からのメッセージの送信要求を待っている状態。 

b) メッセージ送信待ち状態 上位層からのメッセージ送信要求を受けた後,トークンを獲得するまでの


82 

B 3521:2004 

 

状態。 

c) ACK受信待ち状態 メッセージ送信後,ACK待ち時間(AWT)がタイムアウトするまでの状態。 

2.2 

状態遷移図 附属書1図2にメッセージ送信の状態遷移図を示す。 

 

附属書1図2 メッセージ送信の状態遷移 

2.3 

状態遷移表 附属書1表3にメッセージ送信のときの状態遷移表を示す。 

メッセージ 

送信要求待ち 

(1) 

メッセージ 

送信待ち 

(2) 

メッセージ送信要求 

ACK受信待ち 

(3) 

自ノードあてACK受

再送>3回 

1対nメッセージ送信 

1対1メッセージ送信 

詳細については, 

附属書1表3参照。

詳細については, 

附属書1表3参照。


83 

B 3521:2004  

 

附属書1表3 メッセージ送信のときの状態遷移表 

状態 

イベント 

 

上位層か
らのメッ
セージ送
信要求 

自ノードあ
てACK受信 

AWTタイムアウト 

トークン獲得 

上位層からのメッ
セージ送信要求待
ち 

メッセー
ジ送信要
求 

無処理 

無処理 

無処理 

(1) 

 ==>(2)  ==>(1) 

 ==>(1) 

 ==>(1) 

メッセージ送信待
ち時間待ち 
(2) 

 

無処理 

無処理 

a) X*のとき 
  ―メッセージ送信 
  ―ACK受信待ちタイマスター
ト 
b) Y*のとき,無処理 

 

 

 ==>(2) 

 ==>(2) 

a)のとき,かつ,1対n==>(1) 
a)のとき,かつ,1対1==> (3) 
b)のとき==> (2) 

ACK受信待ち 
(3) 

 

―状態確認 
―上位層へ 
  完了通知 
 

a) 3周していないとき,無

処理 

b) 3周以上,かつ,再送回

数が3回未満のとき,無
処理 

c) 3周以上,かつ,再送回

数が3回以上のとき,上
位層へ異常通知 

a) ACK待ち時間未満のとき,無処

理 

b) ACK待ちタイムアウト,3周以

上,かつ,再送が3回未満のと
き,無処理 

c) ACK待ちタイムアウト,かつ,

3周未満のとき,無処理 

d) ACK待ちタイムアウト,3周以

上,かつ,再送が3回以上のと
き,上位層へ異常通知 

 

 

 ==>(1) 
 

a)のとき==>(3) 
b)のとき==>(2) 
c)のとき==>(1) 

a)のとき==> (3) 
b)のとき==> (2) 
c)のとき==> (3) 
d)のとき==> (1) 

注* 

X:次のいずれかの条件が成立したとき。 

1) RMT≦RCT×0.9 

2) RCT×0.9<RMT<RCT,かつ,前回メッセージ送信なし 

Y:次のいずれかの条件が成立したとき。 

1) RMT≧RCT 

2)  RCT×0.9<RMT<RCT,かつ,前回メッセージ送信したとき 

 

 

3. メッセージ受信に関する状態遷移 

3.1 

状態定義 

a) 上位層からの初期設定待ち状態 上位層からの初期設定を待っている状態。 

b) メッセージ受信待ち状態 上位層からの初期設定後,自ノードあてのメッセージを受信するまでの状

態。 

c) ACK送信待ち状態 メッセージ受信後,ACKを送信するためにトークンを獲得するまでの状態。 

3.2 

状態遷移図 附属書1図3にメッセージ受信の状態遷移図を示す。 


84 

B 3521:2004 

 

 

附属書1図3 メッセージ受信の状態遷移 

3.3 

状態遷移表 附属書1表4にメッセージ受信のときの状態遷移表を示す。 

ACK送信待ち 

(3) 

初期設定待ち 

(1) 

上位層から初期設定 

メッセージ 

受信待ち 

(2) 

1対1メッセージ受信 

ACK送信 

1対nメッセージ受信 

1対1メッセージ受信 

上位層から初期設定未完 


85 

B 3521:2004  

 

附属書1表4 メッセージ受信のときの状態遷移表 

状態 

 

イベント 

 

 

上位層からの初期設定 

自ノードあてメッセージ受信 

トークン獲得 

上位層からの初期設
定待ち 

メッセージバッファク
リア 

メッセージ破棄 
ACK(3)要求 

無処理 

(1) 

 ==> (2) 

 ==> (3) 

 ==> (1) 

メッセージ受信待ち 
(2) 

 

通番確認(=新規) 
1対1メッセージ 
a)メッセージ受信バッファフルのとき 
 ―ACK(02)要求 
 ―メッセージ破棄 
b)フォーマット異常のとき 
 ―ACK(06)要求 
 ―メッセージ破棄 
c)通番バージョン確認 
 ―ACK(05)要求 
 ―メッセージ破棄 
d) 上記以外 
 ―ACK(01)要求 
 ―上位層へ通知 
 ―1対nメッセージ 
e)メッセージ受信バッファフルのとき 
 ―メッセージ破棄 
f) フォーマット異常のとき 
 ―メッセージ破棄 
g) 通番バージョン確認 
 ―メッセージ破棄 
h)上記以外 
 ―上位層へ通知 
 ―通番確認(=前回同一メッセージ) 
i)1対1メッセージ 
 ―ACK(01)要求 
 ―メッセージ破棄 
j)1対nメッセージ 
 ―メッセージ破棄 

無処理 

 

 

a)〜d),I) ==> (3) 
e)〜h),j) ==> (2) 

 ==> (2) 

ACK送信待ち 

 

 

ACK送信 

(3) 

 

 

初期設定未完 ==>(1) 
初期設定完 ==> (2) 

 


86 

B 3521:2004 

 

附属書2(参考) ログデータ 

この附属書は,FAリンクプロトコルのログデータについて記述するものであり,規格の一部ではない。 

 

ログのデータには,必要な項目及び任意項目がある。任意項目の選択はベンダ側で自由であるが,実装

項目を公開しなければならない。 

ログの内容は,次のもので構成する。 

a) 送受信に関するもの 

− 通算ソケット部送信回数 

− 通算ソケット部送信エラー回数 

− 通算ソケット部受信回数 

− 通算ソケット部受信エラー回数 

b) 下位層に関するもの 

− 送信タイムアウト回数 

− フレーム破棄回数 

− CRCエラーフレーム受信回数 

− サイズ異常フレーム受信回数 

c) サイクリック伝送に関するもの 

− サイクリック伝送受信エラー回数 

d) メッセージ伝送に関するもの 

− メッセージ伝送再送オーバ回数 

− メッセージ伝送受信エラー回数 

− メッセージ伝送再送回数 

e) ACKに関するもの 

−  ACKエラー回数 

f) 

トークンに関するもの 

− トークン多重化認識回数 

− トークン破棄回数 

− トークン再発行回数 

g) 状態に関するもの 

− フレーム待ち状態回数 

− 加入回数 

− 自己離脱回数 

− スキップによる離脱回数 

− 他ノード離脱認識回数 

附属書2表1にログ情報及び格納位置を示す。 

各データは,4バイトデータである。オフセットは,4バイト単位である。 


87 

B 3521:2004  

 

附属書2表1 ログ情報及び格納位置 

オフセット 

名称 

説明 

実装 

通算ソケット部送信回数 

送受信に関するデータ 

必要 

通算ソケット部送信エラー回数 

送受信に関するデータ 

必要 

イーサネット送信エラー回数 

送受信に関するデータ 

任意 

12 

− 

送受信に関するデータ(予約) 

− 

16 

− 

送受信に関するデータ(予約) 

− 

20 

− 

送受信に関するデータ(予約) 

− 

24 

通算ソケット部受信回数 

送受信に関するデータ 

必要 

28 

通算ソケット部受信エラー回数 

送受信に関するデータ 

必要 

32 

イーサネット受信エラー回数 

送受信に関するデータ 

任意 

36 

− 

送受信に関するデータ(予約) 

− 

40 

− 

送受信に関するデータ(予約) 

− 

44 

− 

送受信に関するデータ(予約) 

− 

48 

トークン送信回数 

フレームの種類に関するデータ 

任意 

52 

サイクリックフレーム送信回数 

フレームの種類に関するデータ 

任意 

56 

1対1メッセージ送信回数 

フレームの種類に関するデータ 

任意 

60 

1対nメッセージ送信回数 

フレームの種類に関するデータ 

任意 

64 

− 

フレームの種類に関するデータ(予約) 

− 

68 

− 

フレームの種類に関するデータ(予約) 

− 

72 

トークン受信回数 

フレームの種類に関するデータ 

任意 

76 

サイクリックフレーム受信回数 

フレームの種類に関するデータ 

任意 

80 

1対1メッセージ受信回数 

フレームの種類に関するデータ 

任意 

84 

1対nメッセージ受信回数 

フレームの種類に関するデータ 

任意 

88 

− 

フレームの種類に関するデータ(予約) 

− 

92 

− 

フレームの種類に関するデータ(予約) 

− 

96 

サイクリック伝送受信エラー回数 

サイクリック伝送に関するデータ 

必要 

100 

サイクリックアドレス サイズエラー回数 

サイクリック伝送に関するデータ 

任意 

104 

サイクリック CBNエラー回数 

サイクリック伝送に関するデータ 

任意 

108 

サイクリック TBNエラー回数 

サイクリック伝送に関するデータ 

任意 

112 

サイクリックBSIZEエラー回数 

サイクリック伝送に関するデータ 

任意 

116 

− 

サイクリック伝送に関するデータ(予約) 

− 

120 

− 

サイクリック伝送に関するデータ(予約) 

− 

124 

− 

サイクリック伝送に関するデータ(予約) 

− 

128 

− 

サイクリック伝送に関するデータ(予約) 

− 

132 

− 

サイクリック伝送に関するデータ(予約) 

− 

136 

− 

サイクリック伝送に関するデータ(予約) 

− 

140 

− 

サイクリック伝送に関するデータ(予約) 

− 

144 

メッセージ伝送再送回数 

メッセージ伝送に関するデータ 

必要 

148 

メッセージ伝送再送オーバ回数 

メッセージ伝送に関するデータ 

必要 

152 

− 

メッセージ伝送に関するデータ(予約) 

− 

156 

− 

メッセージ伝送に関するデータ(予約) 

− 

160 

− 

メッセージ伝送に関するデータ(予約) 

− 

164 

− 

メッセージ伝送に関するデータ(予約) 

− 

168 

メッセージ伝送受信エラー回数 

メッセージ伝送に関するデータ 

必要 

172 

メッセージ通番バージョンエラー回数 

メッセージ伝送に関するデータ 

任意 

176 

メッセージ 通番再送認識回数 

メッセージ伝送に関するデータ 

任意 

180 

− 

メッセージ伝送に関するデータ(予約) 

− 


88 

B 3521:2004 

 

附属書2表1 ログ情報及び格納位置(続き) 

オフセット 

名称 

説明 

実装 

184 

− 

メッセージ伝送に関するデータ(予約) 

− 

188 

− 

メッセージ伝送に関するデータ(予約) 

− 

192 

ACKエラー回数 

ACK関連に関するデータ 

必要 

196 

ACK 通番バージョンエラー回数 

ACK関連に関するデータ 

任意 

200 

ACK 通番番号エラー回数 

ACK関連に関するデータ 

任意 

204 

ACK ノード番号エラー回数 

ACK関連に関するデータ 

任意 

208 

ACK TCDエラー回数 

ACK関連に関するデータ 

任意 

212 

− 

ACK関連に関するデータ(予約) 

− 

216 

− 

ACK関連に関するデータ(予約) 

− 

220 

− 

ACK関連に関するデータ(予約) 

− 

224 

− 

ACK関連に関するデータ(予約) 

− 

228 

− 

ACK関連に関するデータ(予約) 

− 

232 

− 

ACK関連に関するデータ(予約) 

− 

236 

− 

ACK関連に関するデータ(予約) 

− 

240 

トークン多重化認識回数 

トークン関連に関するデータ 

必要 

244 

トークン破棄回数 

トークン関連に関するデータ 

必要 

248 

トークン再発行回数 

トークン関連に関するデータ 

必要 

252 

− 

トークン関連に関するデータ(予約) 

− 

256 

− 

トークン関連に関するデータ(予約) 

− 

260 

− 

トークン関連に関するデータ(予約) 

− 

264 

トークン保持タイムアウト回数 

トークン関連に関するデータ 

任意 

268 

トークン監視タイムアウト回数 

トークン関連に関するデータ 

任意 

272 

− 

トークン関連に関するデータ(予約) 

− 

276 

− 

トークン関連に関するデータ(予約) 

− 

280 

− 

トークン関連に関するデータ(予約) 

− 

284 

− 

トークン関連に関するデータ(予約) 

− 

288 

通算稼動時間 

ノードの稼動状態,加入及び離脱に関するデータ 

任意 

292 

フレーム待ち状態回数 

ノードの稼動状態,加入及び離脱に関するデータ 

必要 

296 

加入回数 

ノードの稼動状態,加入及び離脱に関するデータ 

必要 

300 

自己離脱回数 

ノードの稼動状態,加入及び離脱に関するデータ 

必要 

304 

スキップによる離脱回数 

ノードの稼動状態,加入及び離脱に関するデータ 

必要 

308 

他ノード離脱認識回数 

ノードの稼動状態,加入及び離脱に関するデータ 

必要 

312 

− 

 (予約) 

− 

316 

− 

 (予約) 

− 

320 

− 

 (予約) 

− 

324 

− 

 (予約) 

− 

328 

− 

 (予約) 

− 

332 

− 

 (予約) 

− 

336 

参加認識ノード一覧 

参加確認ノードに関するデータ 

任意 

340 

参加認識ノード一覧 

参加確認ノードに関するデータ 

任意 

344 

参加認識ノード一覧 

参加確認ノードに関するデータ 

任意 

348 

参加認識ノード一覧 

参加確認ノードに関するデータ 

任意 

352 

参加認識ノード一覧 

参加確認ノードに関するデータ 

任意 

356 

参加認識ノード一覧 

参加確認ノードに関するデータ 

任意 

360 

参加認識ノード一覧 

参加確認ノードに関するデータ 

任意 

364 

参加認識ノード一覧 

参加確認ノードに関するデータ 

任意 


89 

B 3521:2004  

 

附属書2表1 ログ情報及び格納位置(続き) 

オフセット 

名称 

説明 

実装 

368 

− 

(予約) 

− 

372 

− 

(予約) 

− 

376 

− 

(予約) 

− 

380 

− 

(予約) 

− 

384 

− 

(予約) 

− 

388 

− 

(予約) 

− 

392 

− 

(予約) 

− 

396 

− 

(予約) 

− 

400 

− 

(予約) 

− 

404 

− 

(予約) 

− 

408 

− 

(予約) 

− 

412 

− 

(予約) 

− 

416 

− 

(予約) 

− 

420 

− 

(予約) 

− 

424 

− 

(予約) 

− 

428 

− 

(予約) 

− 

432 

− 

(予約) 

− 

436 

− 

(予約) 

− 

440 

− 

(予約) 

− 

444 

− 

(予約) 

− 

448 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

452 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

456 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

460 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

464 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

468 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

472 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

476 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

480 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

484 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

488 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

492 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

496 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

500 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

504 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

508 

− 

ベンダ定義可能領域に関するデータ(予約) 

− 

 

 

 


90 

B 3521:2004 

 

JIS X XXXX:2003