2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 3511:2007
プログラマブルコントローラ−
フィールドネットワーク標準(レベル1)
(追補1)
Programmable controllers-Field network standard (Level 1)
(Amendment 1)
序文
この追補1は,“JPCN−1”と呼称していた“プログラマブルコントローラ−ネットワーク標準(レベル
1)”及び“PC”と呼称していた“プログラマブルコントローラ”の略称を,国際的な略称である“OPCN
−1”及び“PLC”に改めたことにより,略称を使用している箇所を変更する改正を行うものである。また,
附属書3図13のシーケンスについての誤り及び参照先条項の誤りについても併せて修正を行う。
JIS B 3511:1999を,次のように改正する。
1. 本体及び附属書のJPCN−1をOPCN−1(JPCN−1)に置き換える。
2. 本体及び附属書のPCをPLCに置き換える。
3. 参照先条項の修正をする。
細分箇条3.8(この規格で定義した用語)d)の参照先箇条7.3.5を7.3.3 c)に改める。
細分箇条3.8(この規格で定義した用語)e)の参照先箇条7.3.6を7.3.3 d)に改める。
細分箇条3.8(この規格で定義した用語)f)の参照先箇条7.3.3を7.3.3 a)に改める。
細分箇条3.8(この規格で定義した用語)g)の参照先箇条7.3.4を7.3.3 b)に改める。
細分箇条3.8(この規格で定義した用語)h)の参照先箇条7.3.7を7.3.3 e)に改める。
細分箇条3.8(この規格で定義した用語)i)の参照先箇条7.3.8を7.3.3 f)に改める。
細分箇条3.8(この規格で定義した用語)j)の参照先箇条7.3.10を7.3.3 h)に改める。
細分箇条3.8(この規格で定義した用語)k)の参照先箇条7.3.9を7.3.3 g)に改める。
細分箇条3.9(この規格で用いる表記)a)の参照先箇条3.10を3.8に改める。
細分箇条3.9(この規格で用いる表記)b)の参照先箇条3.10を3.8に改める。
附属書3細分箇条3.1(ビット送出順序)の参照先箇条8.3.8.2を9.3.8.2 a)に改める。
附属書3細分箇条4.7(注意事項)c)の参照先箇条5.5.2を6.5.2に改める。
附属書3細分箇条4.7(注意事項)c)の附属書3図27備考の参照先箇条5.4.1.1を6.4.1.1に改める。
附属書3細分箇条4.8.1(マスタ局UL層の状態遷移表)の附属書3表5の参照先箇条5.5.2を6.5.2に改める。
附属書3細分箇条4.8.1(マスタ局UL層の状態遷移表)の附属書3表5の注(4)の“本体5.4.1.1 附属書
3表10”を“本体6.4.1.1 表14”に改める。
2
B 3511:2007
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4. 附属書3図13を次のとおり置き換える。
マスタ局
PHY層
スレーブ局
UU層
UL層
7U層〜DL層
DL層〜7U層
UL層
UU層
ULS AP5 7USAP1
7USAP2 ULS AP2
データ送受信2要求
データ読出し要求
**要求
○
5処理中
○
6完了
7U
CF2
○
4処理中
要求○
4
○
16完了
UL
CF2
要求○
3
データ読出し要求
(POLLING要求)
データ送受信2要求
データ送受信2確認
データ読出し確認
ULS AP1
○
1**要求
○
2ペンディング
○
10処理中
○
11完了
UL
CFI5
要求
要求○
9
7U
CF1
処理中
完了○
8
**指示
データ読出し確認
(POLLING確認)
データ送受信2確認
○
77L層で交換
(7L̲hd=03H)
○
11要求
UL
処理中○
12
処理中○
13
CF5 ○
12要求
完了○
20
完了○
19
○
14要求
7U
CFI3
処理中○
15
**応答
データ書込み要求
データ送受信3要求
データ送受信3指示
データ書込み指示
○
16**確認
○
20
○
19
○
18処理中
○
18完了
7U
CF3
要求○
17
データ書込み確認
データ送受信3確認
データ送受信3応答
データ書込み応答
○
21
ULS AP3
データ書込み要求
データ送受信3要求
データ送受信3指示
データ書込み指示
**指示
ULS AP1
○
1要求
UL
CF1
処理中○
2
○
21要求
完了○
31
7U
CF1
処理中○
22
完了○
30
○
23要求
7U
CFI3
処理中○
24
○
24要求
完了○
24
UL
CFI3
処理中○
25
完了○
25
○
32**確認
データ書込み確認
データ送受信3確認
データ送受信3応答
データ書込み応答
**応答
○
29処理中
○
29完了
7U
CF3
○
27処理中
要求○
28
○
28完了
UL
CF3
要求○
26
○
1UL層がPOLLINGサービス中に,UU層から何らかの
要求を受け付けたら,UU層がULCF1=要求にする。
○
2UL層は,UU層からの要求によってULCF1=処理中に
する。ただし,要求はペンディングにする。
○
3UU層は,UL層に要求を出す(ULCF2=要求)。
○
4UL層は,ULCF2=処理中にして,データ読出し要求を7U
層に出す(7UCF2=要求)。
○
57U層は,データ読出し要求を受け付けて,7UCF2=処理
中にする。7L層にデータ送受信2要求を出す。
○
6マスタ局からのデータ送受信2確認によって,7U層は
7UCF2=完了にして,データ読出し確認をUL層に通知する。
○
7UU層が出した要求は,7L層で交換され,マスタ局に送
信される。
附属書3図13 POLLINGサービス処理中にマスタ局UU層からの要求がある場合の
プリミティブのシーケンス
3
B 3511:2007
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
○
87U層は,データ送受信2確認を受信し,7UCF1=完了
にして,UL層にデータ読出し確認を通知する。
○
9UL層は,スレーブ局から要求があることを確認して,
UU層に対して指示を通知する(ULCFI5=要求)。
○
10UU層は,指示を受信するとULCFI5=処理中にする。
○
11UU層は,応答を編集してUL層に出す(ULCFI5=完
了,ULCF5=要求)。
○
12UL層は,ULCF5=処理中にして,7U層にデータ書込
み要求を出す(7UCF1=要求)。
○
137U層は,7UCF1=処理中にして,7L層にデータ送受信
3要求を出す。
○
147U層は,データ送受信3指示で7UCFI3=要求にする。
○
15UL層は,データ書込み指示受信で7UCFI3=処理中にし
て,受信データの内容を確認する。
○
16UL層は,UU層に確認を通知する(ULCF2=完了)。
○
17UL層は,データ書込み応答を編集する(7UCF3=要求)。
○
187U層は,データ送受信3応答を送信する(7UCF3=処理
中)。送信完了で7UCF3=完了にする。
○
197U層は,データ送受信3確認で7UCF1=完了にする。
○
20UL層は,データ書込み確認でULCF5=完了にする。
○
21UL層は,処理中だったスレーブ局要求サービス完了
で,データ書込み要求を7U層に出す(7UCF1=要求)。
○
227U層は,UL層からデータ書込み要求を受け取る
(7UCF1=処理中)。
○
237U層はデータ送受信3指示受信で7UCFI3=要求にする。
○
24UL層は,7UCFI3=処理中にして,UU層に指示を通知す
る(ULCFI3=要求,7UCFI3=完了)。
○
25UU層は,指示受信でULCFI3=処理中にする。その後,
ULCFI3=完了にする。
○
26UU層は,必要な処理を行い,応答を編集してUL層に出
力する(ULCF3=要求)。
○
27UL層は,ULCF3=処理中にする。
○
28UL層は,7U層にデータ書込み応答を出す(7UCF3=要求,
ULCF3=完了)。
○
297U層は,7UCF3=処理中にして,データ送受信3応答を
7L層に出す。送信完了で7UCF3=完了にする。
○
307U層は,データ送受信3確認の受信で7UCF1=完了に
する。
○
31UL層は,データ書込み確認でULCF1=完了にする。
○
32UU層は,要求の完了を確認する。
附属書3図13 POLLINGサービス処理中にマスタ局UU層からの要求がある場合の
プリミティブのシーケンス(続き)