B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本フル
ードパワー工業会(JFPA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正す
べきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによってJIS B 2292-2:2000は改正され,また,JIS B 2292-3:2000は廃止・統合され,この規格に置き
換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 3019-2:2001,Hydraulic fluid power
−Dimensions and identification code for mounting flanges and shaft ends of displacement pumps and motors−Part
2: Metric seriesを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS B 2292-2には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)取付フランジとハウジングとの間のシール方法の例
附属書B(参考)参考文献
JIS B 2292の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 2292-1 第1部:メートル単位で表示するインチ系列
JIS B 2292-2 第2部:メートル系列
B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1. 適用範囲 ························································································································ 1
2. 引用規格 ························································································································ 1
3. 定義 ······························································································································ 2
4. 寸法及び幾何公差 ············································································································ 2
4.1 寸法許容差 ··················································································································· 2
4.2 フランジ及び軸端の選択 ································································································· 2
4.3 相手部材 ······················································································································ 5
5. 表示記号 ························································································································ 5
5.1 取付フランジ ················································································································ 5
5.2 軸端 ···························································································································· 6
5.3 表示例 ························································································································· 6
6. フランジと軸との同軸度,直角度 ······················································································· 7
7. 規格適合表示 ·················································································································· 7
附属書A(参考)取付フランジとハウジングとの間のシール方法の例 ············································ 18
附属書B(参考)参考文献 ···································································································· 19
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 2292-2:2005
(ISO 3019-2:2001)
油圧−容積式ポンプ及びモータ−取付フランジ及び
軸端の寸法並びに表示記号−第2部:メートル系列
Hydraulic fluid power−Dimensions and identification code for mounting
flanges and shaft ends of displacement pumps and motors−
Part 2: Metric series
序文 この規格は,2001年に第3版として発行されたISO 3019-2,Hydraulic fluid power−Dimensions and
identification code for mounting flanges and shaft ends of displacement pumps and motors−Part 2: Metric seriesを
翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,回転形容積式油圧ポンプ(以下,ポンプという。)及び回転形容積式油圧モー
タ(以下,モータという。)に関する取付フランジ並びに軸端のメートル系列について規定する。この規格
では,2ボルト及び4ボルトフランジ,円形を含む多角形フランジ,キー付き円筒軸端,ねじ及びキー付
き円すい軸端,メートル系インボリュートスプライン軸端の形状,寸法並びに表示記号について規定する。
備考1. インボリュートスプラインは,DIN 5480による(附属書B(参考)[1]〜[8]参照)。
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 3019-2:2001,Hydraulic fluid power−Dimensions and identification code for mounting flanges and
shaft ends of displacement pumps and motors−Part 2: Metric series (IDT)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0021 製品の幾何特性仕様(GPS)−幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公差表示
方式
備考 ISO/DIS 1101:1996 Geometrical Product Specifications (GPS)−Geometrical tolerancing−
Tolerances of form, orientation, location and run-outからの引用事項は,この規格の該当事項と同
等である。
JIS B 0142 油圧及び空気圧用語
備考 ISO 5598 Fluid power systems and components−Vocabularyからの引用事項は,この規格の該
当事項と同等である。
JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部:全体系
2
B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
備考 ISO 261:1998 ISO general-purpose metric screw threads−General planが,この規格と一致して
いる。
JIS B 0401-2 寸法公差及びはめあいの方式−第2部:穴及び軸の公差等級並びに寸法許容差の表
備考 ISO 286-2:1988 ISO system of limits and fits−Part 2: Tables of standard tolerance grades and limit
deviations for holes and shaftsが,この規格と一致している。
JIS B 1301 キー及びキー溝
備考 ISO 3912:1977 Woodruff keys and keywaysからの引用事項は,この規格の該当事項と同等で
ある。
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS B 0142による。
4. 寸法及び幾何公差
4.1
寸法許容差 寸法許容差を定めてないものは,大きさの呼びである。形状及び位置の公差の図示方
法は,JIS B 0021による
4.2
フランジ及び軸端の選択
4.2.1
概要 ポンプ及びモータの取付フランジ並びに軸端は,この規定によって,表1〜6及び図1〜6
から選択する。
キー付き円筒軸端
−図4,表7
ねじ及びキー付き円すい軸端
−図5,表8
メートル系インボリュートスプライン軸端 −図6,表9
4.2.2
取付フランジ 取付フランジの選択は,次による。
− 2ボルトフランジは,表4から選択する。図1参照。
− 4ボルトフランジは,表5から選択する。図2参照。
− 円形を含む多角形フランジは,表6から選択する。図3参照。
− 表1,表4,表5に特定してある2ボルト及び4ボルトフランジのうち, (1)の付いた寸法は,なる
べく用いない。
3
B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
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表 1 2ボルト及び4ボルトフランジの軸端
単位 mm
フランジインロー径
A
軸端径 D
第1選択
第2選択
非推奨 (1)
32
10
−
−
40
12
−
−
50
12
16
10
63
16
20
12
80
20
25
16
100
25
32
20
125
32
40
25
140 (1)
32
40
25
160
40
50
32
180 (1)
40
50
32
200
50
63/60 (2)
40
224 (1)
50
63/60 (2)
40
250
63/60 (2)
80
50
注(1) この寸法は,なるべく用いない。
(2) スプライン軸の呼び径
備考 高トルク又は高横荷重への適用では,他の軸寸法を選択する。
4.2.3
軸端
4.2.3.1
フランジインロー径Aに対応した軸端呼び径D(図4,図5参照)は,取付フランジの種類に応
じて,表1及び表2から選択する。
4
B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表 2 多角形フランジの軸端
単位 mm
フランジインロー径
A
軸端径 D
第1選択
第2選択
非推奨 (1)
80
20
25
16
100
25
32
20
125
32
40
25
160
40
50
32
180
40
50
32
200
50
63
40
224
50
63
40
250
63
70
50
280
63
80
−
315
70
80
−
355
70
80
−
400
80
90
−
450
90
110
−
500
90
110
−
560
110
125/120 (2)
−
630
125/120 (2)
140
−
710
140
160
−
800
160
180
−
900
160
180
−
1000
180
200
−
注(1) この寸法は,なるべく用いない。
(2) スプライン軸の呼び径
備考 高トルク又は高横荷重への適用では,他の軸寸法を選択する。
4.2.3.2
軸端形状は,次の形式の中から選択する。
a) キー付き円筒軸端(図4参照)
b) ねじ及びキー付き円すい軸端(図5参照)
c) メートル系インボリュートスプライン軸端(図6参照)
軸端径Dに関しては,インボリュートスプライン軸端のモジュール及び歯数を表3から選択する。
軸端a),b)及びc)は,ねじ穴付きでもよい。
4.2.3.3
平行キー及び半月キーは,JIS B 1301によるものを用いる。
4.2.3.4
長インローシリーズだけに適用される呼び径10及び12の円すい軸端以外は,第1,第2選択で
は,軸端長さLL,LS及びLSTは短インローシリーズから選択する。表2の注(1)を付けた寸法では,軸端長
さLL,LS及びLSTを長インローシリーズから選択する。
円すい軸端については,LSTの位置で呼び径がDであれば,円すい面の長さは,取付フランジの方にLST
を超えて延長してもよい。
5
B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
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表 3 メートル系スプライン軸端
軸端
呼び径
dB
mm
モジュール
歯数
最小 軸径(3)
Umin
mm
0.8
1.25
2
3
5
●
○
●
○
10
●
11
−
7.6
−
12
●
13
−
9.6
−
16
●
11
−
12.4
−
20
●
14
−
16.4
−
25
●
18
−
21.4
−
32
●
14
−
26.4
−
40
●
○
18
12
34.4
31.8
50
●
○
24
15
44.4
41.8
60
●
○
28
18
54.4
51.7
70
●
22
−
61.7
−
80
●
25
−
71.7
−
90
●
○
28
16
81.7
76.4
110
●
○
35
20
101.7
96.4
120
●
○
38
22
111.7
106.4
140
●
○
45
26
131.7
126.4
160
●
30
−
146.4
−
180
●
34
−
166.4
−
200
●
38
−
186.4
−
注(3) スプライン
備考 ● 推奨モジュール
○ を付けたモジュールは,なるべく用いない。
4.3
相手部材 ポンプ及びモータの製造業者が許容する値以上のひずみや軸の横荷重が発生しないよう
に,ポンプ及びモータに対する相手部材の対応する寸法及び許容差は,この規格に規定する値に適合しな
ければならない。
5. 表示記号
5.1
取付フランジ この規格に従ってフランジを特定する場合には,次の記号によって表示する。
a) “フランジ”という用語を用いる。
b) JIS B 2292-2を表示する。
c) フランジ寸法の呼びは,ミリメートル単位のインロー径(A)で表す。
d) フランジ形状は,次の記号で示す。
− 2ボルトフランジ:A
− ボルトフランジ:B
− 多角形フランジ(円形フランジを含む。):D
e) 取付穴個数の表示 :2〜14
f)
穴又は,溝の表示
− ボルト穴(推奨):H
− ねじ穴(なるべく用いない):T
− 溝:S
6
B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
g) インローの表示
− 短インロー:W
− 長インロー:L
フランジと軸を組み合わせて表示する場合には,上記の限りではない。
表示例は,5.3を参照。
5.2
軸端 この規格によって軸端を特定する場合には,次の記号によって表示する。
a) “軸端”という用語を用いる。
b) “JIS B 2292-2“を表示する。
c) 軸端形状の指定
− キー付き円筒軸端:E
− ねじ及びキー付き円すい軸端:F
− キー及びめねじ付き円筒軸端(非推奨):G
− 表3に対応するメートル系インボリュートスプライン軸端:P
d) 軸の呼び寸法は,ミリメートル単位の呼び径Dで示す。
e) 軸端長の表示
− 短インロー:N
− 長インロー:M
表示例は,5.3参照。
5.3
表示例
例1. ボルト穴付き短スピゴット形のインロー径100 mmの4ボルトフランジは,次のように表示す
る。
参考 この項目でいう表示は,製品の呼び方をいう。
フランジ JIS B 2292-2−100B4HW
参考 上記のフランジの呼びの意味は,次による。
フランジ JIS B 2292-2−100 B 4 H W
2. 呼び軸径(D)32 mm,短インロー形のねじ及びキー付き円すい軸端は,次のように表示する。
軸端 JIS B 2292-2−F32N
参考 上記の軸端の呼びの意味は,次による。
4ボルトフランジ
短インロー
ボルト穴
インロー径
規格番号
取付穴個数
7
B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
軸端 JIS B 2292-2−F 32 N
3. 上記の組合せ
フランジ−軸端 JIS B 2292-2−100B4HW−F32N
参考 上記のフランジ−軸端の呼びの意味は,次のとおりとする。
フランジ−軸端 JIS B 2292-2−100 B 4 H W−F 32 N
6. フランジと軸との同軸度,直角度 フランジと軸との同軸度及び直角度は,図1〜3及び表4〜6に示
す許容値内になければならない。
備考 リジットカップリングでは,更に高い精度が要求される。
7. 規格適合表示 この規格に適合することを,試験報告書,カタログ及び販売資料に記述する場合は,
次の文言を用いる。
“メートル系のフランジ及び軸端の寸法並びに表示記号は,JIS B 2292-2に適合する ”
短インロー
軸端呼び寸法
ねじ及びキー付き円すい軸端
規格番号
短インロー
軸端呼び寸法
ねじ及びキー付き円すい軸端
短インロー
ボルト穴
取付穴個数
4ボルトフランジ
インロー径
規格番号
8
B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
番号
1 短インロー形
2 長インロー形
注(4) 穴の代わりに取付溝又はねじ穴を用いてもよい。
図 1 2ボルトフランジの基本寸法
9
B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表 4 2ボルトフランジの基本寸法
単位 mm
インロー部寸法
フランジ寸法
A
h8
W
+0.5
0
N
フランジ
短インロー
+0.1
0
L
最大
M
フランジ
長インロー
C
最大
r1
最大
Y(5)
Z(5)
mm/mm
B
J
K
D
X
T
r2
最大
許容
差
2本ボ
ルト
ねじ
ボルト
穴
H13
許容
差
32
7
8
15.5
1610
+
1.5
0.5
0.2
0.0015
50
±0.5
8
56
M6
6.6
0.3
72
±0.5
8
40
56
10
63
79
50
19.5
2010
+
65
12
80
M8
9
0.5
100
10
63
80
14
100
120
80
0.25
100
18
109
M10
11
133
12
100
9
10
24.5
2510
+
2
1.6
0.3
125
20
140
M12
13.5
0.75
168
14
125
31.5
3210
+
0.35
0.002
150
±1.5
24
180
M16
17.5
216
±1.5
18
140(1)
170
34
200
1
236
160
39.5
4010
+
200
42
224
M20
22
268
22
180(1)
212
52
250
294
200
49.5
50
2.1
0
+
236
56
280
M24
26
332
26
注(1) この寸法は,なるべく用いない。
(5) 表に規定する許容差は,軸結合状態が相手側から拘束されない場合に対するものである(剛的な結合状態の場合には,更に厳しい許容差が要求される場合がある。)。
Zは,単位長さ当たりの直角度φZ mm/mmを示す。
備考 公差については,JIS B 0401-2を参照。
2
B
2
2
9
2
-2
:
2
0
0
5
(I
S
O
3
0
1
9
-2
:
2
0
0
1
)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
10
B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
番号
1 短インロー形
2 長インロー形
注(4) 穴の代わりに取付溝又はねじ穴を用いてもよい。
図 2 4ボルトフランジの基本寸法
11
B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表 5 4ボルトフランジの基本寸法
単位 mm
インロー部寸法
フランジ寸法
A
h8
W
+0.5
0
N
フランジ
短インロー
+0.1
0
L
最大
M
フランジ
長インロー
C
最大
r1
最大
Y(5)
Z(5)
mm/mm
S
D
X
T
r2
4本ボルト
ねじ
ボルト穴
H13
63
7
8
19.5
2010
+
1.5
0.5
0.2
0.001 5
60.1
M8
9
0.5
80
10
80
0.25
72.8
100
100
9
10
24.5
2510
+
2
1.6
0.3
88.4
M10
11
125
16
125
31.5
3210
+
0.35
0.002
113.2
M12
13.5
0.75
150
18
140(1)
127.3
170
160
39.5
4010
+
141.4
M16
17.5
190
22
180(1)
158.4
1
212
200
49.5
50
2.1
0
+
176.8
M20
22
236
24
224(1)
0.4
198
266
250
222.8
M24
26
301
2
注(1) この寸法は,なるべく用いない。
(5) 表に規定する許容差は,軸結合状態が相手側から拘束されない場合に対するものである(剛的な結合状態の場合には,更に厳しい許容差が要求される場合がある。)。
Zは,単位長さ当たりの直角度φZ mm/mmを示す。
備考 公差は,JIS B 0401-2を参照。
2
B
2
2
9
2
-2
:
2
0
0
5
(I
S
O
3
0
1
9
-2
:
2
0
0
1
)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
12
B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
注(4) 穴の代わりに取付溝又はねじ穴を用いてもよい。
(6) 包囲園
参考 この図でいう≦φ(A−0.1)は,最大の寸法を示す。
図 3 多角形フランジの基本寸法
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B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表 6 多角形フランジの基本寸法
単位 mm
インロー部寸法
フランジ寸法
A
h8
W
M
C
最大
r1
Y(5)
Z(5)
mm/mm
K
D
X
T
最大
ボルト
本数
ねじ
ボルト穴
H13
80
7
5.0
0
+
20±0.8
2
0.5
0.25
0.0015
103
5,6
7,8
M8
9
0.5
125
100
1.6
0.3
125
M10
11
160
125
9
5.0
0
+
25±0.8
0.35
0.002
160
M12
13.5
200
160
200
M16
17.5
1
250
180
40±0.8
224
280
200
250
M20
22
300
224
280
335
250
50±1
300
355
280
1610
+
3
320
375
315
360
425
355
400
465
400
450
515
450
60±1.5
5
510
5,7
8,10
12,14
M24
26
585
500
2010
+
560
635
560
630
710
630
710
M30
33
1.5
800
710
800
900
800
900
1000
900
1000
1100
1000
1100
1200
注(5) 表に規定する許容差は,軸結合状態が相手側から拘束されない場合に対するものである(剛的な結合状態の場
合には,更に厳しい許容差が要求される場合がある。)。
Zは,単位長さ当りの直角度φZ mm/mmを示す。
備考 公差については,JIS B 0401-2を参照。
14
B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
注(7) 製造の都合によっては逃げを付けてもよい。
参考 この図でいう ≧ 1.5 は,最小の寸法を示す。
図 4 キー付き円筒軸端の基本寸法
表 7 キー付き円筒軸端の基本寸法
単位 mm
D
E
キー幅
h9
F
LL
長インロー形
LS
短インロー形
呼び径
公差
10
j7
3
11.2
23
20
12
4
13.5
30
25
16
5
18
40
28
20
6
22.5
50
36
25
8
28
60
42
32
k7
10
35
80
58
40
12
43
110
82
50
14
53.5
110
82
63
m7
18
67
140
105
70
20
74.5
140
105
80
22
85
170
130
90
25
95
170
130
110
28
116
210
165
125
32
132
210
165
140
36
148
250
200
160
40
169
300
240
180
45
190
300
240
200
45
210
350
280
備考 許容差は,JIS B 0401-2を参照。
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B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
注(8) Zはキーと平行で,テーパ大径側端部の寸法を示す。
図 5 ねじ及びキー付き円すい軸端の基本寸法
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B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表 8 ねじ及びキー付き円すい軸端の基本寸法
単位 mm
D
軸端
LT
C
+0.13
-0.08
DT(9)
E
キー幅
h9
Z
LCT
LST
短インロー
形
長インロー
形
短インロー
形
長インロー
形
10
−
20
−
15
8(10)
1.6
M6(10)
−
−
12
−
24.5
−
18
12(10)
2
M8×1(10)
2
0.810
+
16
24
36
16
28
12
2.5
M10×1.25
3
1.210
+
20
32
46
22
36
14
3.2
M12×1.25
4
1.510
+
25
37
55
24
42
18
4
M16×1.5
5
220
+
32
52
74
36
58
22
4
M20×1.5
6
2.520
+
40
73
101
54
82
28
5
M24×2
10
320
+
50
−
−
54
82
28
−
M36×3
12
320
+
63
−
−
70
105
35
−
M42×3
16
420
+
70
−
−
70
105
35
−
M48×3
18
420
+
80
−
−
90
130
40
−
M56×4
20
4.520
+
90
−
−
90
130
40
−
M64×4
22
520
+
110
−
−
120
165
45
−
M80×4
25
520
+
125
−
−
120
165
45
−
M90×4
28
620
+
140
−
−
150
200
50
−
M100×4
32
720
+
160
−
−
180
240
60
−
M125×4
36
820
+
180
−
−
180
240
60
−
M140×6
40
920
+
200
−
−
210
280
70
−
M160×6
40
920
+
注(9) ねじは,JIS B 0205-2による。
(10) 長インローだけに適用する。
備考 許容差は,JIS B 0401-2を参照。
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B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位 mm
注(3) スプライン
(11) 表3参照。
図 6 メートル系インボリュートスプライン軸端の基本寸法
表 9 メートル系インボリュートスプライン軸端の基本寸法
単位 mm
dB
LA
最小
LB
LS
10
5
1
18
12
6
20
16
8
1.5
25
20
10
28
25
12.5
32
32
16
2
36
40
20
45
50
25
55
60
30
70
70
35
3
80
80
40
90
90
45
105
110
55
125
120
60
135
140
70
155
160
80
5
175
180
90
195
200
100
215
18
B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書A(参考)取付フランジとハウジングとの間のシール方法の例
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
取付フランジとハウジングとの間に,低圧液体シールが必要な場合には,次の方法のいずれかを用いる
ことができる。
a) フランジとハウジングの間に適当なガスケットを挿入する。
b) ハウジングに環状溝を加工してOリングを挿入する。
インロー部は,少なくとも次の断面直径のOリングを挿入できる長さになっている。
− インロー径が100 mm以下は,2.65 mm
− インロー径が100 mmを超え200 mm以下は,3.55 mm
インロー径が200 mmを超える場合には,この種のシールは用いられないと想定した。
c) フランジ表面,ハウジングとインロー部とのはめあい穴に設けた三角形断面の面取り溝にOリングを
挿入して,フランジ面及びインロー部との間にシール面を形成する。この場合,Oリング寸法及びそ
の他の詳細については,受渡当事者間の協定による。
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B 2292-2:2005 (ISO 3019-2:2001)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書B(参考)参考文献
[1] DIN 5480-1:1999,Involute spline joints;principles.
[2] DIN 5480-2:1991,Involute spline joints;30°pressure angle ;survey.
[3] DIN 5480-3:1991,Involute spline joints;30°pressure angle ;basic dimensions and test dimensions for
modules 0.5,0.6,0.75,0.8,and 1.
[4] DIN 5480-4:1991,Involute spline joints;30°pressure angle ;basic dimensions and test dimensions for
module 1.25.
[5] DIN 5480-6:1991,Involute spline joints;30°pressure angle ;basic dimensions and test dimensions for
module 2.
[6] DIN 5480-8:1991,Involute spline joints;30°pressure angle ;basic dimensions and test dimensions for
module 3.
[7] DIN 5480-10:1991,Involute spline joints;30°pressure angle ;basic dimensions and test dimensions for
module 5.
[8] DIN 5480 Berichtigung 1:1995,Corrigenda to DIN 5480,Parts 3,4,5,7,10,11,12 and 13,1991.