2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 1854-1987
一般用Vプーリ
Grooved Pulleys for Classical V-belts
1. 適用範囲 この規格は,JIS K 6323(Vベルト)に規定するVベルトを用いる一般用Vプーリ(以下,
Vプーリという。)について規定する。ただし,JIS K 6323に規定するM形,D形及びE形に対応するV
ベルトを用いるものについては,溝部の形状及び寸法だけを規定する。
また,JIS K 6323に規定するISO形一般用Vプーリの溝部の形状,寸法及びデータム径は,附属書に規
定する。
引用規格:
JIS B 0405 削り加工寸法の普通許容差
JIS B 0407 鋳鉄品普通許容差
JIS B 7503 0.01mm目盛ダイヤルゲージ
JIS G 5501 ねずみ鋳鉄品
JIS K 6323 Vベルト
対応国際規格:
ISO 4183 Grooved pulleys for classical and narrow V-belts
2. 種類 Vプーリの種類は,対応するVベルトの種類及び溝の数によって表1のとおりとする。
表1 Vプーリの種類
溝の数
Vベルトの種類
1
2
3
4
5
6
A
A1
A2
A3
−
−
−
B
B1
B2
B3
B4
B5
−
C
−
−
C3
C4
C5
C6
3. 材料 Vプーリに用いる材料は,JIS G 5501(ねずみ鋳鉄品)の3種 (FC20) 又はこれと同等以上の
品質をもつねずみ鋳鉄品とする。
4. 形状及び寸法
4.1
Vプーリの形状及び寸法 Vプーリの形状及び寸法(溝部を除く。)は,付表による。
4.2
溝部の形状及び寸法 Vプーリの溝部の形状及び寸法は,表2による。
2
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表2 Vプーリの溝部の形状及び寸法
単位mm
Vベルト
の種類
呼び径(2)
α (°)
l0
k
k0
e
f
r1
r2
r3
M
50以上 71以下
34
8.0
2.7
6.3
−(1)
9.5
0.2〜
0.5
0.5〜
1.0
1〜2
71を超え 90以下
36
90を超えるもの
38
A
71以上 100以下
34
9.2
4.5
8.0
15.0
10.0
0.2〜
0.5
0.5〜
1.0
1〜2
100を超え125以下
36
125を超えるもの
38
B
125以上 160以下
34
12.5
5.5
9.5
19.0
12.5
0.2〜
0.5
0.5〜
1.0
1〜2
160を超え200以下
36
200を超えるもの
38
C
200以上 250以下
34
16.9
7.0
12.0
25.5
17.0
0.2〜
0.5
1.0〜
1.6
2〜3
250を超え315以下
36
315を超えるもの
38
D
355以上 450以下
36
24.6
9.5
15.5
37.0
24.0
0.2〜
0.5
1.6〜
2.0
3〜4
450を超えるもの
38
E
500以上 630以下
36
28.7
12.7
19.3
44.5
29.0
0.2〜
0.5
1.6〜
2.0
4〜5
630を超えるもの
38
注(1) M形は,原則として1本掛けとする。
(2) 上図の直径 (dm) をいい,ベルト長さの測定,回転比の目安などの計算にもこれを用い,溝の基準幅
がl0をもつところの直径である。
4.3
外径deの許容差 Vプーリの外径 (de) の許容差は,表3による。
表3 Vプーリの外径de許容差
単位mm
呼び径
外径 (de) の許容差
75以上 118以下
±0.6
125以上 300以下
±0.8
315以上 630以下
±1.2
710以上 900以下
±1.6
4.4
溝部の各部の寸法許容差 Vプーリの溝部の各部の寸法許容差は,表4による。
3
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表4 溝部の各部の寸法許容差
単位mm
Vベルトの種類
αの許容差
kの許容差(3)
eの許容差(4)
fの許容差
M
±0.5°
+0.2
0
−
±1
A
±0.4
B
C
+0.3
0
±0.5
D
+0.4
0
+2
−1
E
+0.5
0
+3
−1
注(3) kの許容差は,外径 (de) を基準とし,溝の幅がl0となるdmの位置の許容差を示す。
(4) Vプーリ1個の中でのe寸法の誤差の累積は,A形・B形・C形・D形・E形とも
±0.8mm以内とする。
4.5
寸法許容差の規定がない部分の寸法許容差 Vプーリの寸法許容差の規定がない部分で,削り加工
部分の寸法許容差は,JIS B 0405(削り加工寸法の普通許容差)の粗級による。
鋳放し部分の寸法許容差は,JIS B 0407(鋳鉄品普通許容差)の並級による。
5. 品質
5.1
外観 Vプーリには,有害な鋳巣,きず,き裂などの欠陥があってはならない。
5.2
外周の振れ及びリム側面の振れの許容値 Vプーリの軸穴中心に対する外周の振れ及びリム側面の
振れの許容値は,表5による。
表5 Vプーリの外周の振れ及びリム側面の振れの許容値
単位mm
呼び径
外周の振れの許容値
リム側面の振れの許容値
75以上 118以下
0.3
0.3
125以上 300以下
0.4
0.4
315以上 630以下
0.6
0.6
710以上 900以下
0.8
0.8
5.3
釣合い良さ Vプーリの釣合い良さは,Vプーリの質量の0.2%又は3gのいずれか大きい方を許容値
とし,これを満足しなければならない。
6. 検査
6.1
外観 Vプーリの外観は,目視によって検査を行い,5.1の規定を満足しなければならない。
6.2
形状及び寸法 Vプーリの形状及び寸法は,4.の規定を満足しなければならない。
参考 溝のピッチ,e溝の角度α及び外周から溝の基準幅l0までの深さkの測定には参考図1〜3のよ
うなノギス,限界ゲージ及びバーニヤ式デプスゲージを用いる。
4
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
参考図1 溝のピッチe及び溝のピッチの累積の測定
参考図2 溝の角度αの測定
参考図3 外周から溝の基準幅 (l0) までの深さ (k) の測定
5
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
6.3
外周の振れ及びリム側面の振れ Vプーリの軸穴中心に対する外周の振れ及びリム側面の振れは,
原則として円筒マンドレルにVプーリを取り付けて1回転したときのダイヤルゲージの読みの最大値と最
小値との差を測定し,5.2の規定を満足しなければならない。
なお,測定器は,原則としてJIS B 7503(0.01mm目盛ダイヤルゲージ)によるダイヤルゲージとする。
6.4
釣合い良さ Vプーリの外周における釣合い良さは,軸穴中心について行い,5.3の規定を満足しな
ければならない。
7. 製品の呼び方 Vプーリの呼び方は,規格番号又は規格名称,呼び径,種類及びボスの位置の区別(付
表の1形〜5形)による。
なお,軸穴加工を指定する場合は,穴の基準寸法,種類及び等級を示す。
例1:JIS B 1854 250A1−2形
例2:一般用Vプーリ 250B3−2形−40H8
8. 表示 Vプーリには,見やすい箇所に,種類,呼び径及び製造業者名又はその略号を表示する。
6
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付 表 Vプーリの形状及び寸法(溝部を除く。)
備考 Vプーリのアームの形状,寸法,数及び位置は,参考表に示す。
7
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(その1 A1〜A3の場合)
単位mm
種類 呼び径
d
(最大) de
db
(最小) w
l
1形
2形
3形
4形
5形
h
(最小)
(参考)
適用す
る軸径
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s2
A1
75
12.0
84
45
20
25
−
−
15
10
−
−
−
−
−
17.0
14〜25
80
89
85
94
90
99
95
104
100
14.0
109
50
28
7
16〜28
106
115
112
121
118
127
125
134
132
141
140
149
150
16.0
159
56
32
12
0
−
−
18〜32
160
169
180
189
200
209
224
233
250
18.0
259
63
35
15
20〜35
280
289
300
309
315
324
355
364
400
20.4
409
71
40
20
17.5
22〜40
450
459
500
509
560
569
A2
75
14.0
84
50
35
28
−
−
15
22
−
−
−
−
−
17.0
16〜28
80
89
85
94
90
99
95
104
100
16.0
109
56
32
18
18〜32
106
115
112
121
118
127
125
18.0
134
63
35
15
0
0
20〜35
132
141
140
149
150
159
160
169
180
189
200
20.4
209
71
40
10
−
−
22〜40
224
233
250
259
280
289
8
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位mm
種類 呼び径
d
(最大) de
db
(最小) w
l
1形
2形
3形
4形
5形
h
(最小)
(参考)
適用す
る軸径
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s2
A2
300 20.4
309 71
35
40
−
−
15
10
−
−
−
−
−
17.0
22〜40
315
26.0
324
80
45
10
0
−
−
17.5
28〜45
355
364
400
409
450
459
500
30
509
90
50
15
32〜50
560
569
630
639
A3
75
16.0
84
56
50
32
−
−
15
33
−
−
0
18
−
17.0
18〜32
80
89
85
94
90
99
95
104
100
18.0
109
63
35
30
15
20〜35
106
115
112
121
118
127
125
134
132
20.4
141
71
40
25
−
−
5.0
22〜40
140
149
150
159
160
169
180
189
200
209
224
26.0
233
80
45
20
2.5
28〜45
250
259
280
289
300
309
315
30
324
90
50
15
0
0
−
17.5
32〜50
355
364
400
409
450
459
500
33.5
509
100
63
13
0
−
−
−
−
35〜56
560
569
630
639
710
719
備考1. dの寸法は,下穴直径を示す。
2. 軸穴直径は,受渡し当事者間の協議によって定めることができる。
3. s1:ハブのプーリ側面からの突き出し長さ。
s2:ハブ側面からの引っ込み長さ。
9
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(その2 B1〜B5の場合)
単位mm
種類 呼び径
d
(最大) de
db
(最小) w
l
1形
2形
3形
4形
5形
h
(最小)
(参考)
適用す
る軸径
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s2
B1
125
16.0
136
56
25
32
−
−
15
8
−
−
−
−
−
20.0
18〜32
132
143
140
151
150
161
160
18.0
171
63
35
10
0
−
−
20〜35
170
181
180
191
200
211
224
235
250
20.4
261
71
40
15
22〜40
280
291
300
311
315
326
355
366
400
26.0
411
80
45
20
20.5
28〜45
450
461
500
511
560
571
630 30
641 90
50
25
32〜50
710
721
B2
125 18.0
136 63
44
35
−
−
15
24
−
−
−
−
−
20.0
20〜35
132
143
140
20.4
151
71
40
19
22〜40
150
161
160
171
170
181
180
191
200
26.0
211
80
44
15
0
0
28〜45
224
235
250
261
280
291
300
311
315
30
326
90
50
9
−
−
20.5
32〜50
355
366
400
411
450
461
500
33.5
511
100
56
12
0
−
−
35〜56
560
571
630
641
710
721
B3
125
20.4
136
71
63
50
−
−
15
28
−
−
−
13
−
20.5
22〜40
132
143
140
151
150
161
160
171
10
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位mm
種類 呼び径
d
(最大) de
db
(最小) w
l
1形
2形
3形
4形
5形
h
(最小)
(参考)
適用す
る軸径
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s2
B3
170
26.0
181
80
63
56
−
−
15
22
−
−
−
−
3.5
20.5
28〜45
180
191
200
211
224
30
235
90
63
15
0
0
−
32〜50
250
261
280
291
300
311
315
33.5
326
100
71
8
0
−
−
−
−
35〜56
355
366
21.0
400
411
450
461
500
43.0
511
112
45〜63
560
571
630
641
710
721
800 48.0
811 125
80
17
50〜71
900
911
B4
125 20.4
136 71
82
50
−
−
−
−
−
−
0
32
−
20.5
22〜40
132
143
140
26.0
151
80
56
26
13.0
28〜45
150
161
160
171
170
30
181
90
63
−
−
9.5
32〜50
180
119
200
211
224
33.5
235
100
71
5.5
21.0
35〜56
250
261
280
291
300
311
315
326
355
366
400
43.0
411
112
45〜63
450
461
500
511
560
571
630
48.0
641
125
82
0
0
−
21.5
50〜71
710
721
800
811
900
911
B5
125
26.0
136
80
101
56
−
−
−
−
−
−
0
45
22.5
21.0
28〜45
132
143
140
151
150
161
160
30
171
90
63
38
19.0
32〜50
170
181
180
191
11
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位mm
種類 呼び径
d
(最大) de
db
(最小) w
l
1形
2形
3形
4形
5形
h
(最小)
(参考)
適用す
る軸径
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s2
B5
200
33.5
211
100
101
71
−
−
−
−
−
−
−
−
15.0
21.5
35〜56
224
235
250
261
280
291
300
311
315
43.0
326
112
45〜63
355
366
400
411
450
461
500
48.0
511
125
80
10.5
22.0
50〜71
560
571
630
641
710
721
800 54.0
811 140
90
5.5
56〜80
900
911
備考1. dの寸法は,下穴直径を示す。
2. 軸穴直径は,受渡し当事者間の協議によって定めることができる。
3. s1:ハブのプーリ側面からの突き出し長さ。
s2:ハブ側面からの引っ込み長さ。
(その3 C3〜C6の場合)
単位mm
種類 呼び径
d
(最大) de
db
(最小) w
l
1形
2形
3形
4形
5形
h
(最小)
(参考)
適用す
る軸径
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s2
C3
200
30
214
90
85
63
−
−
−
−
−
−
−
−
11.0
25.5
32〜50
212
226
224
238
236
33.5
250
100
71
7.0
35〜56
250
264
265
279
280
294
300
314
315 43.0
329 112
26.0
45〜63
355
369
400
48.0
414
125
80
2.5
50〜71
450
464
500
514
560
574
630
54.0
644
140
26.5
56〜80
710
724
800
814
900
914
C4
200
33.5
214
100 110.5 71
−
−
−
−
−
−
−
−
19.75 25.5
35〜56
212
226
224
238
236
250
12
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位mm
種類 呼び径
d
(最大) de
db
(最小) w
l
1形
2形
3形
4形
5形
h
(最小)
(参考)
適用す
る軸径
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s2
C4
250
42.0
264
112
110.5
80
−
−
−
−
−
−
−
−
15.25 25.5
45〜63
265
279
280
294
300
48.0
314
125
90
10.25 26.0
50〜71
315
329
355
369
400
414
450
464
500
54.0
514
140
100
5.25
26.5
56〜80
560
574
630
644
710
724
800 61.0
814 160
63〜90
900
914
C5
200
43.0
214
112
136
80
−
−
−
−
−
−
−
−
28.0
26.0
45〜63
212
226
224
238
236
250
250
264
265
48.0
279
125
90
23.0
50〜71
280
294
300
314
315
329
355
369
400
54.0
414
140
100
18.0
26.5
56〜80
450
464
500
514
560
574
630
644
710
724
800 61.0
814 160
112
12.0
63〜90
900
914
C6
200
43.0
214
112
161.5
90
−
−
−
−
−
−
−
−
35.75
26.0
45〜63
212
226
224
238
236
48.0
250
125
100
30.75
50〜71
250
264
265
279
280
294
300
314
315
54.0
329
140
112
24.75 26.5
56〜80
355
369
400
414
450
464
500
514
560
574
13
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位mm
種類 呼び径
d
(最大) de
db
(最小) w
l
1形
2形
3形
4形
5形
h
(最小)
(参考)
適用す
る軸径
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s1
s2
s2
C6
630 54.0
644 140
161.5
112
−
−
−
−
−
−
−
−
24.75 26.5
56〜80
710
61.0
724
160
125
18.25 27.0
63〜90
800
814
900
914
備考1. dの寸法は,下穴直径を示す。
2. 軸穴直径は,受渡し当事者間の協議によって定めることができる。
3. s1:ハブのプーリ側面からの突き出し長さ。
s2:ハブ側面からの引っ込み長さ。
参考表 Vプーリのアームの寸法 Vプーリのアームの形状,寸法,数及び位置を参考として,次に示す。
単位mm
種類 呼び径
m1
m2
t1
t2
アーム
の数
(本)
種類 呼び径
m1
m2
t1
t2
アーム
の数
(本)
A1
118
23
17
8
7
4
A2
300
32
22
11
20
4
125
315
34
25
12
11
132
355
140
400
150
450
160
26
19
9
8
500
38
29
13
12
180
560
200
630
224
A3
118
28
20
10
9
4
250
30
22
10
9
125
280
132
300
140
315
150
30
355
160
22
11
10
400
34
25
11
10
180
450
200
500
224
33
24
560
250
A2
118
26
19
9
8
4
280
125
300
132
315
36
26
13
12
140
355
14
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位mm
種類 呼び径
m1
m2
t1
t2
アーム
の数
(本)
種類 呼び径
m1
m2
t1
t2
アーム
の数
(本)
A2
150
26
19
9
8
4
A3
400
36
26
13
12
4
160
28
20
10
9
450
180
500
40
30
15
14
200
32
22
11
10
560
224
630
250
710
280
B1
140
26
19
9
8
4
B3
400
36
27
14
13
4
150
450
160
500
40
30
15
14
170
28
20
10
9
560
180
630
5
200
710
224
800
45
35
18
17
6
250
30
22
11
10
900
280
B4
140
32
23
12
11
4
300
150
315
160
355
170
33
24
13
12
400
34
25
12
11
180
450
200
500
224
36
27
14
13
560
250
630
38
28
13
12
280
710
300
B2
140
28
20
10
9
4
315
150
355
160
400
41
31
17
16
170
30
22
11
10
450
180
500
200
31
23
12
11
560
224
630
46
34
19
18
5
250
710
280
800
6
300
900
315
34
25
13
12
B5
140
33
24
13
12
4
355
150
400
160
450
170
35
26
14
13
500
39
29
14
13
180
560
200
37
27
15
14
630
224
710
250
B3
140
30
22
11
10
4
280
150
300
160
315
40
30
17
16
15
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位mm
種類 呼び径
m1
m2
t1
t2
アーム
の数
(本)
種類 呼び径
m1
m2
t1
t2
アーム
の数
(本)
B3
170
32
23
12
11
4
B5
355
40
30
17
16
4
180
400
200
450
224
34
25
13
12
500
46
34
20
18
250
560
280
630
5
300
710
315
36
27
14
13
800
50
38
23
21
6
355
900
C3
200
35
28
13
12
4
C5
200
40
32
15
14
4
212
212
224
224
236
36
29
14
13
236
250
250
265
265
43
33
16
15
280
280
300
300
44
35
17
16
315
38
30
15
14
315
355
355
400
42
33
17
15
400
48
38
20
18
450
450
500
500
560
560
630
45
35
20
18
5
630
5
710
710
800
6
800
54
42
24
20
6
900
900
C4
200
38
30
14
13
4
C6
200
42
33
16
15
4
212
212
224
224
236
236
44
35
17
16
250
40
32
15
14
250
265
265
280
280
300
42
33
16
15
300
315
315
48
38
20
18
355
355
400
400
450
450
500
46
36
18
16
500
560
5
560
630
630
5
710
710
56
44
25
22
800
50
40
22
20
6
800
6
900
900
16
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書 ISO形一般用Vプーリの溝部の形状,寸法及びデータム径
1. 適用範囲 この附属書は,ISO形一般用Vプーリ(以下,Vプーリという。)の溝部の形状,寸法及
びデータム径について規定する。
備考 この附属書は,ISO 4183-1980 (Grooved pulleys for classical and narrow V-belts) に規定されている
中から,この規格本体に対応する部分を抜粋したものである。
2. 用語の意味 この附属書で用いる主な用語の意味は,次による。
(1) データム幅 附属書表1の図に示す溝の幅wdをいい,Vプーリの溝部の形状を規定する上で基準とな
る溝幅の寸法である。
(2) データム径 Vプーリの溝の幅がデータム幅wdをもつところのVプーリの直径をいい,ベルト長さ
や回転比の計算などに用いる。
3. Vプーリの溝部の形状及び寸法 Vプーリの溝部の形状及び寸法は,附属書表1及び附属書表2によ
る。
附属書表1 Vプーリの溝部の形状及び寸法
17
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
単位mm
Vベルトの種類
wd
b
(最小)
h
(最小)
e
eの許
容差(1)
f
fの許
容差
Y
5.3
1.6
4.7
8
±0.3
7
±1
Z
8.5
2
7
12
±0.3
8
±1
A
11
2.75
8.7
15
±0.3
10
+2
−1
B
14
3.5
10.8
19
±0.4
12.5
+2
−1
C
19
4.8
14.3
25.5
±0.5
17
+2
−1
D
27
8.1
19.9
37
±0.6
24
+3
−1
E
32
9.6
23.4
44.5
±0.7
29
+4
−1
注(1) この許容差は二つの溝の中心線間の距離に対して適用し,二つの溝が隣接してい
るか否かは問わない。
附属書表2 Vプーリの溝の角度及び寸法
単位mm
Vベルトの種類
データム径による区分
α=38°
α=36°
α=34°
α=32°
Y
−
>60
−
≦60
Z
> 80
−
≦80
−
A
>118
−
≦118
−
B
>190
−
≦190
−
C
>315
−
≦315
−
D
>475
≦475
−
−
E
>600
≦600
−
−
4. Vプーリのデータム径 Vプーリのデータム径は,附属書表3及び附属書表4による。
備考 データム径の許容差は,データム径の呼びの±0.8%とする。
附属書表3 Vプーリのデータム径
データム
径の呼び
適用Vベルトの種類
データム
径の呼び
適用Vベルトの種類
mm
Y
Z
A
B
C
D
E
mm
Y
Z
A
B
C
D
E
20
+
300
+
22.4
+
315
+
+
+
+
25
+
335
+
28
+
355
+
+
+
+
+
31.5
+
375
+
35.5
+
400
+
+
+
+
+
40
+
425
+
45
+
450
+
+
+
+
50
+
+
475
+
53
500
+
+
+
+
+
+
56
+
+
530
+
60
560
+
+
+
+
+
18
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
データム
径の呼び
適用Vベルトの種類
データム
径の呼び
適用Vベルトの種類
mm
Y
Z
A
B
C
D
E
mm
Y
Z
A
B
C
D
E
63
+
+
600
+
+
+
+
67
630
+
+
+
+
+
+
71
+
+
670
+
75
+
+
710
+
+
+
+
+
80
+
+
+
750
+
+
+
85
+
800
+
+
+
+
+
90
+
+
+
850
95
+
900
+
+
+
+
100
+
+
+
950
106
+
1 000
+
+
+
+
112
+
+
+
1 060
+
118
+
1 120
+
+
+
+
125
+
+
+
+
1 180
132
+
+
+
1 250
+
+
+
140
+
+
+
1 350
150
+
+
+
1 400
+
+
+
160
+
+
+
1 500
+
+
170
+
1 600
+
+
+
180
+
+
+
1 700
190
1 800
+
+
200
+
+
+
+
1 900
+
212
+
2 000
+
+
+
224
+
+
+
+
2 120
236
+
2 240
+
250
+
+
+
+
2 360
265
+
2 500
+
280
+
+
+
+
附属書表4 Vプーリの最小データム径
単位mm
Vベルトの種類
最小データム径
Y
20
Z
50
A
75
B
125
C
200
D
355
E
500
19
B 1854-1987
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
機械要素部会 プーリ専門委員会 構成表
氏名
所属
(委員会長)
寺 田 利 邦
早稲田大学
中 田 哲 雄
通商産業省機械情報産業局
森 田 昭 三
工業技術院標準部
桜 井 俊 彦
工業技術院標準部
藤 原 孝 誌
工業技術院機械技術研究所
田 渕 章 夫
クボタトレーン株式会社
荒 井 洋 司
株式会社日立製作所海老名分工場
通 地 登
社団法人日本電機工業会
丸 山 勝
株式会社荏原製作所
岡 田 秀 才
株式会社谷山鉄工所
勇 川 吉 雄
株式会社宇野沢組鉄工所
浜 田 義 友
株式会社大泉工場
金 田 光 夫
鍋屋工業株式会社
増 田 進 彦
金光産業株式会社
今 井 清 吾
ゴムベルト工業会
池 村 征四郎
バンドー化学株式会社
生 田 陽 伸
三ツ星ベルト株式会社
大 滝 光
大泉工業株式会社
(事務局)
宮 川 清 孝
工業技術院標準部機械規格課
佐 野 浩 一
工業技術院標準部機械規格課