B 1804:2015
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲 ························································································································· 1
2 引用規格 ························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 1
4 量記号···························································································································· 2
5 種類······························································································································· 2
6 呼び番号 ························································································································· 2
7 組立品,構成部品の構造及び名称 ························································································ 3
8 形状及び寸法 ··················································································································· 4
9 機械的性能 ······················································································································ 9
9.1 引張強さ ······················································································································ 9
9.2 リーフチェーン長さの許容差···························································································· 9
10 試験方法 ······················································································································· 9
10.1 寸法測定 ····················································································································· 9
10.2 引張強さ試験 ··············································································································· 9
10.3 リーフチェーン長さの測定 ···························································································· 10
11 検査 ···························································································································· 11
12 製品の呼び方 ················································································································ 11
13 表示 ···························································································································· 11
13.1 製品の表示 ················································································································· 11
13.2 包装の表示 ················································································································· 11
附属書JA(参考)滑車 ········································································································· 13
附属書JB(参考)リーフチェーン取付金具 ·············································································· 15
附属書JC(参考)リーフチェーン(AL系を除く。)の最小動的強度 ············································· 20
附属書JD(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 22
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(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本チエーン工業
会(JCA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これ
によって,JIS B 1804:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 1804:2015
リーフチェーン
Leaf chains
序文
この規格は,2014年に発行されたISO/DIS 4347を基とし,技術的内容を変更して作成した日本工業規
格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JDに示す。
1
適用範囲
この規格は,昇降運動,平衡運動などに用いるリーフチェーンの特性について規定する。
なお,対応国際規格で規定している滑車及びリーフチェーン取付金具,AL系リーフチェーンの滑車及
びAL系リーフチェーンの取付金具は,参考として附属書JA及び附属書JBに示す。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/DIS 4347:2014,Leaf chains, clevises and sheaves−Dimensions, measuring forces and tensile
strengths(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1812 チェーン,スプロケット及び附属品−用語
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7507 ノギス
JIS B 7721 引張試験機・圧縮試験機−力計測系の校正方法及び検証方法
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 1812によるほか,次による。
3.1
リーフチェーン(leaf chain)
プレートを重ねてピンだけで連結したチェーン[図1 a) 参照]。
3.2
リンク(link)
2
B 1804:2015
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チェーンを構成する単位要素の総称。この規格では,記号Lで表す。
3.3
内リンク(inner link)
呼び番号に対応して必要な枚数の内プレートをピンと隙間ばめしたリンク[図1 b) 参照]。
3.4
外リンク(outer link)
2本のピンを2枚の外プレートに圧入したリンク[図1 c) 参照]。
外プレートの間に呼び番号に対応して必要な枚数の中間プレートを2本のピンに隙間ばめする。
3.5
割りピン形継手リンク(connecting link with cottered pin)
2本の割りピン形継手ピンの一端を外プレートに圧入し,他端を容易に取付け及び取外しができる継手
プレートと割りピンとを挿入した継手リンク[図1 d) 参照]。
外プレートと継手プレートとの間に呼び番号に対応して必要な枚数の中間プレートを2本の継手ピンに
隙間ばめする。
4
量記号
この規格で用いる量記号は,次による。
b0 :プレート厚さ(mm)
b4 :ピン長さ(mm)
b7 :継手ピン付加長さ(mm)
d2 :ピン外径(mm)
d8 :内プレート穴径(mm)
Fu :最小引張強さ(kN)
h3 :プレート高さ(mm)
p :ピッチ(mm)
5
種類
リーフチェーンの種類は,各部の寸法によって,BL系,LL系及びAL系の3種類に区分する。
6
呼び番号
リーフチェーンの呼び番号は,例1〜例3に示すように種類を表す記号(BL,LL又はAL)の後にリー
フチェーンのピッチを表す略番号1) を記述し,その後に続けて外リンクのプレート枚数,内リンクのプレ
ート枚数の順で記述する。
注1) リーフチェーンのピッチを表す略番号は,BL系及びAL系リーフチェーンの場合は,ピッチを
3.175で除した値の1桁又は2桁の数字で,LL系リーフチェーンの場合には,ピッチを1.587 5
で除した値の2桁の数字で表す。
3
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例1 BL 6 3 4
内リンクのプレート枚数
外リンクのプレート枚数
ピッチを表す略番号
種類を表す記号
例2 LL 08 2 2
内リンクのプレート枚数
外リンクのプレート枚数
ピッチを表す略番号
種類を表す記号
例3 AL 4 2 2
内リンクのプレート枚数
外リンクのプレート枚数
ピッチを表す略番号
種類を表す記号
7
組立品,構成部品の構造及び名称
リーフチェーンの構造及び各部の名称例は,図1による。
a) リーフチェーン
b) 内リンク
c) 外リンク
d) 割りピン形継手リンク
図1−構造及び各部の名称例
4
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8
形状及び寸法
リーフチェーンの形状は,外リンクのプレート枚数及び内リンクのプレート枚数によって,表1のよう
に表す。寸法は,表2〜表4による。
表1−リーフチェーンの形状
外リンクの
プレート枚数 ×
内リンクの
プレート枚数
リーフチェーンの形状
2×2
2×3
3×4
4×4
4×6
6×6
5
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表2−BL系リーフチェーンの呼び番号及び寸法
呼び番号
外リンクの
プレート枚数
×
内リンクの
プレート枚数
ピッチ
プレート厚さ 内プレート
穴径
ピン外径
プレート高さ
ピン長さ
継手ピン
付加長さ
測定張力
最小引張強さ
(基準寸法)
(最大)
(最小)
(最大)
(最大)
(最大)
(最大)
p
b0
d8
d2
h3
b4
b7
Fu
mm
N
kN
BL422
2×2
12.70
2.08
5.11
5.09
12.07
11.1
3.9
220
22.2
BL423
2×3
12.70
2.08
5.11
5.09
12.07
13.2
3.9
220
22.2
BL434
3×4
12.70
2.08
5.11
5.09
12.07
17.4
3.9
330
33.4
BL444
4×4
12.70
2.08
5.11
5.09
12.07
19.6
3.9
450
44.5
BL446
4×6
12.70
2.08
5.11
5.09
12.07
23.8
3.9
450
44.5
BL466
6×6
12.70
2.08
5.11
5.09
12.07
28.0
3.9
670
66.7
BL522
2×2
15.875
2.48
5.98
5.96
15.09
12.9
4.1
330
33.4
BL523
2×3
15.875
2.48
5.98
5.96
15.09
15.4
4.1
330
33.4
BL534
3×4
15.875
2.48
5.98
5.96
15.09
20.4
4.1
490
48.9
BL544
4×4
15.875
2.48
5.98
5.96
15.09
22.8
4.1
670
66.7
BL546
4×6
15.875
2.48
5.98
5.96
15.09
27.7
4.1
670
66.7
BL566
6×6
15.875
2.48
5.98
5.96
15.09
32.7
4.1
1000
100.1
BL622
2×2
19.05
3.30
7.96
7.94
18.11
17.4
4.6
490
48.9
BL623
2×3
19.05
3.30
7.96
7.94
18.11
20.8
4.6
490
48.9
BL634
3×4
19.05
3.30
7.96
7.94
18.11
27.5
4.6
760
75.6
BL644
4×4
19.05
3.30
7.96
7.94
18.11
30.8
4.6
980
97.9
BL646
4×6
19.05
3.30
7.96
7.94
18.11
37.5
4.6
980
97.9
BL666
6×6
19.05
3.30
7.96
7.94
18.11
44.2
4.6
1470
146.8
BL822
2×2
25.40
4.09
9.56
9.54
24.13
21.4
5.4
850
84.5
BL823
2×3
25.40
4.09
9.56
9.54
24.13
25.5
5.4
850
84.5
BL834
3×4
25.40
4.09
9.56
9.54
24.13
33.8
5.4
1290
129.0
BL844
4×4
25.40
4.09
9.56
9.54
24.13
37.9
5.4
1690
169.0
BL846
4×6
25.40
4.09
9.56
9.54
24.13
46.2
5.4
1690
169.0
BL866
6×6
25.40
4.09
9.56
9.54
24.13
54.5
5.4
2540
253.6
BL1022
2×2
31.75
4.90
11.14
11.11
30.18
25.4
6.1
1160
115.6
BL1023
2×3
31.75
4.90
11.14
11.11
30.18
30.4
6.1
1160
115.6
BL1034
3×4
31.75
4.90
11.14
11.11
30.18
40.3
6.1
1820
182.4
5
B
1
8
0
4
:
2
0
1
5
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
6
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表2−BL系リーフチェーンの呼び番号及び寸法(続き)
呼び番号
外リンクの
プレート枚数
×
内リンクの
プレート枚数
ピッチ
プレート厚さ 内プレート
穴径
ピン外径
プレート高さ
ピン長さ
継手ピン
付加長さ
測定張力
最小引張強さ
(基準寸法)
(最大)
(最小)
(最大)
(最大)
(最大)
(最大)
p
b0
d8
d2
h3
b4
b7
Fu
mm
N
kN
BL1044
4×4
31.75
4.90
11.14
11.11
30.18
45.2
6.1
2310
231.3
BL1046
4×6
31.75
4.90
11.14
11.11
30.18
55.1
6.1
2310
231.3
BL1066
6×6
31.75
4.90
11.14
11.11
30.18
65.0
6.1
3470
347.0
BL1222
2×2
38.10
5.77
12.74
12.71
36.20
29.7
6.6
1510
151.2
BL1223
2×3
38.10
5.77
12.74
12.71
36.20
35.5
6.6
1510
151.2
BL1234
3×4
38.10
5.77
12.74
12.71
36.20
47.1
6.6
2450
244.6
BL1244
4×4
38.10
5.77
12.74
12.71
36.20
52.9
6.6
3030
302.5
BL1246
4×6
38.10
5.77
12.74
12.71
36.20
64.6
6.6
3030
302.5
BL1266
6×6
38.10
5.77
12.74
12.71
36.20
76.2
6.6
4540
453.7
BL1422
2×2
44.45
6.60
14.32
14.29
42.24
33.6
7.4
1910
191.3
BL1423
2×3
44.45
6.60
14.32
14.29
42.24
40.2
7.4
1910
191.3
BL1434
3×4
44.45
6.60
14.32
14.29
42.24
53.4
7.4
3160
315.8
BL1444
4×4
44.45
6.60
14.32
14.29
42.24
60.0
7.4
3830
382.6
BL1446
4×6
44.45
6.60
14.32
14.29
42.24
73.2
7.4
3830
382.6
BL1466
6×6
44.45
6.60
14.32
14.29
42.24
86.4
7.4
5780
578.3
BL1622
2×2
50.80
7.52
17.49
17.46
48.26
40.0
7.9
2890
289.1
BL1623
2×3
50.80
7.52
17.49
17.46
48.26
46.6
7.9
2890
289.1
BL1634
3×4
50.80
7.52
17.49
17.46
48.26
61.8
7.9
4400
440.4
BL1644
4×4
50.80
7.52
17.49
17.46
48.26
69.3
7.9
5780
578.3
BL1646
4×6
50.80
7.52
17.49
17.46
48.26
84.5
7.9
5780
578.3
BL1666
6×6
50.80
7.52
17.49
17.46
48.26
100.0
7.9
8670
867.4
BL2022
2×2
63.50
9.91
23.84
23.81
60.33
51.8
10.2
4340
433.7
BL2023
2×3
63.50
9.91
23.84
23.81
60.33
61.7
10.2
4340
433.7
BL2034
3×4
63.50
9.91
23.84
23.81
60.33
81.7
10.2
6490
649.4
BL2044
4×4
63.50
9.91
23.84
23.81
60.33
91.6
10.2
8670
867.4
BL2046
4×6
63.50
9.91
23.84
23.81
60.33
111.5
10.2
8670
867.4
BL2066
6×6
63.50
9.91
23.84
23.81
60.33
131.4
10.2
13000
1301.1
6
B
1
8
0
4
:
2
0
1
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表3−LL系リーフチェーンの呼び番号及び寸法
呼び番号
外リンクの
プレート枚数
×
内リンクの
プレート枚数
ピッチ
プレート厚さ 内プレート
穴径
ピン外径
プレート高さ
ピン長さ
継手ピン
付加長さ
測定張力
最小引張強さ
(基準寸法)
(最大)
(最小)
(最大)
(最大)
(最大)
(最大)
p
b0
d8
d2
h3
b4
b7
Fu
mm
N
kN
LL0822
2×2
12.70
1.55
4.46
4.45
10.92
8.5
3.9
180
18
LL0844
4×4
12.70
1.55
4.46
4.45
10.92
14.6
3.9
360
36
LL0866
6×6
12.70
1.55
4.46
4.45
10.92
20.7
3.9
540
54
LL1022
2×2
15.875
1.65
5.09
5.08
13.72
9.3
4.1
220
22
LL1044
4×4
15.875
1.65
5.09
5.08
13.72
16.1
4.1
440
44
LL1066
6×6
15.875
1.65
5.09
5.08
13.72
22.9
4.1
660
66
LL1222
2×2
19.05
1.90
5.73
5.72
16.13
10.7
4.6
290
29
LL1244
4×4
19.05
1.90
5.73
5.72
16.13
18.5
4.6
580
58
LL1266
6×6
19.05
1.90
5.73
5.72
16.13
26.3
4.6
870
87
LL1622
2×2
25.40
3.20
8.30
8.28
21.08
17.2
5.4
600
60
LL1644
4×4
25.40
3.20
8.30
8.28
21.08
30.2
5.4
1200
120
LL1666
6×6
25.40
3.20
8.30
8.28
21.08
43.2
5.4
1800
180
LL2022
2×2
31.75
3.70
10.21
10.19
26.42
20.1
6.1
950
95
LL2044
4×4
31.75
3.70
10.21
10.19
26.42
35.1
6.1
1900
190
LL2066
6×6
31.75
3.70
10.21
10.19
26.42
50.1
6.1
2850
285
LL2422
2×2
38.10
5.20
14.65
14.63
33.40
28.4
6.6
1700
170
LL2444
4×4
38.10
5.20
14.65
14.63
33.40
49.4
6.6
3400
340
LL2466
6×6
38.10
5.20
14.65
14.63
33.40
70.4
6.6
5100
510
LL2822
2×2
44.45
6.45
15.92
15.90
37.08
34.0
7.4
2000
200
LL2844
4×4
44.45
6.45
15.92
15.90
37.08
60.0
7.4
4000
400
LL2866
6×6
44.45
6.45
15.92
15.90
37.08
86.0
7.4
6000
600
LL3222
2×2
50.80
6.45
17.83
17.81
42.29
35.0
7.9
2600
260
LL3244
4×4
50.80
6.45
17.83
17.81
42.29
61.0
7.9
5200
520
LL3266
6×6
50.80
6.45
17.83
17.81
42.29
87.0
7.9
7800
780
LL4022
2×2
63.50
8.25
22.91
22.89
52.96
44.7
10.2
3600
360
LL4044
4×4
63.50
8.25
22.91
22.89
52.96
77.9
10.2
7200
720
LL4066
6×6
63.50
8.25
22.91
22.89
52.96
111.1
10.2
10800
1080
LL4822
2×2
76.20
10.30
29.26
29.24
63.88
56.1
10.5
5600
560
LL4844
4×4
76.20
10.30
29.26
29.24
63.88
97.4
10.5
11200
1120
LL4866
6×6
76.20
10.30
29.26
29.24
63.88
138.9
10.5
16800
1680
7
B
1
8
0
4
:
2
0
1
5
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
8
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表4−AL系リーフチェーンの呼び番号及び寸法
呼び番号
外リンクの
プレート枚数
×
内リンクの
プレート枚数
ピッチ
プレート厚さ 内プレート
穴径
ピン外径
プレート高さ
ピン長さ
継手ピン
付加長さ
測定張力
最小引張強さ
(基準寸法)
(最大)
(最小)
(最大)
(最大)
(最大)
(最大)
p
b0
d8
d2
h3
b4
b7
Fu
mm
N
kN
AL422
2×2
12.70
1.57
4.00
3.98
10.42
8.5
3.9
150
14.7
AL444
4×4
12.70
1.57
4.00
3.98
10.42
14.9
3.9
290
29.4
AL466
6×6
12.70
1.57
4.00
3.98
10.42
21.4
3.9
440
44.0
AL522
2×2
15.875
2.08
5.11
5.09
13.02
11.1
4.1
250
24.5
AL544
4×4
15.875
2.08
5.11
5.09
13.02
19.6
4.1
490
48.9
AL566
6×6
15.875
2.08
5.11
5.09
13.02
28.0
4.1
730
73.4
AL644
4×4
19.05
2.48
5.98
5.96
15.62
22.8
4.6
670
66.7
AL666
6×6
19.05
2.48
5.98
5.96
15.62
32.7
4.6
1000
100.1
AL844
4×4
25.40
3.30
7.96
7.94
20.83
30.8
5.4
1160
115.7
AL866
6×6
25.40
3.30
7.96
7.94
20.83
44.2
5.4
1740
173.5
AL1044
4×4
31.75
4.09
9.56
9.54
26.04
37.9
6.1
1690
169.0
AL1066
6×6
31.75
4.09
9.56
9.54
26.04
54.5
6.1
2540
253.5
AL1244
4×4
38.10
4.90
11.14
11.11
31.24
45.2
6.6
2400
240.2
AL1266
6×6
38.10
4.90
11.14
11.11
31.24
65.0
6.6
3600
360.3
AL1444
4×4
44.45
5.77
12.74
12.71
36.45
52.9
7.4
3030
302.5
AL1466
6×6
44.45
5.77
12.74
12.71
36.45
76.2
7.4
4540
453.7
AL1644
4×4
50.80
6.60
14.31
14.29
41.66
60.0
7.9
3830
382.5
AL1666
6×6
50.80
6.60
14.31
14.29
41.66
86.4
7.9
5740
573.8
8
B
1
8
0
4
:
2
0
1
5
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
9
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
9
機械的性能
9.1
引張強さ
リーフチェーンの引張強さは,10.2によって試験したとき,表2〜表4に示す最小引張強さ以上でなけ
ればならない。ただし,割りピン形継手リンクを含むリーフチェーンには適用しない。
なお,リーフチェーン(AL系を除く。)の最小動的強度(3×106回における疲労強度)を,参考として
附属書JCに示す。
9.2
リーフチェーン長さの許容差
リーフチェーン長さの許容差は,10.3によって測定したとき,基準長さ2) の±0.25 %でなければならな
い。
注2) ピッチの基準寸法(p)×リンク数で算出した値。
10 試験方法
10.1 寸法測定
JIS B 7507に規定するノギス,JIS B 7502に規定するマイクロメータなどを用いて測定する。
10.2 引張強さ試験
10.2.1 装置
引張強さ試験に用いる装置は,次による。
a) 試験機 JIS B 7721によって校正した引張試験機。
b) 試験片取付具 試験片に引張力を加えたときに,全てのリンクにねじれ,曲げなどを生じさせない取
付具(図2参照)。
10.2.2 測定手順
測定手順は,次による。
a) 試験片は,有効部分3) が5リンク以上になるように10.2.1 b) に規定する試験片取付具に取り付ける(図
2参照)。
b) 試験は,10.2.1 a) に規定する試験機を用いて試験片が破断に至るまで徐々に引っ張り,そのときの引
張強さを測定する。ただし,破断が有効部分以外で生じた試験片での測定値は,採用してはならない。
注3) 両端の試験片取付具の間にあり,試験片取付具に取り付けられたリンクを除いた部分とする。
10
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図2−試験片取付けの例
10.3 リーフチェーン長さの測定
リーフチェーン長さの測定は,次による。
a) 基準長さは,次のいずれかとする。
1) ピッチが19.05 mm以下のリーフチェーンの場合は,610 mm以上。
2) ピッチが25.40 mm以上のリーフチェーンの場合は,1 220 mm以上。
b) 試験機は,リーフチェーン長さ測定用のリーフチェーンが全長にわたって水平に支持できるもので,
リーフチェーンの一端を固定でき,また他端に測定張力がかけられる図3に示すような試験機とする。
c) リーフチェーン長さの測定は,b) に規定する試験機を用いて,塗油前のリーフチェーンに表2〜表4
に示す測定張力をかけて基準長さとの相対差を測定できる測定器で測定し,リーフチェーン長さを得
る方法が一般的であるが,リニアスケールなどを使用し直接測定してもよい。
11
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図3−試験機の例
11 検査
リーフチェーンの寸法及び機械的性能は,合理的な抜取検査方式を用いて箇条10の試験を行い,箇条8
及び箇条9に適合していることを確認する。
12 製品の呼び方
リーフチェーン及びリンクの呼び方は,例1〜例3に示すように呼び番号,リンクの総数及び端部の形
式4) の順番とする。
注4) 端部の形式は,受渡当事者間の協定による。
例1 BL634 157L 両端内リンク
端部の形式
リンクの総数
呼び番号
例2 LL0822 96L 一端割りピン形継手リンク
例3 AL844 97L 両端割りピン形継手リンク
13 表示
13.1 製品の表示
この規格に適合するリーフチェーンの外プレートには,次の事項を表示する。
a) 製造業者名,商標又はその略号
b) 種類を表す記号及びピッチを表す略番号(箇条6参照)
13.2 包装の表示
この規格に適合するリーフチェーンの包装には,次の事項を表示する。
a) 製造業者名,商標又はその略号
b) 呼び番号
12
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
c) リンクの総数
13
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JA
(参考)
滑車
JA.1 量記号
この附属書で用いる量記号は,次による。
b4 :ピン長さ(mm)
b11 :最小つば内幅(mm)
D1 :最小滑車径(mm)
D2 :最小つば径(mm)
d9 :滑車穴径(mm)
h3 :プレート高さ(mm)
p
:ピッチ(mm)
注記 ピン長さ(b4)及びプレート高さ(h3)は,最大値を用いる。
JA.2 形状及び寸法
JA.2.1 形状
つば付き滑車の形状は,図JA.1による。
図JA.1−滑車の形状
JA.2.2 寸法
最小滑車径(D1),最小つば内幅(b11)及び最小つば径(D2)は,表JA.1に示す計算式による。
なお,割りピン形継手リンクを使用する場合は,継手ピンが滑車つばに干渉しないように,滑車つばの
形状及び滑車つばの寸法を変更するのが望ましい。
14
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表JA.1−滑車の寸法の計算式
単位 mm
項目
計算式
最小滑車径
D1
D1=5×p
最小つば内幅
b11
b11=1.05×b4
最小つば径
D2
D2=D1+h3
15
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JB
(参考)
リーフチェーン取付金具
JB.1 量記号
この附属書で用いる量記号は,次による。
b12 :内リンク取付金具の溝幅(mm)
b13 :内リンク取付金具の2列溝幅(mm)
b14 :内リンク取付金具の3列溝幅(mm)
b15 :外リンク取付金具の溝幅(mm)
b16 :外リンク取付金具の1列全幅(mm)
b17 :外リンク取付金具の2列全幅(mm)
b18 :外リンク取付金具の3列全幅(mm)
d10 :取付金具の穴径(mm)
h7 :取付金具の有効溝深さ(穴中心から溝底隅R中心までの距離)(mm)
k
:穴中心から先端までの長さ(mm)
pt
:横ピッチの基準寸法(mm)
JB.2 種類
リーフチェーンの取付金具は,図JB.1 a) に示すように継手ピンを用いて取り付ける内リンク取付金具
と,図JB.1 b) に示すように継手リンクによって取り付ける外リンク取付金具との2種類に区分する。
注記 ISO/DIS 4347:2014では,内リンク取付金具をoutside clevis,外リンク取付金具をinside clevis
としている。
a) 内リンク取付金具
b) 外リンク取付金具
図JB.1−取付金具
JB.3 形状及び寸法
取付金具の形状及び寸法は,次による。
16
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
a) 内リンク取付金具の形状は,図JB.2 a) による。
b) 外リンク取付金具の形状は,図JB.2 b) による。
c) BL系リーフチェーンの取付金具の寸法は,表JB.1による。
d) LL系リーフチェーンの取付金具の寸法は,表JB.2による。
e) AL系リーフチェーンの取付金具の寸法は,表JB.3による。
a) 内リンク取付金具の形状
b) 外リンク取付金具の形状
図JB.2−取付金具の形状
表JB.1−BL系リーフチェーンの取付金具の寸法
単位 mm
呼び
番号
溝幅
b12
(最小)
2列溝幅
b13
(最小)
3列溝幅
b14
(最小)
横ピッチ
pt
(基準
寸法)
穴径
d10
(最小)
溝深さ
h7
(最小)
先端長さ
k
(最大)
溝幅
b15
(最小)
1列全幅
b16
(最大)
2列全幅
b17
(最大)
3列全幅
b18
(最大)
BL422
4.41
−
−
−
5.11
6.35
6.35
−
4.03
−
−
BL423
6.53
−
−
−
−
6.05
−
−
BL434
4.41
10.77
−
6.36
2.21
4.03
10.27
−
BL444
4.41
12.89
−
8.48
4.41
4.03
12.47
−
BL446
6.53
17.13
−
10.60
4.41
6.05
16.50
−
BL466
4.41
12.89
21.37
8.48
4.41
4.03
12.47
20.91
BL522
5.24
−
−
−
5.98
7.92
7.92
−
4.80
−
−
BL523
7.76
−
−
−
−
7.20
−
−
BL534
5.24
12.80
−
7.56
2.62
4.80
12.22
−
BL544
5.24
15.32
−
10.08
5.24
4.80
14.84
−
BL546
7.76
20.36
−
12.60
5.24
7.20
19.64
−
BL566
5.24
15.32
25.40
10.08
5.24
4.80
14.84
24.88
17
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表JB.1−BL系リーフチェーンの取付金具の寸法(続き)
単位 mm
呼び
番号
溝幅
b12
(最小)
2列溝幅
b13
(最小)
3列溝幅
b14
(最小)
横ピッチ
pt
(基準
寸法)
穴径
d10
(最小)
溝深さ
h7
(最小)
先端長さ
k
(最大)
溝幅
b15
(最小)
1列全幅
b16
(最大)
2列全幅
b17
(最大)
3列全幅
b18
(最大)
BL622
6.96
−
−
−
7.96
9.53
9.53
−
6.41
−
−
BL623
10.31
−
−
−
−
9.62
−
−
BL634
6.96
17.01
−
10.05
3.48
6.41
16.30
−
BL644
6.96
20.36
−
13.40
6.96
6.41
19.78
−
BL646
10.31
27.06
−
16.75
6.96
9.62
26.19
−
BL666
6.96
20.36
33.76
13.40
6.96
6.41
19.78
33.15
BL822
8.59
−
−
−
9.56
12.70
12.70
−
7.93
−
−
BL823
12.73
−
−
−
−
11.90
−
−
BL834
8.59
21.01
−
12.42
4.30
7.93
20.16
−
BL844
8.59
25.15
−
16.56
8.59
7.93
24.45
−
BL846
12.73
33.43
−
20.70
8.59
11.90
32.38
−
BL866
8.59
25.15
41.71
16.56
8.59
7.93
24.45
40.97
BL1022
10.26
−
−
−
11.14
15.88
15.88
−
9.48
−
−
BL1023
15.21
−
−
−
−
14.22
−
−
BL1034
10.26
25.11
−
14.85
5.13
9.48
24.09
−
BL1044
10.26
30.06
−
19.80
10.26
9.48
29.22
−
BL1046
15.21
39.96
−
24.75
10.26
14.22
38.70
−
BL1066
10.26
30.06
49.86
19.80
10.26
9.48
29.22
48.96
BL1222
12.05
−
−
−
12.74
19.05
19.05
−
11.16
−
−
BL1223
17.87
−
−
−
−
16.74
−
−
BL1234
12.05
29.51
−
17.46
6.03
11.16
28.35
−
BL1244
12.05
35.33
−
23.28
12.05
11.16
34.37
−
BL1246
17.87
46.97
−
29.10
12.05
16.74
45.53
−
BL1266
12.05
35.33
58.61
23.28
12.05
11.16
34.37
57.58
BL1422
13.76
−
−
−
14.31
22.23
22.23
−
12.76
−
−
BL1423
20.41
−
−
−
−
19.14
−
−
BL1434
13.76
33.71
−
19.95
6.88
12.76
32.40
−
BL1444
13.76
40.36
−
26.60
13.76
12.76
39.28
−
BL1446
20.41
53.66
−
33.25
13.76
19.14
52.04
−
BL1466
13.76
40.36
66.96
26.60
13.76
12.76
39.28
65.80
BL1622
15.65
−
−
−
17.49
25.40
25.40
−
14.53
−
−
BL1623
23.22
−
−
−
−
21.80
−
−
BL1634
15.65
38.36
−
22.71
7.83
14.53
36.89
−
BL1644
15.65
45.93
−
30.28
15.65
14.53
44.71
−
BL1646
23.22
61.07
−
37.85
15.65
21.80
59.24
−
BL1666
15.65
45.93
76.21
30.28
15.65
14.53
44.71
74.89
BL2022
20.53
−
−
−
23.84
31.75
31.75
−
19.19
−
−
BL2023
30.49
−
−
−
−
28.79
−
−
BL2034
20.53
50.41
−
29.88
10.27
19.19
48.65
−
BL2044
20.53
60.37
−
39.84
20.53
19.19
58.91
−
BL2046
30.49
80.29
−
49.80
20.53
28.79
78.10
−
BL2066
20.53
60.37
100.21
39.84
20.53
19.19
58.91
98.63
18
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表JB.2−LL系リーフチェーンの取付金具の寸法
単位 mm
呼び
番号
溝幅
b12
(最小)
2列溝幅
b13
(最小)
3列溝幅
b14
(最小)
横ピッチ
pt
(基準
寸法)
穴径
d10
(最小)
溝深さ
h7
(最小)
先端長さ
k
(最大)
溝幅
b15
(最小)
1列全幅
b16
(最大)
2列全幅
b17
(最大)
3列全幅
b18
(最大)
LL0822
3.35
−
−
−
4.46
6.00
6.35
−
2.97
−
−
LL0844
3.35
9.71
−
6.36
3.35
2.97
9.29
−
LL0866
3.35
9.71
16.06
6.36
3.35
2.97
9.29
15.61
LL1022
3.58
−
−
−
5.09
8.00
7.92
−
3.14
−
−
LL1044
3.58
10.34
−
6.76
3.58
3.14
9.86
−
LL1066
3.58
10.34
17.10
6.76
3.58
3.14
9.86
16.58
LL1222
4.16
−
−
−
5.73
9.00
9.52
−
3.61
−
−
LL1244
4.16
11.96
−
7.80
4.16
3.61
11.38
−
LL1266
4.16
11.96
19.76
7.80
4.16
3.61
11.38
19.15
LL1622
6.81
−
−
−
8.30
12.00
12.70
−
6.15
−
−
LL1644
6.81
19.81
−
13.00
6.81
6.15
19.11
−
LL1666
6.81
19.81
32.81
13.00
6.81
6.15
19.11
32.07
LL2022
7.86
−
−
−
10.21
14.00
15.88
−
7.08
−
−
LL2044
7.86
22.86
−
15.00
7.86
7.08
22.02
−
LL2066
7.86
22.86
37.86
15.00
7.86
7.08
22.02
36.96
LL2422
10.91
−
−
−
14.65
18.00
19.05
−
10.02
−
−
LL2444
10.91
31.91
−
21.00
10.91
10.02
30.95
−
LL2466
10.91
31.91
52.91
21.00
10.91
10.02
30.95
51.88
LL2822
13.46
−
−
−
15.92
20.00
22.20
−
12.46
−
−
LL2844
13.46
39.46
−
26.00
13.46
12.46
38.38
−
LL2866
13.46
39.46
65.46
26.00
13.46
12.46
38.38
64.30
LL3222
13.51
−
−
−
17.83
23.00
25.40
−
12.39
−
−
LL3244
13.51
38.51
−
26.00
13.51
12.39
38.29
−
LL3266
13.51
39.51
65.51
26.00
13.51
12.39
38.29
64.19
LL4022
17.21
−
−
−
22.91
28.00
31.75
−
15.87
−
−
LL4044
17.21
50.41
−
33.20
17.21
15.87
48.95
−
LL4066
17.21
50.41
83.61
33.20
17.21
15.87
48.95
82.03
LL4822
21.41
−
−
−
29.26
34.00
38.10
−
19.84
−
−
LL4844
21.41
62.81
−
41.40
21.41
19.84
61.09
−
LL4866
21.41
62.81
104.21
41.40
21.41
19.84
61.09
102.34
19
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表JB.3−AL系リーフチェーンの取付金具の寸法
単位 mm
呼び
番号
溝幅
b12
(最小)
2列溝幅
b13
(最小)
3列溝幅
b14
(最小)
横ピッチ
pt
(基準
寸法)
穴径
d10
(最小)
溝深さ
h7
(最小)
先端長さ
k
(最大)
溝幅
b15
(最小)
1列全幅
b16
(最大)
2列全幅
b17
(最大)
3列全幅
b18
(最大)
AL422
3.39
−
−
−
4.00
5.72
6.35
−
3.04
−
−
AL444
3.39
9.82
−
6.43
3.39
3.04
9.47
−
AL466
3.39
9.82
16.25
6.43
3.39
3.04
9.47
15.90
AL522
4.44
−
−
−
5.11
7.14
7.92
−
4.03
−
−
AL544
4.44
12.91
−
8.47
4.44
4.03
12.50
−
AL566
4.44
12.91
21.38
8.47
4.44
4.03
12.50
20.97
AL644
5.23
15.19
−
9.96
5.98
8.56
9.53
5.23
4.73
14.69
−
AL666
5.23
15.19
25.15
9.96
5.23
4.73
14.69
24.65
AL844
7.00
20.40
−
13.40
7.96
11.43
12.70
7.00
6.40
19.80
−
AL866
7.00
20.40
33.80
13.40
7.00
6.40
19.80
33.20
AL1044
8.63
25.19
−
16.56
9.56
14.27
15.88
8.63
7.93
24.49
−
AL1066
8.63
25.19
41.75
16.56
8.63
7.93
24.49
41.05
AL1244
10.30
30.10
−
19.80
11.14
17.14
19.05
10.30
9.50
29.30
−
AL1266
10.30
30.10
49.90
19.80
10.30
9.50
29.30
49.10
AL1444
12.10
35.38
−
23.28
12.74
20.02
22.23
12.10
11.18
34.46
−
AL1466
12.10
35.38
58.66
23.28
12.10
11.18
34.46
57.74
AL1644
13.71
40.11
−
26.40
14.31
22.86
25.40
13.71
12.69
39.09
−
AL1666
13.71
40.11
66.51
26.40
13.71
12.69
39.09
65.49
20
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JC
(参考)
リーフチェーン(AL系を除く。)の最小動的強度
表JC.1−リーフチェーンの最小動的強度
ピッチ
(基準寸法)
p
(mm)
外リンクの
プレート枚数
×
内リンクの
プレート枚数
BL系リーフチェーン
LL系リーフチェーン
呼び番号
最小動的強度a)
(N)
呼び番号
最小動的強度a)
(N)
12.70
2×2
BL422
3100
LL0822
2140
12.70
2×3
BL423
3740
−
−
12.70
3×4
BL434
4130
−
−
12.70
4×4
BL444
4660
LL0844
3210
12.70
4×6
BL446
4650
−
−
12.70
6×6
BL466
6210
LL0866
4280
15.875
2×2
BL522
4800
LL1022
3010
15.875
2×3
BL523
5770
−
−
15.875
3×4
BL534
6390
−
−
15.875
4×4
BL544
7200
LL1044
4520
15.875
4×6
BL546
7190
−
−
15.875
6×6
BL566
9600
LL1066
6030
19.05
2×2
BL622
7050
LL1222
4130
19.05
2×3
BL623
8470
−
−
19.05
3×4
BL634
9380
−
−
19.05
4×4
BL644
10600
LL1244
6200
19.05
4×6
BL646
10600
−
−
19.05
6×6
BL666
14100
LL1266
8270
25.40
2×2
BL822
12300
LL1622
8360
25.40
2×3
BL823
14800
−
−
25.40
3×4
BL834
16300
−
−
25.40
4×4
BL844
18400
LL1644
12500
25.40
4×6
BL846
18400
−
−
25.40
6×6
BL866
24600
LL1666
16700
31.75
2×2
BL1022
18800
LL2022
12000
31.75
2×3
BL1023
22600
−
−
31.75
3×4
BL1034
25000
−
−
31.75
4×4
BL1044
28200
LL2044
17900
31.75
4×6
BL1046
28200
−
−
31.75
6×6
BL1066
37600
LL2066
23900
38.10
2×2
BL1222
26700
LL2422
18900
38.10
2×3
BL1223
32000
−
−
38.10
3×4
BL1234
35400
−
−
38.10
4×4
BL1244
40000
LL2444
28400
38.10
4×6
BL1246
39900
−
−
38.10
6×6
BL1266
53300
LL2466
37900
44.45
2×2
BL1422
35400
LL2822
25800
21
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表JC.1−リーフチェーンの最小動的強度(続き)
ピッチ
(基準寸法)
p
(mm)
外リンクの
プレート枚数
×
内リンクの
プレート枚数
BL系リーフチェーン
LL系リーフチェーン
呼び番号
最小動的強度a)
(N)
呼び番号
最小動的強度a)
(N)
44.45
2×3
BL1423
42600
−
−
44.45
3×4
BL1434
47100
−
−
44.45
4×4
BL1444
53200
LL2844
38700
44.45
4×6
BL1446
53000
−
−
44.45
6×6
BL1466
70900
LL2866
51600
50.80
2×2
BL1622
43400
LL3222
29000
50.80
2×3
BL1623
52100
−
−
50.80
3×4
BL1634
57700
−
−
50.80
4×4
BL1644
65100
LL3244
43500
50.80
4×6
BL1646
65000
−
−
50.80
6×6
BL1666
86800
LL3266
58000
63.50
2×2
BL2022
64400
LL4022
43100
63.50
2×3
BL2023
77400
−
−
63.50
3×4
BL2034
85700
−
−
63.50
4×4
BL2044
96600
LL4044
64600
63.50
4×6
BL2046
96400
−
−
63.50
6×6
BL2066
128900
LL4066
86100
76.20
2×2
−
−
LL4822
58300
76.20
2×3
−
−
−
−
76.20
3×4
−
−
−
−
76.20
4×4
−
−
LL4844
87400
76.20
4×6
−
−
−
−
76.20
6×6
−
−
LL4866
116600
注a) 3×106回における疲労強度
22
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JD
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS B 1804:2015 リーフチェーン
ISO/DIS 4347:2014,Leaf chains, clevises and sheaves−Dimensions, measuring forces
and tensile strengths
(I)JISの規定
(II)
国際
規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの
評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条
番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
1 適用範囲 リーフチェーンの特性
について規定
1
リーフチェーン,
滑車及び取付金具
について規定
変更
滑車及び取付金具は附属書(参考)と
した。
滑車は,形状及び寸法だけを規定し,
強度が規定されていないので,製品
規格としては不備がある。また,取
付金具は,現状の実態寸法及び公差
が必ずしもISO規格に一致していな
いため附属書(参考)とした。
3 用語及び
定義
この規格で使用する用
語及び定義を規定
−
−
追加
JISでは,規格の内容を理解しやすい
ように用語及び定義をJIS B 1812に
合わせて規定した。
ISO規格の見直しの際に提案を検討
する。
4 量記号
この規格で使用する量
記号を規定
−
−
追加
JISでは,規格の内容を理解しやすい
ように量記号をJIS B 1812に合わせ
て規定した。
ISO規格の見直しの際に提案を検討
する。
5 種類
リーフチェーンの種類
について規定
−
−
追加
JISでは,規格の内容を理解しやすい
ように種類を規定した。
ISO規格の見直しの際に提案を検討
する。
6 呼び番号 リーフチェーンの呼び
番号を規定
−
−
追加
JISでは,AL系を追加した。
7 組立品,
構成部品の
構造及び名
称
各部の名称を図を用い
て規定
−
−
追加
JISでは,規格の内容を理解しやすい
ように各部の名称を図を用いて規定
した。
ISO規格の見直しの際に提案を検討
する。
2
2
B
1
8
0
4
:
2
0
1
5
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
23
B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(I)JISの規定
(II)
国際
規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの
評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条
番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
8 形状及び
寸法
−
3.3
Table
1, 2
チェーン通り深さ
を規定
削除
チェーン通り深さは規定しない。
チェーン通り深さh1は,チャンネル
の深さを表しているが,設計上チャ
ンネルをガイドレールとして用いる
ときは,プレート高さh3を適用する
のが望ましく,また,安全カバーと
して用いるときは,チェーン振動を
考慮してh1より更に大きな値が必要
となる場合がある。したがって,h1
を規定する意義がない。
−
3.3
Table
1, 2
外プレート間内幅
規定
削除
外プレート間内幅は規定しない。
ISO規格の外プレート間内幅は,そ
の内側に含まれるプレートの総厚さ
よりも小さい値があり,矛盾がある。
また,一部プレート間の隙間が実状
とも合わない値がある。ISO規格の
見直しの際に提案を検討する。
継手ピン付加長さ
−
−
追加
継手リンクが滑車にかかる場合のつ
ば内幅を決めるために追加した。
ISO規格の見直しの際に提案を検討
する。
9 機械的性
能
機械的性能は,引張強さ
及びリーフチェーン長
さの許容差について規
定
3.5
JISとほぼ同じ。
削除
JISでは,対応国際規格で規定してい
るプレロードの性能上の評価が不明
確なため削除した。
ISO規格の見直しの際にプレロード
の目的の明確化を提案する。
10 試験方
法
試験方法は,寸法測定,
引張強さ試験及びリー
フチェーン長さの測定
について規定
−
−
追加
JISでは,試験方法を規定する必要が
あるため規定として追加した。
ISO規格の見直しの際に提案を検討
する。
11 検査
検査について規定
−
−
追加
製品規格では,検査を規定しなければ
ならないのでJISでは,検査を規定と
して追加した。
ISO規格の見直しの際に提案を検討
する。
12 製品の
呼び方
リーフチェーン及びリ
ンクの呼び方について
規定
−
−
追加
製品規格では,製品の呼び方を規定し
なければならないのでJISでは,製品
の呼び方を規定として追加した。
ISO規格の見直しの際に提案を検討
する。
2
3
B
1
8
0
4
:
2
0
1
5
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(I)JISの規定
(II)
国際
規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの
評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条
番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
13 表示
製品の表示及び包装の
表示について規定
3.8
製品の表示だけを
規定
追加
JISでは,包装の表示についても規定
した。
ISO規格の見直しの際に提案を検討
する。
附属書JA
(参考)
滑車
5
JISとほぼ同じ。
変更
JISでは,滑車を本体で運用すること
が困難なため附属書で運用するが,技
術的内容の差異はない。
追加
量記号を追加した。
割りピン形継手リンクが滑車にかか
る場合,つば内幅寸法を変更する必要
がある。
附属書JB
(参考)
リーフチェーン取付金
具
4
JISとほぼ同じ。
変更
JISでは,取付金具を本体で運用する
ことが困難なため附属書で運用する
が,技術的内容の差異はない。
追加
量記号を追加した。
変更
JISでは,基本となるJIS B 1801の量
記号との重複を避けるため,ISO/DIS
4347:2014とは,異なる量記号とした
(ただし,横ピッチは取付金具ではな
く,リーフチェーンの量記号であるた
めptのままとする。)。
変更
JISでは,穴中心から先端までの長さ
を記載し,先端形状及び幅寸法を制限
しないようにした。
附属書JC
(参考)
リーフチェーン(AL系
を除く。)の最小動的強
度
Annex
A
最小動的強度の算
出式を規定
削除
JISでは,最小動的強度の数値だけを
参考として記載した。
計算式の根拠が不明瞭であり,根拠
を明確化するよう提案している。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO/DIS 4347:2014,MOD
2
4
B
1
8
0
4
:
2
0
1
5
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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B 1804:2015
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 ················ 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD ··············· 国際規格を修正している。
2
5
B
1
8
0
4
:
2
0
1
5
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。