B 1512-4:2011 (ISO 8443:2010)
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 2
4 量記号···························································································································· 2
5 寸法······························································································································· 2
B 1512-4:2011 (ISO 8443:2010)
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本ベアリング工業会(JBIA)か
ら,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,
経済産業大臣が制定した日本工業規格である。
これによって,JIS B 1512:2000は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 1512の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 1512-1 第1部:ラジアル軸受
JIS B 1512-2 第2部:平面座スラスト軸受
JIS B 1512-3 第3部:円すいころ軸受
JIS B 1512-4 第4部:外輪フランジ付きラジアル玉軸受のフランジ寸法
JIS B 1512-5 第5部:単列円筒ころ軸受のつばのない側及びつば輪の面取寸法
JIS B 1512-6 第6部:単列アンギュラ玉軸受の外輪正面の面取寸法
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 1512-4:2011
(ISO 8443:2010)
転がり軸受−主要寸法−第4部:
外輪フランジ付きラジアル玉軸受のフランジ寸法
Rolling bearings-Boundary dimensions-Part 4: Flange dimensions of
radial ball bearings with flanged outer ring
序文
この規格は,2010年に第3版として発行されたISO 8443を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本工業規格である。
1
適用範囲
この規格は,外輪フランジ付き単列ラジアル玉軸受及び外輪フランジ付き単列アンギュラ玉軸受のフラ
ンジ寸法について規定する。フランジ寸法を除く軸受の主要寸法は,JIS B 1512-1による。
フランジ寸法の公差は,JIS B 1514-1による。計器用精密軸受のフランジ寸法の公差は,ISO 1224-1に
よる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 8443:2010,Rolling bearings−Radial ball bearings with flanged outer ring−Flange dimensions
(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0104 転がり軸受用語
注記 対応国際規格:ISO 5593:1997,Rolling bearings−Vocabulary(MOD)
JIS B 0124 転がり軸受−量記号
注記 対応国際規格:ISO 15241:2001,Rolling bearings−Symbols for quantities(MOD)
JIS B 1512-1 転がり軸受−主要寸法−第1部:ラジアル軸受
注記 対応国際規格:ISO 15:1998,Rolling bearings−Radial bearings−Boundary dimensions, general
plan(MOD)
JIS B 1514-1 転がり軸受−軸受の公差−第1部:ラジアル軸受
注記 対応国際規格:ISO 492:2002,Rolling bearings−Radial bearings−Tolerances(IDT)
ISO 1224-1,Rolling bearings−Instrument precision bearings−Part 1: Boundary dimensions, tolerances and
characteristics of metric series bearings
2
B 1512-4:2011(ISO 8443:2010)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0104による。
4
量記号
この規格で用いる主な量記号は,JIS B 0124によるほか,次による。
C
:外輪幅
C1 :フランジ幅
D
:外輪外径
D1 :フランジ外径
図1に示す量記号及び表1〜表4の値は,特に指示がない場合には,呼び寸法を表す。
図1−フランジ寸法
5
寸法
外輪フランジ付き単列ラジアル玉軸受及び外輪フランジ付き単列アンギュラ玉軸受のフランジ寸法は,
JIS B 1512-1による直径系列及び寸法系列に分類し,表1〜表4による。
フランジ外径の角部の面取りは規定しないが,かどがあってはならない。
表1−直径系列7のフランジ寸法
単位 mm
D
D1
C1
寸法系列
17
4
4.8
0.35
5
6
0.4
6
7.2
0.6
7
8.2
0.6
8
9.2
0.6
10
11.2
0.6
11
12.2
0.6
12
13.2
0.6
14
15.5
0.8
15
16.5
0.8
3
B 1512-4:2011 (ISO 8443:2010)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表2−直径系列8のフランジ寸法
単位 mm
D
D1
C1
寸法系列
18
28
38
2.5
3.3
0.3
−
−
3
3.8
0.3
−
0.45
4
5
0.4
−
0.6
5
6.1
0.5
−
0.6
6
7.1
0.5
−
0.8
7
8.1
0.5
−
0.8
9
10.3
0.6
1
1
11
12.5
0.8
1
1
13
15
1
1.1
1.1
14
16
1
1.1
1.1
16
18
1
1.1
1.3
17
19
1
1.1
1.3
19
21
1
1.3
1.5
表3−直径系列9のフランジ寸法
単位 mm
D
D1
C1
寸法系列
19
39
4
5
0.5
0.6
5
6.5
0.6
0.8
6
7.5
0.6
0.8
7
8.5
0.7
0.9
8
9.5
0.7
0.9
11
12.5
1
1.2
13
15
1
1.2
15
17
1.2
1.5
17
19
1.2
1.5
19
22
1.5
1.8
20
23
1.5
1.8
22
25
1.5
2
4
B 1512-4:2011(ISO 8443:2010)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表4−直径系列0,2及び3のフランジ寸法
単位 mm
D
D1
C1
D1
C1
D1
C1
寸法系列
10
02
03
6
7.5
0.6
−
−
−
−
7
8.5
0.7
−
−
−
−
8
9.5
0.7
−
−
−
−
9
10.5
0.7
−
−
−
−
10
−
−
11.5
1
−
−
12
13.5
1
−
−
−
−
13
−
−
15
1
15
1
14
16
1
−
−
−
−
16
−
−
18
1
18
1
17
19
1.2
−
−
‒
‒
19
22
1.5
22
1.5
22
1.5
22
25
1.5
25
1.5
25
1.5
24
27
1.5
26
2
−
−
26
28
2
28
2
29
2
28
30
2
−
−
30.25
2.25
30
−
−
32.25
2.25
32.5
2.5
32
34.25
2.25
34.5
2.5
−
−
35
37.5
2.5
37.75
2.75
37.75
2.75
37
−
−
−
−
40
3
40
−
−
43
3
−
−
42
45
3
−
−
45
3
44
47
3
−
−
−
−
47
50
3
50.5
3.5
50.5
3.5
50
−
−
53.5
3.5
−
−
52
55
3
55.75
3.75
55.75
3.75
55
58.25
3.25
−
−
−
−
56
−
−
−
−
60
4
58
61.25
3.25
62
4
−
−
62
65.5
3.5
66
4
66
4
65
−
−
69.25
4.25
−
−
68
71.75
3.75
−
−
72.25
4.25
72
−
−
76.25
4.25
76.5
4.5
75
79
4
−
−
79.5
4.5
80
84
4
84.5
4.5
85
5
85
−
−
89.75
4.75
−
−
5
B 1512-4:2011 (ISO 8443:2010)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表4−直径系列0,2及び3のフランジ寸法(続き)
単位 mm
D
D1
C1
D1
C1
D1
C1
寸法系列
10
02
03
90
94.5
4.5
95
5
95
5
95
99.5
4.5
−
−
−
−
100
104.5
4.5
105.5
5.5
105.5
5.5
110
115
5
115.5
5.5
115.5
5.5
115
120
5
−
−
−
−
120
−
−
126
6
126
6
125
130.5
5.5
131
6
−
−
130
135.5
5.5
136.5
6.5
136.5
6.5
140
146
6
146.5
6.5
147
7
145
151
6
−
−
−
−
150
156
6
157
7
157.5
7.5
160
166.5
6.5
167.5
7.5
167.5
7.5
170
177
7
178
8
178.5
8.5
180
187
7
188.5
8.5
188.5
8.5
190
−
−
199
9
199
9
200
208.5
8.5
209.5
9.5
209.5
9.5
210
218.5
8.5
−
−
−
−
215
−
−
225
10
225
10
225
234
9
−
−
236
11
230
−
−
240
10
−
−
240
249.5
9.5
−
−
251
11
250
−
−
261
11
−
−
260
270.5
10.5
−
−
272
12
270
−
−
282
12
−
−
280
291.5
11.5
−
−
294
14