B 1217:2018
(1)
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 2
4 ボルトの材料,鋼種区分及び強度区分 ·················································································· 3
4.1 炭素鋼及び低合金鋼ボルト ······························································································ 3
4.2 ステンレス鋼ボルト ······································································································· 4
4.3 アルミニウム合金ボルト ································································································· 4
5 ナットの材料,鋼種区分及び強度区分 ·················································································· 5
6 ボルトとナットとの組合せ ································································································· 5
7 ボルト・ナットの形状及び寸法 ··························································································· 6
7.1 ボルト・ナットのねじ ···································································································· 6
7.2 ボルトの形状及び寸法 ···································································································· 7
7.3 ナットの形状及び寸法 ···································································································· 8
8 ボルト・ナットの表面欠陥 ································································································· 8
9 ボルト・ナットの検査 ······································································································· 8
10 ボルト・ナットの製品の呼び方 ························································································· 9
10.1 ボルト ························································································································ 9
10.2 ナット ························································································································ 9
11 ボルト・ナットの表示 ···································································································· 10
12 座金 ···························································································································· 11
附属書A(参考)フランジ用ボルトの呼び長さ,全長及びねじ部長さの計算値 ································ 12
附属書B(参考)参考文献 ···································································································· 29
B 1217:2018
(2)
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
機械学会(JSME)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格であ
る。これによって,JIS B 1217:2012は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
日本工業規格 JIS
B 1217:2018
管フランジ用ボルト・ナット
Bolting for use with pipe flanges
序文
この規格は,2009年に制定され,その後2回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2012年に
行われたが,その後の生産及び使用の実態に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1
適用範囲
この規格は,JIS B 2220,JIS B 2239,JIS B 2240及びJIS B 2241に規定した管フランジ(以下,フラン
ジという。)の締結に使用するボルト,ナット及び関連部品について規定する。
なお,常温よりも低い温度に使用するボルト,ナット及び関連部品の材料,鋼種区分及び強度区分は,
受渡当事者間の協定による。
注記 この規格では,右ねじの使用を前提としている。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0101 ねじ用語
JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部:基準寸法
JIS B 0209-1 一般用メートルねじ−公差−第1部:原則及び基礎データ
JIS B 0209-2 一般用メートルねじ−公差−第2部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法−中(は
めあい区分)
JIS B 1003 締結用部品−メートルねじをもつおねじ部品のねじ先
JIS B 1021 締結用部品の公差−第1部:ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット−部品等級A,B
及びC
JIS B 1041 締結用部品−表面欠陥 第1部 一般要求のボルト,ねじ及び植込みボルト
JIS B 1042 締結用部品−表面欠陥 第2部:ナット
JIS B 1051 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質−強度区分を規定したボルト,小ねじ及び
植込みボルト−並目ねじ及び細目ねじ
JIS B 1052-2 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質−第2部:強度区分を規定したナット−並
目ねじ及び細目ねじ
JIS B 1054-1 耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質−第1部:ボルト,小ねじ及び植込みボル
ト
2
B 1217:2018
JIS B 1054-2 耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質−第2部:ナット
JIS B 1071 締結用部品−精度測定方法
JIS B 1091 締結用部品−受入検査
JIS B 1180 六角ボルト
JIS B 1181 六角ナット
JIS B 1256 平座金
JIS B 2220 鋼製管フランジ
JIS B 2239 鋳鉄製管フランジ
JIS B 2240 銅合金製管フランジ
JIS B 2241 アルミニウム合金製管フランジ
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材
JIS G 4107 高温用合金鋼ボルト材
JIS G 4303 ステンレス鋼棒
JIS H 4040 アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線
ASTM A 194/A 194M,Standard Specification for Carbon Steel, Alloy Steel, and Stainless Steel Nuts for Bolts
for High Pressure or High Temperature Service, or Both
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0101によるほか,次による。
3.1
両ねじボルト(stud bolt, threaded at both ends)
ねじの呼び径又は有効径に等しい径の円筒の両端にねじのあるボルト。
注記 図1のa) 及びb) を参照。
3.2
全ねじボルト(stud bolt, threaded full length)
円筒の全長にねじのあるボルト。
注記 図1のc) を参照。
a)
b)
c)
図1−両ねじボルト及び全ねじボルト
3.3
重ナット(heavy hex nut)
高さがねじの呼び径に等しい六角ナット。
3
B 1217:2018
4
ボルトの材料,鋼種区分及び強度区分
4.1
炭素鋼及び低合金鋼ボルト
炭素鋼及び低合金鋼ボルトの材料による選択番号は,表1による。
表1−炭素鋼及び低合金鋼ボルトの選択番号
材料a)
選択番号
材料a)
選択番号
JIS G 3101のSS400
1
JIS G 4051のS35C(H)
5
JIS G 3101のSS490
2
JIS G 4051のS45C(H)
6
JIS G 3101のSS540
3
JIS G 4107のSNB7
7
JIS G 4051のS25C(N)
4
JIS G 4107のSNB16
8
注a) JIS G 4051のS25C(N),S35C(H)及びS45C(H)は,JIS G 0404によって
検査を行い,S25C(N)は引張強さが440 MPa以上,S35C(H)は引張強さ
が570 MPa以上,S45C(H)は引張強さが690 MPa以上のものとする。
フランジの規格,呼び圧力,ガスケットの形状及び温度に対応する炭素鋼及び低合金鋼ボルトの選択番
号は,表2による。
表2−フランジに対応する炭素鋼及び低合金鋼ボルトの選択番号
フランジの
規格
フランジの
呼び圧力
ガスケッ
トの形状
選択番号
使用温度 ℃
65以下
65を
超え
220以下
220を
超え
300以下
300を
超え
350以下
350を
超え
425以下
425を
超え
450以下
450を
超え
490以下
490を
超え
510以下
JIS B 2220
5K,10K,
10K薄形
全面形
1〜4 a),5 b),6 b),7,8
−
−
−
−
−
リング
1〜8
4〜8
−
−
−
−
−
16K
全面形
5 b),6 b),7,8
−
−
−
リング
1〜8
4〜8
7,8
−
−
−
20K
リング
1〜8
4〜8
7,8
−
−
−
30K
リング
1〜8
4〜8
7,8
−
40K,63K
リング
1〜8
4〜8
7,8
8
JIS B 2239
5K,10K,
10K薄形
リング
1〜8
4〜8
−
−
−
−
−
16K,20K
リング
1〜8
4〜8
−
−
−
−
JIS B 2240
5K,10K,
16K
全面形
1 c),2〜6 b),7,8
−
−
−
−
−
−
リング
1〜8
−
−
−
−
−
−
JIS B 2241
5K,10K,
16K
リング
1〜8
−
−
−
−
−
−
−
注a) 呼び圧力5Kで呼び径1 000A以下,呼び圧力10Kで呼び径600A以下,及び呼び圧力10K薄形のフランジで,
ガスケットにゴムシート又は綿布入りゴムシートを用いて温度120 ℃以下で使用する場合に限る。
b) ガスケットに厚さ3 mm未満のジョイントシートを用いる場合は使用できない。
c) 呼び圧力5K及び10Kのフランジで,ガスケットにゴムシート又は綿布入りゴムシートを用いて温度120 ℃以
下で使用する場合に限る。
温度150 ℃以下の用途では,表2の規定にかかわらず表3のJIS B 1051に規定する強度区分のボルトを
使用することができる。ただし,ねじの呼びM30×3,M42及びM42×3のボルトの機械的性質について
は,JIS B 1051の規定を準用し,最小極限引張力及び保証荷重試験力は受渡当事者間の協定による。
温度150 ℃を超える用途については,使用温度におけるボルトの強度を確認しなければならない。
4
B 1217:2018
表3−フランジに対応する炭素鋼及び低合金鋼ボルトの強度区分
フランジの規格
フランジの呼び圧力
ガスケットの形状
強度区分
JIS B 2220
5K,10K,10K薄形,
16K
全面形
4.6 a),4.8 a),5.6 b),5.8 b),
6.8 b),8.8以上c)
リング
4.6以上c)
20K,30K,40K,63K リング
4.6以上c)
JIS B 2239
5K,10K,10K薄形,
16K,20K
リング
4.6以上c)
JIS B 2240
5K,10K,16K
全面形
4.6 d),4.8 d),5.6 b),5.8 b),
6.8 b),8.8以上c)
リング
4.6以上c)
JIS B 2241
5K,10K,16K
リング
4.6以上c)
注a) 呼び圧力5Kで呼び径1 000A以下,呼び圧力10Kで呼び径600A以下,及び呼び
圧力10K薄形のフランジで,ガスケットにゴムシート又は綿布入りゴムシートを
用いて温度120 ℃以下で使用する場合に限る。
b) ガスケットに厚さ3 mm未満のジョイントシートを用いる場合は使用できない。
c) “以上”は,それ以上の高い強度区分を示す。
d) 呼び圧力5K及び10Kのフランジで,ガスケットにゴムシート又は綿布入りゴム
シートを用いて温度120 ℃以下で使用する場合に限る。
4.2
ステンレス鋼ボルト
フランジの規格,呼び圧力及びガスケットの形状に対応するステンレス鋼ボルトの材料は,表4による。
表4−フランジに対応するステンレス鋼ボルトの材料
フランジの規格
フランジの呼び圧力
ガスケットの形状
材料
JIS B 2220
5K,10K,10K薄形,
16K
全面形
−
リング
JIS G 4303のSUS304
JIS G 4303のSUS316
20K,30K,40K,63K リング
JIS B 2241
5K,10K,16K
リング
温度400 ℃以下の用途では,表4の規定にかかわらず表5のJIS B 1054-1に規定する鋼種区分及び強度
区分のボルトを使用することができる。ただし,ねじの呼びM30×3,M42及びM42×3のボルトの機械
的性質については,JIS B 1054-1の規定を準用する。
温度400 ℃を超える用途については,使用温度におけるボルトの強度を確認しなければならない。
強度区分70及び80のものに対しては,応力腐食割れの発生に注意しなければならない。
表5−フランジに対応するステンレス鋼ボルトの鋼種区分及び強度区分
フランジの規格
フランジの呼び圧力
ガスケットの形状
鋼種区分
強度区分
JIS B 2220
5K,10K,10K薄形,
16K
全面形
A2,A4
70 a),80
リング
50,70,
80
20K,30K,40K,63K リング
JIS B 2241
5K,10K,16K
リング
注a) ガスケットに厚さ3 mm未満のジョイントシートを用いる場合は使用できない。
4.3
アルミニウム合金ボルト
フランジの規格に対応するアルミニウム合金ボルトの材料は,表6による。
5
B 1217:2018
表6−フランジに対応するアルミニウム合金ボルトの材料
フランジの規格
材料
JIS B 2241
JIS H 4040のA2014BD-T6
JIS H 4040のA2024BD-T4
JIS H 4040のA6061BD-T6
5
ナットの材料,鋼種区分及び強度区分
ナットの材料,鋼種区分及び強度区分は,表7による。ただし,JIS B 1052-2又はJIS B 1054-2による
ナットでねじの呼びM30×3,M42及びM42×3のものの機械的性質については,JIS B 1052-2又はJIS B
1054-2の規定を準用し,保証荷重試験力は受渡当事者間の協定による。
ステンレス鋼で,強度区分70及び80のものに対しては,応力腐食割れの発生に注意しなければならな
い。
表7−ナットの材料,鋼種区分及び強度区分
区分
材料a)
鋼種区分
強度区分
炭素鋼及び低合金鋼
JIS G 3101のSS400
−
−
JIS G 4051のS25C(N)
−
−
JIS G 4051のS35C(H)
−
−
JIS G 4051のS45C(H)
−
−
ASTM A 194/A 194MのGr.4
−
−
ASTM A 194/A 194MのGr.7
−
−
−
−
JIS B 1052-2の5以上b)
ステンレス鋼
JIS G 4303のSUS304
−
−
JIS G 4303のSUS316
−
−
−
JIS B 1054-2のA2
JIS B 1054-2の50,70,80
−
JIS B 1054-2のA4
JIS B 1054-2の50,70,80
アルミニウム合金
JIS H 4040のA2014BD-T6
−
−
JIS H 4040のA2024BD-T4
−
−
JIS H 4040のA6061BD-T6
−
−
注a) JIS G 4051のS25C(N)及びS45C(H)は,JIS G 0404によって検査を行い,S25C(N)は硬さが123〜
183HBW,S35C(H)は硬さが167〜235HBW,S45C(H)は硬さが201〜269HBWのものとする。
b) “以上”は,それ以上の高い強度区分を示す。
6
ボルトとナットとの組合せ
ボルトとナットとの組合せは,表8による。
6
B 1217:2018
表8−ボルトとナットとの組合せ
区分
ボルト
ナット
材料
鋼種
区分
強度区分
材料
鋼種
区分
強度区分
炭素鋼及び低合金鋼
SS400
−
−
SS400 a)
−
−
SS490
−
−
SS400 a)
−
−
SS540
−
−
SS400 a)
−
−
S25C(N)
−
−
S25C(N) a)
−
−
S35C(H)
−
−
S25C(N) a)
−
−
S45C(H)
−
−
S35C(H) a)
−
−
SNB7
−
−
S45C(H) a)
−
−
SNB16
−
−
Gr.4又はGr.7
−
−
−
−
4.6,4.8,
5.6,5.8
−
−
5以上b)
−
−
6.8
−
−
6以上b)
−
−
8.8
−
−
8以上b)
−
−
9.8
−
−
9以上b)
−
−
10.9
−
−
10以上b)
−
−
12.9/12.9
−
−
12
ステンレス鋼
SUS304
−
−
SUS304
−
−
SUS316
−
−
SUS316
−
−
−
A2
50
−
A2
50以上b)
−
A2
70
−
A2
70以上b)
−
A2
80
−
A2
80
−
A4
50
−
A4
50以上b)
−
A4
70
−
A4
70以上b)
−
A4
80
−
A4
80
アルミニウム合金
A2014BD-T6
−
−
A2014BD-T6
−
−
A2024BD-T4
−
−
A2024BD-T4 a)
−
−
A6061BD-T6
−
−
A6061BD-T6 a)
−
−
注a) 使用温度において,それ以上の高い強度のものを使用してもよい。
b) “以上”は,それ以上の高い強度区分を示す。
7
ボルト・ナットの形状及び寸法
7.1
ボルト・ナットのねじ
ボルト・ナットのねじの基準寸法は,JIS B 0205-4による。ねじの呼び径とピッチとの組合せは,表9
による。
7
B 1217:2018
表9−ねじの呼び径とピッチとの組合せ
単位 mm
呼び径
ピッチ
表記
(ねじの呼び)
適用するフランジの呼び圧力
10
1.5
M10
5K,10K薄形
12
1.75
M12
5K,10K,10K薄形,16K,20K
16
2
M16
5K,10K,10K薄形,16K,20K,30K,
40K,63K
20
2.5
M20
22
2.5
M22
24
3
M24
5K,10K,16K,20K,30K,40K,63K
30
3.5
M30
5K,10K
36
4
M36
42
4.5
M42
30
3
M30×3
16K,20K,30K,40K,63K
36
3
M36×3
42
3
M42×3
ボルト・ナットのねじの公差域クラスは,JIS B 0209-2に規定する6H/6gとする。ただし,ねじの呼び
M30×3は,JIS B 0209-1によって許容限界寸法を定める。
温度が350 ℃を超える用途では,ボルトのねじの公差域クラスを6eとするのが望ましい。公差域クラ
ス6eの許容限界寸法は,JIS B 0209-1によって定める。
7.2
ボルトの形状及び寸法
ボルトは,六角ボルト,両ねじボルト又は全ねじボルトとする。ただし,温度が350 ℃を超える用途で
は,全ねじボルトとする。
ボルトの形状及び寸法は,次のいずれかによる。
a) JIS B 1180の本体に規定する呼び径六角ボルトの部品等級A又はBのもの。ただし,円筒部の径(ds)
は,ねじの有効径に等しいものでもよい。また,呼び長さ(l)及び円筒部長さ(lg)1)は,附属書A
を参考にして定める。
ねじの呼びM30×3のものについては,M30のものの寸法を準用する。
各部品等級に対応する公差は,JIS B 1021による。
注1) 円筒部長さ(lg)は,附属書Aにおいて,l−bとして求める。
b) JIS B 1180の本体に規定する全ねじ六角ボルトの部品等級A又はBのもの。ただし,呼び長さ(l)は,
附属書Aを参考にして定める。
ねじの呼びM30×3のものについては,M30のものの寸法を準用する。
各部品等級に対応する公差は,JIS B 1021による。
c) JIS B 1180の附属書JA(ISO 4014〜ISO 4018,ISO 8676及びISO 8765によらない六角ボルト)に規定
する六角ボルトの仕上げ程度上又は中のもの。ただし,呼び長さ(l)及びねじ部長さ(b)は,附属
書Aを参考にして定める。
ねじの呼びM30×3及びM42×3のものについては,それぞれM30及びM42のものの寸法を準用
する。
d) 両ねじボルト又は全ねじボルトのJIS B 1021に規定する部品等級Bのもの。全長(lt)及びねじ部長
さ(bt)は,附属書Aを参考にして定める。
円筒部の不完全ねじ部の長さは,約2ピッチとし,ねじ先の形状は,JIS B 1003に規定する面取り
8
B 1217:2018
先,丸先又は平先とする。
7.3
ナットの形状及び寸法
ナットの形状及び寸法は,次のいずれかによる。ただし,温度が350 ℃を超える用途では,a) 及びb) に
おいてナットの高さ(m)がねじの呼び径に等しい重ナットとする。
a) JIS B 1181の本体に規定する六角ナットの並高さナット(スタイル1)の部品等級A又はBのもの。
ねじの呼びM30×3のものについては,M30のものの寸法を準用する。
各部品等級に対応する公差は,JIS B 1021による。
b) JIS B 1181の附属書JA(ISO 4032〜ISO 4036及びISO 8673〜ISO 8675によらない六角ナット)に規定
する六角ナットの1種の仕上げ程度上又は中のもの。
ねじの呼びM30×3及びM42×3のものについては,それぞれM30及びM42のものの寸法を準用
する。
8
ボルト・ナットの表面欠陥
ボルト・ナットの表面欠陥は,それぞれJIS B 1041及びJIS B 1042に規定する限界を超えてはならない。
9
ボルト・ナットの検査
ボルト・ナットの検査は,次による。
a) 形状,寸法,ねじの等級及び幾何偏差の検査は,JIS B 1071又はこれに代わる方法によって行い,箇
条7の規定に適合しなければならない。
b) 機械的性質の検査は,表10に示す試験方法によって行い,箇条4及び箇条5の規定に適合しなければ
ならない。
表10−機械的性質の試験方法
区分
材料,強度区分又は呼び方(鋼種区分−強度区分)
試験方法
ボルト JIS G 3101のSS400,SS490,SS540
JIS G 4107のSNB7,SNB16
JIS G 4303のSUS304,SUS316
JIS H 4040のA2014BD-T6,A2024BD-T4,A6061BD-T6
それぞれの材料規格の該当する規定
JIS G 4051のS25C(N),S35C(H),S45C(H)
JIS G 0404
JIS B 1051の4.6以上a)
JIS B 1051の箇条8(試験方法の適用)及び
箇条9(試験方法)
JIS B 1054-1のA2-50,A2-70,A2-80,A4-50,A4-70,A4-80 JIS B 1054-1の箇条7(試験)
ナット JIS G 3101のSS400
ASTM A 194/A 194MのGr.4,Gr.7
JIS G 4303のSUS304,SUS316
JIS H 4040のA2014BD-T6,A2024BD-T4,A6061BD-T6
それぞれの材料規格の該当する規定
JIS G 4051のS25C(N),S35C(H),S45C(H)
JIS G 0404
JIS B 1052-2の5以上a)
JIS B 1052-2の箇条9(試験方法)
JIS B 1054-2のA2-50,A2-70,A2-80,A4-50,A4-70,A4-80 JIS B 1054-2の箇条7(試験方法)
注a) “以上”は,それ以上の高い強度区分を示す。
c) 表面欠陥の検査は,ボルトはJIS B 1041,ナットはJIS B 1042によって行い,箇条8の規定に適合し
なければならない。
d) 受渡検査は,購入者の指定がない限り,JIS B 1091による。
9
B 1217:2018
10 ボルト・ナットの製品の呼び方
10.1 ボルト
ボルトの製品の呼び方は,次による。
a) “JIS B 1217のボルト”
b) 種類[六角ボルト1 2),六角ボルト2 3),六角ボルト3 4),両ねじボルト,全ねじボルトの別]
注2) JIS B 1180の本体に規定する呼び径六角ボルト[7.2 a) 参照]
3) JIS B 1180の本体に規定する全ねじ六角ボルト[7.2 b) 参照]
4) JIS B 1180の附属書JAに規定する六角ボルト[7.2 c) 参照]
c) 材料又は強度区分
d) ねじの呼び
e) 長さ
ボルトの長さの表記は,表11による。
表11−ボルトの長さの表記
種類
長さの表記
六角ボルト1
呼び長さ−円筒部長さ
六角ボルト2
呼び長さ
六角ボルト3
全ねじでないもの
呼び長さ−ねじ部長さ
全ねじのもの
呼び長さ
両ねじボルト ねじ部長さが等しいもの
全長−ねじ部長さ
ねじ部長さが等しくないもの
全長−ねじ部長さ1/ねじ部長さ2
全ねじボルト
全長
例
(名称)
種類
材料又は
強度区分
ねじの呼び
長さ
JIS B 1217の
ボルト
六角ボルト1
5.6
M20
80−42
六角ボルト2
A2-70
M24
100
六角ボルト3
SS400
M16
65−38
両ねじボルト
SNB7
M30×3
185−55/60
10.2 ナット
ナットの製品の呼び方は,次による。
a) “JIS B 1217のナット”
b) 種類[六角ナット1 5),六角ナット2 6)の別]
重ナットの場合は,種類の次に“重”を付ける。
注5) JIS B 1181の本体に規定する六角ナットの並高さナット(スタイル1)[7.3 a) 参照]
6) JIS B 1181の附属書JAに規定する六角ナット[7.3 b) 参照]
c) 材料又は強度区分
d) ねじの呼び
10
B 1217:2018
例
(名称)
種類
材料又は
強度区分
ねじの呼び
JIS B 1217の
ナット
六角ナット1
5
M30
六角ナット2
A2-50
M22
六角ナット2,重
Gr.4
M16
11 ボルト・ナットの表示
ボルト・ナットの表示は,次による。
a) 炭素鋼,低合金鋼及びアルミニウム合金ボルトの表示は,JIS B 1051の箇条10(表示)による。
材料によって製造するボルトの場合は,表12に示す表示記号を,強度区分の表示記号に代えて表示
する。
表12−ボルト・ナット材料の表示記号
材料
表示記号
ボルト
ナット
炭素鋼及び
低合金鋼
JIS G 3101
SS400
−
−
SS490
−
−
SS540
−
−
JIS G 4051
S25C(N)
S25C又は25C
S25C又は25C
S35C(H)
S35C又は35C
S35C又は35C
S45C(H)
S45C又は45C
S45C又は45C
JIS G 4107
SNB7
B7
−
SNB16
B16
−
ASTM A 194/A 194M
Gr.4
−
G4
Gr.7
−
G7
ステンレス鋼 JIS G 4303
SUS304
304
304
SUS316
316
316
アルミニウム
合金
JIS H 4040
A2014BD-T6
−
−
A2024BD-T4
−
−
A6061BD-T6
−
−
注記 “−”は,該当がないか又は表示は不要であることを示す。
両ねじボルト及び全ねじボルトの場合は,ねじ部の一つの端部に製造業者識別記号を,他の端部に
材料又は強度区分の表示記号を表示する。
b) ステンレス鋼ボルトの表示は,JIS B 1054-1の4.2(表示)による。
材料によって製造するボルトの場合は,表12に示す表示記号を,鋼種区分及び強度区分の表示記号
に代えて表示する。
両ねじボルト及び全ねじボルトの場合は,ねじ部の一つの端部に製造業者識別記号を,他の端部に
材料又は鋼種区分の表示記号を表示する。この場合,強度区分の表示は省略してもよい。
c) 炭素鋼,低合金鋼及びアルミニウム合金ナットの表示は,JIS B 1052-2の箇条10(表示)による。
材料によって製造するナットの場合は,表12に示す表示記号を,強度区分の表示記号に代えて表示
する。
d) ステンレス鋼ナットの表示は,JIS B 1054-2の4.2(表示)による。
材料によって製造するナットの場合は,表12に示す表示記号を,鋼種区分及び強度区分の表示記号
11
B 1217:2018
に代えて表示する。
12 座金
鋳放し面以外のボルト・ナット座面に平座金を用いる場合の平座金は,JIS B 1256に規定する並形−部
品等級Aのものとする。
ボルト・ナットの強度に応じ,適切な硬さ区分のものを使用する。
12
B 1217:2018
附属書A
(参考)
フランジ用ボルトの呼び長さ,全長及びねじ部長さの計算値
A.1 計算式
フランジ用ボルトの呼び長さ,全長及びねじ部長さの計算に用いた計算式を,次に示す。
l=tg+t1+dt1+t2+dt2+mmax+u+la
lt=tg+t1+dt1+t2+dt2+2mmax+2u+2la
b=l−t1−t2=tg+dt1+dt2+mmax+u+la
bt=lt−u−mmin−t1−t2=tg+dt1+dt2+2mmax−mmin+u+2la
ここに,
l: 六角ボルトの呼び長さ(mm)
lt: 両ねじボルト及び全ねじボルトの全長(mm)
b: 六角ボルトのねじ部長さ(mm)
bt: 両ねじボルト及び全ねじボルトのねじ部長さ(mm)
tg: ガスケットの想定厚さで,3 mmとする。ただし,JIS B 2220
の呼び圧力20K以上では4.5 mmとする。
t1: フランジ1の厚さ(平面座の高さを含む。)(mm)
dt1: フランジ1の+側許容差(mm)
t2: フランジ2の厚さ(平面座の高さを含む。)(mm)
dt2: フランジ2の+側許容差(mm)
mmax: 並高さナット(スタイル1)の最大高さ(mm)
mmin: 並高さナット(スタイル1)の最小高さ(mm)
u: ボルトねじ先の不完全ねじ部長さ(mm)で,2ピッチとする。
la: ねじ部の余裕長さ(mm)で,2ピッチとする。
A.2 計算値
計算値を,表A.1,表A.4,表A.6及び表A.7に示す。
13
B 1217:2018
表A.1−JIS B 2220のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ
bt
bt
lt
lt
b
l
l
単位 mm
呼び
圧力
5K
10K
呼び
径
A
ねじ
の
呼び
本数
組合せ番号
ねじ
の
呼び
本数
組合せ番号
1
2
1
2
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
10 M10
4
38 20
53 24
38 20
53 24
M12
4
48 24
66 29
48 24
66 29
15 M10
4
38 20
53 24
38 20
53 24
M12
4
48 24
66 29
48 24
66 29
20 M10
4
40 20
55 24
40 20
55 24
M12
4
52 24
70 29
52 24
70 29
25 M10
4
40 20
55 24
40 20
55 24
M16
4
57 29
80 34
57 29
80 34
32 M12
4
48 24
66 29
48 24
66 29
M16
4
61 29
84 34
61 29
84 34
40 M12
4
48 24
66 29
48 24
66 29
M16
4
61 29
84 34
61 29
84 34
50 M12
4
52 24
70 29
52 24
70 29
M16
4
61 29
84 34
61 29
84 34
65 M12
4
52 24
70 29
52 24
70 29
M16
4
65 29
88 34
65 29
88 34
80 M16
4
57 29
80 34
57 29
80 34
M16
8
65 29
88 34
65 29
88 34
90 M16
4
57 29
80 34
57 29
80 34
M16
8
65 29
88 34
65 29
88 34
100 M16
8
61 29
84 34
61 29
84 34
M16
8
65 29
88 34
65 29
88 34
125 M16
8
61 29
84 34
61 29
84 34
M20
8
74 34 102 42
74 34 102 42
150 M16
8
65 29
88 34
65 29
88 34
M20
8
79 35 107 43
79 35 107 43
175 M20
8
70 34
98 42
70 34
98 42
M20
12
79 35 107 43
79 35 107 43
200 M20
8
74 34 102 42
74 34 102 42
M20
12
79 35 107 43
79 35 107 43
225 M20
12
74 34 102 42
74 34 102 42
M20
12
79 35 107 43
79 35 107 43
250 M20
12
79 35 107 43
79 35 107 43
M22
12
84 36 114 44
84 36 114 44
300 M20
12
79 35 107 43
79 35 107 43
M22
16
84 36 114 44
84 36 114 44
350 M22
12
84 36 114 44
84 36 114 44
M22
16
88 36 118 44
88 36 118 44
400 M22
16
84 36 114 44
84 36 114 44
M24
16
97 41 130 50
97 41 130 50
450 M22
16
84 36 114 44
84 36 114 44
M24
20 101 41 134 50 101 41 134 50
500 M22
20
84 36 114 44
84 36 114 44
M24
20 101 41 134 50 101 41 134 50
550 M24
20
93 41 126 50
93 41 126 50
M30
20 111 47 150 56 113 47 152 56
600 M24
20
93 41 126 50
93 41 126 50
M30
24 111 47 150 56 115 47 154 56
650 M24
24
93 41 126 50
95 41 128 50
M30
24 115 47 154 56 119 47 158 56
700 M24
24
93 41 126 50
97 41 130 50
M30
24 115 47 154 56 121 47 160 56
750 M30
24 103 47 142 56 107 47 146 56
M30
24 119 47 158 56 127 47 166 56
800 M30
24 103 47 142 56 109 47 148 56
M30
28 119 47 158 56 129 47 168 56
850 M30
24 103 47 142 56 111 47 150 56
M30
28 119 47 158 56 131 47 170 56
900 M30
24 107 47 146 56 113 47 152 56
M30
28 123 47 162 56 135 47 174 56
1000 M30
28 111 47 150 56 119 47 158 56
M36
28 134 54 181 65 151 55 198 66
1100 M30
28 111 47 150 56 123 47 162 56
M36
28 138 54 185 65 159 55 206 66
1200 M30
32 115 47 154 56 129 47 168 56
M36
32 142 54 189 65 165 55 212 66
1350 M30
32 115 47 154 56 136 48 175 57
M42
36 155 59 207 70 182 60 234 71
1500 M30
36 119 47 158 56 142 48 181 57
M42
40 159 59 211 70 192 60 244 71
14
B 1217:2018
表A.1−JIS B 2220のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ(続き)
bt
bt
lt
lt
b
l
l
単位 mm
呼び圧力
5K
呼び径
A
ねじの
呼び
本数
組合せ番号
3
4
5
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
700
M24
24
103
41
136
50
107
41
140
50
113
41
146
50
750
M30
24
113
47
152
56
117
47
156
56
123
47
162
56
800
M30
24
113
47
152
56
119
47
158
56
123
47
162
56
850
M30
24
113
47
152
56
121
47
160
56
123
47
162
56
900
M30
24
117
47
156
56
123
47
162
56
127
47
166
56
1000
M30
28
129
47
168
56
137
47
176
56
147
47
186
56
1100
M30
28
136
48
175
57
148
48
187
57
161
49
200
58
1200
M30
32
144
48
183
57
158
48
197
57
173
49
212
58
1350
M30
32
144
48
183
57
165
49
204
58
173
49
212
58
1500
M30
36
150
48
189
57
173
49
212
58
181
49
220
58
呼び圧力
10K
呼び径
A
ねじの
呼び
本数
組合せ番号
3
4
5
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
500
M24
20
111
41
144
50
111
41
144
50
121
41
154
50
550
M30
20
121
47
160
56
123
47
162
56
131
47
170
56
600
M30
24
121
47
160
56
125
47
164
56
131
47
170
56
650
M30
24
125
47
164
56
129
47
168
56
135
47
174
56
700
M30
24
138
48
177
57
144
48
183
57
161
49
200
58
750
M30
24
144
48
183
57
152
48
191
57
169
49
208
58
800
M30
28
144
48
183
57
154
48
193
57
169
49
208
58
850
M30
28
144
48
183
57
156
48
195
57
169
49
208
58
900
M30
28
148
48
187
57
160
48
199
57
173
49
212
58
1000
M36
28
161
55
208
66
178
56
225
67
188
56
235
67
1100
M36
28
169
55
216
66
190
56
237
67
200
56
247
67
1200
M36
32
175
55
222
66
198
56
245
67
208
56
255
67
1350
M42
36
190
60
242
71
217
61
269
72
225
61
277
72
1500
M42
40
198
60
250
71
231
61
283
72
237
61
289
72
15
B 1217:2018
表A.1−JIS B 2220のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ(続き)
bt
bt
lt
lt
b
l
l
単位 mm
呼び圧力
10K薄形
16K
呼び径
A
ねじの
呼び
本数
l
b
lt
bt
ねじの
呼び
本数
l
b
lt
bt
10
M10
4
38
20
53
24
M12
4
48
24
66
29
15
M10
4
38
20
53
24
M12
4
48
24
66
29
20
M10
4
40
20
55
24
M12
4
52
24
70
29
25
M12
4
48
24
66
29
M16
4
57
29
80
34
32
M12
4
48
24
66
29
M16
4
61
29
84
34
40
M12
4
48
24
66
29
M16
4
61
29
84
34
50
M12
4
52
24
70
29
M16
8
61
29
84
34
65
M12
4
52
24
70
29
M16
8
65
29
88
34
80
M12
8
52
24
70
29
M20
8
74
34
102
42
90
M12
8
52
24
70
29
M20
8
74
34
102
42
100
M12
8
56
24
74
29
M20
8
79
35
107
43
125
M16
8
65
29
88
34
M22
8
80
36
110
44
150
M16
8
65
29
88
34
M22
12
84
36
114
44
175
M16
12
69
29
92
34
−
−
−
−
−
−
200
M16
12
69
29
92
34
M22
12
88
36
118
44
225
M16
12
69
29
92
34
−
−
−
−
−
−
250
M20
12
79
35
107
43
M24
12
97
41
130
50
300
M20
16
79
35
107
43
M24
16
101
41
134
50
350
M20
16
83
35
111
43
M30×3
16
113
45
150
53
400
M22
16
84
36
114
44
M30×3
16
121
45
158
53
450
−
−
−
−
−
−
M30×3
20
125
45
162
53
500
−
−
−
−
−
−
M30×3
20
129
45
166
53
550
−
−
−
−
−
−
M36×3
20
138
50
181
59
600
−
−
−
−
−
−
M36×3
24
142
50
185
59
16
B 1217:2018
表A.1−JIS B 2220のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ(続き)
bt
bt
lt
lt
b
l
l
単位 mm
呼び圧力
20K
30K
呼び径
A
ねじの
呼び
本数
l
b
lt
bt
ねじの
呼び
本数
l
b
lt
bt
10
M12
4
53
25
71
30
M16
4
62
30
85
36
15
M12
4
53
25
71
30
M16
4
66
30
89
36
20
M12
4
57
25
75
30
M16
4
66
30
89
36
25
M16
4
62
30
85
36
M16
4
70
30
93
36
32
M16
4
66
30
89
36
M16
4
75
31
98
37
40
M16
4
66
30
89
36
M20
4
81
37
109
44
50
M16
8
66
30
89
36
M16
8
75
31
98
37
65
M16
8
70
30
93
36
M20
8
89
37
117
44
80
M20
8
81
37
109
44
M20
8
93
37
121
44
90
M20
8
85
37
113
44
M22
8
98
38
127
45
100
M20
8
85
37
113
44
M22
8
102
38
131
45
125
M22
8
90
38
119
45
M22
8
110
38
139
45
150
M22
12
94
38
123
45
M24
12
118
42
152
51
200
M22
12
98
38
127
45
M24
12
126
42
160
51
250
M24
12
110
42
144
51
M30×3
12
142
46
180
55
300
M24
16
114
42
148
51
M30×3
16
152
48
190
57
350
M30×3
16
126
46
164
55
M30×3
16
156
48
194
57
400
M30×3
16
138
46
176
55
M36×3
16
174
54
217
62
450
M30×3
20
142
46
180
55
−
−
−
−
−
−
500
M30×3
20
146
46
184
55
−
−
−
−
−
−
550
M36×3
20
158
54
201
62
−
−
−
−
−
−
600
M36×3
24
162
54
205
62
−
−
−
−
−
−
17
B 1217:2018
表A.1−JIS B 2220のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ(続き)
bt
bt
lt
lt
b
l
l
単位 mm
呼び圧力
40K
63K
呼び径
A
ねじの
呼び
本数
l
b
lt
bt
ねじの
呼び
本数
l
b
lt
bt
15
M16
4
70
30
93
36
M16
4
77
31
100
37
20
M16
4
70
30
93
36
M20
4
87
37
115
44
25
M16
4
75
31
98
37
M20
4
91
37
119
44
32
M16
4
79
31
102
37
M20
4
97
37
125
44
40
M20
4
85
37
113
44
M22
4
102
38
131
45
50
M16
8
83
31
106
37
M20
8
105
37
133
44
65
M20
8
97
37
125
44
M22
8
114
38
143
45
80
M20
8
101
37
129
44
M22
8
118
38
147
45
90
M22
8
106
38
135
45
M24
8
126
42
160
51
100
M22
8
110
38
139
45
M24
8
130
42
164
51
125
M24
8
122
42
156
51
M30×3
8
146
46
184
55
150
M30×3
12
134
46
172
55
M30×3
12
156
48
194
57
200
M30×3
12
146
46
184
55
M30×3
12
168
48
206
57
250
M30×3
12
160
48
198
57
M36×3
12
190
54
233
62
300
M36×3
16
174
54
217
62
M36×3
16
208
54
251
62
350
M36×3
16
182
54
225
62
M42×3
16
219
57
265
64
400
M36×3
16
194
54
237
62
M42×3
16
235
57
281
64
18
B 1217:2018
表A.1−JIS B 2220のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ(続き)
表A.1の適用は,次による。
a) 組合せ番号の意味は,表A.2による。
b) 次のような場合には,表の数値に対し必要な修正を行わなければならない。
1) フランジの種類LJを含む組合せの場合は,次による。
1.1) 呼び圧力10K以下でLJとSOP,SOH,SW,TR,WN(代替寸法でないもの)及びIT
との組合せのときは組合せ番号1,LJとBLとの組合せのときは組合せ番号2,LJと
WN(代替寸法のもの)との組合せのときは組合せ番号3に該当する,表のl,b,lt及
びbtの数値にスタブエンドのつばの厚さ(ただし,3 mm以上)を加える。
1.2) 呼び圧力10K薄形及び16K以上では,表のl,b,lt及びbtの数値にスタブエンドのつ
ばの厚さ(ただし,3 mm以上)を加える。
2) ガスケット座がMF又はTGの場合は,表のl,b,lt及びbtの数値に6 mmを加える。
3) 温度が350 ℃を超える用途で,全ねじボルトの両端に重ナットを使用する場合は,表の
ltの数値に表A.3による値を加える。
4) 平座金を使用する場合は,フランジの両側に2枚の平座金を使用するときはその厚さの
合計を,片側に1枚だけ使用するときはその厚さを,表のl,b,lt及びbtの数値に加える。
5) JIS B 2239,JIS B 2240又はJIS B 2241のフランジと組み合わせる場合は,フランジの厚
さ(t)の差を増減して調整する。
表A.2−組合せ番号
組合せ番号
意味
1
フランジの種類SOP,SOH,SW,TR,WN(代替寸法でないもの)及びIT相互
の組合せ(同種類の組合せを含む。)
2
フランジの種類SOP,SOH,SW,TR,WN(代替寸法でないもの)及びITのい
ずれかとBLとの組合せ
3
フランジの種類SOP,SOH,SW,TR,WN(代替寸法でないもの)及びITのい
ずれかとWN(代替寸法のもの)との組合せ
4
フランジの種類BLとWN(代替寸法のもの)との組合せ
5
フランジの種類WN(代替寸法のもの)同種類の組合せ
表A.3−重ナット使用の場合の修正値
単位 mm
ねじの呼び
修正値
M12,M16
3
M20,M22,M24
5
M30×3
9
M36×3
10
M42×3
16
19
B 1217:2018
表A.4−JIS B 2239のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ
bt
bt
lt
lt
b
l
l
単位 mm
呼び圧力
5K
呼び径
A
ねじの
呼び
本数
組合せ記号
A
B
C
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
10
M10
4
44
20
59
24
38
20
53
24
−
−
−
−
15
M10
4
44
20
59
24
38
20
53
24
38
20
53
24
20
M10
4
48
20
63
24
40
20
55
24
40
20
55
24
25
M10
4
48
20
63
24
40
20
55
24
40
20
55
24
32
M12
4
56
24
74
29
48
24
66
29
50
24
68
29
40
M12
4
56
24
74
29
48
24
66
29
50
24
68
29
50
M12
4
56
24
74
29
52
24
70
29
54
24
72
29
65
M12
4
60
24
78
29
52
24
70
29
54
24
72
29
80
M16
4
65
29
88
34
57
29
80
34
59
29
82
34
100
M16
8
69
29
92
34
61
29
84
34
63
29
86
34
125
M16
8
69
29
92
34
61
29
84
34
65
29
88
34
150
M16
8
74
30
97
35
65
29
88
34
69
29
92
34
200
M20
8
83
35
111
43
74
34
102
42
−
−
−
−
250
M20
12
87
35
115
43
79
35
107
43
−
−
−
−
300
M20
12
91
35
119
43
79
35
107
43
−
−
−
−
350
M22
12
96
36
126
44
84
36
114
44
−
−
−
−
400
M22
16
96
36
126
44
84
36
114
44
−
−
−
−
450
M22
16
96
36
126
44
84
36
114
44
−
−
−
−
500
M22
20
100
36
130
44
84
36
114
44
−
−
−
−
550
M24
20
105
41
138
50
93
41
126
50
−
−
−
−
600
M24
20
105
41
138
50
93
41
126
50
−
−
−
−
20
B 1217:2018
表A.4−JIS B 2239のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ(続き)
bt
bt
lt
lt
b
l
l
単位 mm
呼び圧力
5K
呼び径
A
ねじの
呼び
本数
組合せ記号
D
E
F
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
10
M10
4
41
20
56
24
−
−
−
−
−
−
−
−
15
M10
4
41
20
56
24
41
20
56
24
38
20
53
24
20
M10
4
44
20
59
24
44
20
59
24
40
20
55
24
25
M10
4
44
20
59
24
44
20
59
24
40
20
55
24
32
M12
4
52
24
70
29
53
24
71
29
49
24
67
29
40
M12
4
52
24
70
29
53
24
71
29
49
24
67
29
50
M12
4
54
24
72
29
55
24
73
29
53
24
71
29
65
M12
4
56
24
74
29
57
24
75
29
53
24
71
29
80
M16
4
61
29
84
34
62
29
85
34
58
29
81
34
100
M16
8
65
29
88
34
66
29
89
34
62
29
85
34
125
M16
8
65
29
88
34
67
29
90
34
63
29
86
34
150
M16
8
69
29
92
35
71
29
94
35
67
29
90
34
200
M20
8
79
35
107
42
−
−
−
−
−
−
−
−
250
M20
12
83
35
111
43
−
−
−
−
−
−
−
−
300
M20
12
85
35
113
43
−
−
−
−
−
−
−
−
350
M22
12
90
36
120
44
−
−
−
−
−
−
−
−
400
M22
16
90
36
120
44
−
−
−
−
−
−
−
−
450
M22
16
90
36
120
44
−
−
−
−
−
−
−
−
500
M22
20
92
36
122
44
−
−
−
−
−
−
−
−
550
M24
20
99
41
132
50
−
−
−
−
−
−
−
−
600
M24
20
99
41
132
50
−
−
−
−
−
−
−
−
21
B 1217:2018
表A.4−JIS B 2239のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ(続き)
bt
bt
lt
lt
b
l
l
単位 mm
呼び圧力
10K
呼び径
A
ねじの
呼び
本数
組合せ記号
A
B
C
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
10
M12
4
52
24
70
29
48
24
66
29
−
−
−
−
15
M12
4
56
24
74
29
48
24
66
29
48
24
66
29
20
M12
4
60
24
78
29
52
24
70
29
52
24
70
29
25
M16
4
65
29
88
34
57
29
80
34
59
29
82
34
32
M16
4
69
29
92
34
61
29
84
34
65
29
88
34
40
M16
4
69
29
92
34
61
29
84
34
65
29
88
34
50
M16
4
69
29
92
34
61
29
84
34
65
29
88
34
65
M16
4
74
30
97
35
65
29
88
34
69
29
92
34
80
M16
8
74
30
97
35
65
29
88
34
69
29
92
34
100
M16
8
78
30
101
35
65
29
88
34
69
29
92
34
125
M20
8
83
35
111
43
74
34
102
42
79
35
107
43
150
M20
8
87
35
115
43
79
35
107
43
83
35
111
43
200
M20
12
87
35
115
43
79
35
107
43
−
−
−
−
250
M22
12
96
36
126
44
84
36
114
44
−
−
−
−
300
M22
16
100
36
130
44
84
36
114
44
−
−
−
−
350
M22
16
104
36
134
44
88
36
118
44
−
−
−
−
400
M24
16
113
41
146
50
97
41
130
50
−
−
−
−
450
M24
20
117
41
150
50
101
41
134
50
−
−
−
−
500
M24
20
121
41
154
50
101
41
134
50
−
−
−
−
550
M30
20
131
47
170
56
111
47
150
56
−
−
−
−
600
M30
24
135
47
174
56
111
47
150
56
−
−
−
−
650
M30
24
139
47
178
56
115
47
154
56
−
−
−
−
700
M30
24
143
47
182
56
115
47
154
56
−
−
−
−
750
M30
24
147
47
186
56
119
47
158
56
−
−
−
−
800
M30
28
153
49
192
58
119
47
158
56
−
−
−
−
850
M30
28
153
49
192
58
119
47
158
56
−
−
−
−
900
M30
28
157
49
196
58
123
47
162
56
−
−
−
−
1000
M36
28
172
56
219
67
134
54
181
65
−
−
−
−
1100
M36
28
180
56
227
67
138
54
185
65
−
−
−
−
1200
M36
32
188
56
235
67
142
54
189
65
−
−
−
−
1350
M42
36
201
61
253
72
155
59
207
70
−
−
−
−
1500
M42
40
209
61
261
72
159
59
211
70
−
−
−
−
22
B 1217:2018
表A.4−JIS B 2239のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ(続き)
bt
bt
lt
lt
b
l
l
単位 mm
呼び圧力
10K
呼び径
A
ねじの
呼び
本数
組合せ記号
D
E
F
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
10
M12
4
50
24
68
29
−
−
−
−
−
−
−
−
15
M12
4
52
24
70
29
52
24
70
29
48
24
66
29
20
M12
4
56
24
74
29
56
24
74
29
52
24
70
29
25
M16
4
61
29
84
34
62
29
85
34
58
29
81
34
32
M16
4
65
29
88
34
67
29
90
34
63
29
86
34
40
M16
4
65
29
88
34
67
29
90
34
63
29
86
34
50
M16
4
65
29
88
34
67
29
90
34
63
29
86
34
65
M16
4
69
29
92
35
71
29
94
35
67
29
90
34
80
M16
8
69
29
92
35
71
29
94
35
67
29
90
34
100
M16
8
71
29
94
35
73
29
96
35
67
29
90
34
125
M20
8
79
35
107
42
81
35
109
43
77
35
105
42
150
M20
8
83
35
111
43
85
35
113
43
81
35
109
43
200
M20
12
83
35
111
43
−
−
−
−
−
−
−
−
250
M22
12
90
36
120
44
−
−
−
−
−
−
−
−
300
M22
16
92
36
122
44
−
−
−
−
−
−
−
−
350
M22
16
96
36
126
44
−
−
−
−
−
−
−
−
400
M24
16
105
41
138
50
−
−
−
−
−
−
−
−
450
M24
20
109
41
142
50
−
−
−
−
−
−
−
−
500
M24
20
111
41
144
50
−
−
−
−
−
−
−
−
550
M30
20
121
47
160
56
−
−
−
−
−
−
−
−
600
M30
24
123
47
162
56
−
−
−
−
−
−
−
−
650
M30
24
127
47
166
56
−
−
−
−
−
−
−
−
700
M30
24
129
47
168
56
−
−
−
−
−
−
−
−
750
M30
24
133
47
172
56
−
−
−
−
−
−
−
−
800
M30
28
136
48
175
57
−
−
−
−
−
−
−
−
850
M30
28
136
48
175
57
−
−
−
−
−
−
−
−
900
M30
28
140
48
179
57
−
−
−
−
−
−
−
−
1000
M36
28
153
55
200
66
−
−
−
−
−
−
−
−
1100
M36
28
159
55
206
66
−
−
−
−
−
−
−
−
1200
M36
32
165
55
212
66
−
−
−
−
−
−
−
−
1350
M42
36
178
60
230
71
−
−
−
−
−
−
−
−
1500
M42
40
184
60
236
71
−
−
−
−
−
−
−
−
23
B 1217:2018
表A.4−JIS B 2239のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ(続き)
bt
bt
lt
lt
b
l
l
単位 mm
呼び圧力
10K薄形
呼び径
A
ねじの
呼び
本数
組合せ記号
A
B
D
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
10
M10
4
44
20
59
24
38
20
53
24
41
20
56
24
15
M10
4
44
20
59
24
38
20
53
24
41
20
56
24
20
M10
4
48
20
63
24
40
20
55
24
44
20
59
24
25
M12
4
56
24
74
29
48
24
66
29
52
24
70
29
32
M12
4
60
24
78
29
48
24
66
29
54
24
72
29
40
M12
4
60
24
78
29
48
24
66
29
54
24
72
29
50
M12
4
60
24
78
29
52
24
70
29
56
24
74
29
65
M12
4
60
24
78
29
52
24
70
29
56
24
74
29
80
M12
8
60
24
78
29
52
24
70
29
56
24
74
29
100
M12
8
64
24
82
29
56
24
74
29
60
24
78
29
125
M16
8
74
30
97
35
65
29
88
34
69
29
92
35
150
M16
8
74
30
97
35
65
29
88
34
69
29
92
35
200
M16
12
78
30
101
35
69
29
92
34
73
29
96
35
250
M20
12
87
35
115
43
79
35
107
43
83
35
111
43
300
M20
16
91
35
119
43
79
35
107
43
85
35
113
43
350
M20
16
91
35
119
43
83
35
111
43
87
35
115
43
400
M22
16
96
36
126
44
84
36
114
44
90
36
120
44
24
B 1217:2018
表A.4−JIS B 2239のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ(続き)
bt
bt
lt
lt
b
l
l
単位 mm
呼び圧力
16K
呼び径
A
ねじの
呼び
本数
組合せ記号
A1
B
D1
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
10
M12
4
52
24
70
29
48
24
66
29
50
24
68
29
15
M12
4
56
24
74
29
48
24
66
29
52
24
70
29
20
M12
4
60
24
78
29
52
24
70
29
56
24
74
29
25
M16
4
65
29
88
34
57
29
80
34
61
29
84
34
32
M16
4
69
29
92
34
61
29
84
34
65
29
88
34
40
M16
4
69
29
92
34
61
29
84
34
65
29
88
34
50
M16
8
69
29
92
34
61
29
84
34
65
29
88
34
65
M16
8
74
30
97
35
65
29
88
34
69
29
92
35
80
M20
8
83
35
111
43
74
34
102
42
79
35
107
42
100
M20
8
87
35
115
43
79
35
107
43
83
35
111
43
125
M22
8
88
36
118
44
80
36
110
44
84
36
114
44
150
M22
12
92
36
122
44
84
36
114
44
88
36
118
44
200
M22
12
96
36
126
44
88
36
118
44
92
36
122
44
250
M24
12
109
41
142
50
97
41
130
50
103
41
136
50
300
M24
16
113
41
146
50
101
41
134
50
107
41
140
50
350
M30×3
16
121
45
158
53
113
45
150
53
117
45
154
53
400
M30×3
16
129
45
166
53
121
45
158
53
125
45
162
53
450
M30×3
20
137
45
174
53
125
45
162
53
131
45
168
53
500
M30×3
20
145
45
182
53
129
45
166
53
137
45
174
53
550
M36×3
20
160
52
203
61
138
50
181
59
149
51
192
60
600
M36×3
24
168
52
211
61
142
50
185
59
155
51
198
60
25
B 1217:2018
表A.4−JIS B 2239のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ(続き)
bt
bt
lt
lt
b
l
l
単位 mm
呼び圧力
20K
呼び径
A
ねじの
呼び
本数
組合せ記号
A2
B
D2
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
l
b
lt
bt
10
M12
4
56
24
74
29
52
24
70
29
54
24
72
29
15
M12
4
56
24
74
29
52
24
70
29
54
24
72
29
20
M12
4
60
24
78
29
56
24
74
29
58
24
76
29
25
M16
4
69
29
92
34
61
29
84
34
65
29
88
34
32
M16
4
69
29
92
34
65
29
88
34
67
29
90
34
40
M16
4
74
30
97
35
65
29
88
34
69
29
92
35
50
M16
8
74
30
97
35
65
29
88
34
69
29
92
35
65
M16
8
78
30
101
35
69
29
92
34
73
29
96
35
80
M20
8
87
35
115
43
79
35
107
43
83
35
111
43
100
M20
8
91
35
119
43
83
35
111
43
87
35
115
43
125
M22
8
96
36
126
44
88
36
118
44
92
36
122
44
150
M22
12
100
36
130
44
92
36
122
44
96
36
126
44
200
M22
12
104
36
134
44
96
36
126
44
100
36
130
44
250
M24
12
117
41
150
50
109
41
142
50
113
41
146
50
300
M24
16
121
41
154
50
113
41
146
50
117
41
150
50
350
M30×3
16
133
45
170
53
125
45
162
53
129
45
166
53
400
M30×3
16
145
45
182
53
137
45
174
53
141
45
178
53
450
M30×3
20
155
47
192
55
141
45
178
53
148
46
185
54
500
M30×3
20
163
47
200
55
145
45
182
53
154
46
191
54
550
M36×3
20
176
52
219
61
156
52
199
61
166
52
209
61
600
M36×3
24
184
52
227
61
160
52
203
61
172
52
215
61
26
B 1217:2018
表A.4−JIS B 2239のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ(続き)
表A.4の適用は,次による。
a) 組合せ記号の意味は,表A.5による。
b) 次のような場合には,表の数値に対し必要な修正を行わなければならない。
1) 平座金を使用する場合は,フランジの両側に2枚の座金を使用するときはその厚さの合計を,片
側に1枚だけ使用するときはその厚さを,表のl,b,lt及びbtの数値に加える。
2) JIS B 2220,JIS B 2240又はJIS B 2241のフランジと組み合わせる場合は,フランジの厚さ(t)
の差を増減して調整する。
表A.5−組合せ記号
組合せ記号
意味
A
フランジの材料G2及びG3相互の組合せ(同種類の組合せを含む。)
A1
フランジの材料G2,G3及びM1相互の組合せ(同種類の組合せを含む。)
A2
フランジの材料G3及びM1相互の組合せ(同種類の組合せを含む。)
B
フランジの材料D1及びM2相互の組合せ(同種類の組合せを含む。)
C
フランジの材料M1同種類の組合せ
D
フランジの材料G2及びG3のいずれかとD1及びM2のいずれかとの組合せ
D1
フランジの材料G2,G3及びM1のいずれかとD1及びM2のいずれかとの組合
せ
D2
フランジの材料G3及びM1のいずれかとD1及びM2のいずれかとの組合せ
E
フランジの材料G2及びG3のいずれかとM1との組合せ
F
フランジの材料D1及びM2のいずれかとM1との組合せ
27
B 1217:2018
表A.6−JIS B 2240のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ
bt
bt
lt
lt
b
l
l
単位 mm
呼び
圧力
5K
10K
16K
呼び
径
A
ねじ
の
呼び
本数
l
b
lt
bt
ねじ
の
呼び
本数
l
b
lt
bt
ねじ
の
呼び
本数
l
b
lt
bt
10
M10
4
38
20
53
24
M12
4
48
24
66
29
M12
4
48
24
66
29
15
M10
4
38
20
53
24
M12
4
48
24
66
29
M12
4
48
24
66
29
20
M10
4
40
20
55
24
M12
4
52
24
70
29
M12
4
52
24
70
29
25
M10
4
40
20
55
24
M16
4
57
29
80
34
M16
4
57
29
80
34
32
M12
4
48
24
66
29
M16
4
61
29
84
34
M16
4
61
29
84
34
40
M12
4
48
24
66
29
M16
4
61
29
84
34
M16
4
61
29
84
34
50
M12
4
52
24
70
29
M16
4
61
29
84
34
M16
8
61
29
84
34
65
M12
4
52
24
70
29
M16
4
65
29
88
34
M16
8
65
29
88
34
80
M16
4
57
29
80
34
M16
8
65
29
88
34
M20
8
74
34
102
42
100
M16
8
61
29
84
34
M16
8
65
29
88
34
M20
8
79
35
107
43
125
M16
8
61
29
84
34
M20
8
74
34
102
42
M22
8
80
36
110
44
150
M16
8
65
29
88
34
M20
8
79
35
107
43
M22
12
84
36
114
44
200
M20
8
74
34 102
42
M20
12
79
35
107
43
M22
12
88
36
118
44
250
M20
12
79
35 107
43
M22
12
84
36
114
44
M24
12
97
41
130
50
300
M20
12
79
35 107
43
M22
16
84
36
114
44
M24
16 101
41
134
50
350
M22
12
84
36
114
44
M22
16
88
36
118
44
−
−
−
−
−
−
400
M22
16
84
36
114
44
M24
16
97
41
130
50
−
−
−
−
−
−
450
M22
16
84
36
114
44
M24
20 101
41
134
50
−
−
−
−
−
−
500
M22
20
84
36
114
44
M24
20 101
41
134
50
−
−
−
−
−
−
550
M24
20
93
41 126
50
M30
20
111
47
150
56
−
−
−
−
−
−
600
M24
20
93
41 126
50
M30
24
111
47
150
56
−
−
−
−
−
−
次のような場合には,表の数値に対し必要な修正を行わなければならない。
a) 平座金を使用する場合は,フランジの両側に2枚の座金を使用するときはその厚さの合計を,片側に1枚だけ
使用するときはその厚さを,表のl,b,lt及びbtの数値に加える。
b) JIS B 2220,JIS B 2239又はJIS B 2241のフランジと組み合わせる場合は,フランジの厚さ(t)の差を増減し
て調整する。
28
B 1217:2018
表A.7−JIS B 2241のフランジ用ボルトの呼び長さ及びねじ部長さ
bt
bt
lt
lt
b
l
l
単位 mm
呼び
圧力
5K
10K
16K
呼び
径
A
ねじ
の
呼び
本数
l
b
lt
bt
ねじ
の
呼び
本数
l
b
lt
bt
ねじ
の
呼び
本数
l
b
lt
bt
10
M10
4
44
20
59
24
M12
4
54
24
72
29
M12
4
56
24
74
29
15
M10
4
44
20
59
24
M12
4
54
24
72
29
M12
4
56
24
74
29
20
M10
4
44
20
59
24
M12
4
54
24
72
29
M12
4
56
24
74
29
25
M10
4
44
20
59
24
M16
4
65
29
88
34
M16
4
65
29
88
34
32
M12
4
52
24
70
29
M16
4
65
29
88
34
M16
4
65
29
88
34
40
M12
4
52
24
70
29
M16
4
65
29
88
34
M16
4
65
29
88
34
50
M12
4
52
24
70
29
M16
4
65
29
88
34
M16
8
74
30
97
35
65
M12
4
52
24
70
29
M16
4
65
29
88
34
M16
8
74
30
97
35
80
M16
4
61
29
84
34
M16
8
72
30
95
35
M20
8
85
35
113
43
90
M16
4
61
29
84
34
M16
8
72
30
95
35
M20
8
85
35
113
43
100
M16
8
67
29
90
34
M16
8
72
30
95
35
M20
8
85
35
113
43
125
M16
8
67
29
90
34
M20
8
83
35
111
43
M22
8
88
36
118
44
150
M16
8
67
29
90
34
M20
8
83
35
111
43
M22
12
96
36
126
44
200
M20
8
79
35
107
43
M20
12
85
35
113
43
M22
12
96
36
126
44
250
M20
12
83
35
111
43
M22
12
88
36
118
44
M24
12
101
41
134
50
300
M20
12
83
35
111
43
M22
16
90
36
120
44
M24
16
103
41
136
50
350
M22
12
84
36
114
44
M22
16
90
36
120
44 M30×3 16
121
45
158
53
400
M22
16
88
36
118
44
M24
16
97
41
130
50 M30×3 16
121
45
158
53
450
M22
16
88
36
118
44
M24
20
101
41
134
50 M30×3 20
127
45
164
53
500
M22
20
88
36
118
44
M24
20
101
41
134
50 M30×3 20
127
45
164
53
550
M24
20
99
41
132
50
M30
20
119
47
158
56 M36×3 20
144
50
187
59
600
M24
20
99
41
132
50
M30
24
123
47
162
56 M36×3 24
150
50
193
59
次のような場合には,表の数値に対し必要な修正を行わなければならない。
a) 平座金を使用する場合は,フランジの両側に2枚の座金を使用するときはその厚さの合計を,片側に1枚だけ
使用するときはその厚さを,表のl,b,lt及びbtの数値に加える。
b) JIS B 2220,JIS B 2239又はJIS B 2240のフランジと組み合わせる場合は,フランジの厚さ(t)の差を増減し
て調整する。
29
B 1217:2018
附属書B
(参考)
参考文献
JIS B 0143 締結用部品−ねじ部品の寸法の記号及び意味
JIS B 1009 締結用部品−おねじ部品−呼び長さ及びねじ部長さ
JIS B 2205 管フランジの計算基準
JIS B 2206 アルミニウム合金製管フランジの計算基準
JIS B 2251 フランジ継手締付け方法
JIS B 2404 管フランジ用ガスケットの寸法
JIS B 8265 圧力容器の構造−一般事項
JIS B 8266 圧力容器の構造−特定規格
ISO/TR 16224,Technical aspects of nut design
ASME B 16.5,Pipe Flanges and Flanged Fittings