B 1177:2007
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲 ························································································································· 1
2 引用規格 ························································································································· 1
3 種類及び形状・寸法 ·········································································································· 2
4 製品仕様 ························································································································· 3
5 製品の呼び方 ··················································································································· 3
6 表示······························································································································· 3
6.1 製品の表示 ··················································································································· 3
6.2 包装の表示 ··················································································································· 3
附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表 ································································ 13
B 1177:2007
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まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本ねじ研究協会
(JFRI)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出が
あり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これによって,
JIS B 1177:1997は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
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日本工業規格 JIS
B 1177:2007
六角穴付き止めねじ
Hexagon socket set screws
序文
この規格は,2003年に第3版として発行されたISO 4026,ISO 4027,ISO 4028,及びISO 4029を基に,
対応する部分(形状・寸法,製品仕様及び製品の呼び方)については対応国際規格を翻訳し,技術的内容を
変更することなく一体化して作成した日本工業規格であるが,対応国際規格には規定されていない規定項目
(表示)を日本工業規格として追加している。
なお,変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1
適用範囲
この規格は,ねじの呼びがM1.6〜M24のもので,部品等級Aの六角穴付き止めねじ(以下,止めねじと
いう。)について規定する。
なお,この規格で規定する寸法及び製品仕様以外の要求がある場合には,それらの要求事項を,例えばJIS
B 0205-2,JIS B 0209-2,JIS B 1021,JIS B 1053及びJIS B 1054-3から選択するのがよい。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4026:2003,Hexagon socket set screws with flat point
ISO 4027:2003,Hexagon socket set screws with cone point
ISO 4028:2003,Hexagon socket set screws with dog point
ISO 4029:2003,Hexagon socket set screws with cup point(全体評価:MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの引
用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0143 ねじ部品各部の寸法の呼び及び記号
注記 対応国際規格:ISO 225:1983,Fasteners−Bolts,screws,studs and nuts−Symbols and designations
of dimensions (MOD)
JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部:全体系
注記 対応国際規格:ISO 261:1998,ISO general purpose metric screw threads−General plan (IDT)
JIS B 0209-2 一般用メートルねじ−公差−第2部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法−中(はめ
あい区分)
注記 対応国際規格:ISO 965-2:1998,ISO general purpose metric screw threads−Tolerances−Part 2:
Limits of sizes for general purpose external and internal screw threads−Medium quality (IDT)
2
B 1177:2007
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JIS B 0209-3 一般用メートルねじ−公差−第3部:構造体用ねじの寸法許容差
注記 対応国際規格:ISO 965-3:1998,ISO general purpose metric screw threads−Tolerances−Part 3:
Deviations for constructional screw threads (IDT)
JIS B 1010 締結用部品の呼び方
注記 対応国際規格:ISO 8991:1986,Designation system for fasteners (IDT)
JIS B 1016 六角穴のゲージ検査
注記 対応国際規格:ISO 23429:2004,Gauging of hexagon sockets (IDT)
JIS B 1021 締結用部品の公差−第1部:ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット−部品等級A,B及
びC
注記 対応国際規格:ISO 4759-1:2000,Tolerances for fasteners−Part 1: Bolts,screws,studs and nuts−
Product grades A,B and C (IDT)
JIS B 1041 締結用部品−表面欠陥 第1部 一般要求のボルト,ねじ及び植込みボルト
注記 対応国際規格:ISO 6157-1:1988,Fasteners−Surface discontinuities−Part 1: Bolts,screws and studs
for general requirements (IDT)
JIS B 1044 締結用部品−電気めっき
注記 対応国際規格:ISO 4042:1999,Fasteners−Electroplated coatings (IDT)
JIS B 1046 締結用部品−非電解処理による亜鉛フレーク皮膜
注記 対応国際規格:ISO 10683:2000,Fasteners−Non-electrolytically applied zinc flake coatings (IDT)
JIS B 1053 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質−第5部:引張力を受けない止めねじ及び類
似のねじ部品
注記 対応国際規格:ISO 898-5:1998,Mechanical properties of fasteners made of carbon steel and alloy
steel−Part 5: Set screws and similar threaded fasteners not under tensile stresses (IDT)
JIS B 1054-3 耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質−第3部:引張力を受けない止めねじ及び類
似のねじ部品
注記 対応国際規格:ISO 3506-3:1997,Mechanical properties of corrosion-resistant stainless-steel fasteners
−Part 3: Set screws and similar fasteners not under tensile stress (IDT)
JIS B 1057 非鉄金属製ねじ部品の機械的性質
注記 対応国際規格:ISO 8839:1986,Mechanical properties of fasteners−Bolts,screws,studs and nuts
made of non-ferrous metals (MOD)
JIS B 1091 締結用部品−受入検査
注記 対応国際規格:ISO 3269:2000,Fasteners−Acceptance inspection (IDT)
JIS B 1099 締結用部品−ボルト,ねじ,植込みボルト及びナットに対する一般要求事項
注記 対応国際規格:ISO/DIS 8992:2004,Fasteners−General requirements for bolts,screws,studs and
nuts (IDT)
3
種類及び形状・寸法
止めねじの種類は,ねじ先の形状によって平先,とがり先,棒先及びくぼみ先とし,その形状・寸法は,
表1による。
3
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表1−種類及び形状・寸法
種類
形状・寸法
対応国際規格(参考)
平先
図1及び表2
ISO 4026:2003
とがり先
図2及び表3
ISO 4027:2003
棒先
図3及び表4
ISO 4028:2003
くぼみ先
図4及び表5
ISO 4029:2003
なお,図1〜図4で用いている寸法の呼び及び記号は,JIS B 0143による。
4
製品仕様
止めねじの製品仕様は,表6による。
5
製品の呼び方
製品の呼び方は,JIS B 1010による。
例1
ねじの呼びがM6,呼び長さl=12 mm,ねじ先形状が平先,強度区分45Hの六角穴付き鋼止めね
じの場合。
六角穴付き止めねじ−平先−JIS B 1177−ISO 4026−M6×12−45H
例2
ねじの呼びがM6,呼び長さl=12 mm,ねじ先形状がとがり先,強度区分45Hの六角穴付き鋼止
めねじの場合。
六角穴付き止めねじ−とがり先−JIS B 1177−ISO 4027−M6×12−45H
例3
ねじの呼びがM6,呼び長さl=12 mm,ねじ先形状が棒先,強度区分45Hの六角穴付き鋼止めね
じの場合。
六角穴付き止めねじ−棒先−JIS B 1177−ISO 4028−M6×12−45H
例4
ねじの呼びがM6,呼び長さl=12 mm,ねじ先形状がくぼみ先,強度区分45Hの六角穴付き鋼止
めねじの場合。
六角穴付き止めねじ−くぼみ先−JIS B 1177−ISO 4029−M6×12−45H
6
表示
6.1
製品の表示
製品の表示については,特に規定しない。
6.2
包装の表示
包装の外面に次の事項を表示する。
a) 規格番号又は規格名称
b) 種類
c) 部品等級
d) ねじの呼び×呼び長さ
e) 強度区分(JIS B 1053を適用した鋼止めねじの場合),鋼種区分・強度区分(JIS B 1054-3を適用したス
テンレス鋼止めねじの場合)
f)
材料:材料の表示は,JIS B 1053,JIS B 1054-3を適用した場合には,材料の表示については省略しても
よい。ただし,表示することを受渡当事者間の協定で決められた場合には,協定に従う。
なお,材料の表示は,材料の一般名称によるものであってもよい。
g) 数量
4
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h) 製造業者名又はその略号
注a) 呼び長さlが表2に示す階段状の網かけで示したものは,120°の面取りを付ける。
b) 約45°の角度は,おねじの谷の径より下の傾斜部に適用する。
c) 不完全ねじ部u<2P
d) 六角穴の口元には,わずかな丸み又は面取りがあってもよい。
図1−六角穴付き止めねじ−平先
5
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表2−六角穴付き止めねじ−平先の寸法
単位 mm
ねじの呼び(d)
M1.6
M2
M2.5
M3
M4
M5
M6
M8
M10
M12
M16
M20
M24
P a)
0.35
0.4
0.45
0.5
0.7
0.8
1
1.25
1.5
1.75
2
2.5
3
d p
最大
0.80
1.00
1.50
2.00
2.50
3.5
4.0
5.5
7.00
8.50
12.00
15.00
18.00
最小
0.55
0.75
1.25
1.75
2.25
3.2
3.7
5.2
6.64
8.14
11.57
14.57
17.57
d f
ほぼおねじの谷の径
e b),c)
最小
0.809
1.011
1.454 1.733 2.303 2.873 3.443 4.583 5.723 6.863 9.149 11.429 13.716
s c)
呼び
0.7
0.9
1.3
1.5
2
2.5
3
4
5
6
8
10
12
最大
0.724
0.913
1.300
1.58
2.08
2.58
3.08
4.095
5.14
6.14
8.175 10.175 12.212
最小
0.710
0.887
1.275
1.52
2.02
2.52
3.02
4.020
5.02
6.02
8.025 10.025 12.032
t
最小
d)
0.7
0.8
1.2
1.2
1.5
2
2
3
4
4.8
6.4
8
10
e)
1.5
1.7
2
2
2.5
3
3.5
5
6
8
10
12
15
l
(参考)
1 000個当たりの概略質量・単位 kg(密度:7.85 kg/dm3 )
呼び
長さ
最小
最大
2
1.8
2.2
0.021
0.029
2.5
2.3
2.7
0.025
0.037
0.063
3
2.8
3.2
0.029
0.044
0.075
0.1
4
3.76
4.24
0.037
0.059
0.1
0.14
0.22
5
4.76
5.24
0.046
0.074
0.125
0.18
0.3
0.44
6
5.76
6.24
0.054
0.089
0.15
0.22
0.38
0.56
0.76
8
7.71
8.29
0.07
0.119
0.199
0.3
0.54
0.8
1.11
1.89
10
9.71
10.29
0.148
0.249
0.38
0.7
1.04
1.46
2.52
3.78
12
11.65 12.35
0.299
0.46
0.86
1.28
1.81
3.15
4.78
6.8
16
15.65 16.35
0.62
1.18
1.76
2.51
4.41
6.78
9.6
16.3
20
19.58 20.42
1.49
2.24
3.21
5.67
8.76
12.4
21.5
32.3
25
24.58 25.42
2.84
4.09
7.25
11.2
15.9
28
42.6
57
30
29.58 30.42
4.97
8.82
13.7
19.4
34.6
52.9
72
35
34.5
35.5
10.4
16.2
22.9
41.1
63.2
87
40
39.5
40.5
12
18.7
26.4
47.7
73.5
102
45
44.5
45.5
21.2
29.9
54.2
83.8
117
50
49.5
50.5
23.7
33.4
60.7
94.1
132
55
54.4
55.6
36.8
67.3
104
147
60
59.4
60.6
40.3
73.7
115
162
注記 推奨する呼び長さは,太線枠内のものとする。
注a) Pは,ねじのピッチを示す。
b) e最小=1.14 s最小
c) e及びsのゲージ検査は,JIS B 1016による。
d) 網かけを施した呼び長さのねじに適用する。
e) 網かけを施していない呼び長さのねじに適用する。
6
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注a) 呼び長さ l が表3に示す階段状の網かけで示したものは,120°の面取りを付ける。
b) ねじ先の円すい角度γは,おねじの谷の径より小さい直径先端部に適用し,呼び長さlが階
段状の網かけのものは120°,それより長いものは90°とする。
c) 不完全ねじ部u<2P
d) 六角穴の口元には,わずかな丸み又は面取りがあってもよい。
図2−六角穴付き止めねじ−とがり先
7
B 1177:2007
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表3−六角穴付き止めねじ−とがり先の寸法
単位 mm
ねじの呼び(d)
M1.6
M2
M2.5
M3
M4
M5
M6
M8
M10
M12
M16
M20
M24
P a)
0.35
0.4
0.45
0.5
0.7
0.8
1
1.25
1.5
1.75
2
2.5
3
d t
最大
0.4
0.5
0.65
0.75
1
1.25
1.5
2
2.5
3
4
5
6
d f
ほぼおねじの谷の径
e b),c)
最小
0.809
1.011
1.454 1.733 2.303 2.873 3.443 4.583 5.723 6.863 9.149 11.429 13.716
s c)
呼び
0.7
0.9
1.3
1.5
2
2.5
3
4
5
6
8
10
12
最大
0.724
0.913
1.300
1.58
2.08
2.58
3.08
4.095
5.14
6.14
8.175 10.175 12.212
最小
0.710
0.887
1.275
1.52
2.02
2.52
3.02
4.020
5.02
6.02
8.025 10.025 12.032
t
最
小
d)
0.7
0.8
1.2
1.2
1.5
2
2
3
4
4.8
6.4
8
10
e)
1.5
1.7
2
2
2.5
3
3.5
5
6
8
10
12
15
l
(参考)
1 000個当たりの概略質量・単位 kg(密度:7.85 kg/dm3 )
呼び
長さ
最小
最大
2
1.8
2.2
0.021
0.029
2.5
2.3
2.7
0.025
0.037
0.063
3
2.8
3.2
0.029
0.044
0.075
0.09
4
3.76
4.24
0.037
0.059
0.1
0.13
0.18
5
4.76
5.24
0.046
0.074
0.125
0.17
0.26
0.37
6
5.76
6.24
0.054
0.089
0.15
0.21
0.34
0.49
0.69
8
7.71
8.29
0.07
0.119
0.199
0.29
0.5
0.73
1.04
1.72
10
9.71
10.29
0.148
0.249
0.37
0.66
0.97
1.39
2.35
3.41
12
11.65 12.35
0.299
0.45
0.82
1.21
1.74
2.98
4.42
6.1
16
15.65 16.35
0.61
1.14
1.69
2.44
4.24
6.43
8.9
14.9
20
19.58 20.42
1.46
2.17
3.14
5.5
8.44
11.7
20.1
30.4
25
24.58 25.42
2.77
4.02
7.08
10.9
15.3
26.6
40.7
54.2
30
29.58 30.42
4.89
8.65
13.5
18.8
33.1
51
68.7
35
34.5
35.5
10.2
16
22.3
39.6
61.3
83.2
40
39.5
40.5
11.8
18.5
25.8
46.1
71.6
97.7
45
44.5
45.5
21
29.3
52.6
81.9
112
50
49.5
50.5
23.5
32.8
59.1
92.2
127
55
54.4
55.6
36.3
65.6
103
141
60
59.4
60.6
39.8
72.2
113
156
注記 推奨する呼び長さは,太線枠内のものとする。
注a) Pは,ねじのピッチを示す。
b) emin=1.14 smin
c) e及びsのゲージ検査は,JIS B 1016による。
d) 網かけを施した呼び長さのねじに適用する。
e) 網かけを施していない呼び長さのねじに適用する。
8
B 1177:2007
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注a) 呼び長さlが表4に示す階段状の網かけで示したものは,120°の面取りを付ける。
b) 約45°の角度は,おねじの谷の径より下の傾斜部に適用する。
c) 不完全ねじ部u<2P
d) わずかな丸みを施す。
e) 六角穴の口元には,わずかな丸み又は面取りがあってもよい。
図3−六角穴付き止めねじ−棒先
9
B 1177:2007
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表4−六角穴付き止めねじ−棒先の寸法
単位 mm
ねじの呼び(d)
M1.6
M2
M2.5
M3
M4
M5
M6
M8
M10
M12
M16
M20
M24
P a)
0.35
0.4
0.45
0.5
0.7
0.8
1
1.25
1.5
1.75
2
2.5
3
d p
最大
0.80
1.00
1.50
2.00
2.50
3.5
4.0
5.5
7.00
8.50
12.00 15.00 18.00
最小
0.55
0.75
1.25
1.75
2.25
3.2
3.7
5.2
6.64
8.14
11.57 14.57 17.57
d f
ほぼおねじの谷の径
e b),c)
最小
0.809 1.011 1.454 1.733 2.303 2.873 3.443 4.583 5.723 6.863 9.149 11.42
13.71
s c)
呼び
0.7
0.9
1.3
1.5
2
2.5
3
4
5
6
8
10
12
最大
0.724 0.913 1.300
1.58
2.08
2.58
3.08
4.095
5.14
6.14
8.175 10.17
12.21
最小
0.710 0.887 1.275
1.52
2.02
2.52
3.02
4.020
5.02
6.02
8.025 10.02
12.03
t
最
小
d)
0.7
0.8
1.2
1.2
1.5
2
2
3
4
4.8
6.4
8
10
e)
1.5
1.7
2
2
2.5
3
3.5
5
6
8
10
12
15
z
短い
棒先d)
最大
0.65
0.75
0.88
1.00
1.25
1.50
1.75
2.25
2.75
3.25
4.3
5.3
6.3
最小
0.40
0.50
0.63
0.75
1.00
1.25
1.50
2.00
2.50
3.00
4.0
5.0
6.0
長い
棒先e)
最大
1.05
1.25
1.50
1.75
2.25
2.75
3.25
4.3
5.3
6.3
8.36
10.36 12.43
最小
0.80
1.00
1.25
1.50
2.00
2.50
3.00
4.0
5.0
6.0
8.00
10.00 12.00
l
(参考)
1 000個当たりの概略質量・単位 kg(密度:7.85 kg/dm3 )
呼び
長さ
最小
最大
2
1.8
2.2
0.024
2.5
2.3
2.7
0.028 0.046
3
2.8
3.2
0.029 0.053 0.085
4
3.76
4.24
0.037 0.059 0.11
0.12
5
4.76
5.24
0.046 0.074 0.125 0.161 0.239
6
5.76
6.24
0.054 0.089 0.15
0.186 0.319 0.528
8
7.71
8.29
0.07
0.119 0.199 0.266 0.442 0.708 1.07
1.68
10
9.71
10.29
0.148 0.249 0.346 0.602 0.948 1.29
2.31
3.6
12
11.65 12.35
0.299 0.427 0.763 1.19
1.63
2.68
4.78
6.06
16
15.65 16.35
0.586 1.08
1.67
2.31
3.94
6.05
8.94
15
20
19.58 20.42
1.4
2.15
2.99
5.2
8.02
11
20.3
28.3
25
24.58 25.42
2.75
3.84
6.78
10.5
14.6
25.1
38.6
55.4
30
29.58 30.42
4.69
8.35
13
18.2
31.7
45.5
69.9
35
34.5
35.5
9.93
15.5
21.8
38.3
55.8
78.4
40
39.5
40.5
11.5
18
25.4
44.9
66.1
92.9
45
44.5
45.5
20.5
29
51.5
76.4
107
50
49.5
50.5
23
32.6
58.1
86.7
122
55
54.4
55.6
36.2
64.7
97
136
60
59.4
60.6
39.8
71.3
107
151
注記 推奨する呼び長さは,太線枠内のものとする。
注a) Pは,ねじのピッチを示す。
b) emin=1.14 smin
c) e及びsのゲージ検査は,JIS B 1016による。
d) 網かけを施した呼び長さのねじに適用する。
e) 網かけを施していない呼び長さのねじに適用する。
10
B 1177:2007
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
注a) 呼び長さlが表5に示す階段状の網かけで示したものは,120°の面取りを付ける。
b) 約45°の角度は,おねじの谷の径より下の傾斜部に適用する。
c) 不完全ねじ部u<2P
d) 六角穴の口元には,わずかな丸み又は面取りがあってもよい。
図4−六角穴付き止めねじ−くぼみ先
11
B 1177:2007
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表5−六角穴付き止めねじ−くぼみ先の寸法
単位 mm
ねじの呼び(d)
M1.6
M2
M2.5
M3
M4
M5
M6
M8
M10
M12
M16
M20
M24
P a)
0.35
0.4
0.45
0.5
0.7
0.8
1
1.25
1.5
1.75
2
2.5
3
d z
最大
0.80
1.00
1.20
1.40
2.00
2.50
3.00
5.0
6.0
8.00
10.00 14.00 16.00
最小
0.55
0.75
0.95
1.15
1.75
2.25
2.75
4.7
5.7
7.64
9.64
13.57 15.57
d f
ほぼおねじの谷の径
e b),c)
最小
0.809 1.011 1.454 1.733 2.303 2.873 3.443 4.583 5.723 6.863 9.149 11.42
13.71
s c)
呼び
0.7
0.9
1.3
1.5
2
2.5
3
4
5
6
8
10
12
最大
0.724 0.913 1.300
1.58
2.08
2.58
3.08
4.095
5.14
6.14
8.175 10.17
12.21
最小
0.710 0.887 1.275
1.52
2.02
2.52
3.02
4.020
5.02
6.02
8.025 10.02
12.03
t
最
小
d)
0.7
0.8
1.2
1.2
1.5
2
2
3
4
4.8
6.4
8
10
e)
1.5
1.7
2
2
2.5
3
3.5
5
6
8
10
12
15
l
(参考)
1 000個当たりの概略質量・単位 kg(密度:7.85 kg/dm3 )
呼び
長さ 最小 最大
2
1.8
2.2
0.019 0.029
2.5
2.3
2.7
0.025 0.037 0.063
3
2.8
3.2
0.029 0.044 0.075
0.1
4
3.76
4.24
0.037 0.059
0.1
0.14
0.23
5
4.76
5.24
0.046 0.074 0.125
0.18
0.305
0.42
6
5.76
6.24
0.054 0.089
0.15
0.22
0.38
0.54
0.74
8
7.71
8.29
0.07
0.119 0.199
0.3
0.53
0.78
1.09
1.88
10
9.71
10.2
0.148 0.249
0.38
0.68
1.02
1.44
2.51
3.72
12
11.6
12.3
0.299
0.46
0.83
1.26
1.79
3.14
4.73
6.7
16
15.6
16.3
0.62
1.13
1.74
2.49
4.4
6.73
9.5
15.7
20
19.5
20.4
1.4
2.22
3.19
5.66
8.72
12.3
20.9
31.1
25
24.5
25.4
2.82
4.07
7.24
11.2
15.8
27.4
41.4
55.2
30
29.5
30.4
4.94
8.81
13.7
19.3
33.9
51.7
70.3
35
34.5
35.5
10.4
16.2
22.7
40.4
62
85.3
40
39.5
40.5
12
18.7
26.2
46.9
72.3
100
45
44.5
45.5
21.2
29.7
53.3
82.6
115
50
49.5
50.5
23.6
33.2
59.8
92.6
130
55
54.4
55.6
36.6
66.3
103
145
60
59.4
60.6
40.1
72.8
114
160
注記 推奨する呼び長さは,太線枠内のものとする。
注a) Pは,ねじのピッチを示す。
b) emin=1.14 smin
c) e及びsのゲージ検査は,JIS B 1016による。
d) 網かけを施した呼び長さのねじに適用する。
e) 網かけを施していない呼び長さのねじに適用する。
12
B 1177:2007
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表6−六角穴付き止めねじの製品仕様
項目
材料
鋼
ステンレス鋼
非鉄金属
一般要求事項 適用規格
JIS B 1099
ねじ
公差域ク
ラス
6g
適用規格
JIS B 0205-2,JIS B 0209-2,JIS B 0209-3
機械的性質
強度区分 45H
又は受渡当事者間の協定
A1-12H,A2-21H,
A3-21H,A4-21H,
A5-21H
又は受渡当事者間の協定
受渡当事者間の協定
適用規格
JIS B 1053
JIS B 1054-3
JIS B 1057
公差
部品等級
A
適用規格
JIS B 1021
仕上げ
製造された状態
電気めっきの要求がある場合
は,JIS B 1044による。
非電解処理による亜鉛フレー
ク皮膜の要求がある場合は,
JIS B 1046による。
生地の状態
−
生地の状態
電気めっきの要求がある場合
は,JIS B 1044による。
表面欠陥
表面欠陥の限界は,JIS B 1041
による。
−
−
受渡し
受渡検査手順は,JIS B 1091による。
注記 表6は,ISO 4026〜4029:2003のそれぞれの製品仕様に一致している。
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B 1177:2007
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JA
(参考)
JISと対応する国際規格との対比表
JIS B 1177:2007 六角穴付き止めねじ
ISO 4026:2003,Hexagon socket set screws with flat point
ISO 4027:2003,Hexagon socket set screws with cone point
ISO 4028:2003,Hexagon socket set screws with dog point
ISO 4029:2003,Hexagon socket set screws with cup point
(Ⅰ)JISの規定
(Ⅱ)
国際規格
番号
(Ⅲ)国際規格の規定
(Ⅳ)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容
(Ⅴ)JISと国際規格との技
術的差異の理由及び今後
の対策
箇条番号
及び名称
内容
箇条番号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
1 適用範
囲
六角穴付き止めね
じの特性について
規定。
ISO 4026
1 適用範囲 ねじの呼びM1.6〜M24の部品
等級Aの六角穴付き止めねじ
−平先について規定。
追加
規格使用者の利便性を考えて,JIS
は四つの規格を包含して規定。
技術的な差異はない。
ISO 4027
1 適用範囲 ねじの呼びM1.6〜M24の部品
等級Aの六角穴付き止めねじ
−とがり先について規定。
ISO 4028
1 適用範囲 ねじの呼びM1.6〜M24の部品
等級Aの六角穴付き止めねじ
−棒先について規定。
ISO 4029
1 適用範囲 ねじの呼びM1.6〜M24の部品
等級Aの六角穴付き止めねじ
−くぼみ先について規定。
3 種類及
び形状・寸
法
それぞれに規定す
るねじ先形状の種
類及び形状・寸法
を規定。
ISO 4026,
ISO 4027,
ISO 4028,
ISO 4029
3 寸法
追加
JISでは,四つのISO規格で規定
するねじ先形状の平先,とがり先,
棒先及びくぼみ先を種類として規
定。
ISO 4026のTable 1のl =2のmax.
=2.3は間違いで,2.2に修正。
技術的な差異はない。
6 表示
製品の表示及び包
装の表示
−
−
追加
製品の表示及び包装の表示を追
加。
適合性評価のため必要。
ISO規格見直し時に提案を
検討。
1
3
B
1
1
7
7
:
2
0
0
7
14
B 1177:2007
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 4026:2003,ISO 4027:2003,ISO 4028:2003,ISO 4029:2003:MOD
関連する外国規格
ANSI/ASME B 18.3,ASTM F 880,ASTM F 912,DIN 913〜916 (DIN EN ISO 4026〜4029)
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加 ·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD ················· 国際規格を修正している。
1
4
B
1
1
7
7
:
2
0
0
7