B 1176:2014
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 用語及び定義 ··················································································································· 3
4 種類······························································································································· 3
5 形状・寸法,製品仕様,及び製品の呼び方の例 ······································································ 3
6 表示······························································································································ 12
6.1 製品の表示 ·················································································································· 12
6.2 包装の表示 ·················································································································· 13
附属書A(参考)鋼製ボルトの質量 ························································································ 14
附属書JA(参考)公差域クラス5g6gの許容限界寸法 ································································ 16
附属書JB(参考)強度区分12.9 ····························································································· 18
附属書JC(参考)JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 19
B 1176:2014
(2)
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まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本ねじ研究協会
(JFRI)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS B 1176:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
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日本工業規格 JIS
B 1176:2014
六角穴付きボルト
Hexagon socket head cap screws
序文
この規格は,2004年に第4版として発行されたISO 4762及び2010年に第1版として発行されたISO
12474を基に,対応する部分(形状・寸法,製品仕様,及び製品の呼び方の例)については対応国際規格
を翻訳し,技術的内容を変更することなく編集し,一体化して作成した日本工業規格であるが,対応国際
規格には規定されていない規定項目(用語及び定義,表示)を日本工業規格として追加している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所,附属書JA及び附属書JBは,対応国際規格に
はない事項である。変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JCに示す。
1
適用範囲
この規格は,部品等級Aで,ねじの呼びがM1.6からM64までの並目ねじ及びねじの呼びがM8×1か
らM36×3までの細目ねじの六角穴付きボルトの特性について規定する。
鋼製ボルトの概略質量については,附属書Aを参照。
この規格で規定する寸法及び製品仕様以外の要求がある場合には,受渡当事者間の協定によって,例え
ばJIS B 0205-2,JIS B 0209-2,JIS B 1009,JIS B 1021,JIS B 1051,JIS B 1054-1及びJIS B 1057から選
択する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4762:2004,Hexagon socket head cap screws
ISO 12474:2010,Hexagon socket head cap screws with metric fine pitch thread(全体評価:MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2
引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0101 ねじ用語
JIS B 0143 締結用部品−ねじ部品の寸法の記号及び意味
注記 対応国際規格:ISO 225:2010,Fasteners−Bolts, screws, studs and nuts−Symbols and descriptions
of dimensions(IDT)
JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部:全体系
注記 対応国際規格:ISO 261:1998,ISO general purpose metric screw threads−General plan(IDT)
JIS B 0209-2 一般用メートルねじ−公差−第2部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法−中(は
2
B 1176:2014
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めあい区分)
注記 対応国際規格:ISO 965-2:1998,ISO general purpose metric screw threads−Tolerances−Part 2:
Limits of sizes for general purpose external and internal screw threads−Medium quality(IDT)
JIS B 0209-3 一般用メートルねじ−公差−第3部:構造体用ねじの寸法許容差
注記 対応国際規格:ISO 965-3:1998,ISO general purpose metric screw threads−Tolerances−Part 3:
Deviations for constructional screw threads(IDT)
JIS B 1003 締結用部品−メートルねじをもつおねじ部品のねじ先
注記 対応国際規格:ISO 4753:2011,Fasteners−Ends of parts with external ISO metric thread(IDT)
JIS B 1009 おねじ部品−呼び長さ及びボルトのねじ部長さ
注記 対応国際規格:ISO 888:1976,Bolts, screws and studs−Nominal lengths, and thread lengths for
general purpose bolts(MOD)
JIS B 1010 締結用部品の呼び方
JIS B 1016 六角穴のゲージ検査
注記 対応国際規格:ISO 23429:2004,Gauging of hexagon sockets(IDT)
JIS B 1021 締結用部品の公差−第1部:ボルト,ねじ,植込みボルト及びナット−部品等級A,B
及びC
注記 対応国際規格:ISO 4759-1:2000,Tolerances for fasteners−Part 1: Bolts, screws, studs and nuts−
Product grades A, B and C(IDT)
JIS B 1041 締結用部品−表面欠陥 第1部 一般要求のボルト,ねじ及び植込みボルト
注記 対応国際規格:ISO 6157-1:1988,Fasteners−Surface discontinuities−Part 1: Bolts, screws and
studs for general requirements(IDT)
JIS B 1043 締結用部品−表面欠陥 第3部 特殊要求のボルト,ねじ及び植込みボルト
注記 対応国際規格:ISO 6157-3:1988,Fasteners−Surface discontinuities−Part 3: Bolts, screws and
studs for special requirements(IDT)
JIS B 1044 締結用部品−電気めっき
注記 対応国際規格:ISO 4042:1999,Fasteners−Electroplated coatings(IDT)
JIS B 1046 締結用部品−非電解処理による亜鉛フレーク皮膜
注記 対応国際規格:ISO 10683:2000,Fasteners−Non-electrolytically applied zinc flake coatings(IDT)
JIS B 1051 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質−第1部:ボルト,ねじ及び植込みボルト
注記 対応国際規格:ISO 898-1:1999,Mechanical properties of fasteners made of carbon steel and alloy
steel−Part 1: Bolts, screws and studs(IDT)
JIS B 1054-1 耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質−第1部:ボルト,小ねじ及び植込みボル
ト
注記 対応国際規格:ISO 3506-1:2009,Mechanical properties of corrosion-resistant stainless steel
fasteners−Part 1: Bolts, screws and studs(IDT)
JIS B 1057 非鉄金属製ねじ部品の機械的性質
注記 対応国際規格:ISO 8839:1986,Mechanical properties of fasteners−Bolts, screws, studs and nuts
made of non-ferrous metals(MOD)
JIS B 1091 締結用部品−受入検査
注記 対応国際規格:ISO 3269:2000,Fasteners−Acceptance inspection(IDT)
3
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JIS B 1099 締結用部品−ボルト,小ねじ,植込みボルト及びナットに対する一般要求事項
注記 対応国際規格:ISO 8992:2005,Fasteners−General requirements for bolts, screws, studs and nuts
(IDT)
3
用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 0101による。
4
種類
この規格で規定する六角穴付きボルトの種類は,表1による。
表1−六角穴付きボルトの種類
種類
ねじの呼び径dの範囲
対応国際規格(参考)
名称
ねじのピッチ
部品等級
六角穴付きボルト
並目ねじ
A
1.6〜64 mm
ISO 4762
細目ねじ
8〜36 mm
ISO 12474
5
形状・寸法,製品仕様,及び製品の呼び方の例
この規格で規定する六角穴付きボルトの形状・寸法,製品仕様,及び製品の呼び方の例は,表2による。
なお,寸法の記号及び意味は,JIS B 0143による。また,製品の呼び方は,JIS B 1010による。
表2−形状・寸法,製品仕様,及び製品の呼び方の例
種類
形状・寸法
製品仕様
製品の呼び方の例
名称
ねじのピッチ
部品等級
六角穴付きボルト
並目ねじ
A
図1及び表3
表4
表5
細目ねじ
図1及び表6
表7
表8
4
B 1176:2014
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単位 mm
a) 六角穴付きボルト
b) 六角穴の底の形状の一例
c) 頭部頂面及び座面の各部
図1−六角穴付きボルト
首下丸みの最大値 lf, max=1.7 rmax
2
max
,s
max
,a
max
d
d
r
φ
φ
−
=
rminは,表3及び表6による。
5
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単位 mm
d) きり加工による六角穴
注a) ねじ先は,JIS B 1003に規定する面取り先とする。ただし,M4以下は,あら先でもよい。
b) ねじ先の不完全ねじ部長さu≦2P
c) 六角穴の口元には,僅かな丸み又は面取りがあってもよい。
d) dsは,lsの最小値が規定されているものに適用する。
e) 平らな部分に刻印してもよい。
f) 頭部頂面の角部は,丸み又は面取りとし,その選択は製造業者の任意とする。
g) 頭部座面の角部は,dwまでの丸み又は面取りとし,ばり,かえりなどがあってはならない。
h) きり加工の場合,ドリル穴の残りは,六角形の辺の長さ(e/2)の1/3を超えてはならない。
i) dwを測定する位置を示す。
図1−六角穴付きボルト(続き)
6
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表3−六角穴付きボルト(並目ねじ)の寸法
単位 mm
ねじの呼びd
M1.6
M2
M2.5
M3
M4
M5
M6
P a)
0.35
0.4
0.45
0.5
0.7
0.8
1
b b)
参考
15
16
17
18
20
22
24
dk
最大c)
3.00
3.80
4.50
5.50
7.00
8.50
10.00
最大d)
3.14
3.98
4.68
5.68
7.22
8.72
10.22
最小
2.86
3.62
4.32
5.32
6.78
8.28
9.78
da
最大
2
2.6
3.1
3.6
4.7
5.7
6.8
ds
最大
1.60
2.00
2.50
3.00
4.00
5.00
6.00
最小
1.46
1.86
2.36
2.86
3.82
4.82
5.82
e e) f)
最小
1.733
1.733
2.303
2.873
3.443
4.583
5.723
lf
最大
0.34
0.51
0.51
0.51
0.6
0.6
0.68
k
最大
1.60
2.00
2.50
3.00
4.00
5.00
6.0
最小
1.46
1.86
2.36
2.86
3.82
4.82
5.7
r
最小
0.1
0.1
0.1
0.1
0.2
0.2
0.25
s f)
呼び
1.5
1.5
2
2.5
3
4
5
最大
1.58
1.58
2.08
2.58
3.08
4.095
5.14
最小
1.52
1.52
2.02
2.52
3.02
4.020
5.02
t
最小
0.7
1
1.1
1.3
2
2.5
3
v
最大
0.16
0.2
0.25
0.3
0.4
0.5
0.6
dw
最小
2.72
3.48
4.18
5.07
6.53
8.03
9.38
w
最小
0.55
0.55
0.85
1.15
1.4
1.9
2.3
l g)
ls及びlg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
呼び
長さ
最小
最大
最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大
2.5
2.3
2.7
3
2.8
3.2
4
3.76
4.24
5
4.76
5.24
6
5.76
6.24
8
7.71
8.29
10
9.71
10.29
12
11.65
12.35
16
15.65
16.35
20
19.58
20.42
2
4
25
24.58
25.42
5.75
8
4.5
7
30
29.58
30.42
9.5
12
6.5
10
4
8
35
34.5
35.5
11.5
15
9
13
6
11
40
39.5
40.5
16.5
20
14
18
11
16
45
44.5
45.5
19
23
16
21
50
49.5
50.5
24
28
21
26
55
54.4
55.6
26
31
60
59.4
60.6
31
36
65
64.4
65.6
7
B 1176:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表3−六角穴付きボルト(並目ねじ)の寸法(続き)
単位 mm
ねじの呼びd
M8
M10
M12
(M14) h)
M16
M20
M24
P a)
1.25
1.5
1.75
2
2
2.5
3
b b)
参考
28
32
36
40
44
52
60
dk
最大c)
13.00
16.00
18.00
21.00
24.00
30.00
36.00
最大d)
13.27
16.27
18.27
21.33
24.33
30.33
36.39
最小
12.73
15.73
17.73
20.67
23.67
29.67
35.61
da
最大
9.2
11.2
13.7
15.7
17.7
22.4
26.4
ds
最大
8.00
10.00
12.00
14.00
16.00
20.00
24.00
最小
7.78
9.78
11.73
13.73
15.73
19.67
23.67
e e) f)
最小
6.863
9.149
11.429
13.716
15.996
19.437
21.734
lf
最大
1.02
1.02
1.45
1.45
1.45
2.04
2.04
k
最大
8.00
10.00
12.00
14.00
16.00
20.00
24.00
最小
7.64
9.64
11.57
13.57
15.57
19.48
23.48
r
最小
0.4
0.4
0.6
0.6
0.6
0.8
0.8
s f)
呼び
6
8
10
12
14
17
19
最大
6.14
8.175
10.175
12.212
14.212
17.23
19.275
最小
6.02
8.025
10.025
12.032
14.032
17.05
19.065
t
最小
4
5
6
7
8
10
12
v
最大
0.8
1
1.2
1.4
1.6
2
2.4
dw
最小
12.33
15.33
17.23
20.17
23.17
28.87
34.81
w
最小
3.3
4
4.8
5.8
6.8
8.6
10.4
l g)
ls及びlg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
呼び
長さ
最小
最大
最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大
12
11.65
12.35
16
15.65
16.35
20
19.58
20.42
25
24.58
25.42
30
29.58
30.42
35
34.5
35.5
40
39.5
40.5
5.75
12
45
44.5
45.5
10.75
17
5.5
13
50
49.5
50.5
15.75
22
10.5
18
55
54.4
55.6
20.75
27
15.5
23
10.25
19
60
59.4
60.6
25.75
32
20.5
28
15.25
24
10
20
65
64.4
65.6
30.75
37
25.5
33
20.25
29
15
25
11
21
70
69.4
70.6
35.75
42
30.5
38
25.25
34
20
30
16
26
80
79.4
80.6
45.75
52
40.5
48
35.25
44
30
40
26
36
15.5 28
90
89.3
90.7
50.5
58
45.25
54
40
50
36
46
25.5 38
15
30
100
99.3
100.7
60.5
68
55.25
64
50
60
46
56
35.5 48
25
40
110
109.3
110.7
65.25
74
60
70
56
66
45.5 58
35
50
120
119.3
120.7
75.25
84
70
80
66
76
55.5 68
45
60
130
129.2
130.8
80
90
76
86
65.5 78
55
70
140
139.2
140.8
90
100
86
96
75.5 88
65
80
150
149.2
150.8
96
106
85.5 98
75
90
160
159.2
160.8
106
116
95.5 108
85
100
180
179.2
180.8
115.5 128
105
120
200
199.1
200.9
135.5 148
125
140
8
B 1176:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表3−六角穴付きボルト(並目ねじ)の寸法(続き)
単位 mm
ねじの呼びd
M30
M36
M42
M48
M56
M64
P a)
3.5
4
4.5
5
5.5
6
b b)
参考
72
84
96
108
124
140
dk
最大c)
45.00
54.00
63.00
72.00
84.00
96.00
最大d)
45.39
54.46
63.46
72.46
84.54
96.54
最小
44.61
53.54
62.54
71.54
83.46
95.46
da
最大
33.4
39.4
45.6
52.6
63
71
ds
最大
30.00
36.00
42.00
48.00
56.00
64.00
最小
29.67
35.61
41.61
47.61
55.54
63.54
e e) f)
最小
25.154
30.854
36.571
41.131
46.831
52.531
lf
最大
2.89
2.89
3.06
3.91
5.95
5.95
k
最大
30.00
36.00
42.00
48.00
56.00
64.00
最小
29.48
35.38
41.38
47.38
55.26
63.26
r
最小
1
1
1.2
1.6
2
2
s f)
呼び
22
27
32
36
41
46
最大
22.275
27.275
32.33
36.33
41.33
46.33
最小
22.065
27.065
32.08
36.08
41.08
46.08
t
最小
15.5
19
24
28
34
38
v
最大
3
3.6
4.2
4.8
5.6
6.4
dw
最小
43.61
52.54
61.34
70.34
82.26
94.26
w
最小
13.1
15.3
16.3
17.5
19
22
l g)
ls及びlg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
呼び
長さ
最小
最大
最小
最大
最小
最大
最小
最大
最小
最大
最小
最大
最小
最大
45
44.5
45.5
50
49.5
50.5
55
54.4
55.6
60
59.4
60.6
65
64.4
65.6
70
69.4
70.6
80
79.4
80.6
90
89.3
90.7
100
99.3
100.7
110
109.3
110.7
20.5
38
120
119.3
120.7
30.5
48
16
36
130
129.2
130.8
40.5
58
26
46
140
139.2
140.8
50.5
68
36
56
21.5
44
150
149.2
150.8
60.5
78
46
66
31.5
54
160
159.2
160.8
70.5
88
56
76
41.5
64
27
52
180
179.2
180.8
90.5
108
76
96
61.5
84
47
72
28.5
56
200
199.1
200.9
110.5
128
96
116
81.5
104
67
92
48.5
76
30
60
220
219.1
220.9
101.5
124
87
112
68.5
96
50
80
240
239.1
240.9
121.5
144
107
132
88.5
116
70
100
260
259.0
261.0
141.5
164
127
152
108.5
136
90
120
280
279.0
281.0
161.5
184
147
172
128.5
156
110
140
300
299.0
301.0
181.5
204
167
192
148.5
176
130
160
9
B 1176:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表3−六角穴付きボルト(並目ねじ)の寸法(続き)
注a) Pは,ねじのピッチ。
b) 太い階段線の間で網かけのないものに適用する。
c) ローレットがない頭部に適用する。
d) ローレットがある頭部に適用する。
e) eの最小値は,sの最小値の1.14倍である。
f) 六角穴の寸法s及びeのゲージ検査は,JIS B 1016を参照。
g) 一般に流通している呼び長さの範囲は,太い階段線の枠内である。網かけのものは全ねじで,首下部の不完
全ねじ部の長さは3 P以内とする。網かけのないものの数値は,lg及びlsの値を示し,次の式による。
lg, max=lnom−b,ls, min=lg, max−5P
h) ねじの呼びに括弧を付けたものは,なるべく用いない。
表4−六角穴付きボルト(並目ねじ)の製品仕様
材料
鋼
ステンレス鋼
非鉄金属
一般要求事項
適用規格
JIS B 1099
ねじ
公差域
クラス
強度区分12.9は5g6g(表JA.1参照):他の強度区分は6g
適用規格
JIS B 0205-2,JIS B 0209-2,JIS B 0209-3
機械的性質
強度区分 d<3 mm:
受渡当事者間の協定によ
る。
3 mm≦d≦39 mm:
8.8,10.9,12.9
d>39 mm:
受渡当事者間の協定によ
る。
d≦24 mm:
A2-70 a),A3-70,A4-70,
A5-70
24 mm<d≦39 mm:
A2-50 b),A3-50,A4-50,
A5-50
d>39 mm:
受渡当事者間の協定によ
る。
受渡当事者間の協定によ
る。
適用規格
JIS B 1051
JIS B 1054-1
JIS B 1057
公差
部品等級
A
適用規格
JIS B 1021
仕上げ
製造された状態
電気めっきの要求がある場
合は,JIS B 1044による。
非電解処理による亜鉛フレ
ーク皮膜の要求がある場合
は,JIS B 1046による。
製造された状態
製造された状態
電気めっきの要求がある場
合は,JIS B 1044による。
表面欠陥
表面欠陥の限界は,JIS B
1041による。ただし,強度
区分12.9の場合は,JIS B
1043による。
−
−
受入検査
受入検査手順は,JIS B 1091による。
注a) 棒材から削り出しで造られる呼び径d=12 mm以下のステンレス鋼ボルトは,A1-70としてもよいが,製品の
表示は,その鋼種区分・強度区分に沿って行う。
b) 棒材から削り出しで造られるステンレス鋼ボルトはA1-50としてもよいが,製品の表示は,その鋼種区分・
強度区分に沿って行う。
10
B 1176:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表5−製品の呼び方の例
例
製品
ねじの呼びがM5,呼び長さl=20 mm,強度区分12.9の六角穴付きボルトの場合
呼び方
六角穴付きボルト−JIS B 1176−ISO 4762−M5×20−12.9
注記 図1及び表3〜表5は,ISO 4762に一致している。
表6−六角穴付きボルト(細目ねじ)の寸法
単位 mm
ねじの呼び
d×P a)
M8×1
M10×1 M12×1.5
−
M16×1.5 M20×1.5 M24×2
M30×2
M36×3
−
(M10×
1.25) h)
(M12×
1.25) h)
(M14×
1.5) h)
−
(M20×2)
h)
−
−
−
b b)
参考
28
32
36
40
44
52
60
72
84
da
最大
9.2
11.2
13.7
15.7
17.7
22.4
26.4
33.4
39.4
dk
最大c)
13.00
16.00
18.00
21.00
24.00
30.00
36.00
45.00
54.00
最大d)
13.27
16.27
18.27
21.33
24.33
30.33
36.39
45.39
54.46
最小
12.73
15.73
17.73
20.67
23.67
29.67
35.61
44.61
53.54
ds
最大
8.00
10.00
12.00
14.00
16.00
20.00
24.00
30.00
36.00
最小
7.78
9.78
11.73
13.73
15.73
19.67
23.67
29.67
35.61
dw
最小
12.33
15.33
17.23
20.17
23.17
28.87
34.81
43.61
52.54
e e) f)
最小
6.863
9.149
11.429
13.716
15.996
19.437
21.734
25.154
30.854
lf
最大
1.02
1.02
1.45
1.45
1.45
2.04
2.04
2.89
2.89
k
最大
8.00
10.00
12.00
14.00
16.00
20.00
24.00
30.00
36.00
最小
7.64
9.64
11.57
13.57
15.57
19.48
23.48
29.48
35.38
r
最小
0.4
0.4
0.6
0.6
0.6
0.8
0.8
1
1
s f)
呼び
6
8
10
12
14
17
19
22
27
最大
6.14
8.175
10.175
12.212
14.212
17.23
19.275
22.275
27.275
最小
6.02
8.025
10.025
12.032
14.032
17.05
19.065
22.065
27.065
t
最小
4
5
6
7
8
10
12
15.5
19
v
最大
0.8
1
1.2
1.4
1.6
2
2.4
3
3.6
w
最小
3.3
4
4.8
5.8
6.8
8.6
10.4
13.1
15.3
11
B 1176:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表6−六角穴付きボルト(細目ねじ)の寸法(続き)
単位 mm
ねじの呼び
d×P a)
M8×1
M10×1 M12×1.5
−
M16×1.5 M20×1.5 M24×2
M30×2
M36×3
−
(M10×
1.25) h)
(M12×
1.25) h)
(M14×
1.5) h)
−
(M20×2)
h)
−
−
−
l g)
ls及びlg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
ls
lg
呼び
長さ
最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大
12
11.65 12.35
16
15.65 16.35
20
19.58 20.42
25
24.58 25.42
30
29.58 30.42
35
34.5
35.5
40
39.5
40.5
5.7512
45
44.5
45.5 10.7517
5.5 13
50
49.5
50.5 15.7522 10.5 18
55
54.4
55.6 20.7527 15.5 23 10.25 19
60
59.4
60.6 25.7532 20.5 28 15.25 24
10
20
65
64.4
65.6 30.7537 25.5 33 20.25 29
15
25
11
21
70
69.4
70.6 35.7542 30.5 38 25.25 34
20
30
16
26
80
79.4
80.6 45.7552 40.5 48 35.25 44
30
40
26
36 15.5
28
90
89.3
90.7
50.5 58 45.25 54
40
50
36
46 25.5
38
15
30
100
99.3 100.7
60.5 68 55.25 64
50
60
46
56 35.5
48
25
40
110 109.3 110.7
65.2574
60
70
56
66 45.5
58
35
50 20.5
38
120 119.3 120.7
75.2584
70
80
66
76 55.5
68
45
60 30.5
48 16
36
130 129.2 130.8
80
90
76
86 65.5
78
55
70 40.5
58 26
46
140 139.2 140.8
90 100
86
96 75.5
88
65
80 50.5
68 36
56
150 149.2 150.8
96 106 85.5
98
75
90 60.5
78 46
66
160 159.2 160.8
106 116 95.5108
85 100 70.5
88 56
76
180 179.2 180.8
115.5 128 105 120 90.5108 76
96
200 199.1 200.9
135.5 148 125 140 110.5128 96 116
注a) Pは,ねじのピッチ。
b) 破線より下の長さのものに適用する。
c) ローレットがない頭部に適用する。
d) ローレットがある頭部に適用する。
e) eの最小値は,sの最小値の1.14倍である。
f) 六角穴の寸法s及びeのゲージ検査は,JIS B 1016を参照。
g) 一般に流通している呼び長さの範囲は,太い階段線の枠内である。破線の上のものは全ねじで,首下部の不
完全ねじ部の長さは,3P(Pは,並目ねじのピッチを適用)以内とする。破線の下の数値は,ls及びlgの値を
示し,次の式による。
lg, max=lnom−b,ls, min=lg, max−5P(P,並目ねじのピッチを適用)
h) ねじの呼びに括弧を付けたものは,なるべく用いない。
12
B 1176:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表7−六角穴付きボルト(細目ねじ)の製品仕様
材料
鋼
ステンレス鋼
非鉄金属
一般要求事項 適用規格
JIS B 1099
ねじ
公差域
クラス
強度区分12.9及び12.9(附属書JB参照)は5g6g(表JA.2参照):他の強度区分は6g
適用規格
JIS B 0205-2,JIS B 0209-2,JIS B 0209-3
機械的性質
強度区分
8 mm≦d≦36 mm:
8.8,10.9,12.9,
12.9(附属書JB参照)
d<24 mm:
A2-70 a),A3-70,A4-70,
A5-70
24 mm≦d≦36 mm:
A2-50 b),A3-50,A4-50,
A5-50
受渡当事者間の協定によ
る。
適用規格
JIS B 1051
JIS B 1054-1
JIS B 1057
公差
部品等級
A
適用規格
JIS B 1021
仕上げ
製造された状態
電気めっきの要求がある場
合は,JIS B 1044による。
非電解処理による亜鉛フレ
ーク皮膜の要求がある場合
は,JIS B 1046による。
製造された状態
製造された状態
電気めっきの要求がある場
合は,JIS B 1044による。
表面欠陥
表面欠陥の限界は,JIS B
1041による。ただし,強度
区分12.9及び12.9(附属書
JB参照)の場合は,JIS B
1043による。
−
−
受入検査
受入検査手順は,JIS B 1091による。
注a) 棒材から削り出しで造られる呼び径d=12 mm以下のステンレス鋼ボルトは,A1-70としてもよいが,製品の
表示は,その鋼種区分・強度区分に沿って行う。
b) 棒材から削り出しで造られるステンレス鋼ボルトは,A1-50としてもよいが,製品の表示は,その鋼種区分・
強度区分に沿って行う。
表8−製品の呼び方の例
例
製品
ねじの呼びがM12×1.5,呼び長さl=80 mm,強度区分12.9の六角穴付きボルトの場合
呼び方
六角穴付きボルト−JIS B 1176−ISO 12474−M12×1.5×80−12.9
注記 図1及び表6〜表8は,ISO 12474に一致している。
6
表示
6.1
製品の表示
この規格の全ての要求事項に適合した製品の表示は,次による。
a) 鋼ボルトに対する製品の表示は,JIS B 1051の9.3(製品の表示)による。
b) ステンレス鋼ボルトに対する製品の表示は,JIS B 1054-1の4.2(表示)による。
c) 非鉄金属ボルトに対する製品の表示は,JIS B 1057の9.1(製品表示)による。
13
B 1176:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
6.2
包装の表示
この規格の全ての要求事項に適合した製品の包装の外面の表示は,次による。
a) 規格番号又は規格名称
b) 部品等級
c) ねじの呼び×呼び長さ
d) ねじの公差域クラス
e) 強度区分(JIS B 1051を適用した鋼ボルトの場合),鋼種区分・強度区分(JIS B 1054-1を適用したス
テンレス鋼ボルトの場合),又は材質区分(JIS B 1057を適用した非鉄金属ボルトの場合)
f)
材料1)
g) 数量
h) 指定事項(ねじ部の長さが指定された場合は,“ねじの呼び×呼び長さ”の後に括弧を付けて示す。)
i)
製造業者名又はその略号
注1) 材料の表示は,機械的性質が受渡当事者間の協定で決められた場合(JIS B 1051,JIS B 1054-1
及びJIS B 1057を適用した場合は除く。)について行う。その他のボルトについては省略しても
よい。
なお,材料の表示は,材料の一般名称によるものであってもよい。
14
B 1176:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書A
(参考)
鋼製ボルトの質量
表A.1に,一般に流通している表3及び表6の呼び長さの鋼製ボルトの概略質量を,参考として示す。
表A.1−鋼製ボルトの概略質量
ねじの
呼び
M1.6
M2
M2.5
M3
M4
M5
M6
M8
M10
M12
(M14)
M16
M20
−
M8×1 M10×
1
M12×
1.5
−
M16×
1.5
M20×
1.5
−
M10×
1.25
M12×
1.25
M14×
1.5
−
M20×
2
呼び長さ
l
mm
1 000個当たりの概略質量(参考)
kg(ρ=7.85 kg/dm3)
2.5
0.085
3
0.090
0.155
4
0.100
0.175
0.345
5
0.110
0.195
0.375
0.67
6
0.120
0.215
0.405
0.71
1.50
8
0.140
0.255
0.465
0.80
1.65
2.45
10
0.160
0.295
0.525
0.88
1.80
2.70
4.70
12
0.180
0.355
0.585
0.96
1.95
2.95
5.07
10.9
16
0.220
0.415
0.705
1.16
2.25
3.45
5.75
12.1
20.9
20
0.495
0.825
1.36
2.65
4.01
6.53
13.4
22.9
32.1
25
0.975
1.61
3.15
4.78
7.59
15.0
25.4
35.7
48.0
71.3
30
1.86
3.65
5.55
8.30
16.9
27.9
39.3
53.0
77.8
128
35
4.15
6.32
9.91
18.9
30.4
42.9
58.0
84.4
139
40
4.65
7.09
11.0
20.9
32.9
46.5
63.0
91.0
150
45
7.86
12.1
22.9
36.1
50.1
68.0
97.6
161
50
8.63
13.2
24.9
39.3
54.5
73.0
106
172
55
14.3
26.9
42.5
58.9
78.0
114
183
60
15.4
28.9
45.7
63.4
84.0
122
194
65
31.0
48.9
67.8
90.0
130
205
70
33.0
52.1
71.3
96.0
138
216
80
37.0
58.5
80.2
108
154
241
90
64.9
89.1
120
170
266
100
71.2
98.0
132
186
291
110
107
144
202
316
120
116
156
218
341
130
168
234
366
140
180
250
391
150
266
416
160
282
441
180
491
200
541
15
B 1176:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表A.1−鋼製ボルトの概略質量(続き)
ねじの呼び
M24
M30
M36
M42
M48
M56
M64
M24×2 M30×2 M36×3
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
呼び長さ
l
mm
1 000個当たりの概略質量(参考)
kg(ρ=7.85 kg/dm3)
35
40
270
45
285
500
50
300
527
55
316
554
870
60
330
581
910
1 370
65
345
608
950
1 420
70
363
635
990
1 470
2 040
80
399
690
1 070
1 580
2 180
3 340
90
435
745
1 150
1 680
2 320
3 530
5 220
100
471
800
1 230
1 790
2 460
3 720
5 470
110
507
855
1 310
1 890
2 600
3 920
5 730
120
543
910
1 390
2 000
2 740
4 110
5 980
130
579
965
1 470
2 100
2 880
4 300
6 230
140
615
1 020
1 550
2 210
3 020
4 490
6 490
150
651
1 080
1 630
2 320
3 160
4 680
6 740
160
687
1 130
1 710
2 420
3 300
4 880
6 900
180
759
1 240
1 870
2 640
3 590
5 270
7 250
200
831
1 350
2 030
2 860
3 870
5 650
7 750
220
903
1 460
2 190
3 080
4 150
6 040
8 250
240
975
1 570
2 250
3 300
4 430
6 420
8 750
260
1 680
2 410
3 520
4 710
6 810
9 260
280
1 790
2 570
3 740
4 990
7 200
9 760
300
1 900
2 730
3 960
5 270
7 580
10 300
16
B 1176:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JA
(参考)
公差域クラス5g6gの許容限界寸法
JIS B 0205-4及びJIS B 0209-3に基づいて計算した,ねじの有効径及び外径に対する公差域クラス5g6g
の許容限界寸法を,参考として表JA.1及び表JA.2に示す。
表JA.1−並目ねじの公差域クラス5g6gの許容限界寸法
単位 mm
ねじの
呼び
ピッチ
P
有効径
外径
d2, max
d2, min
dmax
dmin
M1.6
0.35
1.354
1.304
1.581
1.496
M2
0.4
1.721
1.668
1.981
1.886
M2.5
0.45
2.188
2.132
2.480
2.380
M3
0.5
2.655
2.595
2.980
2.874
M4
0.7
3.523
3.452
3.978
3.838
M5
0.8
4.456
4.381
4.976
4.826
M6
1
5.324
5.234
5.974
5.794
M8
1.25
7.160
7.065
7.972
7.760
M10
1.5
8.994
8.888
9.968
9.732
M12
1.75
10.829 10.711
11.966 11.701
M14
2
12.663 12.538
13.962 13.682
M16
2
14.663 14.538
15.962 15.682
M20
2.5
18.334 18.202
19.958 19.623
M24
3
22.003 21.843
23.952 23.577
M30
3.5
27.674 27.504
29.947 29.522
M36
4
33.342 33.162
35.940 35.465
M42
4.5
39.014 38.824
41.937 41.437
M48
5
44.681 44.481
47.929 47.399
M56
5.5
52.353 52.141
55.925 55.365
M64
6
60.023 59.799
63.920 63.320
注記 有効径は5g,外径は6gの値を示している。
17
B 1176:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表JA.2−細目ねじの公差域クラス5g6gの許容限界寸法
単位 mm
ねじの
呼び
ピッチ
P
有効径
外径
d2, max
d2, min
dmax
dmin
M8
1
7.324
7.234
7.974
7.794
M10
1
9.324
9.234
9.974
9.794
M10
1.25
9.160
9.065
9.972
9.760
M12
1.25
11.160 11.054 11.972 11.760
M12
1.5
10.994 10.882 11.968 11.732
M14
1.5
12.994 12.882 13.968 13.732
M16
1.5
14.994 14.882 15.968 15.732
M20
1.5
18.994 18.882 19.968 19.732
M20
2
18.663 18.538 19.962 19.682
M24
2
22.663 22.531 23.962 23.682
M30
2
28.663 28.531 29.962 29.682
M36
3
34.003 33.843 35.952 35.577
注記 有効径は5g,外径は6gの値を示している。
18
B 1176:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JB
(参考)
強度区分12.9
表JB.1に,おねじ部品の強度区分12.9に対する鋼材の化学成分の限界及び最低焼戻し温度を,参考と
して示す。
表JB.1−鋼材の化学成分及び焼戻し温度(ISO 898-1から抜粋)
強度区分
材料及び熱処理
化学成分(溶鋼分析値,%)
焼戻し温度
℃
C
P
S
B
最小
最大
最大
最大
最大
最低
12.9
添加物(例えば,B,Mn,Cr,Mo)入り炭素鋼
焼入焼戻し
0.28
0.50
0.025
0.025
0.003
380
参考文献
[1] JIS B 0205-4 一般用メートルねじ−第4部:基準寸法
[2] ISO 898-1:2009,Mechanical properties of fasteners made of carbon steel and alloy steel−Part 1: Bolts, screws
and studs with specified property classes−Coarse thread and fine pitch thread
19
B 1176:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
附属書JC
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS B 1176:2014 六角穴付きボルト
ISO 4762:2004 Hexagon socket head cap screws
ISO 12474:2010 Hexagon socket head cap screws with metric fine pitch thread
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番
号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
1 適用範
囲
六角穴付きボルト
の特性について規
定。
ISO 4762
1
ねじの呼びM1.6〜M64の
並目ねじ,部品等級Aの
六角穴付きボルトについ
て規定。
変更
規格使用者の利便性を考えて
JISは,二つのISO規格を包含
して規定。
技術的な差異はない。
ISO 12474
1
ねじの呼びM8〜M36の
細目ねじ,部品等級Aの
六角穴付きボルトについ
て規定。
2 引用規
格
3 用語及
び定義
用語及び定義の引
用規格を規定。
−
−
追加
JIS B 0101を引用。
用語の適合性のために必要。
4 種類
六角穴付きボルト
の並目ねじ及び細
目ねじを種類とし
て規定。
−
−
変更
JISは,二つのISO規格で規定
する並目ねじ及び細目ねじの
六角穴付きボルトを種類とし
て規定。
技術的な差異はない。
5 形状・寸
法,製品仕
様,及び製
品の呼び
方の例
種類,形状・寸法,
製品仕様,及び呼び
方の例を規定。
ISO 4762
ISO 12474
3〜5
JISとほぼ同じ。
追加
製品の呼び方にJISを追加。
技術的な差異はない。
6 表示
製品の表示及び包
装の表示を規定。
−
−
追加
製品の表示及び包装の表示を
追加。
適合性評価のために必要。
4
B
1
1
7
6
:
2
0
1
4
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
20
B 1176:2014
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
(I)JISの規定
(II)
国際規格
番号
(III)国際規格の規定
(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容
(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策
箇条番号
及び題名
内容
箇条番
号
内容
箇条ごと
の評価
技術的差異の内容
附属書A
(参考)鋼
製ボルト
の質量
製品のボルトの概
略質量
ISO 4762
ISO 12474
附属書
A
JISに同じ。
一致
−
附属書JA
(参考)公
差域クラ
ス5g6gの
許容限界
寸法
5g6gの許容限界寸
法を記載。
−
−
追加
ISO規格にはないが,JISでは
JIS B 0205-4及びJIS B 0209-3
に基づいて5g6gの許容限界寸
法を記載。
規格使用者の利便性を考えて,附
属書として示したもので,技術的
な差異はない。
附属書JB
(参考)
強度区分
12.9
強度区分12.9の最
低焼戻し温度等を
記載。
−
−
追加
強度区分12.9の規定がJISに
はなく,ISO規格から引用。
技術的な差異はない。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価:(ISO 4762:2004,ISO 12474:2010,MOD)
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致……………… 技術的差異がない。
− 追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD…………… 国際規格を修正している。
4
B
1
1
7
6
:
2
0
1
4
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き、本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。