JISB1101:2017 すりわり付き小ねじ

B 1101：2017

（1）

ページ

序文 ··································································································································· 1

1 適用範囲························································································································· 1

2 引用規格························································································································· 1

3 用語及び定義 ··················································································································· 3

4 種類······························································································································· 3

5 形状・寸法，製品仕様及び製品の呼び方 ··············································································· 3

6 表示······························································································································· 3

6.1 製品の表示 ··················································································································· 3

6.2 包装の表示 ··················································································································· 3

附属書JA（規定）ISO 1207，ISO 1580，ISO 2009及びISO 2010によらないすりわり付き小ねじ ······· 13

附属書JB（参考）JISと対応国際規格との対比表 ······································································ 27

B 1101：2017

（2）

まえがき

この規格は，工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき，日本ねじ研究協会

（JFRI）及び一般財団法人日本規格協会（JSA）から，工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきと

の申出があり，日本工業標準調査会の審議を経て，経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって，JIS B 1101:2006は改正され，この規格に置き換えられた。

この規格は，著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が，特許権，出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は，このような特許権，出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について，責任はもたない。

日本工業規格 JIS

B 1101：2017

すりわり付き小ねじ

Slotted head screws

序文

この規格は，2011年に第3版として発行されたISO 1207及びISO 1580並びに2011年に第4版として

発行されたISO 2009及びISO 2010を基とし，対応する部分（形状及び寸法，製品仕様及び製品の呼び方）

についてはこれを編集し，技術的内容を変更することなく一体化して作成した日本工業規格であるが，対

応国際規格には規定されていない規定項目を日本工業規格として追加している。

なお，この規格で点線の下線を施してある箇所は，対応国際規格にはない事項である。変更の一覧表に

その説明を付けて，附属書JBに示す。

また，我が国における生産・使用の実態を反映するため，ISO規格にはない次の附属書を示す。

附属書JA ISO 1207，ISO 1580，ISO 2009及びISO 2010によらないすりわり付き小ねじ

適用範囲

この規格は，すりわり付き小ねじの特性について規定する。

この規格で規定する寸法及び製品仕様以外の要求がある場合には，受渡当事者間の協定によって，例え

ば，JIS B 0205-2，JIS B 0209-3，JIS B 1009，JIS B 1051及びJIS B 1054-1から選択できる。

なお，ISO 1207，ISO 1580，ISO 2009及びISO 2010によらないすりわり付き小ねじは，附属書JAによ

る。

注記この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を，次に示す。

ISO 1207:2011，Slotted cheese head screws−Product grade A

ISO 1580:2011，Slotted pan head screws−Product grade A

ISO 2009:2011，Slotted countersunk flat head screws−Product grade A

ISO 2010:2011，Slotted raised countersunk head screws−Product grade A（全体評価：MOD）

なお，対応の程度を表す記号“MOD”は，ISO/IEC Guide 21-1に基づき，“修正している”

ことを示す。

引用規格

次に掲げる規格は，この規格に引用されることによって，この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は，その最新版（追補を含む。）を適用する。

JIS B 0101 ねじ用語

JIS B 0143 締結用部品−ねじ部品の寸法の記号及び意味

注記対応国際規格：ISO 225:2010，Fasteners−Bolts, screws, studs and nuts−Symbols and descriptions

of dimensions（IDT）

B 1101：2017

JIS B 0205-2 一般用メートルねじ−第2部：全体系

注記対応国際規格：ISO 261:1998，ISO general purpose metric screw threads−General plan（IDT）

JIS B 0205-3 一般用メートルねじ−第3部：ねじ部品用に選択したサイズ

JIS B 0209-2 一般用メートルねじ−公差−第2部：一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法−中（は

めあい区分）

注記対応国際規格：ISO 965-2:1998，ISO general purpose metric screw threads−Tolerances−Part 2:

Limits of sizes for general purpose external and internal screw threads−Medium quality（IDT）

JIS B 0209-3 一般用メートルねじ−公差−第3部：構造体用ねじの寸法許容差

注記対応国際規格：ISO 965-3:1998，ISO general purpose metric screw threads−Tolerances−Part 3:

Deviations for constructional screw threads（IDT）

JIS B 1003 締結用部品−メートルねじをもつおねじ部品のねじ先

注記対応国際規格：ISO 4753:2011，Fasteners−Ends of parts with external ISO metric thread（IDT）

JIS B 1009 締結用部品−おねじ部品−呼び長さ及びねじ部長さ

JIS B 1013 皿頭ねじ−頭部の形状及びゲージによる検査

注記対応国際規格：ISO 7721:1983，Countersunk head screws−Head configuration and gauging（IDT）

JIS B 1021 締結用部品の公差−第1部：ボルト，ねじ，植込みボルト及びナット−部品等級A，B

及びC

注記対応国際規格：ISO 4759-1:2000，Tolerances for fasteners−Part 1: Bolts, screws, studs and nuts−

Product grades A, B and C（IDT）

JIS B 1041 締結用部品−表面欠陥第1部一般要求のボルト，ねじ及び植込みボルト

注記対応国際規格：ISO 6157-1:1988，Fasteners−Surface discontinuities−Part 1: Bolts, screws and

studs for general requirements（IDT）

JIS B 1044 締結用部品−電気めっき

注記対応国際規格：ISO 4042:1999，Fasteners−Electroplated coatings（IDT）

JIS B 1046 締結用部品−非電解処理による亜鉛フレーク皮膜

注記対応国際規格：ISO 10683:2000，Fasteners−Non-electrolytically applied zinc flake coatings（IDT）

JIS B 1047 耐食ステンレス鋼製締結用部品の不動態化

注記対応国際規格：ISO 16048:2003，Passivation of corrosion-resistant stainless-steel fasteners（IDT）

JIS B 1051 炭素鋼及び合金鋼製締結用部品の機械的性質−強度区分を規定したボルト，小ねじ及び

植込みボルト−並目ねじ及び細目ねじ

注記対応国際規格：ISO 898-1:2013，Mechanical properties of fasteners made of carbon steel and alloy

steel−Part 1: Bolts, screws and studs with specified property classes−Coarse thread and fine pitch

thread（IDT）

JIS B 1054-1 耐食ステンレス鋼製締結用部品の機械的性質−第1部：ボルト，小ねじ及び植込みボル

ト

注記対応国際規格：ISO 3506-1:2009，Mechanical properties of corrosion-resistant stainless steel

fasteners−Part 1: Bolts, screws and studs（IDT）

JIS B 1057 非鉄金属製ねじ部品の機械的性質

注記対応国際規格：ISO 8839:1986，Mechanical properties of fasteners−Bolts, screws, studs and nuts

made of non-ferrous metals（MOD）

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JIS B 1071 締結用部品−精度測定方法

JIS B 1091 締結用部品−受入検査

注記対応国際規格：ISO 3269:2000，Fasteners−Acceptance inspection（IDT）

JIS B 1099 締結用部品−ボルト，小ねじ，植込みボルト及びナットに対する一般要求事項

注記対応国際規格：ISO 8992:2005，Fasteners−General requirements for bolts, screws, studs and nuts

（IDT）

JIS G 4315 冷間圧造用ステンレス鋼線

JIS H 3260 銅及び銅合金の線

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は，JIS B 0101による。

種類

すりわり付き小ねじの種類は，頭部の形状によって，表1のとおり区分する。

表1−すりわり付き小ねじの種類

種類

ねじの呼びの範囲

対応国際規格（参考）

すりわり付きチーズ小ねじ

M1.6〜M10

ISO 1207

すりわり付きなべ小ねじ

ISO 1580

すりわり付き皿小ねじ

ISO 2009

すりわり付き丸皿小ねじ

ISO 2010

形状・寸法，製品仕様及び製品の呼び方

すりわり付き小ねじの形状・寸法，製品仕様及び製品の呼び方は，表2による。

表2−すりわり付き小ねじの形状・寸法，製品仕様及び製品の呼び方

種類

形状・寸法

製品仕様

製品の呼び方（例）

すりわり付きチーズ小ねじ

図1及び表3

表4

表5

すりわり付きなべ小ねじ

図2及び表6

表7

すりわり付き皿小ねじ

図3及び表8

表9

すりわり付き丸皿小ねじ

図4及び表10

表11

− 形状・寸法の記号は，JIS B 0143による。
注記製品の呼び方は，JIS B 1010参照。

表示

6.1

製品の表示

すりわり付き小ねじの製品に対する表示は，通常，施さない。

6.2

包装の表示

この規格の全ての要求事項に適合した製品の包装には，外面に次の事項を表示する。

a) 規格名称又は規格番号（“規格本体”であることを明示する。）

b) 種類

B 1101：2017

c) ねじの呼び×呼び長さ

d) 機械的性質（強度区分，鋼種区分−強度区分又は材料区分の記号）

e) 材料（強度区分，鋼種区分−強度区分又は材料区分の記号を表示した場合には，省略してもよい。）

数量

g) 指定事項（必要がある場合，例えば表面処理の指定。）

h) 製造業者名又はその略号（略号には，なるべく登録商標を用いる。）

製造ロット番号（製造業者独自のバーコードなどによる表示でもよい。）

− 円筒部の径は，ほぼねじの有効径又はねじの外径とする。ただし，ねじの外径を超えてはならない。
注a) かど部は，平らでも丸みでもよい。

b) ねじ先は，JIS B 1003によるあら先（RL）とする。

図1−すりわり付きチーズ小ねじ

B 1101：2017

表3−すりわり付きチーズ小ねじの形状・寸法

単位 mm

ねじの呼び d

M1.6

M2.5

(M3.5)a)

M10

P b)

0.35

0.4

0.45

0.5

0.6

0.7

0.8

1.25

1.5

最大

0.7

0.8

0.9

1.0

1.2

1.4

1.6

2.0

2.5

3.0

最小

最大

2.0

2.6

3.1

3.6

4.1

4.7

5.7

6.8

9.2

11.2

呼び＝最大

3.00

3.80

4.50

5.50

6.00

7.00

8.50

10.00

13.00

16.00

最小

2.86

3.62

4.32

5.32

5.82

6.78

8.28

9.78

12.73

15.73

呼び＝最大

1.10

1.40

1.80

2.00

2.40

2.60

3.30

3.9

5.0

6.0

最小

0.96

1.26

1.66

1.86

2.26

2.46

3.12

3.6

4.7

5.7

呼び

0.4

0.5

0.6

0.8

1.2

1.6

2.5

最大

0.60

0.70

0.80

1.00

1.20

1.51

1.91

2.31

2.81

最小

0.46

0.56

0.66

0.86

1.06

1.26

1.66

2.06

2.56

最小

0.10

0.20

0.25

0.40

最小

0.45

0.60

0.70

0.85

1.00

1.10

1.30

1.60

2.00

2.40

最小

0.40

0.50

0.70

0.75

1.00

1.10

1.30

1.60

2.00

2.40

最大

0.90

1.00

1.10

1.25

1.50

1.75

2.00

2.50

3.20

3.80

l c)

（参考）1 000個当たりの概略質量，kg（密度：7.85 kg/dm3）

呼び長さa)

最小

最大

1.80

2.20

0.07

2.80

3.20

0.082

0.16

0.272

3.76

4.24

0.094

0.179

0.302

0.515

4.76

5.24

0.105

0.198

0.332

0.56

0.786

1.09

5.76

6.24

0.117

0.217

0.362

0.604

0.845

1.17

2.06

7.71

8.29

0.14

0.254

0.422

0.692

0.966

1.33

2.3

3.56

9.71

10.29

0.163

0.291

0.482

0.78

1.08

1.47

2.55

3.92

7.85

11.65

12.35

0.186

0.329

0.542

0.868

1.2

1.63

2.8

4.27

8.49

14.6

(14)

13.65

14.35

0.209

0.365

0.602

0.956

1.32

1.79

3.05

4.62

9.13

15.6

15.65

16.35

0.232

0.402

0.662

1.04

1.44

1.95

3.3

4.98

9.77

16.6

19.58

20.42

0.478

0.782

1.22

1.68

2.25

3.78

5.69

18.6

24.58

25.42

0.932

1.44

1.98

2.64

4.4

6.56

12.6

21.1

29.58

30.42

1.66

2.28

3.02

5.02

7.45

14.2

23.6

34.50

35.50

2.57

3.41

5.62

8.25

15.8

26.1

39.50

40.50

3.8

6.25

9.2

17.4

28.6

44.50

45.50

6.88

18.9

31.1

49.50

50.50

7.5

10.9

20.6

33.6

(55)

54.05

55.95

11.8

22.1

36.1

59.05

60.95

12.7

23.7

38.6

(65)

64.05

65.95

25.2

41.1

69.05

70.95

26.8

43.6

(75)

74.05

75.95

28.3

46.1

79.05

80.95

29.8

48.6

− ねじの呼びに対して推奨する呼び長さは，太い階段線の枠内とする。
注a) ねじの呼び及び呼び長さに括弧を付けたものは，なるべく用いない。

b) Pは，ねじのピッチ。

c) 破線の位置より短い呼び長さのものは，全ねじとする。この場合，b＝l−aとする。

B 1101：2017

表4−すりわり付き小ねじの製品仕様

材料

鋼

ステンレス鋼

非鉄金属

一般要求事項

適用規格

JIS B 1099

ねじ

公差域クラス

適用規格

JIS B 0205-3，JIS B 0209-2

機械的性質a)

強度区分

4.8，5.8

−

鋼種区分−強度区分

−

A2-50，A2-70

−

材料区分

−

受渡当事者間の協定b)

適用規格

JIS B 1051

JIS B 1054-1

JIS B 1057

公差

部品等級

適用規格

JIS B 1021

仕上げ−皮膜

表面処理なし

電気めっきの要求があ
る場合は，JIS B 1044
による。
非電解処理による亜鉛
フレーク皮膜の要求が
ある場合は，JIS B 1046
による。

不動態化処理の方法
は，JIS B 1047を参照。

電気めっきの要求があ
る場合は，JIS B 1044に
よる。

付加的な要求又は他の仕上げ及び皮膜については，受渡当事者間の協定によ
る。

表面状態

表面欠陥の限界は，JIS
B 1041による。

−

受入検査

受入検査手順は，JIS B 1091による。

注a) ねじり試験を行った場合，小ねじは軸部又はねじ部で破断し，頭部と軸部との移行域で破断してはならない。

b) JIS B 1057で規定する材料区分の中のいずれかを，受渡当事者間で協定するのがよい。

表5−すりわり付きチーズ小ねじの製品の呼び方の例

例

製品

ねじの呼びM5，呼び長さl＝20 mm，強度区分が4.8のすりわり付きチーズ小ねじの場合

呼び方

すりわり付きチーズ小ねじ−JIS B 1101−ISO 1207−M5×20−4.8

− 円筒部の径は，ほぼねじの有効径又はねじの外径とする。ただし，ねじの外径を超えてはならない。
注a) ねじ先は，JIS B 1003によるあら先（RL）とする。

図2−すりわり付きなべ小ねじ

B 1101：2017

表6−すりわり付きなべ小ねじの形状・寸法

単位 mm

ねじの呼び d

M1.6

M2.5

(M3.5)a)

M10

P b)

0.35

0.4

0.45

0.5

0.6

0.7

0.8

1.25

1.5

最大

0.7

0.8

0.9

1.0

1.2

1.4

1.6

2.0

2.5

3.0

最小

最大

2.0

2.6

3.1

3.6

4.1

4.7

5.7

6.8

9.2

11.2

呼び＝最大

3.20

4.00

5.00

5.60

7.00

8.00

9.50

12.00

16.00

20.00

最小

2.90

3.70

4.70

5.30

6.64

7.64

9.14

11.57

15.57

19.48

呼び＝最大

1.00

1.30

1.50

1.80

2.10

2.40

3.00

3.6

4.8

6.0

最小

0.86

1.16

1.36

1.66

1.96

2.26

2.86

3.3

4.5

5.7

呼び

0.4

0.5

0.6

0.8

1.2

1.6

2.5

最大

0.60

0.70

0.80

1.00

1.20

1.51

1.91

2.31

2.81

最小

0.46

0.56

0.66

0.86

1.06

1.26

1.66

2.06

2.56

最小

0.10

0.20

0.25

0.40

参考

0.5

0.6

0.8

0.9

1.2

1.5

1.8

2.4

最小

0.35

0.50

0.60

0.70

0.80

1.00

1.20

1.40

1.90

2.40

最小

0.30

0.40

0.50

0.70

0.80

1.00

1.20

1.40

1.90

2.40

最大

0.90

1.00

1.10

1.25

1.50

1.75

2.00

2.50

3.20

3.80

l c)

（参考）1 000個当たりの概略質量，kg（密度：7.85 kg/dm3）

呼び長さa)

最小

最大

1.80

2.20

0.075

2.5

2.30

2.70

0.081

0.152

2.80

3.20

0.087

0.161

0.281

3.76

4.24

0.099

0.180

0.311

0.463

4.76

5.24

0.110

0.198

0.341

0.507

0.825

1.16

5.76

6.24

0.122

0.217

0.371

0.551

0.885

1.24

2.12

7.71

8.29

0.145

0.254

0.431

0.639

1.00

1.39

2.37

4.02

9.71

10.29

0.168

0.292

0.491

0.727

1.12

1.55

2.61

4.37

9.38

11.65

12.35

0.192

0.329

0.551

0.816

1.24

1.70

2.86

4.72

10.0

18.2

(14)

13.65

14.35

0.215

0.366

0.611

0.904

1.36

1.86

3.11

5.10

10.6

19.2

15.65

16.35

0.238

0.404

0.671

0.992

1.48

2.01

3.36

5.45

11.2

20.2

19.58

20.42

0.478

0.792

1.17

1.72

2.32

3.85

6.14

12.6

22.2

24.58

25.42

0.942

1.39

2.02

2.71

4.47

7.01

14.1

24.7

29.58

30.42

1.61

2.32

3.10

5.09

7.90

15.7

27.2

34.50

35.50

2.62

3.48

5.71

8.78

17.3

29.7

39.50

40.50

3.87

6.32

9.66

18.9

32.2

44.50

45.50

6.94

10.5

20.5

34.7

49.50

50.50

7.56

11.4

22.1

37.2

(55)

54.05

55.95

12.3

23.7

39.7

59.05

60.95

13.2

25.3

42.2

(65)

64.05

65.95

26.9

44.7

69.05

70.95

28.5

47.2

(75)

74.05

75.95

30.1

49.7

79.05

80.95

31.7

52.2

− ねじの呼びに対して推奨する呼び長さは，太い階段線の枠内とする。
注a) ねじの呼び及び呼び長さに括弧を付けたものは，なるべく用いない。

b) Pは，ねじのピッチ。

c) 破線の位置より短い呼び長さのものは，全ねじとする。この場合，b＝l−aとする。

B 1101：2017

表7−すりわり付きなべ小ねじの製品の呼び方の例

例

製品

ねじの呼びM5，呼び長さl＝20 mm，強度区分が4.8のすりわり付きなべ小ねじの場合

呼び方

すりわり付きなべ小ねじ−JIS B 1101−ISO 1580−M5×20−4.8

注a) かど部は，平らでも丸みでもよい。

b) ねじ先は，JIS B 1003によるあら先（RL）とする。

図3−すりわり付き皿小ねじ

B 1101：2017

表8−すりわり付き皿小ねじの形状・寸法

単位 mm

ねじの呼び d

M1.6

M2.5

(M3.5)a)

M10

P b)

0.35

0.4

0.45

0.5

0.6

0.7

0.8

1.25

1.5

最大

0.7

0.8

0.9

1.0

1.2

1.4

1.6

2.0

2.5

3.0

最小 25

dk c)

理論寸法の最大

3.6

4.4

5.5

6.3

8.2

9.4

10.4

12.6

17.3

20.0

実寸法呼び＝最大

3.0

3.8

4.7

5.5

7.30

8.40

9.30

11.30

15.80

18.30

最小

2.7

3.5

4.4

5.2

6.94

8.04

8.94

10.87

15.37

17.78

k c)

呼び＝最大

1.2

1.5

1.65

2.35

2.7

3.3

4.65

呼び

0.4

0.5

0.6

0.8

1.2

1.6

2.5

最大

0.60

0.70

0.80

1.00

1.20

1.51

1.91

2.31

2.81

最小

0.46

0.56

0.66

0.86

1.06

1.26

1.66

2.06

2.56

最大

0.4

0.5

0.6

0.8

0.9

1.3

1.5

2.5

最大

0.50

0.6

0.75

0.85

1.2

1.3

1.4

1.6

2.3

2.6

最小

0.32

0.4

0.50

0.60

0.9

1.0

1.1

1.2

1.8

2.0

最大

0.9

1.1

1.25

1.5

1.75

2.5

3.2

3.8

l a), d)

（参考）1 000個当たりの概略質量，kg（密度：7.85 kg/dm3）

呼び長さ

最小

最大

2.5

2.30

2.70

0.053

2.80

3.20

0.058

0.101

3.76

4.24

0.069

0.119

0.206

4.76

5.24

0.081

0.137

0.236

0.335

5.76

6.24

0.093

0.152

0.266

0.379

0.633

0.903

7.71

8.29

0.116

0.193

0.326

0.467

0.753

1.06

1.48

2.38

9.71

10.29

0.139

0.231

0.386

0.555

0.873

1.22

1.72

2.73

5.68

11.65

12.35

0.162

0.268

0.446

0.643

0.933

1.37

1.96

3.08

6.32

9.54

(14)

13.65

14.35

0.185

0.306

0.507

0.731

1.11

1.53

2.2

3.43

6.96

10.6

15.65

16.35

0.208

0.343

0.567

0.82

1.23

1.68

2.44

3.78

7.6

11.6

19.58

20.42

0.417

0.687

0.996

1.47

2.92

4.48

8.88

13.6

24.58

25.42

0.838

1.22

1.77

2.39

3.52

5.36

10.5

16.1

29.58

30.42

1.44

2.07

2.78

4.12

6.23

12.1

18.7

34.50

35.50

2.37

3.17

4.72

7.11

13.7

21.2

39.50

40.50

3.56

5.32

7.98

15.3

23.7

44.50

45.50

5.92

8.86

16.9

26.2

49.50

50.50

6.52

9.73

18.5

28.8

(55)

54.05

55.95

10.6

20.1

31.3

59.05

60.95

11.5

21.7

33.8

(65)

64.05

65.95

23.3

36.3

69.05

70.95

24.9

38.9

(75)

74.05

75.95

26.5

41.4

79.05

80.95

28.1

43.9

− ねじの呼びに対して推奨する呼び長さは，太い階段線の枠内とする。
注a) ねじの呼び及び呼び長さに括弧を付けたものは，なるべく用いない。

b) Pは，ねじのピッチ。

c) JIS B 1013を参照。

d) 破線の位置より短い呼び長さのものは，全ねじとする。この場合，b＝l−(k＋a) とする。

B 1101：2017

表9−すりわり付き皿小ねじの製品の呼び方の例

例

製品

ねじの呼びM5，呼び長さl＝20 mm，強度区分が4.8のすりわり付き皿小ねじの場合

呼び方

すりわり付き皿小ねじ−JIS B 1101−ISO 2009−M5×20−4.8

注a) かど部は，平らでも丸みでもよい。

b) ねじ先は，JIS B 1003によるあら先（RL）とする。

図4−すりわり付き丸皿小ねじ

B 1101：2017

表10−すりわり付き丸皿小ねじの形状・寸法

単位 mm

ねじの呼び d

M1.6

M2.5

(M3.5)a)

M10

P b)

0.35

0.4

0.45

0.5

0.6

0.7

0.8

1.25

1.5

最大

0.7

0.8

0.9

1.0

1.2

1.4

1.6

2.0

2.5

3.0

最小 25

dk c)

理論寸法の最大

3.6

4.4

5.5

6.3

8.2

9.4

10.4

12.6

17.3

20.0

実寸法呼び＝最大

3.0

3.8

4.7

5.5

7.30

8.40

9.30

11.30

15.80

18.30

最小

2.7

3.5

4.4

5.2

6.94

8.04

8.94

10.87

15.37

17.78

約

0.4

0.5

0.6

0.7

0.8

1.2

1.4

2.3

k c)

呼び＝最大

1.2

1.5

1.65

2.35

2.7

3.3

4.65

呼び

0.4

0.5

0.6

0.8

1.2

1.6

2.5

最大

0.60

0.70

0.80

1.00

1.20

1.51

1.91

2.31

2.81

最小

0.46

0.56

0.66

0.86

1.06

1.26

1.66

2.06

2.56

最大

0.4

0.5

0.6

0.8

0.9

1.3

1.5

2.5

約

8.5

9.5

16.5

19.5

最大

0.80

1.0

1.2

1.45

1.7

1.9

2.4

2.8

3.7

4.4

最小

0.64

0.8

1.0

1.20

1.4

1.6

2.0

2.4

3.2

3.8

最大

0.9

1.1

1.25

1.5

1.75

2.5

3.2

3.8

l a), d)

（参考）1 000個当たりの概略質量，kg（密度：7.85 kg/dm3）

呼び長さ

最小

最大

2.5

2.30

2.70

0.062

2.80

3.20

0.067

0.119

3.76

4.24

0.078

0.138

0.242

4.76

5.24

0.09

0.156

0.272

0.395

5.76

6.24

0.102

0.175

0.302

0.439

0.729

1.07

7.71

8.29

0.125

0.212

0.362

0.527

0.849

1.23

1.73

2.79

9.71

10.29

0.145

0.249

0.422

0.615

0.969

1.39

1.97

3.14

6.89

11.65

12.35

0.165

0.287

0.482

0.703

1.09

1.54

2.21

3.49

7.53

11.4

(14)

13.65

14.35

0.185

0.325

0.543

0.791

1.21

1.7

2.45

3.84

8.17

12.5

15.65

16.35

0.205

0.362

0.603

0.879

1.33

1.85

2.69

4.19

8.81

13.5

19.58

20.42

0.436

0.723

1.06

1.57

2.17

3.17

4.89

10.1

15.5

24.58

25.42

0.874

1.28

1.87

2.56

3.77

5.77

11.7

18.0

29.58

30.42

1.5

2.17

2.95

4.37

6.64

13.3

20.6

34.50

35.50

2.47

3.34

4.97

7.52

14.9

23.1

39.50

40.50

3.73

5.57

8.39

16.5

25.6

44.50

45.50

6.16

9.27

18.1

28.1

49.50

50.50

6.76

10.1

19.7

30.7

(55)

54.05

55.95

11.0

21.3

33.2

59.05

60.95

11.9

22.9

35.7

(65)

64.05

65.95

24.5

38.2

69.05

70.95

26.1

40.8

(75)

74.05

75.95

27.7

43.3

79.05

80.95

29.3

45.8

− ねじの呼びに対して推奨する呼び長さは，太い階段線の枠内とする。
注a) ねじの呼び及び呼び長さに括弧を付けたものは，なるべく用いない。

b) Pは，ねじのピッチ。

c) JIS B 1013を参照。

d) 破線の位置より短い呼び長さのものは，全ねじとする。この場合，b＝l−(k＋a) とする。

B 1101：2017

表11−すりわり付き丸皿小ねじの製品の呼び方の例

例

製品

ねじの呼びM5，呼び長さl＝20 mm，強度区分が4.8のすりわり付き丸皿小ねじの場合

呼び方

すりわり付き丸皿小ねじ−JIS B 1101−ISO 2010−M5×20−4.8

B 1101：2017

附属書JA

（規定）

ISO 1207，ISO 1580，ISO 2009及びISO 2010によらない

すりわり付き小ねじ

JA.1 一般

この附属書は，ISO 1207，ISO 1580，ISO 2009及びISO 2010によらないすりわり付き小ねじの特性に

ついて規定する。

注記1 この附属書で規定するすりわり付きなべ小ねじ，すりわり付き皿小ねじ及びすりわり付き丸

皿小ねじは，それぞれISO 1580，ISO 2009及びISO 2010に規定するものとは異なり，将来

廃止するので新規設計の機器，部位などには使用しないほうがよい。ただし，ねじの呼び

M1〜M1.4は除く。

注記2 この附属書で規定する鋼製，ステンレス鋼製及び黄銅製のすりわり付きねじは，以下，それ

ぞれ“鋼小ねじ”，“ステンレス小ねじ”及び“黄銅小ねじ”といい，それらを総称する場合

は，単に“小ねじ”という。

JA.2 種類

小ねじの種類は，表JA.1による。

表JA.1−すりわり付き小ねじの種類

小ねじの種類

ねじの呼びの範囲

すりわり付きなべ小ねじ

M1〜M8

すりわり付き皿小ねじ

すりわり付き丸皿小ねじ

すりわり付きトラス小ねじ

M2〜M8

すりわり付きバインド小ねじ

すりわり付き丸小ねじ

Ml〜M8

すりわり付き平小ねじ

すりわり付き丸平小ねじ

JA.3 形状・寸法

小ねじの形状・寸法は，表JA.2による。ただし，小ねじの呼び長さ（l）及びねじ部長さ（b）は，表JA.11

による。

B 1101：2017

表JA.2−小ねじの形状・寸法

小ねじの種類

形状・寸法

すりわり付きなべ小ねじ

表JA.3

すりわり付き皿小ねじ

表JA.4

すりわり付き丸皿小ねじ

表JA.5

すりわり付きトラス小ねじ

表JA.6

すりわり付きバインド小ねじ

表JA.7

すりわり付き丸小ねじ

表JA.8

すりわり付き平小ねじ

表JA.9

すりわり付き丸平小ねじ

表JA.10

JA.4 ねじ

小ねじのねじは，表JA.14による。

表JA.14−小ねじのねじ

ねじの呼びの範囲

ねじ

ねじの公差域クラス

M1〜M1.4

JIS B 0205-3の並目ねじ

JIS B 0209-2の6h

M1.6〜M10

JIS B 0209-2の6g

なお，めっきを施したねじの最大許容寸法は，JIS B 0209-3による4hの最大許容寸法とする。

JA.5 材料及び機械的性質

小ねじの材料及び機械的性質は，表JA.15による。ただし，ねじの呼びM1.4以下の鋼小ねじに対する

材料及び機械的性質は，受渡当事者間の協定による。

表JA.15−小ねじの材料及び機械的性質

区分

材料

機械的性質

鋼小ねじ

JIS B 1051の箇条6（材料）

JIS B 1051の箇条7（機械的及び物理的
性質）の強度区分4.8 a), b)

ステンレス小ねじc)

JIS B 1054-1の箇条5（化学成分）

JIS B 1054-1の箇条6（機械的性質）

JIS G 4315

受渡当事者間の協定

黄銅小ねじ

JIS H 3260のC 2700 W

受渡当事者間の協定

注a) フルサイズおねじ部品の破断伸びAfは，適用しない。

b) 保証荷重応力Spは，受渡当事者間の協定によって，適用しなくてもよい。

c) 特に支障のない限り，JIS B 1054-1の材料及び機械的性質を適用するのがよい。

JA.6 表面状態

小ねじの表面は，滑らかで，使用上有害な割れ，きず，かえり，ばり，さびなどの欠陥があってはなら

ない。

なお，M5以上の小ねじの表面欠陥に対する許容限界は，特に指定がない限り，JIS B 1041によるのがよ

い。

B 1101：2017

JA.7 表面処理

小ねじに，めっき，その他の表面処理を施す場合は，注文者が指定する。

なお，電気めっきを施す場合はJIS B 1044，非電解処理による亜鉛フレーク皮膜を施す場合にはJIS B

1046による。

JA.8 検査

JA.8.1 形状・寸法検査

小ねじの形状・寸法検査は，JIS B 1071の各部の測定方法又はそれに代わる方法によって行い，JA.3に

適合しなければならない。

JA.8.2 ねじ検査

ねじ検査は，JIS B 1071の測定方法又はこれに代わる方法によって行い，JA.4に適合しなければならな

い。

なお，めっきを施したねじに対する通りねじリングゲージは，4h用のものを用いる。

JA.8.3 機械的性質検査

鋼小ねじの機械的性質検査は，表JA.16によって行い，表JA.15に適合しなければならない。

表JA.16−鋼小ねじの機械的性質の試験項目及び試験方法

区分

試験項目及び試験方法

鋼小ねじ

JIS B 1051の箇条8（試験方法の適用）及び箇条9（試験方法）

ステンレス小ねじ

JIS B 1054-1の箇条7（試験）

JIS G 4315のステンレス鋼線材を用いる場合は，受渡当事者間の協定

黄銅小ねじ

受渡当事者間の協定

− 皿小ねじ及び丸皿小ねじの引張試験は，90°皿穴に入れて行う。
− 受渡し時における機械的性質の検査は，受渡当事者間の協定によって試験成績表を確認するなどの方法

によって試験の一部を省略することができる。

JA.8.4 表面状態検査

小ねじの表面状態の検査は，目視によって行い，JA.6に適合しなければならない。

JA.8.5 受入検査

受入検査手順は，特に指定がない限り，JIS B 1091による。

JA.9 製品の呼び方

小ねじの呼び方は，規格番号，種類，ねじの呼び（d）×呼び長さ（l），機械的性質の強度区分又は鋼種

区分−強度区分の記号，材料及び指定事項による。ただし，JIS B 1051及びJIS B 1054-1を適用したもの

は材料を省略してもよい。

− 規格番号，規格番号の後に“（附属書）”を付ける。

− 規格番号は，特に必要がなければ省略してもよい。ただし，規格番号を省略した場合には，種類の後

に“（附属書）”を付ける。

− 指定事項は，表面処理，ねじ先の形状などを必要に応じて示す。

さらに，ねじ部長さ（b）を指定によって表JA.11に示す値以外の値にした場合は，lの後に括弧を付け

てbの値を付け加える。

B 1101：2017

例

区分

規格番号又は

規格名称

種類

d×l（b）

機械的

性質

材料

指定
事項

鋼小ねじの場合 JIS B 1101（附属書）すりわり付き皿小ねじ

−M5×25

−4.8

−A2K a)

ステンレス小ね
じの場合

JIS B 1101（附属書）すりわり付きなべ小ねじ −M6×50（40） −A2-50

すりわり付きなべ小ねじ

（附属書）

−M6×50（40）

−XM-7

黄銅小ねじの場
合

すりわり付き皿小ねじ

（附属書）

−M2×10

−C2700W −平先

注a) A2Kは，JIS B 1044の附属書E（ねじ部品の電気めっきのための呼び方コード，システムA）の記号によ

る。

JA.10 表示

JA.10.1 製品の表示

すりわり付き小ねじの製品に対する表示は，通常，施さない。

JA.10.2 包装の表示

この規格の全ての要求事項に適合した製品の包装には，外面に次の事項を表示する。

a) 規格名称又は規格番号（規格の“附属書”であることを明示する。）

b) 種類

c) ねじの呼び×呼び長さ（ねじ部長さを指定した場合には，呼び長さの後に括弧を付けてその値を示す。）

d) 機械的性質（強度区分，鋼種区分−強度区分の記号）

e) 材料（強度区分，鋼種区分-強度区分の記号を表示した場合には，省略してもよい。）

数量

g) 指定事項（必要がある場合，例えば，ねじ先の指定，表面処理の指定。）

h) 製造業者名又はその略号（略号には，なるべく登録商標を用いる。）

製造ロット番号（製造業者独自のバーコードなどによる表示でもよい。）

B 1101：2017

表JA.3−なべ小ねじの形状・寸法

単位 mm

ねじの呼び

ピッチ

（P）

rf1

rf2

E a) F a)

基準
寸法

許容

差

基準
寸法

許容

差

約

約基準

寸法

許容

差

基準
寸法

許容

差

最小最大最大最大最大

0.25

−0.3

0.65 ±0.1

0.3 0.32 ＋0.1

0.3 ±0.05 0.1

1.4

0.1

0.05

2°

M1.2

0.25

2.3

0.8

3.5

0.4 0.32

0.4

0.1

1.6

0.1

0.05

(M1.4)

0.3

2.6

−0.4

0.9

3.7

0.5 0.32

0.5 ±0.1

0.1

1.8

0.15 0.1

M1.6

0.35

0.5 0.4

＋0.15

0.55

0.1

0.15 0.1

0.4

3.5

1.3

4.5

0.7 0.6

0.7

0.1

2.6

0.15 0.1

M2.5

0.45

4.5

1.7

0.9 0.8

0.9 ±0.15 0.1

3.1

0.2

0.15

0.5

5.5

−0.5

±0.15 7

1.1 0.8

1.1

0.1

3.6

0.25 0.2

(M3.5)

0.6

2.3

1.3 1

1.25 ±0.2

0.1

4.1

0.25 0.2

0.7

2.6

1.5 1

1.4

0.2

4.7

0.3

0.2

0.8

−0.6

3.3

1.9 1.2

＋0.2

1.8 ±0.3

0.2

5.7

0.35 0.25

10.5

−0.7

3.9 ±0.2 14

2.3 1.2

2.1

0.25 6.8

0.4

0.3

1.25 14

−0.8

5.2

1.6

2.8 ±0.5

0.4

9.2

0.5

0.4

− 表中，ねじの呼びに括弧を付けたものは，なるべく用いない。
− 呼び長さ（l）及びねじ部長さ（b）は，表JA.11による。
− すりわりの深さ（t）は，最も浅い部分で測り，その値が許容限界内になければならない。
− ねじがない部分の径（ds）の値は，ほぼねじの有効径とする。

なお，必要に応じてdsの値をほぼねじの外径に等しくしてもよい。この場合dsは，ねじの外径の最大値を超

えてはならない。

− xは，約2山とする。
− ねじ先の形状は，指定がない限りあら先とし，面取り先，平先などを必要とする場合は，注文者が指定する。

ただし，ねじ先の形状・寸法は，通常，JIS B 1003による。

− 頭部上面には，丸み（rf1）を付けなくてもよい。
注a) E及びFは，軸部を基準とした場合の偏心とする。

B 1101：2017

表JA.4−皿小ねじの形状・寸法

単位 mm

ねじの呼び

ピッチ

（P）

k a)

E b)

F b)

基準
寸法

許容差基準

寸法

許容差

約

基準
寸法

許容差基準

寸法

許容差

約

最大

0.25

−0.3

0.6

−0.1

0.1

0.32 ＋0.1

0.25 ±0.05 0.1

0.1

0.05

2°

M1.2

0.25

2.4

0.8

0.1

0.32

0.3

0.12

0.1

0.05

(M1.4)

0.3

2.8

0.85

0.15

0.32

0.3

0.14

0.15

0.1

M1.6

0.35

3.2

−0.4

0.95

0.15

0.4

＋0.15

0.35

0.16

0.15

0.1

0.4

1.2

−0.2

0.2

0.6

0.5

±0.1

0.2

0.15

0.1

M2.5

0.45

1.45

0.2

0.8

0.6

0.25

0.2

0.15

0.5

−0.5

1.75

−0.3

0.25

0.8

0.7

0.3

0.25

0.2

(M3.5)

0.6

0.25

0.8

±0.15 0.35

0.25

0.2

0.7

2.3

0.3

0.9

0.4

0.3

0.2

0.8

−0.6

2.8

0.3

1.2

＋0.2

1.1

0.5

0.35

0.25

−0.7

3.4

−0.4

0.4

1.2

1.4

±0.25 0.6

0.4

0.3

1.25

−0.8

4.4

0.4

1.6

1.8

＋0.3

0.8

0.5

0.4

なお，必要に応じてdsの値をほぼねじの外径に等しくしてもよい。この場合dsは，ねじの外径の最大値を超

えてはならない。

− xは，約2山とする。
− ねじ先の形状は，指定がない限りあら先とし，面取り先，平先などを必要とする場合は，注文者が指定する。

ただし，ねじ先の形状・寸法は，通常，JIS B 1003による。

− cの部分の角には，丸みがあってもよい。
注a) 頭の高さ（k）は，ねじの呼び径の延長線と皿面又はその延長線と交わる点を起点として設定した値とする。

b) E及びFは，軸部を基準とした場合の偏心とする。

B 1101：2017

表JA.5−丸皿小ねじの形状・寸法

単位 mm

ねじの呼び

ピッチ

（P）

k a)

k＋f

E b) F b)

基準
寸法

許容

差

基準
寸法

許容

差

約

約基準

寸法

許容

差

基準
寸法

許容

差

基準
寸法

許容

差

約最大最大最大

0.25

−0.3

0.6

−0.1

0.1

0.2

0.8

−0.2

0.32 ＋0.1

0.35 ±0.1 0.1

0.1 0.05 2°

M1.2

0.25

2.4

0.7

0.1

0.3

−0.3

0.32

0.45

0.12 0.1 0.05

(M1.4)

0.3

2.8

0.85

0.15 0.3

1.15

0.32

0.5

0.14 0.15 0.1

M1.6

0.35

3.2

−0.4

0.95

0.15 0.35 1.3

0.4 ＋0.15

0.55

0.16 0.15 0.1

0.4

1.2

−0.2

0.2

0.4

1.6

−0.4

0.6

0.7 ±0.15 0.2

0.15 0.1

M2.5

0.45

1.45

0.2

0.55 2

0.8

0.9

0.25 0.2 0.15

0.5

−0.5

1.75

−0.3

0.25 0.7

2.45

−0.5

0.8

1.1 ±0.2 0.3

0.25 0.2

(M3.5)

0.6

0.25 0.8

2.8

1.2

0.35 0.25 0.2

0.7

2.3

0.3

0.9

3.2

1.4 ±0.25 0.4

0.3 0.2

0.8

−0.6

2.8

0.3

1.2

1.2 ＋0.2

1.7 ±0.3 0.5

0.35 0.25

−0.7

3.4

−0.4

0.4

1.4

4.8

−0.6

1.2

2.1 ±0.4 0.6

0.4 0.3

1.25 16

−0.8

4.4

0.4

1.8

6.2

1.6

2.7 ±0.5 0.8

0.5 0.4

なお，必要に応じてdsの値をほぼねじの外径に等しくしてもよい。この場合dsは，ねじの外径の最大値を超

えてはならない。

− xは，約2山とする。
− ねじ先の形状は，指定がない限りあら先とし，面取り先，平先などを必要とする場合は，注文者が指定する。

ただし，ねじ先の形状・寸法は，通常，JIS B 1003による。

b) E及びFは，軸部を基準とした場合の偏心とする。

B 1101：2017

表JA.6−トラス小ねじの形状・寸法

単位 mm

ねじの呼び

ピッチ

（P）

E a)

F a)

基準
寸法

許容

差

基準
寸法

許容

差

約

基準
寸法

許容

差

基準
寸法

許容

差

最小最大最大最大最大

0.4

4.5

−0.4

1.2 ±0.1

0.6 ＋0.15

0.6

±0.1

0.1

2.6

0.15

0.1

2°

M2.5

0.45

5.7

1.5

3.7

0.8

0.75

0.1

3.1

0.2

0.15

0.5

6.9

−0.5

1.9 ±0.15 4.6

0.8

0.95 ±0.15 0.1

3.6

0.25

0.2

(M3.5)

0.6

8.1

2.2

5.4

1.1

0.1

4.1

0.25

0.2

0.7

9.4

2.5

6.1

1.25 ±0.2

0.2

4.7

0.3

0.2

0.8

11.8

−0.6

3.1

7.7

1.2 ＋0.2

1.6

±0.25 0.2

5.7

0.35

0.25

−0.7

3.7 ±0.2

9.1

1.2

1.9

±0.3

0.25

6.8

0.4

0.3

1.25

17.8

−0.8

4.8

11.7

1.6

2.4

±0.4

0.4

9.2

0.5

0.4

なお，必要に応じてdsの値をほぼねじの外径に等しくしてもよい。この場合dsは，ねじの外径の最大値を超

えてはならない。

− xは，約2山とする。
− ねじ先の形状は，指定がない限りあら先とし，面取り先，平先などを必要とする場合は，注文者が指定する。

ただし，ねじ先の形状・寸法は，通常，JIS B 1003による。

注a) E及びFは，軸部を基準とした場合の偏心とする。

B 1101：2017

表JA.7−バインド小ねじの形状・寸法

単位 mm

ねじの呼び

ピッチ

（P）

k＋f

E a) F a)

基準
寸法

許容

差

約基準

寸法

許容

差

基準
寸法

許容

差

基準
寸法

許容

差

基準
寸法

許容

差

最小最大最大最大最大

0.4

4.3

−0.4

0.85 0.35 ±0.1

1.2 ±0.15 0.6 ±0.15

0.65 ±0.1 0.1

2.6 0.15 0.1

2°

M2.5

0.45

5.3

0.5

1.5

0.8

0.1

3.1 0.2

0.15

0.5

6.3

−0.5

1.3

0.6

1.9

0.8

±0.15 0.1

3.6 0.25 0.2

(M3.5)

0.6

7.3

1.5

0.7 ±0.15 2.2 ±0.2 1

1.15 ±0.2 0.1

4.1 0.25 0.2

0.7

8.3

1.7

0.8

2.5

1.3

0.2

4.7 0.3

0.2

0.8

10.3

−0.6

2.1

3.1

1.2 ＋0.2

1.7 ±0.25 0.2

5.7 0.35 0.25

12.4

−0.7

2.4

1.3

3.7

1.2

±0.3 0.25 6.8 0.4

0.3

1.25 16.4

−0.8

3.1

1.7 ±0.2

4.8 ±0.3 1.6

2.8 ±0.5 0.4

9.2 0.5

0.4

なお，必要に応じてdsの値をほぼねじの外径に等しくしてもよい。この場合dsは，ねじの外径の最大値を超

えてはならない。

− xは，約2山とする。
− ねじ先の形状は，指定がない限りあら先とし，面取り先，平先などを必要とする場合は，注文者が指定する。

ただし，ねじ先の形状・寸法は，通常，JIS B 1003による。

注a) E及びFは，軸部を基準とした場合の偏心とする。

B 1101：2017

表JA.8−丸小ねじの形状・寸法

単位 mm

ねじの呼び

ピッチ

（P）

rf1

rf2

E a) F a)

基準
寸法

許容

差

基準
寸法

許容

差

約

基準
寸法

許容

差

基準
寸法

許容

差

最小最大最大最大最大

0.25

−0.3

0.8 ±0.1

1.2

0.7 0.32 ＋0.1

0.45 ±0.1

0.1

1.4

0.1

0.05

2°

M1.2

0.25

2.3

0.9

1.4

0.8 0.32

0.5

0.1

1.6

0.1

0.05

(M1.4)

0.3

2.6

−0.4

1.6

0.9 0.32

0.6

0.1

1.8

0.15 0.1

M1.6

0.35

1.1

1.8

0.4 ＋0.15

0.65

0.1

0.15 0.1

0.4

3.5

1.3

2.1

1.2 0.6

0.8

0.1

2.6

0.15 0.1

M2.5

0.45

4.5

1.7

2.7

1.5 0.8

±0.15 0.1

3.1

0.2

0.15

0.5

5.5

−0.5

±0.15 3.3

1.8 0.8

1.2 ±0.2

0.1

3.6

0.25 0.2

(M3.5)

0.6

2.3

3.6

1.4

0.1

4.1

0.25 0.2

0.7

2.6

4.2

2.3 1

1.6 ±0.25 0.2

4.7

0.3

0.2

0.8

−0.6

3.4

5.4

1.2 ＋0.2

2.1 ±0.3

0.2

5.7

0.35 0.25

10.5

−0.7

±0.2

6.3

3.5 1.2

2.5 ±0.4

0.25 6.8

0.4

0.3

1.25 14

−0.8

5.4

8.4

4.6 1.6

3.3 ±0.5

0.4

9.2

0.5

0.4

なお，必要に応じてdsの値をほぼねじの外径に等しくしてもよい。この場合dsは，ねじの外径の最大値を超

えてはならない。

− xは，約2山とする。
− ねじ先の形状は，指定がない限りあら先とし，面取り先，平先などを必要とする場合は，注文者が指定する。

ただし，ねじ先の形状・寸法は，通常，JIS B 1003による。

注a) E及びFは，軸部を基準とした場合の偏心とする。

B 1101：2017

表JA.9−平小ねじの形状・寸法

単位 mm

ねじの呼び

ピッチ

（P）

E a)

F a)

基準
寸法

許容差基準

寸法

許容差基準

寸法

許容差基準

寸法

許容差最小

最大

0.25

−0.3

0.65 ±0.1

0.32 ＋0.1

0.3

±0.05

0.1

1.4

0.1

0.05

2°

M1.2

0.25

2.3

0.8

0.32

0.4

0.1

1.6

0.1

0.05

(M1.4)

0.3

2.6

−0.4

0.9

0.32

0.5

±0.1

0.1

1.8

0.15

0.1

M1.6

0.35

0.4

＋0.15

0.55

0.1

0.15

0.1

0.4

3.5

1.3

0.6

0.7

0.1

2.6

0.15

0.1

M2.5

0.45

4.5

1.7

0.8

0.9

±0.15

0.1

3.1

0.2

0.15

0.5

5.5

−0.5

±0.15 0.8

1.1

0.1

3.6

0.25

0.2

(M3.5)

0.6

2.3

1.25 ±0.2

0.1

4.1

0.25

0.2

0.7

2.6

1.4

0.2

4.7

0.3

0.2

0.8

−0.6

3.3

1.2

＋0.2

1.8

±0.3

0.2

5.7

0.35

0.25

10.5

−0.7

3.9

±0.2

1.2

2.1

0.25

6.8

0.4

0.3

1.25

−0.8

5.2

1.6

2.8

±0.5

0.4

9.2

0.5

0.4

なお，必要に応じてdsの値をほぼねじの外径に等しくしてもよい。この場合dsは，ねじの外径の最大値を超

えてはならない。

− xは，約2山とする。
− ねじ先の形状は，指定がない限りあら先とし，面取り先，平先などを必要とする場合は，注文者が指定する。

ただし，ねじ先の形状・寸法は，通常，JIS B 1003による。

注a) E及びFは，軸部を基準とした場合の偏心とする。

B 1101：2017

表JA.10−丸平小ねじの形状・寸法

単位 mm

ねじの呼び

ピッチ

（P）

k＋f

E a) F a)

基準
寸法

許容

差

基準
寸法

許容

差

約基準

寸法

許容

差

基準
寸法

許容

差

基準
寸法

許容

差

最小最大最大最大最大

0.25

−0.3

0.55 ±0.1 0.2

0.75 ±0.15 0.32 ＋0.1

0.4 ±0.05 0.1

1.4

0.1

0.05

2°

M1.2

0.25

2.3

0.65

0.25 0.9

0.32

0.5 ±0.1 0.1

1.6

0.1

0.05

(M1.4)

0.3

2.6

−0.4

0.7

0.3

0.32

0.55

0.1

1.8

0.15 0.1

M1.6

0.35

0.8

0.35 1.15

0.4 ＋0.15

0.65

0.1

0.15 0.1

0.4

3.5

0.45 1.45

0.6

0.8

0.1

2.6

0.15 0.1

M2.5

0.45

4.5

1.3

0.6

1.9

0.8

0.1

3.1

0.2

0.15

0.5

5.5

−0.5

1.5

0.7

2.2 ±0.2 0.8

1.2 ±0.2 0.1

3.6

0.25 0.2

(M3.5)

0.6

1.75 ±0.15 0.8

2.55

1.4

0.1

4.1

0.25 0.2

0.7

1.9

2.9

1.55 ±0.25 0.2

4.7

0.3

0.2

0.8

−0.6

2.4

1.2

3.6 ±0.3 1.2 ＋0.2

1.9 ±0.3 0.2

5.7

0.35 0.25

10.5

−0.7

2.8

1.5

4.3

1.2

2.3 ±0.4 0.25 6.8

0.4

0.3

1.25 14

−0.8

3.7 ±0.2 2

5.7

1.6

±0.5 0.4

9.2

0.5

0.4

なお，必要に応じてdsの値をほぼねじの外径に等しくしてもよい。この場合dsは，ねじの外径の最大値を超

えてはならない。

− xは，約2山とする。
− ねじ先の形状は，指定がない限りあら先とし，面取り先，平先などを必要とする場合は，注文者が指定する。

ただし，ねじ先の形状・寸法は，通常，JIS B 1003による。

注a) E及びFは，軸部を基準とした場合の偏心とする。

B 1101：2017

表JA.11−小ねじの呼び長さ（l）及びねじ部長さ（b）

単位 mm

ねじの呼び

M1.2 M1.4 M1.6

M2.5

M3.5

○*

○

○*

○

○*

○

○*

○

○*

○

○*

○

○*

○

− 太線の枠内は，各ねじの呼びに対して推奨する呼び長さ（l）を示したもので，* 印を付けたも

のは，皿小ねじ及び丸皿小ねじには適用しない。

なお，呼び長さ（l）は，必要に応じてこの表以外のものを使用することができるが，60 mm

を超える呼び長さ（l）を必要とする場合は，表JA.12によるのがよい。ただし，括弧を付けた
ものは，なるべく用いない。

− 呼び長さ（l）の許容差は，表JA.13による。
− ねじ部長さ（b）は，受渡当事者間の協定によって，この表以外のものを使用することができる。
− ねじ部長さ（b）の許容差は，特に指定がない限り03P

+とする。ただし，Pは，ねじのピッチとす

る。

表JA.12−表JA.11以外の呼び長さ（l）

単位 mm

65 70 75 80 85 90 (95) 100 (105) 110 (115) 120 (125) 130 140 150 160 170 180 190 200

B 1101：2017

表JA.13−呼び長さ（l）の許容差

単位 mm

lの区分

ねじの呼びの区分

M2.5以下

M2.5を超えM4以下

M4を超えるもの

4以下

−0.3

−

4を超え10以下

−0.4

−0.6

−0.8

10を超え20以下

−0.6

−1

20を超え40以下

−0.8

−1

40を超えるもの

−

−1

参考文献 JIS B 1010 締結用部品の呼び方

B 1101：2017

附属書JB

（参考）

JISと対応国際規格との対比表

JIS B 1101:2017 すりわり付き小ねじ

ISO 1207:2011，Slotted cheese head screws−Product grade A
ISO 1580:2011，Slotted pan head screws−Product grade A
ISO 2009:2011，Slotted countersunk flat head screws−Product grade A
ISO 2010:2011，Slotted raised countersunk head screws−Product grade A

(I)JISの規定

(II)国際
規格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号
及び題名

内容

箇条
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

1 適用範囲すりわり付き小ね

じの特性について
規定。

ISO 1207

すりわり付きチーズ
小ねじについて規定。

変更

JISは，すりわり付き小ねじについ
て規定しているが，ISO規格は，頭
部形状ごとに分けて1規格として
いる。

JISは，ISO規格の4規格を1規
格にまとめており，技術的差異は
ない。

ISO 1580

すりわり付きなべ小
ねじについて規定。

ISO 2009

すりわり付き皿小ね
じについて規定。

ISO 2010

すりわり付き丸皿小
ねじについて規定。

2 引用規格

3 用語及び
定義

用語及び定義の引
用規格を規定。

追加

JIS B 0101を引用。

用語の整合性のために必要。

4 種類

ISO 1207，ISO
1580，ISO 2009及び
ISO 2010に規定す
る四つの頭部形状
を種類として規定。

追加

JISは，頭部形状のチーズ，なべ，
皿及び丸皿を種類として規定。

JISは，対応する四つのISO規格
を包含して規定したもので，技術
的差異はない。

：

B 1101：2017

(I)JISの規定

(II)国際
規格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容

(V)JISと国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号
及び題名

内容

箇条
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

5 形状・寸
法，製品仕
様及び製品
の呼び方

形状・寸法，製品仕
様及び呼び方を規
定。

ISO 1207
ISO 1580
ISO 2009
ISO 2010

3 寸法 JISに同じ

変更

JISは，対応する四つのISO規格の
ものを各表で規定。

JISは，対応する四つのISO規格
を包含して規定したもので，技術
的差異はない。

4 製品
仕様及
び引用
規格

JISに同じ

5 製品
の呼び
方

JISに同じ

6 表示

製品及び包装の表
示について規定。

追加

JISは，JISマーク表示制度を適用
しているため表示の規定を追加。

附属書JA
（規定）

追加

ISO規格によらない我が国独自の
小ねじを附属書として規定。

我が国における小ねじの生産・使
用の実態は，附属書による製品の
ものが圧倒的に多いため，附属書
の規定を残置した。

JISと国際規格との対応の程度の全体評価：（ISO 1207:2011，ISO 1580:2011，ISO 2009:2011，ISO 2010:2011，MOD）

注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は，次による。

− 追加 ················ 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 ················ 国際規格の規定内容を変更している。

注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は，次による。

− MOD ··············· 国際規格を修正している。

：