B 1007:2015 (ISO 1478:1999)
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
目 次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 形状・寸法 ······················································································································ 1
3 呼び方···························································································································· 3
B 1007:2015 (ISO 1478:1999)
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本ねじ研究協会
(JFRI)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS B 1007:2003は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 1007:2015
(ISO 1478:1999)
タッピンねじのねじ部
Tapping screws thread
序文
この規格は,1999年に第2版として発行されたISO 1478を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
1
適用範囲
この規格は,ねじの呼びST1.5〜ST9.5のタッピンねじのねじ山及びねじ先の形状・寸法について規定す
る。
注記1 この規格によらないタッピンねじのねじ部が1種〜4種の形状・寸法については,JIS B 1122
の附属書JBを参照。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 1478:1999,Tapping screws thread(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。
2
形状・寸法
タッピンねじのねじ部の形状・寸法は,図1,図2及び表1による。
平行ねじ部(ST)
ねじ山の形状
注a) 僅かな丸み
図1−ねじ山
2
B 1007:2015 (ISO 1478:1999)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
C形a) (Cone end)
F形 (Flat end)
R形 (Rounded end)
注a) C形の先端には,転造による余剰の金属細片の付着があってはならない。先端は,
僅かな丸みを付けるか又は切取りとするのがよい。
図2−ねじ先
表1−寸法
単位 mm
ねじの呼び
ST
1.5
ST
1.9
ST
2.2
ST
2.6
ST
2.9
ST
3.3
ST
3.5
ST
3.9
ST
4.2
ST
4.8
ST
5.5
ST
6.3
ST
8
ST
9.5
p
約
0.5
0.6
0.8
0.9
1.1
1.3
1.3
1.3
1.4
1.6
1.8
1.8
2.1
2.1
d1
最大
1.52
1.90
2.24
2.57
2.90
3.30
3.53
3.91
4.22
4.80
5.46
6.25
8.00
9.65
最小
1.38
1.76
2.10
2.43
2.76
3.12
3.35
3.73
4.04
4.62
5.28
6.03
7.78
9.43
d2
最大
0.91
1.24
1.63
1.90
2.18
2.39
2.64
2.92
3.10
3.58
4.17
4.88
6.20
7.85
最小
0.84
1.17
1.52
1.80
2.08
2.29
2.51
2.77
2.95
3.43
3.99
4.70
5.99
7.59
d3
最大
0.79
1.12
1.47
1.73
2.01
2.21
2.41
2.67
2.84
3.30
3.86
4.55
5.84
7.44
最小
0.69
1.02
1.37
1.60
1.88
2.08
2.26
2.51
2.69
3.12
3.68
4.34
5.64
7.24
c
最大
0.1
0.1
0.1
0.1
0.1
0.1
0.1
0.1
0.1
0.15
0.15
0.15
0.15
0.15
r a) 約
−
−
−
−
−
−
0.5
0.6
0.6
0.7
0.8
0.9
1.1
1.4
y b)
約
C形
1.4
1.6
2
2.3
2.6
3
3.2
3.5
3.7
4.3
5
6
7.5
8
F形
1.1
1.2
1.6
1.8
2.1
2.5
2.5
2.7
2.8
3.2
3.6
3.6
4.2
4.2
R形
−
−
−
−
−
−
2.7
3
3.2
3.6
4.3
5
6.3
−
番号 c)
0
1
2
3
4
5
6
7
8
10
12
14
16
20
注a) rの寸法は参考とし,先端は,完全な球面でなくてもよいが,鋭くとがっていてはならない。
b) yは,ねじ先の長さを示す。
c) 番号は,“呼び番号(参考)”である。
3
B 1007:2015 (ISO 1478:1999)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3
呼び方
タッピンねじのねじ部の呼び方は,規格名称,規格番号及びねじの呼びによる。
例 ねじの呼びST3.5のタッピンねじのねじ山の呼び方は,次による。
タッピンねじのねじ部 JIS B 1007−ISO 1478−ST3.5
注記 ねじ先の形状は,タッピンねじの製品の呼び方で指定する(製品規格を参照)。
参考文献 JIS B 1122 十字穴付きタッピンねじ