2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
B 0951-1962
ローレット目
Knurling
1. 適用範囲 この規格は,一般に用いるローレット目について規定する。
2. 種 類 種類は,平目およびアヤ目の2種類とする(図1参照)。
図1
3. 形状・寸法
3.1
形状 ローレット目のミゾの形状は,加工物の直径が無限大となったと仮定した場合のミゾ直角断
面について図2のように規定する。
図2
3.2
寸法 ローレット目の寸法は,つぎの表による。
2
B 0951-1962
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表
単位mm
モジュール
m
ピッチ
t
r
h
0.2
0.628
0.06
0.132
0.3
0.942
0.09
0.198
0.5
1.571
0.16
0.326
4. 呼び方 ローレット目の呼び方は,種類およびモジュールによる。
例: 平目
m 0.5
アヤ目
m 0.3
参考 加工物のブランクの直径を求めるには,つぎの式によるのがよい。
(1) 平目の場合
D=nm
ここに
D: 直径
n: 整数 m: モジュール
(2) アヤ目の場合
D=nm/cos30°
nm/cos30°の値をつぎに示す。
モジュール
m
0.5
0.3
0.2
m/cos30°
0.577
0.346
0.230