A 9521:2020
(1)
追補1のまえがき
このJIS A 9521の追補1は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣
がJIS A 9521:2017を改正した内容だけを示すものである。
JIS A 9521:2017は,この追補1の内容の改正がされ,JIS A 9521:2020となる。
注記 工業標準化法に基づき行われた申出,日本工業標準調査会の審議等の手続は,不正競争防止法
等の一部を改正する法律附則第9条により,産業標準化法第12条第1項の申出,日本産業標準
調査会の審議等の手続を経たものとみなされる。
日本産業規格 JIS
A 9521:2020
建築用断熱材
(追補1)
Thermal insulation materials for buildings
(Amendment 1)
JIS A 9521:2017を,次のように改正する。
箇条2(引用規格)のJIS A 1423 赤外線放射温度計による放射率の簡易測定方法を,JIS A 1423 赤外線
放射温度計による垂直放射率の簡易測定方法に置き換える。
5.2.1(厚さ)の表12(厚さ)の種類欄“硬質ウレタンフォーム断熱材”,包装による区分欄“区分なし”,
厚さの範囲欄“20超 150未満”,呼び厚さに対する許容差欄“±2”を,次に置き換える。
表12−厚さ
単位 mm
種類
包装による区分
厚さの範囲
呼び厚さに対する
許容差
硬質ウレタンフォーム断熱材
区分なし
5以上
20以下
I種の場合:±2
II種の場合:+2,0
20超
150未満
I種の場合:±2
II種の場合:+2,−1
150以上 300以下
I種の場合:±5
II種の場合:+5,0
附属書I(参考)(技術上重要な改正に関する新旧対照表)の末尾に,次の表を追加する。
2
A 9521:2020
現行規格(JIS A 9521:2020)
旧規格(JIS A 9521:2017)
改正理由
箇条番号
及び題名
内容
箇条番号
及び題名
内容
5.2.1 厚さ
表12
厚さの範囲
呼び厚さに対する
許容差
5以上20以下
I種の場合:±2
II種の場合:+2,0
20超150未満
I種の場合:±2
II種の場合:+2,−1
150以上300以
下
I種の場合:±5
II種の場合:+5,0
5.2.1 厚さ
表12
厚さの範囲
呼び厚さに対する
許容差
5以上20以下
I種の場合:±2
II種の場合:+2,0
20超150未満
±2
150以上300以
下
I種の場合:±5
II種の場合:+5,0
旧規格の表7に規定している硬質ウレタ
ンフォーム断熱材の種類及び製品記号と
してI,IIの記号を規定しており,この記
号は呼び厚さに対する許容差の区分を示
している。これに対し,表12の厚さにお
いて,当該断熱材は,厚さの範囲,20超
150未満のみにI種,II種の区別がされて
いない。表7と表12とを整合させるため,
当該呼び厚さの許容差にI種及びII種を
追加規定した。
2
A
9
5
2
1
:
2
0
2
0