2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
A 8403-1-1996
土工機械−油圧ショベル−
第1部:用語及び仕様項目
Earth-moving machinery−Hydraulic excavators-
Part 1 : Terminology and commercial specifications
1. 適用範囲 この規格は,油圧ショベルに関する主な用語(以下,用語という。)及び仕様項目について
規定する。なお,仕様項目は,附属書に規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 7135 : 1993 Earth-moving machinery−Hydraulic excavators−Terminology and commercial
specifications
2. 分類 用語は,次のとおり分類する。
(1) 種類及び形式
(2) 機械,装置及び部品
(a) 一般
(b) 上部旋回体
(c) 下部走行体
(d) 作業装置
(3) 操作及び施工
(4) 諸元及び性能
(a) 一般
(b) 本体
(c) 作業装置及び作業寸法
(5) その他
3. 用語及び定義 用語及び定義は,次のとおりとする。
なお,対応英語を参考として示す。
備考1. 一つの用語欄に二つの用語が併記してある場合は,記載されている順位に従って優先的に使
用する。
2. 用語の一部に,“( )”を付けてあるものは,この丸括弧の中の用字を含めた用語と,丸括
弧の中の用字を省略した用語の二通りの用語を用いてよいことを示しているが,丸括弧の中
の用字を含めた用語を優先する。
3. *印は,ISO 7135に用語が掲載されているものである。
2
A 8403-1-1996
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(1) 種類及び形式
番号
用語
定義
対応英語(参考)
*1001
油圧ショベル
自走するクローラ式,ホイール式又はトラック式の機械
で,通常360°回転できる上部旋回体をもち,作業中は下
部走行体を停止したままで,油圧によって駆動されるブー
ム,アームに装着されたバケットの作動によって土砂など
を掘削,旋回及び放土するもの(以下,機械という。)(付
図1)。
hydraulic excavator
1002
ミニショベル
機械質量6 000kg未満,かつ標準バケット山積容量0.25m3
未満の油圧ショベル(付図2)。
compact excavator
1003
超小旋回形油圧シ
ョベル
狭あい(隘)な現場でも作業できるよう通常クローラ全幅
とほぼ同等(+20%以下)の幅以内で旋回できる後端旋回
半径とフロント最小旋回半径をもつように設計された油
圧ショベル(付図3)。
tight quarer excavator
*1004
バックホウ
バックホウアタッチメントを装備し,バケットを手前に引
きながら主として機械の置かれた地面より低い所を掘削
する油圧ショベルの一種(付図7)。
excavator with hoe
equipment
*1005
フェースショベル
バックホウバケットを反転した形式のアタッチメントを
装備し,バケットを前面に押し出しながら上げて,主とし
て機械の置かれた地面より高い所を掘削する油圧ショベ
ルの一種(付図8)。
excavator with shovel
equipment
1006
ローディングショ
ベル
標準寸法のフェースショベルに比べて短いブーム及びア
ームを装備し,バケットはバックホウ,フェースショベル
より大きいものが用いられ,バケットを前方に押し出しな
がら上げて,主として機械の置かれた地面より高い所を掘
削又はすくい込みを行う油圧ショベルの一種。バケットの
底部を開いて放土するボトムダンプ式とバケットを傾転
して放土するチルトダンプ式とがある(付図9)。
loading shovel
*1007
伸縮ブーム式ショ
ベル
伸縮式,かつ回転可能なブームにバケットを装備したもの
で,ブームを縮めバケットを手前に引きながら,主として
地上及び地下の斜面を掘削成形する油圧ショベルの一種。
telescoping boom
excavator
*1008
クラムシェル
クラムシェルアタッチメントを装着し,左右に開口する懸
垂されたバケットで土をつかむようにして掘削する油圧
ショベルの一種(付図10)。
excavator with clamshell
equipment
1009
電気式
油圧ショベルの形式の一種で,原動機に電動機を用いたも
の。電源は,機械に搭載したディーゼル発電機によるもの
と外部供給によるものとがある。
electric type
1010
低騒音形
作業時の騒音を低くするため,主としてエンジン,油圧装
置の発生音を低減し,ハウスなどに遮音対策を施した形式
のものをいう。
low noise type,
sound suppression type
1011
湿地形
湿地,軟弱地などにおける作業性を確保するため,標準形
より接地圧を小にし,走行力を増すなどした形式。
swamp type,
marshy type,
low ground pressure type
1012
分解形
輸送可能な質量範囲の小ブロックに分解でき,組立ても容
易な構造とした形式。
resoluble type,
assembly type
3
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(2) 機械,装置及び部品
(a) 一般
番号
用語
定義
対応英語(参考)
2101
完成機
油圧ショベル本体と作業装置を組み合わせて作業できる
状態にしたもの。
complete machine
*2102
(油圧ショベル)本
体
完成機から作業装置を取り除いた状態。下部走行体に上部
旋回体を取り付けたもの(付図31)。
base machine
*2103
上部旋回体
旋回フレーム及びその上部に架装されている諸機構から
なる油圧ショベルの一部分。
upper structure
*2104
下部走行体
機械に移動性をもたせるための走行機能と,上部旋回体を
支持する機能を備えた油圧ショベルの下部機構。主なもの
にクローラ式,ホイール式及びトラック式の3形式があ
る。
undercarriage,
chassis
2105
作集装置
上部旋回体又は下部走行体に装着され,土砂などを取り扱
う装置。エクイップメントとアタッチメントを組み合わせ
たもので,アタッチメントの主なものには,バックホウ,
フェースショベル,ローディングショベル,クラムシェル,
ブレードなどがある。
working device
*2106
エクイップメント
機械本来の設計機能を果たすために,本体に装着される構
成部品のセット。アタッチメントを装着して用いる。
equipment
*2107
アタッチメント
特定の用途のために,本体又はエクイップメントに装着さ
れる構成部品の組立品。
attachment
*2108
構成部品
本体,エクイップメント又はアタッチメントの部品,若し
くはその組立品。
component
2109
操縦装置
油圧ショベルをレバー,ペダル,ボタンなどによって操縦
運転する装置。その方式には,機械的リンクロッドなどに
よる手動機械式,動力によって発生した圧力油を切り替え
制御する油圧パイロット式,電気を用いて制御する電気式
などがある。
operating device
2110
旋回装置
上部旋回体を旋回させる装置で,旋回油圧モータ,減速機,
旋回ベアリング,ブレーキ及び旋回ピニオンを含む。
swing device
2111
走行装置
完成機を走行させる装置。狭義には走行油圧モータ,減速
機及びブレーキを含む。
travel device
2112
かじ取り装置
ホイール式やトラック式で進行方向を左右任意に転換す
るため,力や変位量を走行装置に伝達する装置。
steering device
2113
油圧回路安全装置
油圧を用いる作業動力機構,走行動力機構などで,油圧の
過度の上昇や異常低下による事故を防止するために,油圧
回路に設けた安全弁,逆止め弁などの安全装置。
safety device for
hydraulic circuit
2114
動力伝達装置
原動機からの動力を作業装置,走行装置などへ伝達する機
構。
power transmission
device
2115
制動装置
旋回,走行などの作動を制動する装置で,ブレーキ,油圧
ロック,機械式ロックなどの形式がある。
brake mechanism
2116
パワーテークオフ
エンジンの主軸以外の動力取出し口。予備の制御弁から油
圧動力を取り出す場合もいう。
power take off
2117
アワーメータ
油圧ショベルの稼動中の累積時間を測定する装置。これに
は表示装置及び作動装置を含む。
hour meter
4
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
2118
銘板
機械のキャブ,その他見やすい箇所にちょう(貼)付して,
その製造経歴,仕様,注意事項などを明示するためのプレ
ート。
機械名,形式名,製造業者名,製造年月,製造番号など
を表示した製造銘板,定格出力,各種質量,走行速度,バ
ケット容量などを表示した仕様銘板,機械の運転操作や日
常整備などの取扱いを表示した取扱い説明銘板,特に給油
脂の箇所,種類,周期などを示した給油銘板,安全,事故
防止上の重要事項を明示した安全・注意銘板などがある。
identification plate
2119
標識記号
運転操作,整備調整用などのレバー,スイッチ,ボタン類
の識別を明示し,誤作動を防ぐため統一使用されるマー
ク。
symbol
2120
シーブ
ロープ溝車。
sheave
2121
イコライザシーブ
複数シーブのロープの引張力を均等に支持するために用
いられる揺動機構付きのシーブ。
equalizer sheave
2122
油圧ポンプ
エンジン,電動機などで発生する機械動力を油圧動力に切
り替え,各アクチュエータに向け,圧力油を送出する機器。
歯車ポンプ,ピストン(プランジャ)ポンプなどの種類が
あり,また,ピストンポンプには,アキシャル形とラジア
ル形がある。
また,複数のポンプを一軸上に組み合わせたタンデム形
ポンプや2個のポンプを一体としたダブル形ポンプなど
がある。
hydraulic pump
2123
定容量形ポンプ
1回転当たりの理論吐出し量を変えられない油圧ポンプ。 fixed displacement pump
2124
可変容量形ポンプ
1回転当たりの理論吐出し量を変えられる油圧ポンプ。
variable displacement
pump
2125
ポンプ制御方式
油圧ポンプの吐出し量を作動状態,負荷圧,外部指令など
によって調節する方式。ネガティブコントロール,ポジテ
ィブコントロール,ロードセンシング,全馬力制御などが
ある。
pump control method
2126
アクチュエータ
流体のもつエネルギを与えられて機械的な仕事をする機
器。油圧モータ,油圧シリンダなどをいう。
actuator
2127
油圧モータ
圧力油によって連続回転運動のできるアクチュエータ。歯
車モータ,プランジャモータなどがあり,定容量形と可変
容量形がある。
hydraulic motor
2128
油圧シリンダ
圧力油によって直線運動をし,その有効断面積及び差圧に
比例した力を発生させるアクチュエータ。複動形,単動形
などがある。
hydraulic cylinder
2129
制御弁,
コントロール弁
圧力油などの流れの形,圧力又は流量の制御をする弁の総
称。油圧ショベルでは,アクチュエータを制御する方向制
御弁をいい,主としてスプール弁やロジック弁が用いられ
る。
control valve
2130
リリーフ弁
油圧回路の圧力が弁の設定値に達した場合,流体の一部又
は全量を戻り側に逃がして,回路内の圧力を設定値に保持
する圧力制御弁。
relief valve
2131
アキュムレータ
エネルギ源として用いる圧力油などを加圧状態で蓄える
容器で,ブラダ形,ダイヤフラム形,ピストン形などの形
式がある。蓄圧器ともいう。
accumulator
2132
スイベルジョイン
ト
圧力下でも回転可能な管継手。
swivel joint
5
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
2133
油圧作動油
油圧回路に使用し,油圧機器を作動させて,動力伝達など
を行うための媒体となる油。略して作動油ともいう。
hydraulic oil
2134
作動油タンク
油圧回路の作動油を貯蔵する容器。大気圧に開放された形
式のものと,ポンプの吸入効果向上のため高めの空気圧な
どによって予圧を与える形式がある。
hydraulic oil tank
2135
作動油クーラ
作動油の過度の温度上昇を防止するために,回路中に設け
て作動油を冷却する装置。
hydraulic oil cooler
(b) 上部旋回体
番号
用語
定義
対応英語(参考)
*2201
旋回フレーム
上部旋回体を構成する諸装置を搭載するフレーム。
revolving frame
2202
旋回ピニオン
旋回装置に取り付けられ,下部走行体に取り付けられた旋
回ギヤとかみ合い,旋回運動を行わせる小歯車。
swing pinion
2203
旋回ブレーキ
上部旋回体を任意の位置に停止させるブレーキ。
swing brake
2204
旋回駐車ブレーキ
上部旋回体を任意の位置で停止状態に保持するブレーキ。 swing parking brake
2205
旋回ロック
上部旋回体を特定の位置で固定させる装置。
swing lock
*2206
キャブ
上部旋回体又はトラック式の下部走行体に付いている運
転室。
cab
2207
キャノピ
日よけ雨よけなどのため運転席上部に設けた簡易構造物。 canopy
*2208
落下物保護構造,
FOGS
落石,飛来物などによる危険から運転員を防護するための
保護構造。上方からの落下物に対する保護構造と前方から
の飛来物に対する保護構造がある。
falling object guarding
system
2209
横転時保護構造,
TOPS
機械の横転時に,シートベルトを装着した運転員を,キャ
ブやキャノピの変形による危険から保護する構造物。
tip-over protective
structure
2210
ハウス
キャブを除く機械室ボンネット又は建家。
house
*2211
カウンタウエイト
上部旋回体前部に集中する荷重とつり合わせるため,上部
旋回体後部に取り付けるおもり。
counter weight
(c) 下部走行体
番号
用語
定義
対応英語(参考)
*2301
クローラ式
下部走行体の走行部にクローラベルトを使用した形式(付
図4)。
crawler type
*2302
ホイール式
下部走行体にタイヤの付いた走行車軸を装備した形式(付
図5)。
wheel type
2303
トラック式
ホイール式の一種で,下部走行体としてトラックの車台
(運転室,伝動機構を含む。)をそのまま使用した形式(付
図6)。
truck type
2304
走行フレーム
下部走行体を構成する諸装置を搭載するフレーム。走行サ
イドフレームと上部旋回体の荷重を支持する横フレーム
からなる。
track frame,
lower frame
*2305
走行サイドフレー
ム
ローラ類を介してクローラベルトを支持する縦フレーム。 track side frame,
side frame
2306
ロングクローラ
安定性向上の目的で,標準のクローラベルトよりも前後に
長いクローラ形式。
long crawler
2307
クローラ中心距離
拡張機構
輸送時又は走行時にクローラ全幅を縮小し,作業時に拡大
できる機構。
crawler retract
mechanism
*2308
クローラベルト
クローラシュー付きトラックリンクを連結したもの。鉄ク
ローラベルトとゴムクローラベルトがある。
track assembly
6
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
2309
クローラベルト張
り調整装置
クローラベルトの脱輪を防止し,かつ,スムーズに回転で
きるよう,クローラベルトに適切なたるみをもたせて前後
方向に張るための装置。走行サイドフレームの中に組み込
まれている。
track adjuster
2310
トラックリンク
クローラベルトを屈曲自在に構成するためのリンク。シュ
ーと一体形のものもある。
track link
2311
クローラシュー
機械を支持し,また,走行させるための踏板。接地面とロ
ーラ踏面が表裏一体のものと,トラックリンクにボルトで
締結する組立形式のものがある。接地面形状には,突起を
設けたグローサ形,フラット形,湿地用三角形などがある。
track shoe,
crawler shoe
2312
グローサ
けん引力を増大し,走行を確実にするためにクローラシュ
ーの接地面に設けられた突起。
grouser
2313
シュープレート
組立形クローラシューの板部。
shoe plate
2314
タンブラ
起動輪及び遊動輪の総称。
tumbler
*2315
起動輪
クローラベルトを駆動する突起の付いたホイール。
sprocket
*2316
遊動輪
起動輪の反対側にあってクローラベルトの案内をするホ
イール。
idler
2317
下部ローラ
走行サイドフレームの下部に装着され,機体荷重を支持す
るローラ。
track roller,
lower roller
2318
上部ローラ
走行サイドフレームの上部に装着され,クローラベルトを
支えるローラ。
carrier roller,
upper roller
2319
トラックガード
走行中のトラックリンクの脱輪を防止するためのガード。 track guiding guard
2320
走行ブレーキ
走行用ブレーキ。
travelling brake
2321
走行駐車ブレーキ
油圧ショベルを停止状態で保持できるブレーキ装置。走行
停止時に自動的に作動するのが一般的である。
parking brake
2322
キャリヤ,
シャーシ
ホイール式又はトラック式の下部走行体。
carrier,
chassis
2323
アウトリガ
シャーシなどに取り付けられ,支持ベースの寸法を増し安
定度を増加するための張り出し装置。手動式と油圧式があ
り,接地部の受台をアウトリガフロートという。
outrigger
2324
ボギー軸
トラック式で上下に揺動できる隣接した2本の車軸を支
えるビームの中心軸。
bogie axle
2325
旋回サークル
上部旋回体を支持しながら旋回させるための装置。ただ
し,旋回駆動機構を除く。
各種のベアリング形式が多い。
swing circle
*2326
旋回ベアリング
上部旋回体を支持しながら旋回させるためのベアリング。 swing bearing
2327
旋回歯車
旋回用の大歯車で,下部走行体に固定された旋回サークル
の内歯歯車。これに上部旋回体の旋回ピニオンがかみ合っ
て,その回転によって旋回運動を行う。
swing gear
2329
センタジョイント
相対的に回転する配管又は機器を互いに接続する継手で,
旋回中心に設けられるジョイント。
center joint
(d) 作業装置
番号
用語
定義
対応英語(参考)
*2401
バックホウアタッ
チメント
ブーム,アーム,リンク機構及びホウバケットから成り,
本体に架装されてバケットを手前に引きながら,主として
地面より低い所を掘削する作業装置の一種(付図32)。
hoe equipment and
attachment
7
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
*2402
フェースショベル
アタッチメント
ブーム,アーム,リンク機構及びショベルバケットから成
り,本体に架装されてバケットを前に押し出しながら上げ
て,主として地面より高い所を掘削する作業装置の一種
(付図44)。
face shovel equipment
and attachment
2403
ローディングショ
ベルアタッチメン
ト
独特のブーム,アーム,リンク機構及びローディングバケ
ットから成り,本体に架装されてバケットを前に押し出し
ながら上げて,主として地面より高い所を掘削又はすくい
込みを行う作業装置の一種。
loading shovel
equipment and
attachment
*2404
伸縮ブーム式ショ
ベルアタッチメン
ト
伸縮式,かつ回転可能なブーム及びホウバケットから成
り,本体に架装されてバケットを手前に引きながら,主と
して地上及び地下の斜面を掘削成形する作業装置の一種
(付図47)。
telescoping boom
equipment
2405
クラムシェルアタ
ッチメント
ブーム,アーム,リンク機構及びクラムシェルバケットか
ら成り,本体に架装されてバケットを閉じることによって
垂直下方を掘削し,一般に地上へ揚土する作業装置の一種
(付図29)。
clamshell equipment
2406
オーガアタッチメ
ント
ブーム又はアームの先端に装着され,油圧モータによる回
転によって掘進を行うら旋状の作業装置の一種(付図16)。
auger screw attachment
2407
油圧バイブロアタ
ッチメント
通常,アームの先端に取り付ける特殊形状のエキステンシ
ョンアーム,油圧駆動の起振機,チャック及び取付フレー
ムから成り,振動によって鋼矢板を打ち込み,又は引き抜
く作業装置の一種(付図15)。
hydraulic vibration
attachment
2408
ショートリーチフ
ロント
狭い限定された空間でも作業できるよう,標準より短いブ
ーム,アームを備えた作業装置。
short reach equipment
2409
ロングリーチフロ
ント
標準より長いブーム若しくはアームを備え,又はブーム,
アーム共に長いものを備えた作業装置。通常,取り付ける
バケットの容量がやや小さくなる。
long reach equipment
2410
スーパーロングフ
ロント
長大な作業半径と掘削深さを必要とするため,特別に長く
設計されたブーム及びアームと,軽掘削用小容量バケット
から成る作業装置。
super long reach
equipment
2411
ハイリフトフロン
ト
地上から高い所にも届くよう,特別に設計した解体用ロン
グブーム,ロングアーム,油圧圧砕機,又は鉄筋カッタか
ら成る作業装置。ロングブームには,一体形,2ピースブ
ーム,3ピースブームがある(付図13)。
demolition super long
reach equipment
*2412
ブーム
旋回フレームの前部にピンで取り付ける,アーム,バケッ
トなどを支える主柱。用途によって各種のブームがある。
boom
*2413
一体形ブーム
一本式のブーム。用途によって各種の形状及び長さがある
(付図33)。
one-piece boom
*2414
2ピースブーム
下ブームと上ブームから成る二分割形ブーム。ピンの位置
によって,上ブームの長さを調節できる形と,シリンダで
上下ブーム間の取付け角度を変えられる形とがある(付図
34)。
two-piece boom
2415
3ピースブーム
下ブーム,中ブーム及び上ブームから成り,相互の取付け
角度は,油圧シリンダによって変えられる三分割形のブー
ム。主に解体用である。
three-piece boom
*2416
上ブーム
分割式ブームの先端のブーム(付図32及び34の3)。
upper boom
*2417
下ブーム
分割式ブームの根元のブーム(付図32及び34の2)。
lower boom,
stub
2418
中ブーム
ブームの長さを延長するため上下ブームの中間に入れる
ブーム。
intermediate boom
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
2419
標準ブーム
各機種,型式別にその大きさによって製造業者が標準とし
て定めたブーム。
standard boom
2420
ロングブーム
標準ブームより有効長さが大きく,主に軽作業用及び大作
業半径用として用いられるブーム。
long boom
2421
スーパーロングブ
ーム
特に大きな作業半径,又は作業高さが得られるよう特別に
設計されたブーム。スーパーロングフロントを構成する。
super long boom
2422
オフセットブーム
機械中心面から左又は右に片寄った位置を機械中心面と
平行に掘削するため,途中を屈曲させた構造のブーム(付
図11)。
offset boom
*2423
スイング式ブーム
機械中心面から左又は右に片寄った位置を機械中心面と
平行に掘削するため,上部旋回体に垂直軸回りに回転でき
るように取り付けられた構造のブーム(付図12)。
swing type boom
2424
伸縮ブーム
ブームの長さを自由に伸縮することができる構造のブー
ム。伸縮動作は,主に油圧で行われる。
telescopic boom,
slide boom
2425
ブームスイングピ
ボット
スイング式ブームのスイング軸(付図35の35)。
boom swing pivot,
articulation bearing
*2426
ブームフートピン
上部旋回体にブームを取り付けるブーム根元の軸(付図
32及び44の1)。
boom foot pivot
2427
ブームシリンダフ
ートピン
上部旋回体とブームシリンダとの取付け軸。
boom cylinder foot pivot
2428
スイングブラケッ
ト
スイング式ブーム及びブームシリンダを保持し,本体に対
して水平方向の角度を任意に揺動させるブラケット。
swing braket
*2429
アーム
バケットとブーム先端を連結する腕の総称(付図32及び
44の6)。
arm,
stick
2430
標準アーム
各機種,形式別にその大きさによって,製造業者が標準と
して定めたアーム。
standard arm
2431
ロングアーム
標準アームより有効長さが長い一体形のアーム。
long arm
2432
エキステンション
アーム
標準アームの先端部に追加取り付けし,作業範囲を広げる
ための延長用アーム。
extension arm
2433
伸縮アーム
アームの長さを自由に伸縮することができる構造のアー
ム。伸縮動作は,主に油圧で行われる。
telescopic arm,
slide arm
*2434
アームヒンジピン
ブーム先端部とアームとの取付け軸(付図32及び44の5)。 arm pivot
*2435
ブームシリンダ
ブームを作動させるための油圧シリンダ(付図32及び44
の4)。
boom hydraulic cylinder
2436
ブームスイングシ
リンダ
ブームを左右にスイングさせるための油圧シリンダ(付図
35の36)。
boom swing cylinder
2437
オフセットシリン
ダ
ブームを左右にオフセットさせるための油圧シリンダ。
offset cylinder
*2438
アームシリンダ
アームを作動させるための油圧シリンダ(付図32及び44
の7)。
arm cylinder
*2439
バケットシリンダ
バケットを作動させるための油圧シリンダ(付図32及び
44の10)。
bucket cylinder
*2440
ブレードシリンダ
ブレードを上下動させるための油圧シリンダ(付図48の
30)。
blade cylinder
*2441
バケットリンク
バケットを油圧シリンダなどで作動させるためのリンク
機構(付図32及び44の12)。
bucket linkage
*2442
バケットヒンジピ
ン
アーム先端部とバケットとの取付け軸(付図32及び44の
8)。
bucket pivot
9
A 8403-1-1996
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
*2443
バケット
土砂などを直接掘削又は積込みをするための切刃などを
付けた容器の総称で,使用目的によってそれぞれ適した形
状のものが使用される。一般に,掘削機の種類の名称を冠
して呼称される。
bucket
2444
標準バケット
各機種,形式別にその大きさによって,製造業者が標準と
して定めたバケット。
standard bucket
2445
バケット旋回方式
クラムシェルバケットなどの向きを変えるために,バケッ
トを垂直軸回りに回転させる方式。
bucket swing method
*2446
エジェクタ付バケ
ット
バケット内部の土砂を押し出す装置をもったバケット(付
図39)。
通常,バックホウバケット又はクラムシェルバケットに
用いられる。
ejector bucket,
drainage bucket
*2447
てい形バケット
バックホウバケットの一種で,掘削断面が台形になるよう
にしたバケット(付図41)。
備考1. 三角形のものもある。
2. 分かりにくい場合には,“てい形バケット”は
“てい(梯)形バケット”としてもよい。
profile bucket,
trapezoidal bucket,
“V”type bucket
2448
のり面バケット
堤防などの盛り土斜面の成形,締固め作業に適した形状を
もったバケット。
備考 分かりにくい場合には,“のり面バケット”は
“のり(法)面バケット”と示してもよい。
slope finishing bucket
*2449
ディッチクリーニ
ングバケット
溝に堆積した汚泥,土砂などをすくい込んで除去・清掃す
るためのバケット(付図40)。
trench (ditch) cleaning
bucket
2450
リッパバケット
硬土掘削,抜根などの作業に使用する大形のつめをもった
バケット。
ripper bucket
*2451
クラムシェルバケ
ット
両側のつめ付きシェルの開閉によって,土砂などを掘削及
び積込みをするバケット(付図42)。
clamshell bucket
2452
グラブバケット
つめのないシェルの開閉によって,バラ物のすくい込み及
び積込みをするバケット。
grab bucket
*2453
マルチクローグラ
ブ
油圧シリンダで開閉する複数のつめによって,対象物をつ
かみ,積込みをするバケット(付図43)。
multi-claw grab
*2454
ボトムダンプバケ
ット
フロントバケットとリヤバケットから成り,土砂などをフ
ロントバケットの開きによって放土するローディングシ
ョベル用バケット(付図46)。
bottom dump bucket
2455
フロントバケット
ローディングショベル用ボトムダンプ形バケットの前半
分部分。
bucket front
2456
リヤバケット
ローディングショベル用ボトムダンプ形バケットの後半
分部分。
bucket rear
2457
リッパ
アーム先端に取り付け,軟岩・硬土の掘削,抜根などの作
業をするための大形つめ状の掘削具。
Ripper
*2458
バケット本体
附属するつめ,サイドカッタなどを除いたバケットの本体
部分(付図38及び45の9)。
グラブバケット,クラムシェルバケットなどのバケット
の器を構成する部分は,特にシェルという。
bucket body
2459
バケット底部
バックホウ,フェースショベル又はローディングショベル
用のバケット本体の切刃に続く底板部分。
bucket bottom
*2460
切刃
土を直接切削するバケットなどの刃の部分(付図38,40
及び45の13)。
cutting edge,
cutting blade
*2461
つめホルダ
つめの挿入部(付図38及び45の50)。
tooth adapter
10
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
*2462
つめ
バケットに取り付ける掘削用のつめ(付図38,40及び45
の14)。
つめには,一体形と分割形があり,つめ本体,つめチッ
プ,つめ止めなどから構成される。
Tooth
*2463
サイドカッタ
バックホウバケットの両側面に取り付けられる切刃。溝掘
削などで側面土砂の掘削を容易にする(付図38及び45の
15)。
side cutter
*2464
スピルガード
バケット後部の土砂こぼれ防止板(付図46の21)。
spill guard
2465
クイックヒッチ
バケット,油圧ブレーカなどのアタッチメントの交換を短
時間で行う装置。
quick hitch,
quick coupler
2466
ブレーカ
岩石,コンクリート舗装版などチゼル(のみ)の打撃によ
って破砕するアタッチメント(付図14)。
油圧ショベルなどの本体動力源を利用する油圧ブレー
カ,圧縮空気によるエアブレーカなどがある。
Breaker
2467
油圧圧砕機
油圧ショベルの本体動力源を利用し,コンクリート板や,
コンクリート柱などを挟み,圧縮・曲げ作用によって破砕
するアタッチメント。カッタを備えたものもある(付図
13)。
Crusher
2468
グラップル
相対する湾曲した2〜3のつめを閉じることによって,ス
クラップ,木材などをつかむアタッチメント(付図17)。
Grapple
*2469
荷役装置
鋼材などをつり上げる装置。マグネット式とクランプ式が
ある(付図37)。
material handling
attachment
2470
リフティングマグ
ネット
電磁石を用いて,鋼材などを吸着してつり上げる装置[付
図18及び付図37の(a)]。
lifting magnet
*2471
フック
先端がかぎ状の荷のつり上げ装置(付図36)。
備考 労働安全衛生規則第164条第1項によって,一
般に,油圧ショベルによる荷のつり上げは,主
たる用途以外の使用として禁止されている。
hook attachment
2472
オーガスクリュ
回転によって掘進を行うアースオーガ用のら旋状の掘削
具(付図16)。
auger screw
*2473
ブレード
油圧ショベルの車体前方に取り付けられる押土用アタッ
チメント(付図48の29)。
掘削土砂の集積,地表面の整正,掘削跡の埋戻しなど,
簡易なドーザ作業に使用される。
Blade
(3) 操作及び施工
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3001
掘削
バケットなどで土砂を掘り削ること。
digging,
excavating
3002
積込み
バケットなどで土砂や荷重をトラックの荷台などに入れ
ること。
Loading
3003
旋回
上部旋回体を回転させること。
swing,
slewing,
revolving
3004
ブーム上げ
ブームを上方に上げること。
boom raising
3005
ブーム下げ
ブームを下方に下げること。
boom lowering
3006
アーム押し
アームを前方に押し出すこと。
arm pushing
3007
アーム引き
アームを手前に引き込むこと。
arm crowding
3008
バケット掘削
バケットを回転又はシェルを閉じて土砂などをすくい込
むこと。
bucket crowding
11
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
3009
バケットダンプ
バケットを反対方向に回転又はシェルを開いて土砂など
を放出すること。
bucket dumping
3010
バケット開
ローディングバケット及びクラムシェルにおいて,フロン
トバケット又はシェルを開くこと。
bucket openning
3011
バケット閉
ローディングバケット及びクラムシェルにおいて,フロン
トバケット又はシェルを閉じること。
bucket closing
3012
オフセット右
オフセットブームのオフセットシリンダを用いて,アーム
及びバケットを機体中心線と平行に右に移動させること。
offset right
3013
オフセット左
オフセットブームのオフセットシリンダを用いて,アーム
及びバケットを機体中心線と平行に左に移動させること。
offset left
3014
ブームスイング右
作業機全体を,ブームスイングピボットを中心に,上部旋
回体前後中心線方向に対し,右方向に回転させること。
boom swing right
3015
ブームスイング左
作業機全体を,ブームスイングピボットを中心に,上部旋
回体前後中心線方向に対し,左方向に回転させること。
boom swing left
3016
アーム伸
伸縮アームでアームを伸ばすこと。
arm extending
3017
アーム縮
伸縮アームでアームを縮めること。
arm retracting
3018
ブレード上げ
ブレードを上方に上げること。
blade raising
3019
ブレード下げ
ブレードを下方に下げること。
blade lowering
3020
押土
ブレードで盛土を押しならすこと。
Dozing
3021
ピボットターン
片側のクローラベルトを制動し,反対側のクローラベルト
を駆動して行う方向変換。
pivot turn
3022
スピンターン
片側のクローラベルトを前進方向に,反対側のクローラベ
ルトを後進方向に駆動して行う方向変換。
spin turn
3023
土羽打ち
ブームの上下動作を急激に連続して行い,バケット底部で
盛土を突き固めること。
bumping,
tamping
3024
床付け
ブーム,アーム及びバケットを同時操作して,掘削面を平
らに仕上げること。
leveling work
3025
のり面掘削
ブーム,アーム及びバケットを同時に操作して,規定角度
の斜面に掘削すること。
slope digging
3026
のり面仕上げ
ブーム,アーム及びバケットを同時に操作して,規定角度
の斜面に仕上げること。
slope leveling
3027
短時間昇圧
一時的に持上げ力,掘削力などを製造業者設定の標準状態
より約10%前後増大させるため,油圧回路のリリーフセッ
ト圧を通常時よりも上昇させること。
temporary pressure boost
(4) 諸元及び性能
(a) 一般
番号
用語
定義
対応英語(参考)
4101
バケット容量
バケットの内容積で,平積容量,山積容量などの総称。
bucket capacity
4102
平積容量
バケットの上縁に平らに掘削物を入れたときの容量。
参考 JIS A 8404参照。
struck capacity
4103
山積容量
バケットの上縁からバックホウ,フェースショベルでは1 :
1の,ローディングショベルでは1 : 2のこう(勾)配で掘
削物を盛り上げたときの容量。
参考 JIS A 8404参照。
heaped capacity
*4104
エンジン定格出力
定められた運転条件で,定められた一定時間の運転を保証
する出力。
参考 JIS D 0006参照。
rated horse power,
rated output
4105
エンジン定格回転
速度
定格出力を出すときのエンジンの回転速度。
rated engine speed
12
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
4106
基準地表面,
GRP
機械の高さ方向の寸法を測る場合に基準となる地表面。グ
ローサシューの場合は,グローサを除くシュー下面とし,
湿地用三角シューの場合は,シューの端面と傾斜面との交
点を通る水平面とし,ゴムクローラの場合は,ラグ高さの
下面とする(付図23)。
ground reference plane
*4107
全長
輸送姿勢(ホイール式及びトラック式においては走行姿
勢)における運転状態の全長(付図19のLL8及び付図20
のLL10)。
overall length in
transport condition/
travelling condition
*4108
全幅
輸送姿勢(ホイール式及びトラック式においては走行姿
勢)における運転状態の全幅(付図23,24及び25のW1)。
overall width
*4109
全高
輸送状態(ホイール式及びトラック式においては走行姿
勢)における運転状態の全高(付図19のHH29及び付図
20のHH30)。
クローラ式ではグローサ高さを含む。
overall working
equipment height in
transport position/
travelling position
*4110
運転質量
燃料,潤滑油,作動油及び冷却水を規定量とし,製造業者
が指定するキャブ又はキャノピ,FOGS,作業装置などを
装備した本体に,乗員1名分 (75kg) 及び携行工具の質量
を加えた質量。
operating mass
*4111
出荷質量
燃料をタンク容量の10%とし,潤滑油,作動油及び冷却水
を規定量として,乗員を含まず空荷状態の本体の質量に,
製造業者が指定するキャブ又はキャノピ,FOGS,作業装置
などを加えた質量。
shipping mass
4112
機械総質量
運転質量に最大積載質量を加えた質量。
gross machinery mass
4113
機械質量
運転質量から乗員の質量を差し引いた質量。
machine mass
4114
本体質量
機械質量から作業装置を除いた質量。
base machine mass
4115
機体質量
本体質量から燃料,潤滑油,作動油,冷却水,携行工具な
どの質量を差し引いた本体の乾燥質量。
base machinery mass
4116
作業装置質量
運転質量から本体,乗員1名及び携行工具を差し引いた質
量。
equipment and
attachment mass
4117
最大積載質量
最大作業半径の状態において,上部旋回体に対し,360°
いずれの方向においても作業機械として十分な安定度を
もつことができる積載質量をいい,標準バケット山積容量
(m3) に,土砂の密度として1.8t/m3を乗じた値。
maximum loading mass
*4118
キャブ,キャノピ又
はFOGSの質量
本体への取付具を含めたキャブ,キャノピ又はFOGSの質
量。
cab, canopy and FOGS
mass
*4119
最高旋回速度
上部旋回体が旋回するときの最高の速度。
maximum swing speed
*4120
最高走行速度
走行するときの最高の速度。
maximum travel speed
4121
登坂能力
平らな堅土の坂路で,無負荷状態の油圧ショベルを登坂,
降坂及び停止するため,走行制御装置の能力,エンジンの
傾斜運転角度,燃料・作動油などの漏れを生じない傾斜角
度及び機械安定性などの制限から登坂できる最大能力。た
だし,油圧ショベルと路面との滑りによる影響はないもの
とした場合の連続登坂できる最大の能力。
gradability,
climbing ability
4122
最大けん引力
水平堅土で走行中に出すことのできる最大のけん引力。た
だし,油圧ショベルと路面との滑りによる影響は考えな
い。
maximum tractive force
4123
接地圧
運転質量に相当する荷重を接地面積で除した圧力。
ground pressure,
bearing pressure
4124
クローラ接地長さ
タンブラ中心距離に,クローラ全長からタンブラ中心距離
を差し引いた値の35%を加えた長さ。
crawler bearing length,
length of track ground
13
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
4125
クローラ接地面積
クローラ接地長さに,左右のシュー幅の和を乗じた面積。 crawler bearing area,
ground contact area
4126
標準荷重
標準バケット平積容量 (m3) に,土砂の密度として1.8t/m3
を乗じた値に相当する荷重。
standard load
4127
転倒荷重
転倒状態となるときの荷重(バケット・つり具などを含
む。)。
参考 JIS A 8402参照
tipping load
4128
最大積載荷重
最大積載質量に相当する荷重。
maximum load
4129
安定度
作業時における転倒荷重に対する最大積載荷重の割合。
また,無負荷時における後方安定度,ホイール式及びト
ラック式の走行姿勢における左右の安定度などを総称し
ていう場合もある。
stability
4130
前方安定度
過大なブーム,アーム,バケット,各種作業装置などを取
り付けたりして前方に転倒する危険を避けるために設け
られた度合い。
front stability
4131
後方安定度
過大なカウンタウエイトを取り付けたりして,無負荷時後
方に転倒する危険を避けるために設けられた度合い。
backward stability
4132
転倒支線
転倒の支点となる点を結んだ線(付図21)。
tipping line
4133
質量配分
ホイール式及びトラック式の機械で,運転状態における走
行姿勢のとき,各車軸に配分される質量と,その運転質量
に対する比率。
axle distribution
4134
輪荷重
ホイール式及びトラック式の機械で,上記質量配分された
質量の各軸荷重を,その軸上にある輪数で除したそれぞれ
の値。
unit load per travel wheel
4135
旋回中心
上部旋回体の旋回運動の中心。
axis of rotation
*4136
最大掘削力
掘削動作時におけるバケット刃先に生じる掘削力の最大
値。
バックホウ,フェースショベルでは,バケットシリンダ
力,アームシリンダ力によって発揮することができる最大
の掘削力で表し,ローディングショベルでは,アームシリ
ンダ力による最大押出し力又はバケットシリンダ力によ
る最大掘削力で表示する。
参考 JIS A 8404参照
maximum digging force
4137
最大持上げ力
ブームシリンダの作動によってバケット刃先に生じる垂
直上向き力の最大値。
参考 JIS A 8404参照
maximum lifting force
4138
設定圧力,
セット圧
所定の作動特性を得るために調整された油圧回路の圧力。 set pressure
4139
最大かじ取り角度
ホイール式及びトラック式の機械で,進行方向に対し操向
輪の方向を変えることができる最大角度。
maximum steering angle
*4140
表小回転半径
ホイール式及びトラック式で,最低速で最大かじ取りを行
ったとき,最外輪の路面との接触面の中心の作る軌跡の半
径,又は本体最外側部の描く軌跡(クリアランスサークル)
(付図22のR1,R2)。
参考 JIS A 8303参照
minimum turning radius
*4141
機械最外側部最小
回転半径
最小回転で走行したときの機械最外側部の最小回転半径
(付図22のRR8)。
参考 JIS A 8303参照
outside machine
clearance radius
*4142
ブレーキ性能
常用ブレーキ,非常ブレーキ及び駐車ブレーキの性能の総
称。
brake performance
14
A 8403-1-1996
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
*4143
かじ取り性能
ホイール式及びトラック式で,かじ取り装置の操向性能。
最小回転半径などで判断される。
steering capacity
4144
前方オーバハング
走行姿勢で前軸から完成機前端までの距離。
front overhang
4145
後方オーバハング
走行姿勢でボギー軸中心(2軸の場合は後軸)から完成機
後端までの距離。
rear overhang
4146
操作力
操作レバー,操作ペダルなどで操作する場合に必要なレバ
ー引張力,ペダル踏力など。
operating physical force
4147
視界
運転視野の範囲。
visibility
4148
騒音レベル
無負荷エンジン最高回転時,負荷作業時などにおける機械
の周囲騒音,キャブ内騒音などを騒音計を用いて計測表示
した値。
noise level
4149
(地盤の)振動レベ
ル
エンジン最高回転で,作業装置を定められた条件で急激に
操作したとき,周囲の地盤を伝搬する地盤振動を振動レベ
ル計で計測表示した値。
vibration level
4150
作業寸法
作業装置によって作業できる範囲を示す限界寸法。例えば
最大掘削深さなど。
working dimension
(b) 本体
番号
用語
定義
対応英語(参考)
*4201
本体全長
上部旋回体と下部走行体を合わせた本体の全長(付図23
〜25のL1)。
overall length of base
machine
*4202
本体全幅
本体の両外側間の距離。アウトリガのあるものは収納時全
幅及び張出し時全幅の両方(付図23のW1,付図24及び
25のW12)。
overall width of base
machine,
overall width including
outriggers and
supporting plates
*4203
本体全高
基準地表面からキャブ最高部までの高さ(付図23〜25の
H1)。
overall height of base
machine
*4204
ハウス高さ
基準地表面からキャブを除いたハウス又は建屋までの高
さ(付図23〜25のH3)。
height of house
*4205
キャブ全長
キャブの前後端間の水平距離(付図23〜25のL19)。
cab overall length
*4206
キャブ幅
キャブ両側壁の外側寸法(付図23〜25のW19)。
cab width overall
*4207
キャブ高さ
上部旋回体の床面からキャブ最高部までの高さ(付図23
〜25のH24)。
cab height
*4208
上部旋回体全幅
上部旋回体の両外側端の距離(付図23〜25のW17)。
upper structure overall
width
4209
運転室最小空間
安全,かつ自在な運転操作をするために必要なキャブ内の
り(法)の最小寸法。
cab minimum space
4210
シートインデック
スポイント,
SIP
キャブ内空間,操縦装置などのオペレータとの関係位置を
数値で示すときに用いる運転席の基準点。
seat index point
*4211
旋回体後端距離
旋回中心から旋回体後端までの水平距離(付図23〜25の
L16)。
upper structure rear most
distance from axis of
rotation
*4212
後端旋回半径
旋回体後部の旋回時の最大半径(付図23〜25のR4)。
swing radius
*4213
旋回中心から輸送
姿勢時の機械最前
端までの距離
旋回中心から輸送姿勢時における機械の最前端までの水
平距離(付図19のLL16)。
front distance to axle of
rotation at shipping
condition
15
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
*4214
旋回中心から旋回
体最右端までの距
離
旋回中心から旋回体最右端までの水平距離(付図23〜25
のW18)。
right side upper structure
distance from axis of
rotation
*4215
旋回体後部下端高
さ
基準地表面から旋回体後部下端までの高さ(付図23〜25
のH26)。
clearance height under
upper structure
*4216
クローラ全長
所定の張りに調整されたクローラベルトの前後端間の水
平距離(付図23のL14)。
crawler overall length,
track length
*4217
タンブラ中心距離
起動輪の中心と遊動輪の中心との間の水平距離(付図23
のL2)。
crawler base,
tumblerdcenter distance
*4218
旋回中心から起動
輪までの距離
旋回中心から起動輪中心までの水平距離(付図23のR15)。 sprocket axis to axis of
rotation
*4219
クローラ中心距離
左右のクローラの中心間の水平距離(付図23のW21)。
track gauge
*4220
クローラ拡張中心
距離
左右のクローラベルトが拡張できるもので最大に拡張し
たときのクローラ中心距離(付図23のW21')。
extended track gauge
*4221
クローラ全幅
左右のクローラの両外側端間の水平距離(付図23の
W16)。
undercarriage overall
width
*4222
クローラ高さ
クローラ全長の中央部における基準地表面からグローサ
上端までの垂直距離(付図23のH25)。
crawler tracks height
*4223
クローラシュー幅
クローラシューの幅(付図23のW4)。
track shoe width
*4224
グローサ高さ
基準地表面からグローサ先端までの垂直距離(付図23の
H5)。
grouser height
*4225
最低地上高さ
下部走行体の中心から,左右にクローラ中心距離又は輪距
の各25%以内における最も低い部分の基準地表面からの
高さ(付図23〜25のH4)。
ground clearance of
undercarriage
4226
キャリヤ旋回体ク
リアランス
上部旋回体とキャリヤとの間の最小クリアランス(付図
24及び25のX)。
minimum clearance
between
upper-structure and
chassis
*4227
キャリヤ全長
キャリヤの全長(付図24及び25のL17)。
undercarriage overall
length
*4228
キャリヤ全幅
アウトリガを収納したときのキャリヤの最大幅(付図24
及び25のWW13)。
overall width including
outriggers at road
travelling position
*4229
軸距
前後の車軸の中心間の水平距離。3軸あるものは,前軸と
中軸の間を第一軸距,中軸と後軸の間を第二軸距という。
同様に4軸あるものは更に第三軸距という。
また,3軸以上あるものの第1軸から最後端までの軸距
を最遠軸距という。ボギー軸の場合は,前軸とボギー軸の
中心位置との水平距離をいう(付図24及び25のL3,H''
及びH''')。
wheel base
4230
ボギー軸距
ボギーの2軸中心間の水平距離(付図25のH''')。
distance between centre
of bogie
*4231
アウトリガ張出し
中心距離
アウトリガを最大に張り出した場合の左右アウトリガフ
ロートの中心間水平距離(付図24及び25のWW13)。
width of pad centre
outrigger extended
*4232
旋回中心から機械
最前端までの距離
ホイール式油圧ショベルの走行姿勢における旋回中心か
ら機械の最前端までの水平距離(付図20のLL11)。
front distance to axis of
rotation
*4233
ハンドル中心から
機械最前端までの
距離
ホイール式油圧ショベルの操向ハンドルの中心から走行
姿勢における機械の最前端までの水平距離(付図20の
LL12)。
front distance to steering
wheel centre
16
A 8403-1-1996
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
*4234
前輪軸から前方ア
ウトリガ中心まで
の距離
ホイール式油圧ショベルの前輪軸中心から前方アウトリ
ガ中心までの水平距離(付図20のLL13)。
front pad centre to front
axle
*4235
後輪軸から後方ア
ウトリガ中心まで
の距離
ホイール式油圧ショベルの後輪軸中心から後方アウトリ
ガ中心までの水平距離(付図20のLL14)。
rear pad centre to rear
axle
*4236
輪距
左右タイヤ踏面の路面との接触面の中心間の水平距離。複
輪の場合は複輪間隔中心間の水平距離。
前,後の輪距が異なる場合は,輪距(前),輪距(後)
という(付図24及び25のW3)。
tread
*4237
キャリヤ後軸位置
旋回中心からボギー軸中心(2軸の場合は後軸)までの水
平距離(付図24及び25のL18)。
rear axle to axle of
rotation
4238
キャリヤ前方オー
バハング
前軸中心からキャリヤ最前部までの水平距離(付図24及
び25のV)。
front overhang of chassis
4239
キャリヤ後方オー
バハング
ボギー軸中心(2軸の場合は後軸)からキャリヤ後端まで
の水平距離(付図24〜25のU)。
rear overhang of chassis
4240
後方オーバハング
走行姿勢でボギー軸中心(2軸の場合は後軸)から,完成
機後端までの水平距離(付図24及び25のW)。
rear overhang
(c) 作業装置及び作業寸法
番号
用語
定義
対応英語(参考)
4301
ブーム長さ
ブームフートピン中心からアームヒンジピン中心までの
距離(付図26〜28のA)。
boom length
4302
アーム長さ
バケットヒンジピン中心からアームヒンジピン中心まで
の距離(付図26〜28のB)。
arm length
4303
バケットリスト半
径
バケットヒンジピン中心からバケットつめ先端までの距
離(付図26及び27のD)。
bucket wrist radius
4304
バケットリスト角
度
バケットシリンダの作動によるバケットの回転角度の最
大値(付図26及び27のα)。
bucket wrist angle
4305
バケット質量
バケット本体質量に製造業者が指定する切刃,つめなどの
質量を加えた質量。
bucket mass
4306
バケット幅
バケットリップ幅の外側寸法。
サイドカッタを付けたときはサイドカッタの外側寸法。
outside width of bucket
4307
バケット平均内幅
バケット内側側面の図心位置における内幅。
average inside width of
bucket
4308
バケット上縁角度
クラムシェルバケットのシェル側面の上縁が水平面とな
す角度。
upper edge angle of
clamshell bucket
*4309
バケット開口幅
ローディングショベルのボトムダンプバケット及びクラ
ムシェルバケットで,バケットを最大に開いたときの開口
幅[付図28(3)のA,付図29のWW10]。
width of open grab
*4310
バケット開口高さ
クラムシェルでバケットを最大に開いたときのバケット
取付けピン中心からつめ先端までの高さ(付図29の
HH32)。
height of open grab
*4311
バケット閉口幅
クラムシェルでバケットを閉じたときの両シェルの外側
寸法(付図29のWW9)。
width of closed grab
*4312
バケット閉口高さ
クラムシェルでバケットを閉じたときバケット取付けピ
ン中心からバケット最下端までの高さ(付図29のHH31)。
height of closed grab
17
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
4313
バケット最大オフ
セット量
オフセットブーム付き又はスイングブーム付き油圧ショ
ベルでバケットを左右各最大にオフセットし,バケットつ
め先端を地面上に接したときのバケット中心線と下部走
行体中心線との間の最大水平距離(付図26のV及びVʼ)。
Offset distance of bucket
4314
ブームスイング角
度
上部旋回体に対し,ブームを左右にスイングできる各最大
角度(付図26のβ及びβ')。
Boom swing angle
4315
ブームスイングピ
ボット偏心量
ブームスイング式ショベルで,スイングピボット中心と下
部走行体中心との偏心量(付図26のX)。
Eccentric quantity of
boom swing pivot
*4316
最大掘削半径
バケットつめ先端を水平方向に最も押し出したときの旋
回中心からバケットつめ先端までの水平距離のうちの最
大値(付図26〜29のRR1)。
Maximum reach
*4317
最大掘削深さ
バケットつめ先端を最低の位置にした場合の基準地表面
からバケットつめ先端までの深さ(付図26〜29のHH24)。
Maximum digging depth
*4318
最大掘削深さ時半
径
最大掘削深さ時の旋回中心からバケットつめ先端までの
水平距離(付図26及び29のRR3)。
Reach at maximum
digging depth
*4319
最大垂直掘削深さ
バケット底面を垂直壁面に沿って掘る場合の最も深く掘
れる基準地表面からの深さ(付図26のHH25)。
Maximum vertical
digging depth
*4320
2.5m水平掘削可能
の最大掘削深さ
2.5mの水平掘削可能な最大掘削時の基準地表面からバケ
ットつめ先端までの深さ(付図26のHH26)。
Maximum digging depth
at 2.5m floor length
*4321
最大掘削高さ
バケットつめ先端を最高の位置にしたときの基準地表面
からバケットつめ先端までの高さ(付図26〜28のHH20)。
Maximum height of
cutting edge
*4322
最大掘削高さ時半
径
最大掘削高さ時の旋回中心からバケットつめ先端までの
水平距離(付図26〜28のRR6)。
Reach at maximum
height
*4323
最大ダンプ高さ
ダンプ可能状態のうちのバケット最高位置で,ダンプ動作
を行った場合にバケットつめ先端が描く軌跡の基準地表
面からの高さ。ボトムダンプ式バケットの場合は,開いた
バケットのリヤバケット下端までの高さ(付図26のHH23,
付図27のHH27,付図28のHH23又はHH27)。
参考 JIS A 8404参照。
Maximum dumping
height
*4324
最大ダンプ高さ時
半径
最大ダンプ高さ時の旋回中心からバケットつめ先端まで
の水平距離。ただし,ボトムダンプ式バケットの場合は,
リヤバケットの下端までの水平距離(付図26のRR6,付
図27及び28のJ及びJʼ)。
Reach at maximum
dumping height
*4325
最大バケットヒン
ジピン高さ
最大ダンプ高さ時のバケットヒンジピンの基準地表面か
らの高さ(付図26〜28のHH21)。
Maximum bucket hinge
pin height
4326
最小ダンプ高さ
ブームを最大に上昇させ,アームを垂直にしてバケットを
ダンプさせたとき,バケットつめ先端が描く軌跡の基準地
表面からの高さ(付図26のR)。
Minimum dumping
height
*4327
床面最大掘削半径
バケットつめ先端を最も押し出した状態で,つめ先端を接
地させたときのつめ先端の旋回中心からの水平距離(付図
26〜29のRR2)。
maximum reach at
ground reference plane
*4328
床面最小掘削半径
バケットつめ先端を最も引き込んだ状態で,つめ先端を接
地させたときのつめ先端の旋回中心からの水平距離(付図
27及び28のRR4)。
minimum reach at
ground reference plane
4329
床面仕上げ最大半
径
バケットを最も押し出した状態で,バケット底部を接地さ
せたときのつめ先端の旋回中心からの水平距離(付図27
及び28のP)。
maximum level floor
radius
*4330
床面仕上げ最小半
径
バケットを最も引き込んだ状態で,バケット底部を接地さ
せたときのつめ先端の旋回中心からの水平距離(付図26,
27及び28のRR7)。
minimum level floor
radius
18
A 8403-1-1996
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
*4331
床面水平作業距離
バケット底部を接地させた状態で,バケットつめ先端の最
近位置から最遠位置までの水平距離(付図27及び28の
LL15)。
length of level floor cut
4332
床面仕上げ最大半
径時チルト角
フェースショベル,ローディングショベルにおける床面仕
上げ最大半径の位置で,バケットつめを上方に最大限回転
させたときのバケット底部の水平面とのなす角度(付図
28のα)。
tilting angle at maximum
level floor radius
4333
フロント最小旋回
半径
バケットが隣接部分と干渉しない範囲で,作業装置を最も
引き込んだ状態における作業装置最外側の旋回中心から
の水平距離(付図26及び29のT,付図27のR)。
minimum radius of
equipment and
attachment
4334
オフセット時フロ
ント最小旋回半径
オフセットブーム付き又はスイングブーム付き油圧ショ
ベルで,バケットを左右各最大にオフセットしたときのフ
ロント最小旋回半径。
minimum radius of
equipment at
maximum front offset
4335
フロント最小旋回
半径時全高
フロント最小旋回半径時における作業装置最上端の基準
地表面からの高さ(付図26及び29のU,付図27のT)。
overall height at
minimum radius of
equipment and
attachment
4336
作業半径
バケットフック中心,オーガスクリュ中心,リフティング
マグネット中心などの旋回中心からの水平距離。
operating radius
*4337
クラムシェル最大
ダンプ始め高さ
クラムシェルバケットをダンプ始め状態としたときの,基
準地表面からバケットつめ先端までの最大高さ(付図29
のHH21)。
maximum bucket loading
clearance
*4338
クラムシェル最大
ダンプ終り高さ
クラムシェルバケットをダンプ終り状態としたときの,基
準地表面からバケットつめ先端までの最大高さ(付図29
のHH20)。
maximum height of
bucket opening
*4339
クラムシェル最大
ダンプ高さ時作業
半径
クラムシェルバケットで,最大ダンプ高さ時の,旋回中心
からバケット中心までの水平距離(付図29のRR5)。
operating radius at
maximum loading
clearance
*4340
クラムシェル最大
ダンプ高さ時掘削
半径
クラムシェルバケットで,最大ダンプ終り高さ時の,旋回
中心からバケット前方側のつめ先端までの最大距離(付図
29のRR6)。
cutting radius at
maximum height of
bucket opening
4341
総揚程
クラムシェルバケットの上下方向に移動できる全体の高
さ(付図29のR)。
total lift
*4342
ブレード寸法
ブレード本体の最大幅及びブレードを基準地表面上に降
ろしたときの最大高さ(付図30のWW1及びHH1)。
blade dimension
4343
ブレード刃先角度
ブレードを基準地表面上に降ろしたとき,ブレード前面下
端の接線と基準地表面とのなす角度(付図30のα)。
cutting angle
4344
ブレード取付け水
平距離
チルティング及びアンダリングしない状態で,ブレードを
基準地表面に降ろしたときの,旋回中心からブレード中央
部前縁の接地点までの水平距離(付図30のC)。
distance between the
front end of blade and
the axis of rotation
*4345
ブレード最大上昇
量
チルティング及びアンダリングしない状態で,ブレードを
最高の位置にしたときの,基準地表面からブレード中央部
におけるブレード下端までの高さ(付図30のHH2)。
blade maximum lifting
*4346
ブレード最大下降
量
チルティング及びアンダリングしない状態で,ブレードを
最低の位置にしたときの,基準地表面からブレード中央部
におけるブレード下端までの深さ(付図30のHH3)。
blade maximum
lowering
4347
ブレードアプロー
チ角度
最大上昇量のときのブレード下端を通り,左右遊動輪下端
側のシューグローサ又はラグの先端に接する平面が,基準
地表面となす角(付図30のγ)。
blade approach angle
19
A 8403-1-1996
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
4348
ブレードチルト角
最大チルト状態で,ブレード下端の一端を接地したときの
他端の高さ(付図30のF)。
blade maximum tilting
4349
ブレードアングル
角
ストレート状態から左右にアンダリングできる最大角度
(付図30のβ)。
blade maximum angling
4350
オーガスクリュ長
さ
アースオーガのスクリュ部分の長さ。
length of auger screw
4351
最大掘削深度
アースオーガなどで,掘削できるあな(孔)の基準地表面
からの最大深さ。
maximum cutting depth
4352
最大掘削口径
アースオーガなどで,掘削できるあな(孔)の最大直径。 maximum cutting
diameter
(5) その他
番号
用語
定義
対応英語(参考)
5001
運転質量状態
運転質量の状態。
operating condition
5002
走行姿勢
作業装置を,その種類ごとに指定された状態とし,また,
アウトリガなどを収納することによって,一般に最外側寸
法を最小限にし,最も走行に支障を来さないようにした姿
勢(付図20)。
travelling condition
5003
輸送姿勢
トラックなどによって油圧ショベルを輸送するために,最
も重心が低く,かつ,外径寸法を小さくするようにした姿
勢。
大形機などでは,作業装置,キャブ,ハウスなどを取り除
いた状態でいう場合もある(付図19)。
shipping condition
5004
転倒状態
作業装置に大きな負荷をかけたとき油圧ショベルの重心
が転倒支線に近づいた状態。
鉄クローラ式では,ブームがクローラと平行であるとき,
荷重に対してタンブラ中心距離の31のクローラベルトが
床面を離れた状態,又はブームがクローラと直角であると
き,荷重に対して下部ローラが床面に残るクローラのトラ
ックリンクの踏面からクローラ中心距離の2%の高さに離
れた状態とする。
ゴムクローラ式では,ブームがクローラと平行であると
き,遊動輪側又は起動輪側のシュー下面が床面からタンブ
ラ中心距離の2%の高さに離れた状態,又はブームがクロ
ーラと直角であるとき,シューの下面が床面からクローラ
中心距離の2%の高さに離れた状態とする。
ホイール式及びトラック式では,転倒支線に含まれないタ
イヤが接地面を離れたとき又はアウトリガを使用すると
きはアウトリガボックスがアウトリガ支点間距離の2%だ
け地上高さを増したときとする。
参考 JIS A 8402参照。
tipping (load) condition
5005
荷重表
つり荷作業を行う場合の各作業半径(又はつり具の各位
置)に対応した各つり上げ荷重を表示又は図示したもの。
object handling capacity
table
5006
ダンプ始め状態
土砂を放出するときの始めの姿勢で,バケット上縁部が水
平の状態。
クラムシェルバケットやボトムダンプ式バケットでは,
バケット閉の状態。
condition of dump
beginning
20
A 8403-1-1996
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
番号
用語
定義
対応英語(参考)
5007
ダンプ終り状態
土砂を放出し終った姿勢で,バケットを最大にダンプさせ
た状態及びボトムダンプバケットやクラムシェルバケッ
トでは最大に開いた状態。ただし,フェースショベル及び
ローディングショベル(チルトダンプ式)では,バケット
底部が水平線に対して45度下方に傾いた状態。
condition of dump
ending
21
A 8403-1-1996
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図1 油圧ショベル
付図2 ミニショベル
付図3 超小旋回形油圧ショベル
付図4 クローラ式油圧ショベル
付図5 ホイール式油圧ショベル
付図6 トラック式油圧ショベル
22
A 8403-1-1996
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図7 バックホウ
付図8 フェースショベル
付図9 ローディングショベル
付図10 クラムシェル
付図11 オフセットブーム
23
A 8403-1-1996
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図12 スイングブーム
付図13 ハイリフト解体機(油圧圧砕機付)
付図14 油圧ブレーカ
付図15 油圧バイブロ
24
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図16 アースオーガ
付図17 木材グラップル
付図18 リフティングマグネット
25
A 8403-1-1996
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図19 クローラ式油圧ショベルの輸送姿勢
付図20 ホイール式油圧ショベルの走行姿勢
26
A 8403-1-1996
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図21 転倒支線(クローラ式及びホイール式)
付図22 最小回転半径及びクリアランスサークル(ホイール式)
付図23 本体寸法(クローラ式)
27
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図24 本体寸法(ホイール式)
付図25 本体寸法(トラック式)
28
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図26 バックホウアタッチメント作業寸法
29
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付図27 フェースショベル作業寸法
30
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図28 ローディングショベルアタッチメント作業寸法
31
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
32
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図29 クラムシェルアタッチメント作業寸法
33
A 8403-1-1996
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
34
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図30 ブレード作業寸法
35
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図31 油圧ショベルの本体
36
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図32 バックホウアタッチメント
付図33 一体形ブーム
37
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図34 2ピースブーム
38
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図35 スイング式ブーム
39
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図36 フック
40
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図37 荷役装置
41
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図38 ホウバケット
付図39 エジェクタ付バケット
42
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図40 ディッチクリーニングバケット
付図41 てい形バケット
43
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図42 クラムシェルバケット
付図43 マルチクローグラブ
44
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図44 フェースショベルアタッチメント
付図45 フェースショベルバケット
45
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
付図46 ボトムダンプバケット
付図47 伸縮ブーム式ショベルアタッチメント
46
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付図48 アウトリガ及びドーザブレード
47
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附属書 油圧ショベルの仕様項目−SI単位(例示)
1. エンジン(仕様性能)
製造業者名及び形式
圧縮着火(ディーゼル)又は火花点火
サイクル形式(2又は4ストローク)
無過給,機械式強制過給又はターボチャージ
シリンダ数
内径
行程
総行程容積
冷却系統(空冷又は水冷)
燃料の種類
エンジン出力(ネット):
( min-1において)
最大トルク
( min-1において)
始動電動機
電気系統
V
2. 油圧系統
ポンプ 形式
ポンプ数
調整システム
最大ポンプ吐出量
最小ポンプ吐出量
作業回路圧力
シリンダ(数及び寸法)
3. 系統別流体容量
燃料タンク
油圧系統
油タンク
冷却系統
エンジンクランクケース
終減速機
ポンプ駆動
旋回駆動
48
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
4. ろ(濾)過器系統
5. クローラ式
5.1
クローラ
形式
寸法
接地面積(計算方法)
シューの数(左右)
キャリヤローラの数(左右)
トラックローラの数(左右)
5.2
ブレーキ系統
6. ホイール式
6.1
変速機
6.2
駆動軸(仕様形式)
例示
ハイドロスタティック
4輪駆動
揺動軸
遊星式終減速機
6.3
かじ取り装置(仕様形式)
例示
ブースト式,手動式,油圧式
非常かじ取り装置
回転半径
6.4
ブレーキ
6.4.1
常用ブレーキ(仕様形式)
例示
ドラム,ディスク
空圧式,油圧式,空圧・油圧併用式,機械式
6.4.2
非常ブレーキ
形式
作動系統
6.4.3
駐車ブレーキ
形式
作動系統
6.5
タイヤ
サイズ及び形式
プライ数
リムサイズ
49
A 8403-1-1996
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
7. 運転質量
8. 出荷質量
関連規格 JIS A 8303 車輪式建設機械の回転半径測定方法
JIS A 8402 油圧ショベルの性能試験方法
JIS A 8404 油圧ショベルの仕様書様式
JIS D 0006 建設機械用ディーゼルエンジンの仕様書様式及び性能試験方法
JIS原案作成委員会 構成表
(1) 本委員会
氏名
所属
(委員長)
藤 本 義 二
株式会社エミック
藤 野 達 夫
通商産業省機械情報産業局
天 野 徹
工業技術院標準部
西 本 徳 生
労働省労働基準局安全衛生部
今 岡 亮 司
建設省建設経済局
吉 田 正
建設省土木研究所材料施工部
石 原 晴 美
建設省建設大学校建設部
永 盛 峰 雄
千葉工業大学
杉 山 庸 夫
社団法人日本建設機械化協会
倉 田 恒 三
マルマ重車輌株式会社
杉 本 豊
株式会社小松製作所技術本部
吉 田 雄 彦
三菱重工業株式会社相模原製作所
小 栗 匡 一
新キャタピラー三菱株式会社技術部
服 部 士 朗
小松メック株式会社技術管理室
矢 仲 哲太郎
株式会社神戸製鋼所建設・汎用機械本部
渡 辺 正
日立建機株式会社CS本部
北 崎 誠
東洋運搬機株式会社竜ケ崎工場
杉 山 篤
水資源開発公団第一工務部
小 室 一 夫
西松建設株式会社平塚製作所
根 尾 紘 一
株式会社熊谷組工事総合本部機材部
水 口 弘
株式会社大林組東京本社機械部
山 岸 宏 充
大成建設株式会社安全・機材本部機械部
木 村 隆 一
鹿島建設株式会社土木技術本部
高 野 漠
日本鋪道株式会社
野 村 昌 弘
国土開発工業株式会社
(事務局)
川 合 雄 二
社団法人日本建設機械化協会
大 橋 秀 夫
社団法人日本建設機械化協会
(2) 分科会
氏名
所属
(分科会長)
渡 辺 正
日立建機株式会社CS本部
菅 俊 和
建設省建設経済局
稲 垣 孝
建設省関東地方建設局
能 勢 博 文
石川島建機株式会社
都 築 文 雄
株式会社加藤製作所
大 関 雅 彦
カヤバ工業株式会社
佐 藤 文 紀
株式会社クボタ
松 田 光 範
株式会社小松製作所
50
A 8403-1-1996
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
氏名
所属
田 中 三 郎
新キャタピラー三菱株式会社
伊 藤 茂 晴
住友建機株式会社
戸 田 登
北越工業株式会社
鶴 丸 英 雄
ヤンマーディーゼル株式会社
田 畑 哲 生
油谷重工業株式会社
中 井 康 孝
株式会社フジタ
(事務局)
川 合 雄 二
社団法人日本建設機械化協会
(文責 渡辺 正)