2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
A 5504-1994
ワイヤラス
Wire laths
1. 適用範囲 この規格は,主として建築のセメントモルタル塗り下地に使用されるワイヤラスについて
規定する。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS G 3532 鉄線
JIS G 3547 亜鉛めっき鉄線
2. 材料 ワイヤラスに用いる鉄線は,JIS G 3532に規定する普通鉄線,なまし鉄線及びJIS G 3547に規
定する亜鉛めっき鉄線とする。
3. 種類 ワイヤラスは,その形状によって,ひし形ラス,甲形ラス及び丸形ラスの3種類に区分する。
平面図
断面図
平面図
断面図
4. 呼び方・寸法・質量 ワイヤラスの呼び方・寸法・質量は,表1のとおりとする。
2
A 5504-1994
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
表1
種類
呼び方
鉄線の径
mm
(番線)
網目
ピッチ
厚さ
1種
2種
質量
M mm
P mm
D mm
幅 W m
長さ L m
幅 W m
長さ L m
kg/m2
ひし形ラス
ひし1238
1.2 (#18)
38
−
10
2.0以上
4.0以上
1.82以上
3.64以上
0.51以上
ひし1232
1.2 (#18)
32
−
9
2.0以上
4.0以上
1.82以上
3.64以上
0.60以上
ひし1225
1.2 (#18)
25
−
9
2.0以上
4.0以上
1.82以上
3.64以上
0.75以上
ひし0932
0.9 (#20)
32
−
9
2.0以上
4.0以上
1.82以上
3.64以上
0.32以上
ひし0925
0.9 (#20)
25
−
9
2.0以上
4.0以上
1.82以上
3.64以上
0.41以上
ひし0920
0.9 (#20)
20
−
6
2.0以上
4.0以上
1.82以上
3.64以上
0.54以上
甲形ラス
甲 1232
1.2 (#18)
32
−
15
2.0以上
4.0以上
1.82以上
3.64以上
0.65以上
甲 1225
1.2 (#18)
25
−
15
2.0以上
4.0以上
1.82以上
3.64以上
0.79以上
丸形ラス
丸 2045
2.0 (#14)
−
45
30
2.0以上
4.0以上
1.82以上
3.64以上
2.03以上
丸 1235
1.2 (#18)
−
35
20
2.0以上
4.0以上
1.82以上
3.64以上
0.84以上
丸 1225
1.2 (#18)
−
25
15
2.0以上
4.0以上
1.82以上
3.64以上
1.36以上
5. 外観 ワイヤラスは,形状が正しく,編みはずれ及び線の切れがあってはならない。
参考 ワイヤラスに用いるステープル(またくぎ)は,原則として参考表1による。
参考表1
種類
径
長さ l
備考(ワイヤラスの種類)
mm
mm
ひし形用
1.8 (#15)
25
ひし1238
1.6 (#16)
18
ひし1232,ひし1225,ひし0932,
ひし0925,ひし0920
甲形用
1.8 (#15)
32
甲1232 甲1225
丸形用
2.3 (#13)
38
丸1235 丸1225
2.3 (#13)
50
丸2045