A 1528 : 1997 (ISO 6443 : 1980)
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2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格 JIS
A 1528 : 1997
(ISO 6443 : 1980)
戸の寸法と直角度の測定方法
Door leaves−Measurement of dimensions
and of defects of squareness
序文 この規格は,1980年第1版として発行されたISO 6443 (Door leaves−Measurement of dimensions and of
defects of squareness) を翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格で
ある。
なお,この規格で下線(点線)を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,開きドアセットの戸の寸法と直角度の測定方法について適用する。
2. 適用分野 この規格は,一般的に平面で剛性のあるすべての開きドアセットの戸に適用する。
3. 原理 戸の寸法と直角度は,次の事項によって評価する。
− 片面についての高さと幅の測定
− 指定された点の厚さの測定
− 四隅の直角からの変位の測定
4. 手順
4.1
高さの測定 高さは,図1に示すように端部から20mm以内にある平行なA−A線及びB−B線に
沿って測る。
4.2
幅の測定 幅は,図1に示すように端部から20mm以内にある平行なC−C線及びD−D線に沿っ
て測る。
4.3
厚さの測定 厚さは,端部から約20mmの位置にある幅の中央点,及び高さの3等分点の6点(図
の①〜⑥参照)について測る。
4.4
直角度の測定 直角度は,戸の四つのすべてのかど部について,直角からの変位を500mmの長さの
腕をもつ直角定規(1)を用いて500mmの位置で測る。
注(1) 腕の長さが違っている場合は,試験報告書に記載する。
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A 1528 : 1997 (ISO 6443 : 1980)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
図1 測定箇所
5. 測定精度及び測定器具
5.1
測定精度 高さ幅は,±0.5mm単位の精度で測定する。厚さと直角からの変位は,±0.1mm単位の
精度で測定する。
5.2
測定器具 高さと幅はJIS B 7512(鋼製巻尺)に規定する1級鋼製巻尺,又はこれと同等以上の精
度をもつものを用いて測定する。厚さと直角からの変位は,JIS B 7507(ノギス)に規定するノギス,又
はこれと同等以上の精度をもつものを用いて測定する。
6. 計算と結果の表示 高さと幅は,最も近いmm単位に丸め,厚さと直角からの変位は,0.1mm単位で
表示する。
7. 試験報告書 試験報告書には,次の事項と結果を記載する。
a) 戸の形式,寸法,形状,構造及び仕上げ,機械装置並びに必要な場合は附属品の適切な詳細
b) 高さの測定値
c) 幅の測定値
d) 厚さの測定値
e) 直角度の測定値
f)
その他必要な詳細のすべて
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A 1528 : 1997 (ISO 6443 : 1980)
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原案作成委員会 構成表
氏名
所属
(委員長)
坂 田 種 男
坂田研究室
富 田 育 男
通商産業省生活産業局
稗 田 祐 史
建設省住宅局
天 野 徹
通商産業省工業技術院
石 井 嘉 昭
建設省大臣官房
勝 野 奉 幸
財団法人建材試験センター
奥 利 江
主婦連合会
中 村 和 夫
社団法人日本建築士事務所協会連合会
中 村 正 實
全国建具組合連合会
滝 川 信
板硝子協会
永 井 順 一
日本住宅パネル工業共同組合
中 島 禎 男
株式会社フジタ
福 富 秀 雄
株式会社ミサワホーム
古 谷 誠 吉
社団法人日本サッシ協会
三 浦 俊 秀
トステム株式会社
山 本 良 平
近畿工業株式会社
広 岡 三五夫
三協アルミニウム工業株式会社
高 橋 利 博
YKKアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
(事務局)
小 沢 祥 浩
社団法人日本サッシ協会